元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」 首領パッチ「ヒロインになれるのね!」3
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
301 = 259 :
~まどホーム前~
ドア < ガチャッ
まどか「…………」
さやか「遅かったね、まどか」
首領パッチ「特訓に遅れちまうぞ~!」
天の助「さっそく遅刻か、この落第生!」
仁美「まあまあ、そんなに責めなくとも……」
恭介「みんな揃ったし、そろそろ行こうか」
まどか「……」
302 :
さやか「ん? どうしたの、まどか?」
まどか「な、何だかスゴく嫌な予感がするの……」
首領パッチ「嫌な予感? てめぇの勘は信用ならねぇな」
さやか「アンタのよりよっぽど信じられるわ! でも、またどうして?」
まどか「うん、何だかほむらちゃんのことを思い出しちゃって……。今日、気分が悪そうだったし」
恭介「暁美さんが?」
仁美「そういえば……」
天の助「じゃあ、ほむらの身に何か起こってるとでもいうのか?」
まどか「ううんっ! 私の勘違いかもしれないしそんなこと……」アセッ
303 = 302 :
ブチィッ!
首領パッチ「いやあぁぁ! 今日イメチェンでたまたま履いてきた草履の鼻緒が両方ともちぎれたぁーーーーッ!!」ショック!
恭介「こ、これは不吉だ!」ヒッ!
首領パッチ「これじゃ素足で原始人生活だよー!」ウワーン!
さやか「まどか! もしかして……!」
まどか「で、でもでもただの偶然かも……、ん!」 カーニャー!!>
カーカーカーカー!! ニャーニャーニャーニャー!!
さやか「た、大量のカラスに鳴かれた上に、大量の黒猫に目の前を横切られた……!」
恭介「それなら、股の間からカラスに向かって石を投げれば、カラスの呪いから逃れられるッ!」
まどか「うぅぅ、でも偶然が重なったのかも……!」
キャアアァァーーーーッ!
.
304 = 302 :
さやか「あ、ああ……!」ガタガタ
まどか「どうしたの、さやかちゃん!?」
さやか「あ、アレ……!」
恭介「なっ、アレは……!」
アレ→ 仁美「ひっ、何ですの……?」バババーーーーン!!
さやか「仁美の髪の毛がワカメみたいになってるーーー!」ヒィ~!
恭介「うわあああぁ! 本当だ!」
仁美「……!」
仁美「あらあら……」ウフフフ
仁美「これはもとからですわぁーーーーーッ!」ヒトーーーーン!
この時の仁美の顔は、
何故か大層嬉しそうだったという。
.
305 = 302 :
まどか「もう! こんな時にふざけないでよっ!」カミジョウクンマデ!
さやか「ごめん、つい」アハハ~
恭介「悪いね」アハハ~
仁美「んもう!」アハハ~
「うわああああぁぁーーー!!」
天の助「お、俺の体にポン酢が掛けられて、いかにも高級料亭で出されそうな気品ある風格が漂っているーー!?」つポン酢 タラタラ
天の助「これは間違いなく不吉の前兆! これから起こる不運に打ち勝つ為には、誰かが俺を食すしかないぞ!!」
ババーーーーン!
