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元スレ京太郎「もし俺が姫松高校に通っていたら」
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恭子「(……まぁ、ええわ。これで清水谷さんは調理に参加できない。メゲルワ恭子の独壇場や!)」
漫「ふんふふん♪ ふーんふん♪」
恭子「……なら、あんたはそのまま頼むわ。うちらで作るから」
竜華「ええのん?」
乙女同士の戦いは始まっている。竜華の言葉は確認であって確認でない。
うちはずっと膝枕するという宣言なのだ。
それを承知の上で恭子は承認した。
恭子「(別にええ。うちの飯で京太郎の胃袋を掴んでしまえばこっちのものなんやからな!)」
闘志を目に宿し、恭子は特製お好み焼きの作成に全身全霊でかかろうとする。
だけど、籠の中には材料がなかった。
見回せば、代わりに熱々の鉄板の上に丸い若緑と黄が混ざり合った生地が三つ。
漫「ふんふふん♪ ふーんふん♪」
恭子「……なら、あんたはそのまま頼むわ。うちらで作るから」
竜華「ええのん?」
乙女同士の戦いは始まっている。竜華の言葉は確認であって確認でない。
うちはずっと膝枕するという宣言なのだ。
それを承知の上で恭子は承認した。
恭子「(別にええ。うちの飯で京太郎の胃袋を掴んでしまえばこっちのものなんやからな!)」
闘志を目に宿し、恭子は特製お好み焼きの作成に全身全霊でかかろうとする。
だけど、籠の中には材料がなかった。
見回せば、代わりに熱々の鉄板の上に丸い若緑と黄が混ざり合った生地が三つ。
恭子「な、ななな……」
漫「末原先輩? そろそろ焼けそうですよ?」
恭子「漫ちゃんー! でこ出せー!」
漫「嫌ですよ!? ちゃんと先輩の分は作らずに置いてるじゃないですか!?」
恭子「そうやけど違うんや! そうじゃないんや! あと、それはうちが食べるから京太郎は食べんなよ!」
京太郎「お、おう。別にそれは構わないけど」
謎の気迫に押されて、竜華のもちもち太ももを堪能していた京太郎はうなずいた。
キッと黒い戦場を睨みつけると、恭子はへらを両手に構えた。
恭子「ほら、漫ちゃん! おいしい焼き方教えて!」
漫「あ、は、はい!」
恭子「やるで!!」
向かい風がなんぼのもんじゃ! 作るで、最高のお好み焼き!
漫「末原先輩? そろそろ焼けそうですよ?」
恭子「漫ちゃんー! でこ出せー!」
漫「嫌ですよ!? ちゃんと先輩の分は作らずに置いてるじゃないですか!?」
恭子「そうやけど違うんや! そうじゃないんや! あと、それはうちが食べるから京太郎は食べんなよ!」
京太郎「お、おう。別にそれは構わないけど」
謎の気迫に押されて、竜華のもちもち太ももを堪能していた京太郎はうなずいた。
キッと黒い戦場を睨みつけると、恭子はへらを両手に構えた。
恭子「ほら、漫ちゃん! おいしい焼き方教えて!」
漫「あ、は、はい!」
恭子「やるで!!」
向かい風がなんぼのもんじゃ! 作るで、最高のお好み焼き!
