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    元スレ八幡「やはり俺のシンクロ率は間違っている」アスカ「は?」

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    101 = 1 :

    マヤ「相変わらず0.01%を越さないですね」

    リツコ「でも、心なしか比企谷君の表情は柔らかいような」

    ミサト「レイとSMプレイでもしたんじゃなーい?」

    マヤ「えすえむ……///」

    リツコ「あなた……」ハァ…



    八幡(ここにいる方が落ち着けるなんてな……)



    冬月「なぁゲンドウ。どうするんだ?」

    ゲンドウ「問題ない」

    冬月(まぁ、彼のおかげで“使徒が現れるタイミングが分かる”という利点もあるが……)

    ゲンドウ「……初号機を発進させろ」

    冬月「……使徒か」

    ゲンドウ「ああ」




    マヤ「しかしっ、初号機は動けません!」

    リツコ「上層部はそうは考えてないわ」

    マヤ「えっ?」

    ミサト「前回の成功がある限り、今回も“成功しないとは限らない”。それだけで十分なのよ」

    リツコ「………」

    ミサト「エヴァ初号機、発進!!」

    102 = 1 :

    病院。

    八幡「………」コシューッコシューッ

    八幡(分かってたことだ! 分かってたことだ!!)

    八幡(あいつら一万分の一で“やっと動ける”兵器に頼るなんてバカじゃねぇの!?)



    ――ブゥン!



    レイ「比企谷君」

    八幡「ひっ」

    レイ「何を怯えてるの?」

    八幡「い、いえ、なん……っ」ズキッ

    レイ「次の作戦が決まったわ。これは新しいプラグスーツ」

    八幡「は? ……まだ俺に頼るのかよ…」

    八幡(あいつら……本当に世界を守る気あるのか…?)

    レイ「……あなた、エヴァに乗りたくないの?」

    八幡「……そりゃあ、誰だって死にたくねーだろ…」

    レイ「それなら、私が乗るわ」

    八幡「えっ」

    レイ「赤木博士に言って書き変えて貰うわ」

    八幡「………」

    レイ「じゃあ」テクテクテク

    八幡「………」

    103 = 1 :

    ミサト「ヤシマ作戦よ! かっこいいでしょー」アハハ

    八幡「いや、そんなことはどうでもいいんですが…」

    リツコ「問題は多いわ。けど……やるしかない」

    レイ「………」

    ミサト「発射は男の子の方が得意だと思うけれど、動けないあなたは盾になってもらうわ」

    八幡「た……て?」

    リツコ「ええ、文字通り、使徒のエネルギー攻撃を受け止める役よ」

    八幡「」

    レイ「それじゃあ私は……」

    リツコ「ええ、あなたは零号機に乗ってもらうわ」

    レイ「……そう…」

    八幡「いや、ていうかそれ、俺が乗る必要あんの?」

    リツコ「ええ、先の説明覚えてるかしら」

    八幡「成功しない可能性というやつですか?」

    リツコ「今回はただでさえ成功する可能性が低いわ」

    ミサト「少しでも……それがたった0・01%でも……ね」

    八幡「………」

    104 = 1 :

    更衣室。

    八幡(死ぬ、今回は絶対死ぬ)ガクガクブルブル

    レイ「………」バシュッ

    八幡「綾波は怖くないのか?」

    レイ「……あなたは怖いの?」

    八幡「こえーだろ普通。死ぬかもしれないんだぞ」

    レイ「………そう」

    八幡(え……慰めてくれないの?)

    レイ「………」

    八幡(でも……俺が守らない限り……レイは死ぬ…)

    八幡「いや、やっぱ俺には無理だろ……」

    105 = 1 :

    待機中。


    八幡「………」

    レイ「………」

    八幡(綺麗な月夜を見上げながら、俺は考える)

    レイ「………」

    八幡(人はこれから死ぬことを知った時、何をするだろうか)

    レイ「………」

    八幡(自暴自棄になる? 茫然と過ごす? いや、どちらも違う)



    八幡「人は残り時間の短さを知った時、強く“後悔”する」



    レイ「何を言っているの?」

    八幡「綾波、お前、やり残したことはあるか?」

    レイ「………」

    八幡(その目。俺には分かる。



    “何が欲しいのか分からない目”だ)



