私的良スレ書庫
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元スレ提督「俺が死んでたらどんな反応をするのか見てみたい」加賀「そうね」
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お昼時
吹雪「あっ、司令官! この間はご馳走様でした!」
駆逐艦’s「ご馳走様でした!」
提督「いやいや、気にすることはないよ。午後からも頑張ってくれよ」
吹雪「はい! 司令官!」
瑞鶴「何々? 駆逐艦達に奢ってあげたの?」
提督「ああ、まあ色々とあってな……」
瑞鶴「ふーん……ん? 提督さんって煙草吸ってたっけ?」
提督「……気づかれたか。臭いは消してたつもりだったが」
瑞鶴「嫌いな臭いは鼻につくものよ。覚えときなさい」フフンッ
提督「そうだな。気をつけるよ」クスッ
曙「あっ……」
提督「ん?」
曙「……」クルッ
提督「まあ待てよ曙」ガシッ
曙「ひゃい!?///」
提督「この前のお詫びだ。一緒にお昼にしないか?」
曙「ばば、バッカじゃないの!? だ、誰がクソ提督なんかと……」
提督「そうか……。じゃあ仕方ないな。行くぞ瑞鶴」クルッ
瑞鶴「あ、うん」
曙「あっ……」
曙「……ッ~!!」ガシガシ
────────
夜
瑞鶴「……ふぁ~あ……」カリカリ
提督「……もう眠くなったか?」カリカリ
瑞鶴「もうって何よ。12時よ? そりゃ眠くなるわよ」
提督「……そんなに経ってたか。よし、キリが良いしここで終わるか。ホットミルクでも飲むか?」
瑞鶴「いいわね。頂くわ」
提督「じゃあいれてくるから待っててくれ」
瑞鶴「はーい」
──────
瑞鶴「……ムニャ」Zzz
提督「……」フッ
提督「計画通り」
加賀「危ない発言は控えてください提督」ガチャ
提督「!? ノ、ノックをしましょうか加賀さん? ビックリするでしょう?」
加賀「計画通り」フッ
提督「真似するな! 恥ずかしいから!」
加賀「──それで? この子にはどんなお仕置きを?」
提督「いやお仕置きじゃないから。悪戯だから」
加賀「前戯?」
提督「いや絶対聞き間違えないよねそれ。発音だと一文字も合ってないから」
加賀「ヤりました」
提督「……加賀さん? ちょっとテンションおかしくないですか?」
加賀「……そうね。おそらく深夜のテンションでしょう」
提督「自分で言うのか……」
加賀「それはともかく。どのような作戦を考えているの?」
提督「ああ、それなんだが──」
────────
チュンチュン
※別にやましい事があったわけではないです
瑞鶴「……んん」
瑞鶴「あれ……朝……?」ゴシゴシ
瑞鶴「って私、提督の部屋で寝ちゃった!? 提督、もう起きて──」ビチャ
瑞鶴「──え」
提督「」チマミレ
瑞鶴「ちょ、ちょっと……やだなぁ提督さん、リアリティにしても死んだフリは駄目だって言ったでしょ?」
キラン
瑞鶴「え、これって──」
瑞鶴「包丁──?」
コンコン……ガチャ
加賀「失礼します。提督、今日の出撃の編成の件なのですが──」
加賀「──何を……しているの?」バタン
瑞鶴「いや、これはちが──」
加賀「誤魔化さないで!」
瑞鶴「ひっ!?」
加賀「……その手に持っている包丁は何?」
瑞鶴「いや、えっと──」オロオロ
加賀「……」
瑞鶴「わ、私じゃないの! 起きたらもう提督が──」
加賀「そんな嘘が通用するとでも?」
瑞鶴「そんな……」
瑞鶴「……嘘なんかじゃ……ないのにぃ」グスッ
加賀「……そう。ならいいわ」スッ
ガチャン
瑞鶴「ひっ──!?」
瑞鶴「(け、拳銃!? なんでそんなものを加賀さんが!?)」
加賀「あなたには提督の後を追ってもらいます」
瑞鶴「や、やめっ──」
加賀「……なら私が納得する説明をしなさい、瑞鶴。そうすれば助けてあげるわ」
瑞鶴「そ、そんなこと言ったって……」
瑞鶴「(考えろ……考えろ! 私は何で提督さんの部屋で寝てた……?)」
