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元スレP「響、ファン感謝イベントが決まったぞ!」
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響「やったー!」
P「響のファンクラブ設立記念だ、来月の26日にファンと一緒に温泉旅行に行く」
響「自分温泉好きだぞ!」
P「響のファンクラブ設立記念だ、来月の26日にファンと一緒に温泉旅行に行く」
響「自分温泉好きだぞ!」
P「ファンクラブ設立記念日の来月26日に合わせて、ファンクラブに登録してくれた先着26名限定だ!」
響「…」
響「…」
P「どうした?響?」
響「…前みたいなことにならないよね?」
P「前みたいなこととは?」
響「前にプロデューサーが自分に山奥のステージでひとりぼっちで歌わせたことだぞ!」
響「…前みたいなことにならないよね?」
P「前みたいなこととは?」
響「前にプロデューサーが自分に山奥のステージでひとりぼっちで歌わせたことだぞ!」
P「あ、あれは告知無しのゲリラライブにしたほうが話題になるかと思って…」
響「誰が告知も無しに富士の樹海に来るんだよ!」
P「うっ…」
響「誰が告知も無しに富士の樹海に来るんだよ!」
P「うっ…」
響「自分にも『サプライズだ!』とか言って当日急に伝えるし!いきなりだったから心の準備できてなかった自分に『ファンが待ってるんだぞ!』って言うから自分、勇気出してステージに上がったのに…」
P「誰一人いなかったな…」
響「『いなかったな…』じゃないぞ!」
P「誰一人いなかったな…」
響「『いなかったな…』じゃないぞ!」
P「あの時の涙目の響が可愛いかった!」
響「う、うぎゃー!それはもう忘れてって言ったでしょ!」
P「確かに今回のプロジェクトも律子や小鳥さんにも隠して進めたが…」
響「もう嫌な予感しかしないぞ!」
響「う、うぎゃー!それはもう忘れてって言ったでしょ!」
P「確かに今回のプロジェクトも律子や小鳥さんにも隠して進めたが…」
響「もう嫌な予感しかしないぞ!」
P「いや、今回に限って言えば大丈夫だ!」
響「ほんとにぃ?」
P「あぁ、この通りチラシも作った!」
『我那覇響ちゃんのファンクラブに入ろう!~先着26名まで、響ちゃんと行く温泉旅行付き~蟹食べ放題プラン』
響「ほんとにぃ?」
P「あぁ、この通りチラシも作った!」
『我那覇響ちゃんのファンクラブに入ろう!~先着26名まで、響ちゃんと行く温泉旅行付き~蟹食べ放題プラン』
響「おぉ!凄いな!QRコードも付いてる!」
P「あぁ、このQRコードを読み取って住所、氏名を入力すると…」
ピロリン ナンクルナイサ-!
響「あ!自分の声だ!」
P「あぁ、このQRコードを読み取って住所、氏名を入力すると…」
ピロリン ナンクルナイサ-!
響「あ!自分の声だ!」
P「これで登録完了だ、数日経つとこんな会員証が届く」
『我那覇響ファンクラブ NO.000001
P様』
響「おぉ!ピカピカだぁ!」
『我那覇響ファンクラブ NO.000001
P様』
響「おぉ!ピカピカだぁ!」
P「ふっふーん、いいだろう?記念すべきファンクラブ会員第1号だぞ?」
響「凄いぞ!プロデュー…ん?」
P「どうした?響?」
響「凄いぞ!プロデュー…ん?」
P「どうした?響?」
響「先着26名なんだよな?」
P「あぁ、設立日の26日に合わせてな」
響「でもプロデューサーが一番なんだよな?」
P「あぁ、設立日の26日に合わせてな」
響「でもプロデューサーが一番なんだよな?」
P「あぁそうだ、響の一番のファンの座は譲らん!」
響「いや、『譲らん!』じゃないでしょ!?ファンへの感謝イベントなのにそのうちの一つを勝手に使っちゃダメじゃないかー!」
響「いや、『譲らん!』じゃないでしょ!?ファンへの感謝イベントなのにそのうちの一つを勝手に使っちゃダメじゃないかー!」
P「響、それは違うぞ?」
響「へ?」
P「確かに俺は明日から張り出されるポスターを今使って職権を乱用した、それは認める」
響「認めるんだ…」
響「へ?」
