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    元スレ清麿「ガッシュ+ツボ+催眠術=最強」

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    851 = 1 :

    清麿「だけどバリアを張る対象が……例えば恵さんが空中にいたらどうなると思う?」

    ティオ「空中にいる恵にバリアを張るの?」

    清麿「ああ」

    ティオ「そんなのありえないと思うけど……まぁ恵を中心にまんまるのバリアになるんじゃないかしら」

    清麿「そう、球体になる。下からの攻撃も防げるようになる」

    ティオ「恵の周りになにもなければそういうことになるわね」

    清麿「つまりセウシルは空中に固定して張ることも出来るんだ」

    ティオ「……それってすごいの?」

    清麿「すごいと思うぞ。敵に使えば空中に留めておけるし、逆に味方が空から落ちてきそうな場面で使えば助けることもできる」

    ティオ「そんな状況めったにないと思うんだけど…」

    清麿「落とそうとしつつ助ける。助けたと思ったら落とす。この繰り返しで受刑者の落ちる寸前の表情を何度も楽しめるんだぞ」

    ティオ「たしかにすごいわ。そんな発想に至る清麿のイかれっぷりがすごいわ」

    852 = 1 :

    清麿「なにより、セウシルは足場になる」

    ティオ「足場?」

    清麿「空中にセウシルを張り、ガッシュがそれを足場にして更に空中へジャンプし、そこにまたセウシルを張る。ほら、これの連続でどこまでだっていけるだろ?」

    清麿「オレ達人類の夢だった……生身での空中散歩ができる。こう考えたらホラ、セウシルには無限の可能性があるじゃないか!!」

    ティオ「ガッシュにはマントコプターがあるじゃない」

    清麿「そうだった」

    ティオ「清麿もアホねー」

    清麿「じゃあティオ。これまで言ったことが本当に出来るのかどうかを実験しようか」

    ティオ「え?」

    清麿「今からティオをここから落とす。上手くセウシルを使って生き残れ」

    ティオ「あはは。だから私たち崖の前にいるのね。なーんだなるほど。あはは、あはははは」プルプルプルプルプルプルプルプル

    清麿「恵さーん。ティオ落とすよー」

    「はい!」

    ティオ「ねぇ清麿。取引しない?この間バラまいた清麿の手配書はちゃんと回収するわ。鼻毛の落書きも消すわ。本棚の中身も入れ替えたりしないわ。靴下の親指のとこに穴開けるのもやめるわ。肩たたきしてあげようと頸動脈狙うのも卒業するわ。だからお願い。この場は

    清麿「イッテコーイ」ゲシッ

    ティオ「あにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」


    ………
    ……

    853 = 1 :

    ティオ「恵!ちゃんと見えてるわね!?」

    「ええ。もちろん」

    ティオ「私たちの力で…ガッシュをサポートするの!そのためにはタイミングが一番大事よ!」

    「そうね……この時のための修行の成果を見せましょう!心を一つにするのよ、ティオ!」

    ティぐみ「セウシル!!!」バイーン


    ゼオン「鬱陶しい!!」バッキャァァァアア

    ガッシュ「ヌオォォォォ!?」ダダダダダ

    清麿(……やはりセウシルごときじゃ一瞬の足止めにもならんな。セウシルくっそ使えねぇ)

    清麿(このままだともう間もなくガッシュが追い付かれる……一度ゼオンに捕まった時点でゲームオーバーだ…)

    清麿(ガッシュがやられたら、残ったオレ達全員消えるしかない……!)

    ゼオン「とらえたァ!!」ブォン

    清麿「ガッシュ!!上にとべぇ!!」

    ガッシュ「ウヌゥ!!」バッ

    ゼオン「ハッ!オレを相手に空中戦とは!」バッ

    清麿「足場を使い、上まで逃げるんだ!!」

    ガッシュ「足場!?そんなものどこに……」

    「セウシル!!!」バイーン

    ゼオン(…!オレを中心にバリアを張りやがったのか!)

