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元スレいろは「えっ、先輩東京の大学行くんですか?」八幡「ああ」

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3月
八幡(電話……?誰だよこれ登録されてない番号じゃねえか)
八幡(ま、知らない番号だし、大したことじゃないだろ)
八幡(それにしては嫌に長いな……もしかして小町が携帯を壊して新しくしたからかけてきたのか?)
八幡(まぁ、小町じゃなかったら切れば良いか)
八幡「もしもし」
一色「あっ、おそいですー! やっとで」
八幡「……間違い電話かな?」
八幡「……また鳴ってる……」
八幡「…………もしもし…………?」
一色「ちょっと先輩! なんで切るんですか!? ありえなくないですか!?」
八幡「えっとすみませんがどちらさまですか?」
一色「えっ」
八幡「えっ」
八幡(電話……?誰だよこれ登録されてない番号じゃねえか)
八幡(ま、知らない番号だし、大したことじゃないだろ)
八幡(それにしては嫌に長いな……もしかして小町が携帯を壊して新しくしたからかけてきたのか?)
八幡(まぁ、小町じゃなかったら切れば良いか)
八幡「もしもし」
一色「あっ、おそいですー! やっとで」
八幡「……間違い電話かな?」
八幡「……また鳴ってる……」
八幡「…………もしもし…………?」
一色「ちょっと先輩! なんで切るんですか!? ありえなくないですか!?」
八幡「えっとすみませんがどちらさまですか?」
一色「えっ」
八幡「えっ」
一色「えっ、先輩、マジで覚えてないんですか?ガチですか?お芝居とかじゃなくてですか?」
八幡「いや、えーっと、そのあれ、忘れた訳じゃないです、最近たまに記憶が飛ぶことがありまして」
一色「はぁ? 何言ってるんですか?」
八幡「その失礼な物言い……ああ、思い出したわ、一色か」
一色「先輩は私のことなんだと思ってるんですかねー……」
八幡「いや、1年間連絡もなければそりゃ忘れるだろ」
一色「やっぱ忘れてたんじゃないですかー」
八幡「で、なんだよ、いくらなんでも1年ぶりに連絡してきて何の用もないって訳じゃないんだろ」
一色「んーまぁそうですねー、先輩に相談があって、電話してみました」
八幡「相談? 俺にか」
一色「はい、先輩に、です」
八幡「なんか嫌な予感しかないんだが?」
一色「またまた、そんなこと言っちゃってー」
八幡「いや、えーっと、そのあれ、忘れた訳じゃないです、最近たまに記憶が飛ぶことがありまして」
一色「はぁ? 何言ってるんですか?」
八幡「その失礼な物言い……ああ、思い出したわ、一色か」
一色「先輩は私のことなんだと思ってるんですかねー……」
八幡「いや、1年間連絡もなければそりゃ忘れるだろ」
一色「やっぱ忘れてたんじゃないですかー」
八幡「で、なんだよ、いくらなんでも1年ぶりに連絡してきて何の用もないって訳じゃないんだろ」
一色「んーまぁそうですねー、先輩に相談があって、電話してみました」
八幡「相談? 俺にか」
一色「はい、先輩に、です」
八幡「なんか嫌な予感しかないんだが?」
一色「またまた、そんなこと言っちゃってー」
八幡「……で、なんだよ」
一色「先輩って、確か今東京で一人暮らししてるんですよねー?」
八幡「ああ、まあな」
一色「実はですね、私もこの4月から東京で一人暮らしするんですよー」
八幡「ん、大学か?」
一色「はいー、めでたく私も大学生なんですよー」
八幡「ほー、おめでとさん」
一色「なんか適当な雰囲気が……」
八幡「それで相談って? いっとくけど物件選びとか住みやすい街とか全然わからんぞ」
一色「ああ、もう住むところは一応決まってるんです」
八幡「ほう、んじゃなんだ、引っ越しの手伝いか?」
一色「いえいえ、一人暮らしに必要なものとか、あると便利なものとか教えてほしいんですよー」
一色「先輩って、確か今東京で一人暮らししてるんですよねー?」
八幡「ああ、まあな」
一色「実はですね、私もこの4月から東京で一人暮らしするんですよー」
八幡「ん、大学か?」
一色「はいー、めでたく私も大学生なんですよー」
八幡「ほー、おめでとさん」
一色「なんか適当な雰囲気が……」
八幡「それで相談って? いっとくけど物件選びとか住みやすい街とか全然わからんぞ」
