私的良スレ書庫
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元スレ結衣「え!?ヒッキーって彼女いるの!?」
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折本「ふーん、比企谷って私のこと好きだったんだ、ウケるw」
折本「いーよ、付き合ってみよっか」
折本「あ、でもみんなには内緒にね……って、比企谷喋る友達いないかw」
折本「それじゃあよろしくね、八幡」
こうして、俺と折本は付き合い始めた。
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入学式の日
八幡「いや、確かにモーニングコールしてくれとは頼んだけどよ、早すぎじゃない?」
折本『だって、八幡なら無駄に高校生活に期待しちゃって、もう起きてるかなって思って』
八幡「…(なんで分かるんだよ、こいつエスパー?)」
折本『あ、図星だった?うけるw』
八幡「いや、うけねーから。いいだろ、ちょっとくらい期待したって」
折本『んー、でも私はちょっと心配だけど?別の高校で、八幡が浮気しないかどうか』
八幡「安心しろ、そんな可能性は0だ。むしろ俺が浮気されるまである。」
折本『……なに、八幡、自分の彼女のこと信じれないの?』
八幡「完っ全にブーメランだぞその台詞。」
折本『安心しなよ、八幡みたいな癖の強い男と付き合ってたからか、他の男とかなーんかつまんなく見えるんだよねー』
八幡「……褒め言葉として受け取っておく」
折本『うん。じゃあこの後、◯◯公園で待ち合わせね』
八幡「おう、じゃあまた後でな」ピッ
八幡「(少し早いが、先に行って待っとくか……)」
八幡「……褒め言葉として受け取っておく」
折本『うん。じゃあこの後、◯◯公園で待ち合わせね』
八幡「おう、じゃあまた後でな」ピッ
八幡「(少し早いが、先に行って待っとくか……)」
30分後
折本「………遅い」
折本「(携帯かけても繋がんないし、まさか二度寝した?ありえなくは無いけど、八幡、時間だけはいつも守っていたのに……)」
折本「(まぁでもまだ時間的にはかなり早いし、来たらなんか奢ってもらお)」
───ざわざわ
折本「(ん……?なんか向こうが騒がしいな……ちょっと行ってみよ!)」
折本「(あれ?あの自転車って………っ!?)」
折本「す、すいません!ここでなんかあったんですか!?」
野次馬「おぉ、なんでも高校生が犬を庇って車に引かれたらしい。わけーのに大した根性だ。」
折本「っ……」
パカッ(携帯を取り出し、八幡にかける)
折本「………」
折本「お願い……出てよっ……」グッ
折本「そ、そうだ!」
ポチポチ
プルルルル、かちゃ
折本「あ、も、もしもし小町ちゃん?!」
病院にて
八幡「(入院3週間か、とんだ高校「ぼっち」デビューだ……)」
ガラッ
折本「はぁ……はぁ……」
八幡「お、折本?お前学校は……?」
折本「そんなことより、小町ちゃんから聞いた。入学式の日に骨折とか、マジうける……」
八幡「いや、これ本気で笑えねー」
ギュ
(八幡の服を掴み胸に顔を埋める)
八幡「お、おい……?」
折本「怖かった……事故って聞いた時、もしかしたらもう会えないんじゃないかって」
八幡「………」
折本「こ、この扉開けたら、は、はち、八幡、が……白い顔で、ね、眠ってたら、ど、どうしよってっ……」
八幡「……悪かったよ」
折本「ホント……こーいうの、ウケないからっ……二度とすんな、ばかっ……」
八幡「…あぁ、善処する」ナデナデ
折本「っ……」グスン
八幡が退院して3ヶ月
日曜日
折本「八幡、友達できた?」
八幡「……び、平等を重んじるのが俺のモットーであり」
折本「いないんだね」
八幡「た、端的に言えば」
