私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ八幡「一夜を過ごした」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
八幡「まあ、小町は可愛いからな。その遺伝子継いでるし」
いろは「うっわ、すっごいシスコン…本気で引いちゃいます…」
八幡「その本当に引いてるしぐさ、傷つくんで辞めてください…」
いろは「ではでは、先輩、行きましょ~~!」グイ
八幡「お、おい…引っ張るな…!」
その頃
ショッピングモール 喫茶店
雪乃「…ふう」
結衣「ゆきのん…ごめんね?呼び出しちゃって…」
いろは「うっわ、すっごいシスコン…本気で引いちゃいます…」
八幡「その本当に引いてるしぐさ、傷つくんで辞めてください…」
いろは「ではでは、先輩、行きましょ~~!」グイ
八幡「お、おい…引っ張るな…!」
その頃
ショッピングモール 喫茶店
雪乃「…ふう」
結衣「ゆきのん…ごめんね?呼び出しちゃって…」
雪乃「いえ…ありがたいわ。ここ数日あまり良くなかったから…」
結衣「なにが?」
雪乃「なにって…それは、その……」
結衣「奉仕部…かな?」
雪乃「…」
結衣「また、年末の時みたいになっちゃうのかな……そんなの」
雪乃「いえ、今回は原因がはっきりしてるもの…大丈夫よ。どうしていいかわからないってわけじゃないわ」
結衣「なにが?」
雪乃「なにって…それは、その……」
結衣「奉仕部…かな?」
雪乃「…」
結衣「また、年末の時みたいになっちゃうのかな……そんなの」
雪乃「いえ、今回は原因がはっきりしてるもの…大丈夫よ。どうしていいかわからないってわけじゃないわ」
結衣「…あのね、今週何回かヒッキーの自転車に、いろはちゃんが乗ってるの見たんだ」
雪乃「そう…そうなのね」
結衣「うん……奉仕部に来た時も、いつもより仲良さげだったし…」
雪乃「…」
結衣「…」
同じく ショッピングモール 服屋
いろは「先輩、こんなのもいい感じじゃないですか~?」
八幡「高い、高いっての。ていうか今日もまた買うのか?この前いっぱい買ったのに」
いろは「こういうのは積み重ねなんですよ」
八幡「積み重ね…ね」
雪乃「そう…そうなのね」
結衣「うん……奉仕部に来た時も、いつもより仲良さげだったし…」
雪乃「…」
結衣「…」
同じく ショッピングモール 服屋
いろは「先輩、こんなのもいい感じじゃないですか~?」
八幡「高い、高いっての。ていうか今日もまた買うのか?この前いっぱい買ったのに」
いろは「こういうのは積み重ねなんですよ」
八幡「積み重ね…ね」
いろは「葉山先輩もファッション雑誌などで勉強を重ねて、今の葉山先輩がいるんです」
八幡「あいつのセンスも、努力の賜物ってことか…」
いろは「そうです。先輩だって、今までの積み重ねがあるから、今の先輩がいるんじゃないですか?」
八幡「…」
いろは「意外と優しくて、面倒な裏方の作業引き受けちゃうところとか、けっこう器用でそつなく仕事こなすところとか。それを全然気取らないところとか…」
八幡「なんかむずがゆいんですが…」
八幡「あいつのセンスも、努力の賜物ってことか…」
いろは「そうです。先輩だって、今までの積み重ねがあるから、今の先輩がいるんじゃないですか?」
八幡「…」
いろは「意外と優しくて、面倒な裏方の作業引き受けちゃうところとか、けっこう器用でそつなく仕事こなすところとか。それを全然気取らないところとか…」
八幡「なんかむずがゆいんですが…」
いろは「茶化さないでください。あと、目的の為に自分犠牲にしちゃってバカ見るところとか…文化祭ではそれで悪者にされたとか…本呼んでる時にたまににやけてて気持ち悪いとか…」
八幡「待て、最後のは単なる悪口だから。ていうかいつ見たんだよ」
いろは「奉仕部に居る時に、先輩が本読んでる時、横目で何回か」
八幡「………」
いろは「それで、葉山先輩に振られた私に優しくしてくれて、勢いで肉体関係になっちゃって、今に至るとか…」
八幡(平塚先生の言葉がよぎるな…)
静(雪ノ下が好きなんじゃないのか?)
