元スレDV夫「ブン殴ってやる!」ヤンデレ妻「ぶった斬ってやる!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 :
1 :
夫「ただいまー」
妻「お帰りなさい、あなた!」
妻「!」ピクッ
妻「…………」クンクン
妻「なんなの!? この香水の匂いは!? あたしという者がありながら!」
夫「るっせーな! キャバだよキャバ!」
妻「ぬわんですってぇ! ――許さんッ!」
妻「ぶった斬ってやるッ!」
妻は刃渡り30センチはある包丁を握り締めた。
3 :
ほう
4 :
夫は長さ20センチはあるバナナを放り出した
5 = 1 :
妻「シェアアッ!」
ザシュッ!
刃が夫の首筋を切り裂いた。おびただしい量の血が噴き出す。
夫「ぐう……ッ!」ブシュゥゥゥ…
妻「…………」ニヤ…
夫「――なあんちゃってな」
妻「!?」
夫「よぉく覚えとけ……人間は首を切られたぐらいじゃ死なんッ!」ヌリヌリ…
止 血 完 了
妻「木工用ボンドで止血!? 考えたわね……!」
夫「日曜大工は男のたしなみよッ!」
6 :
バ ナ ナ の 輪 切 り
9 = 1 :
夫「たかが香水ぐらいでキレてんじゃねーよ! ブン殴ってやるッ!」
グシャアッ!
夫は素早い踏み込みから、渾身の右ストレートを妻の顔面にブチ当てた。
妻「…………ッ!」ボタボタ…
夫「おやおや、鼻血まみれだなァ~」
妻「クックック……」
夫「!?」
妻「あたし鼻炎気味だから、むしろ鼻の通りがよくなったわ。ありがとう」スースー
夫「てめえ……!」
10 = 1 :
妻「だけど、きっちりお礼はさせてもらうわよ」
妻「右手に……包丁ッ! 左手に……カッターナイフッ!」
妻「二刀流ッ!」ジャキーンッ
夫「来やがれ!」サッ
妻「シェアアアアッ! ――シャアッ!」ビュオオッ ビュアッ
妻の両手から鋭い斬撃が繰り出される。
夫(速いッ! だが見切れねえほどでもねえ! こっちからも反撃――)
11 = 1 :
ズドンッ!
夫「が……ッ!?」
妻のつま先が、夫の股間にめり込んでいた。
妻「かかったわね」ニタァ…
夫「て、てめ……ッ!」
夫(こいつ、二刀流で攻めると見せかけて、金的蹴りを……ッ!)
妻「うふふ……これでもう子供作れないわねえ」
12 = 7 :
こわい…
13 = 1 :
夫「……そいつはどうかな?」
妻「なにッ!?」
夫「あいにく俺のタマはチタンよりも頑丈でね」
夫「あの程度の蹴りじゃ、潰すどころかひびを入れることもできねェよ」キーンッ
妻「ぬう……ッ!」
夫「だが痛いことは痛いんだ。激痛なんだ」
夫「夫の大事なタマを潰そうとしたクソ女には、教育してやらなきゃなァ~~~~~!」
14 :
痛いのかよ
15 = 1 :
夫「フンッ!」ズボッ
妻「ふがっ!?」
夫は人差し指と中指を、妻の鼻の穴に押し込んだ。鼻フックである。
妻「ふがが……ふがっ、ふがっ」
夫「俺のターンはまだ終わってねえぜぇ? このまま――背負い投げッ!」グインッ
ブオオンッ!
妻「ふがぁっ!」グインッ
ズドォンッ!!!
轟音とともに、妻の全身は床に叩きつけられた。
16 = 1 :
妻「ぐ……!」
夫「普通の夫婦なら、ここで決着にするところだろう」
夫「だが……俺は違うッ! かけさせてもらうぜ、追い討ちッ!」
夫「オラァッ! オラァッ! ――オォラァッ!!!」
ドゴッ! ドゴォッ! ドボォッ!
夫の蹴りが、倒れている妻の腹に突き刺さる。
夫「どうだァ!? 俺の蹴りはァ!? 答える余裕もねえかァ!?」
夫「ヒャーッハッハッハッハァァァ!!!」ブオッ
ドグシャァッ!
17 :
分かるわー、俺も嫁に包丁投げられたことあるわ
18 = 1 :
しかし――
妻「ふう……」ムクッ
夫「…………!」ビクッ
夫「な、なぜ!? お前の内蔵は破裂……いや爆裂したはず!」
妻「あの程度の蹴りじゃ、あたしの腹筋を貫くなんてとてもとても……」
夫「…………!」ビキビキッ
みるみるうちに夫の顔面に、枝分かれした太い血管が浮かび上がる。
夫「……亭主を侮辱するかァァァッ!!!」
妻「愛してるわァァァッ!!!」
ドカッ! ザシュッ! バキィッ! ザシッ! ドゴッ! ズバッ!
