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元スレ雪乃「比企谷くんとの間に子供が出来た。」
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客観的に見たら相手孕まして責任どころか強制的に堕胎させようとしてるだけだよな。
しかもレイプで孕ましたし。
しかもレイプで孕ましたし。
あー、>>1は懐胎と出産を母親として定義するの?
陽乃「申し訳ありませんでしたっ!!」
雪乃「ね…姉さん!人前で土下座なんて何てはしたない真似をしているの!?」
陽乃「この度は…
うちの不出来な愚妹がそちらの八幡くんを傷つけてしまいなんとお詫びしてよいやら!!」
小町「いや、謝らなくても結構ですから。第一当事者が謝る気ゼロみたいだし…」
雪乃「そんな…あの姉さんが人前で土下座なんて…
雪ノ下の家はここまで腐敗しているというの!あぁ…なんという事に!?」
小町「いや、腐敗してるのはアンタの頭の中だけですよ…何で当事者が謝らないわけ?」
雪乃「アンタですって…?
小町さん、それが目上の人に対する言葉遣いだとは思えないのだけれど…」
小町「ハァ?目上の人?一体誰の事ですか?
うちのお兄ちゃん孕ませた挙句、堕ろせと言うような人間を目上の人として敬えませんけど!」
陽乃「小町ちゃん落ち着いて…
今回は私と雪乃ちゃんだけど後日ちゃんと両親も連れて正式な謝罪をするわ。」
雪乃「両親って…あの人たちが謝るわけが…」
陽乃「それとこれは比企谷くんの当面の費用として100万円用意しました。
このお金を堕胎を行うにせよ出産費用に充てるにせよそちらに負担はかけさせません。
病院もよければうちの伝手で紹介するけど…」
雪乃「100万だなんて…なるほど…そういう事なのね小町さん!」
小町「あの…雪ノ下さん…
もう喋るのやめた方がいいんじゃないですか?小町もあなたとは話したくもありません。」
雪乃「黙るのはあなたの方!あなたたちの魂胆はお見通しよ!
比企谷くんの妊娠を利用して我が家からお金を騙し取る気なのね!
まったく詐欺行為なんてよくもはしたない真似ができるわね!恥を知りなさい!!」
((ブチッ!))
陽乃「今…何か変な音がしたような気が…?」
小町「ハァ…?」
小町「うちが…」
小町「アンタたちに詐欺行為してるだぁ?ふざけた事言ってんじゃねえぞ!!」
雪乃「ひぃっ!何よその目つきは…?
今のあなた…まるで比企谷くんみたいな腐った目をしてるわよ!?」
小町「うるせー!うちは家庭崩壊してんだ!
お前のせいでお兄ちゃんは妊娠して『堕ろせ!』と親から責められて…
それでもお兄ちゃんは親に反抗して必死にお腹の赤ちゃんを生もうとしてるんだぞ!!」
陽乃「うんそうだよね。
さすがにどこの誰ともわからない相手の子を孕んで何も言わない親はいないよね。」
雪乃「だから私はちゃんと堕ろすように彼に忠告したのよ!」
小町「それが孕ませた張本人が言う事か!
責任も取らずにトンヅラしやがって!お前を殺して小町も死んでやる!!」
雪乃「キャー!小町さんが包丁持って暴れ出したわ!?」
陽乃「落ち着いて小町ちゃん!
雪乃ちゃんもちゃんと責任を取ると言っているから、そうよね雪乃ちゃん?」
雪乃「そうよ、将来ちゃんと責任を取るわ。
でもそのためには私の経歴にこんな事で泥を塗るわけにはいかないのよ。
だから今は彼に堕胎を勧めているのよ。理解できたかしら?」
小町「なんだそりゃ!それ全部お前の都合じゃねえかー!!」
雪乃「ひぃぃっ!さらに暴れ出したじゃないの!?」
陽乃「雪乃ちゃん…あなたは寸分くらい誠意を持って対応しなさい…」
小町「お前…以前にもお兄ちゃんを車で轢いて怪我をさせて…!
