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元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」 首領パッチ「ヒロインになれるのね!」

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151 :

笑えるほ

152 = 137 :




ボーボボ「と、いうわけだ」

さやか「いや、全然わからないよ!!」

パチ天「「い”い”話だな”ぁ~~~~!!」」グスグス

まどか「今の話って本当なんですか……?」

マミ「違うに決まってるでしょ……。マミのマの字すら出てこなかったじゃない」

マミ「本当は私が魔女と戦っていて危なくなってた時に、突然現れて私を助けてくれたの」

マミ「それからは一緒に魔女退治に付き合ってもらったりしているの」

さやか「へぇ~、お互い信頼し合っているベストカップルという訳ですな!」

マミ「も、もう! そんなのじゃないのよ。いつもありがとうございますね、ボーボボさん」

ボーボボ「俺が好きでやっているだけだぜ」

まどか「……」

さやか「どうしたの、まどか?」

まどか「うん……。何でほむらちゃんはキュゥべえを襲ったのかなって思っちゃって……」

マミ「そのことなんだけどね。おそらくあの子は新しい魔法少女が増えることを恐れているのよ」

さやか「え? でも魔法少女同士、仲間なんじゃないんですか?」

マミ「魔法少女達は一人一人、自分の縄張りを持っているの。新しい魔法少女が生まれれば、当然自分のテリトリーが減ってしまうわ」

マミ「それに、魔女を倒すとそれなりの見返りがあるから、それ目当てで魔法少女同士が対立することも珍しくはないわ」

さやか「縄張りって、何だかヤクザみたいですね……」

まどか(本当にそうなのかな、ほむらちゃん……)

153 = 137 :



天の助「おい、てめぇどこの組のもんだ? ボボボの兄さんにガンつけるとはいい度胸じゃねぇか?」オラオラ

ボーボボ「ぶち殺すぞ、兄ちゃんよぉ……!」オラオラ

首領パッチ「あ”あ”ん!? てめぇらこそ、このバッジを見てもまだそんな口がきけんのか?」スッ

天の助「なぁッ!? そ、その紋章は……『ひよこくらぶ』!」ガガーン!

ボーボボ「俺たち『たまごくらぶ』の上位組織!! 失礼しやしたぁーーッ!!」ドゲザー

首領パッチ「ふん、ゴミどもが……」


マミ「そうね、魔法少女ってアニメやマンガのような可憐で格好いいイメージがあるけど、命がけでとても危険なの」

マミ「魔法少女になるならばよく考えるべきよ」

まどか「う~ん迷っちゃうなぁ」

さやか「だよね、何たって願い何でもなんだからね」

マミ「そこで提案なんだけど、あなた達、私の魔女退治に付き合わない?」

まどさや「「えっ!?」」

154 = 137 :



首領パッチ「ヤッくん、はい、あ~ん。おいしい?」

天の助「パチ美さん! 僕という人がありながら!」


マミ「魔法少女体験ツアーって訳よ。実際に魔女との戦闘を見て、改めて魔法少女になるかどうか決めるの」

QB「なるほど、いい案だねマミ。魔法少女としてベテランのマミに、何だかよく分からないけど強いボーボボがいれば安全だよ」

まどか「どうする、さやかちゃん?」

さやか「う~~ん、思い切ってついていっちゃおうか! マミさん達がいるなら確かに心強いよ!」

マミ「じゃあ決まりね。さっそく明日から体験ツアーを始めましょう」


ボーボボ「うおおー! 金を出せーー!!」バンバン

首領パッチ「ヤッくんだけは! この子だけは見逃してーー!」

天の助「パチ美さん……僕を裏切った罰だよ……」フフフ

155 = 137 :