    八幡「……お前、欲しいものとかないのかよ」

    レイ「……ないわ」

    八幡「食べたい物は?」

    レイ「……ないわ」

    八幡「会いたい人は?」

    レイ「……………」

    八幡(少なからず人との繋がりを欲しているのか……)

    106 = 1 :

    八幡(もしここでこいつが死んだら、誰ひとり友達がいない人生だったのか……)

    レイ「………」

    八幡(まぁ、しかし、上辺だけの希薄な友人につきまとわれるより、その方が幸せか……)

    レイ「………」

    八幡(だけど……、俺にはトウジとケンスケという不本意ではあるが友人ができた。……こいつは一人で死ぬのか? 誰も泣いてくれる人間はいないのか?)

    レイ「………」

    八幡(それなら……エヴァに乗っても何一つできることない俺にできることは…)






    八幡「なぁ綾波、俺と友「ごめんなさい、それは無理」





    八幡「」

    107 = 1 :






    レイ「大丈夫。あなたは私が守るから」





    八幡「………」

    レイ「だから、その場の雰囲気で友達を造る必要なんてない」

    八幡「そ……それじゃあ、お前は……何のためにエヴァに乗るんだよ…」

    レイ「……絆、だから」

    八幡「絆?」

    レイ「……私には、これしかないから」

    八幡「………」

    レイ「だから、気を使わないで大丈夫」

    八幡「綾波……」




    レイ「さよなら」




    八幡「………」

    108 = 1 :

    決戦の前に少し離れます!

    109 = 1 :

    エヴァすま機(盾)「………」

    八幡「こんな鉄板ぐるぐる巻きで初号機を盾にするくらいなら、最初から盾を使ってくれませんかねー」

    ミサト『なーに言ってんのよ♪ 男のでしょ? シャキッとしなさいっ』

    八幡「………」



    レイ『……私には、これしかないから』



    八幡「んだよ……それ」

    八幡(本当にあいつに必要なもの……それは…)




    リツコ『レイ、あなたのシンクロ率も決して高いものではないわ。照準は自動だけど、集中して』

    レイ「はい」

    レイ(あの時、彼は何を言おうとしたのだろう……つい断っちゃったけど…)


    八幡『なぁ綾波、俺と友――』


    レイ「とも? ……共食い?」

    レイ(想像中……)

    レイ「断って良かった……」ホッ

    リツコ『レイ! シンクロ率下がってるわよ!』

    レイ「………っ」アワアワ



    作戦司令室

    ミサト「0・01%の男と本番でシンクロ率を下げる女……心配だわ」

    リツコ「あら、弱気ね」

    ミサト「そりゃー、進退決まるんだから心配もするわよぅっ」

    リツコ「ふふ、そうね」

    ミサト「………///」

    ミサト(どうか……死なないで…八幡君、レイ!)

    110 = 1 :

    マヤ「ポジトロンライフル充電完了!」

    リツコ「いけるわ!」

    日向「目標に高エネルギー反応!」

    リツコ「なんですって!?」

    ミサト「発射!!」




    レイ「………っ」クイッ

    零号機「………」グイッ




    ―――バシュゥゥゥゥゥゥンッ!!




    八幡「あれは……なんだ?」

    ラミエル「ファーーーッ!」




    ―――バシュゥゥゥゥゥゥゥンッ!!




    八幡「!?」

    八幡(綾波!!)

    111 = 1 :

    マヤ「初号機シンクロ率急上昇! 40、41……72!?」

    リツコ「ありえないわっ」

    ミサト「八幡君!!」




    初号機「グォオオオオオオオオッ!!」バチバチバチ

    八幡「ぐっ………ぐぁ…」ブルブルブル

    八幡(身体が……熱いっ)




    レイ「比企谷君……?」

    レイ(なぜ、私をかばうの……)




    初号機「………」ガクッ




    ミサト「第二射急いで!!」

    日向「ヒューズを交換!」

    リツコ(彼とエヴァを繋ぐ“行動原理”は一体何なの!?)

