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元スレ久「ロッカーの中で」京太郎「襲わないから」
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咲「ツモ。4000オールです」
久「ふぅ、須賀君のトビで終わりね」
優希「うがー、この馬鹿犬!お前のせいで優希ちゃんの華麗な逆転劇が始まる前に半荘終っちゃったじょ」
京太郎「うっせえ、俺だって好きでとんだ訳じゃないつーの!」
優希「犬の分際で口答えとはなまいきだじぇ」
咲「まあまあ優希ちゃん、抑えて、抑えて」
和「そうですよ優希、今回は須賀君の打ち方が悪かったという訳ではなく単純に宮永さんの調子が良かっただけです。現に部長と優希の点数も残りわずかだったでしょう」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1341225918(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
久「ふぅ、須賀君のトビで終わりね」
優希「うがー、この馬鹿犬!お前のせいで優希ちゃんの華麗な逆転劇が始まる前に半荘終っちゃったじょ」
京太郎「うっせえ、俺だって好きでとんだ訳じゃないつーの!」
優希「犬の分際で口答えとはなまいきだじぇ」
咲「まあまあ優希ちゃん、抑えて、抑えて」
和「そうですよ優希、今回は須賀君の打ち方が悪かったという訳ではなく単純に宮永さんの調子が良かっただけです。現に部長と優希の点数も残りわずかだったでしょう」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1341225918(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
優希「うぐぅ、それを言われると言い返せないじぇ……」
京太郎「和マジ天使」
優希「ぐぬぬ」
久「いやー、それにしても今日の咲にはまいったわー。この調子なら全国も余裕ね」
まこ「まさに鬼神のごとき鬼ヅモだったからのお。咲の後ろに世紀末覇者が見えたわ」
咲「もう二人ともからかうのはやめてくださいよ。今日はたまたまですよー」
京太郎「和マジ天使」
優希「ぐぬぬ」
久「いやー、それにしても今日の咲にはまいったわー。この調子なら全国も余裕ね」
まこ「まさに鬼神のごとき鬼ヅモだったからのお。咲の後ろに世紀末覇者が見えたわ」
咲「もう二人ともからかうのはやめてくださいよ。今日はたまたまですよー」
京太郎「ちくしょー!久しぶりに卓に座れたっていうのにこんなのあんまりだー!!」
咲「ふふふ、でもわたしは久しぶりに京ちゃんと麻雀できて楽しかったよ!」
京太郎「咲…お前……」ホロリ
咲「だって、京ちゃんが卓に入ったらビリになることはないもん」
京太郎「そんなことだろうと思ったよ!ちくしょう!」
咲「あはは」
咲「ふふふ、でもわたしは久しぶりに京ちゃんと麻雀できて楽しかったよ!」
京太郎「咲…お前……」ホロリ
咲「だって、京ちゃんが卓に入ったらビリになることはないもん」
京太郎「そんなことだろうと思ったよ!ちくしょう!」
咲「あはは」
久「あら?もういい時間ね、みんなそろそろ帰るわよー」
まこ「暗くなる前に帰らんと」
優希「かわいいのどちゃんはお家に帰る時間だじぇ」
和「どういう意味ですか?」
久「あんまり帰りがおそい時間になると、和みたいなかわいい娘は変質者に襲われちゃうかもしれないから早く家に帰りなさい。てことよ」
和「ななななにを言っているんですか!そんなことあるわけないですよ!!」
久「いやー、そんなことないと思うわよ。あなたも暗い夜道の中、和が一人で歩いてたらついつい襲っちゃうでしょ?須賀君」
京太郎「話題の振り方も内容も最悪ですよ部長!!」
咲「……」
京太郎「咲さん、無言で足を踏むのをやめてください」
和「須賀君……」
京太郎「和、これは誤解だ!だからそんな悲しい目で俺を見ないでくれ!!」
まこ「ここだけ切り取ってみると、本妻に浮気がばれた駄目男みたいでおもしろいのー」ニヤリ
優希「わたしは会社の上司役を希望するじぇ!」
京太郎「お願い!悪乗りしないでこれ以上は収拾つかなくなるから」
ワイワイガヤガヤ
