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元スレいろは「えっ、先輩東京の大学行くんですか?」八幡「ああ」
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八幡「はぁ……それで?」
一色「この荷物を千葉まで持って帰るの大変じゃないですかぁ?」
八幡「つまり?」
一色「なので、先輩のところに置かせてもらえませんか? 鍵もらったらすぐに取りに伺いますから」
八幡「マジかよ……」
一色「あー、やっぱりご迷惑ですかね」
八幡「そりゃそうだが……でもまぁ、仕方ねえな、買っちまったんだし」
一色「ホントですか!? 先輩優しいところもあるじゃないですか!」
八幡「お前本当に良い性格してるよな」
一色「それじゃあ先輩の家に行きましょうか!」
八幡「ホワッツ?」
一色「へ? だってこれだけの荷物を先輩に一人で持ち帰らせるとか酷くないですかぁ?」
八幡「お前の俺に対する酷いと酷くないのラインが分からん」
一色「まぁまぁ、良いじゃないですか、ほらほら行きますよ」
八幡「へいへい……」
一色「この荷物を千葉まで持って帰るの大変じゃないですかぁ?」
八幡「つまり?」
一色「なので、先輩のところに置かせてもらえませんか? 鍵もらったらすぐに取りに伺いますから」
八幡「マジかよ……」
一色「あー、やっぱりご迷惑ですかね」
八幡「そりゃそうだが……でもまぁ、仕方ねえな、買っちまったんだし」
一色「ホントですか!? 先輩優しいところもあるじゃないですか!」
八幡「お前本当に良い性格してるよな」
一色「それじゃあ先輩の家に行きましょうか!」
八幡「ホワッツ?」
一色「へ? だってこれだけの荷物を先輩に一人で持ち帰らせるとか酷くないですかぁ?」
八幡「お前の俺に対する酷いと酷くないのラインが分からん」
一色「まぁまぁ、良いじゃないですか、ほらほら行きますよ」
八幡「へいへい……」
一色「へー、ここが先輩の住んでるアパートですか」
八幡「別になんも面白いとこないだろ」
一色「いえいえ、やっぱり初めてですしなんかここで先輩が一人暮らししてるのかって思うと感慨深いというか」
八幡「なんだそりゃ……おっと」
一色「あ、荷物持ちましょうか」
八幡「いや、鍵出すくらいは余裕……」
一色「おぉ~……うわぁ、先輩片づけてないですねえ」
八幡「まあな」
一色「なぜ自慢げ……そんな事で専業主夫とかできるんですかね」
八幡「ばっか、お前、そりゃ八幡くんはやればできる子なんだよ」
一色「それっていつまで経ってもやろうとしない子に言う事ですよねー」
八幡「ぐぬぬ……」
一色「ま、良いです、とりあえず荷物置かせてくださいね」
八幡「おう」
八幡「別になんも面白いとこないだろ」
一色「いえいえ、やっぱり初めてですしなんかここで先輩が一人暮らししてるのかって思うと感慨深いというか」
八幡「なんだそりゃ……おっと」
一色「あ、荷物持ちましょうか」
八幡「いや、鍵出すくらいは余裕……」
一色「おぉ~……うわぁ、先輩片づけてないですねえ」
八幡「まあな」
一色「なぜ自慢げ……そんな事で専業主夫とかできるんですかね」
八幡「ばっか、お前、そりゃ八幡くんはやればできる子なんだよ」
一色「それっていつまで経ってもやろうとしない子に言う事ですよねー」
八幡「ぐぬぬ……」
一色「ま、良いです、とりあえず荷物置かせてくださいね」
八幡「おう」
一色「先輩、これって1DKですか?」
八幡「ああ、一応」
一色「でもワンルームの方が安くないですかあ?」
八幡「そりゃまぁなぁ、でも玄関開けたらベッド丸見えとか嫌だろ」
一色「あー……でも、先輩にお客さんとか全然来ませんよ?」
