私的良スレ書庫
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元スレ提督「俺が死んでたらどんな反応をするのか見てみたい」加賀「そうね」
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おつ
やっぱ死んだふりドッキリは早いうちにネタバレするに限るね
やっぱ死んだふりドッキリは早いうちにネタバレするに限るね
すいません
また進行が止まってます
エタるつもりはありませんが
気長に待っていただけると幸いです
また進行が止まってます
エタるつもりはありませんが
気長に待っていただけると幸いです
お待たせしました
出来たので投下します
出来たので投下します
────────
提督「あ、足が……」ガクガク
加賀「情けないわね、あれくらいで」ガクガク
提督「人のこと言えないだろ……」
加賀「頭にきました」
提督「まぁ落ち着けって。……でも楽しかっただろ」
加賀「それは……まぁ」
提督「な? じゃあ次の作戦──」
提督「うっ……ゴホッ! ゴホッ!」
加賀「提督! 大丈夫ですか!?」
提督「ああ……大丈夫だよ。……ちょっと風邪気味でな」
加賀「……無理をなさらないでください。本当に死んでしまったらどうするのです?」
提督「……本当に、か」
加賀「……?」
提督「いや、何でもない。それで、次の艦娘だが──」
────────
鈴谷「おっ、提督じゃん。ちーっす」
提督「鈴谷か。今日も元気そうだな」
鈴谷「そりゃそうよ。元気良くやってかないと悪いことしか起きないってつもりでね。頑張ってるんだよ」
提督「良い心がけだな」
鈴谷「それで──どう? 私と一夜過ごす気にはなった?」
提督「いやいや、急に何言ってんだ」
鈴谷「えー、だって提督は元気な女の子が好きなんでしょ?」
提督「言ってないよ?」
鈴谷「あ、そっか。加賀さんみたいなクール系が好きなんだったね」
提督「まあな」
鈴谷「そこは否定してよ……」
提督「鈴谷も好きだぞ?」
鈴谷「ふぁっ!?///」
提督「……何で照れてるんだ?」
鈴谷「べべ、べっつにぃ!? 何でもないし!」
提督「……ふむ。決めた」
鈴谷「な、何を?」
提督「明日の秘書艦は鈴谷にしよう」
鈴谷「うええっ!? ちょっ、そんな急に──」
提督「可愛いなぁもう」
鈴谷「からかうのはやめろおおおおお!!///」
────────
翌日
鈴谷「……で、ホントに秘書艦なんだ」
提督「昨日言ったじゃないか」
鈴谷「いや、てっきり私をからかってんのかと思って」
提督「いじってると楽しくなるからなぁ鈴谷は」
鈴谷「なっ……! ちょっと提督──」
提督「手が止まってるぞー鈴谷。今日中に終わらなかったら徹夜でやってもらうからな」
鈴谷「て、徹夜……?」
鈴谷「(……いや待て、徹夜ということは、夜まで待ってれば提督にあんな事やこんな事も)」ニヤニヤ
提督「(……何やら良からぬ事を考えてるな)」
鈴谷「よぉーし、そんじゃ頑張りますか!」
提督「……期待してるよ」
────────
深夜
鈴谷「──いやぁ、終わんなかったなぁ! これは徹夜しかないよねぇ」
提督「ん? 俺がやっとくからお前は寝てていいぞ」
鈴谷「い、いやいや! 私がやるから! 流石に悪いし!」
提督「……寝ないと肌に悪いぞ?」
鈴谷「心配しなくていいから! これは私の問題だし!」
提督「そうか? じゃあ任せるよ」
鈴谷「よっしゃ!」
────────
鈴谷「うにゅ……」Zzz
提督「……で、こうなるわけか」
ガチャ
加賀「ずっと待っていたのに……」
提督「ああ、悪かったな加賀。待たせていたのに」
加賀「問題ありません」キリッ
提督「そうか……まあ、作戦は明日にしようか」
加賀「そうね」
鈴谷「ふへへ……提督ぅ……」Zzz
加賀「……」イラッ
提督「お、おい……」
加賀「問題ありません」
提督「そ、そうか」
────────
翌日
鈴谷「……あぁ~疲れたぁ」
提督「お疲れさん。全部終わったか?」
鈴谷「うん、完璧! コレで提督と遊べるね!」
提督「いや遊ばないけどな」
鈴谷「えぇ~そんな事言わずにさぁ」ズイッ
提督「近い近い」
鈴谷「私とイイコトしようよぉ」
提督「……しょうがないな」アゴクイッ
鈴谷「ふぇっ!?///」
提督「……目、閉じてろよ」
鈴谷「(いやいや近い近い!!///)」
鈴谷「(顔近いって!!///)」
提督「何で照れてんだ? 自分から寄ってきたじゃないか」
鈴谷「い、いやあの、何ていうか、ここまで発展するとは思わなくて恥ずかしいっていうか……///」
提督「……」グイッ
鈴谷「ちょっ──」
提督「……可愛いな、鈴谷」ボソッ
鈴谷「ッ──!?///」ビクゥ!!