    マヤ「初号機シンクロ率依然として70台をキープ!」

    ミサト「………」

    ミサト(どうするミサト……今からレイと八幡君を交代? いや、間に合わない……)




    リツコ「何をしてるの八幡君!!」

    ミサト「えっ!?」

    112 = 1 :




    初号機「グォオオオオオオオオッ!!」バシャバシャっ

    八幡「これしか……ねぇだろっ!!」グググッ



    ラミエル「ファーーーーッ!」バシュッ



    初号機「グォオオオオオオオッ!!」バチバチバチ

    八幡「ぐ……そ……」グググッ





    ミサト「ATフィールド!?」

    リツコ「ありえないわ!?」

    リツコ(あの大出力を防御するATフィールドなんて本当にありえない!!)




    冬月「これもシナリオ通りか?」

    ゲンドウ「………」

    113 = 1 :



    初号機「グォオオオオオオッ!」ドォォンッ

    八幡「うわぁあああああ!」




    レイ「………っ」カチッ




    ―――バシュゥゥゥゥゥンッ!!




    ラミ○エル「」ドサッ



    ミサト「よっしゃぁああああ!」ガッツポ!

    114 = 1 :

    エントリープラグ内

    八幡「……はぁはぁ…」

    八幡(思考が追いつかない……今どうして……えっと…)



    ―――バシュゥゥゥ!!



    八幡「………?」ポーッ

    レイ「………」ハァハァ

    八幡「……あや…なみ?」

    レイ「………」

    八幡「……えっと…」

    八幡(今、何してたんだっけ……)



    レイ「なんで……」



    八幡「?」

    レイ「何で私をかばったの?」

    八幡「かば……った?」

    115 = 1 :

    八幡(俺が……かばった?)

    レイ「私は……そんなことされて…どんな顔していいか分からない……」

    八幡「……は?」

    レイ「………」

    八幡(いやいやいや、落ち着け八幡。これ勘違いパターンだからな。相手の言葉に惑わされるな。女子は好意がなくても好意がある風な言葉を言うからな? しかも平気でな?)




    八幡「……別に、何食わぬ顔で余計なお世話だったけどとか言っとけばいいんじゃね?」




    レイ「………」

    八幡「………」





    レイ「何で私をかばったの?」

    八幡「そ、それは……」

    116 = 1 :






    レイ「余計なお世話だったんだけど?」ギロッ

    八幡「ごめんなさい」






    117 = 1 :


     こうして、綾波と俺の関係は近づくこともなく遠のくこともなく終わった。

     世の中の女子に夢見る男子所君。

     いいか、どうかこの事だけは覚えておいて欲しい。



     可愛いと思った女子は大概振り向いてくれない。

    (比企谷実戦調べ)


    更衣室外

    ミサト「お疲れ二人とも」

    八幡「はい……いいですね指令室でガッツポーズとるだけの仕事は…」ゲッソリ

    ミサト「あら、ずいぶんと言うようになったわね」グリグリ

    八幡「ぎぎぎ、ぎぶっぎぶっ」グェッ

    レイ「失礼します」ペコリ

    ミサト「あらレイ、何だか嬉しそうね?」

    八幡「………?」



    レイ「……初めて余計なお世話を貰ったから…」ニコッ



    八幡「………」ポリポリ///

    ミサト「………ん?」

    八幡「いい加減放してもらえませんかねぇ。その一生使いどころのない胸があたぐふぁっ!」ゴフッ

    ミサト「……八幡くぅん? 言って良い事と悪い事……身体で知りたいのかなぁ?」ゴゴゴゴゴ




    八幡「俺の保護者がミサトさんなんて……間違っている…」ドサッ




    続く?

    118 = 1 :

    やっぱり受け受けで絡ませるのは難しいな。シンジ君は綾波に対して積極的だったし。

    と言う訳で、ジェットアローンはまぁ特に見せどころもないので飛ばして、次から本番に入ります!

    先に言っておくと、瞬間、心、重ねてまでがエヴァメインです。そっから、もし続きを書いたとしてもガイルメインになります!

    では、続きは明日いきます!おやすみなさい!