…………
……
19 = 1 :
大の字になって、横たわる二人。
夫「ふう……」
妻「はあ……」
夫「…………」
妻「…………」
夫「メシにしよっか」
妻「すぐ支度するわ」
20 = 3 :
なにがどうしてこうなった
21 :
同棲相手殴り殺した飲食店従業員24歳(女)もこんな感じだったのかも
22 = 1 :
また別の日――
夫「おーい、ビールもう一本」
妻「ダメよ、飲みすぎよ」
夫「なんだと!?」ビキッ
夫「てめえ、亭主が飲みてえっていってんだから、とっとと出しゃいいんだよォ!」
妻「ダ~メ、たまには肝臓にも休日が必要よ」
夫「…………!」ビキビキッ
夫「この年中休日のクサレ専業主婦がァッ! ブン殴ってやるッ!」
夫はビール瓶を手に取ると、妻の頭めがけて殴りつけた。
ガッシャァァァンッ!
23 :
続くのかよ
24 = 1 :
夫「へへへ……どうだ、効いたろ?」
妻「ククク……」
夫(笑ってる!?)
妻「愛する妻の忠告を無視するという蛮行……万死に値するッ!」
妻「愛するがゆえに……愛しすぎるがゆえに……冥土へ旅立たせてくれよう」ユラー…
立ったまま全身を脱力させる。
夫(なにがくるッ!?)
妻はビール瓶の破片をすばやくかき集めると、夫の顔面めがけて投げつけた。
グサササッ!
夫「ぐわあああああ……っ!」
25 :
仲が良くて何よりだ
26 = 1 :
夫「目に……目に刺さった! てめえ、なんてことしやがる!」
夫「クソがッ、失明した! 回復に数十秒はかかるッ!」
もちろん、こんな千載一遇のスキを逃す妻ではない。
妻「ウッシャアアッ!」ギュオオッ
ザグゥッ!
妻は包丁に全体重をかけるように突進し、夫の腹に刃を突き刺した。
妻「やったッ! やったわッ!」グリグリ…
28 :
二人の馴れ初めが知りたい
29 :
人間じゃなかった
30 = 1 :
妻「さあて、包丁を抜き――」グッ…
妻「!?」
妻(抜けないッ!?)グググッ…
夫「抜けねェよ、腹筋で止めてるからな」
妻「…………ッ!」グッグッ…
夫「亭主の腹を刺すたぁ、なんて腹黒い女だ……」
夫「そういう女には“おしおき”してやらねぇとなァ……」ニヤ…
夫「ふんっ!!!」
ガゴォッ!
夫のアッパーカットが妻の顎を打ち抜いた。
31 :
高橋留美子の短編にこんなのあったな
32 :
数十秒で回復するのか…
33 :
仲が大変よろしい
34 = 1 :
妻「…………」ブラーン…
夫「ヒャハハッ! 顎が外れてすげえツラになってるぞ! ムンクの『叫び』みてェだ!」
夫「これがホントのビッグマウスってやつだ!」
妻「ふふふ……」
妻「おかげでビッグマックを苦もなく食べられるわ」パクッ
余裕の表情でビッグマックを平らげる妻。
夫「なんという強がり……ッ!」
妻「これが強がりでないことは、あなたが一番よく分かってるはずよ」クス…
夫「~~~~~~!」
35 = 1 :
夫「ならば今度は脳を粉砕してくれるッ!」
夫「コークスクリューの拳でなァ!」ギュルルルッ
妻「今ッ!」ダッ
夫(タックルゥ!?)
ガシィッ!
妻は夫の下半身に抱きつくと、夫の体を掴んだまま、風呂場までダッシュした。
36 :
日常的にヤってそうなのに相手の力量見誤りすぎじゃね?
闘いの中で成長してるとでもいうのか…!?
37 = 1 :
妻「ここがあなたの墓場になるのよ」
夫「決着は風呂場で、ってワケか……おもしれえ!」
夫「ホースを蛇のようにしてッ!」シュルルッ
夫はホースを巧みに操り、妻の首を絞めつける。
夫「絞ッ!」ギュゥゥ…
妻「…………ッ!」ミシミシ…
夫「ごめんなさいって言え。そしたら楽にあの世に送ってやるぜ!」ギュゥゥゥゥ…
妻「誰が……謝るもんか……愛してる……」ミシミシ…
妻「ぬんっ!」ボムッ
妻の首に巻きついていたホースが破裂した。
夫(こいつ……首の筋肉をパンプアップさせることで、ホースをちぎりやがった!)
38 = 1 :
すかさず妻は石鹸を手に取ると、反撃を開始した。
妻「石鹸こめかみ打ち!」
ドガッ!
夫「ぐっ!?」ヨロッ…
さらに両手に石鹸を掴み、夫の顔面を殴りまくる。
妻「ソォォォォォォォォォォォプッ!!!」
ガッ! ゴッ! ドガッ! ガッ! バキッ!
