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元スレP「アイドル達が俺の渡米を止めにくる!!(物理)」
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P「つ、着いた……と、とにかく荷物を預けて早く登場口にいかな……」
やよい「うっうー!!何でですか!?」バンバン
P「こ、この声はやよい!?」サッ
職員「ですから機内に生ものは持ち込めませんので」
やよい「も、もやしが悪いんですか!?」
職員「いいえ、もやしというわけでは…」
やよい「はっきり言ってください!!もやしが悪いんですね!?」
職員「は、はい…・・・」
P(あのやよいが人様に迷惑を!?)
やよい(人がいっぱい並んでるけど…プロデューサーの飛行機の時間まで粘らなきゃ)
やよい「もう!!アンタじゃ埒があきません!!機長?ええと…とにかく上の人を呼んできてください!!」
職員「わ、分かりました…」
客「おい、早くしろよ!!」「こっちは急いでんだよ!?」
やよい「す、すいません」ペコッ
P(謝るのか!?)
上司「お客さまどうかされましたか?」
やよい「う?」クルッ
やよい「どうもこうもありません!!どうなってるんですかここの職員は!!!!!」バンバン
P(ええ……)
P「し、しかたないか……荷物は機内の持ち込むか」
P「でも、搭乗までは少し時間があるんだよな」
ピンポンパンポン…
P「?」
アナ「迷子のお知らせです」
P「ああ、迷子かあ」
アナ「!!ちょっとアナタ何を!?」
P「なんだ!?」
アナ「……」
??「迷子のお知らせです」
P「明らかに声が変わった!?」
??「空港内のどこかにいるPさん」
P「俺の名前!?」
??「一回ロビー横事務室で青い髪の女性がお待ちしています」
P「青い髪にこの声……完全に千早だ……」
P(それにしても千早にここまでする行動力があったとはな…)
P(今のアナウンスの感じだと事務室は完全に千早が制圧したと思ってもよさそうだな)
P「……」
P「まあ、呼ばれても行かないから問題ないか」テクテク
一分後
千早「空港のどこかにいるPさん。事務室で如月千早という女性が待っています」
更に一分後
千早「空港のどこかにいるPさん。765プロのプロデューサーであらせられるPさん?」
千早「事務室で待ってます」
P「……」テクテク
更に一分後
千早「○○マンション704号室にお住いのPさん」
千早「事務所に来てくれますか?」
P「……」テクテク
千早「Pさんプロデューサー来てもらえますか?」
P「……」
千早「○○年○○月○日生まれのPさん。待ってます」
P「……」
千早「好物は母親の作るコロッケ。Pさん待ってます」
P「……」
千早「エロ雑誌はクローゼット内。Pさん待ってます」
P「……」
千早「柔軟剤はレ○ア。Pさん待ってます」
P「……」
P「あっこれ完全に精神攻撃だ…」テクテク
P「まだ、軽い方かなと思ったけど結構くるな。精神的に」
男「おいおい、Pってやつ早く言ってやれよ」
ギャル「このアナウンスやばくね?」
女「サイテーね。このPって男」
P「……」テクテク
P「つらい……」
千早「好きな色は青。好きな女性は青髪ロング。Pさん待ってます~♪」
P「これに捏造だ」
千早「オホン…青い鳥~♪」
男「おいおいなんか歌い始めたぞ!?」
P(ノリノリだな千早)
P(まあ、歌えば満足するだろ)
千早「ありがとうございました。では次の曲は…」
P「二曲目いくんかい!?」
男・ギャル・女「!!」
P「は?思わず突っ込んでしまった!?」
男・ギャル・女「まさかPって、アイツじゃ!?」
P「まずい……」
事務員「二階売店前で騒ぎです!!おそらくPが見つかったのだと」
千早「ずっと眠っていられたら~♪」
事務員「あの……」
千早「この悲しみを忘れられる」
事務員「聞こえてますか?Pさん見つかりました…」
千早「うるさい」イラッ
事務員「ヒィィィィィィィ」ガクガク
アナウンス「ギャアアアアアアアアア!!!」
男・ギャル・女「!?」
P「なんだか分からないが今の内に逃げよう」サッ
P「そろそろ搭乗が始まる時間だし行かないとって!?」
??「こ、これは!?」
??「ふ、福岡の明太子!?なぜこんな所に!?」
P「貴音…」
貴音「こちらは北海道限定味噌ラーメン!!」
貴音「ここは本当に日本なのでしょうか?」
貴音「もしかすると天国かもしれません」
P「貴音もテンション高いな……」
??「ハァハァ…貴音…やっと着いたぞ……」
P(まずい!?ここに来て響が到着だと!?)
