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元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」明華「夢でも、あなたの横顔を」
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あ、ちなみに白糸台日常編はゆっくりと好感度とギスギス度を高めて行くパートになります
それじゃ、次のレスから始めますね
それじゃ、次のレスから始めますね
プロローグの未来に向けてじっくり進んでいくわけか
ニヤニヤしちゃうなww
ニヤニヤしちゃうなww
朝の通学路。
大勢の生徒たちに混ざって京太郎も登校していると、何処からか視線を感じる。
京太郎「……ん?」
軽く辺りを見渡すが、知り合いの顔は見当たらない。
気のせいか、と結論付けた京太郎が曲がり角で出会ったのは――
キャラ安価下3でー
大勢の生徒たちに混ざって京太郎も登校していると、何処からか視線を感じる。
京太郎「……ん?」
軽く辺りを見渡すが、知り合いの顔は見当たらない。
気のせいか、と結論付けた京太郎が曲がり角で出会ったのは――
キャラ安価下3でー
「あっ」
「おっ」
朝の通学路で遭遇したのは、チーム虎姫大将の大星淡。
京太郎が照に気にかけてもらっていることが不思議なのか、よく突っかかってくる同学年の女子。
と言っても嫌味なものではなく、子どもっぽい振る舞いなので京太郎も淡のことを悪いようには思っていない。
「ふっふー。今日こそ私が真の金髪だってことを思い知らせてあげるからね」
「互いに地毛だし真も偽もないだろ」
「いーの、そういうものなんだから」
「そうかぁ……?」
京太郎には今一理解出来ない、というか理解出来てはいけないような気がする淡の思考回路。
下らない会話をしながら一緒に歩く通学路。
登校中の生徒たちに混ざって、お揃いの金髪頭が二つ並んだ。
淡判定直下
1~30 普通に登校した
31~60 きょーたろーってさー
61~98 ……なぁ、淡?
ゾロ目 ???
「おっ」
朝の通学路で遭遇したのは、チーム虎姫大将の大星淡。
京太郎が照に気にかけてもらっていることが不思議なのか、よく突っかかってくる同学年の女子。
と言っても嫌味なものではなく、子どもっぽい振る舞いなので京太郎も淡のことを悪いようには思っていない。
「ふっふー。今日こそ私が真の金髪だってことを思い知らせてあげるからね」
「互いに地毛だし真も偽もないだろ」
「いーの、そういうものなんだから」
「そうかぁ……?」
京太郎には今一理解出来ない、というか理解出来てはいけないような気がする淡の思考回路。
下らない会話をしながら一緒に歩く通学路。
登校中の生徒たちに混ざって、お揃いの金髪頭が二つ並んだ。
淡判定直下
1~30 普通に登校した
31~60 きょーたろーってさー
61~98 ……なぁ、淡?
ゾロ目 ???
「きょーたろーってさー」
「ん?」
「こーしてよく見ると、イケメンさんだね!」
「お、おう……」
真っ直ぐに見詰めながらの台詞に戸惑いながら、少し照れる。
麻雀の際にはナチュラルに相手を見下すことも多い淡だが、日常生活ではこういった素直な面が目立つ。
この台詞にも特に深い意味はなく、恐らくは思ったことをそのまま口にしただけなのだろう。
「で!」
「ん、ん?」
「きょーたろーはどう思う? 私のことー」
「えっ」
そして、こう続くことも予想していなかった。
このまま、淡と同じように正直な感想を述べなければならないのか。
「……」
「わくわく」
……正直、可愛いと思う。
少しアホっぽいが、間違いなく淡は美少女である。
だが、それをそのまま口に出すのは恥ずかしい。
「えっと……」
キラキラした目で次の言葉を待つ、淡に対して京太郎は――
京太郎の台詞安価 下3
「ん?」
「こーしてよく見ると、イケメンさんだね!」
「お、おう……」
真っ直ぐに見詰めながらの台詞に戸惑いながら、少し照れる。
麻雀の際にはナチュラルに相手を見下すことも多い淡だが、日常生活ではこういった素直な面が目立つ。
この台詞にも特に深い意味はなく、恐らくは思ったことをそのまま口にしただけなのだろう。
「で!」
「ん、ん?」
「きょーたろーはどう思う? 私のことー」
「えっ」
そして、こう続くことも予想していなかった。
このまま、淡と同じように正直な感想を述べなければならないのか。
「……」
「わくわく」
……正直、可愛いと思う。
少しアホっぽいが、間違いなく淡は美少女である。
だが、それをそのまま口に出すのは恥ずかしい。
「えっと……」
キラキラした目で次の言葉を待つ、淡に対して京太郎は――
京太郎の台詞安価 下3
あわいい(確信)
そして素直な淡と素直になれない思春期の男子高校生京太郎いいねぇ、同い年ってこところがさらにいい
そして素直な淡と素直になれない思春期の男子高校生京太郎いいねぇ、同い年ってこところがさらにいい
「なんつーか……目が離せない?」
「どゆこと?」
「あー、あれだ……手のかかる妹的な」
「ふーん?」
実感がないと言うか、今一理解出来ないのか小首を傾げる淡。
しかし不満はないようで、淡に深く追求されることはなかったが――
「あ、じゃあ」
