私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「俺が三年生?」咲「私だって幼馴染だもん……一応」
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1で了解
怜で一年編の安価は締めくくりですね
キャップ 1
小蒔 1
豊音 1
竜華 2
玄 2
菫 1
健夜 1
怜 1
なにとは言いませんが、美穂子が一番上ですね
そろそろなんかifを書きたい衝動が……
では、おやすみなさい
怜で一年編の安価は締めくくりですね
キャップ 1
小蒔 1
豊音 1
竜華 2
玄 2
菫 1
健夜 1
怜 1
なにとは言いませんが、美穂子が一番上ですね
そろそろなんかifを書きたい衝動が……
では、おやすみなさい
怜も龍華も、というか千里山は総じてヒロイン力むっちゃ高いから油断すると、京太郎もってかれるで
久は本編でメインだから……
何とは言わないけど、美穂子と並んでトップだし
ちょっと遅いけどちょっとやります
何とは言わないけど、美穂子と並んでトップだし
ちょっと遅いけどちょっとやります
・一年、秋、恋敵?
竜華「……」ピッピッ
竜華「送信……っと」ピッ
竜華「……」ソワソワ
怜「……あれ、どう思う?」
セーラ「竜華がどうかしたんか?」
怜「怪しい、めっちゃ怪しい」
セーラ「だから、なんの話やねんて」
怜「見てわからんの?」
セーラ「うーむ、まるで恋する乙女……みたいな?」
怜「えっ」
セーラ「ちょい待てや。その顔なんやその顔」
怜「まさかセーラが一発で当てるとは思わんかった」
セーラ「え、当たってたんか? ほとんど当てずっぽうなんやけど」
怜「ちょっ、うちの驚き返さんかい」
竜華「あっ」ピロリン
竜華「……ふふっ」
怜「……」
セーラ「あー……」
怜「むぅ」プクー
セーラ「いやまぁ、その……ほっぺた突っついてもいい?」
怜「ダメ」
竜華「――♪」
怜「……竜華、楽しそうやん」
竜華「そう? いつもと変わらへんと思うけど」
怜「いーや、メスのオーラがプンプンや」
竜華「オーラてな……」
怜「まぁ、別にええんやけどっ」
竜華「えっと、怒ってる?」
怜「怒ってないけど……」
竜華「ふむ……あ、そや」
竜華「どうぞ」ポンポン
怜「うちがそんな見え透いた手に……」
怜「見え透いた手に……」
怜「手に……」
怜「あー、これやこれ」
竜華「今日は一回もやっとらんかったしな」
怜「やっぱ竜華の膝枕は世界一ィやな」
竜華「大げさやなぁ」
怜「あ、今度の休み空いてる?」
竜華「今度の休み……」
怜「そーそー、セーラと三人で遊びに――」
竜華「ごめんっ、用事ある」
怜「――え」
竜華「ほんとごめんな?」
怜「あれか、男か!」
セーラ「うおっ、どした?」
怜「竜華が、竜華がぁ」
セーラ「なんや、またそれかいな」
怜「寝取られたぁ」
セーラ「なんでやねん」
怜「だって男しか考えられへんわ」
セーラ「仮にせやったとしても、俺らが口出す問題でもないような気ぃするわ」
怜「むぅ、セーラ冷たい」
セーラ「まぁ、しゃあないやろ。それで関係が終わるわけでもないし」
怜「はぁ……」
怜「もうこうなったら直接聞くしかないっ」
怜「竜華ー……って荷物だけ?」
怜「トイレかな?」
怜「ふぅ、少し待機やな」
プルルル
怜「あれ、携帯置きっぱ?」
怜「……ちらっとだけ、ちらっとだけだから」オソルオソル
『須賀くん』
怜「……やっぱあいつなんやな」
怜「電話来とるけど、どうしよ」
怜「……えいっ」ピッ
京太郎『もしもーし、部活中だった?』
怜「えと……今から帰るとこ」
京太郎『あれ、いつもより声が高いような……』
怜「そ、そうかな?」
京太郎『一瞬だけ園城寺っぽく聞こえたけど、まぁ気のせいだろ』
怜「せや、うちが病弱系美少女なわけ――あっ」