さやか「それでも、こうも気味が悪いとまどかの言うことも本当かもね……」
まどか「や、やっぱり?」
首領パッチ「アナタハー、神ヲー信ジマスカー」
恭介「暁美さんの様子を見に行ったほうがいいかもしれない」
仁美「ええ、それも急いで!」
さやか「それじゃあ皆、行こうか!」
まどか「うん!(ほむらちゃん……!)」
306 = 302 :
スタタタタタ……
天の助「…………」ポン酢 タラタラ
天の助「まあ、俺が食うからいいけどね」モグモグ
天の助「うめぇなあ……ちょっと塩気が多いかもしれねーけど……。こんな上手いモノを食えねぇ奴らは可哀想だぜ」ポロポロ
おっさん「共食いかよッ!!」
天の助「……」
おっさん「……」
天の助(…………誰だろうこの人)
307 = 302 :
~廃工場~
さやか「確か特訓はここでやるはず!」タッタッタッタ
恭介「やっとついた!」タッタッタッタ
まどか「ボーボボ!」タッタッタッタ
佐々木ボ次郎「遅いぞ、宮本武蔵!」
まどか「ち、ちがいますよ…!」ゼェ…ハァ…
マミ「ず、ずいぶんと急いで来たみたいね。何かあったの?」
杏子「特訓だからって気合い入れすぎだろ」お菓子ポロポロ
ソフトン「お前は少し気を抜きすぎだ」
魚雷ガール「ソフトン様~♡」スリスリ
杏子「マイペースって言いなよ(クソッ、魚雷野郎め……)」
308 = 302 :
まどか「みんな居る……? あっ、ほむらちゃんが居ない! ほむらちゃんは!?」
魚雷ガール「ギョラっ? そういえば見てないわね」
ボーボボ「お前らと一緒だと思ってたんだがな」
さやか「マジで……?」
まどか「そんな……、やっぱり何かあったんじゃ……?」
仁美「……あっ! あそこにいらっしゃるのは……!」
まどか「えっ?」
309 = 302 :
ほむら「……」ザッザッ…
まどか「ほむらちゃん!」
恭介「でも、本当にアレって暁美さん?」
仁美「何か感じが違うような……」
さやか「まるで転校してきたばっかの……いや、それよりも冷たい表情をしてる……!」
首領パッチ「ほむら……変わっちまって……。俺の小指の大きさくらいしかないじゃねぇか!」
さやか「それは遠近法!!」サヤーン!
310 = 302 :
ほむら「……お待たせ」ザッ
ボーボボ「……遅かったな」
ほむら「ごめんなさい」
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「……」
まどか(やっぱり……何かおかしいよ……!)
ソフトン「ボーボボ、あれは……」
ボーボボ「分かっている」
311 = 302 :
杏子「キャラ付けかい? 険しい顔になっちゃってさ」
マミ「暁美さん? 本当にどうしたの?」
ほむら「何でも……ないわよ」
天の助「分かったぞ! コイツ、『魔女の口づけ』で洗脳されてるんだ!」
首領パッチ「本当か!? なら体のどこかにあの模様があるはずだ!」
首領パッチ「ここかな?」つ サッ
スカート < ペラッ
ほむら「」ピキッ
首領パッチ「うぐ……ぐ……」ボロ…
ほむら「次にやったら塵一つ残さないから」
まどか(ま、間違いなく本物のほむらちゃんだ……)
312 = 302 :
ほむら「……」
まどか(本人なのは間違いない。でも、ほむらちゃんであって、ほむらちゃんじゃないような……)
ボーボボ「ほむら、俺たちに何か話すことがあるんじゃねーか?」
まどか「えっ?」
ほむら「流石ボーボボ……よく分かったわね」
ボーボボ「表情を見れば分かる。三つ目の鼻の下にシワが出来てたからな」
ほむら「一つしかないけど」
ほむら「私のちょっとした昔話を聞いて欲しいの。そんじょそこらの長編小説よりも長いから大幅に端折るけどね」
マミ「暁美さんの過去……?」
杏子「結構気になるじゃねーか」
魚雷ガール「授業は一時休止ね」
ほむら「あれは……そうね、最初の世界……」
ほむら「私という人間の『始まり』よ」
.
313 = 302 :
~ほむほむ説明中~
田楽マン『まあ、本編の10話11話と同じだぜ』
田楽マン『つーか俺、特訓に呼ばれてねーんだけどぉーーー!!』
田楽マン『頭数にも入れられてないってことかぁーーー!?』
田楽マン『うおおおぉぉぉ! 腑に落ちねぇーーー!』
田楽マン『俺の出番がどんどん消えていくーー! 俺自身がこのSSから消えていくーーー!!』
田楽マン『イヤだぁーーー! 消えるのはイヤだぁーーー!!』
田楽マン『うわああああぁぁぁぁーーーー!!!』
田楽マン「はぁ……はぁ……」
田楽マン「続いては東京都からのラジオネーム『真夏みかん』さん19歳……」スッ!
まどか「今の独白、ラジオのお便りだったの!?」マドーン!
