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元スレ八幡「俺は雪ノ下を選んだ」

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八幡(人生は苦いよな…)
八幡(俺がガムシロップ入れるのもそれが関係してたりするよ?いや、ほんと)
八幡(現実は苦いから、せめて空想の世界は甘くっていう言葉もあるけど)
いろは「先輩、ここの問題ってこうですよね?」
八幡「ん~そうだな、それであってる」
いろは「やった!これで完了~~!」
八幡「というか、なんで奉仕部の部室で、お前に勉強教えてんの?」
いろは「わたしに聞かないでくださいよ」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1445822414
いろは「疲れましたね先輩、わたしにお茶淹れてくれてもいいですよ?」
八幡「なにこの女王様…」スタスタ
いろは「とかなんとか言って、やってくれるんですね」
八幡「お前、うるさいし」
いろは「人を犬みたいに言わないでください」
八幡(確かに、犬みたいなところもあるかな…)
いろは「ところで、雪ノ下先輩たち来ないんですか?」
八幡「雪ノ下は今日は家の用事で休みだ」
いろは「へ~詳しいですね~」
八幡「いや、さっき連絡しただけだけどね」
八幡「なにこの女王様…」スタスタ
いろは「とかなんとか言って、やってくれるんですね」
八幡「お前、うるさいし」
いろは「人を犬みたいに言わないでください」
八幡(確かに、犬みたいなところもあるかな…)
いろは「ところで、雪ノ下先輩たち来ないんですか?」
八幡「雪ノ下は今日は家の用事で休みだ」
いろは「へ~詳しいですね~」
八幡「いや、さっき連絡しただけだけどね」
いろは「連絡取り合ってるなんて、恋人同士なだけありますねっ」
八幡「ここで言うか?それを…」
いろは「それで…結衣先輩は?」
八幡「いや、聞いてないけど、来るんじゃないのか?」
いろは「来てくれるんですか?」
八幡「さあ…」
いろは「そんな無責任な」
八幡「しょうがないだろ」
いろは「先輩が選んだんでしょ」
八幡「そうだけどな…」
八幡(俺は…雪ノ下と付き合い始めた)
八幡(彼女を選んだことになるのかね)
八幡「ここで言うか?それを…」
いろは「それで…結衣先輩は?」
八幡「いや、聞いてないけど、来るんじゃないのか?」
いろは「来てくれるんですか?」
八幡「さあ…」
いろは「そんな無責任な」
八幡「しょうがないだろ」
いろは「先輩が選んだんでしょ」
八幡「そうだけどな…」
八幡(俺は…雪ノ下と付き合い始めた)
八幡(彼女を選んだことになるのかね)
いろは「一か月もかけるとか、先輩へたれですよ~」
八幡「慣れて無さ過ぎたんだよこういうのに…」
いろは「まあ、それはあるでしょうけど」
八幡「それに…」
いろは「でも意外だったかも」
八幡「意外?」
いろは「先輩、答え出さないんじゃないかって思ってましたし」
八幡「…それも考えてたけど」
いろは「3人なんとなく平行線で卒業までって感じですか」
八幡「そういうことだな」
いろは「でも、答え出したじゃないですか」
いろは「ちょっと男らしいなって思いましたよ」
八幡「それはどうも」
八幡「慣れて無さ過ぎたんだよこういうのに…」
いろは「まあ、それはあるでしょうけど」
八幡「それに…」
いろは「でも意外だったかも」
八幡「意外?」
いろは「先輩、答え出さないんじゃないかって思ってましたし」
八幡「…それも考えてたけど」
いろは「3人なんとなく平行線で卒業までって感じですか」
八幡「そういうことだな」
いろは「でも、答え出したじゃないですか」
いろは「ちょっと男らしいなって思いましたよ」
八幡「それはどうも」
いろは「む、あまり嬉しそうじゃないですね」
八幡「まあ、そりゃな…」
いろは「ダメですよ…そういう後ろ向きなこと考えちゃ」
八幡「……」
ガラガラ
結衣「や、やっはろ~~っ!」
いろは「あ、結衣先輩、やっはろ~~ですっ!」
八幡「お、おう…」
ゲシ
八幡(いてっ…!蹴られた…)
いろは「…」
八幡(睨まれてるし…)
八幡「よう、由比ヶ浜」(これでいいのか?)
