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    元スレ提督「提督になったら艦娘とイチャイチャできると思ってた」

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    651 :

    瑞鶴♂で加賀♀を落とそう

    652 = 637 :

    《金剛型の部屋》

    霧島「兄様、司令をお連れしました」クイッ

    金剛「ありがとう霧島」

    榛名「提督ぅ……」ウットリ


    提督「くっ……この縄をほどけ、浦風、不知火!」グイグイ


    浦風「すまんのう提督さん……」

    不知火「残念ながらそれは出来ません」

    提督「お前らなあ……」

    653 :

    阿賀野が平和すぎて何だコイツ天使か

    654 = 637 :

    金剛「さて、提督。少々強引な手段を執ってすまなかったね」ニコッ

    提督「少々なんですかね……」

    霧島「浦風、不知火、下がっていいですよ」クイッ

    浦風「はっ、はいっ!」

    不知火「また御用があれば何なりと」

    霧島「そうさせてもらおう」クイッ

    提督(こいつらの関係性はマジで何なんだ……)


    金剛「さて、提督。大まかな話は榛名から聞いたよ」

    提督「ケッコンカッコカリ解禁の事か」

    金剛「うむ」

    655 = 637 :

    金剛「艦息と提督の絆をより強固なものとするための契り(意味深)」

    金剛「この契り、結ぶべき相手はすでに決まっているのではないかな?」フッ

    霧島「名推理です、兄様」

    提督「いやぜんぜん決まってないどころか結ぶ気ないんだけど……」

    金剛「それはよくない」ズイッ

    提督「えっ」

    金剛「君が選ぶべきは高速戦艦だよ。そう決まっている」ニコッ

    提督「え、いや……」

    提督(金剛の目に……ハイライトが……ない!)

    656 :

    まぁアレの兄ならな

    657 = 637 :

    提督「って、高速戦艦って……どういうことだ……?」

    金剛「言い換えよう。君が選ぶべきは、金剛型戦艦だ」

    霧島「兄弟全員で話し合った結果です」クイッ

    榛名「榛名は大丈夫です!」

    提督「俺の尻穴が大丈夫じゃなさそうなんだけど!?」

    金剛「ふふ……君はなかなか気が早いな、提督」

    金剛「何もいきなり体を求めるなんてことはしないさ」

    金剛「それとも……私たち全員に嬲られる方がお好みかな?」ツツッ

    提督「い、いや、そういうことではなくて……っつーか最終的にはやっぱ体求めんじゃねえか!」

    658 = 637 :

    榛名「は、榛名はむしろ提督を迎え入れたいです!」

    榛名「……じ、実は今も後ろに」

    金剛「やめなさい榛名、はしたない」

    榛名「は、はい、お兄さま……」

    提督「いまさら取り繕っても無駄だと思うんですが」

    霧島「私はどちらもいけますね」クイッ

    提督「いや別に聞きたくないよそんな情報!!」

    金剛「さて……覚悟は決まったかな、提督」

    金剛「私たち……金剛型戦艦と、契りを結ぶ準備はいいかな?」

    提督「よくないよくない!」

    659 = 637 :

    金剛「ふむ、困ったね。意外と強情だ」

    提督(むしろこれで何とかなると思ったのかこいつら)

    榛名「お兄さま、榛名に案が」

    金剛「聞こうか」

    榛名「まずは私たちとケッコンすることのメリットを提督に教えて差し上げるべきです!」

    霧島「なるほど」

    提督「メリット……?」

    金剛「ふむ……続けてくれたまえ」

    榛名「はい!」


    榛名「榛名、提督の為にいろんなテクニックを磨きました!」

    榛名「……だからまず、提督をキスでイかせてあげちゃいます!」

    提督「」

    660 :

    oh……

    661 = 637 :