314 = 302 :
~ほむほむ説明終了~
ほむら「……以上よ」
まどか「ほ、ほむらちゃん……!」
さやか「ほむら、あんた……」
マミ「そんな辛い運命を……」
ほむら「勘違いしないで。私は同情してもらう為に話したわけではないわ」
ボーボボ「……」
恭介「変わらない世界を何度も繰り返す……」
仁美「あまりにも、恐ろしいですわ……」
杏子「きっと……アタシらには想像も出来ないほどにね」
315 = 302 :
まどか「私が史上最悪の魔女にっ……!」
ほむら「ええ、あなたが契約を交わすことだけは絶対に防がなければならないの」
さやか「あの時間停止の魔法も、タイムスリップのオマケだったんだね」
ほむら「そうよ。私の本来の力は、やり直すこと。取り戻すこと」
ほむら「初めての友達……、鹿目まどかの為にね」
まどか「ほむらちゃん……」
ボーボボ「それで? 話はそれだけじゃないだろ」
ほむら「もちろんよ」
まどか「えっ?」
ほむら「ボーボボ……私と……」
ほむら「闘って!」
『ソウルジェム』 バッッ!!
.
316 = 302 :
ボーボボ「……」
マミ「なっ!?」
さやか「あんた、本気!?」
まどか「そんな……!」
魚雷ガール「まあ大胆」
ほむら「馬鹿げていると思うかしら?」
ボーボボ「ああ」
ボーボボ「お前の持っているその濁ったソウルジェム。そんな状態で闘うつもりなのか?」
ほむら「あら、それだと本気を出せないと言い訳するつもりなの?」
ボーボボ「ふん、魔女になりかけの癖してよくしゃべるな」
まどか「ま、魔女になりかけ……!?」
まどか「ほ、ほむらちゃん! どうしてそんな!」
ほむら「…………」
まどか「おかしいよ、ボーボボと闘うだなんて! ソウルジェムがそんな状態なのに!」
ほむら「まどかは口出ししないで」
まどか「うっ……!? ほむらちゃん……」
ほむら「……」
317 = 302 :
ほむら「でも、関わるなとは言ってないわ。あなたにはむしろ一番前でこの闘いを見ていて欲しいの」
まどか「えっ……!」
ほむら「私はボーボボと闘わないといけない。これは私が望んだこと」
ほむら「私は過去を背負ったままこれ以上生きていけないの……」グググッ!
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「あの過去を捨て去る訳ではない。でも、現在<イマ>と決別する力が欲しい」
ほむら「過去と向き合った上で戦い続ける強さが欲しいの」
ほむら「私は決着をつけるわ。その為にはボーボボ、あなたと闘わなければならない」
ほむら(そう、闘わなければ………)
・
・
・
.
318 = 302 :
QB『………』
QB『……へぇ』
QB『これは驚いた。並の魔法少女ならコレくらいで堕ちてる筈だ。事実さやかもそうだった』
QB『流石は……、常人ならば発狂するだろう幾千回のループを繰り返してきただけの事はあるよ』
ほむら『はぁ……、はぁ……』
QB『暁美ほむら』
ほむら『あなたに、誉められても、何一つ嬉しくないわね……』
QB『酷いなあ、最高級の賛辞のつもりだったんだけど』
ほむら『インキュベーター……』
QB『ん?』
ほむら『あなたの言葉の効力はとてつもない……認めてあげるわ』
ほむら『そうね、今回は私の負けよ……』
QB『…………』
『私は……、ボーボボ達にこの上なく嫉妬してる……』
『自分の成し遂げられなかったことをいとも簡単にやってのける……。私では決して立てない、皆の中心に彼らはいる……』
『これまでの私が助けられなかった世界……。その後悔も、より大きく嫉妬を増幅させている』
『魔法少女に、いえ、人に過ぎたる程の巨大な嫉妬を、私は孕んでいるのよ……』
319 = 302 :
QB『……はっ』
QB『はははははははは!!!』
QB『君はバカだ! 大バカ者だな、ほむら!』
QB『魔法少女は心に積もらせる絶望によって、大きくソウルジェムの調子を左右される』
QB『例え本人が絶望を認めなくとも、時間の経過と共にじっくりと魔女化が進行していくんだ』
QB『それなのに君は、最もやってはいけないことをしてしまったんだよ!』
QB『君の抱えている『嫉妬』という濁りを、君は口に出して自認してしまった!』
QB『古来より言葉には魂が宿っていると言われてきたが、まさにその通りだ! 後でどんなに否定しようと、自分の発した言葉はいつまでも付きまとうのさ!』
QB『魔女になった君を、彼らは助けられるかな? 何千回のループによって蓄積された、巨大で醜悪な絶望を抱える君を!』
QB『これで絶望は他の魔法少女にも伝染する! 僕の勝利だ!』
QB『ははははははっ! ありがとう、暁美ほむら! じきにすぐ魔女になる君に、沢山のお礼を送ろうじゃないか!』
QB『はははははははははっ!!』
320 = 302 :
あはははははははははははっ!
