私的良スレ書庫
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元スレP「アイドル達が俺の渡米を止めにくる!!(物理)」
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Pの渡米記念パーティ後
春香「あの、音無さん。やっぱり教えてもらえませんか?」
小鳥「ごめんなさい。プロデューサーさんから絶対に言うなって止められてるから……」
春香「そこを何とかお願いできませんか?私、今以上に仕事頑張りますから」
小鳥「そう言われても……」
春香「お願いします。私、プロデューサーに、まだ言えてないことが沢山あるんです」
小鳥「春香ちゃん……」
春香「お願いします……」
小鳥「今から言うのは独り言だから・・・…」ボソボソ
春香「あの、音無さん。やっぱり教えてもらえませんか?」
小鳥「ごめんなさい。プロデューサーさんから絶対に言うなって止められてるから……」
春香「そこを何とかお願いできませんか?私、今以上に仕事頑張りますから」
小鳥「そう言われても……」
春香「お願いします。私、プロデューサーに、まだ言えてないことが沢山あるんです」
小鳥「春香ちゃん……」
春香「お願いします……」
小鳥「今から言うのは独り言だから・・・…」ボソボソ
P渡米当日
P「準備完了!!荷物よし!!チケットよし!!」
P「カギは郵便受けに入れてと・・・・・・じゃあ行くか!!」
P(アイドル達に今日の日付を伝えなくて正解だったな)
P(正直、見送りで泣かれたりでもしたら俺の決心が鈍るかもしれないし……)
P「おっと、タクシーも待たせてるし急ごう」
??「プロデューサー!!!!」
P「ん?グエッ!!」ゴッ!!
P「準備完了!!荷物よし!!チケットよし!!」
P「カギは郵便受けに入れてと・・・・・・じゃあ行くか!!」
P(アイドル達に今日の日付を伝えなくて正解だったな)
P(正直、見送りで泣かれたりでもしたら俺の決心が鈍るかもしれないし……)
P「おっと、タクシーも待たせてるし急ごう」
??「プロデューサー!!!!」
P「ん?グエッ!!」ゴッ!!
P(誰だ急に低空タックルしかけてくる輩は!?)
真「プロデューサー!!」
P「ま、真!?なんでここに!?と言うかなんで低空タックル!?」
真「音無さんに聞いて…今日がプロデューサーの渡米の日だって」
真「だから、僕一人でも見送りをしようと思って……」
P「来てくれたのか……だがなぜ俺は急に低空タックルをくらい後頭部を強打してるんだ?」
真「へへっ、それはプロデューサーを見るとつい」
P「低空タックルしたくなったのか?」
真「い、いえ。僕思ったんです」
真「絶対にプロデューサーをアメリカに行かせたくないって・・・…」
P「だから怪我させてでも止めにきたのか?」
真「はい。プロデューサーこんな状況ですけど考え直してもらえませんか?」
P「……」
P(真……駄目だ駄目だ!!俺はアメリカに行く。もう決めたんだよ)
P「それは出来ない……もう決めたんだ」
真「プロデューサー。分かりました。じゃあ僕を倒してから行ってください」
P「!?」
真「だって僕は、僕を一人の女の子だとして見てくれたプロデューサーと別れたくないから……」
今日で終わるならまあいいけども
続くようならその酉はやめといたほうが
続くようならその酉はやめといたほうが
真「ハアッ!!」
P(この蹴り、本気だ・・・…)ドスッ
真「受けてるだけじゃ何も変わりませんよ!!」
P「はぁはぁ」
P(この蹴りと突きのコンビネーション。まったく隙がない…成長したな真!!)
真「プロデューサー…プロデューサー……」
P(おいおい、そんな顔するなよ…俺の決心が鈍るだろ?)
