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元スレ京太郎「俺が三年生?」美穂子「傍にいられるだけでいいんです」
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クリスマスの朝にこんにちは
アコチャーは友達の友達って感じです
認識的にはあんな可愛い子に彼氏がいないほうがおかしいって感じです
風評被害じゃないよ!
もうちょっとしたらやります
アコチャーは友達の友達って感じです
認識的にはあんな可愛い子に彼氏がいないほうがおかしいって感じです
風評被害じゃないよ!
もうちょっとしたらやります
・三年、夏、描いた夢と揺るがぬ強者
漫「た、ただいま戻りました」
恭子「漫ちゃん?」ニッコリ
漫「ひっ」
洋榎「見てみ、ゆーこ。あれが後輩いびりの微笑みや」ヒソヒソ
「げに恐ろしきはその笑顔の裏なのよー」ヒソヒソ
恭子「そこ、うっさい!」ビシッ
絹恵「でも先輩、正直仕方なかった部分もありますし……天和とか」
恭子「いかなる理由があろうとも、約束は約束や」
漫「はい……」
恭子「早速油性で……あー、しもたー。油性、切らしとったわー」
洋榎「なんやて!? しゃあない、ここは筆ペンでっ」ゴソゴソ
「油性がなくてどうして筆ペンがあるのよー」
洋榎「あった! と思ったら水性マジックやった!」
絹恵「お、お姉ちゃん……」
恭子「まあ、油性がないなら仕方なし。そのマジックで第三の目やな」
「油性、ここにあるんよ~?」
恭子「……」
漫「……」
洋榎「……」
「……」
絹恵「……」
「備えあれば憂いなし、やね~」ニコニコ
恭子「漫ちゃん……」
漫「……」
恭子「ごめん」キュポッ
漫「はい……」
「じゃ、じゃあいってくるのよー」
絹恵「あ、いってらっしゃい」
洋榎「椅子暖めといてなー」
「同じ椅子に座る確率は四分の一なのよー」
洋榎「あ、せやな」
小蒔「ただいまです!」
初美「おかえりなのですよ」
巴「お疲れ様です」
春「糖分、また補給する?」
霞「結果は一人浮き。頑張ったわね」ナデナデ
小蒔「でも、ほとんど私の力じゃありません」
霞「最後のあがり、小蒔ちゃんらしかったわ」
小蒔「京太郎様、見ててくれたでしょうか?」
霞「ええ、きっとね」
初美「でもでも、今回は結構楽に行けそうなのですよ」
春「たしかに姫様が点を取ってきてくれたのはありがたい」
巴「うーん、問題があるとしたら……中堅かな?」
春「私?」
巴「はるるがどうとかじゃなくて、相手がね」
初美「そうだったのですよ。清澄の中堅はたしかあの人だったですねー」
春「あの人?」
巴「そう、竹井さん。はるるは会ったことないと思うけどね」
優希「……ただいま」
和「おかえりなさい」
咲「おかえり、優希ちゃん」
久「お疲れ様」
優希「最下位で申し訳ないじぇ……」
京太郎「あれは天災じみたもんだ。久ちゃんだって対処しきれないさ」
久「そうね。むしろよく喰らいついていったと褒めてあげたいわ」
まこ「神代相手にあれぐらいのマイナスで済んだのも、なんだかんだで稼いだおかげじゃけぇ」
まこ「県予選よりはましじゃ。あとは任しときんさい」
優希「うむ、頼んだじぇ。私はタコス分を補充するゆえ」
まこ「復活のスピードが速くなってきちょる」
京太郎「じゃ、そろそろ行こうぜ」
まこ「見送りかい。珍しいのぅ」
京太郎「トイレ行きたいからそのついでだな」
まこ「デリカシーはどこ行ったんじゃ」
咲「見て、あれが京ちゃんの本性だよ?」
和「ああ言って染谷先輩が気を使わないようにしてるんですね……さすがです!」
久「盲目ってるわねぇ」
京太郎「さて、用もたしたし戻るか」
「お、遅れそうなのよー」タタタタ
京太郎「ん?」
京太郎(声はすれども姿は見えず)
京太郎(振り向いてもいないから、そこのT字路のどっちかから近づいてきている)
京太郎(どこのだれが言い出したのかは知らないけど、曲がり角で衝突っていう古典的な出会いは、ああやって急いでるから起こるんだろうな)
