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    元スレヒナタ「もし、過去に戻ることが出来たらどうする?」ナルト「ん?」

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    251 :

    矛盾修正とか大変だな。
    物書きなんておれにはとても無理だ。

    誰の指図も受けず、好きなように頑張れー!

    252 = 113 :

    ――

    ナルト(まさか、この歳になって廊下に立たされるだなんて……とほほ)

    がらっ……

    キバ「やーい、バカナルト、また立たされてやんの」ひそひそ

    ナルト(こいつは、成長してんのかってくらい変わらぬバカだってばよ……むしろ安心するくれーだ)

    ナルト「ちゃんと授業聞いてろってばよ、お前も立たされたくねえんならよ」

    キバ「へっ、このオレを誰だと思ってやがる、将来の火影になる男だぞ? 授業なんて聞かなくても屁のカッパよ。つーか俺よりも自分の心配しろよバカナルト、試験、また落ちる気か?」

    253 = 113 :

    キバ「……お前、なんか今日変だな。妙に落ち着いてるっていうか――「キバ、お前も立たされたいようだな?」

    キバ「あっ、いえいえ、滅相もありません……」がらがら……

    ナルト(……あれで、カンは鋭いんだから油断できねえ)



    カァー、カァー……

    「――というわけで、引退していた三代目様がもう一度火影に就任なさった、という訳だ。はい復習! キバ、三代目様の本名は?」

    「あー、えーっと……なんだっけ?」

    「おいおい、忘れたのか? じゃあ、サクラ」

    「はいっ、猿飛ヒルゼン、です!」

    「その通り! 常識過ぎて試験にも出ないとは思うが、今のキバみたいに恥ずかしい思いをしなくて済むよう、きちんと覚えておくように」

    くすくす はーい

    254 = 113 :

    ナルト(……やっぱり、ここは本当に過去、なんだよな)

    ナルト(じっちゃんに相談するまでのこともねえ気すらしてきたってばよ、こうも何事も起こらないと)

    ナルト(敵が攻めてくる様子も、誰かの偽物に惑わされることも、天変地異が起こる様子も無え)

    ナルト(でも、それが当たり前なんだ。だってこの頃のオレ、なんの事件にも巻き込まれてなかったもんなあ)

    ナルト(毎日授業抜けて、イタズラして、追い回されて……そんなことばっかだった)

    ナルト(んで、たまの授業でサクラちゃん追い回して、無視されて、サスケにちょっかい出して、ボコボコにされて……)

    ナルト(このままいけば、同じことがずっと起こるんだ)

    ナルト(……でも、今の俺は、この先を変えることが出来る)


    ナルト(――それって、よく考えたらメチャクチャすげえことじゃねえか?)

    255 = 113 :

    ナルト(だって、サスケだけじゃねえ。今から動けば、エロ仙人や三代目のじっちゃん、それにネジを救うことだってできるかもしれねえってことだぞ?)

    ナルト(他にだって、再不斬と白、アスマ先生、チヨバア、イタチだってそうだ……オレの手が届かなかった命は、幾らでもある)

    ナルト(それを守ることは、死者を冒涜することになんのか? 穢土転生とは違って、皆今は生きているんだ……)

    ナルト(今を生きている人を助けて、一体何がいけないんだってばよ)

    ――

    がらっ がやがや……

    イルカ「……ナルト、今日の授業は終わりだ。帰って良いぞ」

    ナルト「……そっか。じゃあ、帰るってばよ」

    イルカ「……立たせておいて言うのもなんだが、お前がアカデミーを抜けださずに、きちんと立ってるなんて珍しいな」

    ナルト「へ? あーその、今日はちっと考え事をしてたから!」

    ナルト(あー昔のオレのバカ! ウスラトンカチ! 一々やりにくいったらねえってばよ!)