    ガッシュ「ヌオォ!!」ダッ

    ゼオン(なるほど……ガッシュを下から追いかけている限りはオレを中心としたバリアを張ることでガッシュの足場の役目をし、同時にオレの動きを制限する壁にもなるわけか)

    ゼオン(……だが)

    清麿「!!」キュイーン

    ゼオン(そんなもの、移動の規模を変えれば関係ない)スッ

    清麿「ガッシュ、上だ!セット!!」

    ゼオン(なんだと……!?)

    清麿「ザグルゼム!!!」

    バギュゥゥウ

    854 = 1 :

    ゼオン「オォォォオオ!!」バシュゥゥゥウ

    ガッシュ「グッ…またマントに防がれたのだ!!」

    清麿「チィ…タイミングはバッチリだったんだがな……」

    清麿(いや、あの短時間でこちらの意図を読んだゼオンを評価すべきか……)

    ゼオン(オレの瞬間移動を読んだ……?そして瞬間移動後の僅かな隙を狙ってきただと……?)

    ゼオン(まただ……オレの手の内を知ってやがる……!何者なんだ、あの人間……!!)

    清麿「ラウザルク!!」

    ガッシュ「ヌッ!!」バガァァア

    ゼオン「まだ逃げるか……!!」

    ゼオン(しかもまだ上へ…?空に逃げ場などあるまい!)

    「セウシル!!!」バイーン

    ゼオン(この壁はウザイが支障はない。ほんの一瞬壁を壊すために止まりはするが、それでもガッシュとの距離は詰まってきている)バッキャァァァアア

    「セウシル!!!」バイーン

    ゼオン(そのうち術者の心の力も尽きる。ほんの数秒、ガッシュの寿命が延びるだけだ。くだらない愚策でしかない)バッキャァァァアア

    「セウシル!!!」バイーン

    ゼオン(もうこの壁の硬さはわかった。込めるパワーは最小限に抑えて壊し、スピードを優先させる)バッキャァァァアア

    清麿(……イヤ、ゼオン。この戦い、どうせオレ達に勝ちの目がないことは頭のいいお前ならわかるはず……)

    清麿(オレ達の数々の一見愚策とも言える戦法に少なからずお前は焦れている……オレに自分の能力を知られていることにお前は焦ってるんだ)

    清麿(お前は勝負を急ぐ必要はなかった。お前はただ、オレ達の作戦を一つ一つ確実に潰すだけで勝てたんだ)



    「ギガ・ラ・セウシル!!!」

    856 :

    3ヶ月か…待ってたぜ
    運営の処理が遅れてて良かったと言うべきだな

    857 = 1 :

    ………
    ……


    清麿「恵さん。あんたは変態だ」

    「」ゾクゾクッ

    ティオ「それ以上の変態が恵になんてこと言うのよ!」

    清麿「この人はあえて心の力を込めずに防御術を出しては壊されるのを喜んでやがる」

    ガッシュ「それは見事な変態だのう…」

    清麿「しかし、それは逆に言うと…心の力の調節が非常に上手いということでもある」

    「え……?そうなの?清麿くん」

    清麿「本来なら心の力を込めずに呪文を唱えても術は発動しない。弱所突きもしていないザケルガで壊れるこの盾の弱さを見るに、必要最低限ギリギリの心の力をずっと維持して呪文を唱え続けている。これはある意味驚異的だ」

    ティオ「やったわ恵!褒められたわ!」

    「そ、そう?えへへ…」

    清麿「あんたの異常なまでの変態性の為せる技だ。よくもまぁ恥ずかしげもなく喜べるもんだ」

    「うふふふっ!」

    ティオ「あれ!?貶されたのにさっきより喜んでる!!」

    858 = 1 :

    清麿「防御が主体のティオにとって、この心の力の調節ができるというスキルはとても重要だ」

    「わかるわ。相手の攻撃に対して防御する際に、過剰に心の力を込めすぎるのも勿体ないものね」

    清麿「ああ。攻撃側の数値を100とすると、防御側の数値は101でいいからな。心の力を込めすぎて150とか200まで上げる必要はない」

    ティオ「ちょ、ちょっとまってよ。敵の攻撃の威力がどのくらいかなんてわかるわけないでしょ?もし心の力を込めずに防げなかったりしたら、恵が危ないわ!」

    清麿「ギガノ級とかディオガ級とか、大抵の術にはランクがある。心の力による術の強化には限度があってランクを覆す程の効果があるわけじゃない。心の力によって結果が変わるのは同ランクくらいのものだろう。だから敵の呪文が分かればある程度威力の推測は可能だ」