    榛名「提督……」

    提督「ちょ、ま、ストップ! ストップ!」

    提督「潜水漢とか! 榛名とか! 羽黒とか!」

    提督「いろいろ狙われては来たけど!! まだ! 俺、綺麗なの!」

    提督「唇だって許したことないし! だから!!!」

    金剛「おや。この前の晩に如月が君の部屋からツヤツヤした顔で出てきた気がしたが」

    提督「なんだそれ衝撃の新事実なんだけど!?」

    榛名「如月くんには負けません……!」

    提督「わー待て待て止めろ落ち着け榛名!!!!」

    662 = 637 :

    ドゴォォォォォォォォン


    提督「うわっぷ!?」

    霧島「壁が!」

    金剛「敵襲か!?」

    榛名「んもう! 誰ですか、榛名の邪魔をするのは!」



    木曾「――――俺だよ」



    提督「き、木曾ぉ!!!」

    木曾「無事かい提督。助けに来たぜ」フッ

    提督「木曾ぉ……」キュン

    663 :

    堕ち……たらアカン!

    664 = 637 :

    木曾「提督は返してもらうぜ、金剛型」

    金剛「君の物ではないだろうに」

    木曾「そうか。ならば、言い換えるとするか」


    木曾「――提督は頂いていく」


    提督「やだもう……なんなのこの子カッコいい……」

    木曾「さ、行くぞ提督!」

    榛名「そう簡単に逃がしてたまるものですk」

    球磨「榛名、布団を敷こうクマ。な!」

    榛名「」

    666 = 637 :

    提督「球磨!?」

    球磨「弟の頼みとあっては、手を貸さないわけにはいかんからな。クマ」

    提督「とってつけたような語尾やめろ」

    球磨「ふふふ……戦艦相手もたまには悪くない。うーん、疼くぞぉ。クマ!」

    榛名「や、やだっ、やだやだっ……!」フルフル

    球磨「ヤられる覚悟もないのにヤろうなんざおこがましいんじゃあないか? クマ」

    榛名「やだ……榛名、はじめては提督が良いですっ……!」

    提督「あの、球磨、ほどほどにね」

    球磨「わかってるよ。こんな細いのは好みじゃあない。クマ」

    球磨「球磨の好みはもっとがっしりと男くさくて……芳醇な香りの漂う……」

    木曾「球磨兄の話をこれ以上聞いてたらおかしくなる、行くぞ」

    提督「兄に容赦ないっすね……」

    667 = 637 :

    《球磨型の部屋》

    木曾「まあ、ここなら安全だろう」


    北上「およ、提督じゃん。やっほー」ヒラヒラ

    大井「北上くんのおへそペロペロ! ぺろぺろぺろりんちょ!」

    多摩「多摩は炬燵で丸くなる……」ゴロン


    提督「……流石は球磨型、イロモノぞろいだな……」

    木曾「一緒にされるのは若干心外だが……」


    木曾「何にせよ、お前が無事でよかったぜ」

    668 :

    この球磨絶対田亀源五郎的な外見だろ

    669 = 637 :

    提督「本当に助かった……。あのままあそこにいたら、既成事実を作られて詰んでたかもしれん」

    木曾「皆それだけあんたを好いてるってことなんだろうがな」

    提督「愛が重い……」

    大井「提督の何が良いんでしょうねえ?」

    提督「ほんまそれ」

    北上「まあ、俺はなんとなくわかるかもなぁ」

    大井「!?」

    北上「や、もちろんケッコンしたいわけじゃないけどね」

    提督「はぁ……」

    670 = 637 :

    多摩「結局指輪は持ったままなのかにゃ?」

    提督「ああ。ここに」チラッ

    大井「おお……提督、これ僕にくれませんか?」

    提督「えっ……」サッ

    大井「なんでお尻押さえて後ずさるんですか。別に僕は提督に興味なんてありゃしませんよ」

    北上「ケッコンならしないよ~」

    大井「……orz」

    木曾「ホントマイペースだな……」

    木曾「それで、提督。結局どうするんだい、それ」

    提督「……どうするかな」

    671 = 637 :

    提督「…………なあ、木曾」

    木曾「なんだ?」

    提督「ここでお前にケッコンを申し込んだら、お前は頷くか?」

    北上(おやおや)

    大井(まさかの)

    多摩(木曾大勝利フラグにゃ?)

