私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「原村部長は!」咲「かわいいなぁ!」和「……むぅ///」
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〈とある二人は悪友同士〉
華菜「お腹空いたー。天江ー、どっか入って飯食おー」
衣「代金は折半だからな」
華菜「ワリカンって言えよワリカンって。お前の口調いちいち小難しくてみんな困ってんの。主に華菜ちゃんが」
衣「貴様の低脳さに合わせてこれでも平易な言葉を選んでやっているのだ!」プンスカ
華菜「低脳とか言うなし!! ジョジ○でも規制が入ったNGワードなんだからなー!」プンスカ
衣「衣の預かり知ったことかー!!」
カン!
〈とある三人の昼飯事情〉
店員「申し訳ございませんお客様、相席よろしいでしょうか」
華菜「おうおう遠慮することないし!」
衣「衣は貴様との相席を遠慮したい」
店員「お客様、お席が取れました。こちらにどうぞ」
照「どうもありがとうございます」ペッコリン
衣「!?」
華菜「!?」
カン!
〈とある二人は先輩後輩〉
華菜「なななな、なんでこんなとこに宮永照が!? 本物!?」
照「ここのスイーツが絶品だと聞いて」ジュルリ
華菜「本物だー!?」ガーン
衣「ど、どうもお久しぶりです、宮永プロ」ペコリ
華菜「偽物!?」ガーン
衣「どういう意味だ池田の分際で!!」
照「あ、ゴッドアルティメットレインボーネオギャラクシーマスターオッドアイズリベリオンパフェ1つください」
華菜「なに言ってんのこの人!?」ガーン
衣「社会人になるにあたって、ハギヨシに厳しく指導されたのだ」
照「もぐもぐ」
衣「目上の人間には最低限、敬語を使えとな」
華菜「当たり前っちゃあ当たり前のことなんだけど、お前がやると違和感バリバリだよ」
衣「それを抜きにしても衣は……私は、全力で挑んでこの人に敗れている」
照「ばくばく」
衣「無論悔しくはあったが、清々しくもあった。かつて咲に敗れた時のように」
華菜「天江……」
衣「単純に、人間として尊敬できるお人だ、ということだな」
照「んぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐ///」テレテレ
華菜(……そうか?)
カン!
〈とある二人の意外な因縁〉
照「けっぷ、ごちそうさま。ところでそっちのあなたは、池田華菜さん?」
華菜「!?」
衣「な、なにゆえ池田ごとき有象無象の名が貴女の口から!?」
照「咲からよく聞いてた」
華菜「あ、な、なんだ。妹さんから。そうですか」ホッ
照「あなたにも姉妹がいるんだって?」
華菜「はいっ。口やかましいけど可愛い妹たちです! 今頃元気にしてるかなぁ……」
衣「むー! むー! 衣だって龍門渕に帰れば、可愛い妹分がいっぱいいるんだからなー!」
華菜「お前『が』妹分の間違いだろ」ケラケラ
衣「やかましいわこの懈怠者がー! 衣が一番お姉さんなんだー!」プンプン
照「ふふ」クスクス
照「咲ってコミュ力の割には、よく年上の女の子に懐くでしょ?」
華菜「あー」
衣「確かに、斯様な印象はあります」
照「……前に一度聞いてみたんだ。尊敬してる先輩は誰かって」
衣「ふむん」
照「竹井久さん、染谷まこさん、加治木ゆみさんに恭子……末原恭子さん」
華菜「(一部除いて)納得の面子ですねー」
照「いろんな名前が出てきたよ。もちろん天江さん、あなたの名前もね」
衣「ふふん」フンス
照「で、さらに。その中で誰が一番かって聞いたら……」
衣「これは衣だな」
華菜「いーや華菜ちゃんは加治木先輩に賭けるね」
照「池田さん」
華菜「なんですか?」
照「だから、池田さん」
華菜「??」
衣「……よ、よもや?」
照「咲が一番尊敬してるのは、あなたなんだって。池田華菜さん」ニッコリ
華菜「え……ええええええええええええええええええええええええええええええっっっっ!?!?!?!?!?」
華菜「ななななんで!? なんでなんでなんで!? 華菜ちゃんそんな大したことしてないし!?」オロオロ
衣「な、なにかの間違いではないのですか!?」
照「ま、細かい理由は本人にでも聞いてよ。今大事なことはね」
照「咲がその後に続けて、こう言ったんだ」
照「『池田さんみたいな人がお姉ちゃんだったらなぁ』――って」
二人「「……」」
照「私を見ながら……これ見よがしに……タメ息までついて……」ズーン
華菜「そ、それは先輩にもなにかしらの落ち度があったんじゃ」
照「 い け だ さ ん ? 」ゴッ
華菜「みぎゃっ!?」ビクッ
〈とある二人は悪友でライバル〉
華菜「」プシュープスプス
照「ありがとうございました。いい麻雀でした」スッキリ
衣「宮永プロ」
照「うん?」
衣「この程度で池田華菜という雀士を『折った』、などとはゆめ思わぬことです」
照「……」
衣「なにしろこやつは、この私に三度敗れて尚、いつか私を倒すなどとのたまっている――筋金入りの阿呆ですから」ニヤ
照「……うん、知ってるよ。そう言ってたから」
衣「……ああ、なるほど。そういうことですか」
照「そういうこと」ニコ
華菜(なんかいい話っぽいけど、だったらなんで華菜ちゃんボコられたんだし……?)プスプス
カン!