~30分後~
恭子「お好み焼きには勝てなかったよ……」
なんでや……、なんでこんなに難しいんや……。
恭子のお好み焼きは別に出来が悪いわけじゃなかった。
ただ普通だったのだ。
たくさん食べれる美味しさというわけでもなく、拒否したくなるような不味さでもない。
まるで末原恭子をそのまま体現したかのようなお好み焼き。
恭子「こんなんお好み焼きちゃう。末原焼きや……!」
竜華「(なに言ってるんやろ、末原ちゃん)」
漫「せ、先輩! 大丈夫ですよ、上手ですって!!」
恭子「ううん……ええんや、漫ちゃん。漫ちゃんのアドバイスを生かせなかったうちが悪いんやから……」
漫「末原先輩……」
なにやら重い空気が流れ始める。
隣で繰り広げられているお好み焼き争奪戦と対比されてむなしい。
これには竜華も苦笑いだった。
恭子「お好み焼きには勝てなかったよ……」
なんでや……、なんでこんなに難しいんや……。
恭子のお好み焼きは別に出来が悪いわけじゃなかった。
ただ普通だったのだ。
たくさん食べれる美味しさというわけでもなく、拒否したくなるような不味さでもない。
まるで末原恭子をそのまま体現したかのようなお好み焼き。
恭子「こんなんお好み焼きちゃう。末原焼きや……!」
竜華「(なに言ってるんやろ、末原ちゃん)」
漫「せ、先輩! 大丈夫ですよ、上手ですって!!」
恭子「ううん……ええんや、漫ちゃん。漫ちゃんのアドバイスを生かせなかったうちが悪いんやから……」
漫「末原先輩……」
なにやら重い空気が流れ始める。
隣で繰り広げられているお好み焼き争奪戦と対比されてむなしい。
これには竜華も苦笑いだった。
京太郎「……ん? 末原の出来たのか?」
恭子「えっ?」
しかし、悶々としていたせいで会話が耳に入っていなかった男が一人。
京太郎は起き上がると、鉄板の上に一枚手の付けられていないお好み焼きを見つけた。
さっきからお預けを喰らっていて、腹はペコペコ。
つい衝動的に箸を伸ばし、一切れ口に含んだ。
京太郎「おー、美味そうじゃん。いただきます!」
恭子「あ、ちょっと待って、京太――あー!?」
余りにもスムーズな動作だったあまり、恭子の制止も遅くなってしまう。
京太郎は熱々の生地をすでに咀嚼している。
口いっぱいに頬張り、舌で味わっていた。
恭子「えっ?」
しかし、悶々としていたせいで会話が耳に入っていなかった男が一人。
京太郎は起き上がると、鉄板の上に一枚手の付けられていないお好み焼きを見つけた。
さっきからお預けを喰らっていて、腹はペコペコ。
つい衝動的に箸を伸ばし、一切れ口に含んだ。
京太郎「おー、美味そうじゃん。いただきます!」
恭子「あ、ちょっと待って、京太――あー!?」
余りにもスムーズな動作だったあまり、恭子の制止も遅くなってしまう。
京太郎は熱々の生地をすでに咀嚼している。
口いっぱいに頬張り、舌で味わっていた。
ふわふわながらも、べちゃりと広がる不快さはない。
噛めば噛むほど、いろいろな風味が出てくる。
カリっと焼かれた豚肉が食感にアクセントを加えるのだ。
ジュワリと溢れる肉汁が口内で生地に染み込む。
次に小さく切られたイカがプリプリと弾み、凝縮された旨みがはじけた。
香ばしいソースが食欲をそそり、自然に次へ次へと食していく。
京太郎「(これは……止まらない!)」
鉄板の上にあった末原焼きは次々になくなっていく。
腹の減っていた京太郎にとっては、末原焼きはとても美味な一品。
気が付けば、ペロリと平らげていた。
噛めば噛むほど、いろいろな風味が出てくる。
