元スレ千早「わたしたち」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 :
ちは×ちはという新境地
102 = 98 :
千早(未来)「さて、そろそろいい頃合いかしらね」
千早(未来)「お皿にご飯を盛ってくれる?」
千早「ええ」
千早(未来)「さ、初めて作ったカレーの出来栄えはどうかしらね」
千早「別に初めてってわけじゃ……」
千早(未来)「……」
千早「初めてです……はい」
千早(未来)「素直でよろしい。じゃあ……」
千早・千早(未来)「「いただきます」」
千早(未来)「ん、美味しい」
千早「ええ、とても」
103 :
千早×千早か…いいね
なんかほのぼのするというか姉妹みたいだな
カレーって面倒なんだよなけどそれだけで二日くらいはもつし余ったらカレーうどんにもなるしで楽なんだよな
104 = 98 :
千早(未来)「ルーを入れる前のものを少し残してあるから、明日はそれに味付けをして肉じゃがでも作りましょうか」
千早「そんな事まで出来るのね……」
千早(未来)「基本的なコツさえ掴めば意外と簡単だし楽しいわよ」
千早「ふむ……」
千早(未来)「あ、お代わりはどうする?」
千早「もらおうかしら」
千早(未来)「はいはい、ちょっと待っててね」
千早(未来)「今日のレッスンはそこそこハードだったんじゃない?」
千早「そこそこ? かなりハードだったんだけど……」
千早(未来)「あー、私がいたから律子もハードル上げたのね」
千早「それでも息ひとつ切らしてないのが信じられないけど」
千早(未来)「まあ、あのくらいなら」
千早「……本当に数年後あなたみたいになれるか不安になるわね」
千早(未来)「ふふっ」クスクス
千早「笑い事じゃないわよ……もう」
…
……
105 = 98 :
千早(未来)「ふう、ご馳走様でした」
千早「ご馳走様でした」
千早(未来)「さて、私は食器を洗っちゃうから」
千早「いえ、今日は私がやるわ」
千早(未来)「じゃあお任せしようかな?」
千早「ええ」
千早「ふう……」
千早(未来)「ありがとう、お風呂沸かしておいたからどうぞ」
千早「いえ、先にいいわよ」
千早(未来)「……よし」
千早「??」
千早(未来)「じゃあ一緒に入りましょう」
千早「え?」
106 = 98 :
カポーン
千早(未来)「じゃあ背中流すわね」
千早(……どうしてこうなった)
千早(未来)「どう?痛くない?」ワシワシ
千早「ん、ちょうどいい」
千早(未来)「~♪」
千早(未来)「じゃあ、次は私をお願いね」
千早「ええ」
ワシワシ
千早(未来)「ん~、いい気持ち」
千早「……」
千早(未来)「ちなみに春香もこのくらいの強さでしてあげると喜ぶわよ」
千早「……!?」
千早(未来)「あ、萩原さんはもう少し弱めにしてあげたほうがいいかも」
千早「えっ!?」
千早(未来)「この前全国キャラバ」
千早(未来)「…………何でもないわ」
千早「ちょ、ちょちょっと……!!」
107 :
背中……
108 :
この状況横から見たらフラットなんだろうな
109 = 98 :
千早(未来)「色々気になるとは思うけど、それを知っちゃったら楽しくないもの」
千早「……私としては今すぐ知りたいのだけれど」
千早(未来)「大好きなみんながいる765プロ、って所だけは絶対に変わらないから安心して」
千早「……」
千早(未来)「ほら、むくれてないで湯船につかるわよ」
千早「むくれてない」
千早(未来)「ふふっ、まるで聞き分けのない妹みたいね」クスッ
千早「む……」
千早「……くしゅん」
千早(未来)「ほら、はやく来なさい」
千早「うん……」
110 = 103 :
お姉ちゃん属性が復活した千早は本当に(過去)千早のお姉ちゃんみたいだな
111 = 98 :
また後日になりそうです
113 :
姉属性の千早の年齢が確か……うっ頭が
114 :
これ千早が未来に帰ったらちーちゃん寂しくて泣いてしまうんじゃ
115 :
>>114
未来の765Proメンバーもこっち(過去)に喚べば解決やな!
