私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「俺が三年生?」ネリー「手、つないでもいい?」
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さて、地獄の個人戦が始まるんですねわかります。
和解しなくちゃ(まーじゃんってたのしいよね)
和解しなくちゃ(まーじゃんってたのしいよね)
乙です
普通に楽しむ麻雀をしてみたい気持ちが健夜にあるとは…
2周目以降でいいから健夜ルート入って勝ったり負けたりの普通に楽しいマージャンさせてあげたい気も
普通に楽しむ麻雀をしてみたい気持ちが健夜にあるとは…
2周目以降でいいから健夜ルート入って勝ったり負けたりの普通に楽しいマージャンさせてあげたい気も
咲ちゃんのアレは王牌の支配らしいからな
画面の中の実在しないデータ上の牌を書き換えるには咲ちゃんもサイボーグ手術くらいしてないとダメっぽい(と意味不明な供述)
画面の中の実在しないデータ上の牌を書き換えるには咲ちゃんもサイボーグ手術くらいしてないとダメっぽい(と意味不明な供述)
ネリーはバフ系。多分自分の幸運値に対して干渉するタイプだと思われる
イッチも疲れてるんだろうけど、ロンの場合は1本場につき300点ですよ
あと、点数申告は子の点数が先
あと、点数申告は子の点数が先
いやぁ、眠い眠い
点数申告に関してはウィキに移すときに直してますから……
それじゃ、風呂入ったら一週間ぶりに始めます
点数申告に関してはウィキに移すときに直してますから……
それじゃ、風呂入ったら一週間ぶりに始めます
・三年、エピローグB
咲「た、ただいま……」ヨロヨロ
和「おかえりなさいっ」ギュッ
咲「わっ」
和「勝ったんです……私たち、優勝したんです!」
咲「ちょっ、そんなに強く押し付けられたら……」
優希「やったじぇ咲ちゃん!」ガバッ
まこ「ようやった、このっ」グリグリ
咲「うわわっ」
久「……」
咲「部長?」
まこ「なんじゃ、呆けて」
久「ん、ああ……まだ実感湧いてないのかも」
和「わかります。私もインターミドルの時はそうでしたから」
優希「大したことじゃありません……とか言いながらあの時は顔がにやけていたじぇ」
和「ゆーき!?」
久「そうね……じゃあ先人を見習って私もにやけてみますか……あ、恥ずかしいから外でやってくるから」
咲「そういえば京ちゃんは……」
久「さっきまでテレビに出てたからそのうち帰ってくるんじゃない?」
咲「そうですね」
久(なにごともなければね)
久(まったく……折角の優勝なのに)
穏乃「えへへ、負けちゃった」
憧「なんで嬉しそうにしてるのよ」
穏乃「すっきりしたというか、なんというかだね」
灼「というか、当初の目的は果たせているのやら」
玄「……はっ、和ちゃんのおもちを堪能してないよ!」
宥「ええっと、なんか違うような……」
灼「一番関わりない私が当たったのはどうかと思……」
憧「そこはまぁ、ホントにね」
穏乃「この後は和の応援をして隙あらば一緒に遊ぶ!」
灼「……ま、別にいいけど」
晴絵「なんにしても、よく頑張ったね……みんな」
穏乃「ここまで来れたの、先生のおかげですから!」
憧「まぁ、麻雀の指導は相変わらずだったわけだし」
玄「でも、私にはあんまりアドバイスとかなかったような気が……」
宥「お世話になりました」ペコッ
灼「要約するとハルちゃんかっこいい!」
晴絵「なんか照れくさいね」
晴絵「それはそうと、みんなに言うことがあるんだ」
憧「知ってる、プロになるんでしょ?」
晴絵「えっ」
穏乃「応援します、全速力で!」
玄「阿知賀のレジェンドの復活なのです!」
宥「頑張ってください」
灼「試合は全部録画しとくから!」
晴絵「あはは……なんというか、だね」
ネリー「あーあ、終わっちゃった」
智葉「最後の最後で上回られたな」
明華「負けちゃいましたねぇ」