〈とある二人は副将大将〉
穏乃『灼さん灼さん灼さん!』
灼「ど、どしたの穏乃、急に電話してきて」
穏乃『お誕生日おめでとうございます!!』
灼「……誕生日なら先週過ぎたんだけど」
穏乃『ところで話は変わりますけど!!!』
灼「あっはい」
穏乃『阿知賀で赤土さんの次に灼さんと仲がいいのって、私ですよね!?』
灼「……はい?」
〈とある二人は中堅副将〉
憧『お電話変わりました新子です! 灼さん誕生日おめでとう!』
灼「これはこれはご丁寧にどうも……」
憧『私よね!? ねえ灼さん、シズより私よね!?』
灼「……」
穏乃『こらーアコー! 私と灼さんは副将大将の絆で結ばれた仲なんだぞー!!』
憧『それ言ったら私だって中堅副将よ!!』
ワーワー
灼(一番の親友は玄だけど黙っておこ……)
〈とある二人は奈良盆地貧(以下略)〉
【ハートビーツ二軍戦会場】
灼「やえ先輩やえ先輩やえ先輩」
やえ「三回も呼ばなくても聞こえてるから」
灼「それでね、それでね、穏乃と憧が私のことで……!///」
やえ「うん、わかったわかった嬉しかったのね。でも三回聞けば十分よ」
灼「でも私の一番はやっぱりハルちゃんだし、あ、でもでも一番に尊敬してる先輩っていったら宥さんだし、誰か一人パートナーを選べって言われたら玄になるしで私もう怖……! なにこの状況幸せすぎて怖……!///」ムフー
やえ「いいからとっととツモれ鷺森ィ!!! あと誕生日おめでとう!!!」
カン!
〈とある二人も先輩後輩〉
【Roof-top】
まこ「コーヒーお待たせしましたご主人様」
一太「……染谷さぁ。前から言いたかったんだけどさぁ」
まこ「なんでしょうご主人様」
一太「2年前僕がロリコンだとか言い触らしたの君だろ!! おかげでえらい迷惑したんだよこっちは!!」
まこ「疑惑はわしが言い出す前からあったしあんたがロリコンなのは事実じゃろうが!!!」
一太「ロリコンじゃないよ小さいものが好きなだけだよ!!!」
まこ「ミニコン!?」
久「あんたら意外と仲いいわよね……」ズズー
カン!
〈とある二人は会長副会長〉
久「副会長、例のもの持ってきてくれた?」
一太「会長、わざとでしょうけどその言い方やめてください。会長の口から出るといかにもいかがわしい取引に聞こえるんですよ」
まこ「なあ。なんでロリコ……内木先輩は久に敬語なんじゃ? それも会長副会長って、とっくに引退したじゃろうが」
久「……」
一太「……」
久「幾星霜の付き合いで身体に刻みついた」
一太「脊髄反射的上下関係?」
まこ「ロリコンの上にSMとか引くわー」
一太「僕にSM趣味はない!!」
久(ロリコンは否定しないのね……)
カン!
