元スレ俺「異世界来たァ! 処女奴隷ハーレム作り放題だぜえええ!」
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101 = 1 :
俺「ちょっと待ってろ……騎乗兵くらい、片付けてやる。俺を降ろせ」
槍使い「そ、それはいくらなんでも……」
俺「ふんっ!」タン
ズサササササササァ!
槍使い「そ、そのまま跳んだ!?」
女の子「俺さん!?」
俺「来い! 全員ぶっ飛ばしてやる!」
俺(前の戦いで、精鋭は削ったはずだ。恐らく、雑兵の類……!)
女侯爵の部下「フ、フフフ……」
102 = 1 :
俺「……」
騎乗兵A「馬鹿め、踏み殺してや……」
俺「……」シュンッ
騎乗兵A「え、消え……」
馬「ヒイイインッ!」ドサァッ
騎乗兵B「い、一瞬で回避して、馬の脚を斬り飛ばした!?」
騎乗兵C「こ、これがS級冒険者の動き……!」
槍使い「よ、よし! 馬車を止めてくれ! 俺も参戦する!」
御者「は、はい!」
俺「決着をつけてやるよ、小悪党」ギロッ
女侯爵の部下「…………」
103 = 1 :
騎乗兵B「ぐああああああっ!」ドサッ
俺「さあ、次はどいつだ! 同時か!」
長髪「なんだ……こンなもんかよ」ヒョイ
俺「なんだアイツ、馬を降りて……」
キィイイイン!
俺「ぐ、お、重い……!? 嘘だろ、聖剣のステータス補正があるんだぞ!?」
長髪「ま、期待し過ぎただけで上玉か」
104 = 1 :
俺「……あいつは、多分だが、貴族か、それに準ずる権力持ちに狙われている」
俺「相手は、街中で兵を嗾けることもいとわない連中だ」
槍使い「な……!」
俺「実家に帰って貴族に戻って、正式にあいつを娶ってやってくれ」バッ
槍使い「お、俺があの子を……」
俺「そうすれば、連中も手出しはしづらくなるはずだ」
俺「……もっとも、もしかしたら以降も何かの嫌がらせを受けるかもしれないがな」
槍使い「…………」
俺「さすがに……呑めないか」
槍使い「わ、わかった! やってみせる!」
105 = 1 :
>>104
バック押したときに誤送信したみたい
106 = 1 :
槍使い「はああああっ!」ドスッ
騎乗兵D「こ、こいつ……!」
槍使い「そんなもんかよ……へへ……」ゼェゼェ
女侯爵の部下「そこそこやると思ったら、伯爵家の放蕩息子か」ププッ
槍使い「部下がやられてるのに、随分余裕……」
ドゴォオオオン!
槍使い「な、俺さんが地面に叩きつけられて……!」
長髪「はあ…ただの武器の加護頼みかよ」
長髪「ま、40点、てとこか。人間にしちゃあいい反応と力だが、技量がカスなンだわ」
107 = 1 :
槍使い「俺さんっ!」
女侯爵の部下「ハハハハハ! 長髪に勝てるわけないだろうが!」
女侯爵の部下「こいつは剣聖の称号を持つ、この国の……いや、世界最強の剣士だぞ!」
長髪「で、そいつもついでに斬ればいいのか?」
槍使い「く、くそっ!」ダッ
長髪「やれやれ……力量の差もわかんねえのか。こんな小僧くらい、そっちで処理しろよな」シュッ
キイイイン!
俺「…………」ゼェゼェ
槍使い「お、俺さん!」
槍使い「生きてたんですね! そいつは、二人掛かりで……!」
俺「馬鹿野郎が! とっとと馬車に戻って逃げろ!」
槍使い「えっ……」
108 = 1 :
槍使い「そ、そんな……俺さんだって、全然歯が立っていないじゃないか! 一人じゃ……」
俺「お前なんかいても変わるわけねえだろうが自惚れるな!」
槍使い「そ、そんなことはやってみないとわからないだろうが!」
俺「ふざけたこと言ってるんじゃねえ! お前が死んだら、誰がこいつらからあの子を守る! 誰があの子を幸せにする!」
槍使い「え……」
槍使い「お、俺さん、それ……そんな、あの子になんて説明すれば……」ジワッ
女侯爵の部下「おい長髪、早く俺とそこの雑魚を片付けて、馬車を襲え!」
長髪「へいへい……」シュッ
俺「速く行けぇっ!」
110 = 1 :
俺「あああああああああっ!」シュッシュッシュ
長髪「へえ、まだそんな気力があるのか」ニイ
槍使い「すいません……俺さん、すいません!」ダッ
女侯爵の部下「クッ! くそ、なら私が直々に、あの駄目貴族も馬車も始末してやる!」バッ
俺「ぐっ……!」
長髪「……おめ、無粋なンだわ」ザンッ
女侯爵の部下「えっ……ど、どうして私が、斬られ……?」
俺「なっ……」
111 = 1 :
俺「な、何のつもりだ!」
長髪「これでよそ見しなくていいだろ?」ククク
長髪「シンプルでいいじゃねェか。お前が俺を殺れれば、馬車は無事だ」
長髪「だが、俺が勝てば、あの馬車の奴は追いついて全員殺してやる」
長髪「もっと本気を出せよ。久々に楽しめそうなンだわ、お前」ニイイイ
俺(こいつ……狂ってやがる)ゾオオ
113 = 1 :
長髪「どうしたァ!? そんなもんかぁあああ!?」
キィンキィン!