カリっと焼かれた豚肉が食感にアクセントを加えるのだ。
ジュワリと溢れる肉汁が口内で生地に染み込む。
次に小さく切られたイカがプリプリと弾み、凝縮された旨みがはじけた。
香ばしいソースが食欲をそそり、自然に次へ次へと食していく。
京太郎「(これは……止まらない!)」
鉄板の上にあった末原焼きは次々になくなっていく。
腹の減っていた京太郎にとっては、末原焼きはとても美味な一品。
気が付けば、ペロリと平らげていた。
恭子「ど、どうや?」
京太郎の思わぬ反応に恭子は期待の視線を向けた。
京太郎「めちゃくちゃ美味いよ! 末原って料理上手なんだな!」
恭子「お、美味しい!? ほ、ほんまに!?」
恭子は信じられないといった感じで京太郎に詰め寄る。彼は親指を立てて、白い歯をこぼす。
京太郎「おう! こう言っちゃなんだけど、安心するような味でさ。末原は良いお嫁さんになれると思うぞ!」
恭子「お、お嫁っ!?」
想像だにしていない褒め言葉にプシューっと魂が抜けたように恭子は倒れる。
運が良いのか悪いのか、京太郎にもたれかかる形で。
京太郎「お、おい、末原!?」
漫「あちゃー、これは恥ずかしさで気を失ってますね。末原マスターのうちが言うんやから間違いありません」
竜華「……ええなぁ。うちもああやって接近して匂い嗅ぎたい……」
それに各々、違った反応をする一面。
その張本人と言えば、だらしなく頬を緩ませ。
恭子「……あなた…………えへ」
暢気に夢の世界を楽しんでいた。
京太郎の思わぬ反応に恭子は期待の視線を向けた。
京太郎「めちゃくちゃ美味いよ! 末原って料理上手なんだな!」
恭子「お、美味しい!? ほ、ほんまに!?」
恭子は信じられないといった感じで京太郎に詰め寄る。彼は親指を立てて、白い歯をこぼす。
京太郎「おう! こう言っちゃなんだけど、安心するような味でさ。末原は良いお嫁さんになれると思うぞ!」
恭子「お、お嫁っ!?」
想像だにしていない褒め言葉にプシューっと魂が抜けたように恭子は倒れる。
運が良いのか悪いのか、京太郎にもたれかかる形で。
京太郎「お、おい、末原!?」
漫「あちゃー、これは恥ずかしさで気を失ってますね。末原マスターのうちが言うんやから間違いありません」
竜華「……ええなぁ。うちもああやって接近して匂い嗅ぎたい……」
それに各々、違った反応をする一面。
その張本人と言えば、だらしなく頬を緩ませ。
恭子「……あなた…………えへ」
暢気に夢の世界を楽しんでいた。
誕生日分はこれでおしまい!
恭子「なに言ってるんや? うちのターンはまだ終わってないで!」
次も末原さん過去編の模様
京太郎の末原呼びとか、なんで好きになったのかとか判明……させれたらいいなー
では、おやす宮永(姉)
恭子「なに言ってるんや? うちのターンはまだ終わってないで!」
次も末原さん過去編の模様
京太郎の末原呼びとか、なんで好きになったのかとか判明……させれたらいいなー
では、おやす宮永(姉)
~若かりし頃のいくのんと京太郎 if~
郁乃「きょーたろー君、一緒にお風呂入ろっか~?」
京太郎「えー」
郁乃「ほらほら、行くで~。お姉ちゃんと流しっこしような~」
京太郎「しないよ! 俺、もう五年生だよ!?」
郁乃「ええのええの。気にしない気にしない。GOやで~」
郁乃「きょーたろー君、一緒にお風呂入ろっか~?」
京太郎「えー」
郁乃「ほらほら、行くで~。お姉ちゃんと流しっこしような~」
京太郎「しないよ! 俺、もう五年生だよ!?」
郁乃「ええのええの。気にしない気にしない。GOやで~」
郁乃「はい。じゃあ、頭、流すよ~」
