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元スレ垣根「何処だここ?」漣「初めまして、ご主人様!」
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垣根「……ククク、良いぜ……やってやるよ…!」
陽炎「え?」
垣根「この俺をコケにしたこと、ぜってぇ後悔させてやるよ……!」
グシャ
垣根「ぶち殺す」
垣根「俺の全てを持ってぶち殺す!!」
陽炎「ヒッ…!?」
黒潮「あかん…怖いわあれ…!」
大潮「あわわわわ!!」
陽炎「え?」
垣根「この俺をコケにしたこと、ぜってぇ後悔させてやるよ……!」
グシャ
垣根「ぶち殺す」
垣根「俺の全てを持ってぶち殺す!!」
陽炎「ヒッ…!?」
黒潮「あかん…怖いわあれ…!」
大潮「あわわわわ!!」
夕方
【執務室】
漣「……で、お昼からずっと山狩りしていたと?」
垣根「裏山に隠れていると思って探していたんだが、これがなかなか見つからなくてな」
漣「はぁ、垣根さんが顔を汚してまで探してたんですから、よっぽど隠れるのが上手い人なんですねその乗っ取った人は」
垣根「…まさか俺の未元物質の各種レーダーでも見つからねぇとは思わなかったからよ」
垣根「イライラして地面掘っちまったわ…」
漣「私としてはここの窓からでもわかるほど山の側面に大きな穴を開けるのを掘るというのに驚きですけどね…」
【執務室】
漣「……で、お昼からずっと山狩りしていたと?」
垣根「裏山に隠れていると思って探していたんだが、これがなかなか見つからなくてな」
漣「はぁ、垣根さんが顔を汚してまで探してたんですから、よっぽど隠れるのが上手い人なんですねその乗っ取った人は」
垣根「…まさか俺の未元物質の各種レーダーでも見つからねぇとは思わなかったからよ」
垣根「イライラして地面掘っちまったわ…」
漣「私としてはここの窓からでもわかるほど山の側面に大きな穴を開けるのを掘るというのに驚きですけどね…」
うわどうしよう…シリアスにしたくて書いたけど…なんか色々抜けてる気がして…
書き辛いです。
書き辛いです。
読んでる限りシリアスの序盤だから
若干の笑いありで今がちょうどいいぐらいだと思います
ここからどんどんシリアスが増していくんですね・・・
若干の笑いありで今がちょうどいいぐらいだと思います
ここからどんどんシリアスが増していくんですね・・・
今テンポよくて読みやすいし
ちょうどいいと思う
垣根さんのテンションと勢いが常に高いせいで
シリアスかと言われたら
あまりそんな感じがしないけど
ちょうどいいと思う
垣根さんのテンションと勢いが常に高いせいで
シリアスかと言われたら
あまりそんな感じがしないけど
垣根「クソ、どこに行きやがった野郎は…」
漣「…珍しいですね、垣根さんがそんなに焦るなんて」
垣根「焦ってるわけじゃねぇよ、ただ気にくわねぇんだよ…」
垣根「この第2位を手玉に取って何処かで踏ん反り返ってる野郎の事を思うと、本当にイライラして仕方ねぇ」
垣根「この俺を縛るものなんてそれこそねぇってのによぉ、野郎は俺を縛り付けてるんだ」
垣根「俺は実質第1位だ…それこそ世界中と戦争起こしたってお釣りが返ってくる程に余裕で勝てる存在になった」
垣根「なのに……!」
漣「垣根さん……」
皆さん本当にありがとうございます。
自分今度こそエタらない様に頑張ります!
自分今度こそエタらない様に頑張ります!