メグ「まぁ、こんな日もありマスヨ」
ハオ「この敗北、次に生かしましょう」
「いや、あんたらね……」
ネリー「異常だよね、何も使わないでネリーを上回るなんて」
智葉「そこらへんはさすがあの女の妹といったところか」
明華「今日もう遅いし寝ましょうか」
「あーもう、やってらんないね……」
メグ「まぁまぁ、私たちも通った道デスヨ」
「いやいや、負けた責任は全部こっちだからね」
ネリー「首になっちゃうの?」
「最悪ね」
明華「由々しき事態というやつですか?」
ハオ「それより、私たちの立場は大丈夫なのでしょうか?」
智葉「メグが今年もいる時点で大丈夫だ」
メグ「しかし、今年で終わりデスネ……」
ネリー「……」
ネリー(そっか、このメンバーでインターハイは……)
ネリー「みんな、ごめんね」ポツリ
淡「負けちゃった……ごめんなさい」
菫「……」
誠子「や、やばいよあれ、絶対嵐の前の静けさだよ」
尭深「落ち着いて」
淡「……」
菫「今回は、おとなしいんだな」
淡「え?」
菫「いや、なんでもない」
淡「なにそれ」
菫「次は勝て。お前だったらできる」
淡「……もっと怒られるかと思った」
菫「そうしてもいいが、そんなことしなくても十分わかっているだろ」
淡「……ホントにガミガミしない?」
菫「今まであんなに叱りつけたんだ。さすがに飽きたよ」
淡「もしかして具合悪い? 風邪ひいてる?」
菫「……なんだか無性に怒りたくなってきたんだが」
淡「あわっ」
誠子「……あんなんでいいのかな?」
尭深「悔しいのはみんな一緒だと思うよ……私も」
誠子「そうだね……」
淡「……負けちゃった」グスッ
菫「もういい、私まで泣きたくなるだろ」
菫(照……お前はこんなときにどこでなにをしているんだ)
京太郎「……なんで、うまくいかないんだろうな」
京太郎「また昔みたいに戻れるなんて思ってたわけじゃない……けど」
照『ごめん、なさい』ポロポロ
京太郎「あんな風に泣かしたかったわけでもないだろ……!」ガン!
京太郎「――いってぇな……」
久「壁を殴ったら痛いに決まってるでしょ」
京太郎「……明日は表彰式だろ。休まなくていいのか?」
久「なんか素直に喜べなくて……だれかさんのせいで」
京太郎「悪かったよ……優勝、おめでとう」
京太郎「目標達成だな。はは、俺も責任を果たしたってとこか」
久「そうね……それで次はどうするの?」
京太郎「さぁ、なんも考えてないよ」
久「麻雀部……いや、学校やめたりとか?」
京太郎「……なんでそうなるんだよ」
久「そんなことしそうな雰囲気だから」
京太郎「どうしたらいいかわからないんだよ」
久「はぁ……また宮永照」
京太郎「わかるのか……いや、わかるよな」
久「休憩時間中になにかあったんでしょ」
京太郎「……そこまでわかるのかよ」
久「いい加減、あんたがわかりやすいってだけ」
京太郎「そうか……」
京太郎「照ちゃんに会ったらどうしようってのはずっと考えてた」
京太郎「結局まとまらなくて、会う決心もつかないままだったけど」
京太郎「だから一昨年も去年も、会わずじまいだ」
京太郎「でも、会っちゃったんだよ。本当に何気ないタイミングで」
京太郎「それで恨み言をぶちまけちまった……泣かせちゃったよ」
久「……わかったわ」
京太郎「かっこ悪いことしたよ、ホントに」
久「つまり、私につきまとってる間もずっとあの女のことを考えてたってことでしょ」
京太郎「いや、それは――」
久「それはこの際いいわ。麻雀に引き戻した責任はとってもらったし」
久「だから、今度はあの女に対しての責任ね」
京太郎「会いに行けっていうのか?」
久「今日は遅いからもういいけど……明日、表彰式が終わるまでにはなんとかしてちょうだい」
京太郎「無理言うなよ……そもそもむこうが会いたがらないだろ」
久「そんなこと関係あるの? 消えろって言っても聞かなかったくせに」
京太郎「……」
久「それでも心配なら私がなんとかする。絶対に会うように仕向けるから」