116 :
千早(未来)「さすがにちょっと狭いかしら?」
千早「いえ、大丈夫」
千早(未来)「ん……」
千早(未来)「そういえば明日の予定は?」
千早「午前中に事務所でミーティングがあるくらいね」
千早(未来)「よし、それなら午後から私に付き合ってくれないかしら?」
千早「? いいけど……」
千早(未来)「ふふ、決まりね」
117 = 116 :
千早(未来)「んー、すっきりした」
千早「ふう、なんだかいつもより疲れたわ」
千早(未来)「……えいっ」
千早「きゃ!?」ドサッ
千早「な、ななな何を!?」
千早(未来)「何って、ストレッチだけど」グイッ
千早「それなら急に押し倒………痛い痛い痛い!」
千早(未来)「あー、やっぱりまだまだ硬いわね」
千早「ちょ、やめ……いたたた!」
千早(未来)「はーい深呼吸」
千早「~っ!!」
千早(未来)「ふう、やりきった」
千早「あ、あなたね……」ゼーゼー
千早(未来)「息を止めないように、ふたりで話しながらストレッチするのが効率もいいのよ」
千早「だからって……」
千早(未来)「ふふ、まあ細かいことは気にしない」
千早「はぁ、もういいわ」
118 = 116 :
…
……
千早(未来)「じゃあ電気消すわね」
千早「ええ」
千早「狭い布団にふたり、というのもなんだか慣れてきたわね」
千早(未来)「私も、あなたの寝相の悪さに慣れてきたわ」
千早「そ、そんな筈ないわ!」
千早(未来)「それは、眠っているあなたは気付かないものね」クスクス
千早「嘘よ、ぜったい嘘に決まってる……」ブツブツ
千早(未来)「はいはい」
千早(未来)「それじゃ、おやすみなさい」
千早「……おやすみなさい」
119 = 116 :
千早(未来)「……すぅ……」
千早「…お………さん……」
千早(未来)「…ん……?」
千早「……う…」
千早(未来)「……?」
千早「優……ごめ………い」
千早(未来)「……」
千早「ゆう……っ……ぐすっ」
千早(未来)「そうよね……まだ、癒える筈ないものね」
ギュッ
千早(未来)「大丈夫、あなたのせいじゃないわ」ナデナデ
千早「ごめ……なさい…っ…」
千早(未来)「ほんと、手のかかる子なんだから」
千早「ゆ……う…………」
千早「……すぅ……」
千早(未来)(どうやら落ち着いたみたいね)
120 = 116 :
千早(未来)(すっかり目が冴えてしまったわね)
千早(未来)(……まだ12時前か…)
千早「……んん……………」
千早(未来)「少しお散歩に行ってくるわね」ナデナデ
千早「ん…………すぅ……」
ガチャ
パタン
千早(未来)「夜とはいえ、まだ少し暑いわね」
「へい彼女、ひとり?」
千早(未来)「…………」
「家出ですか? いけない娘ですね~」
千早(未来)「うちの子の夜泣きがひどくて、目が冴えちゃったんですよ」
千早(未来)「小鳥さん、あずささん」
小鳥「ありゃ、声色かえたのにすぐバレちゃった」
あずさ「ふふっ、こんばんは」
121 = 116 :
千早(未来)「お二人はたるき亭で飲んだ帰りですか?」
小鳥「社長とプロデューサーさんも一緒だったんだけれど」
あずさ「二人で肩を組んで違うお店に行っちゃったのよ」
千早(未来)「ふふっ、明日は二日酔いでしょうね」
小鳥「社長も困った人よね、まったく」
あずさ「それより、夜中に一人で出歩いちゃめっ!ですよ」
千早(未来)「ふふ、あずささんには敵いませんね」
あずさ「だって、成長しても千早ちゃんは千早だもの」ガシッ
千早(未来)「え?」
小鳥「ええ」ガシッ
千早(未来)「ちょ、二人とも?」
小鳥「不良少女、捕獲~」
あずさ「連行しましょ~」
千早(未来)「え、えっ!?」
アーレー
122 :
小鳥「うん、ここら辺なら明るいし人通りも多いから安全ね」
あずさ「お巡りさんがいても、大人同伴だから大丈夫ね」
小鳥「だから、酔い覚ましの散歩に付き合ってくれないかしら?」
千早(未来)「拒否権はなさそうですし、いいですよ」
あずさ「ふふ、ごめんなさいね」
小鳥「確認しておくけど、千早ちゃんのお家ってペットを飼っているの?」
千早(未来)「いえ、私ひとり……もっとも今は二人ですけど」
あずさ「それじゃあ、さっき言っていた事って……」
千早(未来)「…………」