漣(私は垣根さんのことをよく知らないし、まだ出会って1週間も経ってない…)
漣(垣根さんはいつだって1人で考えて、全てを倒してしまう。それこそ孤高で最強なんだと思う…)
漣(前の世界での垣根さんを知らないけど…おそらくそう考えたまま死んじゃったんだと思う)
漣(でもこの人は、本質のところは多分…きっと…)
漣「…ねぇ垣根さん、今日の執務はここまでにして、皆さんでお食事を取りましょうよ!」
垣根「は?何言ってんだお前?」
漣「だーかーらー!こうゆう時は交友を深めるのが1番ですって!」
漣「昨日だって新顔の方達とあまり会話してないですし」
漣「それに皆さんももっと垣根さんのことを知りたいと思っているはずです!!」
垣根「…ハッ!今俺がイライラしてるって時に交友だぁ?ふざけてんのかお前」
漣「…ふざけてるのは垣根さんの方だと思いますよ」
垣根「へぇ…言うじゃねぇか」
垣根「何処がふざけているのか、教えてもらいてぇなオイ」
バサァ
漣「…!」
漣(…いやダメ!私はここで下がっちゃダメだ!!)
漣「じゃあ言わせてもらいますけど!!垣根さんは自分勝手すぎます!!あと阿武隈さんにキツく当たりすぎです!!それに他の子にも厳しすぎます!!変態の皆さんは別にしても…いやあの人達もですけど、垣根さんは暴力に頼りすぎです!!」
垣根「……」バサァ
漣「未元物質とかすっごくカッコ良い超能力持ってて、イケメンでスタイルも良いのにその性格だけで最悪です!!!もう少し自分の魅力に気づいてくださいよ!みんな貴方の実力を知ってるしもっともっと知りたいんですから!!」
垣根「……へぇ」
垣根「そんなお涙頂戴なセリフつらつらと抜かしておいて、この俺をふざけていると言うのか?」
漣「……!」
漣(殺される……!)
垣根「へぇ…言うじゃねぇか」
垣根「何処がふざけているのか、教えてもらいてぇなオイ」
バサァ
漣「…!」
漣(…いやダメ!私はここで下がっちゃダメだ!!)
漣「じゃあ言わせてもらいますけど!!垣根さんは自分勝手すぎます!!あと阿武隈さんにキツく当たりすぎです!!それに他の子にも厳しすぎます!!変態の皆さんは別にしても…いやあの人達もですけど、垣根さんは暴力に頼りすぎです!!」
垣根「……」バサァ
漣「未元物質とかすっごくカッコ良い超能力持ってて、イケメンでスタイルも良いのにその性格だけで最悪です!!!もう少し自分の魅力に気づいてくださいよ!みんな貴方の実力を知ってるしもっともっと知りたいんですから!!」
垣根「……へぇ」
垣根「そんなお涙頂戴なセリフつらつらと抜かしておいて、この俺をふざけていると言うのか?」
漣「……!」
漣(殺される……!)
垣根「……」
垣根「…ッチ」
垣根「わーーったよ!」
漣「え?…」
垣根「漣の言いたいことも分かったし、確かにそれについては俺でも反省しなきゃいけねぇと思う」
垣根「恨まれながら生活したところで、あっちと大差なかったらここで活動する意味ねぇし、羽休め出来ねぇほど居心地悪いのも俺はゴメンだ」
垣根「反省する」
漣「垣根さん……」
垣根「これからは飴だけの罰で加減してやる。それこそ暴力で怒られるのが恋しくなるくらいにな」
漣「人の話をどう聞いたらそんな思考にいくんですか!?」
垣根「…ッチ」
垣根「わーーったよ!」
漣「え?…」
垣根「漣の言いたいことも分かったし、確かにそれについては俺でも反省しなきゃいけねぇと思う」
垣根「恨まれながら生活したところで、あっちと大差なかったらここで活動する意味ねぇし、羽休め出来ねぇほど居心地悪いのも俺はゴメンだ」