ほむら『……ふふっ』
QB『ん? 何がおかしいんだい?』
ほむら『あなたが余りにも感情豊かに話すもんだからつい……ね』
QB『……人間の真似さ。これならば君の心にも来るものがあるだろう』
ほむら『いいえ、滑稽すぎて見てるこっちが大笑いだったわ』
QB『……自分の立場が分かってるのかい? 君は魔女になる……、これは絶対に覆らない事実さ』
ほむら『……』つグリーフシード スッ
ソウルジェム < スーーー……
ほむら『確かに……。ある程度はグリーフシードで穢れを取れるけれど、これ以上は浄化できないわね』
321 = 302 :
QB『そうさ、いかにグリーフシードを積もうが無駄なことだよ』
QB『君の根幹に絶望が根付いているんだ。簡単にチャラに出来るものじゃないさ』
QB『これで分かったろ? 君はおしまいさ。いや君だけでなく、他の魔法少女もボーボボ達もこの町も、鹿目まどかも』
ほむら『……私が魔女になって、皆を破滅に導くとでも?』
QB『ああ。あのボーボボ達も、魔女になった君を元に戻すことは出来ないだろう。最悪相打ち、よくて辛勝かな』
QB『そして君を倒して満身創痍な彼らを待ち受けているのは、あの<ワルプルギスの夜>だ』
QB『皆が傷つき倒れていくのを見て、まどかは僕と契約し……魔女になる』
ほむら『……』
QB『待ち遠しいな。これで僕たちの、宇宙の均衡を保つ仕事は完遂される』
322 = 302 :
ほむら『……』
QB『何だ、まだそんな所にいたのかい、ほむら』
QB『さっさと魔女になって、ボーボボ達を倒すか倒されるかしてきたらどうだい』
ほむら『ふふっ……私がボーボボ達と戦う……ね』
ほむら『面白いことをいうじゃない。人間のジョークを勉強したの?』
QB『……?』
ほむら『そんなに早く見たいというのならね……インキュベーター』
ほむら『すぐにでも見られるわよ』ファサッ
.