まどか「あ、もうこんな時間! それじゃあマミさん、ボーボボさん、今日は色々とありがとうございました」

さやか「ほら、バカどもも帰るよ」グイグイ

首領パッチ「やだやだやだ! もっと遊びたい~~!」ジタバタ

天の助「お家帰るのやだ~~~!」ジタバタ

ボーボボ大統領「核爆弾のスイッチ押しちゃうぞ~~!」ジタバタ

さやか「一人物騒な人がいる!!」


  ~玄関~


田楽マン「……」

マミ「それじゃあ、皆。また明日ね」

まどさや「「さようなら~~!」」スタスタ

首領パッチ「アディオス!」スタスタ

天の助(田楽の奴ずっとあそこにいたのか……)スタスタ


マミ「行っちゃった……ふふっ」

ボーボボ「嬉しそうだな、マミ」

マミ「あら、わかります? 後輩が出来るかもしれないって思うと、嬉しくて」

QB「魔女退治においてはチームのほうが倒しやすいことがあるからね。是非とも彼女達を勧誘しなくちゃ」

QB「それじゃ、僕も行くとするよ」

156 = 137 :


マミ「あら、もうすぐ晩ご飯だけど、どこにいくの?」

QB「鹿目まどかのところさ。彼女はとても素晴らしい魔法少女の素質を持っているからね。なんとしても契約してもらうためにも、少しでも多く勧誘をね」

ボーボボ「……」

マミ「あらあら。それじゃキュゥべえ頑張ってね」

QB「うん! いってきます!」タッタッタ

ボーボボ「……」

マミ「……どうしたんですか、ボーボボさん?」

ボーボボ「あの狐野郎がどうにも気に入らなくてな……」

マミ「キュゥべえが……?」

ボーボボ「俺には奴の心の中にまで、あの真っ白な毛が生えているとは到底思えない。他人のことを、毛の未来のことを考えない毛狩り隊と同じ臭いがするぜ」

マミ「ぼ、ボーボボさん……」

ボーボボ「……」


マミ(バレリーナの格好で言うことじゃないと思うわ……)マミーン…

157 = 137 :




  ~まどホーム~


まどか「驚いちゃったなぁ。まさかキュゥべえが追いかけてくるなんて」

まどか「それにお母さん達にはキュゥべえが見えないなんて!」

QB「僕の姿は魔法少女の素質がある人間にしか見えないからね(あれ、自分で言っといてなんだけど、何であの金平糖達には僕の姿が見えたんだろう……)」

たっくん「あうー。まろかー?」ウーウー

まどか「ティヒヒ、たっくん私が誰と話しているのか不思議そう」

首領パッチ「あうー、まろやかーこんぶぽんずー」ウーウー

まどか「」

たっくん「」

QB「」

まどか「何で首領パッチ君がいるのぉーーーッ!?」ガビーン

首領パッチ「安心しろまどか。俺の姿はハジケリストの素質がある人間にしか見えないんだぜ」フフフ

たっくん「……」

QB「弟くんがすごい睨んでるよ……」

158 = 137 :


まどか「そんな見え透いた嘘はいいから! 何で私の家にいるの!?」

首領パッチ「俺の出番が……少ないんだよぉーーッ!!」クワッ

まどQB「「えええぇぇーーーッ!?」」

首領パッチ「主人公は俺だろ!? ヒロインは俺だろうがぁーーッ! 俺よりも目立ってんじゃねーーーッ!!」

まどか「どう考えても私が主人公だよ! 自惚れにも程があるよ!!」

QB「まどか! 君も十分自惚れてるよ! それよりもそんなに騒ぐと家の人に……!」

詢子「……」ドアガチャッ

まどか「……」

たっくん「……」

QB「……」

首領パッチ「家政婦は見た……!」


田楽マン「こうして夜は更けていく……」

159 = 137 :




 ~ほむホーム~


ほむら「今日は散々な目にあったわ……」ホムゥ

ほむら「金平糖にゼリー野郎、鼻毛男……。何故今回の世界はこんなにも訳の分からないもので溢れているの……?」

ほむら「今までのループから考えると、確か明日は巴マミの魔法少女体験ツアーね」

ほむら「何が起こるか分からない……、しっかりと監視をしておかなくちゃ……!」

160 :

嫌な予感しかしない・・・

161 = 137 :