垣根「反省する」
漣「垣根さん……」
垣根「これからは飴だけの罰で加減してやる。それこそ暴力で怒られるのが恋しくなるくらいにな」
漣「人の話をどう聞いたらそんな思考にいくんですか!?」
垣根「俺を縛ったり拘束することが不可能な様に、俺の考えは簡単には変わらねぇんだから。お前の話でそう思えたんだから、良かったじゃねぇか」
漣「いや…そうなんでしょうけど…自分で言うんですかそれ……あーもう!」
漣「本当に垣根さんは常識外過ぎます!!」
垣根「あぁ、それが俺だ」
垣根「そんな俺に怒鳴ってきたお前も度胸あるし、これで話は終わりだ」
漣「じゃあ…」
垣根「面倒だが晴耕雨読って言葉もある、まんまと野郎の手に乗るのも癪だが」
垣根「…何もしねぇよりかはマシだな」
垣根「着いてこい漣!」
垣根「今日は俺直々に俺への忠誠度を上げに行く、お前はその補佐だ」
漣「……!!」
漣「はい垣根さん!」
時雨「僕も行くよ」ニュッ
ガチャ
バタン
漣「いや…そうなんでしょうけど…自分で言うんですかそれ……あーもう!」
漣「本当に垣根さんは常識外過ぎます!!」
垣根「あぁ、それが俺だ」
垣根「そんな俺に怒鳴ってきたお前も度胸あるし、これで話は終わりだ」
漣「じゃあ…」
垣根「面倒だが晴耕雨読って言葉もある、まんまと野郎の手に乗るのも癪だが」
垣根「…何もしねぇよりかはマシだな」
垣根「着いてこい漣!」
垣根「今日は俺直々に俺への忠誠度を上げに行く、お前はその補佐だ」
漣「……!!」
漣「はい垣根さん!」
時雨「僕も行くよ」ニュッ
ガチャ
バタン
【廊下】
垣根「にしても最初は誰が良いか?」
漣「そうですねー、例えば垣根さんのことを1番に嫌ってる人にすれば良いじゃないですか?」
垣根「あぁ阿武隈か、あいつまだ入渠ドックにいるのか?」
時雨「いいや帝督、さっきドックから出て鎮守府外周を走っていたよ」
垣根「おおそうか、なら鎮守府の外に向かうぞ」
漣「えぇ、早く行きましょうか!」
時雨「うん」
時雨「急に現れた僕の存在に何の意も介さない2人には驚きだよ」
漣「執務室に掛けてある掛け軸の裏から出ましたからね。なんかもう…出てくるタイミングとか間違いすぎてて反応したくなかったですね」
垣根「どうでも良いから無視した」
時雨「酷いなぁ(歓喜)」ハァ…ハァ…
漣「早速飴が与えられてるの本当に草ァ」
垣根「にしても最初は誰が良いか?」
漣「そうですねー、例えば垣根さんのことを1番に嫌ってる人にすれば良いじゃないですか?」
垣根「あぁ阿武隈か、あいつまだ入渠ドックにいるのか?」
時雨「いいや帝督、さっきドックから出て鎮守府外周を走っていたよ」
垣根「おおそうか、なら鎮守府の外に向かうぞ」
漣「えぇ、早く行きましょうか!」
時雨「うん」
時雨「急に現れた僕の存在に何の意も介さない2人には驚きだよ」
漣「執務室に掛けてある掛け軸の裏から出ましたからね。なんかもう…出てくるタイミングとか間違いすぎてて反応したくなかったですね」
垣根「どうでも良いから無視した」
時雨「酷いなぁ(歓喜)」ハァ…ハァ…
漣「早速飴が与えられてるの本当に草ァ」
垣根「にしても、まーた自主練してんのかあいつ」
漣「阿武隈さんの部屋はまだ修理中ですからね」
時雨「縛り付けておくとまた暴れるかもって龍驤が言っていたよ」
時雨「その時僕は縛られるの好きだって言い返しておいたさ」
垣根「会話が噛み合ってねーぞ馬鹿」
時雨「良いね、もう最高だよ帝督……///」
漣「この人絶対連れて行かないほうがいいですよ…」
