元スレ三浦「八幡早く起きろし」八幡「……あと、5分」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 1 :
八幡「そうだな…そして何故かお前はいつも俺の布団に…っておい!?」
優美子「これで前と一緒だし…」
そう…よくあーしは小さな頃はよく寝ている八幡の布団に潜り込んでいた
八幡「おい!?…何やって!?」
優美子「いいじゃん…こういう機会ないと…普段は別なんだから」
八幡「……っ‼今回だけだからな…」
優美子「うん、ありがと八幡」
背中から感じる八幡の温かさが、懐かしくて何だか泣きそうになってくる。泣いたら八幡に迷惑かかっちゃうから泣かないけど
102 = 1 :
優美子(色々と変わったけど、ここは変わらない)
体型はお互いに成長しているから八幡の背中の大きさとか、感触はもちろん変わっているけど
優美子(…やっぱり安心するし)
時が経っても変わらないものを感じながら、その中で変わっていく…いや、どんどんと大きくなっている感情が疼く
優美子(もし…八幡が違ったら?もし…受け入れられなかったら)
不安は絶えない…でも変わらないこの温もりを感じたくて、あーしはこの関係から変わりたいと
怖いけれど…それ以上にあーしは伝えたいと思った
そう頭が考えたら、心はやっと望んだのかと、その想いが一気に溢れ出す
103 = 1 :
優美子「…八幡」
八幡「どうした?」
優美子「あーしね…八幡のこと好きだよ」
優美子「もちろん幼馴染みとしてじゃなくて異性として好きだから」
あーしが口から出したのは八幡への気持ちだった。さっきまで色々と考えていたのに、それは何の抵抗もなく自然と流れた
優美子「八幡はあーしのこと好き?」
八幡はしばらく無言のままでいたけど、あーしの問いに答えてくれる
八幡「……ああ、俺もみう……優美子のことが好きだ」
八幡「俺も…優美子のこと、ちゃんと一人の女の子として好きだ」
104 = 1 :
八幡から告げられたあーしへの想い。あーしから告げた八幡への想い
優美子「あーし、こういうのはもっとそういう雰囲気でするんだと思ってたし」
優美子「でも、何でか分からないけど。今日のこの瞬間なら上手くいく気がしたんだ」
八幡「そうか。優美子がそういうならそうなんだろうな」
あーしの方に振り向いて、八幡は微笑みを浮かべている。月明かりに照らされている八幡の顔は儚げでキレイだと思った
優美子「今日から八幡はあーしの彼氏?」
八幡「ああ、俺は優美子の彼氏だな。そして優美子は…」
優美子「あーしは八幡の彼女なんだね」
105 = 1 :
優美子「……ねぇ、八幡…あーしの名前呼んで?」
八幡「……優美子」
優美子「もっと呼んで」
八幡「…優美子」
優美子「もっともっと…いっぱい呼んで」
八幡「優美子。俺の大好きな優美子」
自然とあーしと八幡の顔が近付く。吐息がかかる距離になって、お互いに少し止まったけど、すぐにまた近付いて…
そっとあーしと八幡の唇が繋がる。触れるだけの優しい口付け
106 = 1 :
恥ずかしいとか、そんなことは全くなくて。今この時にこうするのが二人とも分かっていたように自然と引かれ合った
しばらくしてあーしと八幡は離れる。少し間が空いてお互いに笑うと、あーしの顔に八幡の手が添えられる
添えられた手にあーしは自分の手を重ねる。それを合図にあーしと八幡はまた口付ける
ファーストキスは触れるだけの拙いキスだったけど、セカンドキスはお互いに感触を確かめるように啄んでいた
優美子(柔らかくて、温かくて、気持ちいい…)
微かに聞こえる唇から漏れる音や吐息が、あーしの気持ちをより高鳴らせる
優美子(八幡…大好き)
そんな気持ちを込めながらあーしは八幡の唇に自分の唇を押し付ける