323 = 302 :
・
・
・
ほむら「…………」
ほむら「……ワガママなことだと承知の上よ。<ワルプルギスの夜>がすぐそこまで迫っているのに、ふざけていると思われても仕方がない」
ほむら「だけど、お願いボーボボ……。私と闘って」
ほむら「私は私自身の気持ちに踏ん切りがつかないの。これは私の覚悟の問題」
ほむら「あなたと全力で闘って、自分の覚悟に決着をつける」
ボーボボ「……」
杏子「ほむら……」
さやか「あんた……」
まどか「な、何を言ってるの? そんなのダメだよ! 友達同士で闘うなんて!」
まどか「せっかく、みんなが協力しあってるのに……どうして……」
ほむら「ごめんなさい、まどか。でも、このままじゃ私は<ワルプルギスの夜>と戦えない……」
ほむら「心に迷いのある私じゃ、ただの魔女にだって勝てる気がしないの」
まどか「ほむらちゃん……」
324 = 302 :
まどか「ねえ、ボーボボも何か言ってよ! こんなの止めようって……!」
ボーボボ「……」
ボーボボ「いいだろう、受けて立とうほむら」
まどか「ボーボボ!?」
ほむら「ありがとう、ボーボボ」
ボーボボ「かまわん。お前の言うとおり、精神が不安定な状態で決戦に向かおうだなんて、言語道断だからな」
ほむら「……」
325 = 302 :
さやか「まどか、やらしてあげようよ。何も命を懸けた闘いじゃないんだからさ」
まどか「でもっ!」
杏子「アタシはほむらの気持ちは分かるよ」
まどか「えっ……?」
杏子「何て言うかさ、ケジメって感じ? アイツ、アタシらと会うずっと前から戦ってきた訳じゃん」
杏子「アタシらの知らない何かをたくさん背負ってきたんだと思うよ。いわば、一つの禊ぎでしょ。それをアタシは否定出来ないね」
首領パッチ「杏子……。そんな難しい言葉知ってたのか?」
杏子「うっせぇ」
さやか「あたしも杏子の意見に賛成かな」
まどか「さやかちゃんまで……? ま、マミさんは!?」
マミ「鹿目さん……、残念だけども私も……」
まどか「そんな……!」
ソフトン「まどか、これは彼女の問題だ。そしてボーボボは彼女に指名された。少なくとも今俺たちが口出し出来る問題ではない」
まどか「ううぅ……」
326 = 302 :
ボーボボ「なるほど、その為にここに呼び出したのか」
ほむら「ええ、この廃墟ならどこにも迷惑はかからないわ」
首領パッチ「いいぞー、やっちまえー!」
天の助「ヒューヒュー!」
ほむら「それじゃあ、始めましょうか。ボーボボ、首領パッチ、天の助」
パチ天「「えっ」」
首領パッチ「ええぇーーーッ!? 何で俺らも闘うことになってんの!?」
天の助「そ、そーだ! テメーとボーボボで勝手によろしくやってろよ!!」
ほむら「さっきも言ったように、今まで立て続けに起こった奇跡は、みんなボーボボやあなた達のおかげよ」
ほむら「感謝はしているわ。だから闘って」
天の助「『だから』の前後が全く繋がってねぇーー!?」
ボーボボ「いいのか? 三対一になるぞ」
ほむら「望むところよ。私は今まで独りで闘ってきた。これでいいの」
首領パッチ「勝手に話を進めてんじゃねー!!」
327 = 302 :
ボーボボ「仕方ねーな。 つっかもうぜっ♪ ふふふんふんふふ~ん♪」チラッ
首領パッチ「ん……ハッ!?」
ボーボボ「この世~はデッカイふふふふふん♪」つ三星球 チラチラッ
首領パッチ(あ、あれはドラゴンボール!? な、何故あれをボーボボが……ああぁッ!?)
ボーボボ「アドベふふ~ん♪」シェンロン『お前の願いを……』ボー…
首領パッチ「シェンロンが出かかってるーーー!? まさかボーボボの奴、もう全ての球を集めているのか!?」
ボーボボ「この闘いで戦果をあげれば、これを進呈してやらんこともなきにしもあらず」
首領パッチ「い、イェッサー!」
天の助「ケッ! 俺はモノで釣られるような男じゃねえ! こんな無意味な争いは御免だぜ!」
ボーボボ「じゃあ君はいいや」
天の助「ええぇッ!?」
ボーボボ「準備はいいか、ほむら」
首領パッチ「来いよベネット!」
ほむら「ええ、OKよ」
天の助「ちょ、ちょ、ちょっと待って!」
首領パッチ「んだよ、天の助」
天の助「ほ、ほら俺も戦力になるんじゃないかなー…ってさ!」
328 = 302 :
天の助「俺も鬼じゃないし手伝ってやってもいいぜ! あのドラゴンボールで手を貸すのも考えて……」
ボーボボ「あ? モノに釣られない天の助さんは引っ込んでろよ」
ほむら「邪魔よ」
首領パッチ「死ね」
天の助「う、ううぅぅ……」
ボーボボ「誠意さえ見せてくれれば、仲間に入れてやるけどなー」
天の助「く、くぅッ!」
スッ……
天の助「お、お願いします、一緒に闘わせてください……!」ドゲザ
ボーボボ「あーあ、しょうがねーなー!」ニヤニヤ
首領パッチ「ぷぷぷ、だっせぇ」ニヤニヤ
天の助(恥辱……! 恥辱! 恥辱! 恥辱!!!)ググググ!