八幡「なんで断定してるんですかねー……いや来るよ、めっちゃ来る」
一色「えっ、そうなんですか? もしかして大学に入って彼女とか出来たんですか?」
八幡「いや、そんなもん出来る訳ねーだろ……あれだよ通販とか」
一色「あー、先輩通販愛用してるんでしたっけ」
八幡「店員とコミュニケーション取らなくて済むからな」
一色「消極的ですねぇ」
八幡「ああ、一応」
一色「でもワンルームの方が安くないですかあ?」
八幡「そりゃまぁなぁ、でも玄関開けたらベッド丸見えとか嫌だろ」
一色「あー……でも、先輩にお客さんとか全然来ませんよ?」
八幡「なんで断定してるんですかねー……いや来るよ、めっちゃ来る」
一色「えっ、そうなんですか? もしかして大学に入って彼女とか出来たんですか?」
八幡「いや、そんなもん出来る訳ねーだろ……あれだよ通販とか」
一色「あー、先輩通販愛用してるんでしたっけ」
八幡「店員とコミュニケーション取らなくて済むからな」
一色「消極的ですねぇ」
八幡「俺の相手をして店員さんがトラウマ抱えたらどうすんだよ」
一色「そっちの方向に気遣っちゃうんですか」
八幡「俺も変な気を遣わなくて済むしな、まさにWIN-WIN」
一色「まぁ、どうでも良いですけど」
八幡「どうでも良いのかよ……」
一色「じゃあ帰りますね、今度お礼に何かしますから」
八幡「いや、別に良いぞ、これくらい」
一色「……えーと、先輩、帰り道分からないんですけど」
八幡「わかったよ……駅まで送ってけば良いんだろ」
一色「はい、よろしくお願いします、先輩」
一色「そっちの方向に気遣っちゃうんですか」
八幡「俺も変な気を遣わなくて済むしな、まさにWIN-WIN」
一色「まぁ、どうでも良いですけど」
八幡「どうでも良いのかよ……」
一色「じゃあ帰りますね、今度お礼に何かしますから」
八幡「いや、別に良いぞ、これくらい」
一色「……えーと、先輩、帰り道分からないんですけど」
八幡「わかったよ……駅まで送ってけば良いんだろ」
一色「はい、よろしくお願いします、先輩」
いろはちゃんみたいな子を攻略出来るゲームやりたくなってきた
4月
八幡「……もしもし」
一色「せぇんぱぁい……やばいですぅ」
八幡「大丈夫大丈夫、お前ならやれるよ、それじゃな」
一色「ちょ、ちょっと待ってください! 本当にヤバいんですってー!」
八幡「はぁ……なんだよ、一応聞くだけ聞いてやる」
一色「今ですね、うちの大学の先輩たちと合コンに来てるんですけどー」
八幡「あっ、はい、もう結構です、ごゆっくりお楽しみください」
一色「ちょちょちょ、待ってくださいってばぁ~!」
八幡「なんだよ、わざわざぼっちにリア充アピールして痛めつけたいのか?」
一色「そうじゃないんですよぉ、めっちゃやばいんですってぇ!」
八幡「お前さっきからやばいやばいしか言ってないけどなんなの? 日本語忘れたの? もう良いからとりあえず話してみろよ」
八幡「……もしもし」
一色「せぇんぱぁい……やばいですぅ」
八幡「大丈夫大丈夫、お前ならやれるよ、それじゃな」
一色「ちょ、ちょっと待ってください! 本当にヤバいんですってー!」
八幡「はぁ……なんだよ、一応聞くだけ聞いてやる」
一色「今ですね、うちの大学の先輩たちと合コンに来てるんですけどー」
八幡「あっ、はい、もう結構です、ごゆっくりお楽しみください」
一色「ちょちょちょ、待ってくださいってばぁ~!」
八幡「なんだよ、わざわざぼっちにリア充アピールして痛めつけたいのか?」
一色「そうじゃないんですよぉ、めっちゃやばいんですってぇ!」
八幡「お前さっきからやばいやばいしか言ってないけどなんなの? 日本語忘れたの? もう良いからとりあえず話してみろよ」
