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    元スレモバP「俺もアイドルの持ち物を物色したい」

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    101 :

    石質にしよう

    102 = 98 :

    「どうします、のあさん?」

    のあ「……そうね。この漬物石からは何か感じるものがあるわ。それが何かまでは……わからないけれど」

    「なるほど。ますます気になるな……のあさんならどうします? 目の前のオーパーツ、このまま見なかったことにできますか?」

    のあ「……興味はあるわね。貴方こそ、どうしたいの?」

    「やっぱりここは――>>103

    103 :

    叩き割って中身をみる

    104 :

    「叩き割って中から何が出るか見てみたいですね」

    のあ「……そう。止めはしないけど」

    「早速行ってきます。それとのあさん、あなたレッスン中じゃなかったですか?」

    のあ「呼ばれるような気がしたから……」

    「あとでお尻ペンペンですからね、それじゃ」

    のあ「……。望むところよ」




    「ビルの屋上からアスファルトに向かって投げつければさすがに割れる、よな?」

    「人がいないのを見計らって、それ!」

    どうなった?
    >>105

    105 :

    割れなかった

    106 :

    割れたが何も出てこない

    107 :

    アスファルトにめり込むも傷しか付かない

    108 = 104 :

    「あれっ、割れないのか」

    「となると生半可な衝撃じゃ無理だな。ひとまず回収して考え直そう」



    「……無い。この辺のはずなんだけど」

    「たしかにくぼんでるしここに落ちたんだから近くにある、よなあ? んー」

    「まあいっか、見なかったことにしよう。漬物石なんてなかったんだ」

     ズシッ

    「ん……なんだか肩が重いな。気のせいか? 何もついてないし……」

    「……気のせい気のせい! さあ戻って>>109のバッグでも漁ってみるぞ!」

    109 :

    とときん

    110 = 104 :

    「愛梨のバッグ、何が入ってるんだ?」

    「大学生だし参考書とかそういった類のものがあったりして。それとも暑がりだからタオルとか着替え多めに入ってるとか」

    「開けてみればわかるか。何かいいもの出てきますように」

    「うーむ……」ゴソゴソ

    「こ、これは――」

    >>111じゃないか!」

    111 :

    ケーキのレシピ本

    112 :

    流石あざとい

    113 = 104 :

    「なんだこれ、ケーキのレシピ本?」

    「そういやあいつの趣味ってケーキ作りだった。レシピって持ち歩くものなのか? まあいいや」

     Pは ケーキのレシピ本を 手に入れた!

    「ケーキならともかくレシピじゃ腹は膨れないしなー……あんまりいらないけど貰っとこう」

    「さて次はっと、>>114のバッグに決めた」

    114 :

    雪美

    115 :

    あやめ

    116 :

    仁奈

    117 = 104 :

    「雪美かー。雪美は普段何を持ち歩いてるんだろう? 想像つかん」

    「まあでも10歳の女の子なんてそんなたいしたもん持ってないよな、ある意味安心」

    「……安心? 俺は何を言ってるんだ、ここはうちの事務所だぞ」

    「………………」ゴソゴソ

    「こ、これは――」

    >>118じゃないか!」

    118 :

    Pと自分のへその緒

    119 :

    Pが昔飼っていた猫に付けていた物と同じ首輪

    120 :

    Pがくれたネックレス

    121 :

    え、何それは・・・

    122 = 104 :

    「えっ? これ、えっ?」

    「…………えっ? へその緒……? えっ?」

    「……本物だ。なんでこんなもの、そもそも俺のは実家にあるはずなのに……。なにこれ」

    「黒魔術めいた妖しさ満点の雪美の奇行に俺はこれからどうしたらいいんだろう……」

     Pは 自分のへその緒を 取り戻した!
     Pは 雪美のへその緒を 手に入れた!