結衣「う、うん…ヒッキーも…こんにちは…」
八幡(気まずいままじゃん…)
八幡「まあ、そりゃな…」
いろは「ダメですよ…そういう後ろ向きなこと考えちゃ」
八幡「……」
ガラガラ
結衣「や、やっはろ~~っ!」
いろは「あ、結衣先輩、やっはろ~~ですっ!」
八幡「お、おう…」
ゲシ
八幡(いてっ…!蹴られた…)
いろは「…」
八幡(睨まれてるし…)
八幡「よう、由比ヶ浜」(これでいいのか?)
結衣「う、うん…ヒッキーも…こんにちは…」
八幡(気まずいままじゃん…)
結衣「えっと、ゆきのんは…?」
八幡「用事で今日は来れないって言ってたぞ」
結衣「あ、そ、そうなんだ…」
八幡(安心したような表情だな…)
八幡(やっぱり気まずいか)
結衣「いろはちゃんと勉強してたんだ」
八幡「おう、まあな」
いろは「わたしも来年は受験生なんで」
八幡「俺たち、今が受験生だからね?」
八幡「用事で今日は来れないって言ってたぞ」
結衣「あ、そ、そうなんだ…」
八幡(安心したような表情だな…)
八幡(やっぱり気まずいか)
結衣「いろはちゃんと勉強してたんだ」
八幡「おう、まあな」
いろは「わたしも来年は受験生なんで」
八幡「俺たち、今が受験生だからね?」
結衣「でも、教えてあげた方が、自分も修得するって言うしさ」
八幡(由比ヶ浜が賢いこと言ってる)
いろは「そうですよ、先輩。わたしに教えるのは先輩のためなんです」
八幡「屁理屈だよねそれ……」
結衣「ここ、最近は勉強部屋になってるよね」
八幡「依頼も来ないっていうか、そもそも受験だしな」
いろは「引退…ですか」
八幡「まだ5月だし、早いかもしれんけど」
いろは「先輩たちいなくなったら、奉仕部って消えちゃうんですよね…」
八幡「小町に入ってもらうか?幽霊部員でもいいから…なんつて」
いろは「いいじゃないですか~」
八幡「おいおい、冗談だっての」
八幡(由比ヶ浜が賢いこと言ってる)
いろは「そうですよ、先輩。わたしに教えるのは先輩のためなんです」
八幡「屁理屈だよねそれ……」
結衣「ここ、最近は勉強部屋になってるよね」
八幡「依頼も来ないっていうか、そもそも受験だしな」
いろは「引退…ですか」
八幡「まだ5月だし、早いかもしれんけど」
いろは「先輩たちいなくなったら、奉仕部って消えちゃうんですよね…」
八幡「小町に入ってもらうか?幽霊部員でもいいから…なんつて」
いろは「いいじゃないですか~」
八幡「おいおい、冗談だっての」
結衣「……」
いろは「結衣先輩…?」
結衣「え?うん、聞いてるよ?」
八幡(やっぱり、微妙な空気か…)
八幡「今日は雪ノ下もいないし、早めに閉めてどっか行くか?」
結衣「え?」
いろは「お~、先輩太っ腹です~!」
八幡「別に奢るとは言ってないけどな」
いろは「先輩、かっこ悪いですよ」
結衣「えっと…これから?」
八幡「ああ、大分早いけど、別に大丈夫だろ」
いろは「結衣先輩…?」
結衣「え?うん、聞いてるよ?」
八幡(やっぱり、微妙な空気か…)
八幡「今日は雪ノ下もいないし、早めに閉めてどっか行くか?」
結衣「え?」
いろは「お~、先輩太っ腹です~!」
八幡「別に奢るとは言ってないけどな」
いろは「先輩、かっこ悪いですよ」
結衣「えっと…これから?」
八幡「ああ、大分早いけど、別に大丈夫だろ」
結衣「あ、でも今日は優美子と約束があるから」
八幡「三浦とか」
結衣「うん、ごめんね?」
八幡「いや、いいけど」
ガラ
三浦「結衣~いる~?」
結衣「あ、優美子」
三浦「どうなん?いつごろから行けんの?」
結衣「え~っと…」
八幡「すぐ行ってきたらどうだ?」
八幡「三浦とか」