一色「実はですね、私以外の参加者が全員酔いつぶれちゃったんですよう」
八幡「未成年じゃあるまいし自業自得だろ……つーか潰れるほど飲む方が悪い、その辺に捨てとけ」
一色「いや、そういう訳にもいかないじゃないですかぁ、そんな事したら悪い評判立っちゃいますし」
八幡「合コンで酒に潰されて放置されたって男が言いふらすのか?」
一色「とにかく、そういう訳で先輩、ちょっと手伝ってくださいよー」
八幡「なんで俺が……」
一色「だってここ先輩の家から近いと思いますよ」
八幡「問題はそこじゃないだろ……」
一色「そこをなんとか! お願いします!」
八幡「まったく……わかったよ、で、どこだよ?」
一色「えっ、本当に来てくれるんですか!?」
八幡「あ、気が変わったわ」
一色「あ~ん、先輩~! 高田馬場です!」
八幡「本当にうちからすぐじゃねえか……店の名前は?」
一色「あ、えーっと……」
八幡「未成年じゃあるまいし自業自得だろ……つーか潰れるほど飲む方が悪い、その辺に捨てとけ」
一色「いや、そういう訳にもいかないじゃないですかぁ、そんな事したら悪い評判立っちゃいますし」
八幡「合コンで酒に潰されて放置されたって男が言いふらすのか?」
一色「とにかく、そういう訳で先輩、ちょっと手伝ってくださいよー」
八幡「なんで俺が……」
一色「だってここ先輩の家から近いと思いますよ」
八幡「問題はそこじゃないだろ……」
一色「そこをなんとか! お願いします!」
八幡「まったく……わかったよ、で、どこだよ?」
一色「えっ、本当に来てくれるんですか!?」
八幡「あ、気が変わったわ」
一色「あ~ん、先輩~! 高田馬場です!」
八幡「本当にうちからすぐじゃねえか……店の名前は?」
一色「あ、えーっと……」
八幡「マジで死屍累々じゃねえか、引くわ」
一色「そうなんですよぉ、ホント困っちゃって~」
八幡「ったく……おい、しっかりしろ、おら、水飲め……ったく、お前どこ住みだよ」
一色「おー」
八幡「あん?」
一色「いえ、なんだか手馴れていると言いますか、テキパキしてるなーと」
八幡「そりゃこんなのさっさと終わらせて早く帰りたいからな」
一色「そんな理由ですか」
八幡「しかも普段俺を見下すリア充を、この時ばかりは俺が見下せるなんて飯がうまい」
一色「わー最低ですね」
一色「そうなんですよぉ、ホント困っちゃって~」
八幡「ったく……おい、しっかりしろ、おら、水飲め……ったく、お前どこ住みだよ」
一色「おー」
八幡「あん?」
一色「いえ、なんだか手馴れていると言いますか、テキパキしてるなーと」
八幡「そりゃこんなのさっさと終わらせて早く帰りたいからな」
一色「そんな理由ですか」
八幡「しかも普段俺を見下すリア充を、この時ばかりは俺が見下せるなんて飯がうまい」
一色「わー最低ですね」
八幡「うるせえ、まぁ、ちょっと横になってたからピークは過ぎてるみたいだしこれならタクシーで帰せるだろ」
一色「おー」
八幡「お前は見てないで女子をなんとかしろ」
一色「はーい、ていうか先輩、女子を介抱するフリをして気に入った子を……みたいな事は企まないんですか?」
八幡「しねーわ」
一色「そーですか、まぁ、良いですけど」
八幡「どうでも良いですけど、なのか、やっちゃっても良いですけど、なのかで恐ろしさが変わってくるな」
一色「さぁ、どうでしょうねー」
八幡「んじゃタクシー呼んじまうぞ」
一色「あ、はーい」
一色「おー」
八幡「お前は見てないで女子をなんとかしろ」
一色「はーい、ていうか先輩、女子を介抱するフリをして気に入った子を……みたいな事は企まないんですか?」
八幡「しねーわ」
一色「そーですか、まぁ、良いですけど」
八幡「どうでも良いですけど、なのか、やっちゃっても良いですけど、なのかで恐ろしさが変わってくるな」