京太郎(まぁ、こっちが把握してればそういう事故は防げる)
京太郎(こうやって広い廊下なら、真ん中を歩けばいいわけだしな)
「わっ、人がいたのよー」ビクッ
京太郎(ここで誤算があったとしたら、それは相手の反応だ)
京太郎(こっちが把握してても、向こうはしてないんだから、衝突は起こらずとも驚いてしまう可能性はあったわけだ)
京太郎(そしてこんな風に――)
「あ――」グラッ
京太郎(バランスを崩して転びそうになることだって)
京太郎「っと、大丈夫か?」ガシッ
「ん……あれ?」
京太郎「危なかったな……って、あれ?」フニッ
「あー、助けてもらったところ悪いんやけど、つかむなら別の場所にしてほしかったのよー」
京太郎「悪い、思わずラッキースケベってしまった」パッ
「わざとだったら思いっきり犯罪よー?」
京太郎「おっしゃる通りです」
「ともかく、助けてくれてありがとうございました」ペコッ
京太郎「その制服、姫松だよな?」
「三年の真瀬由子なのよー」
京太郎「須賀京太郎、清澄の三年だ」
由子「須賀……漫ちゃんたちが言ってた人なのよー」
京太郎「まぁ、そうなるな。ところで、もうそろそろ試合始まるけどいいのか?」
由子「あっ! そういえばうちの主将に突っ込んでたら遅刻寸前だったのよー!」
京太郎「愛宕姉はなにやってるんだかな……」
由子「じゃ、失礼するのよー」タタッ
白望「……ダル」
エイスリン「シロ、コータイ!」
白望「仕方ないね……」ノソノソ
エイスリン「ダイジョウブ?」
白望「点取られちゃったからね……自分で戻るよ」
エイスリン「モーマンタイモーマンタイ」
白望「……なぜに中国語?」
エイスリン「ベンキョウ、シマシタ」
白望「するとこが違うと思うけど……」
エイスリン「モーマンタイモーマンタイ」
白望「使い方は間違ってないね」
白望「……そろそろ他の人たちも来たし、戻るよ」
エイスリン「マカセテ!」
白望「うん、任せた」
まこ(さてさて、こうして始まったのはいいとして……)
巴「……」トン
まこ(とりあえず点を取るなら、一人浮きの永水)
エイスリン「――♪」トン
まこ(じゃが、一番の警戒対象は、こっちか)
まこ(たしか、地区大会での和了率があのチャンピオンを凌ぐほど高い……じゃったか)
まこ(今年の一月に始めたばかりじゃというのに、化け物じみた成績じゃの)
久『エイスリンさん、私たちと打ったときは初心者だったけど、凄い成績よ』
まこ『これは……』
久『素点の高さはともかく、速効で誰かが上がらない限りは上がっちゃってるわね』
まこ『局の中ごろには大体手が揃っとるの』ペラッ
久『常識じゃ考えられない打ち手はいるけど、彼女もその類ね』
まこ(まったく、どの口が言うとるんじゃか)
まこ(まぁ、やったるけぇ。しっかり見ときんしゃい)スチャ
和「染谷先輩がメガネを外しましたね」
久「言うなればあれが本気モードってところね」
咲「本気モードですか?」
優希「前も言ってたけど、具体的にどうなるんだじぇ?」
久「まこはね、雀荘の育ちなのよ」
優希「それは知ってるじぇ」
久「だから経験豊富、以上」
和「あの、なんの説明にもなってません」
久「そう言われてもねぇ……河を見て手を予測してるとか?」
咲「それって当たり前のことじゃ……」
久「まこの場合は自分の経験の中から似たようなものを引っ張ってきて、相手の手とか狙いを大体把握できるのよ」
和「過去のデータに基づいて、ですか。なるほど……」
優希「でも、メガネ外したら逆に見にくくなっちゃうじぇ」
久「その方がいいのよ。余計なものも目に入らなくなるしね」
久(大体のイメージと雰囲気で察するんだっけ)
久(和は納得してたけど、結局のところ感覚で打ってるのよね)
久(頑張って、まこ。信じてるわ)
まこ「チー!」
由子(またなのよー)
由子(意味不明なタイミングでの副露)
由子(まるで場をかき乱そうとしてるみたいなのよー)
由子(もしそれが宮守対策なら……)
由子「ロンなのよー」
エイスリン「――っ!」
由子(ちょっとだけラクさせてもらうのよー)
まこ(ちぃっ、利用された……!)