いろは「……なんか話逸れちゃいましたね、買い物続けましょうか」
八幡「待て、最後のは単なる悪口だから。ていうかいつ見たんだよ」
いろは「奉仕部に居る時に、先輩が本読んでる時、横目で何回か」
八幡「………」
いろは「それで、葉山先輩に振られた私に優しくしてくれて、勢いで肉体関係になっちゃって、今に至るとか…」
八幡(平塚先生の言葉がよぎるな…)
静(雪ノ下が好きなんじゃないのか?)
いろは「……なんか話逸れちゃいましたね、買い物続けましょうか」
八幡「結局お前、何が言いたかったんだ?」
いろは「ええっと…言いたいことは色々あるんですが…とりあえず…」
いろは「自分を磨いてくださいね、先輩!ってことかな」
八幡「へーへー」
いろは「なんですか、その返事は~。先輩だけじゃなくて、私もちゃんと磨きますから!」
八幡「一色がか?」
いろは「はい!」
八幡「そういや、こいつ今日デカい鞄持ってるな…それと関係あんのか?」
いろは「ええっと…言いたいことは色々あるんですが…とりあえず…」
いろは「自分を磨いてくださいね、先輩!ってことかな」
八幡「へーへー」
いろは「なんですか、その返事は~。先輩だけじゃなくて、私もちゃんと磨きますから!」
八幡「一色がか?」
いろは「はい!」
八幡「そういや、こいつ今日デカい鞄持ってるな…それと関係あんのか?」
いろは「へへ~そうですね…」
戸部「あっれ~~?いろはすじゃね?」
隼人「…」
いろは「あ…戸部先輩…葉山先輩も…」
八幡(タイミング悪いな……)
戸部「あんれ~デート中?」
戸部「あっれ~~?いろはすじゃね?」
隼人「…」
いろは「あ…戸部先輩…葉山先輩も…」
八幡(タイミング悪いな……)
戸部「あんれ~デート中?」
いろは「そうですよ~邪魔しないでほしいです」
隼人「そうか、デートか…」
いろは「はい、葉山先輩!」
隼人「そうか、少し安心したよ」
八幡「な~にが安心しただ、お前は…」
戸部「あっれ、もしかしてヒキタニ君じゃね?やっべ気づかんかったわ~、マジで!」
八幡「名前違うけどな」
隼人「比企谷…」
隼人「そうか、デートか…」
いろは「はい、葉山先輩!」
隼人「そうか、少し安心したよ」
八幡「な~にが安心しただ、お前は…」
戸部「あっれ、もしかしてヒキタニ君じゃね?やっべ気づかんかったわ~、マジで!」
八幡「名前違うけどな」
隼人「比企谷…」
いろは「そうです、先輩ですよ~気づかないとかないですよ」
戸部「いっや~ごめんマジで!イメチェン?なんか全然違うからさ~」
いろは「そうなんですよ~こうして見ると格好よくないですか~?」
戸部「おお~マジマジ、イケてるわ~!」
八幡「葉山…」
隼人「すまん、少し向こうでいいかな?」
戸部「いっや~ごめんマジで!イメチェン?なんか全然違うからさ~」
いろは「そうなんですよ~こうして見ると格好よくないですか~?」
戸部「おお~マジマジ、イケてるわ~!」
八幡「葉山…」
隼人「すまん、少し向こうでいいかな?」
少し離れた場所
隼人「この辺りで」
八幡「安心したってのはなんだよ?」
隼人「いや、言葉のままだよ。バレンタイン以降彼女とは話してなかったから…」
八幡「お前が2回も振るから、今の事態になってるんだけどな……」
隼人「じゃあ、二人はやっぱり付き合ってるのかい?」
八幡「望まない形でな…」
隼人「…?どういうことだい?」
八幡「お前が振ったあと、俺が…その慰めてだな…それでそのまま…」
隼人「……それは意外だな…。君がそんな大胆だったとは…」
隼人「それに…悪いことをした。本当にすまない」ペコ
隼人「この辺りで」
八幡「安心したってのはなんだよ?」
隼人「いや、言葉のままだよ。バレンタイン以降彼女とは話してなかったから…」
八幡「お前が2回も振るから、今の事態になってるんだけどな……」
隼人「じゃあ、二人はやっぱり付き合ってるのかい?」
八幡「望まない形でな…」
隼人「…?どういうことだい?」
八幡「お前が振ったあと、俺が…その慰めてだな…それでそのまま…」