今度はお兄ちゃんを知らないうちに孕ませて堕胎しろだと?
お兄ちゃんの人生全部お前のせいで狂わされたじゃねえかよ!!」
雪乃「そのくらい彼は全部わかってくれるはずよ。私の一番の理解者は彼なのだから。」
小町「お…お前!殺す!お前だけは何があろうと小町がこの手で殺してやる!!」
陽乃「落ち着いて小町ちゃん!
生まれてくる子のためにも冷静になって!
あなたがいなくなったら誰が身重の比企谷くんを支えてあげるの!?
うちの愚妹は絶対に支える気ないから!
情けない話だけど姉としてこれだけは自信を持って断言できるわ!」
小町「ハァ…ハァ…そうですね。
ここで小町が事件を起こせばお兄ちゃんがショックで流産するかもしれませんから…
いいですよ、今日のところは見逃してあげます…」
陽乃「今日のところは…なんだね…」
雪乃「そうね、とりあえず私にも落ち度があった事は認めてあげるわ。
確かに彼をキズモノにしたのは私に責任の一端があるのかもしれない。
だからいずれ娶ってあげるという事で責任を取ってあげる。」
陽乃「我が妹ながらスゴイ上から目線の発言…」
小町「責任の一端…いずれ娶ってやるだぁ…?」
陽乃「もう喋らないで!雪乃ちゃんの発言は小町ちゃんの神経逆なでするだけだから!」
小町「テメェッ!どんだけお兄ちゃんを馬鹿にすれば気が済むんだ!
出てけ!お前らなんかもう出て行け!こんな金いるか!叩き返してやる!!
お兄ちゃんとお腹の子は小町が絶対に守ってやるからな!!」
雪乃「結局追い出されてしまったわ…」
陽乃「雪乃ちゃん、あんな事言われたら追い出されて当然なのよ…」
雪乃「それにしてもなんて下品な子なの。あれが将来の義妹だと思うと不安になるわ。」
陽乃「お姉ちゃんは雪乃ちゃんの将来が不安だよ…
何でこんな救いようのないクズに育ってしまったのかしら…?」
ゆきのんが救いようのない人間の屑に育ったのは本人の素質もさることながら
家庭環境も多分に影響していると思われるので、ご家族は猛省して、どうぞ
家庭環境も多分に影響していると思われるので、ご家族は猛省して、どうぞ
これは最終的にゆきのんが実力行使に出て八幡のお腹を蹴飛ばして強制流産させる展開だな
乙
クズのんおもしれえ
目の腐る原理はもしかして人に裏切られたり、絶望したらなるのかな?
クズのんおもしれえ
目の腐る原理はもしかして人に裏切られたり、絶望したらなるのかな?
<文化祭準備>
結衣「文化祭の準備!私たち奉仕部もお手伝い中だよ!」
八幡「俺たちは裏方の雑務押し付けられただけなんだがな。」
雪乃「まったく実行委員が無能だと苦労するわ。」
雪乃(あれから小町さんは比企谷くんに私の事を伝えてないようね。これはこれで好都合。)
陽乃「ひゃっはろ~比企谷くん!元気~?お腹の子も元気かな~?」
八幡「ども、おかげさまでなんとか…と言いたいところですけど…」
陽乃「あら?何かあったの?」
八幡「実は…先日…勘当同然で家を追い出されてしまって…」
陽乃「え…?」
結衣「それって一体どういう事なのヒッキー!?」
八幡「親が…こんなはしたない真似をする息子とは一緒にいられないって…
それで今は家族と離れてアパートに…
小町も付いていくって言ってくれたけどあいつは高校受験控えているから、
こんなゴタゴタに巻き込ませたくないんで今は一人暮らしなんです。」
結衣「ヒッキー!なんでもっと早く言ってくれなかったの!」
八幡「いや、元々ぼっちだし一人はなんともないんだが…
まあそれでもお腹の子が煙たがれるのはさすがにちょっときたなって感じだな。
でも小町はそんな俺を最後まで庇ってくれたけど…まあ最後は仕方ない。
あいつはまだ子供だしな…」
雪乃「確かにご両親は賢明な判断ね。
私の言う通り、堕ろしもしないのだからこんな事になって当然よ。」
雪乃(それにしても小町さん…
あれだけ威勢のいい事を言っておきながら、
結局何も出来ないだなんて所詮あの子は口だけだったのね…)
雪乃「あら?姉さんどうしたの?」
陽乃「ごめんなさい…うちの愚妹が本当に取り返しのつかない事をしてごめんなさい…」
八幡「ど…どうしたんですか?急に泣き出して…?」
陽乃「大丈夫、なんでもないから…
それよりも困った事があったらすぐにお姉さんに相談しなさい。力になってあげるから!」
雪乃「姉さん、この男に甘すぎるわよ。これも彼の自業自得なのだから。」
陽乃(この愚妹…何で平然と生きてるんだろ…?)
