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    元スレ提督「艦娘の目の前で死んでみる」 不知火「これで最後ですね」

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    201 :

    ルパンの銃みたいに旗みたいなのが出てきてドッキリ大成功!とか描いてあったり…

    202 = 90 :


    不知火「ぁ」

    提督「っ、ぁ」ガタッ

    提督「ぁ...」バタンッ

    不知火「あ、あ、あぁ、あぁぁ」

    不知火「司令!しっかりしてください!司令!司令!」バッ

    203 = 90 :


    提督「...っ......」

    不知火「司令!司令!起きてください!司令!しれい!」

    提督「...  」

    不知火「...し、れぃ?」

    提督「」

    204 :

    まあ体温すら下げられるから仮死状態も余裕やろ(震え声)

    205 = 90 :


    憲兵「...よい夢を」バタン

    不知火「そん、な、うそ、うそ、うそですよね、ねえ、しれい」

    不知火「ドッキリって、いってください、おきてください、おきて、ねえ、しれい、おきて」

    不知火「いや、そんなこと、って、いや、うそ、ぁ、あぁぁ」

    不知火「あ、あ、あぁ、ああぁぁ、あぁぁぁぁ...」

    不知火「っぁ」

    206 :

    仮死薬飲んでるんやろ?はよ奥歯で蘇生薬割るんや!(切実)

    207 = 90 :


    不知火「ああああああああああああああああああああああああああ!」

    不知火「うわああああああああああああああああああああああああ!」

    不知火「そんなああああああああ!あああああああああああああああああ!」

    不知火「あああああああああああああああああああああああああああ!」

    不知火「あああああああああ、ああ、あ、あ、あ、あ、あ、あぁぁ...」

    208 = 90 :


    不知火「は、はは、これは、夢なんです、あは、悪い夢、見てるだけ、そう、そう」

    不知火「悪い、夢、だから、あは、は、は、うん、そう、あ、なか、み」

    不知火「はやく、集めないと、あつめ、て、あつめないと、あ、しれい、が」ビチャッ

    不知火「もとに、戻して、悪い、ゆめなんだから、はやく、はやく、さめて、ください」

    209 = 90 :


    不知火「ねえ、おねがい、ですから、うそだって、ドッキリだって、ほら、早くいって」

    不知火「ドッキリ、ドッキリ、あは、ドッキリ、そうよ、そう、そう、そうなの」

    不知火「…あ、あぁぁ、ほら、ほら、ドッキリじゃないですか、ほら、ほら」

    不知火「ふふ、おはようございます、しれい、しれい、しれい、しれい、しれい…」ポロポロ

    210 = 90 :


    「不知火、いるんでしょ、入りたいんだけど」コンコン

    「一応、ここは、あの、あいつの、部屋だから、許可取りたいんだけど」

    「ねえ、聞いてる、もう他の子はみんな、船で運ばれてるわ」

    「残ってるのは、私と不知火の二人だけよ、最後のボートも用意できてる」

    「もう、火の手が回り始めてるわ、早くしないと、間に合わなくなるわよ」

    「状況は、説明したからね、私は、あなたのことをよろしく頼むって言われたから」

    211 = 90 :


    「悲しむのはもう終わりにして、あいつが残してくれた将来に歩きだしましょう」

    「...ほら、入るね、不知火」ガチャッ

    「......」

    不知火「曙、ですか、入る時はノックしてくださいね」

    「なに、してるの」

    212 = 90 :


    不知火「司令と、お喋りしています、何も考えずに、何も、何も」

    不知火「司令、曙が来ましたよ、謝らなくていいんですか、ほら、ほら」

    不知火「ほら、司令、不知火を怒らせないでください、はやく、はやく」

    不知火「ねえ、しれい」

    「......」

    213 = 90 :


    「...いつまで、現実から逃げてるつもりなの」

    不知火「なにを、いってるんですか、不知火は、ただ、ただ」

    「気付いてるくせに、そんなの、あいつも、望んでないわよ」

    不知火「なに、言ってるんですか、ちがう、ちがうの、不知火は、不知火、は」

    「もういいから、ね、不知火」ギュッ

    214 = 90 :