    119 :

    これ八幡の面影すら無いだけど

    120 :

    グーテンモーゲンの人とはそりがあわなさそうだなぁ

    121 :

    八幡が別キャラに…
    八幡は手のひら返しで話しかけてくるような奴は友達だと思わないだろ
    由比ヶ浜や材木座でさえまだ友達だと思われてないのに
    それと八幡は何か言われたときとかも「っ…」ってなるよりも黙る方がしっくりくると思う
    もともと感情をよく表に出すタイプじゃないし

    長文すまん
    でもここをなおした方がこれじゃない感は減ると思う

    122 :

    そのままだとあっさりヒッキー死んでしまうだろ…

    123 :

    アスカとは相性が最悪
    だと思ってけど案外悪くなかったりした

    124 :

    ミサトさんを更迭して平塚先生を希望。どうもミサトと八幡を無理にあわせてようとしてしっくりきてない感じ

    125 :

    この八幡は中学生?
    ならまぁ多少のキャラ崩壊はわからなくもない

    126 :

    >>125
    そういえばシンジくんは中学生だったな

    127 :

    碇司令も比企谷ゲンドウになってるのかな?

    128 = 1 :

    おはようございます!

    >>1がこの話はアスカの後に来るものだと思ってたばかりにキャラ崩壊を招いて申し訳ない……。

    >>127ゲンドウも比企谷になってます! そのせいで冬月先生もゲンドウと呼んでます。

    >>121気をつけます!



    少しだけ続きー

    129 = 1 :

    ネルフ

    ミサト「……ややこしい事態になったわね」

    リツコ「全く……」

    マヤ「でも、本人も悪い所はありますよね」

    日向「確かに、何の成果もない癖にあんな態度とって、この前のシンクロ率も暴走の類だったんでしょう?」

    リツコ「ええ……本人はそんなことをしていないって」

    ミサト「………」

    ミサト(レイを助けたってバレるのが恥ずかしいのかしら?)

    リツコ「とにかく、彼は初号機のパイロットなんだから、私達が何とかしないと」



    ミサト「よーし、比企谷八幡イジメ撲滅作戦開始よ!」



    冬月「思い出すなゲンドウ」

    ゲンドウ「………苛められた事実は、ない…」

    冬月(セミナーの飲み会をはぶられていた事実、知っているぞゲンドウ)

    130 = 1 :

    ネルフ 廊下

    八幡「………」テクテク

    職員<ナンデアイツアンナエラソウナノ?

    職員<シンクロリツイマダ0ラシイヨ

    職員<0.01ッテキイタケド?

    職員<ソレ0ジャネーカ

    職員<タシカニ、アハハ

    八幡「………」テクテク



    職員「おい、無視すんなよ」ガッ

    八幡「………」

    131 = 1 :

    更衣室 外


    八幡「………」

    レイ「………」

    八幡「………」スッ

    レイ「怪我してるわ」

    八幡「……関係ない」

    レイ「……そう」

    八幡「………」


    八幡(そうだ。関係ないんだ……)テクテク


    132 = 1 :

    マヤ「シンクロ率0%……ダメです、拒否されました」

    ミサト「………」ハァ…

    リツコ「やはり、彼には無理なのかしら……」

    マヤ「でも、上からは彼を続投するように言われてるんですよね」

    リツコ「それはそうだけど、さすがに0%が続くようなら……」

    日向「あ、エントリープラグ放り投げられました」

    マヤ「ていうかあれ、普通に暴走ですよね」

    リツコ「そこに触れてはダメよ」



    ミサト「………」



    133 = 1 :

    八幡の部屋


    八幡「………」

    八幡(学校では表立ってイジメはなくなったものの、陰口は依然として続いている。ネルフでは一部の職員に殴られたり野次られたりする)


     ――俺のシンクロ率が低いからか?


     違う。職員にだって分かってるはずだ。

     ネルフの目的はあくまで使徒を倒すこと、エヴァはそのための手段であり、極論で言えば爆弾でも良い。

     ならば、なぜ?


     答えは簡単、皆“ストレスがたまっている”のだ。


     俺が華麗にエヴァを乗りこなし、爽やかに笑う美少年であれば人々はきっとストレスのはけ口を変えたはずだ。そもそもストレスすら軽減されたかもしれない。

     それ自体は別に良い。そんなことは慣れてるし命がけの仕事でストレスも溜まるだろう。



     だが、どうして俺を使い続ける?



     効率の悪い充電池を使い続ける意味はあるのか?