まこ(しかし、対策が有効なのはこの数局で実証できちょる)
まこ(永水は点数差があるから静観、となると)
由子「さ、次の局に行くのよー」
まこ(ここでの最大の障害は姫松……)
まこ(宮守を抑えつつ、姫松に競り勝つ……)
まこ(やれやれ、とんだ大役を任されたもんじゃの)
巴(ここまでは清澄の安いツモと宮守の放銃だけ)
巴(私たちの役目は中継ぎ……姫様が稼いできた以上、無理することはない)
巴(基本方針はオリで、流せそうな時は流す)
由子「聴牌」
まこ「ノーテン」
巴「聴牌」
エイスリン「……ノーテン」グスッ
白望「……意外だね、エイスリンがまだあがれてないなんて」
胡桃「塞と打ってる時みたい」
塞「私のは塞ぎ続けるのは無理だけどね。疲れちゃうし」
豊音「お腹痛いのかなっ」オロオロ
白望「いや、多分相手のせい。不自然な鳴きとかじゃないかな?」
トシ「そうさね。経験の少なさが露呈しちゃってるみたいだねぇ」
胡桃「エイちゃん、大丈夫かな」
トシ「あの子の能力は、自分の理想を卓上に描くこと。今は途中で勝手に線や色を加えられて混乱してるのさ」
トシ(とは言え、その能力に必要なのは強い想い)
トシ(それが、どんな障害も飲み込んでしまえるほどなら……)
エイスリン「……」
エイスリン(全然あがれない……)グスッ
エイスリン(みんなと練習したのに……)
エイスリン(勝手に線を足されて、勝手に色を加えられて絵がめちゃくちゃ……)
エイスリン(このままじゃ……)
トシ『ほら、この形、見てごらん?』
エイスリン『Hmm……ナニコレ?』
トシ『三色同刻って役さ』
エイスリン『サンショク?』
トシ『三つの色……えーっと、トリコロールってことさね』
エイスリン『Colorful!』ポン
エイスリン(……)
白望『エイスリン』
塞『エイスリン』
エイスリン(……まだ)
胡桃『エイちゃん!』
豊音『エイスリンさん!』
エイスリン(諦めたく、ない……!)ズズッ
巴「……?」
巴(なに? この力の流れ……)
由子「……」トン
エイスリン「ポン!」
巴「……」トン
エイスリン「ポン!」
巴(もしかして今、つかまされた?)
エイスリン(他の人が私の絵を汚すなら――)
エイスリン「ツモ! サンショクタンヤオドラ3……3000・6000!」
エイスリン(その前に、私の色で染めきる……!)
まこ(……わりゃあ、聞いとらんわ、こがぁな打ち方)
まこ(しかも丁度鳴けなかったのも偶然かのぅ?)