京太郎『……』
怜「……」
怜「今のはオフレコってことで」
京太郎『できるわけねぇだろうがっ』
怜「くぅ、いつもの病弱アピールが裏目に出るとは……!」
京太郎『お前な……人の携帯でなにやってんだよ』
怜「えー、知りたいん? えっち」
京太郎『言うのをはばかるほどのことを人の携帯でしてるってのかよ』
怜「そこはほら、女の子のヒミツや」
京太郎『はいはい、とりあえず清水谷にかわってくれ』
怜「んー、伝言なら受け付けるで?」
京太郎『一応プライベートなことなんだけど』
怜「知っとるよ。今度の休み、竜華と遊ぶんやろ? 二人で」
京太郎『なんだ、聞いてたのか。まぁ、昼からの約束だったけど、午前中からでもいいかなって思ってさ』
怜「ふむ……つまり約束の時間より早く来れると」
京太郎『そうなるな。じゃあ伝えといてくれ』
怜「……ちょい待った」
怜「ならその時間、うちに付き合ってくれへん?」
京太郎「着いたー。この前来たばっかだけど大阪だぜ」
京太郎「しっかし、バスでの長旅は結構きついな」
京太郎「さて、園城寺は?」
怜「やっほー」
京太郎「おう、待ったか?」
怜「待った、めっちゃ待った」
京太郎「あれ、おかしいな。こういう時って今来たとこ、とか言うものじゃ……」
怜「漫画と現実を混同するのはやめましょう。トキちゃんとの約束やで?」
京太郎「じゃあ、曲がり角で転校生と衝突して後で同じクラスだと分かってあー! ってのも……?」
怜「……」フルフル
京太郎「そんな……まさか」
怜「……現実では、起こらへんのや」ポン
京太郎「ちっくしょう! 俺はこれから何を目標に生きていけばいいんだよ!」
怜「強く、生きるんや」
京太郎「園城寺……」
怜「須賀くん……」
京太郎「よし、行くべ」
怜「せやな。時間ももったいないし」
京太郎「いやー、やっぱなんだかんだでお前と話すのは楽しいわ」
怜「ツッコミおらんのがちょい寂しいけどなぁ」
京太郎「そんで、結局なんの用なんだよ。まさかただ遊ぶってだけじゃないんだろ?」
怜「うん、話早くて大助かりや」
京太郎「なんだ、麻雀だったら相変わらず弱っちいぞ?」
怜「うちもそこは大して変わらんわ」
京太郎「そうか、お互い大変だな」
怜「まったくやな……で、本題やけど」
怜「須賀くん、竜華と付き合うとるん?」
京太郎「清水谷と? 違うよ?」
怜「そっか、少し安心した」ホッ
京太郎「安心って……」
京太郎(おいおい、なんだよこれ)
京太郎(いきなり会いたいって言われて来てみれば、清水谷と付き合ってるかだって?)
京太郎(しかも、答えを聞いて安心しただって?)
京太郎(いや待て、こういうパターンは大抵肩透かし)
京太郎(でも、もしかしたらという場合も……!)
京太郎「そ、それってどういう事なんだよ」
怜「つまり、単刀直入に言うとな……」
怜「うちら、恋敵やねん」
京太郎「……ぉう、さすがに予想外だぜ」
怜「同じく竜華のふとももを狙う者同士、正々堂々と勝負やで?」
京太郎「ちょっと待て、頼むから同じレベルに置くのはやめろ」
怜「ま、まさか胸まで狙って……!」
京太郎「へいお嬢さん! お願いだから送ってないメッセージを受信するのは勘弁なっ」
京太郎「はぁ……」
怜「ため息をつくと幸せ逃げるで?」
京太郎「あのな? わざわざ長時間バスに揺られてきた俺の気持ちも考えてくれ」
怜「そこはほら、美少女のお願いってことで」
京太郎「うるせっ」ムニィ
怜「ふみゅっ」
京太郎「あー、柔らけー」ムニムニ
怜「ひゃめて~」
京太郎「はいはい」パッ
怜「ふぅ……もう、女の子のほっぺを無許可で触るとか、ありえへんわ」
京太郎「そんなぷにぷにの頬っぺたしてる方が悪い」
怜「ちょっ、おまわりさ――むがっ」
京太郎「シャレにならんからストップで」
怜「むー、むー!」
京太郎「まったく……病弱キャラはどこいったんだか」
