私的良スレ書庫
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元スレ咲「クク…是非に及ばず…」
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和「……」
モモ(? どうしてツモらな…)
和「ロンです」
モモ(なっ――!?)
睦月「まさか!?」ガバッ
智美「ステルスモードのモモが――」ガタッ
睦月「振り込んだだとッ!?」ガタタッ
佳織(みんなノリノリだなぁ)ポヤーン
モモ(? どうしてツモらな…)
和「ロンです」
モモ(なっ――!?)
睦月「まさか!?」ガバッ
智美「ステルスモードのモモが――」ガタッ
睦月「振り込んだだとッ!?」ガタタッ
佳織(みんなノリノリだなぁ)ポヤーン
モモ「私の捨て牌が見える…?そんな、見えないんじゃ…」
和「? よくわかりませんが、『捨て牌が見えない』とか…」
和「――そんなオカルトありえません」
モモ「!」
和「私からははっきりと見えますよ――そう、まるで画面越しに見る卓上のように――」
モモ「……っ」
和「? よくわかりませんが、『捨て牌が見えない』とか…」
和「――そんなオカルトありえません」
モモ「!」
和「私からははっきりと見えますよ――そう、まるで画面越しに見る卓上のように――」
モモ「……っ」
モモ(…それじゃあこの人にはステルスが一切通じないってことっすか…?)
モモ(あ~~~~…そうなると、この人とはガチの麻雀ってことっすか…)
モモ「……」フッ
モモ(――でも、それはそれでいつもより楽しめそうっすね――!)ユラッ
モモ(あ~~~~…そうなると、この人とはガチの麻雀ってことっすか…)
モモ「……」フッ
モモ(――でも、それはそれでいつもより楽しめそうっすね――!)ユラッ
稔「副将戦終了――!!」
稔「後半は東横選手と原村選手の一騎打ちとなり、まさかの名門校が後塵を拝する結果となりました――!!」
稔「無名校二校の健闘という番狂わせ…そしてついに――」
稔「決勝戦も大将戦へと突入します――!!」
咲「……」フゥ
咲「それじゃあ――征ってくるッ!!」ゴッ
咲「……」トテトテ
和「……」スタスタ
咲「……」ピタッ
和「……」
咲「………、…………、……あの、原村さ――」
和「――宮永さん」
咲「……?」
和「今はまだ…」スッ
オオォォォォォォオ――
和「…ですから。この試合が終わったら…八月までの間の少しだけ、麻雀のことを忘れてたくさんお話しましょう。私、宮永さんと話したいことがいっぱいあるんですよ」
咲「……!」
和「だから――」
咲「……うん」
和「今はまだ…」スッ
オオォォォォォォオ――
和「…ですから。この試合が終わったら…八月までの間の少しだけ、麻雀のことを忘れてたくさんお話しましょう。私、宮永さんと話したいことがいっぱいあるんですよ」
咲「……!」
和「だから――」
咲「……うん」
稔「――大将戦!鶴賀学園からは三年加治木ゆみ!現在トップの清澄からは原村和と同じく一年の宮永咲!風越からは昨年に引き続き大将を務める池田華菜!」
稔「そしてその池田選手との因縁の相手とも言える龍門渕の――」
咲「……ッ」ゾクッ
和「?」
咲「この感じ…そうか。クク…鎧袖一触、とはいかなさそうだな…!」
稔「神懸かり的な闘牌を見せる前年度MVP!インターハイ最多獲得点数記録保持者!!」
咲「――天江衣!!」
天江衣「――」ガカッ!
稔「大将戦の幕が今開こうとしています――!!」
カン!
稔「そしてその池田選手との因縁の相手とも言える龍門渕の――」
咲「……ッ」ゾクッ
和「?」
咲「この感じ…そうか。クク…鎧袖一触、とはいかなさそうだな…!」
稔「神懸かり的な闘牌を見せる前年度MVP!インターハイ最多獲得点数記録保持者!!」
咲「――天江衣!!」
天江衣「――」ガカッ!
稔「大将戦の幕が今開こうとしています――!!」
カン!
おつ
ようやく公開黒歴史が開幕するな、原村さん録画準備大丈夫ですか?
ようやく公開黒歴史が開幕するな、原村さん録画準備大丈夫ですか?
ちっこいのに自信満々に宣戦布告したら即座に覇気にあてられてなっさけない顔になる咲さんかわいい!