────────
回想
提督『ほい、ホットミルク』コトッ
瑞鶴『ありがとっ』スッ
瑞鶴『……んっ……』ゴクゴク
瑞鶴『……はぁ、落ち着くわぁ』
提督『んー……俺も眠くなってきたな。そのまま寝るかぁ』
瑞鶴『え? ちょっと、私は──』
提督『……Zzz』
瑞鶴『寝るのはやっ!?』
瑞鶴『──やば、私もなんか……ねむ……く……』
────────
瑞鶴「──そ、そうよ! ホットミルク! ホットミルクに睡眠薬が入ってたの! それを提督さんと私が飲んで──」
加賀「……そのホットミルクはどこに?」
瑞鶴「ほら、あそこに飲み残しが──」
加賀「……無いけれど?」
瑞鶴「そ、そんな……」
加賀「言い訳はそれだけかしら?」
瑞鶴「ま、待って! 犯人よ!提督さんを殺した犯人が片付けたんだわ!」
加賀「見苦しいわね。だからその犯人のあなたが片付けたんでしょう?」
瑞鶴「……違うのよぉ……信じてよ加賀さん……私じゃないの……」グスッ
加賀「安心しなさい。あなたを殺した後はちゃんと痕跡を残さないようにするわ。誰にも気付かれず、あなたはひっそりと消えるのよ」ジャキ
瑞鶴「う……あ……」
瑞鶴「(こんな……こんな死に方って……ないよ……)」
瑞鶴「(翔鶴姉……私……わたし……)」
加賀「──さようなら、瑞鶴。提督によろしくね」
パアンッ!!
瑞鶴「ッ──!!」
瑞鶴「……あ、あれ?」
提督「よっ、瑞鶴」
瑞鶴「……へっ?」
提督「これ見てみ」スッ
『ドッキリ大成功!!』
瑞鶴「……」
加賀「見事に引っかかったわね瑞鶴」
瑞鶴「ド、ドッキリ……?」
提督「まあ、そう言うことだ。ほれ」イツモノ
瑞鶴「……間宮のアイス引換券」
提督「今回のお詫び。それと秘書艦として頑張ってくれたお礼だ」
瑞鶴「……じゃあ、さっきの加賀さんの言葉も全部……?」
加賀「ええ、私も仕掛け人ですから」
加賀「それにしても、今回は……っ……良い……作戦……グフッ……でした……クッ……」
瑞鶴「な、何よ?」
加賀「さwすwがwにw気w分wがw高w揚wしwまwすw」
瑞鶴「草を生やすな!」
瑞鶴「……何なのよもう……死ぬかと思ったのに……って!!」
提督「wwwwwwww」
瑞鶴「アンタも笑うなぁああああああ!!」
ドゴォッ!!
終わり
以上で瑞鶴編は終了です
また次の機会に
加賀「ところであの拳銃はどうしたのですか?」
提督「明石に頼んで作ってもらった」
加賀「有能すぎる」
提督「是非うちの鎮守府にもお越しください、翔鶴姉も(那珂の人)」
加賀「ん?」
また次の機会に
加賀「ところであの拳銃はどうしたのですか?」
提督「明石に頼んで作ってもらった」
加賀「有能すぎる」
提督「是非うちの鎮守府にもお越しください、翔鶴姉も(那珂の人)」
加賀「ん?」
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___ノ;} ,.へ
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| 答 | やりました │|
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1度ターゲットにしたら仕掛人側に引き入れないと次からそのルートでバレてしまうのでは?
今までのターゲットが仕掛け人側に回るのも面白そうなので
もしかしたら書くかもしれないです
もしかしたら書くかもしれないです
出来たので投下します
今回は金剛編です
今回は金剛編です
────────
提督「……えらい目にあった」
加賀「当然です」
提督「翔鶴にあんな目で見られるとは思わなんだ」
加賀「今回はとても楽しかったわ」
提督「そりゃよかった」
加賀「──次の子はもう?」
提督「いや、まだだ。駆逐、駆逐、正規空母と来たからなぁ……」
加賀「軽巡、重巡、戦艦──辺りですか?」
提督「そうだな……誰にするか──」
バーン!!