折本「まぁ、3週間も経てばグループとか出来上がっちゃってるもんねー、その大事な時期に入院とか、まじウケる」
八幡「いや、うけねーから。いいんだよ、つーかたぶん事故にあってなくてもぼっちだったと思うぞ?あのリア充(笑)どもの空気はどうも合わん」
折本「またそういうことを……はぁ、でも、こういう捻くれたとこも好きになっちゃうんだから、恋って不思議だよねー」
八幡「……急に何言ってんだよ」プイッ
折本「あ、照れてるー!きもっ」
八幡「そこはウケろよ。泣くぞ」
折本「でも八幡」
八幡「ん?」
折本「見つかるといいね……八幡の求める本物」
八幡「……忘れてくれって言っただろ」
折本「忘れるわけないじゃん。マジウケる」
「いや、ウケねーから」と、何時も通りのやりとりをかわす。季節は夏。少しだけ涼しくなる夕方時に、木陰のベンチに座る2人。
そこのコンビニで買ったカップアイスは溶け始めてきている。
折本「……でも、ねぇ八幡」
呼びかけられ隣を向くと同時に、口に柔らかな感触が当たる。それが彼女の唇であると気づくのに数秒かかった。
彼女の手に握られてるバニラアイスの風味と僅かな吐息と共にそれは口から離れる。一瞬の出来事に惚けていると、折本は立ち上がり、俺の正面に向き直った。
───1番は私だからね
そう言った彼女の顔は夕日に照らされてか、はたまた照れからか、ほんのりと赤く染まっていた。
ほんと、叶わない。俺は彼女に翻弄されっぱなしだ。
しかしこんな日々を、ひどく気に入っている自分がいるなんて。
ほんと、ウケるよな。
「ねぇ、学校で話しかけて来ないでよ、みんなに内緒にしたいって言ったじゃん」
「は?デート?無理無理、誰かに見られたらヤバイじゃん!」
「メール?あ、ごっめーん、昨日7時にはもう寝ちゃっててさー」
「あれ、あんた1人?他の掃除係は?……帰ったんだ。ふーん、まぁ頑張ってね。」
「いつもいつもよく1人で掃除できるね?サボっちゃえばいいのに、そういうとこ律儀なんだね?」
「なに?別に暇だし、まぁ一応付き合ってるわけだから、手伝ってあげる」
「へぇー、よく私があの子のこと嫌いってわかったね?んー、ちょっと馬が合わないっていうかー」
「ねぇ、小町ちゃんって本当に八幡の妹なの?似てなさすぎじゃない?マジウケる!」
「八幡、今度デートしよっか?誰かに見られたらどうするって?別によくない?付き合ってるんだし。ほら、細かいことは気にしない!」
「はぁー、八幡といると楽だなー。女の子っていろいろ大変なんだよ?」
「今更だけど、最初の方ごめんね。私、超感じ悪かったよね」
「ねぇ、キスしよっか?ぷはっ!なにテンパってんの?マジウケる!」
「嫌だったらこんなこと言わないし、………八幡が、いいの///」
「………どういうこと?さっきクラスの子が、「やらせてくれそーだから付き合った」って八幡が言ってたって……」
「別れるって……せめてちゃんと理由教えてよ。あんな嘘じゃなくて、本当のことを!」
「トップカースト?私のいるべき場所?何それ、意味わかんない。全然ウケないんだけど」
「っ……そっか、考えは変わらないんだね……八幡の気持ちはよーくわかったよ」
「明日、覚悟しといて、学校にいられなくしてやるから」
『HR中の全校生徒の皆さん!おはよーございます!3年C組。折本かおりです!』
『私は同じクラスの比企谷八幡とお付き合いしています!』
『八幡は、ぼっちで、捻くれてて、普段キョドり方キモくて、私服のセンスださくて、目が腐ってて、マジウケるけど!』
『貧乏くじ引いても弱音も吐かないで、実は結構気遣い上手で、コミュ症に見えて実は話すと結構楽しくて、私の汚いところもわかってくれた上で私のこと好きでいてくれて、一緒にいるとすっごい楽で、自分が悪人になっても、嘘をついてでも私のことを守ろうとしてくれた、王子様みたいな人で!』