まこ(やれやれ、ほんにまぁ……難易度、上がったわな)
『次鋒線終了――!』
まこ「すまん、ひっくり返すつもりが……」
久「まぁ、それでも収支はプラスじゃない」
優希「私の借金が迷惑かけてるじぇ」
京太郎「まったくだなー」グニグニ
優希「あーうー」
和「でも、どこもとりたてて大きな点数の変動はなかったわけですし」
久「そゆこと」
咲「次はお昼挟んでですよね?」
京太郎「なんだ、もう腹ペコで耐えられないってか」
咲「ち、違いますー!」
久「とりあえずお昼にしましょ。なにか希望ある?」
まこ「なんでも」
和「私もなんでもいいです」
咲「うーん、取り立てては」
久「主婦を悩ませるワードね」
優希「タコス!」
京太郎「はいはい、それはこっちにあるから」
優希「エスパー!」
京太郎「お馴染みのパターンな」
まこ「もう弁当でいいじゃろ」
久「そうしますか」
エイスリン「モドリマシタ!」
白望「ん、おかえり」
塞「お疲れさま」
胡桃「エイちゃんえらいえらい……と、届かないっ」
豊音「こうすればラクショーだよー」ヒョイッ
トシ「頑張ったね。自分の苦手な相手に対してプラス収支で戻ってくるんだから」
エイスリン「……オナカスイタ」グゥ
塞「もうお昼時だね。何食べる?」
白望「デリバリーの何か」
塞「動きたくない気持ちがあふれ出てるねー」
豊音「はいはーい! せっかくだからお外に食べに行きたいかなーって」
胡桃「それだね。賛成の人は?」
エイスリン「ハイ」ピッ
塞「私も」ピッ
胡桃「当然」ピッ
豊音「私も……シロも!」グイッ
白望「!?」
トシ「ふふ、頑張ったご褒美に奮発しようかねぇ」
京太郎「ジャンケンで負けてしまった……」
京太郎「人数分の弁当と……飲み物も買ったよな」
京太郎「そもそもジャンケン勝負ってだけであいつらに勝てる気はしないけど」
胡桃「あっ」
京太郎「えーっと、鹿倉さんだよな」
胡桃「竹井さんの幼馴染!」
京太郎「まあ、そうだけど」
胡桃「エイちゃんのはとこ!」
京太郎「まあ、そうでもあるけど」
胡桃「豊音を悪の道に引きずり込む人!」
京太郎「いや、それは違う」
胡桃「とにかくっ、清澄には負けないんだから!」ビシッ
京太郎「なんか敵視されてる?」
胡桃「竹井さんにはデカい顔させないんだからねっ」
京太郎「そういや、久ちゃんとなんかあったのか? やたら目の敵にしてるけど」
胡桃「マナー悪いしからかってくるし、そのくせ強いし……とにかくムカつく!」プンプン!
京太郎「ああ、なるほど……」
京太郎(ぴょんぴょん跳ねて……なんかかわいい)ホッコリ
京太郎(多分久ちゃんもだからからかってるんだろうな)
豊音「あれ、京太郎くんだ」
京太郎「姉帯もいたのか。じゃあ他のやつらは?」
豊音「私たちはお花摘んでたから、この後合流予定だよー」
京太郎「ああ、それでこの凸凹コンビ」
胡桃「むっ」
豊音「あの……それでね?」
京太郎「ん?」
豊音「良かったら一緒にお昼どうかなーって。エイスリンさんも喜ぶと思うし」
京太郎「誘ってくれてるのに悪いんだけど……ほら」ガサッ
豊音「あ、お弁当……じゃあ仕方ないね」
京太郎「それに、こっちも」
胡桃「むー」
京太郎「なんか思いっきり警戒されてる」
豊音「く、胡桃は勘違いしてるんだよ」
胡桃「戻ろっ」グイグイ
豊音「またねー」
京太郎「じゃあなー」
京太郎「うーん、あの状態でからかったら噛み付かれそうだな」
洋榎「んじゃ、行ってくるでー」
絹恵「あ、ちゃんと前見て歩かな……」
洋榎「――あだっ」ゴツン
絹恵「あちゃー」
洋榎「め、メガネメガネ……」
漫「うわ、痛そう……」
由子「とっさのボケでごまかそうとしてるのよー」
恭子「素直に痛そうにしてればいいものを……」ハァ
「絆創膏ならあるよ~?」
洋榎「わかってんならそっとしといてくれたってええやろっ」
絹恵「お、お姉ちゃん、そろそろ時間やから」
洋榎「せやな……じゃ、今度こそ行ってくるでー」
京太郎「冷えピタは持ったか?」
久「ちゃんと持ってるわよ」
京太郎「県大会の時みたいに買いに行かされるのは勘弁だからな」
久「あの時も色々あったわねー」
京太郎「このクッソ暑い中、外に出たくはないし」
久「でもあんたこっち来てから出歩きまくりでしょ」
京太郎「暇は時に人を駆り立てるもんだ」