>>364
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おつ!遂に次回両雄会い見えるのか
あと控え室のかおりんかわいい
あと控え室のかおりんかわいい
>>277の
>ゆみ「麻雀は運ではない――が、半荘数回程度では素人がプロに勝ち越すことだって有り得る」スッ
>ゆみ「――蒲原」パチン!
>智美「あい」
>ゆみ「射程に入った的を逃がすな」
>智美「撃ち落とせばいいんだろう?――風越を!!」ニヤッ
ほんとすき
>ゆみ「麻雀は運ではない――が、半荘数回程度では素人がプロに勝ち越すことだって有り得る」スッ
>ゆみ「――蒲原」パチン!
>智美「あい」
>ゆみ「射程に入った的を逃がすな」
>智美「撃ち落とせばいいんだろう?――風越を!!」ニヤッ
ほんとすき
咲はたまに素になるところがすごく可愛い
割り切って厨二と普通を使い分けてるキャプテンも素敵
割り切って厨二と普通を使い分けてるキャプテンも素敵
モモ「やーまいったっす。すみません先輩、清澄だけは抜けなかったっす」
ゆみ「…原村にはお前が視えていたようだな」
モモ「あんな相手、初めてっすよ。ちょっと自信失くすっす」
ゆみ「何を言う。区間での収支を見れば誰が活躍したかは一目瞭然」
ゆみ「半荘二回とはいえ、インターミドル王者の原村を下したんだ。――お前が一番だよ、モモ」
モモ「先輩……」
ゆみ「…原村にはお前が視えていたようだな」
モモ「あんな相手、初めてっすよ。ちょっと自信失くすっす」
ゆみ「何を言う。区間での収支を見れば誰が活躍したかは一目瞭然」
ゆみ「半荘二回とはいえ、インターミドル王者の原村を下したんだ。――お前が一番だよ、モモ」
モモ「先輩……」
ゆみ「後のことは全て私に任せろ。仮令力及ばずとも、皆の意志は私が知らしめてこよう――!」
モモ「…信じてるっす。先輩」スッ
ゆみ「ああ」スッ
コツン
ゆみ「さあ。ゆこうか――魔物征伐へと!」バッ
モモ「…信じてるっす。先輩」スッ
ゆみ「ああ」スッ
コツン
ゆみ「さあ。ゆこうか――魔物征伐へと!」バッ
咲(ここが…広い)
華菜「よろしくー」
咲(この人が風越の大将…)
和『絶対に勝ってください!』
咲(……負けられない。勝つんだ。相手が誰であろうと、絶対に!)
咲「――ウム!宜しく。精々我を愉しませることだな!」
華菜「お、おう」
華菜(なんだこいつ…包帯ぐるぐる巻きだし眼帯だし…ちゃんと半荘二回持つのか?うわ、裸足だし。ヘンなやつ)
華菜「よろしくー」
咲(この人が風越の大将…)
和『絶対に勝ってください!』
咲(……負けられない。勝つんだ。相手が誰であろうと、絶対に!)
咲「――ウム!宜しく。精々我を愉しませることだな!」
華菜「お、おう」
華菜(なんだこいつ…包帯ぐるぐる巻きだし眼帯だし…ちゃんと半荘二回持つのか?うわ、裸足だし。ヘンなやつ)
ゆみ「……」スタスタ
咲(彼奴が鶴賀の…では残る一人が――)
華菜「!」ピクッ
ゆみ「……!」ピーン
咲(――顕現れたか!天――)
衣「……」ピョコ
咲「え?」
衣「♪」トテテ チョコン
咲(えぇぇぇ…?)
咲(彼奴が鶴賀の…では残る一人が――)
華菜「!」ピクッ
ゆみ「……!」ピーン
咲(――顕現れたか!天――)
衣「……」ピョコ
咲「え?」
衣「♪」トテテ チョコン
咲(えぇぇぇ…?)
和(あの子が…天江衣――!?)
優希「どう見てもお子様だじょ?」
久「あれであなたたちより一つ上よ」
まこ「実力の方は一つどころじゃすまんかもしれんがのぅ…」
咲(此れが天江衣…?では先程の覇気を此奴が…?俄に信じ難いが…)
華菜(なんかヘンなやつが増えたが…来たな、天江。さて…魔物退治といきますか!)