京太郎「はいはい」
郁乃「なんや、きょーたろー君。冷たいな~」
京太郎「当たり前だろ!? 普通、こんなことしないって!」
郁乃「ん~、そうかもな~」
京太郎「だろ!? じゃあ、俺もう出るから!」
郁乃「でも、きょーたろー君」ムギュ
京太郎「うっ!」
郁乃「さっきからうちのおっぱい……見てたよね?」
京太郎「!? そんなことねえよ!」
郁乃「本当に? 一緒に入ったらいっぱい見てええねんで? お風呂でタオルをつけるのはマナー違反やもんな~」
京太郎「…………(ゴクっ)」
郁乃「きょーたろー君。チラチラ、うちのおっぱい見てるもんな~? 気づいてないと思うた~?」
京太郎「えっ、そ、そんなことはっ!?」フニョン
郁乃「あんっ♡ ……ほら。触ってもええねんで?」グイ
京太郎「や、やわらか……」ムニュ
郁乃「な? ……一緒にお風呂入ろ? 流しっこしよ?」
「…………体の隅々まで、な?」
京太郎「はいはい」
郁乃「なんや、きょーたろー君。冷たいな~」
京太郎「当たり前だろ!? 普通、こんなことしないって!」
郁乃「ん~、そうかもな~」
京太郎「だろ!? じゃあ、俺もう出るから!」
郁乃「でも、きょーたろー君」ムギュ
京太郎「うっ!」
郁乃「さっきからうちのおっぱい……見てたよね?」
京太郎「!? そんなことねえよ!」
郁乃「本当に? 一緒に入ったらいっぱい見てええねんで? お風呂でタオルをつけるのはマナー違反やもんな~」
京太郎「…………(ゴクっ)」
郁乃「きょーたろー君。チラチラ、うちのおっぱい見てるもんな~? 気づいてないと思うた~?」
京太郎「えっ、そ、そんなことはっ!?」フニョン
郁乃「あんっ♡ ……ほら。触ってもええねんで?」グイ
京太郎「や、やわらか……」ムニュ
郁乃「な? ……一緒にお風呂入ろ? 流しっこしよ?」
「…………体の隅々まで、な?」
むしゃくしゃしてやった。
反省はしていない、後悔はしている。
あと、今日は想定外の事態になって更新、短いですー
お盆休み? 知らない子ですね
反省はしていない、後悔はしている。
あと、今日は想定外の事態になって更新、短いですー
お盆休み? 知らない子ですね
洋榎と京太郎、雅枝がスランプ脱出の特訓を行っている頃。
洋榎に変わって、絹恵が入り、打ち始めて南二局。
トップは由子。二位に健闘中の絹恵、三位に漫。ラスは恭子だ。珍しく聴牌すらできない状態で苦しい。
(逆転を狙って高い手を目指せば由子に狙われるし、ついてないなぁ)
あのインターハイ以来、全員の意識が変わった。
頂きへたどり着いた由子はその座を渡さないように。目をかけていた後輩は階段を駆け上がって。
栄光をその一瞬、手の届く位置まで近づいた恭子。
(うちはもう一度見たい! あの景色を!)
その為にも負けてはいられないのだ。
恭子「サイコロまわして頭もまわすで!」
腕を振り下ろして、グっとボタンを押した。
ケースの中でカラカラと音を立てて回るサイコロ。
だが、恭子以外の視線はそこではなく、彼女自身に集中していた。
洋榎に変わって、絹恵が入り、打ち始めて南二局。
トップは由子。二位に健闘中の絹恵、三位に漫。ラスは恭子だ。珍しく聴牌すらできない状態で苦しい。
(逆転を狙って高い手を目指せば由子に狙われるし、ついてないなぁ)
あのインターハイ以来、全員の意識が変わった。
頂きへたどり着いた由子はその座を渡さないように。目をかけていた後輩は階段を駆け上がって。
栄光をその一瞬、手の届く位置まで近づいた恭子。
(うちはもう一度見たい! あの景色を!)