久「はいはい」
久「ここまででいいわ。そろそろ報道陣が構えてそうだし」
京太郎「今日も中堅戦で終わらせんのか?」
久「もちろん……と言いたいとこだけど、無理ね」
京太郎「まぁ、愛宕レッドもいるしな」
久「レッド?」
京太郎「なんとなく。イメージカラー」
久「あんたねぇ」
京太郎「行ってこいよ。俺は応援だけはしてる」
久「じゃあキスしてって言ったら?」
京太郎「足腰立たなくする」
久「あら、それじゃ無理ね。残念」
京太郎「はいはい、いいから行ってこい」
久「じゃあお菓子でも用意しといて。終わったら食べるから」
京太郎「りょーかい」
京太郎「お菓子ね……やっぱ糖分?」
京太郎「じゃあポッキー……って、俺もだいぶ染められてるな」
京太郎「さて、何を買おうかな」
「うーん、みんな何食べるかなぁ」
京太郎「あ、悪い」
塞「あ、ごめんなさ……って、須賀くん?」
京太郎「そっちもお菓子の買い出しか?」
塞「うん、お茶請けがなくなっちゃったし」
京太郎「あー、お茶請け大事だよな」
塞「そうそう、こまめに買い足しておかないとあっという間になくなるし」
京太郎「そっちは怠け者がいるからなおさら消費が速そうだな」
塞「あはは、シロはあれで結構気を使ってくれるんだけどね」
京太郎「お、そうなのか。あいつともそのうちじっくり話してみたいな」
塞「良かったらいつでも遊びに来てよ」
京太郎「でも、俺なんか警戒されてるだろ」
塞「胡桃のこと? うーん、あんまり男子に慣れてないだけだと思うんだけど」
京太郎「お、百戦錬磨並みの意見? 頼もしいな」
塞「ひゃ、百戦錬磨って……」
京太郎「照れんな照れんな。俺らぐらいになったら恋人の一人や二人……ごめん、俺が言っても説得力ないわ」ズーン
塞「えっと、大丈夫! 私もアレだし……ほら、処女だから!」
京太郎「え……」
塞「あ……」
京太郎「……」
塞「……」カァァ
京太郎「その……なんかごめん」
塞「うん、そっとしといてくれたら嬉しい……」
洋榎「出端くじきリーチ!」
久(調子良さそうねぇ)
久(ま、でもこっちも出端くじいとこうかしら?)
久「じゃ、追っかけリーチで」
洋榎(お、来るんか竹井)
春(……)
胡桃(ダマでつぶす……!)
春「チー」
春「ツモ、500オール」
久「あら……」
洋榎「出端くじかれてもーたな」
久(この子とだけ面識無いのよね……)
久(でも、今安手で上がったのって)
洋榎(偶然やないやろな)
洋榎(次やな、次)
春「……連荘」
初美「はるる、しっかり対応してるですね」
巴「とりあえず最初は、だけどね」
霞「せっかくの親番だし、大事にしたいけど……」
小蒔「……zzz」
「あらら~、リー棒取られてもうた」
恭子「主将ならなんも心配いらんでしょ」
由子「そやね、問題なしよー」
絹恵「むしろ問題は私といいますか」
漫「主将なら、きっと」
洋榎(って思われとるやろなぁ)ホッコリ
洋榎(まぁ、うちの実力なら実際問題なし)
洋榎(調子いいうちに仕掛けとこかな)
洋榎「またまたリーチ! 次こそ一発取っちゃうでー!」
胡桃「そこ、うるさい!」
久「残念……ポン」
洋榎「……orz」
春(……またリーチ)
春(一発は消えたとはいえ、大きそう)
春「チー」トン
洋榎「ロン、12300」
春「……え」
洋榎「聖闘士に同じ技は通用しないんやで?」
胡桃(意味わかんない……!)
胡桃「次、私の親番っ」ポチッ
久(これで姫松が収支プラスか……)
久(そろそろ私も気を入れないとね)
久「リーチ」
春(この人もリーチ……)
春(みんなが言ってたっけ、この人は天邪鬼だって)
春(セオリーではありえない待ちを好む……)
春(じゃあ、ここかな?)トン
久「そこなのよね……ロン」
春「……」
久「一発ついて16000ね」
春「……はい」
洋榎「なんや、また清澄と横並びかい」
久「気に入らない?」
洋榎「もやもやする。どっちが上かようわからんし」
久「今時点で獲得した点数はこっちが上よねー」
洋榎「はぁ? すぐうちが上がるしー」
久「その前にこっちが上がればもっと差が開いちゃうのよねぇ」
洋榎「なんや、やるんか?」
久「あら、もうやってるんじゃないの?」
洋榎「せやな」
胡桃(親番終わった上に蚊帳の外……!)
