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    元スレお嬢様「は、はぁ??私の飲みかけのジュースが欲しいんですの?」

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    1 :

    「金なくてさ」

    お嬢様「べ、別に、水道で水を飲めば良いじゃないありませんか」

    「体育の後だし、ジュースが良いじゃん」

    「お前金持ちでいくらでもリプトン買えるだろ。ちょっとくれよ」

    お嬢様「・・・ど、どうしても?どうしても欲しいんですか?」

    (別に軽口というか言ってみただけなんだけどな)

    お嬢様「じゃ、じゃあ、どうぞ」

    「サンキュー」チューチュー

    お嬢様(こ、これってぜったいアレですわ)

    お嬢様(私、狙われてますわね)

    2 :

    うーん...

    3 :

    体育のあとこそジュースとか嫌じゃね?

    4 :

    体育の後は炭酸だよ

    5 :

    炭酸抜きコーラだな

    6 :

    /nox/remoteimages/17/61/fc681585340cd0bc137b4973cabe.jpeg

    7 :

    購買のイチゴ牛乳とか珈琲牛乳でからあげ弁当とか食べてる奴いたな

    8 :

    ささみさまっ!!

    9 = 1 :

    「なぁ」

    お嬢様「ひ」ビク

    「え、なんだよ」

    お嬢様「いえ、別に」

    お嬢様「何ですの?席が隣だからって気安く喋りかけないで下さる?」

    お嬢様「貴方と私では、レベルが違いますの」

    お嬢様(いけません。狙われてると意識すると変に突っぱねてしまいますわ)

    「いや当てられてるぞ」

    お嬢様「はい?」

    先生「あーじゃあ良いや。隣の男。答えて」

    「…はーい」

    10 = 1 :

    お嬢様「ふー・・・やっと昼ですわ」

    「お、相変わらず良い物食べてるな。おせちみたい」

    お嬢様「貴方図々しくありませんか?」

    お嬢様「炭酸抜きコーラはあげましたけど、お昼までもらえると思ったら大間違いです」

    お嬢様「全く。全く全く。舐めないで下さる?私施しはしない主義ですの」

    「お、俺はただ弁当をほめただけなんだけど」

    お嬢様「うそおっしゃい」

    11 :

    お嬢様がなんで炭酸抜きコーラを

    12 :

    炭酸抜きコーラだったのかよwwww

    13 :

    >>6じゃねぇか

    14 = 1 :

    「なにやってんの?」

    お嬢様「…」シャカシャカ

    「おーい」

    お嬢様「ふん」プイ

    「へ?」

    お嬢様「話しかけないで下さい」

    お嬢様「私、そんな軽くないんですからね」

    「はぁ・・・てかお前これから部活だよな」

    お嬢様「ええ」ゴクゴク

    「…はは、男みたいな奴だな1,5リットルだぞ」

    お嬢様「ぷは」

    部活仲間「オイオイ」

    15 = 12 :

    やめろwwwww

    16 :

    何をシャカシャカしてたん?

    17 = 1 :

    「お前足の怪我どうした?」

    お嬢様「あ」サ

    お嬢様「ど、どこを!どこを見てるんですか!しかも、こんな教室で」

    お嬢様「不埒にも、ほどが」

    「昨日はなかったからさ、そんな怪我」

    お嬢様「また言い訳して。男って結構ハッキリしてないんですね」

    お嬢様「もっとハッキリした性格だと思ってました。面倒くさそうですわ」

    「怪我は大丈夫なの?」

    お嬢様「ええ、このくらいはかすった内にも入りません」

    「そ…っか。ん?」

    (空手入門書?)

    18 :

    >>6
    全てはこいつのせい

    19 = 1 :

    「お前そんなのも読むんだ」

    お嬢様「はぁ・・・静かにできませんの?」

    お嬢様「それに気分良くありませんわ。そうやって覗き込むの」

    「隣だしさ」

    お嬢様「全く、ヘラヘラして」

    「で、お前空手なんてすんの?そんな華奢な体で」

    お嬢様「あら?ふふ、そう見えますか?」

    「?」

    (あ、そういえばコイツ体育の成績凄かったんだっけ?)