P「確かに俺は明日から張り出されるポスターを今使って職権を乱用した、それは認める」
響「認めるんだ…」
P「しかし、『告知する前から登録すれば1番になれる』なんてことはない、世の中にはエゴサーチというものをする連中がいる」
響「えごさーち?」
響「えごさーち?」
P「そうだ、エゴサーチだ。四六時中パソコンに向かって『我那覇響』で検索して響の最新情報を仕入れているファンもいる」
響「そんな暇な人いないでしょ…」
P「響…それがこの世の中にはいるんだよ…自分の生活を犠牲にしてアイドルに捧げる連中がな…」
響「そんな暇な人いないでしょ…」
P「響…それがこの世の中にはいるんだよ…自分の生活を犠牲にしてアイドルに捧げる連中がな…」
響「うーん…じゃあ仮にそんな人達がいたとして、それがどうしたの?」
P「いいか?試しにGoogleで『我那覇響』と検索すると…」
響「おっ!ニコニコ大百科が出てきたぞ!」
P「いいか?試しにGoogleで『我那覇響』と検索すると…」
響「おっ!ニコニコ大百科が出てきたぞ!」
P「そこから2~3ページ進むと…」
響「あ!?さっきのページだ!」
P「そうだ、サイトがある以上検索できるんだ…通常QRコードを使わないとたどり着けないがエゴサーチをする人間にはそれができる」
響「なんか凄いのか凄くないのかよくわかんないぞ…」
響「あ!?さっきのページだ!」
P「そうだ、サイトがある以上検索できるんだ…通常QRコードを使わないとたどり着けないがエゴサーチをする人間にはそれができる」
響「なんか凄いのか凄くないのかよくわかんないぞ…」
響「でも、それじゃあ前回のゲリラライブは…」
P「それはネットに情報をあげなかったからだ、現にこの管理人ページを見てみろ」
響「あ!もう12人も登録してくれてる!」
P「それはネットに情報をあげなかったからだ、現にこの管理人ページを見てみろ」
響「あ!もう12人も登録してくれてる!」
P「チラシを配らなくてもこれだ、この状況下で1番を取るのがどれほど難しいか…」
響「プロデューサー…」
P「まぁプロデューサー権限で改ざんしたんだけどな…」
響「台無しだぞ!」
響「プロデューサー…」
P「まぁプロデューサー権限で改ざんしたんだけどな…」
響「台無しだぞ!」
P「しかし、俺を除いてまだ11人か…響ならもっといくはずなんだが…」
響「みんなそんなに暇じゃないんだよ!さぁ、くだらないこと言ってないで今日の仕事行こうよ!」グイグイ
響「みんなそんなに暇じゃないんだよ!さぁ、くだらないこと言ってないで今日の仕事行こうよ!」グイグイ
P「お、おい、引っ張るなよ…チラシしまっとかなきゃ…」
響「事務所ならいいでしょ!机の上で!」
P「ちょ…まぁいいか…」
響「事務所ならいいでしょ!机の上で!」
P「ちょ…まぁいいか…」
しばらくして
春香「ん?」
千早「どうしたの?」
春香「いや、このチラシ…」
『我那覇響ちゃんのファンクラブに入ろう!~先着26名まで、響ちゃんと行く温泉旅行付き~蟹食べ放題プラン』
春香「ん?」
千早「どうしたの?」
春香「いや、このチラシ…」
『我那覇響ちゃんのファンクラブに入ろう!~先着26名まで、響ちゃんと行く温泉旅行付き~蟹食べ放題プラン』
千早「あら、我那覇さんのファンクラブのチラシじゃない」
春香「へぇ、もう貼ってあるんだ」
千早「前回のゲリラライブの時は大変だったけど…」
春香「あれはプロデューサーさんが悪いよ!響ちゃんがかわいそう!」
春香「へぇ、もう貼ってあるんだ」
千早「前回のゲリラライブの時は大変だったけど…」
春香「あれはプロデューサーさんが悪いよ!響ちゃんがかわいそう!」
千早「ずっと泣いてたものね…」
春香「プロデューサーさんは響ちゃんなら多少の無茶でも大丈夫って思ってるフシがあるもんね…でもあれは流石にやりすぎたって思ったのか…」
千早「きれいな土下座だったわね…」
春香「うん…」
春香「プロデューサーさんは響ちゃんなら多少の無茶でも大丈夫って思ってるフシがあるもんね…でもあれは流石にやりすぎたって思ったのか…」
千早「きれいな土下座だったわね…」
春香「うん…」