一色「さぁ、どうでしょうねー」
八幡「んじゃタクシー呼んじまうぞ」
一色「あ、はーい」
一色「なんとか無事帰せましたねー」
八幡「ああ、じゃあな」
一色「あ、先輩」
八幡「んだよ」
一色「まだ電車の時間大丈夫ですよね?」
八幡「……まぁ」
一色「じゃあじゃあ、ちょっとどこか寄っていきません?」
八幡「いや良いよ」
一色「ちょっとくらい迷ってくださいよ!」
八幡「だってもうこんな時間だし……22時過ぎちゃうし」
一色「ちょっとご飯食べるくらい良いじゃないですかぁ、今日のお礼もしたいですし!ていうかまだ22時ですよ!お子様ですか!」
八幡「いやほら夜は部屋でぼーっと本を読むので忙しいし」
一色「それ矛盾してますよね?まぁまぁ、良いじゃないですかぁ、ほらほら行きましょうよぉ」
八幡「こら押すな、わかった、わかったから!」
八幡「ああ、じゃあな」
一色「あ、先輩」
八幡「んだよ」
一色「まだ電車の時間大丈夫ですよね?」
八幡「……まぁ」
一色「じゃあじゃあ、ちょっとどこか寄っていきません?」
八幡「いや良いよ」
一色「ちょっとくらい迷ってくださいよ!」
八幡「だってもうこんな時間だし……22時過ぎちゃうし」
一色「ちょっとご飯食べるくらい良いじゃないですかぁ、今日のお礼もしたいですし!ていうかまだ22時ですよ!お子様ですか!」
八幡「いやほら夜は部屋でぼーっと本を読むので忙しいし」
一色「それ矛盾してますよね?まぁまぁ、良いじゃないですかぁ、ほらほら行きましょうよぉ」
八幡「こら押すな、わかった、わかったから!」
一色「と言っても居酒屋さんしかあいてないですかねー」
八幡「流石にこの時間になるとな」
一色「仕方ないからラーメンでも食べに行きますか?」
八幡「まぁそれも良いけどな、つーか俺もう普通に夕飯食べたから別にこれ以上食べなくても良いんだが……」
一色「えー?じゃあ私に付き合うってことで良いじゃないですか」
八幡「合コンって行ったことないから知らないんだが何か飲んだり食べたりするもんじゃねーの?」
一色「大学の先輩たちと相手の男子はそんな感じでしたねー、特に相手はガンガン飲まされ……飲んでましたねー」
八幡「なんかうっかり女性不信に陥りそうな意味に聞こえたんだが」
一色「まぁ、その辺も含めて男の度量みたいなとこもあるんじゃないですかねー」
八幡「確かに酒強くてコミュ力高けりゃ社会に出てからもいろいろと良いことはあるかもしれないけどな」
一色「ですねー」
八幡「で、お前は? 飯食わなかったのか?」
一色「私は未成年なのでお酒飲めませんし、あんまりご飯だけひたすら食べるっていうのもどうかと思いますし」
八幡「そういうもんか……まぁ良いや軽く店入るぞ」
一色「はーい」
八幡「流石にこの時間になるとな」
一色「仕方ないからラーメンでも食べに行きますか?」
八幡「まぁそれも良いけどな、つーか俺もう普通に夕飯食べたから別にこれ以上食べなくても良いんだが……」
一色「えー?じゃあ私に付き合うってことで良いじゃないですか」
八幡「合コンって行ったことないから知らないんだが何か飲んだり食べたりするもんじゃねーの?」
一色「大学の先輩たちと相手の男子はそんな感じでしたねー、特に相手はガンガン飲まされ……飲んでましたねー」
八幡「なんかうっかり女性不信に陥りそうな意味に聞こえたんだが」
一色「まぁ、その辺も含めて男の度量みたいなとこもあるんじゃないですかねー」
八幡「確かに酒強くてコミュ力高けりゃ社会に出てからもいろいろと良いことはあるかもしれないけどな」
一色「ですねー」
八幡「で、お前は? 飯食わなかったのか?」
一色「私は未成年なのでお酒飲めませんし、あんまりご飯だけひたすら食べるっていうのもどうかと思いますし」