京太郎「そんなの、どうやって」
久「さぁ、それは今から考えるわよ。いいからあんたは会ったらどうするか……その答えをまとめときなさい」
京太郎「俺は……」
久「とりあえずそれだけ。おやすみ」
京太郎「……」
京太郎「どうすればいいかなんて……決まってるか」
菫「朝だぞ」
照「……」
菫「照、いい加減起きろ。もうすぐ時間だ」
照「ごめん、具合悪くて……」
菫「遅く帰ってきたと思ったら……大丈夫か?」
照「うん、寝てれば多分」
菫「……そうか」
照「ごめんね」
菫「体調が悪いのならしかたないだろ」
照「うん」
菫「それじゃ、もう出る。無理はするなよ?」
菫「……一体何があった?」
照「なんにも、なんでもないから……」
菫「――っ、そうか」
久「宮永さん、どうだった?」
菫「体調が悪いと言っていたよ」
久「なるほどね」
菫「しかし、こんな朝早くにどういうつもりだ」
久「ちょっと彼女に話があって」
菫「表彰式は?」
久「次期部長に任せた」
菫「……私は構わないが」
久「じゃあ問題なしね。じゃあ鍵、貸して」
菫「君のことは信頼しているが、照にあまり無理をさせるのは――」
久「仮病だって気づいてるでしょ」
菫「……」
久「精神面での問題ってこと。このままだと個人戦も危ないんじゃない?」
菫「そうかも、しれないな」
久「それも含めてなんとかなるかもしれないって話よ」
菫「事情を知っているのか?」
久「そりゃあね、私も無関係ってわけでもないし」
菫「……わかった。鍵は後でちゃんと返してもらうからな」
久「わかってる」
菫「照を、頼む」
久「任せて」
久「さて、自分の首を絞めに行きますか」
――ガチャ
照「菫……忘れ物でも――」
久「おはよう」
照「……なんであなたがここに」
久「風邪ひいたって言うからお見舞いに。鍵も貸してもらったし」
照「ウソ言わないで」
久「じゃあ、どっかのだれかに袖にされて泣いてる顔を見に……とか?」
照「……帰って」
久「帰らない。話があってきたの」
照「私には……ないから」
久「じゃあ勝手に話す」
久「宣言通り優勝したわよ」
照「……」
久「咲が最後の最後で自力の嶺上開花……中々に劇的だった」
照「……」
久「それで本題……なんで京太郎に会おうとしないわけ?」
照「……前に答えた」
久「私のせいってやつ? あれ、嘘よね」
久「本当は怖かったんでしょ。昨日みたいに恨み言を言われるのが」
久「だから会わなかった。近くにいるって知っていてもね」
照「……」
久「どう? 当たってる?」
照「……もう、関係ない。だって……嫌われ、ちゃったし」
久「嫌われた、か。そんなあなたに朗報。ちょっと待ってて」ピッ
『――ここまできた理由なんてそれこそいろいろあると思う』
『でもここまで来た以上、ヌルい試合なんて見せんなよ、お前ら』
『勝利の女神は気まぐれで迷子な上にいっつもお菓子食ってるけど、前見てなきゃ届きすらしないんだからな』
『少なくとも俺はそうだった――以上!』
久「これ、動画サイトにアップされてたんだけど」
照「京、ちゃん」
久「バカよね。試合中に中継なんて見れるわけないのに」
照「こんなこと言ってたんだ……」
久「……やっぱりここは見てなかったのね」
久「それで、どう思う?」
照「……」
久「あいつにとっての女神って、迷子な上にいっつもお菓子食べてるんだって」
久(私としてはものすごく気に入らないけどね)
久「人間の本音って一個だけじゃないと思うんだけど、どうかな」
照「……」
久「恨み言とは別に、もっと言いたいことがあったんじゃないかって思うんだけど」
久「私からはそれだけ。あとはご自由に……あ、鍵は机の上に置いておくから」
照「……勝利の女神」
照「そういえば私が見に行った試合、全部勝ってたな」
京太郎「……どこいるんだかな」
京太郎「部屋の方にはいなかったし……」
京太郎「表彰式が終わるまで、か」
京太郎(本当にそんな短い時間でできるのか?)