    八幡「そろそろ潮時だな……」

    134 = 1 :

    ミサト「それは受理できないわ」

    八幡「えっ」

    ミサト「事情が変わったのよ」

    八幡「いやいや、あん時は簡単に捨てたじゃないっすか」

    ミサト「あのね、あなたの都合で動けるほどネルフには余裕がないの」

    八幡(知るかよ……)

    ミサト「そもそも、使徒を倒せなければサードインパクトが起きて日本が吹っ飛ぶのよ? あなたに逃げ場なんてないわ」

    八幡「じゃあ滅びて良いのでお家に返してくぶふぇっ」パシンッ

    ミサト「あのねぇ八幡くぅん、



    そんな子供染みた発言を許容するほど私も甘くはないわよ?」ニコッ



    八幡「………」

    ミサト「分かったらシンクロ率上げる方法でも考えておきなさい」

    八幡「………」コクリ

    ミサト(誰かが厳しくしないと……)

    135 = 1 :

    八幡「しねっしねっしねっ!」ガコガコガコ

    初号機「………」ダダダダダッ



    マヤ「シンクロ率40%です……」

    リツコ「一体何が……?」

    ミサト「………」ムフーンッ

    ミサト(やっぱ彼には大人の指導が必要だったのよ!!)ニパーッ



    八幡「………くそっ…」

    八幡(世界なんて……こんな世界なんて…)

    136 = 1 :



    ミサト「八幡君、今日から新しいパイロットが来るから」

    八幡「俺はお役御免って訳ですか?」

    ミサト「んな訳ないじゃなぁい。新しいエヴァも一緒よ」

    八幡「……そっすか…」

    ミサト「しかも、とーーっても可愛い女の子よ?」

    八幡「………」

    ミサト「あら、興味ないって顔ね~。あ、やっぱ美人なお姉さんじゃないと満足できなくなっちゃったかしらぁ」

    八幡「ははっ、朝から清々しいくらいふざけたじょうだっ!?」ゴキッ

    八幡(あ、足が!?)ウゥ…

    ミサト「仲良くしてあげてね♪」ニコッ

    八幡「………」

    137 = 1 :

    ネルフ


    アスカ「久しぶりね! ミサト」ニコッ

    八幡「………」

    ミサト「ええ、元気だった?」

    アスカ「もちろんよ! ……で、こいつが噂の役立たずって訳?」

    ミサト「サードチルドレンの比企谷八幡よ」

    八幡「……うす…」ペコッ

    アスカ「ふーん、腐った目をしてるドブね」

    八幡「おい、今さりげに俺をドブ扱いしなかったか?」

    アスカ「日本語も不自由なの? 可愛そうな奴ね」

    八幡「こいつ……」

    ミサト「あらあら、さっそく仲良しね」ニコッ

    アスカ「はぁ?」

    八幡(絶対こいつとは相いれない……絶対に…)

    138 = 1 :

    いったんここまで! 続きは夜になります!

    139 :

    感情の起伏の激しいゆきのんみたいになりそうだな

    140 :

    なんかミサトがクソうざいんだけどwww

    141 :

    いくら本人が態度変えたからってネルフ職員の対応が悪化しすぎだろ

    142 :

    子供じみたって

    中学生って立派な子供やん…

    その子供に未来託してるくせにミサトさんはなんなの?

    相変わらずクズだな

    143 :

    >>141 ネルフの職員は最初からあんまり八幡に期待してなかった感じです! 見た瞬間に(あ、七光りか…)って思っちゃったみたいです!
    ここからがメインの話になります!

    では、急に離れるかもしれませんが続きいきます!

    144 = 1 :

    ネルフ待合室

    八幡「………」ゴクゴク

    アスカ「ちょっとナナヒカリ」

    八幡「……ナナヒカリってのは俺の事か? それとも新種の米のことか?」

    アスカ「はぁ? 何を訳の分からないことを言っているのよ! 私もジュースが飲みたいんだけど!」

    八幡「………は?」

    アスカ「………」

    八幡「好きなの選べばいいじゃねぇか。うれしいことに全部タダだぜ」

    アスカ「……はぁ~~~~、これだから日本人はどれだけ経済的に自立しても猿のままだって馬鹿にされるのよね」

    八幡「おい、お前どれだけ広範囲からの超長距離射撃を兼ね備えてるんだ?」

    八幡(普通人を馬鹿にするのに、国際的なネタまで仕込むか?)

