私的良スレ書庫
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元スレ結衣「え!?ヒッキーって彼女いるの!?」
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折本「雪ノ下さーん!」
雪乃「あら、こんにちは折本さん。珍しい動物を連れているのね。」
八幡「出会い頭に俺の人間性否定すんのやめてくんない?」
折本「雪ノ下さん、こんな目の腐った動物いないって」
八幡「なに、消去法なの?俺の目の腐り具合からしか人間と断定できないの?」
小町「雪乃さん、こんにちは!」
雪乃「あら、小町さんも一緒なのね。こんにちは。」
折本「雪ノ下さんもなんか見に来たの?」
雪乃「ええ、まぁいろいろと。」
八幡(猫コーナーに赤丸ついてる……)
小町「せっかくだし、雪乃さんともご一緒しませんか?ね、かおりさん!」
折本「うん!あたしもそう思ってた!」
雪乃「そ、そう?でも、じゃまにならないかしら……」
折本「んなわけ無いじゃん!寧ろ八幡が邪魔なまであるし」
八幡「ちょ、ばっかお前!集団行動だとだいたい黙ってるから全然邪魔にならねぇよ?さっきだって、俺に意見求められなかったしな!」
雪乃「ドヤ顔で言うことじゃないのだけれど……」
ーーーーー
折本「はー、楽しかったー……あれ?」
雪乃「」ジー
折本「雪ノ下さん?」
雪乃「折本さん。……小動物コーナーはもういいの?」
折本「うん、ここら辺で止めとかないとずっといちゃうからさー、小町ちゃんはもうちょっといるって」
雪乃「そう……本当に動物が好きなのね…」ジー
折本(……あれってパンダのパンさん?欲しいのかな?)
八幡『あいつ、すっげー負けず嫌いだから───』
折本「」ピコン
折本「ねぇ雪ノ下さん、勝負しない?」
雪乃「勝負……?」ピクッ
八幡(やれやれ、疲れたぜ……)
折本「あ、はちまーん。」
八幡「おー、……ん?」
雪乃「……」
八幡「雪ノ下、そのぬいぐるみどうした?」
雪乃「」ピクッ
折本「……」ニコニコ
雪乃「……そ、そこの、クレーンゲームで───」
雪乃「か、かおり、さん、が取ってくれたの……///」カァァ
八幡「」
折本『そう、このクレーンゲームでこのぬいぐるみ取った方が勝ち。勝者は敗者の言うことを「2つ」なんでも聞くこと』
折本『もちろんハンデはあげる。あたしは1回につき、雪ノ下さんは5回ぐらいチャレンジしてもいいよ』
折本『まぁこのゲーム、慣れてないと難しいから、雪ノ下さんには勝てないと思うけどねー』
折本『お、そうこなくっちゃ!じゃあ先行は雪ノ下さんからで!』
折本『ふふ、あたしの勝ちだねー。それじゃあ命令!はい、このぬいぐるみを受け取ること』
折本『そしてもう一つは───』
八幡(卑怯くせー。こいつクレーンゲーム……っていうか、ゲーセンのゲームほとんど得意だってのに……)
折本「雪乃ちゃんってパンさん好きなんだねー?」
雪乃「え、えぇ、ちょっと思い入れがあって……」
八幡(まぁ、雪ノ下も満更じゃなさそうだし、結果的にはよかったのか……?)
ワンっ!
雪乃「ひっ?!」
折本「あれ?」
八幡「ん?」
小町「かわいかったー。あ、お兄ちゃーん!」
サブレ「わんっわんっ!グルルル!」
結衣「こ、こらサブレ!ダメだってば!!」
雪乃「ひ、比企谷君っ、い、犬が……っ!」
折本「ち、ちょっと!?なんかあたしに向かってめっちゃ唸ってるんだけど?!可愛いのに怖っ!」
八幡「お、お前ら落ち着け……(つーか服と一緒に肉掴んでるから、痛い痛い近い、あ、いい匂い……)」
吠えるサブレに雪乃と折本が八幡を楯にしている。
小町「………」
小町「しゅ、修羅場!?」
八幡「いや絶対違うだろ」
今日はここまでー
毎回こんくらい更新できたらいいなー
あ、あと一応終わり方は決めてやす。原作で9巻 αぐらい書こうかなって感じです。
でわまた来週ー
>>209
サブレは主人より八幡好きだから……
サブレは主人より八幡好きだから……
>>211八サブ……ふむ
無害な顔して八幡と小町の兄妹丼楽しんでるカマクラさんが最強ってそれずっと言われてることだから
交通事故から助けてもらい、首輪までプレゼントされる
これは強固なフラグ立ってますねぇ……
これは強固なフラグ立ってますねぇ……
中三の頃
>>13より、デート中
八幡「……」←MAXコーヒー飲んでる
折本「ねぇ、キスしよっか?」
八幡「ゴフッ!けほっ、えほっ!!お、おま、何言ってっ!?」
折本「ぷはっ!なにテンパってんの?マジウケる!」
八幡「けほっ、そ、そりゃそんなこと言われたら驚くだろ……」
折本「えー、今時キスなんて珍しく無くない?クラスでしてない子の方が珍しいよ」
八幡「え、マジか?」
八幡(最近の中学生ってそんな進んでるの?は、破廉恥よ!)