真「お願いします。行かないでください!!」
P「……」ドスッ
P(とまあ、ひたすら攻撃を受けてみた訳だけど……)
P(このままってわけにもいかないしなあ)
真「はぁはぁ…」
P(真も疲れて来てるし、そろそろ終わりにするか)
真「プロデューサー!!えっ足を?」ガシッ
P(足を掴んでと、後は体ごと一回転すれば…)
真「え、え?ゲプッ!!」ドサッ
P「ふう、思いのほか決まったな。反撃を予測してなかったな」
真「」
P「うーん。起こすとまた止められそうだしな。このままにしとくか」
P「じゃあな真!!」スタスタ
真「」
P「やっと通りに出たか。ええとタクシーはと。お?タイミングよく来たな」
ガチャ
運転手「どちらまで?」
P「○○空港までお願いします」
運転手「はいよ」ブルルル
P「ふう、やっと落ち着ける」
運転手「お客さん。ずいぶんと汚れてるけど、なにかあったのかい?」
P「いえいえ、大したことありませんよ。ちょっと…前、前!!」
運転手「ん?いっ!?」
キィィィィィィィィ!!!
P「ウゲッ」
運転手「ハァハァ。あ、危ねえじゃねーか!!急に飛び出してくんな!!!!」
??「プロデューサーさん……」
P「は、春香!?」
運転手「し、知り合いか!?」
P「ええまあ、よく知ってる仲ではあります」
運転手「じゃあ、言ってやってくれ。二度と飛び出しなんてするんじゃねーって」
春香「プロデューサーさん!!」ガチャガチャガチャ・・・
運転手「な、なんだコイツ!?無理やりドアを開けようとしてくる!?」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ・・・
運転手「ま、待ってろ。すぐ鍵をあけ……」
P「「待ってください!!」」
運転手「な、なんだ?」
P「このまま、このまま車を出してください」
運転手「おい、この状況だぞ!?正気か?」
P「はい、俺は目の前にいるこの娘のためにも行かないとダメなんです!!」
春香「プロデューサーさん!!」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ・・・
運転手「わ、分かった。だが今出発したらこの娘に危害が……」
P「大丈夫。隙は俺が作ります。運転手さん。このタクシー窓は空きますか?」
運転手「ああ。そこを押せば開くが・・・…」
P「じゃあ少しだけ窓を開けてと……」
運転手「おいバカ!?」
ガシッ
春香「プロデューサーさん行かないで私もっともっとお仕事頑張りますから」グラグラ
運転手「おい止めろ!!窓が壊れるだろ!!」
P「春香、765プロは俺がいなくても大丈夫だ。それに俺がアメリカに行くのは765プロの為なんだよ」
P「勉強して更に大きくなって絶対に戻ってくる。だから待っててくれ」
春香「駄目です!!行かせません!!」グラグラ
運転手「だから窓が壊れるから止めろって!!!!」
P「運転中さん。大丈夫です、すぐ終わります。それよりアクセルを踏む準備を!!」
運転中「え?」
P「春香、じゃあな!!」ポチッ
春香「ギャアアアア!!指が指が!!!!!」
運転手(コイツ、無理やり窓を閉めやがった!?)
P「さあ、早く!!」
運転手「お、おう……」ブルルル…
春香「プロデューサーさん……」
運転手「お前!!あの娘が引いたから良かったものの指が千切れでもしたら責任とれねーだろうが!?」
P「いえ確信はありましたから。だって俺は春香を軟な人間に育てたつもりはありませんし」
運転手「そ、そうか」
運転手(あの娘もおかしいが、コイツも十分おかしいな・・・)
ブルルル…20分後…
運転手「チッまた工事中かよ」
P「さっきから周辺を回ってるだけのように見えますけど」
運転手「んなこと分かってんだよ。だけど工事じゃどうしようもないだろ」
P「まあ、そうですね」
運転手「アンタがイライラするのも分かるが俺だって頭にきてんだよ。少し静かにしてくれ」
P「はい」
運転手「また、工事かよ!!どうなんってだ!!!!」
P「萩原・・・」
運転手「なんだって!?」
P「今まであった工事現場すべてが萩原組によるものでした」
運転手「萩原組?なんだそりゃ?」
P「ただの土木業者ですが、この場合も・・・…」
運転手「なんだよ早く言え」
P「アイドル…俺の教え子が絡んでいます」
運転手「教え子って、もしかしてさっきの娘も!?」
P「はい、俺の教え子で765プロという事務所でアイドルをやっています」