稔「大将戦開始――!!この半荘二回を制した高校が全国へと行くことができます!」
稔「やはり注目は龍門渕の天江選手ですね。今年はどのような戦いを見せてくれるのか楽しみです!」
藤田(ころたんぺろぺろ)
稔「天江選手と池田選手の因縁に他二校がどれだけ食い込んでいけるか!」
藤田「…どうだろうな。かなり荒れそうだ」
稔「はぁ…?」
がやがや
ヒゲ「すごいですね…天江選手は取材拒否しますから」
西田記者「じゃあ風越を中心にモニターしましょう」
ヒゲ「清澄はどうです?」
西田記者「清澄ぃ?原村和の出番が終わった今見所はないんじゃない?」
ヒゲ「でも…『宮永』咲って、あの宮永照に関係のある人物かも…」
西田記者「まさか!」
ヒゲ「宮永照は何度か撮ったことがあるんですけどね…なんか似てる気がするんですよ、あの子」
西田記者「……」
純(あいつか…清澄の五人目…!)
美穂子(あの上埜さんがアンカーを任せる選手…)パサッ
美穂子「……!」
美穂子(一人じゃない――!?)
美穂子(華菜…気を付けて…!魔物は一人ではないわ…!)
ゆみ「リーチ」
咲「――カン」
ゆみ(トップがわざわざ危険を冒すとはな。ありがたい――)
咲「ツモ、嶺上開花!」ズアッ
華菜(は……!?)
ゆみ(嶺上開花…?)ゾクッ
華菜(そういやこいつの牌譜…)
ヒゲ「どうです?やはり宮永照と…」
西田記者「いやいや、ただの偶然でしょ!あそこでカンするなんて初心者もいいとこ!嶺上開花だなんて…」
華菜(よし!高目を張った!4位のうちとしてはリーチかけたいとこだけど、ここは確実に和了らせてもらう!)
咲「リーチだ」
優希「地獄単騎とか部長みたいだじぇ」
久「一緒にしないでよ。咲は悪い待ちを選んだんじゃなく、カンできる待ちを選んだだけ――」
咲「――カン」
華菜「……!」ゾクッ
華菜(まさか…そんな)
咲「――ツモ、嶺上開花!」ガッ
ゆみ(莫迦なっ…!)
華菜(なんなんだ…なんなんだこいつ…邪魔すんなよ――!)ジワッ
ゆみ(――ドラの自風が暗刻…あと一手で聴牌だが…)
咲「ポンだ!」
ゆみ(清澄の…カンするわりに副露率は高くなかったはずだが…ふむ)
ゆみ「……」キュ
ゆみ(試す価値あり…か)タン
咲(鶴賀の大将、手出しの自風…)キュ
咲(ム、来たか!)
咲「カ――」
咲(――…待てよ?…ククッ、成程な…。面白い、試そうという腹だろうが…こちらが試してやる)
咲「カン!」
華菜(またかよ!…あれ?嶺上牌ツモらないのか…?)
ゆみ(…お見通しというわけか)フッ
ゆみ「そのカンは通さない。ロン、搶槓だ」
咲「ウム!」ニヤリ
咲(ム、来たか!)
咲「カ――」
咲(――…待てよ?…ククッ、成程な…。面白い、試そうという腹だろうが…こちらが試してやる)
咲「カン!」
華菜(またかよ!…あれ?嶺上牌ツモらないのか…?)
ゆみ(…お見通しというわけか)フッ
ゆみ「そのカンは通さない。ロン、搶槓だ」
咲「ウム!」ニヤリ
ゆみ(…呑気に嶺上牌へ手を伸ばそうものなら即座に『その嶺上取る必要なし』とでも言い捨ててやろうと思っていたんだがな)
咲(ククッ…大いに結構!天江衣以外は有象無象の輩と思っていたが…中々に骨のある奴もいたものだ!これが決勝…フフハ、血湧き肉躍る!)
華菜(連続嶺上の次は搶槓?まだ天江衣はロクに動いてすらいないってのに…しかもこいつらこんな状況で笑い合ってる…理解出来ないし…)
ゆみ(しかし…こうも上手くいくとはな…私が次に搶槓を和了るのは数年…で済めばいいが。だが――こいつが真に怪物ならば、こういったこともあると意識に植え付けておくべきか…)
咲(ククッ…大いに結構!天江衣以外は有象無象の輩と思っていたが…中々に骨のある奴もいたものだ!これが決勝…フフハ、血湧き肉躍る!)