「なんだ?」
「きょーたろーはお兄ちゃんだね!」
「……は?」
ピン!と頭上に豆電球を浮かべた淡がこれまた変なことを言ってきた。
お兄ちゃん、きょーたろーお兄ちゃん、アニキ、にーちゃん、と考え込むように顎に指を当ててブツブツ呟いている。
やがてしっくりきた答えが見つかったのか、ポンと手を叩く。
「うん、いいかもコレ。同じ金髪だし。しっくりきたかも」
「いや、ちょっと待て」
「なに? お兄ちゃん」
「さすがにそれは、ちょっと」
「えー? 変なお兄ちゃん」
……こうして、淡が飽きるまでの間。
一人の手間のかかる妹が出来上がったのだった。
「どゆこと?」
「あー、あれだ……手のかかる妹的な」
「ふーん?」
実感がないと言うか、今一理解出来ないのか小首を傾げる淡。
しかし不満はないようで、淡に深く追求されることはなかったが――
「あ、じゃあ」
「なんだ?」
「きょーたろーはお兄ちゃんだね!」
「……は?」
ピン!と頭上に豆電球を浮かべた淡がこれまた変なことを言ってきた。
お兄ちゃん、きょーたろーお兄ちゃん、アニキ、にーちゃん、と考え込むように顎に指を当ててブツブツ呟いている。
やがてしっくりきた答えが見つかったのか、ポンと手を叩く。
「うん、いいかもコレ。同じ金髪だし。しっくりきたかも」
「いや、ちょっと待て」
「なに? お兄ちゃん」
「さすがにそれは、ちょっと」
「えー? 変なお兄ちゃん」
……こうして、淡が飽きるまでの間。
一人の手間のかかる妹が出来上がったのだった。
――どうして俺は、麻雀部で美味しいお茶の淹れ方を真面目に研究しているんだろう。
そんなことを考えたのも今は昔。
ドキドキしながら淹れたお茶を先輩に差し出す。
「不味い」
「はー……駄目、ですか」
「うん。少しぬる過ぎたかも」
「成る程……」
メモを一生懸命に取る京太郎と、駄目出しした緑茶を啜る尭深。
この光景だけを見れば、誰もここが強豪校白糸台の部室とは思わないだろう。
「……でも」
緑茶を啜りながら、尭深は――
たかみー判定直下
1~30 悪くない、かな
31~60 ある意味、花丸かな
61~98 ……ずるい、なぁ
ゾロ目 ???
そんなことを考えたのも今は昔。
ドキドキしながら淹れたお茶を先輩に差し出す。
「不味い」
「はー……駄目、ですか」
「うん。少しぬる過ぎたかも」
「成る程……」
メモを一生懸命に取る京太郎と、駄目出しした緑茶を啜る尭深。
この光景だけを見れば、誰もここが強豪校白糸台の部室とは思わないだろう。
「……でも」
緑茶を啜りながら、尭深は――
たかみー判定直下
1~30 悪くない、かな
31~60 ある意味、花丸かな
61~98 ……ずるい、なぁ
ゾロ目 ???
「……嫌いじゃない、味かも」
「え?」
「お茶の淹れ方は、相手への気遣いが大事なの」
「はぁ」
ズズッと、さらに一口京太郎の緑茶を啜る。
不味い。さっきも言った通りぬる過ぎる。
「……だから、須賀くんのお茶はある意味正解。宮永先輩、猫舌だから」
「……あ」
不味いが、嫌いじゃない味。
その味の理由は、京太郎がお茶にハマり始めた理由でもある。
「まぁ、それにしても、やり過ぎだけど」
「はい……」
湯呑のお茶を飲み干した尭深は、一息吐いた。
「……いいなぁ」
京太郎に聞こえないように、小さく呟く。
お茶が好きだけど、こうして覚えた知識を誰かに教える機会は中々ない。
だから、こうやって一生懸命に自分の言うことを聞いてくれる後輩は彼ぐらいのもので。
最初は、何となく教え始めたことだったのに。
いつしか尭深自身、京太郎にお茶の淹れ方を教えるのが楽しみの一つになっていた。
「……それなのに」
京太郎が見ているのは、目の前の自分ではない。
そのことが、小さな棘のように、チクリと尭深の胸の奥を突つく。
「……もしも」
私が、須賀くんの一番の好みで。
他に、須賀くんの好きな人がいなかったら。
「……」
尭深はじっと、急須に残った茶葉を見詰めた。
「え?」
「お茶の淹れ方は、相手への気遣いが大事なの」
「はぁ」
ズズッと、さらに一口京太郎の緑茶を啜る。
不味い。さっきも言った通りぬる過ぎる。
「……だから、須賀くんのお茶はある意味正解。宮永先輩、猫舌だから」
「……あ」
不味いが、嫌いじゃない味。
その味の理由は、京太郎がお茶にハマり始めた理由でもある。
「まぁ、それにしても、やり過ぎだけど」
「はい……」
湯呑のお茶を飲み干した尭深は、一息吐いた。
「……いいなぁ」
京太郎に聞こえないように、小さく呟く。
お茶が好きだけど、こうして覚えた知識を誰かに教える機会は中々ない。
だから、こうやって一生懸命に自分の言うことを聞いてくれる後輩は彼ぐらいのもので。
最初は、何となく教え始めたことだったのに。
いつしか尭深自身、京太郎にお茶の淹れ方を教えるのが楽しみの一つになっていた。
「……それなのに」
京太郎が見ているのは、目の前の自分ではない。
そのことが、小さな棘のように、チクリと尭深の胸の奥を突つく。
「……もしも」
私が、須賀くんの一番の好みで。
他に、須賀くんの好きな人がいなかったら。
「……」
尭深はじっと、急須に残った茶葉を見詰めた。
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