P(見つかるかると大変だ)
響「貴音。お土産なんて見てないで早くプロデューサーを探さ…えっシーサーのぬいぐるみ売ってるぞ!?」
貴音「響。それだけではありません。見て見なさい」
貴音「沖縄名物のミミガーです!!」
響「す、凄いぞ!!サーターアンダギーも売ってる!!」
P「全く心配する必要なかったな……」
千早「チョコフォンデュ♪チョコフォンデュ♪」
響「ちんすこう、ちんすこうもあるぞ!!」
貴音「なんと、き、きりたんぽ鍋セットですか!?」
P「なんだろう、見つかっても問題ない気がする」
P「まあ、いろいろあったが後は搭乗だけか」
P(金属探知機って何歳になっても緊張するな)
監視「はい、次の方」
P(俺の順番か・・・)
ビイー!!
P「え?」
監視「もしかしてベルトの金属かもしれませんね」ニコ
P「あ、そうか!?」
P「すいません」
監視「いえいえ、よくある事です」ニコ
ビー
P「え、え?」
監視「もしかして、その靴安全靴じゃありませんか?」
P「そ、そうでした。アハハ」
ヌギヌギ
P「また、すいません」
監視「いえいえ」ニコ
ビー
P「!?」
監視「すいません。少しジャンプしてもらえますか?」
P「はい…」ピョンピョン
ジャラ……
P「ん?」
P「釘??」
監視「ちょっとアナタ。こちらに来てもらえますか!?」
P「違う!!俺はハメられただけなんだ!!」
P「は!?もしかして荷物も!?」
監視「荷物!?おい荷物を早く機械に通せ!!」
P(もしかするとヤバいかも?)
P「やめろおおおおおおお!!!!」
監視「おい逃げたぞ!!追え!!」
P「なんで俺がこんなめに合うんだ!?」
―---
P「撒いたか…でも結局飛行機に乗るためには元の場所に戻らないといけないんだよな」
P「それに誰だよ。俺の服に金属仕込んだのは?」
亜美「ヘクシュ!!」
真美「アハハ…亜美。こんな時にくしゃみ?」
亜美「うーん。誰かが亜美の噂してるのかな?」
真美「もしかして…クシュ!!」
亜美「アハハ真美もじゃん!!」
P「多分、亜美と真美の仕業だろうな」
P「よく見ると針金とかも仕込んである…」
ーーーーーーーーーーー
真美「兄ちゃん。今頃。空港かな?」
亜美「どうだろ?もしかしてはるるん達が足止めしてるかも」
真美「え?じゃあ真美たちの爆弾は不発?えぇー」
亜美「いいじゃん。兄ちゃんがいなくならいってことだし」
真美「そっか!!そうだね」
P「針金とかが縫い付けてあるな…これは無理か…」
P「仕方ない。捨てるか・・・だがもう一つ問題が」
トランク「」
P「絶対いる!!」
ジィィ(ジッパー音)
美希「あふぅ…むにゃむにゃ」
P「……」
ジィィ(ジッパー音)
P「どうしよう……」(絶望)
こんなきけんぶつはあぶないからおれがもちかえってしょりしなきゃだな
美希「アレ?今の!?」
トランク「○×□~!!なの!!」バタバタ
P「しまった!?今ので起きちゃったのか!?」
トランク「ハニー!!」バタバタ
P「クソ!?とりあえず美希はここの放置して…服は…」
P「もう肌着とトランクスでいるしかない!!」ヌギヌギ
P「一応、服は着てるし合法だろ?」
P「財布とチケットだけ持って行こう!!」
トランク「ナノ!!ナノ!!」バタバタ!!
P「でも美希は……」
P「まあ、いいか…じゃあな美希!!」
トランク「ハニー!!!!!」バタバタ!!
監視「ちょっと君!!」
P「もう危ない物は持ってねーよ!!」タッタタタタ!!
探知機「」シーン
監視「いや、そういう問題じゃなく。服は…」
P「よし、問題なく通過!!早く機体に乗り込もう!!」タッタタタタ!!
スチュワーデス「きゃ」
P「すいません。ごめんなさい」タッタタタタ!!
スチュワーデス「い、いえ。あのそっちは…」
P「行くぞ!!」タッタタタタ!!
P「ふう。なんとか乗り込んだな」
P「後は座ってるだけでアメリカに着く」
??「ニヒヒ…やっぱりアンタは罠にはまると思ってたわ」
P「伊織!?」
ガチャ!!ガチャ!!
P「おい、ドアが急に閉まったぞ!?」
伊織「ニヒヒ。この飛行機はアメリカには行かないわ」
伊織「アンタが渡米を止めるって言うまで旋回す続けるだけよ」
伊織「早く機長に離陸の指示を伝えて!!」
使用人「はい。伊織様」
ブィィィン…
伊織「動きだしたわね」
伊織「はあ、もう安心ね。さすがのアンタでも…」
伊織「って何してんのよ!?」
P「悪いな伊織。どんなに説得されても俺の意志は変わらん」
使用人「やめてください!!今は離陸の準備中で!!」
P「ドアがロックされても非常口なら開くだろ」
伊織「早く!!離陸を!!急いで!!」
伊織「飛んでしまえば、その男も諦めるわ!!」
ブォォォォ!!