〈とある三人は清澄卒業生〉
まこ「ところで例のものとは?」
一太「ああ……清澄麻雀部の後援会、あるだろ?」
まこ「ありますね。わしの時も世話になりました」
久「私が清澄をサポートするためにとってる諸々の行動。必要経費を一部、後援会に負担してもらってるのよ」
まこ「ああ、なるほど」
一太「交通費ぐらいしか使ってないみたいだから、たかが知れた額なんだけどね」
久「大学生には交通費だって馬鹿にならないのよぉ」
まこ「理解はしたが、なんでそれを麻雀部とは無関係な内木先輩が仲立ちしとるんじゃ?」
久「……ほら、私ってこんな性格だからさ。適当にお金をちょろまかさないか心配されてて、それで内木くんが」
一太「会長は後援会の人の前に出るのが恥ずかしいんだよ」
久「ちょっ!? 内木くん!?」
まこ「ほほう」ニヤリ
一太「曲がりなりにも清澄の初代部長だしね。後援会行くとそれこそ、神のごとく崇められるか孫のごとく可愛がられるかの二択で、それが恥ずか」
久「やめなさいやめなさいやーめーなーさーいー!///」ジタバタ
まこ「」ニヤニヤ
久「ううう///」プシュー
まこ「いつかの動画といい、先輩は久を動揺させる天才じゃなぁ」ケラケラ
一太「伊達に4年も下僕をやってないさ」フフン
まこ「今初めて先輩を尊敬しました。尊敬できるロリコンとか生まれて初めて出会いました」
一太「二言余計だよ!!!」
久「お、覚えてなさいよ内木ぃぃ……!///」
カン!
今日のテーマは「ロリ・先輩・尊敬」でした
ご一読ありがとうございました
ご一読ありがとうございました
副会長がいい味出してるね、乙!
天使が叩かれるってのが、クリスティアで特殊召喚を封じてのフェアーチャーによるバーンしかしないかららしい
天使が叩かれるってのが、クリスティアで特殊召喚を封じてのフェアーチャーによるバーンしかしないかららしい
乙
天使は思い出補正もあるだろうけど、クリスティアも大きいんだろうなぁ
今でもフリーでだって極力やりたくない
天使は思い出補正もあるだろうけど、クリスティアも大きいんだろうなぁ
今でもフリーでだって極力やりたくない
おつおつ
咲ちゃんが尊敬する先輩は直接対戦した人ばっかだね
即ち自分からは声かけられないというのが手に取るように(^_^;
咲ちゃんが尊敬する先輩は直接対戦した人ばっかだね
即ち自分からは声かけられないというのが手に取るように(^_^;
乙
照のポンコツぶりでは池田がお姉ちゃんだったらなぁという気持ちは痛いほど分かる
照のポンコツぶりでは池田がお姉ちゃんだったらなぁという気持ちは痛いほど分かる
そんな照姉さんが京太郎君以上の実力を持つハギヨシさんと出会うのは何時に成るやら…
あ…ミッポさんと華菜ちゃんに胃袋を掴まれる日も近いのか!?
あ…ミッポさんと華菜ちゃんに胃袋を掴まれる日も近いのか!?
>>381
望さんも居ますよ…(震え声)
望さんも居ますよ…(震え声)
霞さんはお姉ちゃん通り越してもうお母さんだからなあ(目逸らし
〈彼と彼女の中学時代〉
【三年前】
カーカー
京太郎「……」ボー
咲「きょーちゃんっ」ポン
京太郎「っ、と。咲か」
咲「夕暮れの河原で一人たそがれる、か。青春だね」
京太郎「かっこいいべ?」ニカッ
咲「ううん、イタい」ニッコリ
京太郎「」ゴツン
咲「あいたっ」
京太郎「……」
咲「部活、今日で引退だってね」
京太郎「ん」
咲「三年間お疲れ様」
京太郎「ありがとよ」
咲「隣、座っていい?」
京太郎「ん」
咲「よっこいしょういち、っと」
京太郎「おっさんか」
咲「うっさーい」コツン
京太郎「あいてっ」
咲「……ふふふ」クスクス
京太郎「……」
咲「……」
京太郎「高校、なんだけどさ」
咲「うん?」
京太郎「スポーツ推薦、ってヤツ? 内々定のさらに一歩前ぐらいだけど、話が来てんだよな」
咲「おお、いいねぇ楽できて。受験生真っ盛りな私に対するイヤミかな?」
京太郎「辞退しようと思ってんだ」
咲「……」