 ~翌日~


まどか「……おはよう、さやかちゃん、仁美ちゃん、天の助君」ゲッソリ

首領パッチ「あーたーらしーい、あーさがきーたー」スタスタ

仁美「大丈夫ですか……?」

さやか「おはよう、まどかに首領パッチ。なんかやつれてるね……(肩に乗ってるキュゥべえと何

か関係あるのかな?)」

QB<昨日お母さんにこってり絞られたからだよ>

さやか<ひゃっ!? なにこれすごい、テレパシーってやつ!?>

まどか<ティヒヒ、私も最初はびっくりしちゃったよ。これもキュゥべえの力らしいよ>

首領パッチ<ロボトミー……>

天の助<み……み……、弥勒菩薩……>

162 = 137 :


QB<君たちは魔法少女の素質を持っているからね。僕が中継地点となって意志疎通が出来るわけだ>

まどか<内緒話には最適だね!>

首領パッチ<妻夫木聡……>

天の助<し……し……。ううぅ、俺の負けです……>ガクッ

首領パッチ<筋はいい。だが己に慢心せず精進なされよ>

天の助<うぅ……ありがとうございます、マスター・オブ・しりとり……>

さやか<あんた達は何やってるの……>

QB(あれ? 何でこいつら普通にテレパシー出来てるの? まさか、本当に魔法少女の素質が……?)

163 = 137 :


仁美「皆さん、何か様子がおかしいですわ……。まさか、もう皆さんは目と目で全てが通じ合うような仲に……!?」オロオロ

まどか「ひ、仁美ちゃん……?」

仁美「昨日私と別れた後に、皆さんの仲が急接近するような事態が!?」

天の助「その通り! 何故なら俺たちはところてん促進委員会に加入したからだ!」バーン

さやか「あんたは黙っててね」

仁美「そ、そんないけませんわ! 皆さんは女の子同士に、金平糖にところてん! 禁断の恋ですわーーー!」ダッダッダ

さやか「ちょ、ちょっとカバン置いて……」

QB「愉快な子だね」

まどか「ティヒヒ、仁美ちゃん少し天然入ってるからね……」

さやか「あはは、あんたが言えた義理じゃないでしょー?」クスクス


首領パッチ「カバンの中にドリアン入れてやろうぜ」ゴソゴソ

天の助「納豆もおまけだ」ヌチャヌチャ

QB「……うわぁ」

164 :

天の助が、納豆……?

165 = 137 :




 ~学校~


キーンコーンカーンコーン

ほむら(まどか達が登校してきたわ)

ほむら(おそらく、キュゥべえを使って楽しくテレパシーでもしてるのでしょうね)

生徒A「ねぇねぇ、聞いた? 早乙女先生産休だってさ~」

生徒B「えぇ~! ホントに? おめでたじゃん」

まどか「ええっ! 先生が!?」

さやか「ありゃりゃ、マジ意外だね~!」

ほむら(……)

ほむら(今までのループから考えると、これは到底あり得ないことで、かなり驚かなければいけないんでしょうけど)

ほむら(あいつらを見てしまってからは大して心も動かないわ……)

166 = 137 :


首領パッチ「うちの赤ちゃんもこんなに大きくなっちゃって。ね~、ヤッく~ん!」オホホ

天の助「まあ! 可愛いベイビーですこと!」オホホ

ほむら「……はぁ」

生徒C「それで、今日は代理の先生が来るんだって!」

中沢「マジで!? 美人かな~?」

ほむら「……」

ほむら(嫌な予感しかしないわ……)

ドアガララッ

魚雷ガール「はぁ~い、席についてぇ~! 魚雷先生のトキメキ恋愛駆逐教室の始まりよ!」

ほむら「」

167 = 137 :



首領パッチ「ひいいぃぃ~~! 魚雷先生~~!?」ガタガタ

天の助「な、何故ここにぃ~~!!」ガタガタ

魚雷先生「あら、前の学校の生徒と出会えるなんて! あなた達元気にしてた~?」ギョラギョラ

まどか「首領パッチ君たちと知り合いみたいだね」

さやか「まあ、どう見ても同類だろうね……」

ほむら(もういちいち驚くのも疲れてきたわ……)ホムゥ…

首領パッチ「冗談じゃねええぇえぇ!! こんな訳の分からない授業受けれるかああぁぁ!」ダッダッダ

天の助「命が幾つあっても足りねええぇぇ!」ダッダッダ

さやか「あ、あんた達どこいくの!?」

魚雷ガール「教育的指導ーーーーーーッ!!!」

ドゴオオオォーーーン

ガシャーーーン

パチ天「「ぐばああぁぁッ!?」」

168 :