八幡「そういうもんか……まぁ良いや軽く店入るぞ」
一色「はーい」
一色「このお店のご飯結構美味しいですね」
八幡「だな」
一色「このレンコンの揚げたやつとかパリパリのさくさくですよ」
八幡「こっちの鶏も美味いぞ」
一色「あ、ホントですか、あーん」
八幡「……は?」
一色「ぶー、先輩ノリ悪いですよう、ほらほら食べさせてください」
八幡「いやいやお前相手見て物言えよ」
一色「じー……」
八幡「……」
一色「あーん」
八幡「こいつホントに相手見て言いやがった……」
一色「あーーん」
八幡「だな」
一色「このレンコンの揚げたやつとかパリパリのさくさくですよ」
八幡「こっちの鶏も美味いぞ」
一色「あ、ホントですか、あーん」
八幡「……は?」
一色「ぶー、先輩ノリ悪いですよう、ほらほら食べさせてください」
八幡「いやいやお前相手見て物言えよ」
一色「じー……」
八幡「……」
一色「あーん」
八幡「こいつホントに相手見て言いやがった……」
一色「あーーん」
八幡「無理だって」
一色「食べさせてくださいよー」
八幡「そういうのはリア充イケメンにやってもらえよ」
一色「せぇんぱぁいぃ~」
八幡「……ほれ」
一色「んーっ、美味しいです」
八幡「恥ずかしすぎて死にそう」
一色「先輩こういうの慣れてなさそうですもんね、初めてでしたか?」
八幡「バカ言えめっちゃやったことあるわ」
一色「ほっほう、相手は妹さんですか?」
八幡「何故バレた……」
一色「じゃあ家族以外では私が初めてなんですね~、んふふ」
八幡「……お前さ、なんか酔っぱらってない?」
一色「えーいやだなぁ、せぇんぱぃ、わたし酔ってないですよぉ」
八幡「うわがっちり酔ってる……マジかよお前まだビール1杯も飲みきってねえじゃねえか」
一色「食べさせてくださいよー」
八幡「そういうのはリア充イケメンにやってもらえよ」
一色「せぇんぱぁいぃ~」
八幡「……ほれ」
一色「んーっ、美味しいです」
八幡「恥ずかしすぎて死にそう」
一色「先輩こういうの慣れてなさそうですもんね、初めてでしたか?」
八幡「バカ言えめっちゃやったことあるわ」
一色「ほっほう、相手は妹さんですか?」
八幡「何故バレた……」
一色「じゃあ家族以外では私が初めてなんですね~、んふふ」
八幡「……お前さ、なんか酔っぱらってない?」
一色「えーいやだなぁ、せぇんぱぃ、わたし酔ってないですよぉ」
八幡「うわがっちり酔ってる……マジかよお前まだビール1杯も飲みきってねえじゃねえか」
一色「そうですよぉ、わたしがよっぱらうわけないじゃないですかぁ」
八幡「酒弱すぎんだろ……それとも合コンで実はずいぶん飲んでたのか?」
一色「のむわけないじゃないですかぁ、わたしみせーねんですよー?」
八幡「ばっかお前こんなとこで……っていうか今飲んでんじゃねーか」
一色「らって……よっぱらっておもちかえりとかこわいですしー……」
八幡「まぁ、そういう話は確かに聞くけどな」
一色「せんぱい……むにゃ……」
八幡「……お、おい、一色……?」
一色「……すー……すー……」
八幡「ったく、こんなんじゃ本当にお持ち帰りされちゃうだろ……はあ、あ、すんません、会計お願いします」
八幡「酒弱すぎんだろ……それとも合コンで実はずいぶん飲んでたのか?」
一色「のむわけないじゃないですかぁ、わたしみせーねんですよー?」
八幡「ばっかお前こんなとこで……っていうか今飲んでんじゃねーか」
一色「らって……よっぱらっておもちかえりとかこわいですしー……」
八幡「まぁ、そういう話は確かに聞くけどな」
一色「せんぱい……むにゃ……」
八幡「……お、おい、一色……?」
一色「……すー……すー……」
八幡「ったく、こんなんじゃ本当にお持ち帰りされちゃうだろ……はあ、あ、すんません、会計お願いします」