107 = 1 :
それに応えてくれたのか、八幡も自分の唇を少しだけ強く押し付けてくる
そうしてくれたのが嬉しくて、あーしは添えられていた手をギュッと握る
どのくらいそうしていたんだろう。時間にしたら一分も経ってないと思うけど、ありきたりな表現をするなら永遠だと感じた時間も終わる
優美子「……キス…しちゃったね」
八幡「そうだな…優美子は嫌だったか?」
優美子「ううん、そんなことないし。むしろすごく嬉しい」
優美子「……八幡…これからもいっぱいいっぱいあーしの傍にいて?」
八幡はゆっくりとあーしの身体を抱きしめると、耳元でそっと囁いた
108 = 1 :
八幡「ああ、ずっと傍にいる。俺と一緒にいてほしい」
囁かれた言葉と吐息に思わずぞくりとしてしまう。甘い甘いそれはあーしの頭を痺れさせる
優美子「…あーしでいいの?」
八幡「ああ、優美子だからいいんだ」
優美子「あーしも八幡だから…八幡じゃないとやだから」
優美子「やっと…やっと届いたし。大好き八幡。大好き」
何度も口にしても溢れ出てくる想いに任せて、もう一度八幡の唇に自分の唇を重ねる
唇から身体から伝わる八幡の暖かさは変わらないけど、あーしたちの関係は幼馴染みから恋人に変わった
109 = 1 :
一先ずここまでです
書いて見直してたら安定の誰だこれに
イチャイチャ難しいですね
110 :
乙
イチャイチャ最高です
112 :
ふぉあああああ...
おつだよー
113 :
もちろんヤったよな?
盛りのついた高校生なんだし
114 :
まだかい?
115 :
師走なんてなくなればいいのに…
仕事が一段落したらまた投下していきます
年明けまでには更新していきたいと思いますので
申し訳ないです
117 :
明後日あたり仕事が休みなので
投下していきます
何度も遅くなってしまい申し訳ないです
海老名さん側も投下します
119 :
ネタ(アイディア)に著作権は認められていないから、ネタ被りはある意味で創作活動の宿命
むしろ、ネタが被った上で内容や文章で勝負するのが本道というのはこの界隈での共通認識なんじゃないの
ネタ自体無限にある訳でもないし、特に二次創作の界隈では
121 :
・・・・・・・・・・
カーテンから射し込む朝日の明るさでゆっくりと目を覚ます
ぼやける視界の中に真っ先に入る八幡の顔に思わず顔が綻び、手に感じる温もりが何処かこそばゆい
優美子(ああ、恋人になったんだ)
八幡と朝を一緒に迎えるのはこれが初めてじゃないけど、今までとは違うものを感じる
それが嬉しくて、幸せで、つい握っている手に力をいれてしまって。それに反応したのか八幡も目を覚ます
八幡「……はょ…」
優美子「おはよ。ごめん、起こしちゃったし」
八幡「…別にいぃ…」
122 = 1 :
優美子「まだ寝とく?」
八幡「ん…起きるけど、もう少しこのままで」
八幡はそう言うとあーしを引き寄せる。さっきよりも密着する身体に心臓が高鳴ってしまう
優美子「は、八幡…その…」
八幡「ん…嫌だったか?」
優美子「そんなわけないし‼…でもちょっと恥ずかしいし…」
昨日の夜はキスをしてるのに一体何を言ってるんだって感じだけど、やっぱりそういった雰囲気というのあるのか、何だか無性に恥ずかしい
優美子「てか、八幡がこんな大胆なんて思わなかったし…」
123 = 1 :
八幡「学校とかじゃ…ほら周りの目があって、そんなにいられないからな」
八幡「やっぱり俺がこういったことするの変か?」
優美子「別に変ってわけじゃないけど…何だか違和感があって。でも…嫌ってわけじゃないし」
優美子「あーしも…その八幡と一緒な気持ちだから」
優美子「だから…もっとぎゅってしてほしいし」
八幡「ああ、分かったよ」