    不知火「っ、あけ、ぼの、不知火は、しらぬいは」

    「知ってる、全部知ってる、本当に、勝手な人、伴侶の目の前で死ぬなんて」

    「でも、それでも、あいつは、クソ提督は、あなたのいる空間で、最期を迎えたかったんでしょうね」

    「死ぬ間際に、好きな人と見つめ合えるなんて、幸せな人、本当に」

    「ねえ、不知火、現実から逃げることは簡単なの、そして、幸せなことなの」

    「でも、それはあいつが最期に遺した言葉も、無かったものにしないといけないの」

    215 = 90 :


    「不知火、思い出して、あいつが最後に伝えたかったこと、あるでしょ」

    不知火「......ありがとう、って」

    不知火「最後に、そう言って、司令、は、司令は、うぅ、ぅあぁぁ...っ」

    「...そっか」

    「あいつからの、伝言を預かってるわ」

    「生きて、って、お前だけでも生きてくれって」

    216 = 90 :


    「最後の願い、叶えてあげなさいよ、秘書艦さん」

    不知火「っぁ、うぅ、あああああぁぁぁ...」

    不知火「は、い、はいっ...いきます、不知火は、生き抜いてみせます...っ」

    不知火「ぜったいに、ぜったいに、いきて、みせますっ、だから、だからぁぁぁ...」

    「...うん、あいつも、きっと、喜んでるわよ」

    不知火「うぅぅ、っぁ、あああぁぁ...っ」

    217 = 90 :


    「最後の挨拶、しときなさいよ」

    不知火「っ、し、れい、しれい、今まで、今まで、お世話に、なりました...」グスッ

    不知火「いつか、不知火が、そちらに行くことになれば」

    不知火「また、おねがい、します、ね...っ」

    不知火「ああああぁぁぁ...うああぁぁぁぁ...!」

    218 = 90 :


    「...いこっか、不知火、ほら、肩貸してあげるから」

    「今だけは、思う存分、泣いていいわよ」

    不知火「うああああぁぁ...しれい、しれい、あああぁぁ...」

    不知火「また、また、いつか、どこかで、お会いできる日を、信じています、からっ」

    不知火「だか、ら、その時まで、さようなら、です」

    不知火「ありがとう、ございました...っ!」バタン

    219 = 90 :


    不知火「あ、ああぁ、ああ、っう、ううぅ…」

    不知火「うあああああああああああああああああああああん!」

    「よしよし、不知火、よく頑張ったわね」

    不知火「うあああああぁぁぁぁ.........!」

    220 = 90 :


    【 Bad Epilogue 】


    足柄「今日の授業は、反逆行為と処分、その歴史ね」

    「上層司令部に叛逆をすると、どうなるんだい」

    足柄「基本的には解体処分として除籍されるわ」

    「基本的にってことは、例外があったの?」

    足柄「ええ、練度の高い艦娘は捕縛が難しいからね、その場での射殺が許可されてるの」

    「しゃ、射殺ってホント...?」

    221 = 90 :


    足柄「安心なさい、よっぽどの例外よ、今までで一例しかないわ」

    「だ、誰がそんなことしたのですか」

    足柄「さあ、機密情報だからあまり詳しいことは知らないけれど」

    「知らないけれど...?」

    足柄「大本営を襲撃した艦娘がいたそうよ、何を思ってかは知らないけれどね」

    足柄「確か、陽炎型の二番艦が、射殺されたと聞いてるわ、さあ、次のページに移って」

    222 :

    うわぁ…不知火…

    223 = 98 :

    救われねぇ...

    224 :

    グッドエピローグもあるんですよね?ね?

    225 :

    ありきたりでもやっぱりハッピーエンドが欲しいです!!

    226 :

    これほどまでに慕われてるのが死ぬなら、弔い合戦仕掛けるのもいるわなぁ

    227 :

    お、続きやんけ!やったぜ。と思って来たら
    え、なにこの雰囲気は……

    228 = 90 :


    【 Epilogue 】

    大本営『敵艦接近の報あり、総鑑、全兵力を以て撃つべし』

    不知火「...ようやく、ですね」

    不知火(あれから二年、歴史は繰り返されることなく、状況は好転しました)

    不知火(耐えて、耐えて、耐え抜いて掴んだ、人類の生きる道です)

    不知火(数多くの悲しみを乗り越えた先に、ようやく見えた光です)

    229 :