胡桃「次の親、サイコロ回す!」
洋榎「あ、はい」
春(直撃二連……痛い)
『中堅戦終了――!』
『この一戦で順位が大きく変動しました』
『姫松、清澄はほぼ同じ得点で一位、二位』
『宮守は点数をキープで三位、これまでトップを走っていた永水は最下位へと転落してしまいました』
久「おっつかれー」ヒラヒラ
洋榎「おつかれさんさんさんころり~」
春「……」
胡桃「あっ……」
胡桃(竹井さんのダイナミックツモ、注意するの忘れてた!)
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再会
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
夏休み、遠征三日目――大阪
夏休み、目覚めぬ未来
夏休み、遠征四日目――岩手
夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
夏休み、遠征最終日――東京
夏休み、グランドマスター
夏の始まり
エピローグ
その後の美穂子
秋、バイト執事再び
秋、衣の誕生日(略してころたん)
秋、膝枕の日
秋、祭りの後で
秋、恋敵?
十一月十三日、始まりの日
冬、雪の降り始め
冬、年の初めに
冬、画面の向こう側
冬、節分の前の日
冬、アラフォー(予備軍)
三月八日、一年後の誕生日
三月十五日、好みのタイプは?
三月十六日、初めてのお出かけ
三月、おもちと温泉と
三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)
・一年
入学式、久との再会
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
夏休み、遠征三日目――大阪
夏休み、目覚めぬ未来
夏休み、遠征四日目――岩手
夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
夏休み、遠征最終日――東京
夏休み、グランドマスター
夏の始まり
エピローグ
その後の美穂子
秋、バイト執事再び
秋、衣の誕生日(略してころたん)
秋、膝枕の日
秋、祭りの後で
秋、恋敵?
十一月十三日、始まりの日
冬、雪の降り始め
冬、年の初めに
冬、画面の向こう側
冬、節分の前の日
冬、アラフォー(予備軍)
三月八日、一年後の誕生日
三月十五日、好みのタイプは?
三月十六日、初めてのお出かけ
三月、おもちと温泉と
三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)
・二年
部活動紹介、まこ入部
春、学食にて
美穂子との再会
初夏、ストーカー?
初夏、池田の逆襲
初夏、タイムリミット
初夏、県予選開始
初夏、団体戦決着
初夏、縺れた糸
初夏、まこの苦労日記
初夏、ライバル
夏、全国へ
夏、ワールウィンド
夏、奈良の王者
夏、修羅の国のクールビューティー
夏、大阪の魔物
夏、大阪の姉妹
夏、神代の姫
夏、一番目と二番目
夏、スリーピングビューティ
秋、次の目標
秋、まこの苦労日記その2
秋、二人と一人
冬、旅行に行こう
冬休み、小悪魔
冬休み、ゆきみだいふく
冬休み、神社の娘と王者の進路相談
冬休み、はとこ
エピローグ
五月十日、膝枕とおんぶ
八月二日、パンツの日
秋、ロッカーの中
秋、月見の夜に
九月二十一日、プレゼントの意味
九月二十四日、お揃い
秋、キャットチャンバー
秋、初めての学校祭
秋、牌のお兄さん
秋、こどな
秋、苗字と名前
冬、記憶と縁
冬、王者の休日
冬、蓼食う虫もなんとやら
冬、鎖でつなぐもの
三月、主役のいない旅行
三月、ゆきが消える前に
部活動紹介、まこ入部
春、学食にて
美穂子との再会
初夏、ストーカー?
