私的良スレ書庫
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元スレチルノ「ぜったいさいきょーの天才になってやる!」
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慧音「・・・あいつはすごくイタズラ好きで、勉強も苦手だったんだ」
慧音「だけどな、元気と向上心だけは他の誰にも負けない奴だった」
チルノ「・・・」
慧音「ある時、授業が終わった後、あいつが珍しく勉強を教えてくれと私のところに来たんだ」
慧音「珍しいこともあるもんだと思って、私はその日から授業が終わった後に個別で勉強を教えてやっていた」
慧音「その甲斐があったかは知らんが、次第に成績もよくなった」
慧音「だけどな、元気と向上心だけは他の誰にも負けない奴だった」
チルノ「・・・」
慧音「ある時、授業が終わった後、あいつが珍しく勉強を教えてくれと私のところに来たんだ」
慧音「珍しいこともあるもんだと思って、私はその日から授業が終わった後に個別で勉強を教えてやっていた」
慧音「その甲斐があったかは知らんが、次第に成績もよくなった」
慧音「ついには里でも有名な商人になって、美人な嫁さんももらって、元気に幸せに暮らすようになった」
慧音「そいつが亡くなって、今日でちょうど一年ってわけだ」
チルノ「すごいね。あたいとは大違いだよ・・・」
慧音「だがな、今になってみれば、私はあいつに少し冷たくに接しすぎてたかもしれないな・・・」
慧音「そいつが亡くなって、今日でちょうど一年ってわけだ」
チルノ「すごいね。あたいとは大違いだよ・・・」
慧音「だがな、今になってみれば、私はあいつに少し冷たくに接しすぎてたかもしれないな・・・」
慧音「ある日、あいつが授業中にいきなり漏らしたことがあったんだ」
チルノ「・・・!」
慧音「私はその時、いつものように叱った。あいつの事情も知らずにな・・・」
慧音「どうやら、あいつは体調が悪かったらしい。私がきつく叱り過ぎたせいもあってか、翌日からはどことなく元気がなかった」
慧音「それでも私は、ただ授業が終われば補修をしてやるくらいしか接してなかった。あの時少しでも気にかけてやれば・・・」
チルノ「・・・!」
慧音「私はその時、いつものように叱った。あいつの事情も知らずにな・・・」
慧音「どうやら、あいつは体調が悪かったらしい。私がきつく叱り過ぎたせいもあってか、翌日からはどことなく元気がなかった」
慧音「それでも私は、ただ授業が終われば補修をしてやるくらいしか接してなかった。あの時少しでも気にかけてやれば・・・」
慧音「ごめんなチルノ。この間お前を叱り過ぎたのは悪かった。何十年も教えてきて、何ひとつ進歩していなかった・・・」
チルノ「先生・・・」
慧音「お前が望んでもいないのに、授業後に補修させていたのも謝るよ。今を思えば、私がお前に期待をかけすぎていた」
チルノ「そんな・・・」
慧音「お前が勉強を教えてくれと頼んできたあの日から、教えていくうちにあの教え子の影をお前に重ねてしまっていたんだろう・・・
それくらい、あいつとお前はよく似ていた・・・」
慧音「結局は、思い出に囚われていた私の自己満足の行動に過ぎなかった・・・拙くて不器用な私を許してくれ」
チルノ「もう謝らないでよ、先生」
チルノ「先生・・・」
慧音「お前が望んでもいないのに、授業後に補修させていたのも謝るよ。今を思えば、私がお前に期待をかけすぎていた」
チルノ「そんな・・・」
慧音「お前が勉強を教えてくれと頼んできたあの日から、教えていくうちにあの教え子の影をお前に重ねてしまっていたんだろう・・・
それくらい、あいつとお前はよく似ていた・・・」
慧音「結局は、思い出に囚われていた私の自己満足の行動に過ぎなかった・・・拙くて不器用な私を許してくれ」
チルノ「もう謝らないでよ、先生」
チルノ「あたい、先生の気持ちがわかって安心したよ」
チルノ「それにね、先生との補修、辛かったけどすごくためになったよ」
チルノ「あたいも、まだまだ勉強できないけど、いつか周りを見返せるくらい賢くなるよ!」
慧音「チルノ・・・」
チルノ「だから、これからもあたいに勉強教えて!」
慧音「・・・わかった」
チルノ「それにね、先生との補修、辛かったけどすごくためになったよ」
チルノ「あたいも、まだまだ勉強できないけど、いつか周りを見返せるくらい賢くなるよ!」
慧音「チルノ・・・」
チルノ「だから、これからもあたいに勉強教えて!」
慧音「・・・わかった」
慧音「じゃあ私はそろそろ戻るとするかな」
チルノ「じゃあ、また明日だね」
慧音「ああ。それと、今日のことは他の連中には内緒だぞ」
チルノ「わかったよ。あ、ところであの日になんでサニーにも頭突きしたの?サニーが私に何かしたの知ってたの?」
慧音「それは長年の勘かもな」
チルノ「ふーん。じゃあもう一つ聞いていい?」
慧音「なんだ?」
チルノ「どうして机に手をつかせておしりを突き出させたの?」
慧音「そ、それはだな、さすがに尻を叩くのは私らしくないというか・・・」
チルノ「今思えばはじめはちょっとノリノリだったけどね」
慧音「・・・」
チルノ「じゃあ、また明日だね」
慧音「ああ。それと、今日のことは他の連中には内緒だぞ」
チルノ「わかったよ。あ、ところであの日になんでサニーにも頭突きしたの?サニーが私に何かしたの知ってたの?」
慧音「それは長年の勘かもな」
チルノ「ふーん。じゃあもう一つ聞いていい?」
慧音「なんだ?」
チルノ「どうして机に手をつかせておしりを突き出させたの?」
慧音「そ、それはだな、さすがに尻を叩くのは私らしくないというか・・・」
チルノ「今思えばはじめはちょっとノリノリだったけどね」
慧音「・・・」
・・・
サニー「遅いなぁチルノちゃん」
ルナ「今頃あの妖怪にやられて・・・」ブルブル
スター「洒落にならないこと言わないでよ・・・」
チルノ「おーい!」
サニー「あ、帰ってきた」
スター「妖怪はどうだった?」
チルノ「あ、ああそれならあたいが追い払ったよ」
ルナ「ほんと?」
チルノ「もちろん!」ドヤッ
サニー「遅いなぁチルノちゃん」
ルナ「今頃あの妖怪にやられて・・・」ブルブル
スター「洒落にならないこと言わないでよ・・・」
チルノ「おーい!」
サニー「あ、帰ってきた」
スター「妖怪はどうだった?」
チルノ「あ、ああそれならあたいが追い払ったよ」
ルナ「ほんと?」
チルノ「もちろん!」ドヤッ
サニー「なんかいつものチルノちゃんに戻った気がする」
ルナ「今日は私たちの負けね・・・」
スター「まったく、度胸があるんだか何も考えてないだか」
サニー「じゃあ、明日も昼から授業があるし、今日はこの辺でお開きにしますか」
ルナ「そうね」
スター「じゃあまた明日」
チルノ「おやすみー」
チルノ(あたいも明日からさいきょーの天才に近づくために改めて頑張るぞ!)
おわり
ルナ「今日は私たちの負けね・・・」
スター「まったく、度胸があるんだか何も考えてないだか」
サニー「じゃあ、明日も昼から授業があるし、今日はこの辺でお開きにしますか」
ルナ「そうね」
スター「じゃあまた明日」
チルノ「おやすみー」
チルノ(あたいも明日からさいきょーの天才に近づくために改めて頑張るぞ!)
おわり
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