    イルカ「……あー、どうだ? 悩みがあるんだったら聞くぞ? 一楽のラーメンでも食いながらさ」

    256 = 113 :

    ナルト「……ごめんイルカ先生、今日は先約があるんだってばよ」

    イルカ「先約?」

    ヒナタ「……」こそっ

    ナルト「おっ、じゃあオレ、行くから! 一楽のラーメンは明日頼むってばよ!」

    イルカ「あ、ああ」

    ナルト「じゃ、行こうぜ、ヒナタ」ぎゅっ

    ヒナタ「あっ、う、うん」

    たったったった……

    イルカ「……ナルトとヒナタって、あんなに仲が良かったか?」

    257 = 113 :

    ――

    がちゃっ、バタン

    ヒナタ「おじゃまします……」

    ナルト「ただいま!……にしても、なんか帰る時、今日は妙に注目されたなあ……なんでだ?」

    ヒナタ「えっと、ナルトくん」

    ナルト「ん?」

    ヒナタ「その、外で手を繋ぐの、やめた方が良いんじゃない、かな……?」

    ナルト「え!? オ、オレと手ェつなぐの、嫌か!?」

    ヒナタ「えっ、ち、違うよ! そんなわけないよ!」

    ナルト「じゃあ、恥ずかしいのか?」

    ヒナタ「それもちょびっと、あるけれど……」

    ナルト「じゃあ、なんでだってばよ」

    ヒナタ「……だって、私とナルトくん、この頃はこんなに仲良くなかったから……」

    ナルト「! そ、そうか、だから、変に思われて……」

    ヒナタ「うん、注目を集めたんだと思う……ごめんね、私がもっと早く言っていれば、怪しまれずに済んだかもしれないのに」

    258 = 113 :

    ナルト「……でも、良いんじゃねえか?」

    ヒナタ「えっ?」

    ナルト「そんな細かいことを気にしてたら、この先なんにも出来なくなっちまう。大体、昔とまったく同じことをするなんて出来ないってばよ」

    ヒナタ「それは、そうかもしれないけれど」

    ナルト「多少怪しまれるのは織り込みずみ、ぐらいの勢いで、オレは良いと思う」

    ヒナタ「……」

    ナルト「……ヒナタが決めてくれ。確かに、オレもお前の言ったことには一理あると思うってばよ」

    259 = 113 :

    ヒナタ「……私は、やっぱり外ではまだ、目立つことは控えた方が良いと思うの。少なくとも、三代目様に事情を話して、アドバイスを受けるまでは」

    ナルト「そっか……分かったてばよ、そうしよう」

    ヒナタ「ごめんね……折角、手を握ってくれたのに」

    ナルト「良いんだってばよ! その代わり、部屋の中では甘えまくるからよ!」

    ヒナタ「は、恥ずかしいよ……あはは」

    ナルト「よしっ、昼飯にすっか! カップ麺で良いか?」

    ヒナタ「くすっ、もう、昨日カップ麺ばっかじゃダメ、って言ったかりなのに」

    ナルト「げっ、そ、そうだっけ?」

    ヒナタ「もう……そう言うと思って、お弁当作ってきたの」

    ナルト「マジでっ!?」

    ヒナタ「うん、今朝早起きして、家族にバレないようこっそりとね?」

    ナルト「サンキューヒナタ! ヒナタの飯は美味えからなあ、すっげえ嬉しいってばよ! そうと分かったら、直ぐに食べようぜ!」

    ヒナタ「うん」にこっ

    261 = 244 :

    ニヤニヤしてしまう

    262 :

    魂が浄化されている感じがするな

    263 :

    乙ですよ

    264 :

    三代目、自来也、オビト、ネジを救えたらおれ泣いちゃう。
    でもどう足掻いても親父は救えないんだな……。

    265 :

    かわいい

    266 :

    今回の作者は完結させてくれそうだな
    すごく期待してるよー

    267 :


    他の人柱力や兄弟子たちだって死ななくて済むルートがあるのかな

    268 :

    面白くて期待!
    でも未来を知ってるが故の回避を続けていくと、未来と乖離していくという不安ががががががが

    269 :

