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    元スレ卯月「総選挙50位以内に入れないアイドルはクビ…ですか?」

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    201 :

    これ、なんか
    フラグ立ったよね

    202 :

    島村さんにバッサリやれられるフラグかなぁ…

    203 = 178 :

    ×「感謝してくださいね、なにせ、この──」
    「感!謝!してくださいね、なにせ、この──」

    大事なことなので2回言いました

    結末とプロットまでは大体もう決まってるんですが
    ちょっと展開にオリキャラ絡ませるかどうか2パターンで猛烈に迷ってるので少し時間ください

    204 :

    ラブライカ大丈夫か……

    205 :

    この幸子は腹パンされても仕方ないな

    206 :

    >>193
    大半は荒らしだよ、ただアニメに乗じた荒らしと、元からのアンチや嫌いをこじらせた奴がいてややこしいがな

    しかもちゃんみおの一時期の圏外なのに特別扱いに不満を燻らせたまま
    どうしても引き摺ってる一般層も少なからずいて
    結果、普段は荒らしには乗らなくても、まれに再燃してしまうようになり
    こと選挙に関しては負の要素を押し付けられるちゃんみおという存在が出来た

    最近はフレと牛さんも仲間入りしたし全部まるで反省出来ない運営のせいや

    207 = 184 :

    バラエティ番組で引っ張りだこ、というところがやはり幸子

    208 = 185 :

    現実で言うとイッテQとかモニタリングとかに呼ばれてナレーションで弄られてそうだな

    209 = 174 :

    珍獣ハンター幸子はマジであの世界でやってそう

    210 :

    ロケ多いとかいってるしな

    まぁ細かく言わないからユーザーのネタでぎりぎり収まってる感じだから
    明確にそういうガチ色物扱いしてきたらテノヒラがクルーつーかマジで切れる人で溢れるだろうけど

    211 :

    ライブにスカイダイビングで登場する時点でもう何でもありなんだよなあ

    212 :

    考えてみると50人も上にいる状態ってよその事務所に行こうが相当厳しいんじゃなかろうか

    213 :

    事務所のプロデュース方針が間違っているだけで、他のアプローチでアピールすれば輝ける可能性は充分あるんだよなあ……

    214 :

    リアルにこんなんあったらそろそろネットで噂になる頃だな

    215 :

    オリキャラ必要な展開ってなんだろうと思ったけどそういや作中のアイドルで他を蹴落とすようなこと出来る子っていない気がするな

    216 :

    「ふふーん!」 

     ぴこぴこ。
     犬が尻尾を振るように、両サイドのハネっ毛が上下に揺れ、た?
     気、気のせいですよね。

    「ふふふふーん!」

     鼻息の音がふんす、と聴こえてきました。

    「あの、幸子、ちゃん?」

    「はい、何でしょう!」

    「アドバイスって……?」

    「えっ?」

    「もしかして考えてなかっ──」

    「えっ、やだなぁ、カンペキなボクに限ってそんなことあるわけないじゃないですか!」

     四方八方にめまぐるしく回る幸子ちゃんの瞳。
     幸子ちゃんきっとこういうところがカメラ映えするんだろうなぁ、私も頑張って参考にしなくちゃ……。

    「あっ、えっと、そう、あれですよ! アレ──」

    「『この世の成り立ちに早く気づくことよ、輿水』ですよ!」

    「……」

    「どうでしょう! ボクのアドバイスは!」

    「……」

    「輿水?」

    「えっ?」

    「今、最後に輿水って……」

    「あっ、これはさっきボクが社長さんに言われたことだった……って違いますけどねー!」

    「ま、まぁ、この世の成り立ちなんて、ボクは生まれた時からとっくに知ってることです! 教えてあげますよ」

     流れがあまりに急すぎてついていけません……。

    「それは──」

    ………。

    ……。

    …。




    「世界一カワイイボクとその他大勢で、この世は成り立っているってことです!」




     そ、そんなに溜めていうことなのかな……?



    「宣言します、総選挙はトーゼン世界一カワイイボクが1位になるということを、それがこの世の理、この世の定めです! それでは失礼します!」

     ガチャン。
     ドアが閉まる。
     途端に水を打ったように静まり返る室内。

    「台風みたいな子だったね……」

     凛ちゃんが私の心を代弁してくれました。

    217 :

    >>215
    レイナサマは勝つのに手段選ばない的な発言してるけど
    最終的には自爆するか踏みとどまるかっぽいしなぁ

    218 :

    クズキャラ出して叩かれた歴史があるからなぁ
    デレマスはアニメ含め良い子しかいなくて本当に見やすい
    まぁ、2クール目の女社長がその敵役を引き受けるんだろうけど

    219 = 216 :

    ……。 
     
     イベント開演まであと1時間。

     凛ちゃんが唇にグロスをきゅっと引く。
     目尻がかすかに引き閉まって、徐々にファンに向ける顔付きになっていく。

     未央ちゃんはそれにしてもさっちー可愛かったなぁ、なんて独り言を漏らしてて、
     持ってきた雑誌をぺらぺらとめくってる。口ずさんでいるのは『ミツボシ☆☆★』。