京太郎「部長!さっきの言いがかりを早く訂正してくださいよ!」
久「あはは、ごめんごめん。みんなが面白い反応してくれると思ったからついね」
京太郎「完全に部長は遠巻きに楽しんでましたけどね」
久「うん、意外に思うかもしれないけど私Sなの。だから自分に被害が及ばないところで人が酷い目に合ってるのを見るのが大好きなの!」ニコッ
京太郎「部長、あなたがドSなのは意外でも何でもない周知の事実ですし、なにより後半部分に関してはただの性格の悪い女性みたいになってますよ!」
久「私が性格が悪い女ですって?映画13日の金曜日でジェイソンに感情移入できるこの私が!?」
京太郎「部長!そのフォローは全く意味がないです!逆に先ほどの自分は手を汚さず高みの見物をしている知的な悪党っぽいイメージに猟奇的な殺人鬼までプラスされて、なんかもう知性と力を併せ持つ稀代の殺人鬼みたいなイメージになっちゃってます」
久「そういえば、須賀君て結構かっこいい顔してるわよね。うふふ、食 べ ち ゃ い た い ぐらい」二コリ
京太郎「なんで今のタイミングでそんなこと言うんですか!普通に怖いですから、いつもは素敵な笑顔が逆に怖いですからー!」
久「冗談よ、須賀君があまりにもいいリアクションするからついつい遊びすぎちゃうのよ」
京太郎「さいですか……」ゲッソリ
久「それはそうと、皆の誤解もそろそろ解かないとね」
京太郎「お願いします」
久「オーイ!皆、さっき言ったことは私の冗談だから須賀君のこと誤解しないであげてね!須賀君は夜道で一人歩いてる女の子をどうこうする男の子じゃないわよー」
咲「そ、そうだよね!京ちゃんに限ってそんなことするわけないよねー。わたしも部長の冗談に乗ってみただけだから、京ちゃんがそんなことしないって知ってたよー」
京太郎「おい、咲……俺の眼を見て話せ」
咲「ヒュー、フシュー」
京太郎「お前が口笛のつもりでやっているそれ全然音でてないから、ただ口から息をはいてるだけだからな」
和「須賀君ごめんなさい……、同じ部員である仲間を疑ってしまうなんて私最低です……」ホロリ
京太郎「和……、わかってくれたならいいよ!俺も気にしてないしさ」
和「でも……」
京太郎「いいって誰にだって間違うこと位あるし、今後こうゆうことがないように気をつけていけばいいだけの話じゃないか」
和「須賀君……、そうですね!ありがとうございます須賀君」ニコッ
京太郎「おう!(和ちゃんマジ大天使ミカエル)」
和(チョロイですね)ニヤリ
まこ(あまいのー)
優希(チョロアマだじぇ)
京太郎「まあ、なんにせよ皆の誤解が解けてよかったよ」
久「そうね、誤解が解けてよかったわね須賀君」
京太郎「はい、ありがとうございました!(誤解の原因の8割くらいは部長にあると思うが、口に出したら怒られそうだから言わない)」
久「大体普通に考えたらわかるはずじゃない。須賀君が夜道で襲うなんてことするはずないのにねー」
京太郎「全くもってその通りですよ!俺がそんなことする男に見えるのかって話ですよ!」
久「そうよねー、須賀君が女の子を襲っちゃうのはロッカーの中だけだよねー」
京太郎「そうそう、俺が女の子を襲っちゃうのはロッカーのって……あれ?」
久「部室内の狭いロッカーの中で女の子と二人きりで出るに出られない状況になった須賀君は女の子の髪や首筋から香る、女の子のにおいに自分が抑えきれなくなってほとばしる若いパトス(情欲のみ)をそのまま、わた『それ以上いけない!!!』」
京太郎「なんてこと口走ってくれてんだ!!あんたわ!!」
久「あら、事実じゃない?」
京太郎「事実だけれども!!」
咲「京ちゃん……」
京太郎「ひっ」
優希「犬……、今部長が言っていたいやに真実味を帯びた生々しい話しはどうゆうことだじぇ」
京太郎「落ちけつ優希」
まこ「まずはお前が落ち着け」
和「いま、須賀君事実って……」
京太郎「違うんだ和!これは別の世界線の話で」
咲「京ちゃん」クルクル
京太郎「咲、待ってくれ!これは誤解なんだ!」
咲「京ちゃんはエッチだなあ」グルグル
京太郎「咲……、お前の右腕なんか回転してね?」
咲「エッチな京ちゃんはロッカーの中で何しちゃったんだろうね?」ギュルギュル
京太郎「いやいやいや、絶対回転してきてるって!心なしか音も激しくなってきてるし!!」
咲「わたしに教えてよー京ちゃん」ニコッ ギュオーンギュオーン