京太郎「全部、出し切った感じがするんだ。あの決勝で。これ以上は……もういいかな、って」
咲「そっか」
京太郎「なんも言わねーのな」
咲「………………な資格なんて、私にはないから」ボソ
京太郎「え?」
咲「それじゃあ普通に受験だよね。どこ受けるの?」ニコッ
京太郎「ん、ああ。それな。それ考えてたんだよ。なにせまだ親にも担任にも言ってねーからさ」
咲「えー。そこはハンドに対する未練とかでうじうじしてようよ。そういうシーンだよここ」
京太郎「しねーよ! うじうじしてろってどんなアドバイスだ!」
咲「あはは」
京太郎「……未練はさ、特にないんだ。なんかまた、高校に入ってからでも、夢中になれるもん探すよ」
咲「ふうん。本とかどう? 読書、趣味にしてみない?」
京太郎「あー。いっそのことそういう文化系もありか」
咲「こっちの世界もいいもんですぞ? 相談してくれればおススメの教えるよー」
京太郎「文学少女の本領発揮ってか……はは」
ポタッ
京太郎「……ん?」ゴシ
咲「……」
京太郎「んっ、と、悪い。あれ、どうしたかな? なんか目が」ゴシゴシ
ポタッポタポタ
京太郎「あ、くそっやべぇ、なんだこれ」ゴシゴシ
咲「……京ちゃん。京ちゃんは、がんばったよ」
京太郎「!」
咲「私みたいな、中学三年間なあなあに過ごしたのと違って、京ちゃんは、全部全部燃やし尽くしたんだから」
京太郎「っ……」
咲「だからなんにも、恥ずかしいことなんかないんだよ?」ニコ
京太郎「~~~~~っっ!!」ポロポロ
咲「……」
京太郎「さ、きっ、わ、り。向こう、向いて、て、くれるか?」
咲「うん」
京太郎「ご、めん、っく……ごめん、な。見ないで、んっ、ほしいんだ……」
咲「うん。わかった。見ない」
京太郎「……ありがとな」スン
咲「見ないけど。そのかわり」
京太郎「あ?」
ストン
京太郎「……なにこれ」
咲「背もたれ」
京太郎「はぁ?」
咲「見ないでほしいんでしょ? だったらほら、こうして」ペタン
咲「背中合わせなら、問題ないよね?」
京太郎「……ばっかじゃねーの。膝抱えて俯きたい時に背もたれとか。意味ねーだろ」クックッ
咲「えー。いいアイデアだと思ったんだけどなー」クスクス
京太郎「ほんとお前は、いつもどっかしら抜けてんだからなぁ」
咲「すいませんねー」ベー
京太郎「今舌出したろ」
咲「えっそんなの見えないでしょ」
京太郎「見えなくてもわかんの。だいたいの空気的なアレで」
咲「空気的て。もっと他に言い方ないの?」
京太郎「……存在アトモスフィア?」
咲「ゴウランガ!」
京太郎「グワー!」
咲「ふふふ」
京太郎「ははは……あ、はは……はははっ」ポロッ
咲「……」
京太郎「う、わぁ……あぁああ……」ポロポロポロ
京太郎「……あぁ。だいぶすっきりしたわ」ゴシゴシ
咲「よかったね」
京太郎「な、咲。お前、高校ではどうすんの?」
咲「高校? 第一志望なら清澄だけど」
京太郎「そうじゃなくて。あれだ、なんか部活とかやんねえの?」
咲「……私には、ほら。本があるし」
京太郎「お前さ、さっき言ったじゃん。『中学三年間なあなあだった』って。後悔してます、って風に聞こえたけどな」
咲「!」
京太郎「……悪い、踏み込みすぎたな。無理強いするようなことでもないんだろうけどよ」
京太郎「でも俺は、たった今、お前に助けてもらったから」
咲「……」
京太郎「だからもし、お前が迷惑じゃなかったら……」
咲「……」
京太郎「お前が夢中になれるもん。三年間なあなあにならずに済むような、楽しめるもん」
咲「……」
京太郎「俺も探すの、手伝うよ」
咲「……」
京太郎「……」
咲「情けは人のためならず、だね」
京太郎「え。や、やっぱ迷惑だったか?」アセアセ
咲「あはは。京ちゃん、意味間違えてるよ。受験するなら国語も勉強しなきゃ」
京太郎「あ、うん」
咲「……」
京太郎「……」
咲「……楽しみにしてるね」ニコ
京太郎「! へへっ、任せとけ!」ニカッ
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