ここで魚雷先生は予想外だったwwww

169 = 137 :


魚雷ガール「早引けなんて先生は認めないわよっ!」スタッ

ほむら(教室のガラスが全部割れたわ……)

魚雷ガール「んもう、先生は分かっているわよ。久々の再会で感動して、ついはしゃいじゃったんでしょ? 本当に可愛い生徒ギョラね!」

パチ天「「」」死ーん

首領パッチ(霊体)「三途の川行く前にTSUTAYA寄ってかね?」スー

天の助(霊体)「俺も借りたい映画あったわ」スー

まどか「死にかけてるよーーーー!?」マドーン!


魚雷ガール「そうよね、せっかくの再会だもの、感動的にしなくちゃね! 先生登場シーンからやり直すわっ!」タッタッタ

さやか「い、行っちゃった……」

まどか「起きて! 起きてよ、二人とも!」心臓マッサージマドマド

パチ天「「」」死ーん…

首領パッチ(霊体)「あ、会員カード忘れた」

天の助(霊体)「ハリポタ全部借りられてんじゃん……」

170 = 141 :

最強キャラきちゃったwww

171 = 137 :



二分後

ほむら(バカ共が目を覚ましたわ……。そのまま死んでればいいものを)

さやか「そろそろ先生来るんじゃない?」

首領パッチ?「いやぁ、マジ死ぬかと思ったわ。なあ首領パッチ」

天の助?「まったくだな、天の助」

まどか「あれ、なんか……あれ?」

QB「精神が入れ替わってるね……(どういう原理だよ……)」

パチ天「「先生まだかな~」」


♪~~ ♪~~ ♪~~


まどか「あ、音楽が! もうすぐ来るんだね」

ドアガララッ

魚雷ガガール「Can't read my ! Can't read my ! No he can't read my poker face!」ババーーン!!

さやか「レディ・ガガみたいな人入ってきたぁーーーーッ!?」サヤーン!?

まどか「す、すごい衣装だね……」

172 = 137 :




  ~昼休み 屋上~


まどか「魚雷先生の授業って最初から最後まで訳が分からなかったね」

さやか「うん。たまに黒板にうんこ描いたりね。あと首領パッチ達に異様に突っ込んでくるし」

首領パッチ「ティーチャーは超厳しいからな」

天の助「ああ、並の人間では耐えられぬシゴキよ」

QB「君たちはあの先生のお気に入りみたいだね」

さやか「あんた達がいちいちボケたりしてたからだと思うわ」

QB(『魚雷』の魔女。性質は『ボケ殺し』……。いかんある意味、『ワルプルギスの夜』より恐ろしいよ)

さやか「ところでさ……、まどかは願い事考えた?」

天の助「ふ、愚問。もちろん豆腐共の……」フフフ

さやか「あんたに聞いてない」

まどか「ううん、まだ。……さやかちゃんは?」

首領パッチ「そりゃあ、浴びるほどのコーラをだな……」フフフ

さやか「だからあんたじゃないって」

173 = 137 :


さやか「あたしも全然。ちっさい頃はランプの魔神とか読んで、色々考えてたんだけどなぁ」

さやか「欲しい物もやりたい事もいっぱいあるけどさ、命がけってなっちゃうとねぇ? よく考えると命懸けるほどのもんじゃねーってさ」

QB「以外だなぁ、君たちのような年代の女の子なら二つ返事で契約するものだけど」

さやか「まあきっと、あたし達がバカなんだよ」


パチ天「「え……!?」」ガガーーン!