運転手「アイドルだと、俺はそういうのには疎いが、アイドルがお前を?」
P「それは俺の渡米を止めるためでしょう」
運転手「」
P「でも、それは彼女たちのためなんです!!」
運転手「お前…名前は?」
P「Pと言います」
運転手「分かったP。今から事務所にと言わせて絶対にこの街からでるルートを見つける」
P「」
運転手「後、金も要らねえ。お前みたいな目をする男に出会ったのは始めてだ」
運転手「安心して座ってろ」
P「運転手さん・・・ありがとうございます」
男「お嬢!!言われた箇所。封鎖完了です」
雪歩「ありがとうございます。流石の仕事ぶりです!!」
男「へへ」
雪歩「既に大きな通りはすべて閉鎖しています。しかしまだ完全ではありません」
雪歩「小さな通り、人が一人でも通れるようなら封鎖しなければ」
男(この仕事ぶり、お嬢は親父以上かもしれねえ)
雪歩「ああ!!」
男「ど、どうしました!?」
雪歩「まだ、車が通れる道がありました!!」
運転手「見つけた!!」
P「ホントですか!?」
運転手「ああ、だがアンタの話が本当だとすると時間との勝負になる。掴まれ!!少し揺れるぞ!!」
P「はい!!」
ーーーーーーーーーーー
雪歩「急いでください!!」
男「これでも120出てます」
雪歩「まだ、最高速度じゃないでしょう?160まで出してください!!」
男「へい!!」
運転手「あそこだ!!行くぞ!!!」
ブルルル!!!!
運転手「ハァハァ…やった…やったぞ。P抜けたぞ!!」
P「まだ……」
運転手「なんだって?」
P「まだです」
運転手「何言ってんだよ。事務所に問い合わせて聞いたんだから間違いねーよ」
雪歩「ふぅ。何とか間に合いました」
男「し、死ぬかと思った……」
雪歩「これで完成です。車ではこの街を抜け出すことは出来ません」
雪歩「街は陸の孤島と化しました!!」
雪歩「後は路地を埋めていけば完全ですぅ!!」
ーーーーーーーーーーー
運転手「どう言う事だ?元の場所に戻ることもできない」
P「終わりだ……」
運転手「クッ…」
P「俺たちは雪歩の仕掛けた罠にはまったんです」
運転手「同じ所をぐるぐる回る事しかできねえ」
P「あの…」
運転手「黙ってろ…」
P「あの運転手さん…」
運転手「黙ってろ。お前の言いたい事は分かる」
運転手「1人で行くってんだろ?だがな俺は約束を破るつもりはない」
P「でも……」
運転手「それに、お前に朗報だ。今、新しいルートを見つけた」
運転手「しかも、絶対に封鎖されないルートだ」
P「!?」
運転手「掴まってろよ!!」ブルルル
P「運転手さん!!前、前!!フェンスが!?」
運転手「そりゃ仕方ねーだろ。だって道はその先だからな!!」
P「え!?」
ガシャ!!ザバァァァン!!
P「こ、この道は!?」
運転手「ああ川だな。この道なら下水を通って隣街に出れる!!」
P「運転手さん……」
運転手「なんだ?」
P「最高です。あなたで良かった」
>>37
それ…お前…
それ…お前…
10分後…
運転手「おいP、一つ質問なんだがそのアイドルの中には暴走族を従えてる奴はいるのか?」
P「え、ない……分かりませんが、可能性はあります」
運転手「いや、なんでかってな。さっきから緑色の集団に囲まれてんだわ」
P「えっ?」
運転手「なんて言うのか知らんがこういう車」
P「律子のファン??」アセアセ
運転手「その反応ってことはやっぱりそうか…またアイドルって奴の仕業みたいだな」
運転手「だが、不思議なんだよ。さっきから囲まれてはいるんだが何もしてくる様子がねえ」
運転手「これはどう言うことだ?」
運転手「おいP、一つ質問なんだがそのアイドルの中には暴走族を従えてる奴はいるのか?」
P「え、ない……分かりませんが、可能性はあります」
運転手「いや、なんでかってな。さっきから緑色の集団に囲まれてんだわ」
P「えっ?」
運転手「なんて言うのか知らんがこういう車」
P「律子のファン??」アセアセ
運転手「その反応ってことはやっぱりそうか…またアイドルって奴の仕業みたいだな」
運転手「だが、不思議なんだよ。さっきから囲まれてはいるんだが何もしてくる様子がねえ」
運転手「これはどう言うことだ?」
P「分かりません。だけど一つだけ分かることがあります……」
運転手「ここにいたらヤバいってことか?」
P「はい」
運転手「じゃあ、しょうがねー。ここから脱出する!!また、揺れるぞ!!」
P「覚悟の上です!!」
運転手「オラッ!!」ドンッ!!