結衣「うん、ごめんね?」
八幡「いや、いいけど」
ガラ
三浦「結衣~いる~?」
結衣「あ、優美子」
三浦「どうなん?いつごろから行けんの?」
結衣「え~っと…」
八幡「すぐ行ってきたらどうだ?」
結衣「え、いいかな?」
八幡「戸締りくらいしかすることないしな」
結衣「ごめんね、じゃあ行ってくるね」
スタスタ
いろは「なんか、先輩優しくないですか~」
八幡「はあ?」
いろは「心の余裕が感じられますよ」
八幡「そんなことねぇよ」
いろは「雪ノ下さんゲットしたのは大きいですね」
八幡「違うっての」
八幡「戸締りくらいしかすることないしな」
結衣「ごめんね、じゃあ行ってくるね」
スタスタ
いろは「なんか、先輩優しくないですか~」
八幡「はあ?」
いろは「心の余裕が感じられますよ」
八幡「そんなことねぇよ」
いろは「雪ノ下さんゲットしたのは大きいですね」
八幡「違うっての」
喫茶店
三浦「結衣」
結衣「え、なに?」
三浦「あのさ、元気出しなよ」
結衣「え、なに言ってんの?優美子…あたし元気じゃん」
三浦「…」
結衣「元気…だよ…」
三浦「全然見えないっての、下手な演技もそこまで行くと大したもんだし」
結衣「元気だよ…ホントに」
三浦「結衣」
結衣「え、なに?」
三浦「あのさ、元気出しなよ」
結衣「え、なに言ってんの?優美子…あたし元気じゃん」
三浦「…」
結衣「元気…だよ…」
三浦「全然見えないっての、下手な演技もそこまで行くと大したもんだし」
結衣「元気だよ…ホントに」
三浦「無理すんなっての、特にあーしの前で」
結衣「……優美子」
三浦「核心つくようで悪いけどさ」
結衣「うん…」
三浦「ヒキオと雪ノ下さんが付き合い始めたからだよね?元気ないの」
結衣「…それは…」
三浦「答えて」
結衣「…うん、そうなるかな」
三浦「やっぱりそっか」
結衣「あははは、きっぱりと振られちゃったよ~」
三浦「そんな、元気に言えることじゃないんでしょ」
結衣「あ、あはははは…」
結衣「……優美子」
三浦「核心つくようで悪いけどさ」
結衣「うん…」
三浦「ヒキオと雪ノ下さんが付き合い始めたからだよね?元気ないの」
結衣「…それは…」
三浦「答えて」
結衣「…うん、そうなるかな」
三浦「やっぱりそっか」
結衣「あははは、きっぱりと振られちゃったよ~」
三浦「そんな、元気に言えることじゃないんでしょ」
結衣「あ、あはははは…」
三浦「あーしとしてはどうなるのかなって思ってたけど」
結衣「優美子も、思ってたんだ…」
三浦「ヒキオのことだから、なにもせずに終わるとも思ってたけど」
三浦「大胆に動いたね、あいつも…ホント」
結衣「…」
結衣「…どうして、あたしじゃなくて、ゆきのんだったのかな…」
結衣「あたし、結構がんばってアプローチしてたんだけどな…」
結衣「……うっ…」
三浦「結衣…あんたそんなに、ヒキオのこと…」
結衣「ごめん…変なところ見せて…」
三浦「謝んなくていいっての」
結衣「優美子も、思ってたんだ…」
三浦「ヒキオのことだから、なにもせずに終わるとも思ってたけど」
三浦「大胆に動いたね、あいつも…ホント」
結衣「…」
結衣「…どうして、あたしじゃなくて、ゆきのんだったのかな…」
結衣「あたし、結構がんばってアプローチしてたんだけどな…」
結衣「……うっ…」
三浦「結衣…あんたそんなに、ヒキオのこと…」
結衣「ごめん…変なところ見せて…」
三浦「謝んなくていいっての」
結衣「……」
三浦「結衣さ、気持ちは察するけど…」
結衣「うん…」
三浦「気分変えるのも重要だと思うんだよね」
結衣「そうだけど……」
三浦「あんたと付き合いたいって奴いんだけどさ」