    ティオ「まって、まって、清麿」

    清麿「なんだ?」

    ティオ「……今の話、ガッシュわかる?」

    ガッシュ「すぴー……むにゃむにゃ…もう食べられないのだ……ブリ麿ぉ……」

    ティオ「早々に寝やがったわこいつ」

    清麿「どれ。どうせ寝るなら睡眠学習だ」ズブゥ

    ガッシュ「アガァッ!!!!」

    ガッシュ「」バタッ

    「あら素敵……金魚のようにびくんびくん跳ねて白目を剥いて深い眠りに落ちたわ」ドキドキ

    ティオ「」ガタガタガタガタガタ

    859 :

    >清麿「落とそうとしつつ助ける。助けたと思ったら落とす。この繰り返しで受刑者の落ちる寸前の表情を何度も楽しめるんだぞ」

    これ原作の清麿も言いそうで怖いww

    860 :

    その点ガッシュって初期術ですら……

    861 :

    ザケルでギガノレイス相殺してたよな

    862 :

    書きためてラストまで投下するのではなかったの?

    863 :

    それ言ったのは偽物なんじゃない?

    864 :

    生きてて良かった

    865 :

    やっとおいついた

    866 = 865 :

    やっとおいついた

    867 :

    シェリーがお漏らしする所で抜いた。シェリーのパンツ脱がせて拭いてあげたい。
    ココはどんな感じになるかな・・・

    869 :

    清麿「話を戻すぞ。心の力での強化はランク差を大きく覆す程のものではないが、恵さんのように心の力を最小限に抑えられる程のコントロールができるならもっと他の強みが出てくる」

    「他の強みって?」

    清麿「例えばさ、セウシルで防げる術も心の力を最小限に抑えることで防げなくすることもできるだろ?」

    ティオ「なにいってんの?防げる術を防がないなんておかしいじゃない。防がない理由がないじゃない。清麿って実はバカじゃないの?」

    清麿「もちろん防ぐに越したことはない。だけど自分をあえて弱く見せることでできる戦法もあるということだ」ズビシィ!!

    「うーん……言いたいことはわかるわ。戦略の幅が広がるってことよね」

    清麿「ああ。その程度に思ってくれていい。実際、こういう戦略が有効な場面なんて限られているだろうからな」

    清麿「だが相手の油断を誘うという意味では覚えておいて損はないだろう。特に…ティオと恵さんには…「弱い術」に形状が酷似している「強い術」があるだろう?」

    「!」

    清麿「そう…あの時2人が心を1つにしたことで生まれた、新呪文だ」

    ティオ「」キヨマロ

    870 = 869 :

    ………
    ……


    清麿「恵さん、なんで壊されるような盾を出すんだ?この修行は弱い術でも心の力を込めることで強い攻撃に対応できるように底力をつけるのが目的なんだぞ」

    「ゴメンナサイ。でもね清麿くん、壊される盾っていうのも趣があっていいと思うの。せっかく張った盾が…こう、無情にも簡単に貫かれ破壊されるときのこの無力感……」ゾクッ

    清麿「アンサートーカーでもこの人が理解できん」

    ガッシュ「清麿の対極にいる存在だがこれはこれで嫌なのだ」

    ティオ「はぁ……!はぁ……!」

    ガッシュ「ウヌゥ…ティオも疲れておる。恵、いい加減ちゃんと心の力を込めるのだ。ティオが保たぬのだ…」

    ティオ「わ…私ならまだ大丈夫……」

    ガッシュ「ヌ?そうなのか?」

    ティオ「ええ…それよりも恵、清麿。もっとしましょ……?」

    清麿「え」

    「ウフフフ。ティオも乗り気になってきたわね」

    ティオ「ええ……なんか…こう……新たな芽生えが……胸の中でふつふつと……!」

    コォォォォ

    「!!ティオ、新呪文が出たわっ!」

    清麿「もう嫌だなぁ……この人たち……」グスッ

    ガッシュ(ついに清麿の天敵になりそうな者が表れたのだ)