小鳥「できれば、詳しく聞かせてくれない?」
123 = 122 :
千早(未来)「……毎日、夢を見ていました」
あずさ「夢……?」
小鳥「それって、どういう……」
高木「おお、音無くんに三浦くんじゃないか!」
P「おおー、千早も一緒かぁ!」
小鳥「げっ」
あずさ「あらあら~」
千早(未来)「ふふ、後が面倒なので私は逃げますね」
小鳥「あ、ちょっと!」
千早(未来)「……残念ですが、やっぱり私の口からは言えません」
あずさ「大丈夫、ちゃんと千早ちゃんが話してくれるのを待ってるわ」
千早(未来)「……ありがとうございます」
千早(未来)「じゃあ、おやすみなさい」
高木「おおい、如月くん! 待ちたまえ!」
P「おーい!千早も飲むぞ!」
小鳥「ほんっと空気読んでくださいよ!」
あずさ「まあまあ、こうなったら私たちも飲み明かしましょう♪」
小鳥「あぁもう、あずささんまで……仕方ないですね」
124 = 122 :
……
…
千早(未来)「……で、帰って来たら」
千早「…………ぐすっ」←暗い部屋で体育座り
千早(未来)(どうしてこうなった……)
千早「……うなされて飛び起きたら、隣に誰もいなくて」
千早(未来)「ついこの前まで一人きりだったでしょうに」
千早「………」
千早(未来)「はいはい、甘えん坊さんのためにココアでも淹れてあげるわ」
千早「ちがっ……!」
千早(未来)「へえ」
千早「はい……ごめんなさい」
千早(未来)「普段も皆の前でもこのくらい素直なら、こんな寂しい思いもしないのに」
千早「…………前向きに考えるわ」
126 :
ニヤニヤが止まらんぞど畜生(歓喜)
127 :
千早(過去)の甘えんぼ属性と千早(未来)のお姉さん属性がバーストしてる
128 = 122 :
千早(未来)「はい、どうぞ」
千早「ありがとう……」
千早(未来)「少しは落ち着いた?」
千早「ええ」
千早(未来)「……さっき外で音無さんとあずささんに会ったわ」
千早「……」
千早(未来)「家のことを聞かれた」
千早「!……」
千早(未来)「興味本位じゃないことくらいはわかるでしょう?」
千早「……」
千早(未来)「だからそんな顔しないの」ペシ
千早「いたっ……ごめんなさい」
129 :
お姉さん千早(未来)と甘えん坊な妹千早(過去)のやりとりでニヤニヤが止まらないぞ(歓喜)
130 = 122 :
千早(未来)「打ち明けようとも思ったのだけれど」
千早「うん……」
千早(未来)「でも、これは」
千早(未来)「この事だけは、あなたが……ううん、あなた達で乗り越えないといけない事だと思う」
千早「……達?」
千早(未来)「ここで私が色々手回ししても、きっと意味がないもの」
千早「どうして?」
千早(未来)「あなた一人で解決しても、いずれ迷子になっちゃうわ」
千早(未来)「何処へでも行けるのは、ただいまって帰れる場所があって、そこで笑ってくれる人がいるから……だから、ね?」
千早「……」
千早(未来)「みんな家族なんだもの、素直に甘えたり頼ったりしてもいいんじゃないかしら」
131 = 122 :
千早(未来)「さ、そろそろ寝ないとね」
千早「……」
千早(未来)「そんな不安そうな顔しなくても、いなくならないわよ」
千早「……してない」
千早(未来)「はいはい」
千早(未来)「さ、入って入って」
千早「ん……」
ギュッ
千早「わ……!」
千早(未来)「こうすれば少しは安心する?」ナデナデ
千早「子ども扱いしすぎじゃ……」
千早(未来)「じゃあやめるけど」
千早「…………」
千早(未来)「素直でよろしい」ナデナデ
132 = 122 :
千早「……でも、本当に自分に甘いというか」
千早(未来)「こんな時くらい、自分を慰めるくらいは許されると思うわ」
千早「ふふ、なにそれ……」
千早「……すぅ……」
千早(未来)「がっちり掴んで離さないか」
千早「……………ん」
千早(未来)「ま、いいか……おやすみなさい」
…
……
………
133 = 122 :
また後日です
134 :
おっつおっつ
自分を慰める……いやいや
135 = 127 :
おつ
自分を慰めるちーちゃんについて詳しく
136 = 129 :
自分を慰める(意味深)な千早などい71し72もなかったんだ、いいね?