華菜(連続嶺上の次は搶槓?まだ天江衣はロクに動いてすらいないってのに…しかもこいつらこんな状況で笑い合ってる…理解出来ないし…)
ゆみ(しかし…こうも上手くいくとはな…私が次に搶槓を和了るのは数年…で済めばいいが。だが――こいつが真に怪物ならば、こういったこともあると意識に植え付けておくべきか…)
咲(さて…これでカンして和了か。だが…)チラッ
ゆみ「……」ゴゴゴゴ…
咲(隠すつもりもない、か。烈々たる気概よ。確か、国士に限り暗槓和了りアリのルールだったな…)
咲(…聴牌…いや一向聴か?いずれにせよ不確実な以上危険を冒すわけにはいかんな…さすがに親の役満は洒落にならん)
咲(チッ…手変わりも厳しいな…。やはり西を槓子で抱えてるのが痛い)
ゆみ(配牌一向聴から動かんな…)
流局――
ゆみ「テンパイ」
咲(直前に聴牌ったか…フッ、我が無意識の内に前局の搶槓を引き摺っていたとでも?…魔王といえど人の子よな)
衣「――無聊を託つ」
咲「はい?」
流局――
ゆみ「テンパイ」
咲(直前に聴牌ったか…フッ、我が無意識の内に前局の搶槓を引き摺っていたとでも?…魔王といえど人の子よな)
衣「――無聊を託つ」
咲「はい?」
咲(え?なんて?)
衣「清澄の大将は厄介だと聞いてわくわくしていたが…」
咲(ぶりょーおかこつ…?武…瞭…を、過去つ…過つって言いたいのかな?武瞭を過つ…なんかかっこいいね。意味わかんないけど)
衣「乏しいな。闕望したよ」ザワッ
衣「そろそろ水戸開きと行こうか――!」ゴッ
咲「っ!」ズアッ
華菜「」ブルッ
衣「清澄の大将は厄介だと聞いてわくわくしていたが…」
咲(ぶりょーおかこつ…?武…瞭…を、過去つ…過つって言いたいのかな?武瞭を過つ…なんかかっこいいね。意味わかんないけど)
衣「乏しいな。闕望したよ」ザワッ
衣「そろそろ水戸開きと行こうか――!」ゴッ
咲「っ!」ズアッ
華菜「」ブルッ
咲(こ…この感じ――!!)ゾゾゾ
衣(…今の、こいつがやったのか?衣と似たような気配…)
咲(キャラ被ってるよ―――――!!)
咲(こっちは小物に頼ってるのに対して向こうは幼女というサブウェポンまで持ってるし…ずるいよぅ…)
衣(…興醒めかとも思ったが、少しはやるのか…?)
衣(…今の、こいつがやったのか?衣と似たような気配…)
咲(キャラ被ってるよ―――――!!)
咲(こっちは小物に頼ってるのに対して向こうは幼女というサブウェポンまで持ってるし…ずるいよぅ…)
衣(…興醒めかとも思ったが、少しはやるのか…?)
華菜「こ、ここ今年も勝てると思ってるのか?」
衣「んー?去年の衣と戦ったのか?ならばそれは忘れてくれ。その時はまだお前達と同じ、ヒトの土俵に立っていたよ」
咲「……」
華菜「…ヒトじゃなかったらなんだって言うんだ?」
衣「フッ、その身で確かめよ」
華菜(…うえ、相変わらず薄気味悪いし…)
衣「んー?去年の衣と戦ったのか?ならばそれは忘れてくれ。その時はまだお前達と同じ、ヒトの土俵に立っていたよ」
咲「……」
華菜「…ヒトじゃなかったらなんだって言うんだ?」
衣「フッ、その身で確かめよ」
華菜(…うえ、相変わらず薄気味悪いし…)
咲「……随分三味線の方は達者のようだ」
華菜「…は?」
衣「ん?」
咲「よく喋る口だと言ったんだ。雑魚に限って口は回る、実に耳障りだ」
衣「……へえ。然らば多くは語らない。『これ』で趨勢を決しよう」
咲「――是非に及ばず」
華菜(あーキャプテンの胸の中に帰りたくなってきた)
華菜「…は?」
衣「ん?」
咲「よく喋る口だと言ったんだ。雑魚に限って口は回る、実に耳障りだ」
衣「……へえ。然らば多くは語らない。『これ』で趨勢を決しよう」
咲「――是非に及ばず」
華菜(あーキャプテンの胸の中に帰りたくなってきた)
ゆみ「…もういいだろうか?」
咲「ウム」
衣「よーしたのしくなってきた!」ピコピコ
華菜(…生きるってつらいなぁ)
咲「ウム」
衣「よーしたのしくなってきた!」ピコピコ
華菜(…生きるってつらいなぁ)
ゆみ(…一向聴から手が進まない…それも七~八巡程度ならばよくあること、だが…)
華菜(配牌からこっち、ずっと一向聴のまま…鳴くに鳴けないし!)