さやか「なんで『え、俺らも!?』みたいな顔してんだよ!? お前らは無条件でバカだよッ!」


まどか「さやかちゃん、それって……?」

さやか「早い話、幸せバカ。世の中には命を懸けてでも叶えたい望みを抱えている人って、たくさんいるハズでしょ?」

さやか「そんな望みが見つからないってことは、その程度の不幸しか知らないってことじゃん。恵まれすぎてあたし達、バカになっちゃってるんだよ」

さやか「何で……あたし達なのかな? 不公平だと思わない?」

まどか(さやかちゃん、上条君のこと……)

174 = 137 :


さやか「こういうチャンスを、心の底から欲しいと思っている人は他にいるハズなのにね……」


『いつもありがとうね、さやか』

『さやかの持ってきてくれるCDのおかげで退屈はしないよ』

『リハビリは辛いけどね、またいつかバイオリンを弾く為には……、必ず……』

『ところてんっておいしいよね』

『すごくいい曲だよ、一緒に聴くかい?』


さやか「……」

さやか「……おい」

天の助「し、知りませんぞ。私は何も知りませんぞ~」ピュ~ピュ~

さやか「人の思い出に変なもの混ぜるんじゃねええぇぇ!!」おしりペンペン!

天の助「ひぎゃあぁぁぁ! 許してサヤカサーン!」バシーン!バシーン!

まどか「さ、さやかちゃん、それぐらいにしてあげたら……」アセアセ

首領パッチ「真性のアホだな(俺も混ざらなくて良かった……)」

175 = 137 :



ドアガチャッ

まどか「!」

さやか「!」

QB「!」

天の助「癖になりそう……!」

首領パッチ「……ゴクリ」


ほむら「……」


まどか「ほむらちゃん……」マド…

さやか「まどか、QBを持って後ろに下がって……!」バッ

パチ天「「僕たちはー?」」

さやか「どっかいってて」

176 = 137 :



ほむら「……」スタスタ

さやか「なんだよ? まさか、学校でやろうってつもり!?」

まどか(どうしよう……今は私たちしかいないのに……)

マミ<心配しないで……>

まどさや< ! マミさん!>

まどか<でも、どこに……>キョロキョロ

マミ<あなた達から見て左側の別棟にいるわ。大丈夫、この距離なら向こうが襲ってきてもすぐに対処できるわ>

ほむら「……(巴マミ……ご苦労なことね)」

ほむら「いえ、そのつもりはないわ」

ほむら「そいつが鹿目まどかと接触する前にケリをつけたかったけど、今更それも手遅れだし」

QB「……」

ほむら「それで、どうするの? 魔法少女になるつもり?」

さやか「そんなこと、あんたに関係ないでしょ!」

まどか「さやかちゃん……」

ほむら「……」ホム…

177 = 160 :

「ベジータ・・・」ゴクリ

178 = 137 :


ほむら「一応、警告しておくわ。あなた達が自分の人生が尊いモノと思っているのなら、魔法少女なんかにはならないことね(一話で言えなかった台詞、やっと言えたわ)」スタスタ

まどか「ま、待って! ほむらちゃん!」

ほむら「……」ピタッ

まどか「ほむらちゃんは、どんな願い事をして魔法少女になったの?」

ほむら「…………」ジッ

まどか「あ……、えっと……」

ほむら「……」

ほむら「……」スタスタ

まどか「あぁ……」

さやか「何だよあいつ。言うだけ言っといてこっちの事は無視かよ」


マミ(あの子の狙いは一体何なのかしら。縄張り? グリーフシード? ……キュゥべえ?)

マミ(それに昨日のボーボボさんの言葉も気になるわ……)

マミ「……」

179 = 137 :



首領パッチ「そして俺達がこの数分の間、ずっと積み木でサグラダファミリアを作っていたことは誰も知らない」キラーン

天の助「ジェンガで培った技だぜ」キラーン

どどーん!

さやか「うわっ!! ホントにいつの間に!」

まどか「す、すごい……」ゴクリ

QB「この行為に一体どんな意味が……」


首領パッチ「もうちょっとで、完成する……。このてっぺんに最後の積み木を乗せれば……!」

プルプル

天の助「慎重にいけよ! 焦るな首領パッチ!」

さやか「こ、これはちょっと応援したくなるかも……」

ブブブブブ! <カワシタヤークソーク♪

ガシャーン! ガラガラガラ!!

首領パッチ「ああッ! 柱部分に採用したケータイに着信がぁぁーーーーッ!?」ガーン!!