    不知火が救われないな
    こんなに慕われている提督は素晴らしい
    E6で道中大破する度にイライラして叫んでいる俺ではここまでは慕われていないだろう

    230 = 90 :


    不知火(最早、深海棲艦は風前の灯火、恐らく、次の戦闘が最後となるでしょう)

    不知火(不知火は、艦娘として最前線に立ち続けています)

    不知火(他のみんなは、本土で、普通の女の子としての人生を過ごしています)

    不知火(あの憲兵の手引きもあって、提督の旧友である方が総司令を担っている鎮守府に移り、そして)

    不知火(あの鎮守府最後の艦娘として、この海を守り続けています)

    231 = 90 :


    不知火(もちろん、大本営の歯車を構成することに、最初は強く憎悪を覚えました)

    不知火(何度、反旗を翻そうかと思ったか数えきれません、もしかしたら、そんな世界もあったかもしれません)

    不知火(そんな時、不知火はいつも司令の言葉を思い出していました)

    不知火(みんなを頼んだぞと、司令が下した、最後の命令です)

    不知火(艦娘から普通の女の子に戻った仲間達も、この戦闘が続く限り、常に危険に晒され続けます)

    不知火(不知火は、あの鎮守府の秘書艦として、そして、司令の命令として)

    不知火(大事な仲間達を、そして、司令が愛していたこの海を守らなければいけません)

    232 = 90 :


    不知火(何度、自殺しようと思ったか、何度、絶望に打ちひしがれたか分かりません)

    不知火(そのたびに、不知火を救ってくれた、過去の仲間達)

    不知火(今度は、不知火が彼女達を救う番です)

    不知火(司令、見ていてください、あなたの愛した海を、艦娘たちを、守ってみせます)

    233 = 90 :


    不知火「あちらの世界では、うんと労ってもらいますよ、本当に」

    大本営『各員出撃準備よし、抜錨せよ』

    不知火「不知火の落ち度ない成長ぶり、ご覧くださいね、司令、では」スゥ

    不知火「水雷戦たん、出撃します!」



    おしまい

    234 :

    水雷戦たん……?

    235 :

    乙乙
    ドッキリが伏線とは思ってたが、こういう展開になるとはね
    そして相変わらず滑舌悪いぬいぬいかわいい

    236 = 224 :

    憲兵の粋な計らいによるグッドエピローグはなしか……
    最後は提督がドッキリくらっても良かったような

    237 = 226 :

    水雷戦たんネタは不知火のボイス聞けばわかる

    238 = 90 :

    この三日間、そして2カ月間、最後までお付き合いしていただき、本当にありがとうございました
    言葉では言い表せないほどの感謝でいっぱいです、また皆様の前に現れることがあれば、よろしくお願いいたします

    それでは、お疲れ様です、失礼します

    240 :

    >>236
    バッド→ノーマル→ハッピー→グランドフィナーレって順番がお約束だろ(エロゲ脳)

    241 = 86 :

    乙ん
    面白かった
    もうちょい救いがあるグッドが欲しかった気もするが、
    読み返すと伏線結構あったからこういう方向に行くのも当然か

    242 = 227 :

    ……救われなかったな、不知火
    可哀想と思う反面これが戦場の現実なんだろうかと思うと、例えゲームでも自分の艦娘達には優しくしたいと強く思った

    せめて、提督の魂がいつまでも不知火を見守り続けてます様に

    243 = 110 :


    突然悪趣味に目覚めたわけではなく、処刑の予行演習だったのか

    「提督は処刑。ただし直後の火災の為、遺体は確認できず」で逃げられなかったのかな…
    軍人にあるまじき行為だが

    244 :


    瑞鳳をどうやって説得したのだろう....

    245 :


    づほのその後だけが気になるがまあ良かった

    246 = 234 :


    づほとか時雨とか精神崩壊してそう……

    247 = 175 :

    乙でした
    提督の言葉と元艦娘となった仲間達を
    最後まで守り通したであろう不知火を
    エピローグで見れてホッとしたわ

    良いSSを、どうもありがとう。

    248 = 110 :

    >>246
    その為に記憶を消す処置があるんだよ…
    時雨はジャーナリストに転向して大本営の怠慢や横暴を糾弾してそうだけど
    白いスーツを着て


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