――このツモ、どうかしてる――!
透華「始まりましたわね…衣の支配が」
透華「さすがの私でも衣相手では聴牌率が激減しますわ」
一「あれはつらいよね…思い出すよ、初めて衣と対局させられた時のことを――」
一(――あの夜も、今日みたいな満月だった…)
純「去年は半月だったか」
透華「ですわ!大将の位置ならば必然、試合は夜…衣のチカラが十全に発揮される!満月の時の衣はもうやばやばですわよ!」
ゆみ(どういうことなんだ…?あと一歩…それだけのことが、まるで雲霞を掴むが如き所業のように思えてくる…)
ゆみ(息苦しささえ覚える…まるで――海の底に引き摺りこまれるかのような…)
咲「……」タン
ゆみ「! チーだ!」
ゆみ(張った!)
華菜(ばっ…なんてことするんだ…!)
衣「――フフ、水底はさぞ冷たく苦しいだろう――?」
ゆみ「なっ…!」
衣「――リーチ」チリ…
純「決まったな」
透華「――麻雀はファイナルドローでの和了りに役がつく」
透華「その役の意味は――」
衣「……」スッ ピッ
――海に映る月を撈い取る…!!
衣「ツモ――海底撈月」
ゆみ(これが…!)
――これが天江衣――!!
ゆみ「なっ…!」
衣「――リーチ」チリ…
純「決まったな」
透華「――麻雀はファイナルドローでの和了りに役がつく」
透華「その役の意味は――」
衣「……」スッ ピッ
――海に映る月を撈い取る…!!
衣「ツモ――海底撈月」
ゆみ(これが…!)
――これが天江衣――!!
咲(…海底、か)
ゆみ(…しかし、どういうことだ?ダマでも十分な手を残り一巡でリーチだと?それでは…それではまるで…)
ゆみ(確信しているようではないか――海底で必ず和了ることを――!)
ゆみ「……ふぅ」ギシッ
ゆみ(だが…去年の天江は牌譜を見る限りでは高い手を直撃していくタイプだったはず…海底など県予選では数える程和了っていたくらいだった)
ゆみ(…まだ、嫌な予感がする……)
ゆみ(…しかし、どういうことだ?ダマでも十分な手を残り一巡でリーチだと?それでは…それではまるで…)
ゆみ(確信しているようではないか――海底で必ず和了ることを――!)
ゆみ「……ふぅ」ギシッ
ゆみ(だが…去年の天江は牌譜を見る限りでは高い手を直撃していくタイプだったはず…海底など県予選では数える程和了っていたくらいだった)
ゆみ(…まだ、嫌な予感がする……)
華菜(あーもうっ!なんだこれ…鳴いて仕掛ける気まんまんなのに全然鳴ける気がしないし進まない!)
華菜(…このまま行けばまた天江が海底をツモる…)
華菜(この点差、この状況…じゃあまァ――)ピクッ
華菜(無理してみようか!)
華菜「カン!」
咲(この猫女ァ…!)ピキッ
華菜(嶺上…よし、手が進んだ!さすがにこれが清澄の和了り牌ってコトはないだろーケド…)
華菜(カンで山がずれれば海底牌が変わる…一手で嶺上も海底も潰したし!華菜ちゃんの頭脳プレーだし!)
華菜(しかもツモ順も変わって天江が海底コースから外れた…!あとはこれを和了るだけ!)
咲(貴様をまたたびにしてやろうか…!)ギラギラ タンッ
衣「ポン」
咲「!」
華菜(コースに戻った…!?)
華菜(カンで山がずれれば海底牌が変わる…一手で嶺上も海底も潰したし!華菜ちゃんの頭脳プレーだし!)
華菜(しかもツモ順も変わって天江が海底コースから外れた…!あとはこれを和了るだけ!)
咲(貴様をまたたびにしてやろうか…!)ギラギラ タンッ
衣「ポン」
咲「!」
華菜(コースに戻った…!?)
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