八幡はさっきよりも少し力を入れて抱きしめてくれる。それだけのことであーしの心は満たされる
今のあーしは世界で一番幸せなんじゃないかって思ってしまうくらいだ
124 = 1 :
しばらくそうやってたけど、そろそろ起きるかってなって八幡が身体を起こす
あーしからしたらもう少しそうしていたかったので、八幡の手を握っているままだ
八幡「優美子起きないのか?」
優美子「起きるけど…その……してほしい」
八幡「?何をしてほしいって?」
優美子「だから‼……キスしてほしいって言ったし…」
八幡「えっ!?…いや、昨日の夜あれだけ…」
優美子「うぅ…だってしたくなったんだから仕方ないし。それに…八幡と一緒なんだって思えるから…」
125 = 1 :
自分がすごい恥ずかしいことを言っているのは分かっている
分かっているけど…どうしても止められない。ずっと想い続けてやっとそれが叶った
チラッと八幡を見ると、顔を真っ赤に染めているのが見えて恥ずかしいのは自分だけじゃないんだと思えた
八幡「……その…なんだ。俺もしたいけど、なんだかそうすると…それだけのためみたいだと思っちまって。そんなつもりは勿論ないけどな」
優美子「八幡がそういうの気にするくらい分かってるし、でも…八幡が思ってるよりあーしは八幡が好きだから」
優美子「うぅ、朝からすごい恥ずかしいし…」
八幡「はぁ…分かったよ」
そう言うと八幡はあーしの唇に自分のを重ねてくれた。柔らかくて優しくて嬉しくなる
126 :
遅いじゃないか…
128 :
おつだよー
129 :
一ヶ月か
130 :
お久しぶりです
新入社員が入ってきたりしてバタバタしてたので更新が滞ってしまいました
少しずつ書き溜めはしてるので
いつもいつも申し訳ないです
131 :
頑張って
132 :
新人の教育担当かな?
135 :
更新が大変滞ってしまって
本当に申し訳ないです
GWにも休みなく
しかもGW明けには入ってきた新入社員も辞めていき
やっとのことで仕事が落ち着きました
来週には会社から遅いGWをいただきましたので必ず更新します
少しずつ書き溜めもしていますので
もうしばらく待っていただけると幸いです
見てくれている方がいるか分かりませんが、必ず完結はさせますので
よろしくお願いいたします
136 :
まってるぜ
138 :
リアルが大変そーだな
ゆぅくりまってるよ
139 :
待ってる
140 :
屑山と奉仕部の連中に制裁を期待
141 :
八幡厨テンプレ
Q.八幡厨って何?
A.八幡に自己投影して(八幡=自分)を神としている人達の事。葉山アンチ、渋のキッズ(精神年齢的な意味でキッズ)とも呼ばれる。
主な生息地は渋で大量発生しよくSS速報にも来て暴れだす困った人達。
渋とはピクシブの事。
Q.この人達毎回話題になるけど何をしたの?
A.NTRや葉雪要素がある作品にて作者へ[ピーーー]などの暴言
八幡age他のキャラsageが大好きで葉山が出てない作品や葉山が出てるだけで過度の葉山叩きコメント
コピペ連投荒らしをしてスレを落とす(禁止行為)
勝手に作品を乗っ取り自分の妄言を垂れ流す(禁止行為)
Q.自分も葉山嫌いなんだけど…
A.好き嫌いは人それぞれなので嫌いでおk。過度の叩きや荒らしをしなけりゃ問題無いよ。
Q.ここは葉山信者が多いって聞いたけど?
A.勝手に八幡厨が決めつけてるだけ。
八幡厨は自分達が嫌われてる自覚が無く自分達が叩かれると叩いてくる人達全員が敵で葉山信者に見える病気なのでスルーが安定。
むしろ葉山信者が多いなら何故ここに来るのだろうか?
Q.他のスレ、例えば原作の本スレとかでの反応はどうなの?
A.嫌われてます。八幡厨だけではなく他のキャラのアンチ、厨でさえスレが荒れやすくなるので嫌われてる。
Q.最近よく聞く量産型アンチ作品って何?