結衣「え~~?なにそれ…」
三浦「まあ、あんたも顔見知りとは思うけどさ」
三浦「試しにって言ったら変だけど、付き合ってみたら?」
結衣「優美子…そんなの…」
三浦「結衣さ、気持ちは察するけど…」
結衣「うん…」
三浦「気分変えるのも重要だと思うんだよね」
結衣「そうだけど……」
三浦「あんたと付き合いたいって奴いんだけどさ」
結衣「え~~?なにそれ…」
三浦「まあ、あんたも顔見知りとは思うけどさ」
三浦「試しにって言ったら変だけど、付き合ってみたら?」
結衣「優美子…そんなの…」
三浦「悔やんでも、ヒキオ戻って来ないし」
結衣「それは…そうだけど…さ…」
三浦「それに…あんたのそういう表情、あーしも見たくないんだ」
三浦「辛そうだもん」
結衣「優美子……」
三浦「結衣は付き合ってないからわからないかもだけど」
三浦「結構付き合うのって軽いもんだよ」
結衣「そうかな…」
三浦「まあ、雪ノ下さんがどうかはわかんないけど」
三浦「とにかく会ってみるだけでも、変わってくると思うよ?どう?」
結衣「……うん、そうだね…わかった」
結衣「それは…そうだけど…さ…」
三浦「それに…あんたのそういう表情、あーしも見たくないんだ」
三浦「辛そうだもん」
結衣「優美子……」
三浦「結衣は付き合ってないからわからないかもだけど」
三浦「結構付き合うのって軽いもんだよ」
結衣「そうかな…」
三浦「まあ、雪ノ下さんがどうかはわかんないけど」
三浦「とにかく会ってみるだけでも、変わってくると思うよ?どう?」
結衣「……うん、そうだね…わかった」
いろは「先輩、今日はごちそうさまでしたっ!」
八幡「一色…食べ過ぎ…奢りだからって…」
いろは「先輩の器の大きさには脱帽ですっ!」
八幡「絶対褒めてないだろ」
いろは「まあ、いいじゃないですか。これから雪ノ下先輩に似たようなことするんですよ?」
八幡「それは…そうかな」
いろは「こういうのも練習ですって」
八幡「なんか都合のいい解釈だな」
いろは「それはいいんです。問題はちゃんと雪ノ下先輩と楽しんで付き合ってくださいよ?」
八幡「どういう意味だよ…?」
いろは「ホントにわかってないんですか?」
八幡「…」
いろは「中途半端に付き合っちゃうとか…一番駄目ですからね?」
八幡「…」
いろは「先輩はもう答え出したんですから」
八幡「わかってるっての…」
いろは「恋愛初心者の先輩には周りに気を遣う余裕なんかないはずです」
八幡「どういう意味だよ…?」
いろは「ホントにわかってないんですか?」
八幡「…」
いろは「中途半端に付き合っちゃうとか…一番駄目ですからね?」
八幡「…」
いろは「先輩はもう答え出したんですから」
八幡「わかってるっての…」
いろは「恋愛初心者の先輩には周りに気を遣う余裕なんかないはずです」
八幡「恋愛初心者って…合ってるが…」
いろは「わたしが言いたいのはそのくらいです、今のところ」
八幡「なんでお前がそんなこと言うんだよ…これ3人の問題だぞ?」
いろは「そんなことないです」
八幡「ん?」
いろは「なんでもありません、先輩はこういう時はバカですから…」
八幡「…?」
いろは「もう帰りましょうか、先輩っ」
八幡「…そうだな」
いろは「こんなところ、雪ノ下先輩に見られたら大変ですし」
八幡「そういうこと言うなよ…怖いからね」
いろは「わたしが言いたいのはそのくらいです、今のところ」
八幡「なんでお前がそんなこと言うんだよ…これ3人の問題だぞ?」
いろは「そんなことないです」
八幡「ん?」
いろは「なんでもありません、先輩はこういう時はバカですから…」
八幡「…?」
いろは「もう帰りましょうか、先輩っ」