折本「まぁ、あたしもしたこと無いんだけどね。」
八幡「え?そ、そうなのか?」
折本「なに、あたしってそんな軽そうに見える?」
八幡「いやそういうわけじゃないが……」
八幡(したことないのにあんなに軽く言えるのか、最近の中学生怖い!あ、俺も中学生だった)
八幡「……つーか、お前は嫌じゃないのかよ?」
折本「はぁ?嫌だったらこんなこと言うはずないし」
何言ってんの?みたいな表情をする折本。少し癖のあるミドルヘアが風に揺れ、乾いた秋風と共にミントの香りが鼻腔を擽る。
不意に右肩を引かれ、彼女と向き合う形にされる。その鋭い視線は真っ直ぐに俺の瞳を射抜き、そらすことを許してはくれない。
「………八幡が、いいの」
艶のある唇から溢れる言葉は、か細く、甘えたような、しかし弱々しい声色で。
その表情も、目は潤み、頬は赤らみ、真剣ながらもどこか不安そうな顔色で。
そのどちらも、普段の彼女からは想像もできないもので、まるで魔法にでもかかったかのように、俺の体は動かない。
これがギャップ萌えの付加効果か……だ、誰か、ラムの実をくれ!
折本「……ねぇ、八幡」
優しく囁いた彼女は、軽く唇を窄める。ゆっくり目を閉じると、意外と長い睫毛が際立って見えた。
その様子に再び俺は固まる。同時に修正というか、今迄の経験則から、周囲の様子を伺ってしまう。
夕暮れの公園、周りに人影はなく、誰かに見られてる様な感じもしない。
これ本当に大丈夫だよね?何処かにウォッチングルームとかあって、キスしようとすると「しゅーりょー!」とか聞こえてきたりしないよね……
長年負け続け、培い続けてきた俺の懐疑心は、しかし次の瞬間、唇に当たる柔らかな感触によって、俺の思考から吹き飛んでいった───
折本「───うわ、あっまー」
顔をしかめながら、今自分が飲んだMAXコーヒーの缶を睨みつける折本さん。そんな睨んでも練乳は抜けませんよ?
折本「八幡、よくこんなの飲めんね。甘党なの?」
八幡「あぁ、人生は苦いからな。コーヒーぐらい甘くていいだろ」
折本「なにその格言、ウケる」
クスクスと笑いながら、再びMAXコーヒーを口に含んでは、甘いはずの味に再び苦い顔をする。なんだよ、そんな顔するなら飲まなけりゃいいのに、ドMなの?
そう思いながら俺もMAXコーヒーを啜ると折本が口を開いた。
折本「こんなんがあたしのファーストキスの味なんてなー」
盛大に、吹き出した。
むせ返り咳き込んでいると、折本がケラケラ笑いながらハンカチを貸してくれた。
八幡「よ、よくそういうこと、けほっ、簡単に言えるよなっ……」
折本「あっはは、八幡ってからかい甲斐があるからさ。ウケる」
八幡「あのなぁ……」
思わず溜息を零しながら、その横顔を見つめる。頬を染めながら嬉しそうな顔で缶を揺らしている。そんな様子を見ながら、思う。
果たして今のこの状況は、正しいのか、と。
学校のアイドル、とまでは言わないが、折本かおりはそれなりに人気者だ。
優れた容姿にサバサバした性格。人当たりが良く、誰にでも気軽に話しかける、優しい女の子。その優しさに勘違いする男子も少なからずいるだろう。
少し前までの俺のように。
最近、いや、元々陰口とかは叩かれてはいたと思うけど、今まで以上に奇異の目を向けられるようになった。
原因は明確である。折本かおりが、俺との関係を公にし始めたことだ。
最初、周りにばれたくないどころか俺をうざがってすらいた彼女が、どういう風の吹き回しか、俺と一緒にいる時間が増えていき、挙句の果てに質問されれば「付き合ってる」とばっさり答えている。やだ折本さん、男前!
そのことによって、「折本がオタ谷と……!?」「あのかおりちゃんがナルヶ谷と!?」「嘘だと言ってよバーニィ!!」などなど、聞こえる陰口が2割り増しぐらいになった気がする。
しかし、俺だけではない。
折本かおりも、また奇異の目を向けられていた。
俺の陰口を聞く能力、八幡網(ハチマントラ)によれば、「なんで折本がヒキガエルと……」「うそー、かおり趣味悪くなーい?」「俺のかおりに……許すまじ」という声が聞こえてくる。っていうか俺一回もちゃんと呼ばれてないんだけど、泣いていい?