垣根「てか、お前さっきのあの会話聞いてたんだよな?」
時雨「うん、そうだよ」
垣根「マジで言っておくが、このことは誰にも言うなよ。敵が何処にいるか分かんねぇんだから」
時雨「分かっているよ…僕は帝督の忠実な犬だ。ご主人様の秘密はたとえ拷問されたって口には出さないよ」
時雨「それに、犯人探しなら僕も手伝うさ」
垣根「お前に出来るのかそんな真似?」
時雨「心配ご無用、僕の得意分野は隠密だから怪しい人物を見つけたら気付かれずに即付け狙うから安心してよ」
垣根「急に説得力あること言うなテメェ」
漣「垣根さんにも気付かれなかったですし、このストーカー能力は良いかもしれませんね…」
漣「……いや全然良くないですねその能力!!」
垣根「さて…建物から出たは良いが…こんな島であいつを見つけるの無理じゃねぇか?」
漣「そうですね、もう直ぐ日も沈みますし阿武隈さんもそろそろ帰ってくるんじゃないでしょうか?」
時雨「うーん、でもあの生真面目な阿武隈さんがこんな暗くなるまで走っているのかな…」
時雨「もしかして……」
時雨「そういえば帝督、裏山で暴れてた時になんか手応えとかなかった?」
垣根「は?そんなもん…」
垣根「あったなそういえば、翼に当たって何か飛んでいったような…」
漣「…ちょっと待ってください、まさか…」
垣根「あぁ、思い出してきたわ…どうやら時雨の言う通りだ」
垣根「また阿武隈をやっちまったようだ」
漣「さっきの発言無意味になったんですけど!?」
漣「そうですね、もう直ぐ日も沈みますし阿武隈さんもそろそろ帰ってくるんじゃないでしょうか?」
時雨「うーん、でもあの生真面目な阿武隈さんがこんな暗くなるまで走っているのかな…」
時雨「もしかして……」
時雨「そういえば帝督、裏山で暴れてた時になんか手応えとかなかった?」
垣根「は?そんなもん…」
垣根「あったなそういえば、翼に当たって何か飛んでいったような…」
漣「…ちょっと待ってください、まさか…」
垣根「あぁ、思い出してきたわ…どうやら時雨の言う通りだ」
垣根「また阿武隈をやっちまったようだ」
漣「さっきの発言無意味になったんですけど!?」
漣「何やってんですか!?せっかく嫌われてる阿武隈さんからの信頼を取り戻そうと思っていたのに!」
垣根「知るか!あん時の俺は普通じゃなかったんだ!!」
垣根「むしろ阿武隈が俺に謝れって話だ!!」
漣「何で自分に非がない宣言してるんですか!?」
時雨「まぁまぁ2人とも落ち着いて」
時雨「とにかく3人で阿武隈さんを探そう、他のみんなにこれが知られると余計にこんがらがってしまいそうだからね」
垣根「知るか!あん時の俺は普通じゃなかったんだ!!」
垣根「むしろ阿武隈が俺に謝れって話だ!!」
漣「何で自分に非がない宣言してるんですか!?」
時雨「まぁまぁ2人とも落ち着いて」
時雨「とにかく3人で阿武隈さんを探そう、他のみんなにこれが知られると余計にこんがらがってしまいそうだからね」
時雨「帝督、手応えがあった場所まで飛んで行って探してきて、僕たちはその周辺を地道に探すから」
垣根「おう、そうさせてもらうわ!」
バサァ
漣「行っちゃいましたねー」
時雨「僕たちも急ごう」
漣「はいはい、全く垣根さんってば本当に……」
時雨(フフ…流石に初期艦だけあるね。あの我が道を行く帝督をあそこまで動かすなんて)
時雨(漣、僕はちょっぴり羨ましいよ…帝督にあそこまで向き合えるなんてさ、僕だったらすかさず暴力を選ばせちゃうのに)ゾク
時雨(…それにしても、敵か)
時雨(帝督に仇なす存在、僕は絶対に許さないかな)