    お嬢様「…まぁ必要なんですよ。あの方との対戦は」

    お嬢様「そのためです」

    「はぁ」

    20 = 1 :

    「ふー、やっと講習終わった」

    (面倒だけどやっておかないとな)

    お嬢様「ちょっと貴方!」ツカツカ

    「ん?おー・・・」

    お嬢様「どういう事かしら?待ち伏せ?ストーカー?」

    「・・・」

    お嬢様「はん、やっぱり。黙っちゃって。当たりって訳」

    お嬢様「答えはイエスって事よね」

    (相変わらず元気だな)

    (お嬢様は良いよなぁ。約束された未来があって)

    (俺はどうなるんだろ)

    お嬢様「聞いてますか?人の話」

    「なんか言った?」

    21 :

    かりんかな?

    23 = 1 :

    「お前帰り車なんだ」

    お嬢様「ええ」

    お嬢様「!」

    お嬢様(そういえば男とは中学から一緒だったし通学路も同じコースだったはず)

    お嬢様「私は疲れるのは嫌なのよ」

    お嬢様「それにレベルが違う貴方と私が並んで歩くなんて考えられないです」

    お嬢様「もし学友に見られたら…いえ、この私が許せません」

    「は?」

    お嬢様「一緒に帰ろうって事でしょ?」

    「・・・」

    (そういえば俺、軽口ばっかりでコイツと深い会話とかした事なかったな)

    「うん。帰ろうぜ」

    24 = 1 :

    お嬢様「はぁ足がむくんだらどうしましょう」

    「部活で俺より運動してんだろ」

    お嬢様「それはそれ。これはこれです」

    お嬢様「自分で決めたトレーニングは良いけど予定外のは嫌なんです。本当は」

    「でも帰ってくれる。嬉しいな」

    お嬢様「…嬉しい、です?」

    「うん」

    お嬢様「そ」

    お嬢様「私、そんな軽くないですよ。そういう事じゃないですからねこれは」

    「俺さぁ、悩んでるんだよね」

    「だから聞いてほしくて」

    お嬢様「貴方って人の話とか、聞きませんよね。そういうのって無礼じゃなくって?」

    「はは」

    27 = 1 :

    「俺らもうそろそろ将来の事とか考えなきゃいけないじゃん実際」

    「で、さ」

    「俺って何て言うか。何にも決めてないんだよね」

    お嬢様「…」

    「何となく大学行って就職してって考えてるけど」

    「お嬢様は、どうするの?将来」

    「ぜひ聞きたいな」

    (きっとスケールが凄いんだろうな)

    お嬢様「成る程。話はわかりました」

    お嬢様「ふぅ。もっとハッキリ言えば良いのに。まどろっこしいわね」

    「?」

    28 = 1 :

    お嬢様「言っておくけど知り合いだからって私、特別扱いはしませんよ」

    お嬢様「成る程。ですがしたたかですわね」

    お嬢様「私の専属になれれば私と一緒にいられますし」

    お嬢様「ふふ。なるほど侮っていました。貴方という人を」

    お嬢様「そこまで真剣なのね」

    お嬢様「真剣な想いを伝えられたら、もう私も逃げられませんね」

    お嬢様「ですが、私。まだ落ちた訳ではありませんから」

    お嬢様「勘違いしないように」

    お嬢様「知り合いという事で、できる私ができる精一杯の優しさは」

    お嬢様「そうですね大卒扱いと同じ待遇で雇ってあげる事。ここまでです」

    お嬢様「後は貴方しだいですわ」

    30 = 1 :