    アスカ「もういいわよっ! バカ!」ピッ


    【コーラ】ゴトンッ


    アスカ「あぁ!? あんたのせいで間違えたじゃない!」

    八幡「……思ったジュースも買えない方が猿じゃねーのか…」ボソッ

    アスカ「うっさいっ!」ゲシッ

    八幡「あぶふぇっ!」ビシャッ

    145 :

    ちゃんとネルフ職員には制裁与えてくれ

    146 = 1 :

    夜 ミサトの家。

    ミサト「そうよー、今日から三人で暮らすのよん♪」ニコニコ

    八幡「……これがいわゆるサードインパクトであった…」

    アスカ「あ?」

    八幡「わーい、うれしーなー。お互い全く関わりなく暮らせたらもっとうれしーなー」

    アスカ「それはこっちの台詞よ!」ゲシゲシッ

    八幡「このっ、暴力猿!」

    アスカ「うっさい腐ったドブのようなドブ!」

    八幡「それはもはやドブじゃねぇか!!」

    アスカ「あんた自分がドブじゃないとでも思ってたの!?」ゲシゲシ

    ミサト「ほーんと、仲良いわねー」ニコニコ



    八幡&アスカ「「なんか年寄りくさい」ぶふぇっ!?」ドサッ



    ミサト「八幡くぅん、なんか言ったかなー?」ゴゴゴゴゴ

    八幡「な、何でおれだけ……」ピクッピクッ

    アスカ(ざまぁ見なさい)プププ

    147 = 1 :

    お風呂

    八幡「あーー……染みるぅ…」

    ペンペン「ぴぎゃぁああ!」ジャバァ

    八幡(ここだけが俺の癒しの空間になってしまった……)

    八幡「つーか、思春期の男女を布一枚仕切るだけで同じ部屋にするかね普通」

    八幡(唯一の持ち物であるウォークマンに入れたYES!プリキュアが音漏れしたらどうするんだよ……)

    ペンペン「ぴぎゃぁああ!」ゴシゴシ




    ―――ガララッ!




    アスカ「………」

    八幡「………」ウゲ…

    アスカ「………」ピシャッ

    八幡「………」

    <ミサトー護身用の拳銃とかないのー!

    八幡(これ以上ここにいたら絶対に殺される…)ガクガクブルブル

    149 = 1 :

    八幡&アスカの部屋

    アスカ「ん」ミギテ

    八幡「は?」

    アスカ「ん」ブンブン

    八幡「何?」

    アスカ「決まってんじゃない、見物料よ」

    八幡「は?」

    アスカ「アスカ様の裸を見られたんだから、それくらい当然でしょ?」フンッ

    八幡「………はい」100エン

    アスカ「はぁ? あんたバカァ?」

    八幡「お前の裸なんてそんなもんだろ。葛城さんならまだしもな」

    アスカ「なっ……」プルプル

    八幡「ガキの癖に大人ぶふぇっ!」ゴスッ

    アスカ「死ねっ! 死ねっ! 死ねっ!」ゴスゴスゴスッ

    八幡「ちょ、マジでっ、死ぬっ」




    ミサト(私も加持とよくやったわね~)ウンウン






    150 = 1 :

    数日後 ネルフ

    八幡(あいつにバカにされるのだけは勘弁だ……)ガチャガチャ

    アスカ(ぜーーったいに負けないんだから!)ガチャガチャ



    マヤ「両名ともシンクロ率30%オーバーです!」

    リツコ「すごいわね」

    ミサト「ふふーん、私の神采配のおかげねっ」

    日向「でもまさかチルドレンの二人を同じ部屋に住まわせるなんて」

    マヤ「ビッ……経験豊富な葛城一尉にしか思いつかないことですね!」

    ミサト「ふふーん、まぁね~」

    リツコ(ミサト……あなたそれで喜んでいいの?)



    ―――ビーッビーッ!!



    マヤ「パターン青、使徒です!」

    一同「!!」

    ミサト「八幡君! アスカ! 今すぐいけるわね!」


    八幡「えっ」

    アスカ「もちろんよ!」

    アスカ(実戦でこいつとの差を見せつけてやるんだからっ!)


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