京太郎「(このままじゃヤバイっ)咲……よく聞いてくれ。部長が言ってたあれは嘘なんだ、作り話なんだ、だから俺が女の子と一緒にロッカーに入った事実なんてない。つまり、ロッカーの件はさっきのと同じく部長の冗談なんだ」
咲「ほんとう?」くるくる
京太郎「あぁ!そうだ!(回転が遅くなっていく)」
咲「ひどいですよー、部長冗談だったんですか?」
京太郎(今だけでいい、部長……空気を読んでください)
久「えっ?事実だけど(そういう物があるのは)」
京太郎「あんたって人はーーーーーーーーーーー!!!!!」
咲「ほんとう?」くるくる
京太郎「あぁ!そうだ!(回転が遅くなっていく)」
咲「ひどいですよー、部長冗談だったんですか?」
京太郎(今だけでいい、部長……空気を読んでください)
久「えっ?事実だけど(そういう物があるのは)」
京太郎「あんたって人はーーーーーーーーーーー!!!!!」
久「言ったでしょ須賀君……」
久「私Sなのよ!」ドヤッ
京太郎「くっ(殴りたいこのドヤ顔……)」
咲「京ちゃん……、なんで嘘ついたの?」ギュオーンギュオーン
京太郎「咲!」
咲「嫌っ!もう聞きたくない!!」ギャレオンギャレオン
京太郎(あっ!これもう助からないわ)
咲「京ちゃんの」バリバリバリ
京太郎「なんか帯電し始めてるぞ!お前の右腕!!」
咲「ばかぁーーーーーーー!!」ドゴォーーーーン
京太郎「8100オール!!!!!!」バタンキュー
優希「親倍だじぇ」
まこ「なぜか一本場ついとるのお」
和「どんな手だったんでしょうか?」
久「あらら、さすがにやりすぎちゃったかしらね」
まこ「からかうのも、ほどほどにしておかないと京太郎の身がもたんぞ」
久「わかっちゃいるんだけどねぇ……。咲の誤解も解かないとね」
説明中
咲「そうだったんですか……」
久「ごめんね、咲のリアクションが面白くてつい羽目を外しすぎちゃったわ」
咲「いえ、それで京ちゃんは大丈夫なんですか!?わたし京ちゃんに酷いことしちゃって」
久「それなら大丈夫よ。気を失ってはいるけど幸い怪我とかはしてないわ」
咲「よかった…。でも、京ちゃんに酷いことしたのは事実だし京ちゃん許してくれるかなあ……」
優希「京太郎ならきっと許してくれるじぇ!」
和「そうですよ宮永さん、須賀君は優しい人ですからきっと許してくれますよ」
まこ「それに責任の大半は部長にあるしのー」
久「うぐっ、反省してるわよ……」
久「それより、あなた達は早く帰りなさい。もう外も真っ暗になってるわよ」
まこ「あなた達はって、部長はどうするつもりなんじゃ?」
久「須賀君が目を覚ますまでここで待ってるわ。もともと私のせいでこんなことになったんだもの、これ位のことはさせてもらうわ」
咲「それならわたしも!」
久「だめよ」
咲「どうしてですか!?」
久「理由は二つあるわ。一つはこれ以上遅くなってしまうと心配してる親御さんに申し訳が立たないとうこと、もう一つはもし教員が見回りに来ても学生議会長である私は色々と言い訳できるけど、咲はそういう訳にもいかないからよ」
久「だから今日は諦めて明日謝りなさい」
和「宮永さん、須賀君が心配なのはわかりますが幸い怪我もないわけですしすぐに目を覚ましますよ。ここは部長の言うとおりにして、明日謝るのが一番いいと思いますよ」
咲「……そうだね原村さん。わかりました、明日謝ることにします。でも部長、京ちゃんが目を覚ましたらわたしにメールください。やっぱり心配なんで……、お願いします!」
久「ええ、お安いご用よ」
優希「それじゃあ、のどちゃんが襲われないように帰るとするかだじぇ」
咲「それでは部長、京ちゃんのことよろしくお願いします。失礼します」
和「失礼します」
まこ「またのー部長」
バタン
久「ふぅ……」
久「ついついやりすぎちゃう。悪い癖ね……」
久「ごめんなさいね、須賀君」
久「うーん、それにしても須賀君が起きるまで何してようかしら」
久「読書でもしようかしら」
久「!」
コソコソ
久(こんな機会じゃないと須賀君の顔をじっと見る機会なんてないし)
久(須賀君が起きるまできれいなお顔を観察してましょうかね)ニヤリ
久(それでは失礼して)
久(ふぅ、やっぱり須賀君ってイケメンよね。ちょっとチャライけど顔立ちはきれいだし)
久(睫毛長いし)
久(肌もきれいだし、お手入れとかしているのかしら?)