A.修学旅行の告白から八幡と陽乃が協力して雪乃結衣葉山グループを潰して(八幡=自分)を神にする作品の事。
八幡厨の大好物。とりあえず葉山を叩けば彼らの精神は安定する。
量産型アンチ作品の見分け方としては出だしが
結衣「人の気持ち、もっと考えてよ……」
雪乃「あなたのやり方嫌いだわ…」
この場合は量産型アンチ作品の可能性が高い。
ピクシブにてこの作品を投稿すると無名の書き手でもブクマ50とか入る為、大量に増えた。
八幡厨以外の読者達にはほとんど飽きられている。
ちなみにブクマ数=作品のおもしろさではないので注意。
元ネタは量産型いろはから。
Q.八幡厨の見分け方とかってあるの?
A.八幡厨のキーワード「屑山」「制裁」の言葉を好んでよく使う。
後は葉雪とか言ってると簡単に釣れ暴れまわる。(煽り目的で言うと荒れやすく他のスレ住民が迷惑するので注意。)
Q.NTR要素や葉雪要素がある作品を書きたいんだけど…、または書いたら葉雪はありえないとか暴言言われたんだけど…
A.二次創作なんだから好きに書け。
実際ありえない内容の量産型アンチ作品があるのだからどんどん書くべし。
ただ、煽り目的で書くと荒れる要素になるのでそこだけは注意。
暴言は渋なら通報安定。ここならスルー安定。
ここでのコピペ連投、乗っ取りは通報対象なのでしっかり通報する事。
142 = 140 :
屑山信者は変なコピペ貼ってスレ荒らすなや。
143 :
>>139
ageカスのせいで変な奴が沸いたぞ
144 :
なんかSS速報変なやつ増えたよなぁ
145 :
来ないなー
147 :
ゆっくりと唇を離すとさっきよりも顔を真っ赤にしている八幡がいて
普段は澄ましていることが多いからこんな八幡は珍しくて何だか可愛く思えた
八幡「もういいだろ…ほら起きるぞ」
優美子「まだあーしは満足してないし」
八幡「はぁ…また今度な」
優美子「あっ、今の聞こえたかんね。後で取り消すとかなしだから」
八幡「はいはい分かったよ。お前も早く降りてこいよ」
そんなことを言いながらテキパキと八幡は布団を片付けると、あーしの部屋から出ていく
148 = 1 :
優美子(八幡と恋人になったんだ)
ずっとそうなりたいと思っていた
それが叶った昨日の夜。実はそれは夢で朝起きたら隣に八幡はいないかもしれないと
でも、そんな心配は杞憂に終わって、目を覚ますとそこには八幡がいてくれた
優美子(っと、このままじゃずっと考えてしまうし)
軽く髪だけ直すために鏡を取って自分の顔を写す
優美子(あーしも八幡のこと言えないし…)
鏡に写った自分の顔は八幡と同じように真っ赤に染まっていた
149 = 1 :
・・・・・・・・・・
三浦母「あっ、優美子おはよう」
優美子「うん、おはよう。母さん早いねいつもはもっと寝てるのに」
三浦母「それは八幡くんだっているんだもの少しでもお話したいじゃない」
八幡「昨日結構したと思うですけどね」
三浦母「久しぶりな会ったのにあれだけで私が足りると思う?」
優美子「八幡…諦めろし。こうなった母さんは止めれないから」
優美子「それで朝ご飯はまだだよね?」
三浦母「ええ、そうよ。私もさっき起きたばかりだから」
150 = 1 :
優美子「分かった。じゃあ、ぱぱっと作るからちょっと待ってて」
八幡「俺も手伝おうか?」
優美子「八幡は母さんの相手してて」
八幡「ん、了解」
冷蔵庫から朝食に必要な食材を取り出して、調理を進めていく
リビングからは母さんの楽しげな声と、八幡が苦笑しているような声が聞こえてくる
どこにでもある朝の日常の風景だけど、それだけであーしの顔からは笑みが零れる
昨日八幡との関係は変わったけど、あーしはこの風景は変わってほしくないと思った
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