    フウちゃんとフラグが立つ世界が有ってもいい筈








    ッス

    270 :

    ナルト「へへっ、一日ぶりのヒナタの手料理だってばよ! いただきます!」

    ヒナタ「はい、めしあがれ」 

    ナルト「はむっ……うん、やっぱりうめえ!」

    ヒナタ「よかった……冷蔵庫にあるものしか使えなかったから、心配だったけど」

    ナルト「それでこれだけのもんが作れるんだから、大したもんだってばよ!」

    ヒナタ「えへ、ありがとう……はい、おにぎりもあるよ。おかかとうめぼし、どっちがいい?」

    271 = 113 :

    ナルト「……んー、おかかを貰うってばよ」

    ヒナタ「じゃあ、はい」

    ナルト「さんきゅー」がぶっ

    ナルト(……おかかのおにぎりって、サスケの好物だったよな)もぐもぐ

    ナルト「……なふぁ、ふぃふぁふぁ」もぐもぐ

    ヒナタ「くすっ、ナルトくん、ちゃんと飲み込んでから話して?」

    272 = 113 :

    ナルト「んっ、ごくんっ、なあ、ヒナタ。じっちゃんに相談しに行くって言っても、ヒナタはどう話を持ち掛ける気だったんだ?」

    ヒナタ「えっ? それは、多分ナルトくんと同じだと思うけど……」

    ナルト「とりあえず、話してみてくれってばよ」

    ヒナタ「えーっと、まずは……術が掛けられたときの状況を説明するでしょう、そして自分たちの立場を話して……」

    ヒナタ「未来から来たってことを知ってもらって、それで、この術を解く方法を聞く」

    ナルト「!」

    ヒナタ「三代目様は、あらゆる術に精通したプロフェッサーとして有名だった……きっと、この事態にもなにか解決策を提示してくれるはず。……ナルトくんも、同じだよね?」

    ナルト「……」

    ヒナタ「……ナルトくん?」

    273 = 113 :

    ナルト「……オレは、ちょっと違うことを考えてた」

    ヒナタ「えっ?」

    ナルト「なあ、ヒナタ……


        じっちゃんに、未来のことを全部、話してみねえか?」

    ヒナタ「え……そ、それって」

    ナルト「……オレは、未来を変えてみたい」

    ヒナタ「!」

    274 = 113 :

    ナルト「オレたちはこれから何が起こるのか、そしてなぜそれが起こるのかを知っている。そして、それを防ぐだけの力も持ってるってばよ。今からなら、大蛇丸の策謀を知らせて、木の葉崩しを阻止できる」

    ヒナタ「それは、そうかもしれないけど……」

    ナルト「サスケの中のわだかまりを解くことが出来るかもしれねえ」

    ヒナタ「……」


    ナルト「エロ仙人を、救ってやれるかもしれねえ」


    ナルト「暁の暗躍から、木ノ葉の里を、守り切れるかもしれねえ」


    ナルト「道を間違えた人たちを、導いてやれるかもしれねえ」


    ナルト「黒ゼツの暗躍を、止めることが出来るかもしれねえ」



    ナルト「そして、第四次忍界大戦を防いで、ネジを――」


    ヒナタ「――待って!」

    ナルト「!」

    275 = 113 :

    ヒナタ「……ごめんなさい、私、未来に帰ることしか、考えてなかったから……」

    ナルト「い、いや……オレこそ済まねェ、突然こんなこと言いだしちまって」

    ヒナタ「……」

    ナルト「……」

    ヒナタ「……ナルトくん。私は――


    コンコン

    ナルト・ヒナタ「!!」

    ナルト「……ちょっと、見てくるってばよ」

    ヒナタ「うん……」

    276 = 113 :