天の助「OH MY GOOOOOD!!」ガーン!!

さやか「いや、何でそんな重要なところにケータイ使ってんだよ!?」サヤーン!

キーンコーンカーンコーン

まどか「あ、チャイム……。教室戻ろっか、みんな」

180 = 137 :

今回はここまでです。
後半は来週中に完成させて投下するつもりです。

読んで頂きありがとうございました。
それでは。

181 = 141 :

乙でしたー 続きが気になる作品だぜちくしょう!
そういやこれって真説の後の話かな?だったらボーボボ界の魔法少女がいるけど

182 = 137 :


>>181
時系列については、皆さんのご想像にお任せします。
ボーボボにそんなものは、あって無いようなものなので。

183 :

乙ー 次が待ち遠しいな
>>156で毛狩り隊って発言してるってことは、ボーボボらは別の世界から来たのかね

184 = 137 :

>>183
そこは物語の根幹に関わったり関わらなかったりです。
じきに明らかにしようと思っています。

それでは今回はもう消えます。

185 :

「悲しいことに作者(澤井)の画力が追いついてねーーー!!!」

186 :

ギブミーたんすいかぶーつ!!

187 :

ライスがスクール水着に着替えました

188 :

乙!
笑わせてもらったわwwwwあと懐かしい!

190 :


安定しておもしろいわ

191 :

面白すぎるだろこれ

192 :

西郷さんと魚雷ガールで寒天吹いたわwwwwww

193 :

>>1です。
第二話後編ですが、思いのほか早く書けたので今から投下します。
>>179からの続きです。

194 = 193 :




  ~放課後 ファーストフード店~


QB「よく来たね、みんな」

マミ「それじゃあ、魔法少女体験コース張り切っていってみましょうか!」

まどさや「「イェーーーイ!」」

天パチ「「……いぇーい」」ドヨーン

さやか「テンション低っ!? どうしたのあんた達、まさかまだあの積み木のこと引っ張って……」

天の助「いや、魔法少女体験ツアーって聞いたからさ……」

首領パッチ「てっきり、ユニチカフェニックスの人達が来ると思ってたら……はぁ……」

さやか「それは『東洋の魔女』だよ! 何をどうすればそんな勘違いするんだよ!」

ボーボボ「えっ! 違うかったの!?」ガーン!

まどさや「「!?」」


マミ「あ、あはは、ごめんなさいね、変な期待させちゃって……。それじゃ皆、準備はいい?」

さやか「はい、一応武器として持ってきました!」つバット バーン

まどか「うわ、さやかちゃんやる気まんまーん!」

QB「魔法で強化すればそこそこの攻撃能力は見込めるね」

首領パッチ「ふっ、俺もだぜ」つチョコバット バーン

さやか「はいはい」

195 = 193 :


マミ「うふふ、そういう覚悟でいてくれると助かるわ。鹿目さんも何か持ってきたのかしら?」

まどか「えっと、その、私はその……」モジモジ

まどか「これを……」つノート

さやマミ「「ノート?」」

まどか「と、とりあえず衣装だけでも考えておこうと思って……」ペラ…

さやマミ「「ぷっ」」

さやマミ「「あはははははっ!」」サヤサヤマミマミ

まどか「わ、笑うのはちょっと! ヒドい、かも……」カアァァ

さやか「まどかはホントに可愛いなぁ~!」

マミ「ふふ、その意気込みは素晴らしいわ」

ボーボボ「あ、あの~、じつは私も~」つノート モジモジ

まどか「えっ、ボーボボも!?」

ボーボボ「恥ずかしいんですけど~、一生懸命考えてきました~」モジモジ

さやか「どれどれ……? 『月』?」


『月はまぶしいぜ 闇に染まった俺には眩しすぎるぜ 堕ちちまった俺さえも優しく照らす月は……』


天の助「うわああぁぁ!! それは俺の恥じらいのポエム集じゃねぇかーー!! 止めてくれ、読まないでくれぇぇぇ!!」ガタターーン

まどか「天の助君って詩人だったんだね……」

さやか「ぷぷぷ、キャラじゃないね」クスクス

196 = 193 :