    「とりあえず出方をうかがってみるか。こんなものでも世界に二つとないわけだし、何らかのアクションを起こすだろう」

    「……あとで実家にセコムしてるか聞かないと」

    「それはそれとして>>123のバッグを漁って気を落ち着かせるとしようか」

    123 :

    124 = 120 :

    岡崎

    125 = 104 :

    「聖、か。うーん……」

    「前回のインパクトが強すぎて滅多なものじゃ驚かなさそうだ。そもそも滅多なものを持ち歩かないでほしいものだが」

    「聖ならそんな心配はないだろうけど、だからこそ心配にならざるを得ない」

    「ざわざわ……」ゴソゴソ

    「こ、これは――」

    >>126じゃないか!」

    126 = 106 :

    スノーグローブ

    127 = 104 :

    「これは……えっと、何て言うんだったか。そうそう、スノーグローブだ」

    「ああ、イメージ通りの物を持っててくれて心が安らいだよ。ありがとう、聖」

     Pは 聖のスノーグローブを 手に入れた!

    「それを容赦なく懐におさめる俺はきっと特別な存在なんだと思う」

    「ふぅ、だいぶかっぱらったぞ。>>128のバッグで今日のところは終了かな?」

    129 = 120 :

    岡崎

    130 = 104 :

    「泰葉のバッグか。必要以上の物は持ち歩かないイメージだけどはたして」

    「これまで有象無象いろいろ見つけてきたからなあ、もう何が出てきてもおかしくない」

    「俺のパンツが入ってて沈んだ頃が懐かしい……さあ、いこう」

    「はあはあ……」ゴソゴソ

    「こ、これは――」

    >>131じゃないか!」

    131 = 120 :

    あげたネックレス

    132 = 106 :

    こけし

    133 = 114 :

    これは持ってっちゃあかん奴や

    134 = 104 :

    「……これは俺があげたネックレスじゃないか。安っぽくてもいいからって珍しくねだられたんだっけ」

    「ははっ、こんな子供だましを大切に持っててくれるなんてな。泰葉……」

    「俺があげたものが出てくるのは初めてか。あげたもの取り返したってなんだかなあ、どうしたもんか」

     ガラッ

    (!? こんな時に限って……!)

     >>135が あらわれた!

    135 :

    お嬢

    136 :

    ちゃんみお

    137 :

    岡崎

    138 = 104 :

    「少々おいたが過ぎたようじゃの、Pよ」

    「巴か……何のことだ?」

    「しらばっくれる気か? 人の大切にしとったもん勝手に持ち出して」

    「……」

    「悪いが、そればっかりは見過ごせん。往生せいや、P」

    (くっ、どうする? 俺が今持ってる物といえば……)


    1.パンツ(凛から取り返した)
    2.パンツ(周子から取り返した)
    3.自分のサインと判入り婚姻届(くしゃくしゃに丸めてある)
    4.法螺貝(芳乃の)
    5.過激な少女漫画(乃々の)
    6.杏の入ったバッグ
    7.ケーキのレシピ本(愛梨の)
    8.自分のへその緒
    9.雪美のへその緒
    10.スノーグローブ(聖の)


    (なにか、なにか武器はないのか!? 巴がこの場を見逃してくれそうな物は……!)


    何を差し出してみますか?
    >>139

    140 = 104 :

    「まあまあ、ここは一つこれで手打ちを」スッ

    「ん? 何じゃこれは?」

    「わたくしめのへその緒にてございます。何卒どうかこれで」

    「へその緒? へその緒じゃと!?」

    「え、ええ……(なんだ? へその緒に何か意味があるのか?)」

    「聞いたことがある。幾日の間、自分のと異性のへその緒を昼も夜も絶えず所有し続けた者は――」

    (えっ、なにこれ)

    >>141……らしい。それを差し出すと言うんじゃな?」

    141 :

    死ぬ時まで一緒

    142 :

    夫婦の証

    143 :

    や嬢正妻!

    144 :

    完全勝利

    145 = 136 :

    関係ないけどお嬢のガチャ今日の15時までだったなぁ(ちひろ感)

    146 :

    余りに唐突なお嬢ルートで草不可避

    147 :

    だが待って欲しい、雪美は一体いつからいつまで持ち続けたのかと言うことだ

    148 :

    (死ぬ時まで一緒? 雪美……俺と死ぬまで一緒にいたかったというのか?)