妻「オホホ、顔面が泡だらけだわ! バブル崩壊で顔面崩壊ってやつね!」
39 = 7 :
楽しそうでなにより
40 = 1 :
夫「あいにくだったな」
妻「ぬっ!」
夫「俺はしがないサラリーマン……バブル崩壊どころか、リーマンショックだぜ!」
妻「おのれえ!」
夫「ええい、服がジャマだ! 風呂場ならやっぱ素っ裸で闘らねェとな!」ヌギッ
妻「とことんやりましょうや!」ヌギッ
ドゴォッ! バキッ! ガスッ! ドゴッ! ベキィッ! グチャッ!
…………
……
41 = 1 :
大の字になって、横たわる二人。
夫「ふう……」
妻「はあ……」
夫「…………」
妻「…………」
夫「背中……流すよ」
妻「ありがと」
42 = 1 :
さらに別の日――
夫「ただいまー」ガチャッ
妻「お帰りなさい、あなた!」
夫がドアを開けた――その瞬間であった。
バッ!
43 :
こういうのは何プレイっていうんだろう
44 = 1 :
ナイフを持った強盗が侵入し、妻の首に刃先を突きつけた。
強盗「この女を殺されたくなくば……金を出せ!」ガシッ
妻「あ、あなた……」
夫「やめろッ! 金なら出す!」
強盗「素直でよろしい……だが、金をもらうまでこの女は人質だ!」
夫「分かった……」
夫「だが妻にナイフを向けるのはやめろ! そうだ! 代わりに俺を人質にしてくれ!」
夫「妻も通帳やカードの在り処は知ってるからな!」
強盗「……いいだろう」
妻「ダメよ、そんなの! あたしがこのまま人質になるわ!」
夫「……あ?」ビキッ
45 = 1 :
夫「てめえ……亭主が我が身を犠牲にしようとしてるのに、なんだその態度は」
夫「亭主に逆らうアマをこのまま生かしておく道理はねぇよなァ~」
強盗「え?」
妻「ふん……愛する亭主のためなら、亭主にも反逆するッ!」
妻「それがあたしの“愛妻道”よ」
夫「ほざけェッ!!!」
ブオンッ!
夫が超高速のハイキックを繰り出す。
狙いは妻ではなく、強盗でもなく、妻の首筋に向けられたナイフであった。
蹴りを受けたナイフは当然――
グサァッ!
46 = 1 :
強盗「うわあああああああああっ!!!」
妻「ぐ、ぬうう……ッ!」ブシュゥゥゥゥゥ…
妻の首から噴水のように血液がまき散らされる。
夫「ヒャァ~ッハッハ! 亭主に逆らった罰よッ! その出血量では助かるまいて!」
強盗「な……なんてことを! 私は金をもらえればよかったのに!」
夫「心配するな……お前にはなんの罪もない。金を渡したら、このまま帰してやる」
夫「この女の命と引き換えにブタ箱に行けるのなら本望よッ!」
妻「クックック……」
夫「!?」
47 = 1 :
妻は落ち着いた手つきで、針と糸を用意し、首筋を縫い合わせた。
止 血 完 了
妻「裁縫は……女のたしなみよ」
夫「バ、バカな……ッ!」
妻「人間は首を切られたぐらいでは死なん……あなたがいった言葉でしょぉ~?」
妻「ボケが始まったのかしらァァァン!?」
バキィッ!
夫「ぐぼっ……!」
お返しとばかりにハイキックを浴びせると、妻はすかさず包丁を装備した。
妻「心臓……いただき升ッ!!!」
ザクゥッ!
夫の胸に包丁が突き刺さった。
48 = 1 :
妻「決まったわ……ハートブレイク・ショット」
妻「あなたの死体は永久に冷凍保存して、一生愛してあげるわ……」
妻「――――!」ピクッ
ドクン… ドクン… ドクン… ドクン…
妻「な、なにッ!? 鼓動が止まっていない!?」
夫「よぉく覚えとけ……人間は心臓を刺されたぐらいでは死なんッ!」
妻(油断ッ!)
夫「むしろ、刺されたことで心臓が元気になっちまった」ドクッドクッドクッ
夫「反撃開始ィ!」
49 = 3 :
もうよくわかんないけど面白いな
支援
50 = 1 :
夫「亭主に逆らったことをあの世で悔いなッ!」ギュオッ
ズドンッ!
夫が妻の胸に右ストレートを浴びせるが――
妻「うっふっふ……」ニヤニヤ
夫(チィッ! デカイ胸に阻まれて、衝撃が心臓まで届かねェッ!)
妻「首も心臓もダメなら……狙いは皮膚ッ!」
妻「全身の皮膚をリンゴの皮をむくみたいに剥いて、人体模型みたくしてやるわッ!」
ザシュシュシュッ!
夫「ぐ……ぬう……ッ!」
夫(マズイな……人体模型みたいになったら、会社に行く時ちょっと恥ずかしい!)
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