    提督「…………」

    木曾「……頷かねえよ。お前は諦念に支配されちまってるだけだしな」

    673 = 637 :

    提督「諦念か……」

    木曾「逃げってのかな……」

    木曾「ケッコンってのは、そういうもんじゃないだろ?」

    木曾「もっとお互いがお互いを好きで……」

    木曾「幸せの中で……幸せの絶頂の中で、結ばれるもんだ」

    木曾「だから、今指輪を渡されたところで、俺には受け取る資格がないし」

    木曾「受け取りたいとも思わないよ」

    提督「……そっか。そうだよな」

    木曾「あんたがいつか心の底からケッコンしたいと思えるヤツが出てくるまで、そいつはとっときな」

    提督「……そうだな。よし、わかった……決めた」

    木曾「?」


    大井(あーあ、木曾ってばカッコつけちゃって)

    北上(まあでも、いいんじゃない? 提督の中での木曾はどんどん大きくなってるわけだしね~)

    多摩(素直になれない弟を見守るのも、兄の役目にゃ)

    674 = 637 :

    《翌日》

    提督「あー、お前らに今日集まってもらったのは他でもない!」

    提督「昨日からこの鎮守府を騒がしているケッコンカッコカリについてだが!」

    艦息『ザワザワ』

    提督「俺はいま、現状! ケッコンする気はない!」


    木曾「……フッ」


    提督「何故なら俺は女の子が好きだからだ! 艦娘とかな!」

    提督「最近ちょっとその壁も揺らいできている気がしなくもないが!」

    提督「とにかく! 俺がケッコンする意思はないということを知らしめるべく!」

    提督「今日はこの指輪を捨てる所を、みんなに見てもらおうと思って集まってもらったわけだ!」

    675 = 637 :

    ***

    赤城「昨日は提督も大変だったみたいだからね」

    加賀「…………」

    赤城「どうしたの、加賀くん?」

    加賀「い、いえ、なんというか……微妙に寒気が……」

    ***

    提督「さて……ではこの指輪をどうするかというとだ!」

    提督「えー……瑞鶴、来てくれるかな!」


    瑞鶴「え? 俺?」


    提督「あー違う、男じゃない。女の方。加賀の良い人のほう」

    瑞鶴♀「私? いいけど……」

    676 = 637 :

    ***

    加賀「もう既に鎮守府内で瑞鶴の扱いが私の恋人になってるんですが……!?」

    赤城「事実でしょ? やることやったんでしょ?」

    加賀「無理矢理……やられただけですけどね……」

    赤城「加賀くんもすっかり尻に敷かれちゃったねえ……」

    ***


    瑞鶴♀「それで、どうしたんですか?」

    提督「この指輪、君にあげよう」

    瑞鶴♀「えっ」

    提督「好きに使うといい」

    瑞鶴♀「あ、ありがとうございますっ!」

    678 = 637 :

    瑞鶴♀「ねぇ、聞いたよね加賀さん! これで私たち、ケッコンできるねっ!」ニッコリ

    加賀「」



    提督「いいか! ケッコンってのは、こういう風に幸せで幸せで幸せの絶頂の中のカップルがやるもんだ!」

    提督「よく覚えておけよ!!」



    瑞鶴♀「子供は何人欲しい? なんて……えへへっ、気が早いかっ!」

    加賀「」



    提督「部下が幸せになって俺も嬉しいよ!」

    提督「はい、それじゃ解散!」


    ザワザワ 
    カガサンモツイニ キコンシャカァ オメデトー 


    加賀「」

    679 = 637 :

    提督「こうして、我が鎮守府でのケッコンカッコカリ騒動は一応の決着を見た」

    提督「押しかけ女房と化した瑞鶴♀のアタックと既成事実、そして俺が与えた指輪によって加賀はついに陥落した」

    提督「俺より先に幸せになりやがって、と言いたいところではあるが……」

    提督「まあ、部下の幸せを祝うというのも悪くない」


    提督「相変わらず艦娘はいない我が鎮守府ではあるが……」

    提督「まあ、それはそれで楽しいこともあるものである」

    680 = 637 :