隼人「……それは意外だな…。君がそんな大胆だったとは…」
隼人「それに…悪いことをした。本当にすまない」ペコ
八幡「いや、別に謝れとはいわねぇけどよ…」
隼人「俺じゃ駄目なんだ」
八幡「…」
隼人「俺じゃいろはを楽しくしてやれない。仮に付き合ってもすぐに終わりがくる…」
八幡「他に好きな奴がいんのか?」
隼人「それもある…」
八幡「そうかよ…」
隼人「君が羨ましく思うよ。君は手が届きそうだものな」
隼人「俺じゃ駄目なんだ」
八幡「…」
隼人「俺じゃいろはを楽しくしてやれない。仮に付き合ってもすぐに終わりがくる…」
八幡「他に好きな奴がいんのか?」
隼人「それもある…」
八幡「そうかよ…」
隼人「君が羨ましく思うよ。君は手が届きそうだものな」
八幡「はあ?」
隼人「できればいろはの気持ちに答えてやってほしい。彼女は本当に楽しそうにしてるから…」
八幡「…………」
戸部「あ、隼人く~ん」
いろは「先輩、葉山先輩。遅いです」
隼人「ああ、すまないねいろは」
いろは「あ、全然いいですよ~じゃ、先輩、そろそろ行きましょうか」グイ
隼人「できればいろはの気持ちに答えてやってほしい。彼女は本当に楽しそうにしてるから…」
八幡「…………」
戸部「あ、隼人く~ん」
いろは「先輩、葉山先輩。遅いです」
隼人「ああ、すまないねいろは」
いろは「あ、全然いいですよ~じゃ、先輩、そろそろ行きましょうか」グイ
八幡「お、おい……」
隼人「邪魔したね、二人共。じゃあ行こうか戸部」
戸部「んじゃ、またね~いろはす~ヒキタニ君~」
いろは「何の話してたんですか~?」
八幡「ま、まあ…世間話…」
いろは「ま、予想はつきますけど」
八幡「と、とにかく行こうぜ…」
いろは「いいですよ、そういう態度なら。今夜身体に聞きますから」
隼人「邪魔したね、二人共。じゃあ行こうか戸部」
戸部「んじゃ、またね~いろはす~ヒキタニ君~」
いろは「何の話してたんですか~?」
八幡「ま、まあ…世間話…」
いろは「ま、予想はつきますけど」
八幡「と、とにかく行こうぜ…」
いろは「いいですよ、そういう態度なら。今夜身体に聞きますから」
八幡「……!な、なに言って…!」
いろは「プッ、先輩、顔真っ赤ですよ~?」
八幡「くく……!」
………
いろは「先輩、先輩!このサングラスつけてください!腐った目が隠れて良さげですよ」
八幡「すげー失礼だからね、その発言」
いろは「いいじゃないですか~!」
いろは「プッ、先輩、顔真っ赤ですよ~?」
八幡「くく……!」
………
いろは「先輩、先輩!このサングラスつけてください!腐った目が隠れて良さげですよ」
八幡「すげー失礼だからね、その発言」
いろは「いいじゃないですか~!」
……
いろは「先輩、プリクラ撮りましょ!」
八幡「お、おう…」
いろは「今さらこんなことくらいで恥ずかしがることないでしょ~」
八幡「それとこれとは、話が別でだな…」
いろは「ほら、行きますよ!チーズ」
パシャ
……
いろは「とりあえず先輩、昼食奢ってください!」
八幡「服やらなんやら買って、キツイのに…」
いろは「大丈夫ですよ、今日は部屋代は私が出しますから…」
八幡「そんな恥ずかしがって言わないでくれる?こっちもきつくなるし…!」
いろは「先輩、プリクラ撮りましょ!」
八幡「お、おう…」
いろは「今さらこんなことくらいで恥ずかしがることないでしょ~」
八幡「それとこれとは、話が別でだな…」
いろは「ほら、行きますよ!チーズ」
パシャ
……
いろは「とりあえず先輩、昼食奢ってください!」
八幡「服やらなんやら買って、キツイのに…」
いろは「大丈夫ですよ、今日は部屋代は私が出しますから…」
八幡「そんな恥ずかしがって言わないでくれる?こっちもきつくなるし…!」
………………
フードコート
いろは「けっこう回りましたね~~疲れた~!」
八幡「荷物が重い…はあ」
いろは「でも楽しかったですよね?」
八幡「ん?まあ、もちろん…」