その為にも負けてはいられないのだ。
恭子「サイコロまわして頭もまわすで!」
腕を振り下ろして、グっとボタンを押した。
ケースの中でカラカラと音を立てて回るサイコロ。
だが、恭子以外の視線はそこではなく、彼女自身に集中していた。
恭子「ん? なんやなんや、こっち見て?」
漫「いや、末原先輩っていつもそれ言うじゃないですか」
絹恵「サイコロまわして頭もまわすでーってやつ」
恭子「……あー、これはな。なんや、昔からの癖でな」
由子「嘘なのよー」
恭子が平然と吐いた嘘を即座に切り捨てる由子。
一年のころから仲が良かった二人。どっちが正義なのかは子供でもわかる問題だ。
漫「教えてくださいよ、末原先輩―」
絹恵「うちらの仲やないですかー」
恭子「ええい、やめんか! 寄ってくんなや!」
由子「そういうわけにはいかないのよー」
鬱陶しがる恭子の背後に回った由子がガッチリホールド。
その両手を横腹へとスライドさせた。
漫「いや、末原先輩っていつもそれ言うじゃないですか」
絹恵「サイコロまわして頭もまわすでーってやつ」
恭子「……あー、これはな。なんや、昔からの癖でな」
由子「嘘なのよー」
恭子が平然と吐いた嘘を即座に切り捨てる由子。
一年のころから仲が良かった二人。どっちが正義なのかは子供でもわかる問題だ。
漫「教えてくださいよ、末原先輩―」
絹恵「うちらの仲やないですかー」
恭子「ええい、やめんか! 寄ってくんなや!」
由子「そういうわけにはいかないのよー」
鬱陶しがる恭子の背後に回った由子がガッチリホールド。
その両手を横腹へとスライドさせた。
恭子「あっ、ちょっ、由子、待ちゃははははははははは!?」
恭子の笑い声が部室内に響く。
一斉に視線が集中するが『ああ、いつもの面子か』と誰もが気に留めることはなかった。その実力を磨くためにゲームに戻る。
春のレギュラーの座を奪おうとするならば、あそこの全国クラスのメンバーを倒さなければならないからだ。
由子「さぁ、吐け! 吐きなさい、恭子!」
恭子「わ、わかったから! やめて! し、死ぬ!?」
お嬢様モードになった由子の攻撃に耐えきれず、恭子はギブアップを宣言する。
まさぐられた腹を押さえてぐったりと背もたれに体重をかけた。
恭子の笑い声が部室内に響く。
一斉に視線が集中するが『ああ、いつもの面子か』と誰もが気に留めることはなかった。その実力を磨くためにゲームに戻る。
春のレギュラーの座を奪おうとするならば、あそこの全国クラスのメンバーを倒さなければならないからだ。
由子「さぁ、吐け! 吐きなさい、恭子!」
恭子「わ、わかったから! やめて! し、死ぬ!?」
お嬢様モードになった由子の攻撃に耐えきれず、恭子はギブアップを宣言する。
まさぐられた腹を押さえてぐったりと背もたれに体重をかけた。
恭子「はぁ……はぁ……あかん……はらいたい……」
由子「後輩に嘘をつくからなのよー」
漫「そうですよ! 別にそれくらいええじゃないですか!」
絹恵「……それとも何か話せないわけでもあるんですか?」
恭子「っ!」
そう尋ねた瞬間、ビクンと恭子の肩が震えた。当然、それを見逃すほど甘くはない。
女子は好奇心が強いのだ。
目を輝かせて、詰め寄った。
由子「後輩に嘘をつくからなのよー」
漫「そうですよ! 別にそれくらいええじゃないですか!」
絹恵「……それとも何か話せないわけでもあるんですか?」
恭子「っ!」
そう尋ねた瞬間、ビクンと恭子の肩が震えた。当然、それを見逃すほど甘くはない。
女子は好奇心が強いのだ。
目を輝かせて、詰め寄った。
絹恵「さぁ、もう充分休んだでしょう? 話してくださいよー」