八幡「…そうだな」
いろは「こんなところ、雪ノ下先輩に見られたら大変ですし」
八幡「そういうこと言うなよ…怖いからね」
物陰からずっと見ていた雪なんとかさん、その手に持っている出刃包丁は何に使うおつもりでしょうか
いろは「どこかで見てるかもしれないですよ?」
八幡「いや、家の用事って言ってたし」
いろは「ああ、雪ノ下先輩の家系凄いですもんね」
いろは「侯爵?王族?」
八幡「そんな天皇家じゃねぇよ…上流階級かもしれんけど」
いろは「ノリ悪いです先輩~」
八幡「俺は陽乃さんの方が怖いんだけどね…」
いろは「あ~なるほど~」
いろは「それじゃあ、先輩。こっちなんでもう行きますね」
八幡「おう」
いろは「それじゃ、また明日!」
八幡「いや、家の用事って言ってたし」
いろは「ああ、雪ノ下先輩の家系凄いですもんね」
いろは「侯爵?王族?」
八幡「そんな天皇家じゃねぇよ…上流階級かもしれんけど」
いろは「ノリ悪いです先輩~」
八幡「俺は陽乃さんの方が怖いんだけどね…」
いろは「あ~なるほど~」
いろは「それじゃあ、先輩。こっちなんでもう行きますね」
八幡「おう」
いろは「それじゃ、また明日!」
翌日
スタスタスタスタ
八幡「眠い…このまま帰って寝てしまいたい」
雪乃「なにを言ってるのかしら、あなたは…朝から」
八幡「雪ノ下…」
雪乃「おはよう、朝から陰鬱な顔をしてるわね」
八幡「相変わらず、毒舌が冴えわたっているようで…」
雪乃「私は、あなたのそんな陰鬱な表情も嫌いじゃないけれど」
八幡「……」
雪乃「な、なんとか言って…黙るのはズルいわよ…」
八幡「先に行く」スタスタ
雪乃「ちょ、比企谷くん…!私の努力を笑いものにする気かしら?」スタスタ
八幡「う、うるせ…」
雪乃「……!」
八幡(雪ノ下の顔、まともに見れん…)
スタスタスタスタ
八幡「眠い…このまま帰って寝てしまいたい」
雪乃「なにを言ってるのかしら、あなたは…朝から」
八幡「雪ノ下…」
雪乃「おはよう、朝から陰鬱な顔をしてるわね」
八幡「相変わらず、毒舌が冴えわたっているようで…」
雪乃「私は、あなたのそんな陰鬱な表情も嫌いじゃないけれど」
八幡「……」
雪乃「な、なんとか言って…黙るのはズルいわよ…」
八幡「先に行く」スタスタ
雪乃「ちょ、比企谷くん…!私の努力を笑いものにする気かしら?」スタスタ
八幡「う、うるせ…」
雪乃「……!」
八幡(雪ノ下の顔、まともに見れん…)
教室
戸塚「八幡」
八幡「戸塚…おはよう」
戸塚「うん、おはよう」
八幡(よし、今日も一日がんばれるな)
戸塚「でもさ、朝、雪ノ下さんとはあんなだったのに…僕には普通に挨拶とか」
戸塚「順序が違うよ」
八幡「…見てたのか?」
戸塚「うん、まあね。たまたまなんだけど」
八幡(なんか……布団ないですかね…もだえ苦しみたい…)
戸塚「二人の貴重なやり取り見れたし、おもしろかったけどさ」
八幡「いや、おもしろくねぇから…」
戸塚「八幡」
八幡「戸塚…おはよう」
戸塚「うん、おはよう」
八幡(よし、今日も一日がんばれるな)
戸塚「でもさ、朝、雪ノ下さんとはあんなだったのに…僕には普通に挨拶とか」
戸塚「順序が違うよ」
八幡「…見てたのか?」
戸塚「うん、まあね。たまたまなんだけど」
八幡(なんか……布団ないですかね…もだえ苦しみたい…)
戸塚「二人の貴重なやり取り見れたし、おもしろかったけどさ」
八幡「いや、おもしろくねぇから…」
戸部「隼人君~今日はカラオケ行くっしょ?」
葉山「ああ、構わないけど、最近よく行くな」
戸部「ほら、なんての?嵌り時期ってあるじゃん?あれあれ」
葉山「嵌り時期?そんな言葉あるのか?」