鈴谷「な、な、なな──!?///」
提督「──伏せろ!!」ガバッ
鈴谷「きゃあっ──!!」
バアンッ!!
加賀「──よくもまああれだけ提督とイチャイチャしたものです。恥を知れ小娘が」ガチャ
提督「(うわぁ……あれ演技じゃなくてガチのやつだろ)」
鈴谷「加賀さん!? どうしてここに──」
ジャキッ
鈴谷「ひっ……け、拳銃……?」
加賀「今日の私は──容赦を知りませんよ」
提督「待て、加賀」
加賀「邪魔をしないでください提督。今から彼女を殺すので」
鈴谷「こ、殺すって……」
加賀「イチャイチャしていたのは事実です」
提督「それは……」
鈴谷「待って!」バッ
提督「鈴谷!?」
鈴谷「……確かに私が近寄っていったのが原因よ。だから提督を傷つけないで!」
加賀「……元からあなたしか殺すつもりはありません」スッ
鈴谷「うっ……」
鈴谷「(だ、大丈夫よ! 拳銃なんかで艦娘が死ぬ訳ないし!)」
加賀「この拳銃の弾丸、実は艦娘も貫ける程の強さがあるんです」
鈴谷「なっ!?」
加賀「明石さんも良いものを作るものです。流石に気分が高揚します」
鈴谷「(そ、そんな拳銃反則でしょ!? じゃあ……私……死ぬ……?)」
加賀「それでは、鎧袖一触です」ジャキッ
提督「……!」バッ
バアンッ!!
鈴谷「……え?」
加賀「……」
提督「さ……さすがは艦娘すら……貫く弾丸……威力が桁違いだな……」
鈴谷「な……何してんのさ提督!? 何で庇って──」
提督「そりゃあ……鈴谷が傷付くとこなんて……みたく……ないし、な」
鈴谷「でも……でもっ!!」グスッ
提督「ははっ……何で泣いてんだよ」
鈴谷「そんなの……好きな人が死にそうになってて悲しくない人なんていないよ!!」
提督「好きな人……か……いいな、嬉しいよ」
提督「でも……もう、意識が持ちそうにない……」
鈴谷「そんな……提督!」
提督「もう……鈴谷の顔が見れないのか……残念だ……」
鈴谷「そんな事言わないでよ! 私は……私は!」
提督「鈴谷……後は……たの……む……──」
鈴谷「……あぁ……なんで……」
鈴谷「何でよ!!」バアンッ!!
鈴谷「何で提督が死ななきゃいけないの!? ねぇ!!」キッ!!