『そんな八幡のことが、私は大好きです!』
『どうだ八幡!私があんなんであんたのこと嫌いになるわけないじゃん!マジウケる!』
『恥ずかしくて学校来れなくしてやるんだから!ざまぁみろ!!』
『八幡スキスキ!愛してる!アイラービュー、アイニーヂュー、アイウォンチュ』ブツッ
「なんで八幡も反省文書かされてんの?マジウケる」
「ふーん、私のせい?元はといえば、あんな嘘ついてまで別れようとした八幡が悪い」
「恨むんなら、勘違いで告白した昔の自分を恨むべきじゃない?」
「……後悔、してる?あの時、告白したこと」
「……そっか、私も後悔してないよ。オッケーの返事出したこと!」
「これからもよろしくね、八幡」
はい、本当、誰と誰だよっていう感じですよね。
言い忘れてましたが、>>1の勝手な折本さん解釈で話を進めて行きます。
これは折本(八幡)じゃないだろーって言われるの覚悟でイチャつかせるつもりなんで、よろしくお願いします。
おまけ
折本「───」
懐かしい夢を見た。
八幡に告白された時、正直キモいと思ったけど、ちょっとからかってやろうと思って告白を承諾したんだ。今思うとかなり最低なことしてるけど……
でもそのうち何故かいつもぼっちな八幡に惹かれていって……
気づいたら私の方がベタ惚れしていた。
そして校内放送を使った公開告白───
折本「うわああぁぁぁ!////」
あれは今思い出しても布団にくるまって叫びたくなる。
これが黒歴史というやつか……
いやでも事故は起こったしひっきー奉仕部入らなくても奉仕部経由で知り合うだろ
9巻折本ちょっとかわいかったし期待
9巻折本ちょっとかわいかったし期待
二年次春
折本「あっははは!そんな作文書いたらそりゃあ怒られるわ!マジうける!」
八幡「るせー。はぁ、しかも罰とかでわけわからん部活に入れられるし、最悪だ…」
折本「奉仕部だっけ?ぷぷ、人助けの部活とかうける。どこのスケット団?」
八幡「お前さっきからうけすぎだから。まぁ、ちょっと内容は違うが似たようなもんだな。けど、依頼なんて全然こねーし、ただ俺が雪ノ下に罵られてるだけだしな」
折本「……」ジッ
八幡「折本?」
折本「その雪ノ下さんって、可愛い?」
八幡「あ?まぁ、可愛いんじゃねぇの?自分でも言ってるぐらいだしな」
折本「…私とどっちが可愛い?」
八幡「は?お、お前何聞いて―――」
折本「」ジーッt
八幡「…あ、あくまで俺の主観的意見だが……」
折本「……」
八幡「お、折本さんの、方が、か、可愛いの、ではないでしょうか……?」
折本「……ふふ、なんで敬語なの?マジうける///」
八幡「いやうけねーから、勘弁してくれ…」
折本「あっははは!そんな作文書いたらそりゃあ怒られるわ!マジうける!」
八幡「るせー。はぁ、しかも罰とかでわけわからん部活に入れられるし、最悪だ…」
折本「奉仕部だっけ?ぷぷ、人助けの部活とかうける。どこのスケット団?」
八幡「お前さっきからうけすぎだから。まぁ、ちょっと内容は違うが似たようなもんだな。けど、依頼なんて全然こねーし、ただ俺が雪ノ下に罵られてるだけだしな」
折本「……」ジッ
八幡「折本?」
折本「その雪ノ下さんって、可愛い?」
八幡「あ?まぁ、可愛いんじゃねぇの?自分でも言ってるぐらいだしな」
折本「…私とどっちが可愛い?」
八幡「は?お、お前何聞いて―――」
折本「」ジーッt
八幡「…あ、あくまで俺の主観的意見だが……」
折本「……」
八幡「お、折本さんの、方が、か、可愛いの、ではないでしょうか……?」
折本「……ふふ、なんで敬語なの?マジうける///」
八幡「いやうけねーから、勘弁してくれ…」
折本「そーいやさー、なんで私は名前で読んでんのに、八幡は苗字呼びなわけ?」
八幡「いや、そりゃお前……今までそれで呼んでたし、今更変えんのってなんか不自然だろ?」