いや、俺のことはいい。今までの生活とそんな変わらないからな。
問題は折本だ。
恐らく彼女自身、こういった陰口を叩かれてることは、わかっているのだろう。
当の彼女は別に気にしている様子はない。
しかし、これから起こりうる展開なんて、容易に想像できる。
俺は学校で……少なくとも自分の学年では、馬鹿にされ、見下され、蔑まされる存在であり、そうすることが他の生徒にとっての『通常』である。
しかし、そんな俺と付き合っている、トップカーストの折本かおり。俺と恋愛関係にいる時点で、大袈裟にいえば、彼女は『異常』だ。
そして自分たちとは違う、彼女が辿る末路。
それは、周囲による迫害。
俺と同列に並べ、彼女もまた、その対象とされてしまうだろう。
再び、彼女の横顔を見つめると、目が合い、少しはにかんだ笑顔を見せる。
この笑顔を、守りたい、と
中3だがそんな中2チックな台詞が頭に浮かんできた。
そのために、俺はこの幸せを手放す。
今までが異常で、きっとこの青春ラブコメの方が間違いだったんだ。
だから、これが俺が、折本にできる最善の手なんだろう。
けど、今だけは……
もう少しだけ、この空間に浸っていたかった。
背もたれに首を乗せ、空を見上げる。
鱗雲の広がる秋空は、沈みかけてる夕陽の方から、橙色と紫の、幻想的なグラデーションを映し出していた。
この時、俺はまだ、折本かおりという人物を、甘く見ていたのかもしれない。
優れた容姿にサバサバした性格。人当たりが良く、誰にでも気軽に話しかける、優しい女の子。
『俺の知っている、好きになった折本かおり』とは違う───
八幡「……折本」
折本「ん?」
八幡「その………ありがとな」
折本「なに急に?ウケる」
我儘で、負けず嫌いで、嫉妬深くて、短気で、そのくせどこか臆病で、照れ屋で、動物好きで、基本的にノリで動く軽率な奴だが、底抜けに、優しい───
『俺の知らない、これから好きになる折本かおり』のことを、俺は知らずにいた───。
な、難産だった……だれか国語力プリーズ
バイトが早めに終わればもう一話ぐらい投下しまーす。されなかったら……察して!
バイトが早めに終わればもう一話ぐらい投下しまーす。されなかったら……察して!
個人的に二人のイチャイチャより他のキャラも絡めてそっちの反応の方が見たいな
他の女の子と仲良くなってるSSで雪乃と結衣が苛つかせないことほとんどなかったから二人中心の方がいいな
絡めるにしても小町とか一色とか川崎とかにして欲しい。このSSでもすでに結衣とかすっっっっげえクソうぜえ女になってるし
絡めるにしても小町とか一色とか川崎とかにして欲しい。このSSでもすでに結衣とかすっっっっげえクソうぜえ女になってるし
由比ヶ浜、普通に恋して普通に失恋して綺麗に諦めてるのになんでそんな評価なんだ……
いいか! 平塚先生の前で絶対イチャイチャするんじゃないぞ!
特に休日デートして何気なく入ったら一人で食事してる先生がいてその前でカップル割引使ったりするなよ!
特に休日デートして何気なく入ったら一人で食事してる先生がいてその前でカップル割引使ったりするなよ!
>>237
お前がただ単に由比ヶ浜が嫌いなだけだろ
お前がただ単に由比ヶ浜が嫌いなだけだろ
いやちゃんと全部読んでるけど
結衣メインの結衣は好きだよ。ちゃんと原作みたいな結衣多いから
でも雪乃か結衣以外といちゃいちゃしてるSSの二人は確かに大ッ嫌いだね
原作の二人の原型とどめてなくてただ理不尽に八幡をギャースカ責めたり束縛してたり
なぜか彼女ヅラで無言の圧力かけてたり奇声あげたりしてるのばかりだからね
このSSはそこまでトンチキじゃないけどそれでも十分不愉快だね。原作の結衣好きだから
まあもっとも原作の結衣も7巻以降かなりめんどくさい女になっちゃってるけど、
これは八幡が二巻からずっと由比ヶ浜はそうなるって暗に言い続けてるからしゃーない
結衣メインの結衣は好きだよ。ちゃんと原作みたいな結衣多いから
でも雪乃か結衣以外といちゃいちゃしてるSSの二人は確かに大ッ嫌いだね
原作の二人の原型とどめてなくてただ理不尽に八幡をギャースカ責めたり束縛してたり
なぜか彼女ヅラで無言の圧力かけてたり奇声あげたりしてるのばかりだからね
このSSはそこまでトンチキじゃないけどそれでも十分不愉快だね。原作の結衣好きだから
まあもっとも原作の結衣も7巻以降かなりめんどくさい女になっちゃってるけど、
これは八幡が二巻からずっと由比ヶ浜はそうなるって暗に言い続けてるからしゃーない
つーかなんでもかんでも嫌いなんだろアンチだろって思考停止してりゃ楽だし自分偉くなった気になって幸せなんだろうけどね
ハタから見てると馬鹿みたい
ハタから見てると馬鹿みたい
みんなの評価 : ★
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