キィィィィ!!!!
P「道が開いた!?」
運転手「行くぞ!!!!」
P「はい!!」
運転手「とさっきは、言ったものの。まさかこんな状況とはな・・・…」
P「ここに来て渋滞…クソッ!!空港でも何が起きるか分からない」
P「俺は少しでも早く到着しなければならないのに……」
運転手「とりあえず状況を整理しよう」
運転手「俺たちは緑色の車に囲まれて追手だと勘違いした」
P「はい、そして一度は逃げだしましたが」
P「先ほどの緑の集団は追手ではなかった……ただの律子のファンでした」
運転手「そしてこの渋滞。それを作ってるのはその律子って言う娘のファンどもだ」
P「それは間違いありませんね。全員、もれなく律子の痛車だ」
P「それを踏まえて導かれる解は……全員が空港に向かってる??」
P「まさか!?すぐ確認します!?」
運転手「心当たりがあるのか?」
P「分かりません。だけどファンが集まってるって事は…??」
律子のブログ
本日、○○日 緊急ドライブスルー握手会を開催します!!
会場は○○空港。
皆、車で来てね。
握手時間は一人3分です。
コメント【146535】
P「律子オォォォォォォォオオオ!!!」
P「つまりはそう言うことです」
運転手「なんだよ。その企画…世間に迷惑かける気まんまんじゃねーか」
P「警察沙汰になってもいいと言うことでしょう」
運転手「どいつもコイツも頭がぶっ飛んでやがる」
運転手「だが、車を止めるために渋滞を起こすって考えは正解だな」
運転手「現に俺たちは空港まで30㎞という所で足止めをくらっている」
運転手「そして話が本当ならこの渋滞は3分に数メートルしか動かない」
運転手「完全な詰みだ……」
P「……」
P「・・・…俺、行きます」
運転手「……」
運転手「お前ならそう言うだろうとは思ってた」
運転手「普通なら止めるところだがPさんの意志は短い時間だが俺にも伝わってきたみたいだわ」
運転手「行け!!!!トランクは既に開けてある!!」
運転手「お前の足で空港に辿りついてアメリカに向かうんだ!!!!」
P「はい!!ありがとうございます!!!!」
P「俺は絶対にアメリカに行きます」
P「それは俺の為であり、アイドルの為であり。そして……」
P「アナタの為にも!!!!」
バタンッ タッタタタタ…!!
運転手「まさかこの年になって客に泣かされるとはな……」
P「ハァハァ…足が重い…」
P「最低限しか持ってきてない荷物でもここまで重いとはな……」
??「いぬ美~ぶた太~みんなどこにいるんだ~~!?」
P「こ、この声は!?響!?」
P「まさか響まで俺を止めにきてるのか……これはアイドル全員を敵だと思ったほうが良さそうだな」
響「もう!!自分早く空港に行ってプロデューサーにありがとうって言わなきゃいけないのに!!」
P「!?」
響「うさ江~ねこ吉~どこだ~~??」
P「響・・・…俺の方こそありがとう…響にあえて良かったよ」ボソッ
P「よし、こんな所で止まっちゃいられない!!空港に向かうんだ!!」タッタタ!!
響「ワニ子~モモ助~どこだ~~??」
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