京太郎(三年以上も離れてたってのに)
京太郎「……久ちゃんとはもっと長かったか」
京太郎「さて、水分補給したらまた探さないとな」
京太郎「ついでにポッキーでも買ってくか」
京太郎(また一緒に食べてくれるかどうかはわからないけど……)
京太郎「えっと、ポッキーは――」
照「ポッキー、ポッキーは……」グギュルルル
京太郎「えっ」
照「あっ」
照「……」
京太郎「照ちゃん、表彰式はいいのか?」
照「別にいい」
京太郎「そうか……」
京太郎(なんかこの前と似たような流れだ)
京太郎(でも、今回は……)
京太郎「て、照ちゃ――」
照「京ちゃんは、なにしてたの?」
京太郎「え、あ……さ、探しもの」
照「そう……私も」
京太郎「そうか……」
京太郎(なんで、照ちゃんは俺と話してるんだ)
京太郎(あんなに泣いてたのに)
京太郎(逃げ出されるのも覚悟してたのに……)
照「……昨日言ったことって、本当?」
京太郎「……本当、だ」
照「そうなんだ……」
京太郎「でもっ――」
京太郎「俺が立ち直れたのは照ちゃんのおかげだ!」
京太郎「その時だけじゃない、いつも力を貸してもらってた……!」
京太郎「だから、俺が本当に言いたかったのは――」
京太郎「――ありがとう」
京太郎(ただ、それだけなんだ)
照「……」
京太郎「ひどいことを言ったし、した。恨んでいても、許さなくてもいい……だけど、これが俺の気持ちだ」
照「……勝利の女神」
京太郎「え?」
照「気まぐれで迷子な上にいっつもお菓子食べてるって」
京太郎「き、聞いてたのかよ……」
照「あれも本当?」
京太郎「……本当だよ」
照「そっか」
照「じゃあ……はい」
京太郎「えっと、ポッキー?」
照「仲直り……一緒に食べよ?」
京太郎「……だな!」
京太郎(高校最後の夏、俺はようやく向き合わなければならないものに向き合えた)
京太郎(その後の個人戦はトラブルもなく進行し、インハイは閉幕した)
京太郎(団体戦は清澄、個人戦は姉妹でデッドヒート繰り広げた末、照ちゃんが優勝)
京太郎(これでインハイ個人戦三連覇を成し遂げたことになる)
京太郎(表彰で並んだ二人の姿からは、なんのわだかまりも感じられなかった)
京太郎(ただ、トラブルではないが変わったことは一つだけ)
照「京ちゃん、好き……ずっと好きだった」
京太郎(個人戦の後、照ちゃんに告白され、俺の夏は終わりを告げた)
三年編――完
というわけでメインストーリー終了
お話のゴールとしては照との和解です
行き当たりばったりだけどそこは変えてません
この後はキャラ安価取りまくってエンディングです
それじゃ、安価はまた後日
おやすみなさい
お話のゴールとしては照との和解です
行き当たりばったりだけどそこは変えてません
この後はキャラ安価取りまくってエンディングです
それじゃ、安価はまた後日
おやすみなさい
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