三浦「結衣~~」
結衣「なに…」
三浦「ほれほれ」ツンツン
結衣「きゃあっ、なに急に~~!」
三浦「元気だしなよ、元気」
結衣「う、うん」
葉山「ああ、構わないけど、最近よく行くな」
戸部「ほら、なんての?嵌り時期ってあるじゃん?あれあれ」
葉山「嵌り時期?そんな言葉あるのか?」
三浦「結衣~~」
結衣「なに…」
三浦「ほれほれ」ツンツン
結衣「きゃあっ、なに急に~~!」
三浦「元気だしなよ、元気」
結衣「う、うん」
ワイワイ
八幡「…」ジー
戸塚「どうしたの?八幡…」
八幡「いや…」
八幡(由比ヶ浜の奴……どうなんだろうな)
八幡(一色にも注意されたな…俺には余裕ないしな)
-------------------------------------
奉仕部
雪乃「比企谷くん、お茶はいるかしら?」
八幡「ん、ああ」
雪乃「じゃあ、淹れるわね」
雪乃「ところで、由比ヶ浜さんは?」
八幡「……さあ…」
雪乃「一緒には来ていないの?」
八幡「来てない」
雪乃「以前は一緒に来ていたことも多かったのに」
八幡「…」ジー
戸塚「どうしたの?八幡…」
八幡「いや…」
八幡(由比ヶ浜の奴……どうなんだろうな)
八幡(一色にも注意されたな…俺には余裕ないしな)
-------------------------------------
奉仕部
雪乃「比企谷くん、お茶はいるかしら?」
八幡「ん、ああ」
雪乃「じゃあ、淹れるわね」
雪乃「ところで、由比ヶ浜さんは?」
八幡「……さあ…」
雪乃「一緒には来ていないの?」
八幡「来てない」
雪乃「以前は一緒に来ていたことも多かったのに」
八幡「あのな…」
雪乃「…」
八幡「俺たちの関係も変わっただろ…」
雪乃「ええ…」
八幡「全く、以前と同じってわけには…いかないだろ」
雪乃「そうね…そうかもしれないわ」
八幡「…」
雪乃「でも…やはり寂しいわね…」
八幡「雪ノ下にとって、由比ヶ浜は特別か?」
雪乃「それはもちろんよ」
雪乃「…」
八幡「俺たちの関係も変わっただろ…」
雪乃「ええ…」
八幡「全く、以前と同じってわけには…いかないだろ」
雪乃「そうね…そうかもしれないわ」
八幡「…」
雪乃「でも…やはり寂しいわね…」
八幡「雪ノ下にとって、由比ヶ浜は特別か?」
雪乃「それはもちろんよ」
雪乃「あなたも同じでしょう?」
八幡「そうだな…」
雪乃「3人で、この1年頑張ってきたんだから…」
雪乃「それは、この先を考えても、かけがえのない財産になると思うわ」
八幡「なら……やめるか?」
雪乃「…え?」
八幡「元の関係に戻るか?由比ヶ浜にもそう伝えるか?」
雪乃「…」
八幡「お前が、辛いんなら…」
雪乃「嫌よ」
八幡「…」
八幡「そうだな…」
雪乃「3人で、この1年頑張ってきたんだから…」
雪乃「それは、この先を考えても、かけがえのない財産になると思うわ」
八幡「なら……やめるか?」
雪乃「…え?」
八幡「元の関係に戻るか?由比ヶ浜にもそう伝えるか?」
雪乃「…」
八幡「お前が、辛いんなら…」
雪乃「嫌よ」
八幡「…」
雪乃「あなたを誰にも渡す気はないわ」
八幡「雪ノ下…」
雪乃「…比企谷くん」
八幡「なんだ…て、んっ」
雪乃「んっ…チュ…」
八幡「む…むぐ……」
八幡(…雪ノ下って…こんな積極的だったの…?)
雪乃「ん…」
八幡「むむ…」
八幡(人間って優先順位があるよな…絶対…)
八幡(雪ノ下って、その優先に忠実そうだ…)
八幡「雪ノ下…」
雪乃「…比企谷くん」
八幡「なんだ…て、んっ」
雪乃「んっ…チュ…」
八幡「む…むぐ……」
八幡(…雪ノ下って…こんな積極的だったの…?)