    871 :

    前世の恵は天使やったんやな!
    こっちの病気が発症しなかったのは清麿にとってよかったのか

    872 :

    なぜティオは息をするように清麿に暴言を吐いてしまうのか

    873 :

    まじおもろいわー

    874 :

    さて、また数ヶ月じっくり待つことになるだろうな。

    875 :

    続きが楽しみだ~

    876 :

    どーまんせーまん

    877 :

    がんばれ>>1
    続きを待ってる(コルル出番マダー?)

    878 :

    追い付いた

    880 :

    そういやまだサンビームさん出てなくないか?

    881 = 880 :

    そういやまだサンビームさん出てなくないか?

    882 :

    そりゃまだ石板編終わってないからな

    883 :


    884 :

    シャーマンキング

    885 :

    楽しみです・・・

    886 :

    下げて頂けますか?

    887 :

    書く時間がとれなくて辛い
    申し訳ないですがまったり書かせていただきます
    投げることはありませんとだけ言っておきたいです

    888 :

    >>887
    楽しみにしてます

    889 :

    >>887
    その報告だけであと1年は待てる

    891 :

    >>887
    楽しみに待ってますね

    892 :

    一気読みしました、続き楽しみです。

    893 :

    もう2ヶ月…?

    894 :

    まだかなー

    895 :

    ………
    ……


    「ギガ・ラ・セウシル!!!」ババイーン

    ゼオン「フン……!」

    清麿(ギガ・ラ・セウシル……術の形状はセウシルのような球体だが、効果はラシルドのように「相手の攻撃を跳ね返す」性質を持つ)

    清麿(いわゆる「ギガノ級防御術」だが…ティオと恵さんコンビの特徴である一心同体により防御力は各段に上がっている)

    清麿(前回の時間軸でもあの二人はお互いに息を合わせ、心を一つにする能力に長けていた。心どころか顔もそっくりだし。オレもたまに見分けつかんかった)

    清麿(それに加え今回はさらに謎の以心伝心をしてやがる。魔物は成長するにつれパートナーに似てくるとはいうが……あんなところが似てもらっても困る……)

    ゼオン「しゃらくせぇ……!」ブォン

    清麿(だがそれでも……)

    ゼオン「……!?」ググググ

    清麿(今の舐めきったゼオンの拳なら…跳ね返すことができる)

    バイーン

    ゼオン「はぷんしっ!!?」ビターン

    896 = 1 :

    ゼオン「ぐっ……どういうことだァ!?」

    ダニー(はぷんし)

    ガッシュ(はぷんしって言ったのだ)

    ゼオン(今までの壁よりはるかに防御力があがって……!!)

    清麿(はぷんし、お前がもし全力で殴ったら…ギガノ級防御術くらい壊せるだろう)

    清麿(しかし心の力を抑えたセウシルに何度も対処するうちにお前は油断した。セウシルとまったく同じ形状のギガ・ラ・セウシルの防御力を舐めてたんだ…)

    ゼオン(チッ…今の隙にまたガッシュとの距離が……)

    ゼオン「!…………なんだ…この気配は……?」

    清麿「ガッシュ!!更に上へ!!」

    ガッシュ「ウヌゥ!!」バッ

    ゼオン(……なぜガッシュは上へ逃げようとする。オレの攻撃を避けるためならば障害物のある地上で戦うべきだ。まさかマントの扱いならばオレよりも長けているとでも思っているのか?)

    ゼオン「……いずれにせよ、不愉快だ」

    清麿「っ!!」

    ゼオン「どんな策を練ろうが……貴様等如きがオレに勝てると思っていることがな」ズドォッ

    ティオ(くっ……!)

    バッキャァアアアア

    清麿(マントで盾をぶっこわしやがった……!)

    ゼオン「ガッシュ…お前にこれができるか?これがのうのうと暮らしていたお前と、幼少からほとんどの時間を修行に費やしてきたオレとの差だ」ゴォッ

    898 :

    顔もそっくりワロタ

    899 :

    はぷんし可愛いなおい


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