千早「あ、あの…春香?」
春香「何?千早ちゃん?」
千早「もし…もしもよ?今回もプロデューサーがはっちゃけて『やっぱりサプライズにしよう!』なんて考えてたら…」
春香「そ、それは流石にないんじゃ…」
春香「何?千早ちゃん?」
千早「もし…もしもよ?今回もプロデューサーがはっちゃけて『やっぱりサプライズにしよう!』なんて考えてたら…」
春香「そ、それは流石にないんじゃ…」
千早「でも…万が一そんなことになったら…我那覇さんが…」
春香「あ…ヤバい…私の頭の中の響ちゃんが半泣きだ…」
千早「春香!私の頭の中の我那覇さんも…あぁ!待って!泣かないで!我那覇さん!」
春香「あ…ヤバい…私の頭の中の響ちゃんが半泣きだ…」
千早「春香!私の頭の中の我那覇さんも…あぁ!待って!泣かないで!我那覇さん!」
春香「…千早ちゃん」
千早「ほら、我那覇さん、一緒に歌を…え?」
春香「携帯出して…QRコードの読み取り方教えるから…」
千早「ほら、我那覇さん、一緒に歌を…え?」
春香「携帯出して…QRコードの読み取り方教えるから…」
千早「そ、それは!?」
春香「大丈夫だよ、プロデューサーさんがちゃんとしてたらもう先着なんてとっくに埋まってるはずだし、ただ響ちゃんのファンクラブに入るだけだよ」
春香「大丈夫だよ、プロデューサーさんがちゃんとしてたらもう先着なんてとっくに埋まってるはずだし、ただ響ちゃんのファンクラブに入るだけだよ」
キャラ崩壊させて無理矢理笑いとるSSじゃなくて安心した
千早「で、でも、同じ事務所のアイドル同士でファンクラブに入るなんて…いいのかしら?」
春香「え?千早ちゃん、もしやよいのファンクラブがあったらどうする?」
千早「即断即決で入るわ。あら?ならなんの問題もないわね。春香、やり方を教えて」
春香「いいよ、まずはカメラを開いて…」
ピロリン ナンクルナイサ-!
ピロリン ナンクルナイサ-!
春香「え?千早ちゃん、もしやよいのファンクラブがあったらどうする?」
千早「即断即決で入るわ。あら?ならなんの問題もないわね。春香、やり方を教えて」
春香「いいよ、まずはカメラを開いて…」
ピロリン ナンクルナイサ-!
ピロリン ナンクルナイサ-!
またしばらくして
雪歩「ふぅ…ただいま戻りましたぁ…って誰もいない…ん?」
『我那覇響ちゃんのファンクラブに入ろう!~先着26名まで、響ちゃんと行く温泉旅行付き~』
雪歩「へぇ、響ちゃん、ファンクラブの人達と温泉に行くんだぁ…」
雪歩「ふぅ…ただいま戻りましたぁ…って誰もいない…ん?」
『我那覇響ちゃんのファンクラブに入ろう!~先着26名まで、響ちゃんと行く温泉旅行付き~』
雪歩「へぇ、響ちゃん、ファンクラブの人達と温泉に行くんだぁ…」
雪歩「温泉かぁ…」
※ここから先は雪歩の妄想なので若干事実と異なる部分があります
響『あはははは!雪歩ー!一緒にお風呂行こうよー!』
響『ふぅ、なんだか雪歩ってねぇねみたいだな!ねぇ、雪歩ねぇね♪』
※ここから先は雪歩の妄想なので若干事実と異なる部分があります
響『あはははは!雪歩ー!一緒にお風呂行こうよー!』
響『ふぅ、なんだか雪歩ってねぇねみたいだな!ねぇ、雪歩ねぇね♪』
半分くらい身内でも大丈夫大丈夫
それがばれて炎上しても大丈夫大丈夫
それがばれて炎上しても大丈夫大丈夫
響『あの…雪歩ねぇね…寂しいから…一緒に寝てくれないか?』
響『あっ…あっ…んっ…そ、そこは…あぁん!?』
雪歩「フヒヒ…ここ?ここがいいの?響ちゃ…はっ!?あ、危ないところでした…」
響『あっ…あっ…んっ…そ、そこは…あぁん!?』
雪歩「フヒヒ…ここ?ここがいいの?響ちゃ…はっ!?あ、危ないところでした…」
雪歩「いくらなんでもアイドルが同じ事務所のアイドルのファンイベントに参加するなんて…前代未聞だよね?」
響『雪歩ねぇね…来て…くれないの?自分のこと…嫌いなの?』ウルウル
雪歩 カシャァ
響『雪歩ねぇね…来て…くれないの?自分のこと…嫌いなの?』ウルウル
雪歩 カシャァ
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