いろは「本当ですか!?よかった~」
八幡(こいつは最初、素を見せてたんだよな俺に)
八幡(あん時は好かれる気がなかったからそうしてたんだろうが…)
八幡(変に勘違いせずに済んでたから、楽に付き合えたなそういえば…)
八幡(今もそれは変わらず…か)
八幡(楽しい…か。確かに一色といるのは楽しいな)
フードコート
いろは「けっこう回りましたね~~疲れた~!」
八幡「荷物が重い…はあ」
いろは「でも楽しかったですよね?」
八幡「ん?まあ、もちろん…」
いろは「本当ですか!?よかった~」
八幡(こいつは最初、素を見せてたんだよな俺に)
八幡(あん時は好かれる気がなかったからそうしてたんだろうが…)
八幡(変に勘違いせずに済んでたから、楽に付き合えたなそういえば…)
八幡(今もそれは変わらず…か)
八幡(楽しい…か。確かに一色といるのは楽しいな)
いろは「あの…先輩…」
八幡「ん?なに?」
いろは「動き回って、疲れましたよね…そろそろ休憩します…?」
八幡「……本当に今日も行くのかよ…?」
いろは「でも、先輩どうせゴム持ってきてるんでしょ?」
八幡「……」
いろは「変態…」
八幡「…うっせーよ…」
いろは「でも、本当は他にしてもらいたいことあるんですよね」
八幡「なに?その鞄と関係あるとか言ってたな」
いろは「はい、実はですね…」
八幡「ん?なに?」
いろは「動き回って、疲れましたよね…そろそろ休憩します…?」
八幡「……本当に今日も行くのかよ…?」
いろは「でも、先輩どうせゴム持ってきてるんでしょ?」
八幡「……」
いろは「変態…」
八幡「…うっせーよ…」
いろは「でも、本当は他にしてもらいたいことあるんですよね」
八幡「なに?その鞄と関係あるとか言ってたな」
いろは「はい、実はですね…」
結衣「ヒッキー……」
いろは「あ…」
八幡「由比ヶ浜……」
雪乃「比企谷君……」
八幡「雪ノ下……」
雪乃「……」
結衣「…」
いろは「……」
八幡「……」
いろは「あ…」
八幡「由比ヶ浜……」
雪乃「比企谷君……」
八幡「雪ノ下……」
雪乃「……」
結衣「…」
いろは「……」
八幡「……」
結衣「あ、あのさ…ヒッキーといろはちゃんはここで…えと…」
雪乃「何をしていたのかしら?」
結衣「あ……えと…」
いろは「わかりませんか?」
八幡「おい、一色…あのな…」
いろは「なんですか~?」
八幡「……」
いろは「先輩が何を怖がってるのかはわかります」
雪乃「…」
いろは「せっかく戻った雰囲気壊したくないんですよね?」
八幡「お前、それわかってんなら…」
いろは「だから、学校でも黙っててくれって言ったんですよね」
八幡「…」
雪乃「何をしていたのかしら?」
結衣「あ……えと…」
いろは「わかりませんか?」
八幡「おい、一色…あのな…」
いろは「なんですか~?」
八幡「……」
いろは「先輩が何を怖がってるのかはわかります」
雪乃「…」
いろは「せっかく戻った雰囲気壊したくないんですよね?」
八幡「お前、それわかってんなら…」
いろは「だから、学校でも黙っててくれって言ったんですよね」
八幡「…」
いろは「でも、もうこの状況じゃ無理ですよ?」
雪乃「……」
結衣「……」
いろは「二人ともわかってますし、納得してくれないです」
八幡「…そうだな…」
いろは「それに、これで壊れるなら、そんなの本物の関係じゃないです…」
雪乃「そう…ね」
結衣「じゃあ、二人はやっぱり…」
いろは「付き合ってます、先輩と」
雪乃「……」
結衣「……」
いろは「二人ともわかってますし、納得してくれないです」
八幡「…そうだな…」
いろは「それに、これで壊れるなら、そんなの本物の関係じゃないです…」
雪乃「そう…ね」
結衣「じゃあ、二人はやっぱり…」
いろは「付き合ってます、先輩と」
雪乃「そう…わかってはいたけれど…」
結衣「そうなんだ…」
いろは「大丈夫ですよね?奉仕部が雰囲気悪くなることとか、特にないですよね?」
雪乃「それは…」
結衣「いろはちゃん…」