久(……実に妬ましいわね)
久(ふふふ、唇の皮がめくれちゃってるわよ)
久(本当、黙ってればかっこいいのに)
久(その気になってちょっと頑張れば、彼女なんてすぐに出来ると思うわ。がんばれ!須賀君)クスクス
久(彼女ねぇ)
久(……)
久(須賀君の彼女ねぇ……、誰がお似合いかしら)
久(やっぱり幼馴染の咲が一番お似合いかしら?)
久(あんまり派手なデートとかはしないでお互いの家を行き来するような家族ぐるみの付き合いが似合いそうね)
久(だけどしっかり咲の尻に敷かれてる。そんな感じがするわ)クスクス
久(和はどうかしら?)
久(……………………)
久(全く思い浮かばないわ)
久(須賀君には悪いけど和と付き合うことになってもあんまり上手くいきそうにないわね)
久(優希は言わずもがなね。きっと毎日が楽しく過ごせると思うわ!(主に優希が))
久(須賀君がなけなしのお小遣いをはたいて栄養ドリンクを買う姿が目に浮かぶわ……)
久(まこはどうかしら?)
久(うん)
久(いいと思うわよ!以上)
久(結論としては、やっぱり幼馴染の咲が一番相性よさそうね。次点で優希かしら?)
久(…………)
久(ふぅ……)
久(私が頭の悪い女の子だったらよかったのに)
久(どうして気づいちゃうかなあ……)
久(こうやって、自分を除いて考えようとしてたのが何よりの証拠よね……)
久(意識してるのバレバレじゃない)
久(はぁ)
久(恨むわよ須賀君)
久「イケメンになびくような女じゃないつもりだったのになー」
久「咲や優希も絶対須賀君に好意を持ってるわよね……」
わざわざ声に出して言うことじゃない。そんなことはわかっていた
久「だいたいなんでよりによって須賀君なのよ!顔がいい男なんて他にもいくらでもいるじゃない!」
顔だけじゃない。そんなことはわかっていた
久「須賀君なんてただのチャラ男よ。なんでそんな男好きになったの!?」
須賀君がもし起きてたら聞かれてしまう。そんなことわかっていた
久「だいたい私は本当に須賀君のこと好きなの?勘違いっていう場合もあるはずでしょ」
虚勢を張って自我を保とうと必死になっている。そんなことわかっていた
久「嫌いよ……、須賀君なんて」
口に出してしまった言葉が怖かった。本当に須賀君のことが嫌いになってしまいそうで怖かった。
久「今のは嘘よ」
だから
久「私は」
私は
久「須賀君のことが好き」
須賀君のことが好きだ。そう自覚できた。そんなことはとっくにわかっていたけど
久(結局認めたくなかっただけなのよね)
久(普段大人ぶってるけど、私もまだまだ子供ね)
久(好意を自覚してるであろう咲たちの方がよっぽど大人だわ)
久(はぁ、自己嫌悪だわ)
久(須賀君まだ寝てるかしら)
久(今の聞かれたなら聞かれたで別にいいけど(どうせ面と向かって告白なんてできないし))
久(なんだ、まだ寝てるのね)
久(乙女の情けない告白を聞かれなくてよかったと思うべきか、タイミングを逃して残念と思うべきか)
久(……よかったと思っときましょう。そうでなきゃやってられないわ)
久(そういえば須賀君、ただ寝てるだけみたいだし起こしても大丈夫みたいね)
久(………………)
久(こんな時間まで付きっきりで看病してあげたんだから、報酬はあってしかるべきよね)
久(そうよ!いくら私のせいでこんな状況になってしまったことを差し引いても報酬はあってしかるべきのはずよ!間違いないわ!!)
久(………………)
久(それじゃあ、報酬として何を頂こうかしら)
久(お金とかはさすがにゲスイからなしとして)
久(うーんどうせなら、この状況でしかできないことがいいわね)
久(閃いたわ!この状況のお約束として、寝ている異性にチューしようとし、いざチューしようとしたら抜群のタイミングで寝ていた人が目を覚ますっていうあれをやってみましょう!)