漫「末原先輩の楽しい楽しい昔話」
由子「洗いざらいぶちまけるのよー」
恭子「ああ、もうわかったから! 手をワキワキ動かすな!」
ふぅーと呆れが混ざった長い息を出して、恭子は周りにある男子がいないことを確認する。
(ほっ……どうやら見当たらんな……)
そして、記憶を掘り出して、諦めたように語りだすのであった。
恭子「……そう、あれは四月のことやった――」
漫「末原先輩の楽しい楽しい昔話」
由子「洗いざらいぶちまけるのよー」
恭子「ああ、もうわかったから! 手をワキワキ動かすな!」
ふぅーと呆れが混ざった長い息を出して、恭子は周りにある男子がいないことを確認する。
(ほっ……どうやら見当たらんな……)
そして、記憶を掘り出して、諦めたように語りだすのであった。
恭子「……そう、あれは四月のことやった――」
疲れて、眠さマックスなので、ここまでです
明後日は私用があるので、更新なしです
ごめんネリー
それではおやす宮永(妹)
明後日は私用があるので、更新なしです
ごめんネリー
それではおやす宮永(妹)
>>439そりゃ前貼っていう奴じゃないのか
あれパンツに含まれるかどうかってなると意見が割れるよね
あれパンツに含まれるかどうかってなると意見が割れるよね
こんばんハオ
挨拶からパンツの話にどうやったら飛躍するんだ……
咲世界にパンツなんてあるわけないだろ、いい加減にしろ!
なんか画面がいつもと違って変なんだけども
そろそろ始めるのよー
挨拶からパンツの話にどうやったら飛躍するんだ……
咲世界にパンツなんてあるわけないだろ、いい加減にしろ!
なんか画面がいつもと違って変なんだけども
そろそろ始めるのよー
恭子「なんや、京太郎? こんな時間に遊びに来るなんて」
京太郎「いや、本当なら午前中に来たかったんだけどさ、洋榎たちに捕まっちまって」
恭子「……ふーん」
京太郎「拗ねるなよ」
恭子「別に拗ねてなんかないし。コーヒー? 紅茶? どっち?」
京太郎「……んー、今はいいや」
恭子「あっそ」
京太郎「それより恭子に渡したいものがあってさ」
恭子「なんやねん」
京太郎「ほら。バレンタインのお返しだよ。今日がなんの日か忘れたのかよ」
恭子「……あー、ホワイトデーか。別にそんなん気にせんでええのに」
京太郎「いや、本当なら午前中に来たかったんだけどさ、洋榎たちに捕まっちまって」
恭子「……ふーん」
京太郎「拗ねるなよ」
恭子「別に拗ねてなんかないし。コーヒー? 紅茶? どっち?」
京太郎「……んー、今はいいや」
恭子「あっそ」
京太郎「それより恭子に渡したいものがあってさ」
恭子「なんやねん」
京太郎「ほら。バレンタインのお返しだよ。今日がなんの日か忘れたのかよ」
恭子「……あー、ホワイトデーか。別にそんなん気にせんでええのに」
京太郎「いやいや、そこは俺も男だしさ。それに……恭子の彼氏なわけだし、な。しっかりやりたいよ」
恭子「……そっか。うん……そっかぁ」
京太郎「……ああ」
恭子「……ありがと」
京太郎「どういたしまして。……というわけで、手作りなんだけど、ほら」
恭子「……なんや、えらいガサツに包んであるなぁ」
京太郎「違う違う。手を抜いたんじゃなくてこれだけ特別なんだよ」
恭子「どこが?」
京太郎「これはな? こうやってすぐ取り出せるようにだな……」
恭子「は? なに自分で口にくわえっ……!?」
京太郎「…………」
恭子「……! ……っ……♡」
京太郎「……どうだった? 上手にできたつもりなんだけど」
恭子「……そっか。うん……そっかぁ」
京太郎「……ああ」
恭子「……ありがと」