八幡「待てよ、一色…俺たちの関係だって歪なもんだろ?」
いろは「それを、今言いますか?」
八幡「……」
雪乃「…駄目ね」
結衣「ゆきのん?」
結衣「そうなんだ…」
いろは「大丈夫ですよね?奉仕部が雰囲気悪くなることとか、特にないですよね?」
雪乃「それは…」
結衣「いろはちゃん…」
八幡「待てよ、一色…俺たちの関係だって歪なもんだろ?」
いろは「それを、今言いますか?」
八幡「……」
雪乃「…駄目ね」
結衣「ゆきのん?」
雪乃「本当はわかってるわ…こんなこと言うのは間違ってるってわかってる…」
雪乃「本当なら、お付き合いおめでとうと言うべきかしら…?」
いろは「雪ノ下先輩…?」
八幡「雪ノ下…?」
雪乃「何時の頃からかしらね、去年のクリスマス辺りが妖しいのだけれど…」
雪乃「いえ、あのころはもう既に惹かれていたわね…あなたが本物が欲しいと言った頃ね…もしかしたら、さらに前かもしれないけれど…」
八幡「何の話だよ……?」(なんかこれ以上聞いてはいけないんじゃないか?嫌な予感が…)
雪乃「本当なら、お付き合いおめでとうと言うべきかしら…?」
いろは「雪ノ下先輩…?」
八幡「雪ノ下…?」
雪乃「何時の頃からかしらね、去年のクリスマス辺りが妖しいのだけれど…」
雪乃「いえ、あのころはもう既に惹かれていたわね…あなたが本物が欲しいと言った頃ね…もしかしたら、さらに前かもしれないけれど…」
八幡「何の話だよ……?」(なんかこれ以上聞いてはいけないんじゃないか?嫌な予感が…)
雪乃「…比企谷君」
八幡「なんだ……?」
雪乃「本当にごめんなさい」
八幡「待て、謝るくらいならそれ以上何も言うな……」
雪乃「駄目…できないわ…」
八幡(駄目だ…言うな…でも聞きたい…)
八幡(平塚先生の言葉が頭をよぎるな…多分俺は、かなり前からその言葉を待ってた気がする……)
八幡「なんだ……?」
雪乃「本当にごめんなさい」
八幡「待て、謝るくらいならそれ以上何も言うな……」
雪乃「駄目…できないわ…」
八幡(駄目だ…言うな…でも聞きたい…)
八幡(平塚先生の言葉が頭をよぎるな…多分俺は、かなり前からその言葉を待ってた気がする……)
雪乃「あなたが好きよ、比企谷君…」
結衣「あ…!」
いろは「……!」
八幡「……!」
雪乃「………」
八幡「なんで…」
雪乃「比企谷君…?」
八幡「なんで今なんだよ……なんで、このタイミングなんだよ…」
結衣「あ…!」
いろは「……!」
八幡「……!」
雪乃「………」
八幡「なんで…」
雪乃「比企谷君…?」
八幡「なんで今なんだよ……なんで、このタイミングなんだよ…」
雪乃「…そうね、最低の行為ね…」
八幡「奉仕部で長机の端と端で座ってた時に、いくらでもこの話する機会あっただろ…」
雪乃「ごめんなさい…あなたは私をそういう眼では見てないと思ってたから…」
八幡「お互い様だ…」
雪乃「そうね…」クス
結衣「……」
いろは「………!!……!」
八幡「でもな…」
八幡「奉仕部で長机の端と端で座ってた時に、いくらでもこの話する機会あっただろ…」
雪乃「ごめんなさい…あなたは私をそういう眼では見てないと思ってたから…」
八幡「お互い様だ…」
雪乃「そうね…」クス
結衣「……」
いろは「………!!……!」
八幡「でもな…」
いろは「先輩…」
八幡「ん?一色?」
いろは「どうして……そんなに嬉しそうなんですか…?」
八幡「一色…?」
いろは「なんで、私の前で雪ノ下先輩にそんなこと言えるんですか?」
雪乃「一色さん…」
八幡「待てよ、まだ何も…」
いろは「先輩は、ずっと雪ノ下先輩のことが好きだったんですよね?」
八幡「ん?一色?」
いろは「どうして……そんなに嬉しそうなんですか…?」
八幡「一色…?」
いろは「なんで、私の前で雪ノ下先輩にそんなこと言えるんですか?」
雪乃「一色さん…」
八幡「待てよ、まだ何も…」
いろは「先輩は、ずっと雪ノ下先輩のことが好きだったんですよね?」
八幡「それは…」
結衣「ヒッキー…」