     私も、鏡の前で笑顔の練習。……ぶいっ♪
     お客さんの前に出るときは、いつもイチバンの島村卯月を見せなくちゃ失礼になっちゃいます。

     慣れはあっても、全く緊張しないお仕事なんて、ない。
     リハーサルで一回もミスしなかったとしても、本番で初めてその1回目がくるかもしれない。
     とくん、とくん。
     だからこうして時間をかけて、ゆるやかに高めていくテンション。

     ……。

     ガチャリ。

     ふと、また金属音がしました。
     ドアノブが回る音。

     きぃ、と軋んだ音がしてゆっくりとドアが開いていく。

     「はぁー……」

     そこには、また、私の先輩のアイドルさんがいました。
     最近、他のプロダクションから移籍してきた方で、何でも女社長さんが直々に引き抜いてきたそうです。
     346プロの在籍期間は私のほうが長いですけれど、アイドル歴は私より何年も長い方。

     部屋をぐるりと見渡して、どさりとバッグを床に置きました。

     えっと……。

     凛ちゃんと顔を見合わせて、いけないとは思いつつも……。
     ふふっ、少しだけ吹き出してしまいました。

    「あの、楽屋間違えてますよ?」

     こんなことって、二度もあるんですね。

    220 = 215 :

    おかしい、去った直後なのに幸子が恋しくなってきた

    222 :

    ミツボシ発表後ならLIVEパワーで順位爆上げ待った無し

    223 = 216 :

    「……」

    「えへへ、私もたまに楽屋間違えちゃうんです、その度に怒られちゃって」

     まだ、部屋の隅々を見渡しています。
     ……?
     少し様子がおかしいなと思って、名前を呼んだのですが反応がありません。

    「あの……?」

    「……」

    「いいじゃん」

    「えっ?」

    「いいじゃん! やっぱ3人部屋だから広ーい! こっち1人部屋でさー」

     そう言って、バッグからペットボトルを取り出して、メイクグッズとお菓子を取り出して……。

     えぇ?!

    「あ、あのっ! ここニュージェネレーションズの楽屋なんですけど──」

    「代わってよ」

    「え?」

    「私と、部屋代わって、ね?」

     な、何を言って……。




    「26」

    「……にじゅう……?」

    「私、26位だから、確認してもいいよ? ま、そういうわけで、忙しいから」

     視線はもうスマートホンの液晶画面に映るブラウザゲームに注がれて、
     私たちへの興味をまるで失っているようでした。

     理解が追い付かなくて、どうして、という気持ち。
     この前までは、楽屋が一緒のお仕事の時はあんなに楽しくおしゃべりしてたのに。

    224 :

    うわぁ…

    225 :

    26みたいなアイドルAキャラがひしめいてるのか

    226 :

    勝手に上がる幸子の株

    228 :

    幸子が天使に見えてきた

    229 :

    誰だこいつ

    230 :

    ヘイト集める用のオリキャラか?
    避雷針代わりのオリキャラ投入は色々と勿体ない気もするけど
    変に荒れても嫌だし、確かに迷うところだな……

    231 :

    誰かに悪役させると100%荒れるし仕方ない

    232 :

    NGの超える壁としては手頃な順位だな
    どうせなら1位だったけど最後にやらかして圏外とかでもいいのよ

    233 :

    NGが姉ヶ崎のバックダンサーした回で挨拶した時?楽屋入った時だったかスタッフっぽくないモブとか確かいたし346は普通にモバマスアイドル以外にも所属アイドルいるかもね

    234 = 226 :

    まぁ自分が好きなアイドルがいきなりゲスになってるのなんて見たくないしな…
    というかこのSSにはどことなく愛を感じる

    235 :

    話を盛り上げるのに敵役はいるもんなぁ
    オチがすげぇ気になる

    236 = 227 :

     どうして?
     どうして?
     
    「あーミスっちゃった」

    「……」

     軽快な電子音がアンバランスに鳴る室内。

     あぁそうだ、きっと何かの冗談、ですよね。
     私たちをビックリさせようと思って、わざとそうしてるだけで。
     イベント前でカチカチの、私たちの緊張を解そうなんて、きっと思ってるんです。

     人を簡単に疑っちゃいけません、ママの言葉を思い出します。
     ちっちゃいころに、私がたいせつにしていたアルパカのぬいぐるみ。
     それがなくなった時に、もしかしてだれかが盗んだのかな、なんて言ったら優しくぴしゃりと手を叩かれてそう言われました。
     結局ぬいぐるみはベッドの下に埋もれていただけで。
     ママの優しいおしおきよりも、ずっとずっと体のあちこちが痛くなったのを覚えています。
     

    「あの、えーっと、もしかしてドッキリ番組だったり~、なんて、えへへ」

    「……」

    「あ、それとも部屋におっきな虫がいたとかですか!」

    「……」

    「…っ…! そっそれともっ、何かイヤな事でもあったんですか。私でよければ相談に乗りますから」

     ふと、右肩に掌が乗せられる感触がして、くいと体を軽く引かれました。
     自然と視線が向かった先には……。

    「……26位、だから?」

     凛ちゃん……。

    237 = 225 :