金剛「ヘーイ提督ぅ!! ティータイムにしませんカー?」
提督「お、おう。……いいかな加賀?」チラッ
加賀「ええ、勿論です」ニコリ
────────
提督「──決めた」
加賀「金剛……ですか?」
提督「ああ。問題はどうやって金剛を騙すかだが……」
加賀「彼女ならあなたが死んだフリをするだけでかなり応えると思うのだけれど」
提督「そうかもしれないが……それじゃあ──面白くないだろ?」ニヤッ
加賀「そうね」ニヤリ
提督「……悪い顔だな」ククッ
加賀「……あなた程ではないわ」クスッ
────────
提督「──と、言うことで金剛以外の3姉妹に手伝ってもらいます」
比叡「お姉様を騙すというのは気が引けるのですが……」
榛名「そうですね……私もあまり……」
霧島「後で何を言われるかわからいですよ……?」
加賀「……」ムスッ
提督「えぇ……ていうかなんで加賀もそんな顔してるんだ……?」
加賀「……別になんでもありません」ムスッ
加賀「(私以外に仕掛け人が必要だなんて……提督は何を考えているの?)」
提督「ま、まあとにかく……上手くいけば全員奢ってあげるから頼むよ」
比叡「むぅ……仕方ないですね。今回はそれで許します」
榛名「比叡お姉様がいいなら……」
霧島「私は賛成しませんが……お姉様方がそうおっしゃるなら……」
加賀「……まぁ、いいでしょう。それで作戦はどのように?」
提督「ああ、作戦は──」
────────
バーン!!
金剛「ティータイムの時間だヨー!!」
提督「金剛か。そうだな……休憩するか、榛名」
榛名「はい。せっかくお姉様がいらっしゃったのですし」
金剛「提督、榛名はちゃんと秘書艦の仕事が出来てますカー?」
提督「ああ、助かってるよ。ありがとな、榛名」
榛名「い、いえ! 自分に出来ることをしているだけですから!」
金剛「むぅぅ……提督! 今度は私を秘書艦にして欲しいデース!」
提督「考えておくよ」クスッ
比叡「お姉様~」
霧島「ご一緒してもよろしいですか?」
金剛「比叡! 霧島! もちろんデース! いいですカ、提督?」
提督「構わんぞ。人数多い方が楽しいからな」
榛名「じゃあ私、紅茶を入れて来ますね」
提督「おう、頼むよ」
────────
提督「いやぁしかし、こうやって金剛型が4人揃ってるのも中々感慨深いな」
比叡「そうですねぇ……金剛お姉様だけ飛び抜けて練度が高いですけど」
提督「うっ……仕方ないじゃないか。ここに一番早く着任したのが金剛だったし……しばらく秘書艦もやって貰ってたからな」
金剛「やっぱりお姉ちゃんが一番なのは当然デース!」
提督「もちろん比叡達にも頑張って練度を上げてもらうからな。そのつもりでいてくれ」
比叡「もちろんです!」
霧島「効率よく練度をあげたいですね」
提督「霧島は着任が遅かったからな……他の姉妹達とは練度が低いから、確かに効率よくあげないとな」
霧島「そのためにはやはり秘書艦になるのが一番かと。司令、明日は私が秘書艦を担当しましょう」
金剛「ちょっと待つデース! 明日は私が秘書艦デース! いくら霧島でも秘書艦は──」
提督「明日は加賀だぞ?」
金剛「なぁああああああああああ!? 提督!! その話聞いてないヨー!?」
提督「そりゃそうだ。今初めて言ったからな」
霧島「あら、そうでしたか。やはり──烈風ですか?」
提督「……そうなんだ。うちの鎮守府は何故か烈風が少ない。加賀には頑張ってもらわないと……」
榛名「紅茶が入りましたよー」
提督「おっ、来たか」
金剛「うー……仕方ないデース……」
提督「まあまあ、また今度お願いするから、な?」
提督「今はティータイムを楽しむぞ」
榛名「……」
金剛「……わかってますヨー! 早速いただきマース!」ゴクッ
提督「うむ」ゴクッ
金剛「んー美味しいデース! やはり紅茶は最高──」
パリーン!!
金剛「──デース?」
提督「ぐっ……!」バタン!!
金剛「提督!?」
金剛「提督! どうしたのですカ!? しっかりして──」
パリーン!!
比叡「ひえー(棒)」バタン!
霧島「うっ(吐血)」バタン!
金剛「比叡!? 霧島!? 一体何が──」
ガシャン!!
「──動かないでください」
金剛「……何のつもりデース」
金剛「──榛名」
榛名「……すいませんお姉様。でも、こうするしかなかったんです……」
ガチャ!!
加賀「どうしたのですか? 何かが割れるような音が──」
榛名「ッ!!」バッ
金剛「榛名!?」
榛名「加賀さん。動かないでください。動いたらお姉様を撃ちます」
加賀「あら。拳銃ですか。私も持っていますよ」スッ
ガシャン!!