相模「は~い!実行委員長の相模です!
各委員のみなさんは文化祭に向けてテキパキと作業してくださ~い!
ちなみに私はクラスの方をやらなきゃいけないので、
あとの事は全部副委員長の雪ノ下さんにおまかせしま~す☆」
雪乃「あの女…結局雑務をすべて私たちに放り出して逃げたわね。」
陽乃「雪乃ちゃんだって孕ませた責任を全て比企谷くんに押し付けたよね?」
雪乃「私は将来責任を取るからいいのよ。まったく、勘弁してほしいわね。」
八幡「ほれ、作業滞っているんだろ。いくつかやってやるから貸してみろ。」
雪乃「比企谷くん…
妊娠しても私の心配をしてくれるなんてやはり私を認めてくれるのは彼しかいないわね。」
陽乃「そういう雪乃ちゃんのポジティブな発想がどこから来るのかお姉ちゃんわかんないなぁ…」
~翌日~
雪乃「コホッ、コホッ、体調を崩してしまったわ。」
雪乃「まったく、ダメね。自分の体調管理も把握できないなんて…」
雪乃「きっと今頃比企谷くんや由比ヶ浜さんが心配してるのかもしれない。」
~~~~~~~~~~~~一日経過~~~~~~~~~~~~~
雪乃「もう深夜過ぎ…」
雪乃「体調は回復したけれど…」
雪乃「何で誰も見舞いに来ないのかしら?」
雪乃「私ってこんなに人望なかったの…?」
~そして翌日~
雪乃「昨日は急に休んでごめんなさい。
遅れは取り戻すわ。ところで比企谷くんの姿が見えないのだけれど…?」
結衣「あ、聞いてよゆきのん!
実は昨日…
ヒッキーが休んだゆきのんの分まで作業してたら体調を崩して倒れちゃったの!?」
静「クソッ!私がもっとしっかりしていれば…妊婦にあんな無理な事させなかったのに…」
陽乃「だから昨日は雪乃ちゃんのお見舞いどころじゃなかったのよ。」
相模「う゛わ゛ぁぁぁぁん!
こんな事になるなんて…思いもしなかったんだよぉぉぉ!?
ゴメンよぉ比企谷…お腹の子にもしもの事があったらウチも死ぬぅぅぅ!!」
雪乃「まさかあの自分勝手な相模さんがあそこまで発狂するなんて…」
陽乃「あれが普通の人間の感性よ。
あの子を見習って雪乃ちゃんも比企谷くんにそろそろ本当の事を…」
雪乃「まったく、ようやく自分が周囲に迷惑をもたらした事を自覚できたようね。
これに懲りて彼女も人間として成長してほしいものだわ。
姉さんもそう思っているのでしょう?」
陽乃「よ~し!決めた!今日からこの子の事をクズ乃ちゃんと呼んじゃお☆」
それから文化祭も終わり運動会、修学旅行も終わり生徒会選挙が近づいてきたわ。
比企谷くんのお腹も大きくなり堕胎時期はすっかり過ぎてしまったのだけれど…
八幡子供には父親思いで遺伝上の母親を蛇蠍のように嫌って欲しい。
結衣「ヒッキーのお腹すっかり大きくなっちゃったね!早く生まれてこ~い♪」スリスリ
八幡「おいおい由比ヶ浜、そんなに急かしても赤ちゃんは生まれてこないぞ。」
結衣「えへへ~♪それにしてもヒッキーも変わったよね。
以前はどんよりして腐っていた目が今じゃママみたいな優しい目つきになってるよ!」
八幡「何言ってんだよ…俺はいつもと対して変わらんぞ。」
結衣「そんな事ないもん!