いろは「もっと早く告白されてたら、付き合ってたんですよね?」
八幡「……」
いろは「別れませんから…」
八幡「お前…あんな、歪な付き合いで……」
いろは「歪でもなんでも!もうエッチだってしてるんですから、一緒にいて楽しいって言ってくれたんですから…!私と先輩の気持ちの方が強いはずです!」
八幡「一色…あのな…」
いろは「嫌です!」ダッ タタタタ
結衣「ヒッキー…」
いろは「もっと早く告白されてたら、付き合ってたんですよね?」
八幡「……」
いろは「別れませんから…」
八幡「お前…あんな、歪な付き合いで……」
いろは「歪でもなんでも!もうエッチだってしてるんですから、一緒にいて楽しいって言ってくれたんですから…!私と先輩の気持ちの方が強いはずです!」
八幡「一色…あのな…」
いろは「嫌です!」ダッ タタタタ
八幡「おい!一色!」
雪乃「…」
結衣「いろはちゃん…」
雪乃「比企谷君…」
八幡「え?」
雪乃「追いかけないの?」
八幡「行くけどよ…荷物見ててくれな」
雪乃「ええ、大丈夫よ」
タタタ
雪乃「…」
結衣「いろはちゃん…」
雪乃「比企谷君…」
八幡「え?」
雪乃「追いかけないの?」
八幡「行くけどよ…荷物見ててくれな」
雪乃「ええ、大丈夫よ」
タタタ
結衣「…ゆきのん…」
雪乃「なに?」
結衣「ずるいよ、先に告白しちゃうなんて…」
雪乃「じゃあ……あなたも…?」
結衣「でも私だと、ヒッキーあんなに嬉しそうにしてくれなかったと思うけどね」
雪乃「……」
雪乃「なに?」
結衣「ずるいよ、先に告白しちゃうなんて…」
雪乃「じゃあ……あなたも…?」
結衣「でも私だと、ヒッキーあんなに嬉しそうにしてくれなかったと思うけどね」
雪乃「……」
ずるい、って発想がでるのが凄いよね
将来セコケチになる半島気質の持ち主だ
将来セコケチになる半島気質の持ち主だ
いろは「……」
いろは「あ~あ、荷物置いてきちゃったな…」
いろは「戸部先輩近くにまだいないかな…取ってきてもらおうかな~」
いろは「ついでに、カラオケでも連れて行ってもらおうかな…」
いろは「先輩、嫉妬してくれるかな……はあ…」
いろは「あ~あ、荷物置いてきちゃったな…」
いろは「戸部先輩近くにまだいないかな…取ってきてもらおうかな~」
いろは「ついでに、カラオケでも連れて行ってもらおうかな…」
いろは「先輩、嫉妬してくれるかな……はあ…」
ピロロロロロ ピロロロロロ
いろは「着信……先輩からだ……」
いろは「…」
ピロロロロ ピロロロロ ピロロロロロ ピロロロロロロロ……
ピッ
いろは「しつこい男は嫌われますよ……」
八幡「お前がさっさと出ねぇからだろ…」
いろは「なにか用ですか?」
八幡「なにか用ですかってお前ね…まず、荷物どうすんだよ…?」
いろは「そこに置いといてください…後で戸部先輩に回収してもらいます」
八幡「ひでぇ…」
いろは「歪な恋愛の私より、真実の愛の雪ノ下先輩を気にかけなくていいんですか~?」
いろは「着信……先輩からだ……」
いろは「…」
ピロロロロ ピロロロロ ピロロロロロ ピロロロロロロロ……
ピッ
いろは「しつこい男は嫌われますよ……」
八幡「お前がさっさと出ねぇからだろ…」
いろは「なにか用ですか?」
八幡「なにか用ですかってお前ね…まず、荷物どうすんだよ…?」
いろは「そこに置いといてください…後で戸部先輩に回収してもらいます」
八幡「ひでぇ…」
いろは「歪な恋愛の私より、真実の愛の雪ノ下先輩を気にかけなくていいんですか~?」
八幡「なんだよ、その捻くれた言い方は……」
いろは「先輩に言われたくないです…」
八幡「とにかく何処にいるんだよ…?」
いろは「教えたくないです…」
八幡「なんでだよ…?」
いろは「だって……」
八幡「だって?」
いろは「先輩に言われたくないです…」
八幡「とにかく何処にいるんだよ…?」
いろは「教えたくないです…」
八幡「なんでだよ…?」
いろは「だって……」
八幡「だって?」
いろは「先輩に振られたら、私……」
八幡「……」
