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元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」一「キミと一緒に、抱き合って」
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ついに京太郎の弟子たちが出会ってしまうのか
しかし、阿智賀と清澄のレジェンドが教師としてまた母校を全国にってのは話題になりそうだ
しかし、阿智賀と清澄のレジェンドが教師としてまた母校を全国にってのは話題になりそうだ
Aブロックからは白糸台と宮守。
Bブロックからは清澄と姫松。
以上の4校が、インターハイという舞台の決勝戦で、鎬を削ることになった。
「なんつーか……」
タブレットに映るニュース。
京太郎が直前に担当した4校の激突。
正直、どこを応援したら良いのやら――と、京太郎は苦笑を零した。
「……まぁ、俺は俺の仕事を頑張らないとな」
向かう先はインターハイ会場。
その先で、どのような結果が待っているのかは、まだ誰も知らない。
キャラ安価下3でー
複数、他校キャラ同士でもあり
Bブロックからは清澄と姫松。
以上の4校が、インターハイという舞台の決勝戦で、鎬を削ることになった。
「なんつーか……」
タブレットに映るニュース。
京太郎が直前に担当した4校の激突。
正直、どこを応援したら良いのやら――と、京太郎は苦笑を零した。
「……まぁ、俺は俺の仕事を頑張らないとな」
向かう先はインターハイ会場。
その先で、どのような結果が待っているのかは、まだ誰も知らない。
キャラ安価下3でー
複数、他校キャラ同士でもあり
インターハイの会場という場は、それだけで特別な空気を持つ。
全国の強者が集まる舞台に、ピリピリした感覚を肌に感じる。
そして今年は、自分の後輩たちがこの舞台に立ち、もしかしたら優勝してしまうかもしれない。
京太郎は感慨深いものを感じて、目を瞑り――
「あっ! アレは!?」
「ん、どうした?」
「やっぱり!!」
「お、おい、淡!?」
……何やら、空気に浸っていた自分をぶち壊すような、聞き覚えのある喧しい声。
呆れながら、京太郎が振り向くと――
あわあわ判定直下
1~30 ……やっぱり、お前か
31~60 バックアタックだ!!
61~98 やっぱり、おま――!?
ゾロ目 ???
全国の強者が集まる舞台に、ピリピリした感覚を肌に感じる。
そして今年は、自分の後輩たちがこの舞台に立ち、もしかしたら優勝してしまうかもしれない。
京太郎は感慨深いものを感じて、目を瞑り――
「あっ! アレは!?」
「ん、どうした?」
「やっぱり!!」
「お、おい、淡!?」
……何やら、空気に浸っていた自分をぶち壊すような、聞き覚えのある喧しい声。
呆れながら、京太郎が振り向くと――
あわあわ判定直下
1~30 ……やっぱり、お前か
31~60 バックアタックだ!!
61~98 やっぱり、おま――!?
ゾロ目 ???
迫り来る足音は、明らかに京太郎を目指している。
この勢い任せの行動力に、先程聞こえた声からして、この足音の主は――
「とう!」
「おわっ!?」
京太郎が振り向くと同時に、両腕を広げて飛び掛かる小さな影。
突然のことに反射的な行動しか取れず、京太郎はその影を抱きかかえるようにしっかりと受け止めることになった。
「えへへ――バックアタックだ!!」
「お前なぁ……」
花も恥らう、などという言葉とは無縁な高校100年生。
大星淡が、満面の笑みを浮かべ、コアラのように京太郎に抱き付いた。
この勢い任せの行動力に、先程聞こえた声からして、この足音の主は――
「とう!」
「おわっ!?」
京太郎が振り向くと同時に、両腕を広げて飛び掛かる小さな影。
突然のことに反射的な行動しか取れず、京太郎はその影を抱きかかえるようにしっかりと受け止めることになった。
「えへへ――バックアタックだ!!」
「お前なぁ……」
花も恥らう、などという言葉とは無縁な高校100年生。
大星淡が、満面の笑みを浮かべ、コアラのように京太郎に抱き付いた。
久しぶりの再会に突撃な淡、あわいい!