クラスでも優美子たちと打ち解けてるしいい感じじゃん!」
八幡「あれは…打ち解けてると言えるのか?
毎日俺のお腹を興味本位で触ってきて語りかけるぞ。
『こんにちは!赤ちゃん元気でちゅか~?早く生まれてくるんだぞ~♪』ってさ…
一体どうリアクションすればいいんだ?」
結衣「ブ~ッ!ヒッキーはママになっても相変わらず性格が捻れくてるんだから!
いつまでもそんなんじゃ子育ての時にママ友ができなくて苦労しちゃうよ~!」
雪乃「…」
雪乃(あれから数ヶ月…)
雪乃(とっくに堕胎時期は過ぎてしまったわ。)
雪乃(それどころか彼のお腹の子は順調に育っている…)
雪乃(このままでは年が明ける前に生まれてきそうね。)
雪乃(この状況を打開できる何かいい方法はないかしら?)
めぐり「ごめんなさい、ちょっといいかしら?」
いろは「どうも一色いろはです。実は折り入って相談があるんですけど…」
雪乃「なんですって?
生徒会選挙に無理やり立候補されたけど、
本当は役員なんかやりたくないからどうにかしてほしいですって?」
八幡「これはまた面倒な案件だな。」
結衣「ヒッキーも今は大事な時期だし断っちゃおうか。」
雪乃「生徒会選挙…これだわ!」
~後日~
陽乃「ふんふ~ん♪」
陽乃「最近奉仕部の部室へ行くのも楽しみになってきちゃったな~♪」
陽乃「比企谷くんのお腹は順調に大きくなっているわ。」
陽乃「まだ色々と問題はあるけど…」
陽乃「どっちの両親もやっぱり子供が生まれる事に反対なのがねぇ…」
陽乃「それに一番の問題が孕ませた本人が認知する気ゼロだし…」
陽乃「まあ問題はさておいて比企谷くんとお腹の赤ちゃんに会いに来たわけだけど…」
「ヒドイヨユキノン!」
「コレハキマッタコトナノヨ!」
陽乃「あらあら、あの愚妹がまた何かやらかしてる…」
八幡「お願いだ雪ノ下…考え直してくれ…」
結衣「そうだよゆきのん!これはあんまりだよ!」
雪乃「黙りなさい。これは既に決定事項よ!反対意見はすべて却下するわ!」
陽乃「え~と…これは何の騒ぎかな~?」
めぐり「あ、はるちゃん先輩。実は…」
いろは「私が生徒会選挙を辞退したいという話を持ちかけたら…
どういうわけか雪ノ下先輩が立候補するという話になりまして。
それで雪ノ下先輩が、
今後妊娠及び出産した生徒を即刻退学処分させるという公約を立てたらしいんですよ。」
陽乃「うわぁ…」
結衣「ダメだよゆきのん!
そんな公約立てたらヒッキーが学校に通えなくなるじゃん!?」
雪乃「何を言っているのやら…
由比ヶ浜さん、そもそも学校とは勉学を学ぶべき場所。
その神聖な学校において妊娠した不届き者は退学処分にされるべきよ!」
八幡「うぅ…わかったよ…それなら俺は学校を辞める…」
雪乃「待ちなさい比企谷くん!