    がちゃ

    ナルト「……じっちゃん」

    ヒルゼン「突然すまんのう、今宵は予定があるもんじゃから、その前に約束を果たそうと思ってきたんじゃが……」

    ナルト「……その、」

    ヒルゼン(靴が二足……)ちらっ

    ヒルゼン「来客かの?」

    ナルト「え、あ、ああ、まあな……」

    とっとっ

    ヒナタ「ナルトくん、どなた様だった……さ、三代目様!?」

    ヒルゼン「ほぅ、日向家のヒナタじゃったな。またどうしてここに」

    277 = 113 :

    ヒナタ「その……ナルトくんに、お弁当を作ったので、食べてもらおうと……」

    ヒルゼン「そうじゃったか……それは、ワシからも礼を言わさせてもらう。この者の食生活に関しては、ワシも気に掛けておったからのう……ありがとう、ヒナタよ」

    ヒナタ「い、いえ、とんでもありません……」

    ヒルゼン「ほっほ、そんなに恐縮するでない。里の者は皆家族のようなものじゃからの。家族にそんなに畏まっておったら、この先苦労するじゃろう?」

    ヒナタ「は、はい……」

    ヒルゼン「……して、ナルトよ。お前の話、とやらは、どうするのじゃ」

    ナルト「……それは、」ちらっ

    ヒナタ「……」

    ナルト「……すまねぇ、また、明日まで待ってもらうことは出来ねえか。もう少し、考えたいことが有るんだ」

    278 = 113 :

    ヒルゼン「……ふむ、自分で考えることは、善いことじゃ。では明日まで待つとしよう。ただし、あまり一人で考え込むでないぞ」

    ナルト「……」

    ヒナタ「……」

    ヒルゼン「……では、失礼しよう」さっ、こつ、こつ……

    ナルト「……」

    ヒナタ「……」ぺこっ……

    280 :

    猿飛のジジイはたしか水晶でナルトの動向見れるよな

    281 :

    猿飛「ナルトがある日突然女の子を自分の部屋に連れ込んで手料理までご馳走になっとる…!」

    282 :

    >>280
    ロクにヒナタと子作りもできねえな

    283 :

    猿飛「羨ましいから邪魔したる」

    284 :

    卑遁・扉間ハーレムの術

    285 :

    ヒナタ!膣内(なか)で出すってばよ!

    286 :

    ナルトがやってる際に、そんな事言う余裕があるとは思えない

    287 :

    すぐ下ネタに走るなこいつら

    288 :

    それ以前にこうタイミング良くヒルゼンが登場するのを見ると……

    289 :

    楽しみにしてる。スレ主超がんばれ

    290 :

    >>288
    おい!辞めろ!

    291 :

    うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ

    292 = 291 :

    うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ

    293 :

    ナルト「……」

    ヒナタ「……」

    ナルト「……」

    ヒナタ「……ナルトくん」

    ナルト「……」

    ヒナタ「……実は、私もナルトくんと同じこと、一瞬考えたの……」

    ナルト「!」

    ヒナタ「昨日の晩、ネジ兄さんと話した時……思ってしまったの。ネジ兄さんに打ち明ければ、誰かに、皆にこのことを知らせれば、未来を変えられるんじゃないかって」

    294 = 113 :

    ヒナタ「……でも、出来なかった。その、うまく、言葉にできないけど……私の中の声が、『それは違う』って、言ったの……」

    ナルト「……自分の中の、声……」

    ナルト「……オレの意見よりも、そんな得体のしれないもんを信じるのかよ、ヒナタは」

    ヒナタ「違うよ、ナルトくん!……あれは、得体の知れないものなんかじゃない……私の、本当の気持ちに違いなかった……ナルトくんだって、きっと聞こえるはず……」

    ナルト「……」

    ヒナタ「……ナルトくん」

    295 = 113 :

    ナルト「……すまねえ、少し、頭を冷やさせてくれねえか。オレってば、直ぐカッとなっちまうから……」

    ヒナタ「……うん、分かった。一度、家に帰るね……お弁当箱は、明日取りに来るから……」

    ナルト「ああ……」

    ヒナタ「……おじゃましました」

    ……バタン

    ――

    キュッ、ジャー……

    ナルト(……自分の中の、声……)

    ジャー……

    ナルト(……何にも聞こえねェよ、そんなの)

    ナルト(……なあ、父ちゃん、母ちゃん、この頃はまだ、オレの中に居るんだろ?)