加賀「……」
鈴谷「答えてよ!!」
加賀「答えましょう」スッ
『ドッキリ大成功!!』
鈴谷「……は?」
加賀「……」スッ
『ドッキリ大成功!!』
鈴谷「ドッ……キリ……?」
加賀「……」スッ
『ドッキリ大成功!!』
鈴谷「いやそれはわかったけど」
加賀「やりました」
提督「何をやったんだか」ムクッ
鈴谷「提督!?」
提督「おう、すまんな鈴谷。今のは──」
鈴谷「──ッ!!」ダキッ
提督「おおう!?」
鈴谷「良かった……ホントに……」
提督「……こういうリアクションは初めてだな」
加賀「人の目の前でイチャイチャしないでくださいと言った筈ですが」
提督「あ、ああすまん。おい鈴谷、離れなさい」
鈴谷「……もう少しこのまま」
加賀「(何ですかこの甘々空間は)」
提督「……しょうがないな」
加賀「……まあ、ドッキリを仕掛けられた後ですし……良しとしましょう」
鈴谷「ねえ、提督……キス……してくれない?」
提督「なっ!?」
加賀「!?」
鈴谷「それくらいしてもらわないと、離れられないかな」
提督「……ったく。目、瞑ってろ」
鈴谷「ん……」
提督「──ッ」
鈴谷「──ッ///」
加賀「人の目の前で何やってんだてめえら。ぶっ殺すぞ」
終わり
以上です
ありがとうございました
ありがとうございました
あんまり長く続けるとグダグダになりそうなんで次の投下でラストにします
もうしばらくお待ちください
もうしばらくお待ちください
加賀さんの澄まし顔でぶっ[ピーーー]ぞはあかんw想像すると笑えるw
とりあえず報告を
明日の夕方から夜にかけて投下できたらなーと思っています
もしできない場合も報告しますのでよろしくお願いします
明日の夕方から夜にかけて投下できたらなーと思っています
もしできない場合も報告しますのでよろしくお願いします
書き終わりました!
17時から投下しますねー
17時から投下しますねー
ではラスト、投下していきます
────────
提督「……」カリカリ
加賀「……」カリカリ
提督「……なあ」カリカリ
加賀「何でしょうか」カリカリ
提督「……いや、何でも」
加賀「……そう」
提督「……」カリカリ
加賀「……」カリカリ
提督「(……頃合い、か)」
────────
昼休み
瑞鶴「あ、加賀さん」
加賀「……何か用かしら」
瑞鶴「ううん、用って程じゃないんだけど……提督ってさ、煙草吸うの?」
加賀「……煙草?」
瑞鶴「うん。私がこの前秘書艦やったときに、煙草の臭いがしたから提督に聞いてみたんだ。『煙草吸ってたっけ?』って」
瑞鶴「そしたら、『臭いは消してたつもりだった』って言ってたけど、今まで煙草吸ってるところ見たことないし、その後ドッキリ仕掛けられたしさ……あれも嘘なのかな……って」
加賀「言われてみれば……」
加賀「(執務室にいつもいたから気づかなかったけれど……もしかしたら少し煙草臭くなっているかもしれないわね)」
加賀「吸っていると思うわ……多分」
瑞鶴「多分って何よ。ずっと秘書艦やってるんだから分かるでしょ」
加賀「うるさいですね。また提督に死んだフリをさせますよ?」
瑞鶴「い、いやそれはいいから! わ、悪かったわよ」
加賀「……」
────────
翌日
提督「すまない加賀。今日は午後から出張なんだ。俺の分は終わらしといたから後は任せるよ」
加賀「わかりました。お気をつけて」
提督「ああ。それじゃあちょっと資材の様子を見てくるよ」スッ
加賀「はい」
ガチャ……バタン
加賀「出張……ですか」
……パタン
加賀「……?」スッ
『健康診断結果在中』
加賀「……これは……」
加賀「(……封は開いているし……ちょっとだけ……)」ピラ
加賀「……」
加賀「……ッ──!?」
加賀「そ、そんな……」
────────
瑞鶴『 私がこの前秘書艦やったときに、煙草の臭いがしたから提督に聞いてみたんだ』
瑞鶴『今まで煙草吸ってるところ見たことないし、その後ドッキリ仕掛けられたしさ……あれも嘘なのかな……って 』
提督『な? じゃあ次の作戦──』
提督『うっ……ゴホッ! ゴホッ!』
加賀『提督! 大丈夫ですか!?』
提督『ああ……大丈夫だよ。……ちょっと風邪気味でな』
加賀『……無理をなさらないでください。本当に死んでしまったらどうするのです?』
提督『……本当に、か』
加賀『……?』
────────
加賀「……」グッ
加賀「提督……」
────────
翌日
工廠
明石「癌──ですか」
加賀「ええ、肺に出来ているみたいなの。どうにかならないかしら」
明石「艦娘の事ならわかりますが……提督は人間ですし、分かりかねますね……」
加賀「……そう。ありがとう」スタスタ
明石「いえ……」
明石「……」
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