これでお姉ちゃん千早いなくなったら妹千早泣いちゃうな
137 :
そんな時こそわた春香さんの出番ですよ!!
138 :
このわた春香さんに見えた
139 :
もう一週間以上来てないのか…
140 :
まだかな
141 :
申し訳ありません
明日からまた書き始めたいと思います
142 :
お、乙乙
期待してる
143 :
千早「……んん?」
千早(未来)「……すー……」
千早(珍しい、私の方が早起きするなんて)
千早「……よし」
千早(未来)「……ん……すぅ…」
千早「ええと、これを温めて……」
千早「熱っ!」
千早「あ、ごはんも炊かないと……」
千早「あっ、焦げ臭い!」
千早(未来)(起きちゃったけど、寝たふりしてた方が良さそうね)
千早「あぁもう」
144 = 143 :
千早「ふう……」
千早(ごはんをセットして昨日のカレーを温めただけなのに疲れた)
千早(未来)「んー……あら、いい匂い」
千早「あら、おはよう」
千早(未来)「おはよう、もしかして……」
千早「ええ」
千早「今日は早起きして」
千早「朝ごはんを」
千早「作ってみたわ」フフン
千早(未来)(これ以上ないくらい誇らしげなのが可愛い)
千早(未来)「うん、えらいえらい」ナデナデ
千早「ふふ……私だってやればこのくらいできるのよ」
145 :
妹の成長を喜ぶ姉の図にしかみえないww
146 = 143 :
千早「じゃあ、食べましょうか」
千早(未来)「ええ」
「「いただきます」」
千早「……ごはん、かたいわね」
千早(未来)「水の量が少なかったかもね」
千早「カレー、焦げてたりちゃんと温まってないわね」
千早(未来)「中火でこまめに混ぜてあげるといいかもね」
千早「…………」
千早(未来)「でも、とっても美味しいわ」
千早「え?」
147 = 143 :
千早(未来)「さすが一晩寝かせたカレーね」
千早「なっ」
千早(未来)「ふふ、褒められるとでも思った?」
千早「ぐっ……」
千早(未来)「まだまだ修行が足りません」
千早「……いつか見返してやるわ」
千早(未来)「期待してるわね」
千早「ふう、これからどうするの?」
千早(未来)「んー、お昼前に家を出る予定だからそれまではのんびりね」
千早「あ、そう……」
千早(未来)「ん……」
148 = 143 :
千早「じゃあ私は事務所に行ってくるわね」
千早(未来)「終わる頃になったら電話するわね」
千早「わかったわ」
千早(未来)「いってらっしゃい」
千早「いってきます」
千早「…………で」
春香「お、オハヨウ千早ちゃん……」
真美「うぁ~」
雪歩「身体中が筋肉痛で……もう…」
亜美「もう事務所来るだけでゲンカイだよぅ……」
千早(死屍累々……)
149 :
響と真以外は全滅してそう
150 :
そういえば現在千早は一緒にレッスンしてなかったのか?
みんなの評価 : ☆
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