未成年じゃねぇの?八幡も
さっき一色も未成年だから飲めない言ってたやん
許さんぞ
さっき一色も未成年だから飲めない言ってたやん
許さんぞ
八幡(仕方なく一色をおぶった)
八幡(23時過ぎたくらいで早々に一色が潰れたというのは幸いと言うべきか)
八幡(まだ終電には余裕がある、これが千葉だったら急いで時刻表確認しなきゃならないレベルの深夜である)
八幡(一色の新居の場所はわかっている、うちに少しの期間預けられていた大量の荷物を持って行った時に案内されたからだ)
八幡(ちなみに結構近い場所だった……チャリなら余裕、歩けなくもないレベルで近い)
八幡(もしあれがなかったら俺は一色を無理やりにでも叩き起こすか水をぶっかけるかして起こさねばならなかっただろう)
八幡(一色は社交性が極めて高く、外面も良い、だが貞操観念は意外なくらいと言っては一色に失礼だろうか、高い)
八幡(だがまぁ別に意外ということもない、そもそも一色は自分を安売りしない、安く見られたくない、という意識があった)
八幡(あの生徒会選挙の時なんかがそうだった、あれは生徒会長自体を嫌がったのではない、その過程を嫌ったのだ)
八幡(23時過ぎたくらいで早々に一色が潰れたというのは幸いと言うべきか)
八幡(まだ終電には余裕がある、これが千葉だったら急いで時刻表確認しなきゃならないレベルの深夜である)
八幡(一色の新居の場所はわかっている、うちに少しの期間預けられていた大量の荷物を持って行った時に案内されたからだ)
八幡(ちなみに結構近い場所だった……チャリなら余裕、歩けなくもないレベルで近い)
八幡(もしあれがなかったら俺は一色を無理やりにでも叩き起こすか水をぶっかけるかして起こさねばならなかっただろう)
八幡(一色は社交性が極めて高く、外面も良い、だが貞操観念は意外なくらいと言っては一色に失礼だろうか、高い)
八幡(だがまぁ別に意外ということもない、そもそも一色は自分を安売りしない、安く見られたくない、という意識があった)
八幡(あの生徒会選挙の時なんかがそうだった、あれは生徒会長自体を嫌がったのではない、その過程を嫌ったのだ)
八幡(合コンに出た経緯は知らないが、同席したのは大学の先輩たちだと言っていた)
八幡(今月入学したばかりで早くも合コンに連れて行く先輩ができたとか俺には想像もできないな……)
八幡(だがそんな席で、一色の言葉を信じるなら、一色は酒は飲まなかったという)
八幡(その理由も一色自身の口から発せられている)
八幡(半分呂律の回らなくなった状態ではあったが、ならば尚のこと、あれは真実だったのだろう)
八幡(……じゃあ何故一色は俺の前で酒を飲み、こんな挙句を晒しているのか)
八幡(……あんまり深く考えないことにしよう)
八幡(真性ぼっちは勘違いしやすいのだ)
八幡(今だって脳をフル回転させてないと背中にあたる控え目だがしかししっかり存在する柔らかさとか気になっちゃって仕方ないしな)
八幡(今月入学したばかりで早くも合コンに連れて行く先輩ができたとか俺には想像もできないな……)
八幡(だがそんな席で、一色の言葉を信じるなら、一色は酒は飲まなかったという)
八幡(その理由も一色自身の口から発せられている)
八幡(半分呂律の回らなくなった状態ではあったが、ならば尚のこと、あれは真実だったのだろう)
八幡(……じゃあ何故一色は俺の前で酒を飲み、こんな挙句を晒しているのか)
八幡(……あんまり深く考えないことにしよう)
八幡(真性ぼっちは勘違いしやすいのだ)
八幡(今だって脳をフル回転させてないと背中にあたる控え目だがしかししっかり存在する柔らかさとか気になっちゃって仕方ないしな)
>>92