私とてそこまで鬼ではないわ。あなたがお腹の子を諦めるのならこんな公約は取り消す。
そうすればあなたもこれまで通り学校に通える。この事に不都合はないはずよ。」
八幡「冗談じゃない!お腹の子は諦めたく…ないんだ…せっかく生まれてくるんだぞ…!」
雪乃「そう、ならば仕方がないわね。
私も心を鬼にするまでよ。また同じ悲劇を繰り返さないためにもね!」
陽乃(あらあら、また厄介な事に…
それにしてもクズ乃ちゃん…今すぐ雷にでも当たって死んでくれないかなぁ…)
いろは「…」
そして生徒会選挙当日…
~壇上~
雪乃「私たちの目指す学校生活。それは健全なモノでなければなりません。」
雪乃「以上をもちまして選挙演説を終了します。ご静聴ありがとうございました。」
((パチパチッ!))
雪乃(完璧だわ、私が当選する確率はこれでほぼ100%になった。)
雪乃(由比ヶ浜さんが私に対抗して選挙に出たようだけどあれは落選ね。)
雪乃(私の当選は確実、これで比企谷くんはお腹の子を諦めるしかないのよ。)
いろは「続きまして、私一色いろはが演説させて頂きます。」
雪乃(あら、確か彼女は立候補する気はないと言ってたはずなのに…?)
いろは「それと今回の立候補に踏まえて私の協力者がいます。比企谷八幡先輩です。」
八幡「ど…どうも…」
雪乃(それに比企谷くんまで!これは一体どういう事なの!?)
いろは「先ほどの雪ノ下先輩の演説は見事なものでした。」
いろは「確かに学校は勉学の場、そこで生徒が妊娠だなんて以ての外でしょう。」
いろは「ですが、今この先輩のお腹の中には生まれてくる生命が宿っています。」
いろは「それを私たちが…
寄って集ってその生命を失わせるなんて事があっていいはずがありません!」
いろは「ここに居られる方々はどうかその事をよく考えてみてください。」
いろは「それと最後に先輩から皆さんに伝えたい事があるそうです。どうぞ…」
雪乃(一色さんが壇上から降りてくわ。
代わって今度は比企谷くんが壇上で応援演説しようとしている!一体何を伝える気!?)
八幡「あの…比企谷八幡です…」
八幡「もうご存知の人たちもいるかもしれないけど…俺は妊娠しています。」
八幡「俺は…ぼっちだし…人望だってない…」
八幡「正直…こんな事…我が儘かと思われるかもしれないけど…」
八幡「俺…お腹の子を生みたいんです…」
八幡「お願いです…赤ちゃん…産ませてください…」
雪乃「フッ、何を言うかと思えば泣き落しだなんて…」
雪乃「比企谷くんも落ちたものね。そんな事で私の当選は覆せないはずよ。」
雪乃「…あら…?なんだかみんなの様子がおかしいわね?」
結衣「ヒッキー!いいお話だったよ!」
静「うぅ…先生は感動したぞ比企谷!
先生が学校に掛け合ってやる!妊娠した生徒一人くらい守ってやれずに何が教師だ!!」
戸塚「八幡…大丈夫だよ!八幡を追い出す人なんてこの学校には一人もいないからね!」
材木座「その通りだぞ八幡!我も応援するのだ!」
川崎「アンタの想いはちゃんと伝わったよ。」
海老名「ハァ…ハァ…比企谷くんのお腹から赤ちゃん!想像しただけで萌えー!!」
三浦「あーしだってアンタのお腹の子が生まれてくるのに賛成だし!生まれたら絶対抱かせろし!」
戸部「つーか反対するヤツなんていないっしょ?」
葉山「そうだな。
この状況で子供を生む事に反対するヤツがいたらそれはとんでもない人でなしだぞ。」
雪乃「…」
そして選挙の結果…
いろは「いろはが見事当選しましたー!それでは雪ノ下先輩が掲げた公約も撤廃します!」
結衣「やったねヒッキー!これで学校にいられるよ!」
八幡「俺は…学校辞めて働こうと思ってたんだが…」
静「何を言っている!
中卒の妊婦なんか雇ってくれる場所なんかあるものか!