いろは「どうして…葉山先輩に振られて、その上先輩にまで…」
いろは「好きな人にこれ以上振られたら…私、もう…」グスグス
八幡「…あのな、一色…」
いろは「…なんですか…?」
八幡「電話口で言うことじゃないけど……俺、別れるとか考えてないぞ…」
いろは「え?」
八幡「だ、だから…その…だな…」
いろは「へたれてますよ、先輩。ちゃんと言ってください」
八幡「……」
いろは「どうして…葉山先輩に振られて、その上先輩にまで…」
いろは「好きな人にこれ以上振られたら…私、もう…」グスグス
八幡「…あのな、一色…」
いろは「…なんですか…?」
八幡「電話口で言うことじゃないけど……俺、別れるとか考えてないぞ…」
いろは「え?」
八幡「だ、だから…その…だな…」
いろは「へたれてますよ、先輩。ちゃんと言ってください」
八幡「さっき言っただろ?もう言わん…!」
いろは「あ、ずるい!!」
いろは「でも……どうして…?だって両想いってわかったのに…」
八幡「まあ……一言で言えば…お前が好きだからかな……」
いろは「…もう一回言ってください」
八幡「…やだ」
いろは「…へたれ」
八幡「うるせい…」
いろは「なんでなんですか、意味わかんないです…」
八幡「…お前と一緒に居るの楽しいしな…きっかけがあれでも…もっといたい…って感じだ…」
いろは「…先輩…」
………
いろは「あ、ずるい!!」
いろは「でも……どうして…?だって両想いってわかったのに…」
八幡「まあ……一言で言えば…お前が好きだからかな……」
いろは「…もう一回言ってください」
八幡「…やだ」
いろは「…へたれ」
八幡「うるせい…」
いろは「なんでなんですか、意味わかんないです…」
八幡「…お前と一緒に居るの楽しいしな…きっかけがあれでも…もっといたい…って感じだ…」
いろは「…先輩…」
………
いろは「先輩、こっちです」
八幡「なんだよ…すぐ近くにいたんだな」
いろは「あんまり長く走っても疲れますし」
八幡「とりあえず、戻るか」
いろは「はい」
ギュウ
八幡「…何これ?」
いろは「私を心配させた罰です」
八幡「…このまま戻るの…?」
いろは「はい。雪ノ下先輩にもバッチリ見せますよ!」
八幡「………」
八幡「なんだよ…すぐ近くにいたんだな」
いろは「あんまり長く走っても疲れますし」
八幡「とりあえず、戻るか」
いろは「はい」
ギュウ
八幡「…何これ?」
いろは「私を心配させた罰です」
八幡「…このまま戻るの…?」
いろは「はい。雪ノ下先輩にもバッチリ見せますよ!」
八幡「………」
いろは「せんぱい」
八幡「ん?」
いろは「私も…きっかけは歪でしたけど…やっぱり、私は先輩と思い出作っていきたいです」
八幡「ああ…えっと…なんていうか……ありがと…?」
いろは「そこ、言葉に迷うとか格好悪すぎです…」
八幡「慣れてないんだよ…」
いろは「教育しないと駄目ですね」
八幡「どっちが先輩なんだ…これ…」
八幡「ん?」
いろは「私も…きっかけは歪でしたけど…やっぱり、私は先輩と思い出作っていきたいです」
八幡「ああ…えっと…なんていうか……ありがと…?」
いろは「そこ、言葉に迷うとか格好悪すぎです…」
八幡「慣れてないんだよ…」
いろは「教育しないと駄目ですね」
八幡「どっちが先輩なんだ…これ…」
それから、学校にて…
いろは「せ~んぱい!」
八幡「一色か…おう」
いろは「リアクション薄くないですか?」
八幡「だってお前のそれ……て、なんかこのやり取り懐かしいな」
いろは「そういえば、生徒会の合同会議の時でしたっけ?ずいぶん前に感じますね」
八幡「…だな」
いろは「本物がほしいもあの頃なんですね~」
八幡「やめろ…いや、やめてください…」
いろは「せ~んぱい!」
八幡「一色か…おう」
いろは「リアクション薄くないですか?」
八幡「だってお前のそれ……て、なんかこのやり取り懐かしいな」
いろは「そういえば、生徒会の合同会議の時でしたっけ?ずいぶん前に感じますね」
八幡「…だな」