ってか教えてる時もこんな感じで京太郎にちょっかいかけてたなぁ
ってか教えてる時もこんな感じで京太郎にちょっかいかけてたなぁ
コアラのようにってことは足と手でがっちり京太郎の腰をホールドしているのだろうかww
この京太郎はすこやんにリベンジかましたって設定あるんだからレジェンドとすこやんに会わせたい
「やた! ついにせんせーから一本とった!」
確かに、白糸台を担当していた時は、似たような淡のイタズラを悉く回避していたが。
「お前なぁ……」
漏れる溜息と苦笑は、彼女のまるで変わらない様子に対して。
自分が初めてこの会場を訪れた時は大いに緊張したものだが、この高校100年生は決勝戦を前にしてもそういったプレッシャーとは無縁らしい。
「えー、ここは感動の再会と弟子の成長に涙するとこでしょー?」
「何言ってんだお前」
画面を通さない現実での接触は久しぶりだが、ネット麻雀では何度も対局したし、チャットもした。
それに、久しいと言ってもたかだか数カ月前の話である。
「それより、離れろ……よ」
「うー……」
幸い、今はマスコミなどはいないが、この場面を他の誰かに見られたら面倒なことになるだろう。
京太郎は淡を引き離そうとするが、彼女も全力で対抗してくる。
大人と子供の力の差もあり、すぐに淡を離せるだろうが――
キャラ安価下3でー
確かに、白糸台を担当していた時は、似たような淡のイタズラを悉く回避していたが。
「お前なぁ……」
漏れる溜息と苦笑は、彼女のまるで変わらない様子に対して。
自分が初めてこの会場を訪れた時は大いに緊張したものだが、この高校100年生は決勝戦を前にしてもそういったプレッシャーとは無縁らしい。
「えー、ここは感動の再会と弟子の成長に涙するとこでしょー?」
「何言ってんだお前」
画面を通さない現実での接触は久しぶりだが、ネット麻雀では何度も対局したし、チャットもした。
それに、久しいと言ってもたかだか数カ月前の話である。
「それより、離れろ……よ」
「うー……」
幸い、今はマスコミなどはいないが、この場面を他の誰かに見られたら面倒なことになるだろう。
京太郎は淡を引き離そうとするが、彼女も全力で対抗してくる。
大人と子供の力の差もあり、すぐに淡を離せるだろうが――
キャラ安価下3でー
そいや決勝ってことは、レジェンドはトラウマを拭えなかったのかな……
――クスッ
小さく笑う声は、ぎゃあぎゃあ騒ぐ二人にも不思議と聞き取れて。
力が抜けた淡がストンと京太郎から降りて、二人一緒に、ポカンとした表情で振り向く。
「……お久しぶりです」
麻雀を齧ったことのある者なら誰もが名前を知る、超大物。
京太郎が強くなり、また現役から退くきっかけを作った女性。
小鍛治健夜が、口元に手を当てて、微笑んでいた。
すこやん判定直下
1~60 現役からは退いたと、聞きましたが……
61~80 待っていますから。今でも
81~98 あなたは、いつも……
ゾロ目 ???
小さく笑う声は、ぎゃあぎゃあ騒ぐ二人にも不思議と聞き取れて。
力が抜けた淡がストンと京太郎から降りて、二人一緒に、ポカンとした表情で振り向く。
「……お久しぶりです」
麻雀を齧ったことのある者なら誰もが名前を知る、超大物。
京太郎が強くなり、また現役から退くきっかけを作った女性。
小鍛治健夜が、口元に手を当てて、微笑んでいた。
すこやん判定直下
1~60 現役からは退いたと、聞きましたが……
61~80 待っていますから。今でも
81~98 あなたは、いつも……
ゾロ目 ???
「現役からは退いたと、聞きましたが……」
チラリと、健夜の目線が隣にいる淡へと向けられる。
知らない女が、先生と親しげに話している。
――気に入らない。
淡は敵意の篭った目線で、健夜を睨み返した。
「誰? おばさ――あいっ!?」
そんな淡の額に拳骨が落とされる。
「こら、失礼だろ……すいません、小鍛治プロ」
「いえ、大丈夫ですよ」
「むー……」
涙目で額を押さえ、二人を交互に見る淡。
何だか蚊帳の外に置かれたような気分で、面白くない。
「……コホン。まぁ、今は教師のようなことをしていまして」
「成る程、それで――」
再度、淡へと向けられる健夜の目線。
淡は、その意味がわからずに小首を傾げた。
チラリと、健夜の目線が隣にいる淡へと向けられる。
知らない女が、先生と親しげに話している。
――気に入らない。
淡は敵意の篭った目線で、健夜を睨み返した。
「誰? おばさ――あいっ!?」
そんな淡の額に拳骨が落とされる。
「こら、失礼だろ……すいません、小鍛治プロ」
「いえ、大丈夫ですよ」
「むー……」
涙目で額を押さえ、二人を交互に見る淡。
何だか蚊帳の外に置かれたような気分で、面白くない。
「……コホン。まぁ、今は教師のようなことをしていまして」
「成る程、それで――」
再度、淡へと向けられる健夜の目線。
淡は、その意味がわからずに小首を傾げた。
「ふふっ……あなたが、須賀プロの教え子だって聞いたら……色々と納得がいったから」
「えっと……?」
「あなたの打ち方が――誰かを、意識してると思って」
言葉を付けたされても、まるで理解出来ない様子の淡に健夜は苦笑して。
目線を京太郎に戻すと、バッグから携帯を取り出した。
「今度、皆と合うんですけれど……良かったら、須賀プロもご一緒しませんか?」
「え?」
「瑞原プロや、野依プロも来ますよ」
「それは……」
「ふふ……気が向いたら、この番号に連絡して下さいね」
最後まで淡を置いてけぼりにしたまま、健夜は軽く手を振って去って行った。
「えっと……?」
「あなたの打ち方が――誰かを、意識してると思って」
言葉を付けたされても、まるで理解出来ない様子の淡に健夜は苦笑して。
目線を京太郎に戻すと、バッグから携帯を取り出した。
「今度、皆と合うんですけれど……良かったら、須賀プロもご一緒しませんか?」
「え?」
「瑞原プロや、野依プロも来ますよ」
「それは……」
「ふふ……気が向いたら、この番号に連絡して下さいね」
最後まで淡を置いてけぼりにしたまま、健夜は軽く手を振って去って行った。
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