金剛「ノ、NOです加賀! こっちに向けないで!」
榛名「……加賀さん。元はといえばあなたが全て悪いんです」
加賀「酷い八つ当たりね。その根拠は何?」
榛名「私は──提督の想いを知ってしまったんです」
榛名「提督が……加賀さんとしかケッコンするつもりが無いことを!」
金剛「なっ!?」
榛名「私はもちろんお姉様に提督とケッコンしてもらいたかった。でも……提督が加賀さんとしかケッコンするつもりが無いと知って、改めて自分の気持ちに気づいたんです」
榛名「──自分もまた、提督とケッコンしたい──と」
榛名「お姉様と提督がケッコンして欲しいと思っていた自分の気持ちは、偽りの気持ちだった──と」
榛名「でもお姉様と提督なら……幸せに暮らしていけると思っていました」
榛名「この気持ちを偽ってでも……お姉様には幸せになってもらいたかった」
榛名「でも……加賀さん……あなたには──提督を渡しません」
加賀「そのために提督を殺した──と? 理解できないわね」
金剛「殺した……? 提督は──もういない……?」
榛名「あは……あははははははは!!」
榛名「そうですよお姉様! もう提督はいないんです! 私が殺したんです!」
榛名「比叡お姉様も霧島も! だから──」
金剛「あ……ぁああああああ!!」ガシッ!!
榛名「ッ──!!」
金剛「提督を! 提督を返せええええええええ!」ギリッ!!
榛名「お、お姉さ──」
バアンッ!!
榛名「ぐっ……!」バタン!!
金剛「あ……あ?」
加賀「全く……とんだ茶番ね」
加賀「姉妹喧嘩なら余所でやってもらいたいのだけれど」
金剛「……は、あはは……」
加賀「どうしたの? あなたも壊れてしまったのかしら?」
金剛「……提督も姉妹もいない世界なんて、生きてる意味がないデース……。加賀、一思いにやって欲しいネ」
加賀「……いいでしょう。提督と3姉妹と──仲良く暮らせるといいわね」スッ
バアンッ!!
金剛「……あれ?」
加賀「──とでも言うと思いましたか?」スッ
『ドッキリ大成功!!』
金剛「……What?」
提督「いやぁすまんかったな、金剛」ポン
金剛「なっ!? 提督!?」
提督「今までのは全部ドッキリだよ」
比叡「ひえー……倒れてるだけと言うのもなかなか疲れます」ウーン
霧島「腰が……」イタタ
金剛「みんな……」
榛名「お姉様……すいませんでした。ドッキリとはいえ、騙す様な真似をしてしまって」ペコリ
金剛「は、はは……」ペタン
金剛「なかなかキツいジョークネ」ハハハ
提督「悪かったよ。お詫びといっちゃ何だが、今日の夕食は全部俺持ちだ。気にせず食べてくれ」
加賀「まあしかし、榛名の演技はなかなかの物でした。あれなら騙されても仕方ありませんね」
榛名「そ、そんな/// ありがとうございます」
比叡「今日は提督の奢りですか! 気合い! 入れて! 食べます!」
霧島「比叡お姉様? 食べ過ぎると太りますよ?」
比叡「大丈夫大丈夫! 後で運動すれば──」
金剛「……」ゴゴゴ
比叡「お、お姉様?」
金剛「やって落ち着いてきたネ。……まだ夕食までは時間がありマース」
提督「……と、言いますと?」
金剛「──全員そこに正座するネ! こんな事をもうしないように説教してやるデース!」
比叡「ひえー!」
──その後、夕食時間になるまで金剛の説教が続いたとか……。
加賀「──何で私まで……」
終わり
金剛さんは提督いなくなったら病みそうだな……と言うことで書いてみました
イメージと違ってたらすいません
今日はここまでです
比叡「──ていうか私達って必要でした?」
霧島「紅茶を飲んで倒れるだけの簡単なお仕事でしたね」
比叡「まあ夕食を奢って貰えるので良しとしよう」
キリシマ「現金な奴め」
霧島「!?」
イメージと違ってたらすいません
今日はここまでです
比叡「──ていうか私達って必要でした?」
霧島「紅茶を飲んで倒れるだけの簡単なお仕事でしたね」
比叡「まあ夕食を奢って貰えるので良しとしよう」
キリシマ「現金な奴め」
霧島「!?」
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