いろは「本物がほしいもあの頃なんですね~」
八幡「やめろ…いや、やめてください…」
いろは「あの時に雪ノ下先輩から、既に好かれてたんですね」
八幡「……」
いろは「思い返せば、思い当たるふしはあるんじゃないですか~?」
八幡「まあな…」
いろは「なに浸ってるんですか、気持ち悪いですよ」
八幡「…ところで、奉仕部の雰囲気作り手伝ってもらうからな」
いろは「わかってますよ、生徒会のお礼もありますし」
八幡「あれから、気まずくてな…」
いろは「先輩が、雪ノ下先輩を意識し過ぎてるだけで、なにも悪い雰囲気じゃないと思うんですが…」
八幡「……」
いろは「思い返せば、思い当たるふしはあるんじゃないですか~?」
八幡「まあな…」
いろは「なに浸ってるんですか、気持ち悪いですよ」
八幡「…ところで、奉仕部の雰囲気作り手伝ってもらうからな」
いろは「わかってますよ、生徒会のお礼もありますし」
八幡「あれから、気まずくてな…」
いろは「先輩が、雪ノ下先輩を意識し過ぎてるだけで、なにも悪い雰囲気じゃないと思うんですが…」
八幡「……」
いろは「ていうか、彼女いるのに雪ノ下先輩意識するって、ひどくないですか?
」
八幡「いや…意識すんのと、浮気とかとは結びつかんだろ……」
いろは「いえ、普通に結びつきますから」
八幡「トーン、メッチャ下げて言うのやめてくれる?恐いから…」
いろは「あ、ところで先輩、今日時間あります?ありますよね?」
八幡「なんだよ?もう俺の意見聞く気ないよね」
いろは「はい、そうですね。部活終わったら、時間いただきたいんですが」
いろは「ていうか、彼女いるのに雪ノ下先輩意識するって、ひどくないですか?
」
八幡「いや…意識すんのと、浮気とかとは結びつかんだろ……」
いろは「いえ、普通に結びつきますから」
八幡「トーン、メッチャ下げて言うのやめてくれる?恐いから…」
いろは「あ、ところで先輩、今日時間あります?ありますよね?」
八幡「なんだよ?もう俺の意見聞く気ないよね」
いろは「はい、そうですね。部活終わったら、時間いただきたいんですが」
八幡「ん?あれ、その鞄…」
いろは「この鞄はどうでもいいんです。中は参考書とかですから」
八幡「てことは、前のデートの時は…」
いろは「はい、勉強教えてもらおうかと…」
八幡「はあ…でもなんでだ…?」
いろは「それはですね~先輩と同じ大学に行きたいので!」
八幡「はあ…そういうことかよ…」
いろは「えへへ、一年間待っててくださいね、八幡先輩!」
おわり
いろは「この鞄はどうでもいいんです。中は参考書とかですから」
八幡「てことは、前のデートの時は…」
いろは「はい、勉強教えてもらおうかと…」
八幡「はあ…でもなんでだ…?」
いろは「それはですね~先輩と同じ大学に行きたいので!」
八幡「はあ…そういうことかよ…」
いろは「えへへ、一年間待っててくださいね、八幡先輩!」
おわり
類似してるかもしれないスレッド
- 八幡「沙希が妊娠した」 (221) - [60%] - 2015/9/4 16:15 ★
- 八幡「妖精を見るには」 (291) - [60%] - 2018/6/13 3:45 ○
- 八幡「死ねばいいのに」 (1001) - [60%] - 2016/10/11 16:00 ★★★×4
- 八幡「異世界に飛ばされた」 (197) - [55%] - 2015/1/25 4:00 ★
- 八幡「俺の永遠の恋人」 (1002) - [54%] - 2018/8/20 0:30 ☆
- 八幡「三つの謎?」 (237) - [53%] - 2016/4/17 12:45 ☆
- 八幡「俺と奉仕部のその後」 (211) - [50%] - 2013/10/31 21:30 ☆
- 八幡「俺ガイルRPG?」 (1001) - [49%] - 2015/9/8 20:15 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について