P「やっぱ離陸中…すごい風だな」
伊織「止めなさい!!し、死ぬわよ!!」
P「大丈夫。俺は死なん。俺はアメリカに言って勉強して」
P「絶対に戻ってくるんだ」
伊織「!?」
P「そして伊織たちを今より高い場所に押し上げてやる!!」
伊織「アンタ…」
P「悪い伊織。気持ちは嬉しいが俺はここにはいれない」
伊織「誰か。Pを止めて!!!!!」
使用人「駄目です風で近づけません!!」
P「じゃあな!!伊織。また会うのは一年後かな?」ニコバッ!!
伊織「いやあああああああ」
P「はぁ、なんと生きてる…」
P「全身が痛むが早く飛行機に向かわないとアメリカに行けない…」
ーーーーーーーーーーー
スチュワーデス「」アセアセ
P「ハァハァ…たどり着いたぞ…」
スチュワーデス「だ、大丈夫ですか!?」
P「は、はい。多分大丈夫です・・・」
P「それより早く離陸してください!!もう離陸時間は過ぎてるはずでしょう?」
スチュワーデス「そ、それが…」
P「機長が行方不明!?」
スチュワーデス「はい、連絡は取れるのですが?」
P「それのどこが行方不明なのですか?」
スチュワーデス「そうなんですが…実はどうやってもここに来れないのです」
P「アナタは何を言ってるんだ?」
スチュワーデス「正直、私にも分かりません。でも事実です」
P「どう言うことだ…」
P「と、とにかく機長と連絡を取ってくれませんか?」
P「俺が対応します」
スチュワーデス「あ、アナタがですか?」
P「はい、もしかすると俺の責任かもしれませんから・・・」
スチュワーデス「……」
スチュワーデス「分かりました……」
スッ
P「これは?」
スチュワーデス「機長と繋がっています。正直、私は事態が呑み込めていません」
スチュワーデス「だから私からもお願いします。彼を助けてください!!」ペコ
(指輪)キラッ
P「まさか!!……分かりました」
P「もしもし…機長」
機長「誰だ!?」
P「俺の名前はPです。今はアナタの状況を説明してください」
機長「・・・ああ。分かった。P君」
機長「私は今。一回ロビーにいる。本当ならここからエレベーターで二階に上れば目の前に」
P「搭乗口があるばず!!という話ですね?」
機長「ああ、だが…」
P「たどり着く事ができないと…」
P「状況は理解できました」
機長「どういうこうとなんだ。説明してくれ?」
P「残念ですが俺に説明はできません。だけど何が原因かは分かります」
機長「本当か!?頼む助けてくれ?」
P「その前に機長の症状がどのレベルか知りたい」
P「簡単な質問をします。いいですか?」
機長「ああ…」
P「二階に向かうエレベーターは見えますか?」
機長「ああ?」
P「じゃあ、エレベーターの登り方は分かりますか?」
機長「バカにしてるのか!?」
P「よし!!大丈夫。アナタはまだ最悪の症状になっていない!!」
機長「どう言う事だ。説明しろ!!」
P「俺の知り合いで、その症状になり15年務めた会社で遭難」
P「二週間後に発見された人物を知っています」
機長「!?」
P「だが、アナタ大丈夫。現段階ではですが…」
機長「おい!!俺はどうすればいいんだ?」
P「女性です…」
機長「は?」
P「近くに見るからにおっとりした女性はいませんか?」
機長「!?」
機長「いる!!すぐ近くに!!同じ便に乗ると言われたから一緒にと・・・!!」
P「彼女です!!彼女が感染源だ!!」
あずさ「うふふ。ばれちゃいました?」
機長「ああ…」
P「逃げてください!!彼女とさえ一緒にいなければ迷う事はありません!!」
ギュ
あずさ「機長さん。案内してくれると言ったじゃないですか?」
機長「あ…ど、どうすれば」
P「手を、手を放すんだよ!!そうすれば遭難しなくて済む!!」
機長「で、でも!!」
あずさ「うふふ…」
スチュワーデス「代わります」
P「え?」
スチュワーデス「聞こえる?」
機長「その声は麻由美!?」
スチュワーデス「お願い私の為にもその手を振りほどいて」
機長「麻由美…分かったよ!!」
機長「ごめんなさお嬢さん!!」バッ
あずさ「あらら…」
機長「行くぞ!!」タッタタタタ!!
ーーーーーーーーーーー
P「来た!!」
機長「ハァハァ」タッタタタタ!!
??「プロデューサーさん!!」
P「は、春香!?」
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P「みんな!?」
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