垣根「おう、そうさせてもらうわ!」
バサァ
漣「行っちゃいましたねー」
時雨「僕たちも急ごう」
漣「はいはい、全く垣根さんってば本当に……」
時雨(フフ…流石に初期艦だけあるね。あの我が道を行く帝督をあそこまで動かすなんて)
時雨(漣、僕はちょっぴり羨ましいよ…帝督にあそこまで向き合えるなんてさ、僕だったらすかさず暴力を選ばせちゃうのに)ゾク
時雨(…それにしても、敵か)
時雨(帝督に仇なす存在、僕は絶対に許さないかな)
【裏山】
阿武隈「うーん……」
阿武隈「……ってあれ?ここどこだろ?」
阿武隈「…思い出した、確かジョギングしてた時にあの男が襲ってきたんだ…!」
阿武隈「クソ……! 何でまたこんな目に…!!」
阿武隈「とにかく早く戻って背後から撃ち殺して…」
ズキ
阿武隈「ウッ!?」
阿武隈「痛…足の感覚がない…」
阿武隈「両足とも骨がイカれちゃってるわね…これじゃ動けそうもない…」
阿武隈「誰かが助けに来てくれないとダメみたいね…」
阿武隈「でもこんな暗い森の中…通信機器も全部置いて来ちゃったし……そもそも迷惑ばかりかけてる私がいなくなっても、誰も困らないかもね…」
阿武隈「…はぁ、私もここまでかな…」
阿武隈「何だかそう思うと、あれだけ殺したくて仕方がないあの男の顔が浮かぶわね……」
阿武隈「最悪だし私に対してだけなぜか厳しいし、というか訓練とかいう殆ど拷問まがいの事だし、良い思い出なんてないけど…」
阿武隈「不意に見せる横顔の笑顔とか…本当にカッコよかったわね…」
阿武隈「私ってば…あの男に…認めてもらいたかっただけなのかもね…」
阿武隈「イテテ…!ちょっと動かそうとすると本当に痛いな」
「おーい阿武隈ー!どこだー!!」
阿武隈「え、この声は…」
阿武隈「提督?」
垣根「おい何処だ!この辺にいるのは分かってんだから声あげろー!」
阿武隈(この状況に追い込んだ奴がそれ言うの…?)
阿武隈(情けをかけるようであまり釈然としないけど…わざわざ探してくれてるんだし)
阿武隈「ここにいるわよー!」
垣根「そこか?」バサァ
垣根「よし生きていたな、なら安心だ」
阿武隈「え、この声は…」
阿武隈「提督?」
垣根「おい何処だ!この辺にいるのは分かってんだから声あげろー!」
阿武隈(この状況に追い込んだ奴がそれ言うの…?)
阿武隈(情けをかけるようであまり釈然としないけど…わざわざ探してくれてるんだし)
阿武隈「ここにいるわよー!」
垣根「そこか?」バサァ
垣根「よし生きていたな、なら安心だ」
阿武隈「両足がイカれちゃって動けないんだけど」
垣根「あーこいつは酷いな、さっさと直さねえといけねぇな」
垣根「歩けるか?」
阿武隈「これ見ておちょくってんの!?」
垣根「ジョークだよジョーク、ほら俺が抱えて行ってやるから首に手回せ」
阿武隈「……何よ急に、馴れ馴れしいわね」
阿武隈「あんだけ悪夢染みた事してくれたくせに」
垣根「あーこいつは酷いな、さっさと直さねえといけねぇな」
垣根「歩けるか?」
阿武隈「これ見ておちょくってんの!?」
垣根「ジョークだよジョーク、ほら俺が抱えて行ってやるから首に手回せ」
阿武隈「……何よ急に、馴れ馴れしいわね」
阿武隈「あんだけ悪夢染みた事してくれたくせに」
垣根「そりゃあれだ」
垣根「お前はここで唯一の軽巡だし、お前に強くなって欲しいからしたまでだ」
垣根「言っておくが、期待だけはしてんだぞお前には」
阿武隈「……アレだけ問題起こしたのに?」
垣根「だから何だ?問題って言っても別に対したことなんか一度もしてねぇだろ、俺に傷をつけることすら出来ないし仕留めるのも出来ていない」