    「…」

    「それも悪くないかも、な」

    お嬢様「そう。そう!ふふ」

    お嬢様「じゃあ、私の家に行きましょう!覚えて貰わなきゃいけない事が沢山あります!」

    「え、家?」

    お嬢様「ええそうです、時間は有限です。少しづつ成長していかないと私の専属などなれません」

    「お、俺女の子の家なんて中学以来行った事」

    お嬢様「女の子・・・?は!」

    お嬢様(っく、やられました、はなっからこれが目的だったのね)

    お嬢様「やっぱり、さっきの無しですわ!」

    「え、雇ってくれないの?」

    お嬢様「雇いはします。ですが家に呼ぶのは無しです!」

    お嬢様「そんなイージーじゃないんですからね」

    31 :

    雇って下さいお願いします

    32 = 16 :

    だから>>14では何をシャカシャカしてたんだよ!!

    33 :

    >>32
    粉のスポドリだろ

    34 = 12 :

    アホか
    コーラだろ

    35 = 1 :

    「やだ家行く」

    お嬢様「な、何ですって!?」

    お嬢様「む、無理!無理です!!」

    お嬢様「部屋とか散らかってますし、1,5リットルのペットポトルとか」

    「さっきは来いって言ったのに」

    お嬢様「あれは!」

    お嬢様「・・・あれは、入った時に備えての練習のつもりで言いました」

    お嬢様「でもそういうので来るのは、まだ、というか、無理です」

    「そっか」

    「ま、ありがとな」

    お嬢様「・・・私は何もしてません」プイ

    (まぁアルバイトだと思ってやってみるか)

    36 :

    夏は風邪を引く心配がなくていい

    38 :

    お嬢様「・・・」パクパク

    執事「ほっほ、お嬢様。今日は口数が少ないですな」

    お嬢様「嫌ね。普段私がおしゃべりみたいじゃない」

    執事「ほっほっほ」

    お嬢様「・・・・」

    執事「例の少年の事をお考えか?」

    お嬢様「!」

    お嬢様「何故、私があのようなレベルの低い奴の事考えると思うんです?」

    お嬢様「あいにく、私の考えていたのは現代文の授業の最初にある漢字テストの事でしてよ」

    執事「ほっほっほ。そうですか」

    39 = 38 :

    「うわ」

    お嬢様「なにやってますの?丸つけ終わったなら早く返してくださる?」

    「いや、お前いつも満点だったのに今日2個も間違ってるから」

    お嬢様「え」

    「はは、お前でも間違う事あるんだな」

    お嬢様「本当・・・」

    「同じ人間なんだなぁ」

    お嬢様「ぐぐぐ」プルプル

    (そうだコイツが金持ちでも俺と同じ人間なんだ)

    (俺、自分の将来が不安でコイツにすがるような事したんだよな)

    (やっぱあの話は断ろう)

    お嬢様「ぐぐぐぐ・・・」

    40 = 38 :

    「おい」

    お嬢様「何よ!」ガルル

    「うわ、こわ」

    お嬢様「ふん」プイ

    「機嫌わる」

    お嬢様「勝った気にならないで下さる?」

    「は?」

    お嬢様「私この程度で屈辱は感じないわ。相対的に優れているのは私ですから」

    お嬢様「残念でした」

    お嬢様「じゃ、行くわよ」

    「どこへ?」

    お嬢様「私のおうち」

    41 = 38 :

    「広いな。イオンより広いんじゃないか」

    お嬢様「ふふ、驚いた?貴方なんて人間は絶対こんな所に入る機会ないでしょうから」

    お嬢様「一生分感激してください」

    「じゃ、行こうぜ」

    お嬢様「は?行く?」

    「お前の部屋。ここじゃ落ち着いて話もできないし」

    お嬢様「そうね、行きましょうか私の部屋」

    お嬢様「って馬鹿?客間があるからそっちに行くわよ」グイ

    「あいたた、引っ張るな」

    お嬢様(全く、隙あらば・・・ですわね。そんなに私の事好きなのかしら)

    42 :