    ナルト(こんな変なところに長居したせいか、オレってば、どうすれば良いのかなんにも分からなくなっちまったってばよ……)

    296 = 113 :

    ジャー……

    ナルト(……あの映画では、どうしてたんだっけ)

    ナルト(観たのはつい昨日のはずなのに、遠い昔のようだってばよ……観るのは、遠い未来のことだってのによ)

    ナルト(……確か主人公は、突然タイムスリップをさせられて……そんで、……)

    ナルト(そうだ、『今』がいつなのかを、調べたんだ……)

    ナルト(新聞を見たり、人に聞いたりして……)

    ナルト(それで……あれ?)

    ナルト(……『今』はいつなのか?)




    ヒルゼン『――』

    イルカ『――』



    サスケ『……』




    ナルト「……!!」バッ!!

    297 = 113 :


    ナルト「……!!」バッ!!

    ガサッ! ガサゴソッ!! ドシャッ! バッ!!

    ナルト「……やっぱり、無い」

    ナルト「――それじゃあ」


    ナルト「……ッ!!」ぎりっ


    ガラッ、シュタッ!!


    ジャー……

    ――

    ドンドンドン! ドンドンドン!!

    イルカ「――おいおいおい、何だ何だ、こんな時間に、って……」

    ナルト「……」

    イルカ「お前なあ……おいナルト、イタズラにしても性質が悪すぎる「イルカ先生」

    イルカ「……どうした?」

    ナルト「……アカデミーの、卒業試験は、いつだってばよ」

    イルカ「オイ、どうしたんだ急に、一体何が――」

    ナルト「いつだって、聞いてるんだってばよ!!」

    イルカ「!……分かった、教えるから。ええと、ひいふうみい……」


    イルカ「……今から、8か月後、ってとこだな」


    ナルト「ッッッ!!」

    ダッ!

    イルカ「それがどうし、ちょっ、おい、ナルトォ!? ……一体、何だっていうんだ……」

    298 = 113 :

    ――

    「……おい、おっさん」

    オッサン「あ? 誰だ……って、テメエは例のガキ……」

    ナルト「……聞きてェことがある」

    オッサン「ああ!? お前みたいなクソ疫病神に、話すことなんざ……ッ」

    ナルト「……」ギロリ

    オッサン「……ヒッ、ヒィィ、バッ……化け物ォォ!!!」タッタッタッ……

    ナルト(……ダメだ、どいつもこいつも碌に話も聞けねえ)

    ナルト(……やっぱり、ヒナタに頼るしかねえ)

    299 = 113 :

    ――

    タッタッタッ……

    ナルト(……そんなはずが、そんなはずが無ぇんだ)

    ダッダッダッダッ……

    ナルト(だって、そうだとしたら、サスケがあんな目をしてるわけッ!)

    ダッダッダッダ!!

    ナルト(……でも、じゃあ、どうして!!!)

    300 = 113 :

    ――

    ヒナタ(……ダメだ。やっぱり、深く考えようとすると、靄が掛かるように思考が抑えられる)

    ヒナタ(やっぱりここは幻術の世界なの……?)

    ヒナタ(……でも、それにしてはリアルすぎる。ここは、全てが本物のようでいて……懐かしい)

    ヒナタ(それじゃあやっぱり、映画のように、本当に過去の世界なの……? じゃあ、この思考を妨げる何かは一体……?)

    トントン

    ヒナタ(! 窓!?)

    ヒナタ「……」そーっ……

    がらっ

    ヒナタ「!! な、ナルトくん……」

    ナルト「……すまねェヒナタ、驚かせちまったな」


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