久(須賀君が目を開けてくれたら成功で須賀君が目を瞑ったままなら罰ゲーム!いいわね面白そう)
久「それでは」コホン
久「須賀君起きてー」ゆさゆさ
久(起きるなよー)
久「もう!早く起きてよ」ゆさゆさ
久(起きるな!絶対起きるな!)
久「むぅ、起きないとチューしちゃうぞー」
久(相変わらずかっこいいわね、この男は)
久「須賀君、まだ寝てるの?」ゆさゆさ
久(ごめん咲、優希、私……もぅ)
久「……本当にチューしちゃうわよ?」ゆさゆさ
久(須賀君は私のものよ)キリッ
久「……須賀君が悪いんだからね」ハァハァ
久(近くだと須賀君の匂いがするな……いい匂い)クンカクンカ
久「それじゃあ、失礼して」ハァハァ
久(首筋にキスマーク付けちゃおうかしら)スーハー
京太郎「……部長何やってるんです?」
久「……」
久(オワタ)
京太郎「あのぉ、なんで俺の身体の上に部長が馬乗りになってるんですか?状況が全然分かんないんd「chu」…………えっ?」
久「こういうことよ」
京太郎「」
久「私は須賀君のことが好き。だからキスしたくて寝込みを襲ったのよ」
京太郎「いや、え?部長が俺のことが好き?それに後半は、そんなあけっぴろげに言う内容じゃないでしょ!?」
久「むらむらしてやった反省はしている」
京太郎「あれ、なんでだろう反省しているはずなのに印象は最悪になった」
久「そうよ。こんな女でドン引きしたでしょう。ごめんなさい」
京太郎「はい。ドン引きしました」
久「ドン引きしたんだ……」
京太郎「あっ!でもほら、いい意味でのドン引きですから!!」
久「須賀君て、おそろしくフォロー下手ね」
京太郎「はい、すいません……」
久「謝らなくていいのよ須賀君。私はそんなあなたを好きになったんだから」
京太郎「部長……」
久「ふふふ」
京太郎「いい感じの雰囲気を作って、俺の寝込みを襲った話を逸らそうとしていませんか」
久「そそそそんなことないわよよよぉ」
京太郎「物凄く動揺した!?」
久「ふぅ、冗談はこれくらいにして改めて謝罪するわ須賀君ごめんなさい」
京太郎「正直に話してくれましたし許しますけど……」
久「許してくれるの?やっぱり優しいのね、須賀君」
京太郎「まあ、さっきされたキスだって嫌な気はしませんでしたし」
久「あら?これって、私脈ありと思っていいのかしら」
京太郎「部長は綺麗ですし、キスされたら俺を含めて大抵の男は喜ぶと思います」
久「ありがとう。須賀君、私とってもうれしいわ!」ニコッ
京太郎「かわいいいいいいいいいいいい」
久「そうだ!須賀君、告白の返事のことなんだけど」
京太郎「はい」
久「明日の放課後まで待ってもらえないかしら」
京太郎「それは別にいいですけど……なんでですか?」
久「抜け駆けはいけないでしょ」
京太郎「はぁ?そうですね」
久「という訳で、今日はもう帰りましょうか」
京太郎「そうだ!今何時って……、もうこんな時間!?あれ?そういえば俺なんで寝てたんだっけ……」
久(咲にメールしとかないと)ピロリン
久「須賀君もう部室閉めるわよ」
京太郎「あっ、はい(まあいいか、いいことあったし結果オーライだ)それじゃあ、部長帰りましょうか」
久「こんな時間まで待っていてあげたんだから、私の家までエスコートしてくれるんでしょ須賀君?」
京太郎「そりゃあこんな真っ暗の中、女性を一人で帰らせるなんてことできませんよ。お供します」
久「京ちゃんマジ紳士」
京太郎「茶化すなら、帰りますよ」
久「ごめんごめん須賀君といるとついつい、いじりたくなっちゃうのよ」
京太郎「どうせ俺はいじられ気質ですよ……」
久「違うわよ、そんな理由じゃないわ」
京太郎「ではなんでですか?」
久「好きな子を見るといじめたくなっちゃう。そういうことよ」
おわり
まだスレタイしか読んでないけどあれか
スレタイあれか
あれのネタか
スレタイあれか
あれのネタか
やっぱりこんなもんじゃ少ないんだな
次はもっと書き溜めてから投下します
次はもっと書き溜めてから投下します
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