すると思うけど過剰に反応する面倒なのはいる
すると思うけど過剰に反応する面倒なのはいる
八幡「おい、一色、起きろ」
一色「ん……はぇ、せんぱい……?」
八幡「鍵出せ」
一色「ふぇ……ここって……あれ……? わたしの?」
八幡「そうだよ、ほら鍵出せって」
一色「ふぁい……おねがいします」
八幡「ったく、よっと……つーかもう立てるだろ?」
一色「んふふ……せんぱいのせなかおっきぃですね……」
八幡「ばっ、おま、何」
一色「それにかたいですぅ」
八幡「こ、こら変な触り方すんなくすぐったいだろ!」
一色「えへへ、仕方ないですねえ」
一色「ん……はぇ、せんぱい……?」
八幡「鍵出せ」
一色「ふぇ……ここって……あれ……? わたしの?」
八幡「そうだよ、ほら鍵出せって」
一色「ふぁい……おねがいします」
八幡「ったく、よっと……つーかもう立てるだろ?」
一色「んふふ……せんぱいのせなかおっきぃですね……」
八幡「ばっ、おま、何」
一色「それにかたいですぅ」
八幡「こ、こら変な触り方すんなくすぐったいだろ!」
一色「えへへ、仕方ないですねえ」
八幡「ったく……ホントあざといな」
一色「あざとくないですよー」
八幡「へいへい」
一色「せんぱい、今日はありがとうございました」
八幡「ほんとにな」
一色「えーそこは、どうってことないよーいつでもよべーって言ってくれるところですよ」
八幡「いう訳ないだろ面倒くせえ」
一色「素直じゃないですねー」
八幡「はいはい、じゃあな」
一色「はい、またです、せんぱい、あ、それともあがっていきますかー?」
八幡「遠慮するわ」
一色「は~い」
一色「あざとくないですよー」
八幡「へいへい」
一色「せんぱい、今日はありがとうございました」
八幡「ほんとにな」
一色「えーそこは、どうってことないよーいつでもよべーって言ってくれるところですよ」
八幡「いう訳ないだろ面倒くせえ」
一色「素直じゃないですねー」
八幡「はいはい、じゃあな」
一色「はい、またです、せんぱい、あ、それともあがっていきますかー?」
八幡「遠慮するわ」
一色「は~い」
>>93
やめろ
やめろ
5月
八幡「……あれ?」
一色「ふんふんふーん、あ、先輩おかえりなさーい」
八幡「おい一色、鍵開いててすげえびっくりしただろ」
一色「あ、すみません、ちゃんと鍵締めしとかないと不用心ですよね」
八幡「いやそういうことじゃなくてね? いや、それもそうなんだけどね?」
一色「やっぱり東京って危ないですね、気を付けます」
八幡「何そこ舌出してウインクなんかしてんだよ……」
一色「えっ、じゃあなんですか?」
八幡「いや、だからさ、なんでお前がここにいて、料理なんて作ってくれちゃってんのってことなんだけど?」
一色「ああ、そういうことですか、相変わらず面倒臭い先輩ですねえ」
八幡「うっそ、これで面倒臭いレッテル貼られちゃうの?」
八幡「……あれ?」
一色「ふんふんふーん、あ、先輩おかえりなさーい」
八幡「おい一色、鍵開いててすげえびっくりしただろ」
一色「あ、すみません、ちゃんと鍵締めしとかないと不用心ですよね」
八幡「いやそういうことじゃなくてね? いや、それもそうなんだけどね?」
一色「やっぱり東京って危ないですね、気を付けます」
八幡「何そこ舌出してウインクなんかしてんだよ……」
一色「えっ、じゃあなんですか?」
八幡「いや、だからさ、なんでお前がここにいて、料理なんて作ってくれちゃってんのってことなんだけど?」
一色「ああ、そういうことですか、相変わらず面倒臭い先輩ですねえ」
八幡「うっそ、これで面倒臭いレッテル貼られちゃうの?」
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