  ~町中~


マミ「こうやってソウルジェムをかざすと……」

パアアァァ

さやか「あ、ちょっと光ってる!」

首領パッチ「LED!? LEDなの!?」ズイズイ

まどか「し、知らないよぉ……」

マミ「これは魔女の魔力の痕跡に反応するの。だからこの光の具合を見ながら地道に探していくのよ」

まどか「た、確かに大変そうですね……」

マミ「う~ん……、昨日取り逃がしたから、だいぶ足跡が消えかけてるわ。特定するのが大変そうね」

QB「僕なら、ソウルジェムよりも正確に魔力を特定出来るけど、どうするマミ?」

マミ「遠慮しておくわ、キュゥべえ。やっぱり最初は私のカッコいい姿を見せてあげたいからね」

首領パッチ「ということは、一番最初に魔女を見つけた奴が一番カッコいいというわけだなぁーーー!」

マミQB「「え」」

マミ「べ、別にそういう意味で言ったわけじゃ……」

首領パッチ「うおおぉぉーー!! 一番ハジケて一番目立つのはこの俺だぁーーー!!」ダッダッダ

さやか「い、行っちゃったよ、あのバカ……」

天の助「ふっ、その勝負私も参戦しましょう……。このダウジングところてんロッドで……!」ぷるる~ん

マミ「いや! ダウジングで見つけるものじゃないし垂れ下がってるわよ!」マミーン!

ボーボボ「ならば、俺は奥義<鼻毛千里眼>で魔女の居場所を未来視しよう……!」ゴゴゴゴ

まどか「す、すごい、そんなことが出来るの!?」

ボーボボ「ぬううぅ~~ん!」ゴゴゴゴ

197 = 193 :





ゲルトルート『僕って色白でしょ?』




ボーボボ「ハッ!!」ピキーン!

さやか「変なの未来視しちゃってる!?」


――――――――
―――――
―――

  ~廃墟~


OL「はぁ……はぁ……」フラフラ

OL「死ぬ……、死ぬしかない……」フラフラ

OL「死ねば……、救われる……」フラフラ

???「クッキー……」フラフラ


―――
―――――
――――――――

198 = 193 :




マミ「魔女は人々の心を絶望に染めて事件や事故を起こすの」スタスタ

マミ「だから、大きな道路や喧嘩が起きそうな歓楽街とかをチェックしないといけないのよ」スタスタ

QB「マミもそれらを優先的にパトロールしているからね」

マミ「他にも自殺が起きそうな人気のない場所とかも……」スタスタ

さやか「へぇ~、やっぱ地道ですねぇ」スタスタ

ピカァァーー!

まどか「!」

さやか「!」

マミ「!」

QB「大きな魔力の反応だ!」

マミ「かなり近くに魔女がいるわ……!」

天の助「ど、通りでところてんロッドがしきりに震えるわけだぜ……!」ぷるんぷるんぷるん

さやか「それは関係ない」

マミ「反応はこっちね。行きましょう」スタスタ

まどさや「「はい!」」

199 = 193 :




  ~廃墟前~


マミ「間違いないわ、ここよ」

まどか「廃墟ですね……」

さやか「うわぁ、まさに何か出てきそうな雰囲気だなぁ」


首領パッチ「お~い、おめぇら~~!」タッタッタ

ボーボボ「ん? 首領パッチか」

さやか「あんた今までどこ行ってたの?」

首領パッチ「いやぁ~、魔女が中々見つからなくてよぉ。でもほら、この通り生け捕りにして来たぜ!」ズイ

マッチョ「好物はプロテインっす」

天の助「あらやだ! この子、魔女じゃなくてマッチョ連れて来ちゃってるわ!!」

マミ「流石に気づくでしょそれはッ!!」マミーン!

200 = 193 :



まどか「 ! ま、マミさん、屋上に人が……!」

さやマミ「「えっ!?」」


OL「死ねば助かる……、死ねば救われる……」ブツブツ

フラッ

まどさや「「ああっ!!」」

マッチョ「SASUKEに出るのが夢っす」


マミ(くっ……! 間に合って!!)リボンシュルシュル

シュルシュルシュル

フワッ

OL「……」


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