ガッ!
俺「ぐはっ!」
俺(速さも、力の、俺の方が……いや、聖剣の加護の方が勝ってる……)
俺(でも……動きが尽く読まれてるんだ……)
俺(俺みたいな紛い物じゃ、こんな本物の化け物には勝てないのか……?)
長髪「どうしたァ! 終わりじゃねぇだろおおお! オメェが死んだら、全員惨殺してやるぞおおお! どうしたああああ!」
キンキンキンキン!
俺(いや、そんなこと考えてる場合じゃない。勝つしかないんだ!)
114 = 17 :
キンキンキンキン
115 :
生キンキンキンキン!はじめて見た
116 :
キンキンキンキンが聞けると聞いて
117 = 87 :
風邪ひくから早めに頼む
118 = 1 :
俺「頼む……聖剣……俺の全部を投げ出していい……」
俺「だからっ! こいつにだけは勝たせてくれっ!」ザンッ
長髪「……おっと」スッ
長髪「俺が避けることになるとはな。今のはそれなり……」ポタッ
長髪「……ア、血……?」
119 = 1 :
俺「掠り傷だが……ようやく当たった……」ゼェゼェ
長髪(こいつ、戦いの中で、急成長してやがる……)
俺「勝負はここから……」
長髪「いい、いいねェ……60点をくれてやる」ニィィィ
俺「っ!」ゾクッ
長髪「これでようやく、俺も本気で戦える」
俺「……は?」
長髪「ここからは一切手ェ抜かねぇから、すぐ死ぬんじゃねえぞ」
121 = 1 :
俺「あああああああああっ!!」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!
長髪(この感覚だ……)
長髪(アア、ずっと忘れていた)
長髪(ひ弱な雑魚共への一方的な狩りじゃあねぇ)
長髪(魔物みたいな抜け殻相手じゃねェ)
長髪(信念と意地の伴った相手との、ホンモノの命の奪い合い)ニィィィ
122 = 1 :
俺「…………」ゼェゼェ
キンキンキンッ!
長髪「わかってんだろ、もう」
長髪「オメェは凄い速さで成長してやがるが……」
長髪「俺に会うのが十年早かったンだわ」ザシュッ
俺「ぐはっ!」
123 = 120 :
キンキン!
124 = 1 :
俺(ここで……負けられないんだ……!)
俺(俺の、命に代えても……!)
俺「うおおおおおおおおおおおおっ!」
長髪(自棄の猛進……じゃなくて、勢いで俺を背後の崖に叩き落とすのが狙いか)チラッ
長髪「無策で動いてるだけかと思ったが、格上の俺に対して地の利を取りに来てたか」
長髪「有利な場所に誘導しようって考えは悪くなかったが……ンな手で俺をヤレると本気で……」ガッ
俺(剣を弾かれたっ!)
長髪「思ってたのかァ!」ザクッ
125 = 45 :
見てるぞ
126 :
読みやすいな
127 = 1 :
長髪「これで終わりだな。ま、七十点やっても……」
俺(ここだ!)
俺「うおおおおおおおおッ!」
長髪「……ア?」
ドンッ!
長髪「うぐっ!」
長髪「……自分ごと、崖に……?」
俺「俺と心中してもらうぞ……!」
128 :
力尽きたか
129 :
寝る時間
130 :
落とすな
131 = 128 :
ほ
132 :
ふぉ
137 = 128 :
ほ
140 :
143 :
続き気になるやつはタイトルコピペ検索な
144 = 128 :
ほ
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