    「……あ、ああ。男に二言はない。だからここで見たことはどうか」

    「わかった、そういうことなら話は変わってくる。まずは頂くとしようかの」

     Pは 自分のへその緒を 巴に差し出した!

    「ほう、これが……」

    「なんだか感慨深そうだな」

    「いや、これでうちとPは晴れて一蓮托生かと思うとつい、な」

    「……意外だ。噂か迷信か、何かは知らないけど巴がそんな不確かなものに執着するとは」

    「ふん、言っとれ。そんなもんにすがってでもうちはPが欲しい。断ち切れぬ縁が欲しい。そう思っとっただけじゃ」

    「……」

    「なに悪いようにはせん。うちはアイドルで、お前はプロデューサー。一生続く縁があるというなら、うちのアイドル道はしばらく安泰じゃろ? 縁担ぎとでも思っとればええ」

    「そういうもの、なのか?」

    「さあてな、なるようにしかならんじゃろ。それよりP、うちは今日この時間、こんなところに来なかったし何も見とらん。それでええんじゃな?」

    「え? あ、ああ……」

    「まっ、うちが出しゃばらんでもPはそのネックレス、どうこうしようとは思っとらんかったんじゃろ? そういう男のはずじゃからな」

    「……」

    「恨んでくれてもええ、じゃがこれはもううちのもんじゃ。どれ、願掛けばかりに頼らんようしっかりレッスンせんとな」

    「……」

    「……俺の負け、か」

    149 = 148 :

    それからしばらくして――



    「おはようございます、ちひろさん」

    ちひろ「おはようございます。最近いつも始業10分前にきっちり事務所へきてますね?」

    「ええまあ、毎朝黒い車が迎えにきてくれるもので」

    ちひろ「は、はあ。それより凛ちゃんと周子ちゃんがまたパンツがどうとかでケンカしてるみたいなんですが、何とかなりませんかねぇ」

    「生理かな?」

    ちひろ「それから朋ちゃん、カメラ趣味ができたみたいですね」

    「カメラを持ってたら俺の半径50m以内に近づかないよう言っておいてください」

    ちひろ「そういえば輝子ちゃんがプロデューサーさんと同じ苗字の判子を持ってましたよ。どうしたんでしょうね?」

    「見つけたら随時ボッシュートで」

    ちひろ「それと芳乃ちゃんのことですけど」

    「ええ、今日も俺の背後を無言でついてきてますね。また何か探し物でもしてるんでしょうか」

    ちひろ「乃々ちゃん今日も事務所に来ませんね」

    「新しいの買ってこっそり渡すか……あ、いえ何でもないです」

    150 = 148 :

    ちひろ「きらりちゃんと杏ちゃん、一緒にいるところを見かけなくなりましたね。むしろ杏ちゃんを見かけなくなったような」

    「杏は犠牲になったのだ……はぴ粉の犠牲にな……」

    ちひろ「つかさちゃん、新しいビジネスを思いついたとかで」

    「知りません。漬物石なんて知りません」

    ちひろ「あっ、愛梨ちゃんのケーキのレシピ本見ませんでした? 今度のパーティーに用に使わせてもらう予定だったのですが」

    「タイムリーエラーってやつですね。おお怖い怖い」

    ちひろ「雪美ちゃん、大事にしていたものを無くしてしまったみたいでずっと落ち込んでるみたいなんです。励ましてあげてくれますか?」

    「禿げそうなので今度でいいですか?」

    ちひろ「聖ちゃんも大切なものを無くしてしまったらしくて、最近多いですねこういうこと。もしかして――」

    「それ以上はいけない。大丈夫ですよ、俺がなんとかしておきますから」

    ちひろ「お願いしますね。いつも頼りにしてます、プロデューサーさん!」

    「任せておいてください。さあ、今日も一日頑張りましょう!」








    「――げへへ、今日は誰のバッグからいこうかなあ」

    「……身内の手癖の悪さを躾けるくらい罰は当たらんよな、のうPよ?」

    「ひいっ!?」


    おわれ


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