垣根「お前なんて所詮そんなもんだ」
阿武隈「なら…私はこれからどうすれば良いのよ…」
阿武隈「戻ったところでもう溝は埋まらないだろうし、誰からも信頼されないわ。それどころかさっき睦月ちゃんに砲撃当てちゃったし…もう顔も合わせられないわよ…」
垣根「お前はここで唯一の軽巡だし、お前に強くなって欲しいからしたまでだ」
垣根「言っておくが、期待だけはしてんだぞお前には」
阿武隈「……アレだけ問題起こしたのに?」
垣根「だから何だ?問題って言っても別に対したことなんか一度もしてねぇだろ、俺に傷をつけることすら出来ないし仕留めるのも出来ていない」
垣根「お前なんて所詮そんなもんだ」
阿武隈「なら…私はこれからどうすれば良いのよ…」
阿武隈「戻ったところでもう溝は埋まらないだろうし、誰からも信頼されないわ。それどころかさっき睦月ちゃんに砲撃当てちゃったし…もう顔も合わせられないわよ…」
垣根「そうかよ」
垣根「だったら俺が何とかしてやるよ」
阿武隈「え…?」
垣根「俺もお前にキツくしすぎたと少し反省してるんだ。原因はどうも俺だし、それぐらいの事やらねぇといけねぇしな」
阿武隈「はんせい……?あなたが反省したって言うの?」
垣根「だったら俺が何とかしてやるよ」
阿武隈「え…?」
垣根「俺もお前にキツくしすぎたと少し反省してるんだ。原因はどうも俺だし、それぐらいの事やらねぇといけねぇしな」
阿武隈「はんせい……?あなたが反省したって言うの?」
阿武隈「……ップ!」
阿武隈「アハハハハハハハハーー!!」
阿武隈「な、何よそれ!!おかしすぎるわよ……!!アハハハ!!」
垣根「マジうっせぇな…そんなに可笑しいことなのかよ反省するってことが」
阿武隈「だってあなたが反省するって、それこそ逆立ちしてラーメン啜る事と同じくらいあり得ないんだもの…!!」
垣根「そんなの簡単だろうが」
阿武隈「アハハハハハハハハーー!!」
阿武隈「な、何よそれ!!おかしすぎるわよ……!!アハハハ!!」
垣根「マジうっせぇな…そんなに可笑しいことなのかよ反省するってことが」
阿武隈「だってあなたが反省するって、それこそ逆立ちしてラーメン啜る事と同じくらいあり得ないんだもの…!!」
垣根「そんなの簡単だろうが」
阿武隈「アハハハ!!これも出来ちゃうんだあなたって…!!」
阿武隈「もうなんかおかしすぎよ…!!アハハハ!!」
垣根「ったく、ほらしっかり掴まってろ」
バサァ
垣根「よっと!」
阿武隈(お姫様抱っこで私を運ぶあいつは、本当にカッコよかった)
阿武隈(なんていうか…嫌な事しかないのに、こんな一面を見せられると……)
阿武隈(ちょっとだけ見直してしまうわ…)
漣「あ、あれ垣根さんですね…」
漣「阿武隈さんをお姫様抱っこで抱えて飛んでいる…」
時雨「見つかったみたいで良かったね」
漣「……」
時雨「…あれは僕も羨ましいと思うから妬いても良いと思うよ」
漣「ふへぇ!?」
漣「だ、誰があんなファンシーでメルヘンチックな翼生やしたイケメンにお姫様抱っこで抱えられて羨ましいと思うんですか!?!」
漣「ほら垣根さんが戻るみたいだし、私たちも急いで戻りましょうよ!!」
時雨「フフフ、そうだね」
【入渠ドック】
如月「ハァー、良いお湯ね…」
涼風「なんかぬるいからもう少し熱くしようっと!」
曙「にしてもみんな夕食前にお風呂に入るなんて…広いとはいえちょっと狭いわね…」
朧「来ていない方々もいますし、これでも十分広い方でしょう」
曙「それもそうね」