怜「あぁもう、貞操の危機だったー」
京太郎「人聞きの悪さ半端ねぇな」
怜「でも人によってはセクハラやで?」
京太郎「うっ」
怜「まぁ、うちは寛大やから」
京太郎「さっすが! 病弱系美少女は心が広い」
怜「ふふん」
京太郎「とまぁ、冗談はさて置き……体は大丈夫か?」
怜「ん、最近はいい感じやな」
京太郎「ならいいけどさ。あんま無理すんなよ」
怜「そこらへんは竜華にいっつも言われとるわ」
京太郎「はは、それもそうか」
怜「せやで――」フラッ
京太郎「言ったそばから!?」
怜「あうっ」
京太郎「ふぅ、キャッチ成功」
京太郎「もっかい聞くけど、大丈夫か?」
怜「……ちょい疲れちゃったみたいやな」
京太郎「病院は?」
怜「ちょっと休めば大丈夫やで」
京太郎「そうか……ならどっか座れるとこに移動しようぜ」
怜「せやな……っとと」フラフラ
京太郎「……あんま大丈夫そうには見えないな」
怜「ごめん、ちょい肩貸して」
京太郎「しゃあないな……ほれ」
怜「え?」
京太郎「おんぶだよおんぶ。早いとこ乗っとけ」
怜「あ、うん」
怜(相変わらずやな、うちの体)
怜(もう、ホント勘弁してほしいわ)
怜(情けない通り越して呆れられとるやろな)
怜(……背中、広くて暖かい)
怜(それに、なんかいい匂い……)
京太郎「生きてるかー?」
怜「生きとるよー」
京太郎「じゃあそろそろ降ろすぞ」
怜「え、もう?」
京太郎「公園のベンチで休もうぜ。疲れたんだろ?」
怜「あ……せやな」
京太郎「少しは良くなったか?」
怜「座ってるし、大丈夫やで」
京太郎「まぁ、しばらくは様子見だな」
怜「……ごめん、うちのわがままで」
京太郎「気にすんな。俺にも得がないわけじゃないし」
怜「得?」
京太郎「可愛い女の子とデートしてるんだぜ?」
怜「か、可愛いって」
京太郎「いつも自分で言ってるだろ」
怜「せやけど」
京太郎「だから気にすんなって。それに、女の子は多少甘え上手な方が好かれるぞ?」
怜「甘え上手……」
京太郎「俺は普段大阪にいないレアキャラだからな。甘えられるうちに甘えとけ」
怜「わかった。じゃあ……」
京太郎「……まさか俺がする羽目になるとは」
怜「甘えていいって言ったやん」
京太郎「そうだけどさ、肩にもたれるとかそっち系をだな」
怜「苦情は受け付けないでー」
京太郎「まぁいいけどさ……それで、どんな感じ?」
怜「んー、まずは硬い」
京太郎「そりゃ、清水谷のに比べたらな」
怜「でも、悪くないで」
京太郎「そうか?」
怜「よし、現地妻に認定する!」
京太郎「俺は浮気相手か!」
怜「でも、須賀くんってプレイボーイやな」
京太郎「はぁ?」
怜「あちこちで女の子引っ掛けてそう」
京太郎「悪いけど、ナンパ目的で声かけたのは一回だけだからな」
怜「一回はあるんかいっ」
京太郎「そりゃあ、好みどストライクの子がいればなぁ」
怜「で、その子とは?」
京太郎「……微妙に避けられてる」
怜「ぷっ」
京太郎「そんなわけだからプレイボーイってのは違うだろ」
怜「えー? 一日に二人の女の子とデートするのに?」
京太郎「いやいやいや、デートっつっても友達とだし」
怜「須賀くんがそう思うんならそうなんやろな。須賀くんの中ではな」
京太郎「……とりあえずその目はやめてくれ」
怜「おはよー」
竜華「あ、おはよう」
怜「で、この前のデートどうだったん?」ニヤニヤ
竜華「で、デートって……須賀くんとはまだそんなんじゃ」
怜「ほほう、まだときましたか」
竜華「あ、ちがっ」カァァ
怜「あはは、竜華わっかりやすいわ」
竜華「もうっ」
セーラ「なんやなんや、二人共珍しく朝から元気やな」
怜「ま、恋敵やし」
セーラ「誰と誰が?」
怜「それは……内緒ってことで」
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