雪乃「ん…」
八幡「むむ…」
八幡(人間って優先順位があるよな…絶対…)
八幡(雪ノ下って、その優先に忠実そうだ…)
八幡「な、なあ…雪ノ下…」
雪乃「…なに?」
八幡「キス…長くないっすか…?」
雪乃「いいじゃない少しくらい…誰も見ていないわ」
八幡「そういう言葉が、いちいち…」
雪乃「理性はどうしたの?あなた…」
八幡「いやいや、雪ノ下に言われたくないぞ…」
ガラガラ
結衣「やっはろ~~!」
雪乃「…!」
八幡「由比ヶ浜…よ、よう…」
雪乃「…なに?」
八幡「キス…長くないっすか…?」
雪乃「いいじゃない少しくらい…誰も見ていないわ」
八幡「そういう言葉が、いちいち…」
雪乃「理性はどうしたの?あなた…」
八幡「いやいや、雪ノ下に言われたくないぞ…」
ガラガラ
結衣「やっはろ~~!」
雪乃「…!」
八幡「由比ヶ浜…よ、よう…」
結衣「あれ…?どうしたの…?」
雪乃「いえ…なんでもないわ」
結衣「…そう?」
八幡(あぶねぇ…もう少し近づいてたら、バレテたか…離れてて良かった…)
雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さん」
結衣「うんっ」
雪乃「紅茶はいるかしら?」
結衣「あ、もらえる?ありがとう」
八幡(元気に見えるな?それとも、まだ無理してるか?)
雪乃「いえ…なんでもないわ」
結衣「…そう?」
八幡(あぶねぇ…もう少し近づいてたら、バレテたか…離れてて良かった…)
雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さん」
結衣「うんっ」
雪乃「紅茶はいるかしら?」
結衣「あ、もらえる?ありがとう」
八幡(元気に見えるな?それとも、まだ無理してるか?)
雪乃「…それじゃあ、勉強をしましょうか」
八幡「依頼来ないしな」
雪乃「もう、3年になったもの。引退のようなものだから、来ないのも無理はないわ」
八幡「もう奉仕部の活動は終了か…」
雪乃「私としては残念ね」
八幡「そうか?」
雪乃「あなたの活躍が見れなくなるから」
八幡「な…」
雪乃「あなたは、依頼の時は人が変わったように頼りがいがあったわよ」
八幡「それ…やっぱり毒舌ですよね?」
雪乃「どうかしら?」
結衣「……」
結衣「えっと…あのさ」
雪乃「由比ヶ浜さん?どうしたの?」
結衣「今から、勉強するってなってるけど…」
雪乃「ええ」
結衣「今日もちょっと、予定があってさ。とりあえず顔出しただけなんだ」
八幡「三浦と約束か?」
結衣「ううん、男子と約束…男子と」
八幡「……」
結衣「……」チラ
雪乃「男子?葉山君かしら?」
結衣「ううん、違うよ」
雪乃「由比ヶ浜さん?どうしたの?」
結衣「今から、勉強するってなってるけど…」
雪乃「ええ」
結衣「今日もちょっと、予定があってさ。とりあえず顔出しただけなんだ」
八幡「三浦と約束か?」
結衣「ううん、男子と約束…男子と」
八幡「……」
結衣「……」チラ
雪乃「男子?葉山君かしら?」
結衣「ううん、違うよ」
八幡「なら、戸部とその周辺じゃなさそうだしな」
結衣「ヒッキー、ひどいよ…確かに違うけどさ…」
結衣「隣のクラスの子なんだけどさ」
八幡「知らない奴か」
結衣「ヒッキー達も顔くらいは見てるかもだけど」
雪乃「その人と、出かける用があるのね」
結衣「うん…だから、ごめんね?」
八幡「それなら仕方ないか」
雪乃「行ってらっしゃい、気を付けてね」
結衣「…ヒッキー…」
八幡「なんだ…?」
結衣「…なんでもない、行ってくるねっ!」
結衣「ヒッキー、ひどいよ…確かに違うけどさ…」
結衣「隣のクラスの子なんだけどさ」
八幡「知らない奴か」
結衣「ヒッキー達も顔くらいは見てるかもだけど」
雪乃「その人と、出かける用があるのね」