わかったらありがたく卒業まで堂々と学校にいろ!!」
川崎「お腹の子だってきっと喜んでくれているよ。」
戸塚「そうだよ!八幡は赤ちゃんを生む事だけ考えていればいいんだよ!」
いろは「いろはだって、
これから嫌々ながら生徒会やるんだから文句は言わせませんよ!」
八幡「みんな…ありがとう…俺…元気な赤ちゃん生むよ…」
雪乃「…」
雪乃「私の票はゼロ…誰も私に投票してくれなかった…」
雪乃「これは…一体どういう事なのかしら…?」
雪乃「そもそも何故一色さんが演説を…?」
雪乃「彼女は生徒会をやる気なんてこれっぽっちもなかったはずなのに…?」
雪乃「一体何がどうなっているの!?」
陽乃「教えてあげようかクズ乃ちゃん。」
雪乃「姉さん…?まさかこれは…姉さんの仕業だったの!?」
陽乃「そうだよ…
比企谷くんが学校を追い出されるなんて、
状況を見かねたお姉ちゃんがいろはちゃんに入れ知恵してあげたの。
妊娠した比企谷くんを応援してあげればすぐに票が集まるってね…
いろはちゃんも比企谷くんの境遇に同情してくれたし彼の周りは優しい人ばかりだよ。
唯一人、クズ乃ちゃんを除いて…」
雪乃「なんて事を!
一色さんは生徒会なんかやる気はなかった!
姉さんは自分の勝手な都合を押し付けて他人の意思をねじ曲げたのよ!
それに比企谷くんの妊娠は他の生徒に悪影響を及ぼす事が何故わからないの!?」
陽乃「雪乃ちゃんの言っている事も確かに正しいのかもしれないわ。
でもねぇ、それは比企谷くんを孕ませた張本人が言うべき事ではないのよ…」
雪乃「くっ…私は諦めないわ!お腹の子なんて認めないのだから!」
陽乃「雪乃ちゃん…いい加減現実を認めなさい…」
こうして生徒会選挙は一色さんの圧勝で終わったわ。
そしてさらに月日は流れてクリスマスの日…
~クリスマス~
結衣「今日はクリスマス!年に一度の神聖な日だよ!」
八幡「まさかこんな日にクリスマスイベントの手伝いをやらされるとはな…」
いろは「文句言わないでくださいよ。誰のおかげで学校にいられると思っているんですか?」
雪乃「私たちは一色さんの依頼でクリスマスイベントに協力中よ。それにしても…」
いろは「先輩のお腹…大きくなりましたね…」
八幡「あぁ、掛かり付けの先生に聞いたらそろそろ生まれるかもって話だ。」
結衣「ヒッキーの赤ちゃん!早く生まれてくるんだよ~♪」
雪乃「比企谷くんのお腹はとうとう臨月を迎えてしまったわ。
これまで思いついた方法を実行してみれば尽く失敗してばかり…
このままではお腹の子が生まれてくるのは時間の問題、どうしたものかしら…」
静「すまんな。今日みたいな日にまで手伝ってもらって。」
陽乃「ひゃっはろ~お姉ちゃんも来たよ~!」
川崎「久しぶり、私も妹連れて来たよ。」
京華「クリスマスだ!わ~い♪」
八幡「川崎、それに京華も来たのか。会場は大賑わいだな。」
結衣「それよりもヒッキーなんだか顔色が悪いよ?」
陽乃「そうね、比企谷くんは大事な時期だし少し休ませた方がいいかも。」
静「それじゃあ奥の部屋で休んでいなさい。あとは私たちがやっておくからな。」
雪乃「私もついて行ってあげるわ。感謝しなさい。」
~休憩室~
雪乃「休憩室に二人きりだからといって変な事考えないで。」
八幡「うっせ…考える気なんてないし第一この身重の身体で何ができるんだよ?」
雪乃「フフ、そういえばここ暫く彼とまともに二人きりになる時間がなかったわね。」
雪乃「最近では学校中の誰もが彼のお腹の子に注目する日々。
そのおかげで奉仕部の部室にまで押しかけられて迷惑この上なかったわ。」
雪乃「でも今日は聖夜のクリスマス、きっと神さまも気を利かせてくれたのかも…」
雪乃「ねぇ、比企谷くん。あら?比企谷くん…?」
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