曙「あぁ、それにしても今日は午前中のドタバタの作業でこんな時間まで作業する羽目になるなんてね…」
睦月「にゃふ~、入渠ドックから出て来てすぐに作業手伝わされてまた汗だくになるなんて最悪にゃし~」
不知火「えぇ、それに何故か裏山で司令官が暴れ始めたりして結構大変でしたね」
黒潮「新参のウチらが驚いて作業の手が止まってる間、黙々と作業進める古参の方々には二重の意味で驚かされたけどなぁ」
暁「なんかもう慣れたわ…」
黒潮「大変やな…なんか色々と…」
ガラララ
垣根「邪魔するぞ」
「「「「「「!!!???!?」」」」」」
涼風「お!何だい提督もお風呂かい!」
垣根「ちげーよ、こいつを入れに来たんだよ」
阿武隈「……」
涼風「阿武隈さんじゃないか!って足がすごいことになってるね!?」
垣根「怪我したからな、これも風呂に入れれば治るんだろう?」
涼風「うーん、大丈夫だと思うよ!」
垣根「邪魔するぞ」
「「「「「「!!!???!?」」」」」」
涼風「お!何だい提督もお風呂かい!」
垣根「ちげーよ、こいつを入れに来たんだよ」
阿武隈「……」
涼風「阿武隈さんじゃないか!って足がすごいことになってるね!?」
垣根「怪我したからな、これも風呂に入れれば治るんだろう?」
涼風「うーん、大丈夫だと思うよ!」
垣根「よし、んじゃさっさと入れるか」
涼風「えー!提督も一緒に入ろうよー!」
垣根「あ?俺はただこいつを風呂に入れに来ただけなんだって」
垣根「まぁいいわ、ちょっと入るぞ」
涼風「えー!提督も一緒に入ろうよー!」
垣根「あ?俺はただこいつを風呂に入れに来ただけなんだって」
垣根「まぁいいわ、ちょっと入るぞ」
如月「しっししししっしししっ司令官!?!」
垣根「ンダようっせぇな…」
如月「貴方どうして普通に女の子が入浴中のお風呂に入れるの!?」
垣根「は?」
如月「いや、は?じゃなくて!」
朧「少し驚きましたが…これはこれで…」
曙「…ちょっと恥ずかしいわね、あのお方の前で裸体を晒すのは失礼なんじゃないかしら…」
朧「曙の信奉力もすごいものです」
睦月「にゃー!司令官の変態!!」
垣根「誰が変態だ誰が、だいたいテメーらの凹凸のない裸体なんざ興味ねぇよ」
黒潮「うちらはあるやろ…」
曙「…ちょっと恥ずかしいわね、あのお方の前で裸体を晒すのは失礼なんじゃないかしら…」
朧「曙の信奉力もすごいものです」
睦月「にゃー!司令官の変態!!」
垣根「誰が変態だ誰が、だいたいテメーらの凹凸のない裸体なんざ興味ねぇよ」
黒潮「うちらはあるやろ…」
如月「えぇ…、私は例外だとしてもそれは他の子に失礼すぎじゃないかしら」
黒潮「お!言うやないかワレェ」
不知火「不知火はあなた以上に胸がある方ですよ」
如月「いやいや、私の方がありますから」
睦月「うぅ!何だか如月ちゃんが羨ましいよー!」
如月「大丈夫よ睦月ちゃん!いつか私よりも大きくなるかもしれないから!!」
睦月「にゃふー!」
黒潮「司令官が出たらちょっと勝負しようや!」
黒潮「陽炎型の意地にかけて!ウチの方が胸あるってなぁ!」
不知火「陽炎型の方が胸はあるんです」
如月「良いわ!受けて立つわよ!!」
如月「司令官早くお風呂から出て!今から勝負するから!」
垣根「おう、目くそ鼻くその戦いで虚しいのも分かったから、
ほら阿武隈」
阿武隈「あ、ありがとう…///」
曙「…考えてみたら、阿武隈さん全裸よね」
朧「提督が自ら彼女の服を脱がしたってことか」
朧「あらあら」
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