結衣「うん…だから、ごめんね?」
八幡「それなら仕方ないか」
雪乃「行ってらっしゃい、気を付けてね」
結衣「…ヒッキー…」
八幡「なんだ…?」
結衣「…なんでもない、行ってくるねっ!」
残酷ではあるが、選ぶってそういうことだし・・・。
ここで八幡がぶれたら、ガチ本物wワロスになるわ。雪乃にも結衣にも不誠実だわ
ここで八幡がぶれたら、ガチ本物wワロスになるわ。雪乃にも結衣にも不誠実だわ
>>40
いや選んだことが残酷じゃなくて、三人だけの部活の教室で二人がいちゃつくのは、もう一人ことを蔑ろにしてるやろ
いや選んだことが残酷じゃなくて、三人だけの部活の教室で二人がいちゃつくのは、もう一人ことを蔑ろにしてるやろ
ガラガラ
雪乃「…」
八幡「俺たちだけで、勉強するか」
雪乃「ええ、そうしましょう」
ーーーーーーーー
八幡「もうこんな時間か…」
雪乃「それなりに問題はこなしたわね」
雪乃「あなたはやはり数学が問題ね」
八幡「わかってるっての…」
雪乃「わかってるなら、少しは克服しないと駄目でしょう」
八幡「一応やってるけどね」
雪乃「おそらく量の問題ね、国語は大丈夫だから数学に回せばいいのよ」
八幡「苦痛だな、それ…」
雪乃「…」
八幡「俺たちだけで、勉強するか」
雪乃「ええ、そうしましょう」
ーーーーーーーー
八幡「もうこんな時間か…」
雪乃「それなりに問題はこなしたわね」
雪乃「あなたはやはり数学が問題ね」
八幡「わかってるっての…」
雪乃「わかってるなら、少しは克服しないと駄目でしょう」
八幡「一応やってるけどね」
雪乃「おそらく量の問題ね、国語は大丈夫だから数学に回せばいいのよ」
八幡「苦痛だな、それ…」
雪乃「今度、私のマンションで勉強しましょうか」
八幡「えっ?雪ノ下のか?」
雪乃「数学を教えるわ」
八幡「お、おう…それはありがたいけど…」
雪乃「どうかしたの?」
八幡「いや、なんでも…」
雪乃「??」
八幡(俺は理性の怪物…理性の怪物…)
八幡「えっ?雪ノ下のか?」
雪乃「数学を教えるわ」
八幡「お、おう…それはありがたいけど…」
雪乃「どうかしたの?」
八幡「いや、なんでも…」
雪乃「??」
八幡(俺は理性の怪物…理性の怪物…)
>>46
お前がどうなろうと気にならない
お前がどうなろうと気にならない
ガラガラ
いろは「いや~~遅れちゃいました🎵」
雪乃「あら一色さん、こんにちは」
いろは「雪ノ下先輩、こんにちはです、先輩も」
八幡「オッス」
いろは「なにしてたんですか?こんな密室で二人で~?」
八幡「なにその台詞…」
雪乃「勉強していただけよ」
八幡「お前も真面目に返すなよ」
いろは「いや~~遅れちゃいました🎵」
雪乃「あら一色さん、こんにちは」
いろは「雪ノ下先輩、こんにちはです、先輩も」
八幡「オッス」
いろは「なにしてたんですか?こんな密室で二人で~?」
八幡「なにその台詞…」
雪乃「勉強していただけよ」
八幡「お前も真面目に返すなよ」
いろは「何となく帰るところみたいですし、御飯食べに行きません?」
いろは「先輩のおごりで」
八幡「おい、さらっと言うな」
雪乃「それはともかくとして、食べに行きましょうか」
いろは「やったやった❗」
八幡「雪ノ下も柔軟だな」
雪乃「人とお付き合いする以上、そういうのも重要でしょう」
八幡「…かもな」
雪乃「あなたも柔軟になった方がいいわね」
いろは「先輩のおごりで」
八幡「おい、さらっと言うな」
雪乃「それはともかくとして、食べに行きましょうか」
いろは「やったやった❗」
八幡「雪ノ下も柔軟だな」
雪乃「人とお付き合いする以上、そういうのも重要でしょう」
八幡「…かもな」
雪乃「あなたも柔軟になった方がいいわね」
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