折本「自分が恥ずかしいだけじゃん?」
八幡「うぐっ」
折本「ほら、呼んでよ。じゃないと私も比企谷って呼ぶことにするから」
八
八幡「い、いやでもだな……」
折本「ねぇ、『八幡』」ウワメヅカイ
八幡「っ―――」
八幡「……か」
八幡「きゃおりっ」
折本「―――っ!!」←腹抱えてその場にうずくまり爆笑している
八幡「っ/////」←耳まで真っ赤にして両手で顔を塞いでいる
折本「は、はぁ。なんでそこで噛むかなー。八幡らしいけど、マジうける」
八幡「あぁ、今のはうけてもしょうがない。くそ、もう絶対名前で呼ばねー」
折本「えー、しょうがないなー。じゃあふたりきりの時は別にいいけど、お互い知った顔がいるときは名前で呼ぶこと」
八幡「善処す……え、ちょっと待って、すっごい自然に言ってたけど、普通逆じゃね?」
折本「だって思い知らせる必要があるじゃん。私達のラブラブっぷりをさ。」
八幡「いや、別に必要ないだろ。前にも言ったが、俺に浮気なんて甲斐性はないぞ?」
折本「自信満々に言うことかなそれ?…でも私は必要あるけどね」
八幡「なんでだよ?」
折本「いやー、実は私けっこうキモい男に告られててさー。彼氏いるって言ってんのに聞いてくんないんだー。マジうざい」
八幡「…ほーん」
折本「お、何々妬いてんの?だーい丈夫、私は八幡一筋だから!」
八幡「さいですか…」
折本「ふふ、よし。お腹減ったし、サイゼでも行く?」
八幡(お、折本の口からサイゼだと…!)
八幡「…あは、折本がサイゼとか、マジうける!」
折本「なにそれ、私の真似?キモいからやめて」
八幡「……ひゃい」
たぶん先生に友達はいないけど彼女はいるって言って信じてもらえなかったんだろう
部室にて、携帯番号交換のくだり
結衣「ヒッキーの場合、メールする相手いないから指が退化してんじゃない?」
八幡「失礼な、俺だって折本とメールぐらいするっての」
結衣「折本?誰それ友達……あ、ごめん」
八幡「なんで謝るんだよ。いや、友達ってーか……彼女だけど」
結衣「」カシャン
八幡「おい、それ俺の――」
雪乃「」ズデーン
八幡「雪ノ下!?なんで椅子から転げ落ちたんだ!?」
結衣「ひ、ヒッキーにか、かかかかかか彼女……!?」ガタガタガタ
雪乃「由比ヶ浜さん落ち着いて、この男にそんなのいるわけないじゃない。かわいそうに、彼はもう手遅れなのよ」
八幡「人を心の病気みたいに言うんじゃねぇよ。いや、気持ちはわかるけどよ」
結衣「わかっちゃうんだ。……え、ほ、ほんとにいるの?」
八幡「だからいるってーの。えーっと、あった。ほれ」スマホスッ
結衣「ど、どれどれ?」
雪乃「……」
口元つり上がっている(笑っている)八幡と片手ピースに笑顔でウインクしている折本のツーショット。
結衣「か、可愛い……」
雪乃「えぇ、そうね…それで比企谷くん、これはなんてゲームのキャラクターなのかしら?」
八幡「ちげーよ、ちゃんと三次元に存在してるわ」
結衣(そっか、ヒッキー彼女いたんだ…)
結衣「」スッ(スライド)
八幡のホッペにキスしてる折本、顔真っ赤にしてびっくりしてる八幡。
結衣「」バタン
八幡「ゆ、由比ヶ浜!?」
雪乃「由比ヶ浜さん!?しっかり!」
八幡「どんだけ衝撃だったんだよ…」
木材さんの反応が気になるww
あとこの八幡は戸塚に対してどう反応することやら
あとこの八幡は戸塚に対してどう反応することやら
>>46職場権学で八幡が専業主夫って書いて平塚先生に呼ばれて部室に行くのが遅れて、部室に着いたら八幡を探し回っていた由比ヶ浜が来て探し回るの面倒だからって理由つけて交換した
ちょっとアニメと小説がごっちゃになってるんでそこらへんご了承ください
毎週水曜更新を目指す
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