のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,699人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ魔王「今日こそこの村から制圧する」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 = 49 :

    勇者「……お城から海づたいに歩いて来てみたけど」

    戦士「あの島に渡る橋も船もなさそうですな」

    戦士「とりあえず、いったんアリアハンの町に引き返しましょうぞ」

    勇者「折角ここまで来たんです。もう少し行ってみましょう」

    戦士「勇者どのがそう申すのでしたら」トコトコトコトコ

    勇者「あっあれは」

    戦士「うぬっ?」ピタッ

    勇者「森の茂みの中をよく見てください」

    戦士「あれは……井戸のようですな」

    勇者は井戸の底を覗き込んだ。▽

    勇者「水は無いですね。中に入ってみましょう」

    52 = 49 :

    勇者「もうだいぶ奥に進んできてる筈ですよね」

    戦士「おお、あそこに階段がありますぞ」

    勇者「上の階から光が差しているぞ」

    勇者「という事はこの地下迷宮から出られるのかな」

    謎の声「そっちじゃないよ」

    勇者「ん」

    戦士「え」

    謎の声「こっちへおいでよ……」

    勇者「なんかあっちから声が聞こえるんですけど」

    戦士「私にも聞こえましたぞ」

    謎の声「こっちへおいでよ……」

    53 = 49 :

    勇者「……(剣を構える)」

    勇者「さっきの声の主はお前か?」

    ホイミン「僕、ホイミン。今はホイミスライムだけど、人間になるのが夢なんだ」

    ホイミン「ねえ、人間の仲間になったら人間になれるかなあ……?」

    ホイミン「僕を仲間にしてよっ」

    勇者「魔物を仲間にするなどっ……」

    戦士「まあ良かろう」

    勇者「えっ」

    ホイミン「わーい!ありがとう!」

    勇者「せ、戦士さん、本当に連れて行くんですかっ?」

    戦士「仲間に加えても別に損は無いでしょうし」

    54 :

    かくして、亡き父オテルガの遺志を継いで魔王を倒す旅に出た勇者。

    アリアハンの王宮戦士、人間になりたいと願う魔物ホイミンを連れて

    男3人での冒険の幕開けとなった。

    無事に魔王を倒すことが出来るのはいつの日か。

    いや、ナジミの塔の盗賊のカギが手に入るのはいつの日か。

    序章

    勇者の旅立ち

    55 = 54 :

    ~~アリアハンの城~~

    勇者たち3人がナジミの塔を目指して冒険している頃――

    勇者が王様に謁見している際、乱入事件を起こした姫様は……。

    ドタドタドタドタ!ドテーン!イテテテテ

    「ギギギギギ」バターン!

    魔法「姫っっ!」ハアハア

    姫様「何なのよー騒々しいわねー」

    魔法「姫っ……先ほどの件……ハアハア……ハアハア……」ゼーゼー

    姫様「あのねー、ちょっと落ち着いてからにしたらっ?」

    魔法「スーハースーハー……あー苦しかったわい」

    姫様「……ところで、一体どうしたのよっ?」

    56 = 54 :

    魔法「姫!さきほどの件、王様より聞きましたぞ」ゴホン

    姫様「あら、相変わらず耳が早いのね」

    魔法「姫!少しは女らしくして頂かないと……」

    魔法「お亡くなりになったお妃さまはとても上品な方でしたのに」

    魔法「姫の教育係として、じいは王様に会わせる顔がありませぬぞ」

    魔法「……一体なぜそんなに冒険に出たがるのです?」

    姫様「だって」

    姫様「このままでは世界は滅ぼされると聞いたわ」

    魔法「姫が行ったとしても状況は多分変わりませんぞ」

    姫様「そうね。勇者オテルガでさえ魔王を倒すことは出来なかった」

    姫様「私一人の力じゃとても敵わない。……そんなことは分かってるわ」

    57 = 54 :

    魔法「ならば死に急ぐようなことをする必要はなかろうに……」

    姫様「だから、一人で行くなんて言ってないわ。仲間を集めてからよっ」

    魔法「一国の姫ともあろうものが、何処の誰とも分からぬ男と冒険なんぞ……」

    姫様「知ってるのよ。きょう旅立った勇者はあんたの孫じゃないのっ!」

    魔法「ど、どこでそれを聞いたのじゃっ!?!?」

    姫様「……勇者オテルガは一人きりで旅してそして命を落とした」

    姫様「最近はあのルイーダの酒場も登録者がいないんですってね」

    姫様「今のままだと、あの勇者も一人旅よ。父親と同じ命運を辿るかもしれないわ」

    姫様「……私ね、あの勇者をオテルガの二の舞にはさせたくないのよ」

    魔法「…………」肩プルプル

    58 :

    SS速報でやろうぜ
    このスレは放置だ

    59 :

    削除依頼とは何だったのか

    63 :

    中学生でもできるネットで稼げる情報とか
    暇な人は見てみるといいかもしれません
    いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

    S31

    64 :


    ←前へ 1 2 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について