    足柄「提督! 俺すげーことに思い当たったぜ!!」

    提督「どうしたマイ・ソウル・フレンド足柄よ!」

    足柄「おう、あのよ! 深海棲艦って……おっぱいついてね?」

    提督「!!!!」

    足柄「……ついてるよな?」

    提督「確かに言われてみると……ついてる……」

    提督「足柄お前天才かよ……」

    足柄「出撃するか、提督?」

    提督「……深海棲艦は敵だからな……捕虜にして尋問する分には……」

    足柄「うお、ゲスい……」

    681 = 637 :

    提督「でもそういうの、お好きでしょう?」

    足柄「正直……好きっす」

    提督「おっしゃあああ! 行くぞ足柄!」

    足柄「おう!」

    提督「目指すは深海棲艦のおっぱいだ!」

    足柄「艦娘がいないなら、深海棲艦を求めればいい!」

    提督「単純!」

    足柄「明快!」



    提督・足柄「うおおお、待ってろよおっぱい!!!」

    682 :

    あっ…(察し)

    683 :

    やっときたか
    手始めにタ級あたりをだな……

    684 = 637 :

    *****

    ****

    ***

    **




    ヲ級「ヲッ?」ボロン

    足柄「」

    提督「」



    足柄「おっぱいあるのに! あるのに!」

    提督「なんで深海棲艦にもついてんだよ! おかしいだろ!!!!」ドンッ

    685 :

    敵にもついてたかー

    686 :

    南方棲戦姫「呼んだ?」

    687 = 637 :

    霧島「雌雄一体というやつですね」クイッ

    赤城「もう、提督はこういう星の元に生まれたのかもしれませんね」

    加賀「ふふふ……ざまぁみろですよ」

    伊19「提督はもう、ち○こからは逃れられない宿命なのね♂」



    提督「くっそ……くっそおおおおお!」

    提督「提督になったら艦娘とイチャイチャできると思ってたのに!」

    提督「思ってたのにいいいいいいいいいいいいいい!」

    木曾「やれやれ……」



    提督「提督になったら艦娘とイチャイチャできると思ってた」 
                                           おしまい

    688 = 637 :

    これにておしまい! およそ一月、お付き合いいただきありがとう!

    689 = 682 :

    乙です
    この提督はこのままか…
    足柄♂と足柄♀のイチャイチャはよ!!

    690 = 660 :

    乙、救いは無いんですか(切実)

    クロボンだったりガンソだったり>>1はロボ好き?
    あと霧島姐さん、それを言うなら雌雄同体(もしくは雌雄モザイク)ですぜ

    691 :


    潜水カ級♂とソ級♂に遭遇した艦息は大変そうだな

    692 = 637 :

    >>689
    提督はちんこからは逃れられない運命

    >>690
    無知をさらしてはっずかしい!
    ロボもの大好き


    このSSの全力投球ポイントは瑞加賀
    次回立てるなら同設定で瑞鶴♂と加賀♀葛城♀のスレだな その時はどうぞよしなに

    693 = 686 :

    足柄♀に艦娘を紹介してもらう変わりに、艦息紹介すれば丸く収まるよな

    694 :

    おつー
    この提督さんいつか誰かと付き合えるといいね!

    695 :

    恋する木曾♂は切なくて提督を思うとアナルがキュンキュンしちゃうの

    696 = 663 :

    乙!
    ところでオネエ提督とかいたら艦娘(?)全員がオネエになったりするのかな

    697 :

    足柄♀に紹介してもらってもあの女提督の所だからなぁ
    何割かは腐ってそうだ

    698 :

    提督はもう♂(見た目は♀)とヤるしかないよ

    699 :

    ガン×ソード思い出した

    700 :

    木曾は男でも女でも大好きだということに気づかされたSSだった
    ただひたすらに乙


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