    天使には生き辛い世界だの・・

    238 = 227 :

    「26位だから、何?」

    「え、ルールでしょ、説明聞いてなかった?」

     目線は依然としてスマートホンに注がれたままでした。

    「楽屋狭いのが嫌ならせめて一緒に使えば、いいんじゃないの」

    「いやそれじゃ意味ないでしょ。あ、あと私の方が年上だし芸歴長いからこれから敬語使ってね」

    「……あなたは、それでいいの?」

    「いいも悪いもルールでしょって言ってるの、31位ちゃん」

    「……」

    「ルール、でしょー」

    「……」

    「何その眼、ちょっと新人で他より人気あるからって、調子乗ってる?」

    「……」

    「何?」

    「……ふーん、そっか、“そういう人”だったんだ」

     その時、スライドさせる指がぴたりと止まって。
     視線が液晶画面から外れて、まっすぐと凛ちゃんの方へと向けられました。

    「あんた、生意気だね」

     瞬間、ピンとした空気が張り詰める。
     予感。これ以上何か言ったら……!
     



    「ストーップ!!!」

     ……!

    「ま、まぁもう時間もないしさ! 後でゆっくり話しましょってことで、今回は私たちが出ていくから、ほらほらっ!」

     よかった。察した未央ちゃんの助け舟が入りました。
     私たちの背中を強引に扉の外へと押し込もうとします。

    「しまむー、しぶりん! さっ行こうよ!」
     
    「う、うん……」

     私は未央ちゃんに背中を押されながら

    ──ここは戦場に変わった。

    ──もしあなたが今の甘い考えのままでいるなら……。
     
     女社長さんの言葉を、思い出していました。

    239 :

    ・・・これしぶりん録音してたりしないよな?

    240 :

    お前のような三流アイドルは、二度とこの世界にいられないようにしてやる(棒)

    241 :

    まぁ会社の方針に素直なんだろう
    ただ、公式発表はされてない内輪事をあからさまに持ち出してきてる時点でこいつはアホ
    それでマスコミに嗅ぎつけられたらこいつ1人じゃ責任とれないのに

    242 :

    もしこれを名無しのオリキャラではなく、誰か既存のアイドルにしていたらレスが50は増えてるな

    243 :

    島村さん天使だな…

    244 :

    業界の闇に飲まれた泰葉に変換して台詞をそれっぽく脳内で直してたら興奮してきた

    245 :

    ネームドキャラ(ゲス化不可)の絶対数が多すぎて、ゲスが一人くらいいても安心できる

    246 :

    悪役がにくったらしいほど勝ったときに盛り上がるってばっちゃがいってた
    もうちょい書きたいけどネタ潰しになるから予想はやめとく

    247 :

    幸子みたいな自分より上の順位の奴が聞いてたらどうしてたんだろうね
    それこそ年齢も上の楓さんや川島さんだったら何にも言い返せないけど

    248 :

    しかしアイドルが競い合うのはいいことだけど蹴落とし合うのは346的には損しかないよな

    249 :

    ……。

    「こないだの子さ、何でもプライドがすっごい高くて前の事務所で揉めたらしいよ」
     
     未央ちゃんが、前屈運動をしながら言いました。

    「だからさっ、よっと、しぶりんもぉ~……気を付けたほうがいいよ 」

    「……」

     無表情でハナコちゃんが映る待ち受け画面をじっと眺める凛ちゃん。
     考え事をするときにたまに見せる動作。

     結局、あの後抗議をしたのだけれど、聞き入れられなくて……。
     
     悔しかったらやり返してみればいいじゃない、と女社長さんは言いました。
     いいでしょ彼女、面白そうだから試しに引き抜いてみたの。
     社長さんはいつも口元に笑みを携えていています。
     いつも同じ表情。あんな人初めて……。
     ……ううん、結構いるかな、文香さんとかのあさんとか……。


    「……集まってるな、それじゃトレーニング始めるぞ」
     
     時間きっちり。
     ベテラントレーナーさんが防音扉を重そうに押し開け入ってきました。

    250 = 249 :

    ……。

     汗がぽたりぽたりと床に落ちて水溜まりを作る。
     はぁはぁ、頭の中が霧がかったように、思考がかすれる。
     今日も厳しいなぁ、レッスン……。
     で、でも弱音は吐きません。島村卯月、頑張ります!

    「はいはーい! 次は何の特訓? ダンス、歌?」
     
     未央ちゃんだけがまだまだスタミナ満タン!といった具合に手をあげます。
     
    「あー……」

     ベテラントレーナーさんは、バインダーに挟まった書類を眺めながら、ペンで頭を掻く。
     何か言い淀んでいるような。そんな素振りに見えます。

    「言い辛いことなんだが……」

    「私、何でもやるよ!」

    「……本田」

    「はい!」

    「……今日はお前はもう帰っていい」


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