初夏、池田の逆襲
初夏、タイムリミット
初夏、県予選開始
初夏、団体戦決着
初夏、縺れた糸
初夏、まこの苦労日記
初夏、ライバル
夏、全国へ
夏、ワールウィンド
夏、奈良の王者
夏、修羅の国のクールビューティー
夏、大阪の魔物
夏、大阪の姉妹
夏、神代の姫
夏、一番目と二番目
夏、スリーピングビューティ
秋、次の目標
秋、まこの苦労日記その2
秋、二人と一人
冬、旅行に行こう
冬休み、小悪魔
冬休み、ゆきみだいふく
冬休み、神社の娘と王者の進路相談
冬休み、はとこ
エピローグ
五月十日、膝枕とおんぶ
八月二日、パンツの日
秋、ロッカーの中
秋、月見の夜に
九月二十一日、プレゼントの意味
九月二十四日、お揃い
秋、キャットチャンバー
秋、初めての学校祭
秋、牌のお兄さん
秋、こどな
秋、苗字と名前
冬、記憶と縁
冬、王者の休日
冬、蓼食う虫もなんとやら
冬、鎖でつなぐもの
三月、主役のいない旅行
三月、ゆきが消える前に
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
和の悩み
咲との微妙な関係
優希の好物
初夏、合宿
初夏、家庭訪問@原村家
初夏、最後の県予選
初夏、鏡
初夏、見えない彼女の見つけ方
初夏、決意
初夏、県予選決勝戦
初夏、東風とビギナーズラック
初夏、個人戦9位と卓上の天使
初夏、花天月地――嶺上の花と海底の月
初夏、男子個人戦
初夏、南風
初夏、代償
初夏、いつも傍にあるもの
初夏、好きこそものの上手なれ
初夏、お兄ちゃんと一緒
初夏、将来の夢
夏、楽しい合同合宿(地獄編)
夏、楽しい合同合宿(天獄編)
夏、プライスレスなもの
夏、ストーカーズ
夏、ドライブ(と書いて決死行と読む)
夏、一足先の出立・一番星
夏、知り合いの多いインターハイ
夏、クレプスキュール
夏、鋭い女と時々レジェンド
夏、大きな彼女とサイン
夏、お金で買えるものと買えないもの
夏、絵描きの彼女と金髪と
夏、スク水巫女とお姫様抱っこ
夏、失くした記憶のありか
夏、第二回戦開始
夏、迷い家に東風――炎が爆ぜて神降る
夏、描いた夢と揺るがぬ強者
そのころの阿知賀編
そのころの阿知賀編その2
そのころの阿知賀編その3
・EX
小学五年、幼馴染
小学五年、嫉妬
小学五年、十月二十七日、憧憬
中学一年、十一月十一日、細長い棒状のお菓子
中学二年、初夏、ゆみとの出会い
中学二年、夏、試合観戦
中学二年、三月、照との別れ
中学三年、初夏、空白
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
和の悩み
咲との微妙な関係
優希の好物
初夏、合宿
初夏、家庭訪問@原村家
初夏、最後の県予選
初夏、鏡
初夏、見えない彼女の見つけ方
初夏、決意
初夏、県予選決勝戦
初夏、東風とビギナーズラック
初夏、個人戦9位と卓上の天使
初夏、花天月地――嶺上の花と海底の月
初夏、男子個人戦
初夏、南風
初夏、代償
初夏、いつも傍にあるもの
初夏、好きこそものの上手なれ
初夏、お兄ちゃんと一緒
初夏、将来の夢
夏、楽しい合同合宿(地獄編)
夏、楽しい合同合宿(天獄編)
夏、プライスレスなもの
夏、ストーカーズ
夏、ドライブ(と書いて決死行と読む)
夏、一足先の出立・一番星
夏、知り合いの多いインターハイ
夏、クレプスキュール
夏、鋭い女と時々レジェンド
夏、大きな彼女とサイン
夏、お金で買えるものと買えないもの
夏、絵描きの彼女と金髪と
夏、スク水巫女とお姫様抱っこ
夏、失くした記憶のありか
夏、第二回戦開始
夏、迷い家に東風――炎が爆ぜて神降る
夏、描いた夢と揺るがぬ強者
そのころの阿知賀編
そのころの阿知賀編その2
そのころの阿知賀編その3
・EX
小学五年、幼馴染
小学五年、嫉妬
小学五年、十月二十七日、憧憬
中学一年、十一月十一日、細長い棒状のお菓子
中学二年、初夏、ゆみとの出会い
中学二年、夏、試合観戦
中学二年、三月、照との別れ
中学三年、初夏、空白
てなわけで終了
人いるかわからないけど安価とります
永水、姫松、宮守の副将から一人どうぞ
下1~下3
人いるかわからないけど安価とります
永水、姫松、宮守の副将から一人どうぞ
下1~下3
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