    体育のあとのジュースはちょっと…

    43 = 38 :

    お嬢様(そういえば何やっているのかしら私)

    お嬢様(私の事を好きな奴を働かせようとするなんて。私のそばで)

    お嬢様(なんでそんな事したのかしら)

    「痛いよ。いつまで引っ張るのさ」

    「引っ張んなくてもついていくから」

    お嬢様「あら、ごめんなさい」

    お嬢様(とにかく私がしっかり管理しておかないと何しでかすかわかりませんし)

    「あ、あとさ、手」

    お嬢様「はい?」

    お嬢様「あ」

    44 = 38 :

    お嬢様「きゃあ!」

    お嬢様「何するんですか」バ

    お嬢様「そ、そんなに私に触りたかったんですか!?」

    お嬢様「本当あきれますわね」

    お嬢様「極刑ですが、今回は初犯なので許してあげます。次はありません」

    お嬢様(私が誰かの手を触るなんて、家族以外じゃ気持ち悪いと思うのに)

    お嬢様(何故そういう感情がわかなかったんでしょう)

    「お前から掴んできたんじゃん」

    お嬢様「そ、それは、私の家で貴方が好き勝手しようとするから」

    「部屋行こうって言っただけじゃん」

    お嬢様「な、なななな」

    お嬢様「やっぱり返した方がいいかしら?身の危険を感じます」

    45 = 38 :

    お嬢様「ま、良いわ」

    お嬢様(何が良いのかしら)

    お嬢様「さ、行きましょう」グイ

    「あ、また引っ張って」

    お嬢様「・・・」

    お嬢様(わざと触ってみましたけど、やっぱり不快感はないですわね)

    お嬢様「むむ」

    「手握って見つるなよ。お前俺の事好きなのか」

    お嬢様「ははははは、はぁ!??」

    お嬢様「ありえない!ありえません!私、私そういう冗談好きじゃありません!」

    お嬢様「好きなのは、あ、あ・・」

    お嬢様(貴方でしょ。私の事)

    「はは、あせりすぎでしょ」

    46 :

    >>6
    ハロルド作石?

    47 :

    /nox/remoteimages/4a/3c/a86abe5e08b654cd84d5a8302b67.jpeg
    /nox/remoteimages/07/e6/40ecd9d0ffe658a3a50a7df23244.jpeg貼れと言われた気がした

    48 = 38 :

    「うわぁ豪華だ。正月でも食った事ねーよこんな料理」

    お嬢様「でしょ?特別にご馳走してあげます」

    お嬢様「現時点では貴方は客人ですから」

    お嬢様「名に恥じぬ程度のもてなしはします」

    お嬢様「凄いんだ。という印象を残させずに帰す訳にはいきませんから」

    「すげぇ。おせちみたい」

    お嬢様「貴方ってそればっかりですね。そんなにおせちかしら?」

    お嬢様「から揚げとかもあるじゃない」

    「良いじゃん。俺おせち好きだよ!」

    お嬢様「そ、そう・・・なら良いんだけど」

    50 = 38 :

    「ここは?」

    お嬢様「トレーニングルームです。見ればわかるでしょう」

    「おーすげぇ」

    お嬢様「そんなに凄いかしら?」

    お嬢様「そこらへんにあるジムと置いてある物と変わりませんよ」

    お嬢様「鍛えていきますか?部活はいっていないでしょ?」

    「運動は嫌いじゃないけど・・・お前って細いのに結構力もちだよな」

    お嬢様「ええ、あまり大きい筋肉はつかないよう気をつけているもの」

    「遅筋って奴か」

    お嬢様「というか失礼です」

    「ん?そっか。そういえば」

    お嬢様(やっぱり私のチェックは怠ってないみたいね)

    お嬢様「男はどこか鍛えたい所ありますか?せっかくですもの、少しやっていけば?」

    「じゃー・・・肩?とか」

    お嬢様「じゃあこれですね。はい座って」


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