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    元スレ京太郎「咲-Saki SS」

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    103 :

    明日には投下できるかと思います…

    104 :

    うい

    105 :

    かしこまりー

    107 :

    明日っていつさ

    108 :

    竹井久編 最終話 「チチオヤ」



    俺と久さんが付き合い始めて1週間が過ぎた。

    まだ染谷先輩と…なぜか福路さん、加治木さん、東横さんにしかバレていない。


    え、バレ過ぎだって?

    知らんがな




    …が、この日、いよいよ咲達にもばれた。



    「えっ…京ちゃんと部長が!?」

    優希「あり得ないじぇ…催眠術か!」

    咲と優希からは驚嘆のこえが



    「やはりそうでしたか…おめでとうございます、部長、須賀くん」





    和からは祝福の言葉が送られた。



    そして…

    109 = 1 :

    帰り道。


    いつもの様に一緒に帰る俺と久さん…


    「京太郎くん、あのコンビニいかない?」

    京太郎「ああ…懐かしいですね」

    「もう、何年寄りくさいこと言ってるのよ」


    そう言って久はクスクス笑う。 いい笑顔だ。



    京太郎「って、言っても何か買うものあったか…?」

    「そうねぇ…」


    2人は店の中を回る。 なんでもないことだが…幸せだ。


    京太郎「これにしましょうか」

    「お、新発売のつぶつぶドリアンジュース? チャレンジャーね」



    そして、2人はコンビニからでてまた分かれ道を…


    京太郎「あ、今日は送って行きますよ」

    「…いいわよ。 子どもじゃあるまいし」


    久は笑っていう。 しかし…



    一緒の暗い表情を、京太郎は見逃さなかった。

    110 = 1 :

    京太郎「ダメ…でしょうか?」

    「…それは」


    京太郎は強気に攻める。 もちろん久をいじめたい訳ではない。 恋人として…久の悩みを解決したいが為だ。



    「…」

    京太郎「今、久さんはちょっと暗い顔してましたし…俺が相談に乗りますよ!」

    「京太郎くん…いいの? 聞いたら…」


    京太郎「大丈夫です! 俺は久を愛してますから! なんでもどうぞ!」

    「っつ! も、もう! 恥ずかしいじゃない!」

    京太郎の言葉に久の顔が赤くなって行く。


    京太郎(結構ウブだよな、久さん)

    111 :

    2人は久の家に向かう道をともに歩いていた。


    「…何から話せばいいのかしら」

    京太郎「久さんの好きな話からでいいですよ」

    「…なら、まず進路から」

    京太郎「俺のお嫁さん決定ですか?」




    ずてっ


    相変わらずの京太郎に思わず久はこけてしまった。


    「…大学か、社会人か…正直どちらも魅力なのよ」

    京太郎「うーん…似合いそうなのは大学、ですかね」

    「和にも言われたわ」

    京太郎「あ、そうなんですか」




    「…正直、私は不安なのよ。 大学に行くならプロも視野に入れなきゃならない」

    京太郎「いいんじゃないですか?」

    「冗談言わないでよ…プロは咲や和、美穂子以上の人がゴロゴロいるのよ?」





    京太郎「大丈夫ですよ! 俺がついてますから!」

    「…」


    余りに単純すぎる発言…だが



    久の心に、大きくしみわたった。

    112 = 1 :

    「ありがとう…京太郎」

    京太郎「…はは、なんか恥ずかしいですね…久」

    「…あーもー! なにこれ!恥ずかしい!」

    京太郎「本当ですよ! なんですかこれは!」


    2人は笑いあった。



    京太郎「あはは…で、他の悩みはなんです?」

    「…言わなきゃダメ?」

    113 = 1 :

    「私実はねー…私、父親とあんまり仲良くないんだ」

    京太郎「久…」


    「でね、ちょっと…男の子の気持ちが分かんないの」

    京太郎「…」




    「ねぇ、京太郎」


    日は沈み始めていた。久がどの様な表情をしているか分からない…




    「京太郎は…私に、私と何をしたいの?」


    114 = 1 :

    ギュッ


    京太郎は久を抱きしめた。

    京太郎「久…」

    「…京太郎」




    京太郎「…愛してる。 それしか…言えない」

    「…私もよ」




    2人の顔が近づき…唇が…


    1つになった



    京太郎「んっ…久」

    「…んっ…」



    115 = 1 :

    2人の顔は再び離れていく…


    京太郎「…なんだか…幸せですね」

    「ええ」




    「…今、何と無くだけど…あなたの気持ちが伝わってきた気がするわ」

    京太郎「そう…なんですか?」



    「京太郎には私の気持ち、伝わらなかったの…」


    久が悲しそうな表情を見せる。


    京太郎「わわっ…そんな事無いですから!」



    「ふふっ…冗談よ。 私も伝わってきたけど…言葉に出来ないもの」

    京太郎「…」


    しばらく歩くと…久の家に着いた。 小さな一軒家だ。

    116 = 1 :

    一旦休憩…

    続きは日曜日です

    117 :

    京久最高だね

    118 :

    いいよいいよー

    119 :

    続きが楽しみだわ

    121 :

    明日には書く

    122 :

    おぅけぃ

    123 :

    了解

    124 :

    とりあえず定番ネタ

    「明日っていつさっ!」


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