京太郎「どういたしまして。……というわけで、手作りなんだけど、ほら」
恭子「……なんや、えらいガサツに包んであるなぁ」
京太郎「違う違う。手を抜いたんじゃなくてこれだけ特別なんだよ」
恭子「どこが?」
京太郎「これはな? こうやってすぐ取り出せるようにだな……」
恭子「は? なに自分で口にくわえっ……!?」
京太郎「…………」
恭子「……! ……っ……♡」
京太郎「……どうだった? 上手にできたつもりなんだけど」
恭子「っぷは! わかるか!? キ、キスされたら!」
京太郎「ごめんごめん。でも、まぁ、俺が好きなのは恭子だけだからさ。それをわかってほしかったんだ」
恭子「……アホ。そんなんせんでも信じてるっちゅうねん」
京太郎「そっか。じゃあ、これ残りは適当に食べておいてくれ。俺はもう帰るよ」
恭子「ま、待ちぃや!」ギュ
京太郎「恭子?」
恭子「ほ、ほら、さっきは味分からんかったし、おかんたちもおれへんし、一人やったら寂しいし……だから、その……もうちょい一緒に食べよ?」
京太郎「っっ! 恭子―!!」
恭子「あ、バカ! ここ玄かっ……あんっ♡」
………………
…………
……
「――はっ!? ゆ、夢か……」
「あー、なんであんな夢見てもうたんやろ……。もう変な気分やわ……」
「…………」チラ
「……あー……最悪や。…………さっさと着替えよ」
京太郎「ごめんごめん。でも、まぁ、俺が好きなのは恭子だけだからさ。それをわかってほしかったんだ」
恭子「……アホ。そんなんせんでも信じてるっちゅうねん」
京太郎「そっか。じゃあ、これ残りは適当に食べておいてくれ。俺はもう帰るよ」
恭子「ま、待ちぃや!」ギュ
京太郎「恭子?」
恭子「ほ、ほら、さっきは味分からんかったし、おかんたちもおれへんし、一人やったら寂しいし……だから、その……もうちょい一緒に食べよ?」
京太郎「っっ! 恭子―!!」
恭子「あ、バカ! ここ玄かっ……あんっ♡」
………………
…………
……
「――はっ!? ゆ、夢か……」
「あー、なんであんな夢見てもうたんやろ……。もう変な気分やわ……」
「…………」チラ
「……あー……最悪や。…………さっさと着替えよ」
私は末原さんが大好きなんだ
これでちょっとだけ時間ください
お願いします
なんでもしますから!
これでちょっとだけ時間ください
お願いします
なんでもしますから!
乙です
> 恭子「あ、バカ! ここ玄かっ……あんっ♡」
唐突に玄が出てきたのかと思ってしまった
何でもするって
> 恭子「あ、バカ! ここ玄かっ……あんっ♡」
唐突に玄が出てきたのかと思ってしまった
何でもするって
洋榎「海やー!!」
絹恵「海やでー!!」
京太郎「海だー!!」
恭子「嬉しいのはわかるけどちょっとは静かにしぃや……」
由子「まぁまぁ、貸切やからたまにはこんなのもいいのよー」
洋榎「ほんまにありがとうな、由子!」
京太郎「いやー、やっぱ金持ちってすごいな!」
絹恵「こんな立派な別荘と綺麗な海が使い放題やもんな!」
由子「はっはっは。こういうところで使わないと勿体ないからいいのよー」
絹恵「海やでー!!」
京太郎「海だー!!」
恭子「嬉しいのはわかるけどちょっとは静かにしぃや……」
由子「まぁまぁ、貸切やからたまにはこんなのもいいのよー」
洋榎「ほんまにありがとうな、由子!」
京太郎「いやー、やっぱ金持ちってすごいな!」
絹恵「こんな立派な別荘と綺麗な海が使い放題やもんな!」
由子「はっはっは。こういうところで使わないと勿体ないからいいのよー」
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