天の助(この恨み、決して忘れん! 必ず果たさん!)
天の助の心に芽生えた小さな闇……
それは確実に、着実に成長していくのであった……
.
329 = 302 :
まどか(やっぱり、ダメだよほむらちゃん)
まどか(私には分かるよ。ほむらちゃんが頑張ってきたことも、無理をしてきたことも!)
まどか(だって、私は夢で見たもの……!)
ボーボボ「ゆくぞ、ほむらッ!!」ゴオォォッ!
ほむら「いくわよ、ボーボボッ!」ゴオォォッ!
首領パッチ「どこ行く?」
天の助「スプラッシュマウンテンは混んでるだろうから、先にダンボに乗ろうぜ」つ地図 ペラッ
まどか「ダメぇッ! ボーボボ! ほむらちゃーーん!!」
330 = 302 :
十一話前半はこれにて終了です
やっと、「ツッコミ」をしてくれる敵との対決……、待ちに待っていました
奇声しか発しない魔女はボーボボ流の戦いにおいて、少し不自由な面もありました
というか、かなり初期の段階からほむらとボーボボが戦う事は決めており、ついにこの時がやってきたという気分です
今回の戦いは>>1自身も今まで以上に楽しんで執筆出来ると思うので、次こそはもう少し早い投下を心がけます
それでは今日はこのへんで
331 :
乙!
上条はもうすでにSBRに参加してるだろww
332 :
乙
ギャグ時空ではシリアスキャラほどドツボに嵌ってしまうからな…
333 :
乙です!
まさかワルプルギス戦の前にこんなに盛り上がりそうなバトルが始まるとは!
後編に期待しています!
334 :
最高だぜ・・・最高にボーボボってやつだぜぇ
335 :
>>298
つけもの「呼んだ?」
336 :
よし!これで次の投下まで戦える! 乙でした!
337 :
乙~。ほむらのつけものにワロタw融合は無しの方向って言ったけど三人揃うと期待してしまう。
338 :
乙
まさかのほむほむ=つけもの説浮上
恭介がその内スタプラとか使いだしそうだな
339 :
乙
つけものwwww
340 :
乙
のっけからガンダムネタ中の人ネタに吹いたwwwwwwwwww
341 :
乙
恭介はもうすっかりジョニィだろコレwwwwww
そして田楽マンの扱いは相変わらずwwwwwwwwww
342 :
乙! 待ち望んだ甲斐があったぜ!
ところで>>1はこういうクロス以外にも、普通の形態の小説を書く人なのかな?
文章の端々からそんな雰囲気を感じるんだが……
343 :
>>273のタイミングが的確すぎる
344 :
乙
途中までかなり笑えていたのに、QBの野郎!
文章というか物語のレベルが高すぎじゃないかこのSS。QBの極悪さまでパワーアップしてるし。
凄すぎるよ!
とてつもなく面白い!
>>1は他に作品はあるのでしょうか
345 :
ほむらが(ある意味)シリアスキャラのプライドを賭けてギャグキャラの頂点とも言えるボボボーボ・ボーボボに戦いを挑むとは…
そして仁美、初めてツッコミが出来て良かったね。
346 :
乙
ボーボボを題材にしている時点で何をいまさらって感じだが
最後のツッコミを行う敵って作者の言葉が一番シリアスブレイクしちまったなあwwwwww
しかし恭介はどんどんジョニィになっていくな
後、杏子の過去が変わっていたのはこの世界線の親父がハジケリストだったからなのかな
347 :
乙
恭介がそのうちタスク使い出しそうな勢い
348 :
杏子父、渋い顔なのにハジケすぎだろw
349 :
いつも以上のクオリティ乙です!
レム戦のネタ思い出して吹いたwwwww
どーでもいい話だけど>>347がスタスクに見えたわ
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