一色「ああ、もう住むところは一応決まってるんです」
八幡「ほう、んじゃなんだ、引っ越しの手伝いか?」
一色「いえいえ、一人暮らしに必要なものとか、あると便利なものとか教えてほしいんですよー」
一色「それでー、先輩今度の日曜暇ですよねー」
八幡「いやちょっ」
一色「という訳で、11時に新宿駅の南口改札前で待ち合わせってことで良いですかぁ?」
八幡「……マジか」
一色「はい、大マジです」
八幡「……はぁ、わぁったよ……」
一色「わぁい、それじゃ日曜よろしくです」
八幡「……相変わらず嵐のようなやつだ……はぁ、日曜か……何着てこう……」
八幡「いやちょっ」
一色「という訳で、11時に新宿駅の南口改札前で待ち合わせってことで良いですかぁ?」
八幡「……マジか」
一色「はい、大マジです」
八幡「……はぁ、わぁったよ……」
一色「わぁい、それじゃ日曜よろしくです」
八幡「……相変わらず嵐のようなやつだ……はぁ、日曜か……何着てこう……」
>>16
口実やねん口実なんてなんでもええねん
口実やねん口実なんてなんでもええねん
一色「あ、先輩!」
八幡「おお、早いな」
一色「先輩が遅いだけです」
八幡「いや時間ぴったりだぞ」
一色「え? あ、ホントだ」
八幡「だから俺は何も悪くない」
一色「いやそうなんですけど……あれー? うーん、まぁいっか、本当に来て頂けただけで良しとします」
八幡「まあな」
一色「なぜそこで偉そうに……まぁ確かに休日の先輩が新宿に来てくれるだけですごいんですけどね」
八幡「まさか俺のことをそこまで理解しているとは……八幡検定3級くらいなら受かるかもな」
一色「何言ってんですか……ほら、先輩、行きましょうよ」
八幡「お、おう、っておい、こら、引っ張るな」
八幡「おお、早いな」
一色「先輩が遅いだけです」
八幡「いや時間ぴったりだぞ」
一色「え? あ、ホントだ」
八幡「だから俺は何も悪くない」
一色「いやそうなんですけど……あれー? うーん、まぁいっか、本当に来て頂けただけで良しとします」
八幡「まあな」
一色「なぜそこで偉そうに……まぁ確かに休日の先輩が新宿に来てくれるだけですごいんですけどね」
八幡「まさか俺のことをそこまで理解しているとは……八幡検定3級くらいなら受かるかもな」
一色「何言ってんですか……ほら、先輩、行きましょうよ」
八幡「お、おう、っておい、こら、引っ張るな」
一色「先輩、なんかちょっと大人っぽくなりました?」
八幡「さぁ、どうだろな、1年ぐらいじゃ大して変わってないような気がするが」
一色「確かに面倒くさいところはあんまり変わってないかもしれませんねえ」
八幡「お前もズケズケと物言うところ変わってないな」
一色「えーっ、ひどいですぅ」
八幡「あとそういうあざといところも」
一色「あざとくないですし! ていうか電話の時、私のこと忘れてたとか酷くないですか?」
八幡「いや、あれはすぐに思い出せなかっただけだ」
一色「ホントですかぁ?」
八幡「お前だって1年も声聞かなかったら電話越しじゃわからなくなるだろ」
一色「いえ、すぐ分かりましたよ、先輩の声だって」
八幡「え……」
一色「あっ、ここですね、ハンズ」
八幡「さぁ、どうだろな、1年ぐらいじゃ大して変わってないような気がするが」
一色「確かに面倒くさいところはあんまり変わってないかもしれませんねえ」
八幡「お前もズケズケと物言うところ変わってないな」
一色「えーっ、ひどいですぅ」
八幡「あとそういうあざといところも」
一色「あざとくないですし! ていうか電話の時、私のこと忘れてたとか酷くないですか?」
八幡「いや、あれはすぐに思い出せなかっただけだ」
一色「ホントですかぁ?」
八幡「お前だって1年も声聞かなかったら電話越しじゃわからなくなるだろ」
一色「いえ、すぐ分かりましたよ、先輩の声だって」
八幡「え……」
一色「あっ、ここですね、ハンズ」
一色「あっ、ここですね、ハンズ」
八幡「お、おお、ってハンズかよ……ハンズなら新宿に来なくても良かっただろ」
一色「いやー、やっぱり東京に住むんだし、ここはおさえとかなきゃかなと」
八幡「まぁ良いけどよ」
一色「おーさすが新宿のハンズですねえ、なんだか品揃えが凄いですよ」
八幡「いや、どこも変わらんだろ……」
一色「もー、気分の問題ですよー……で、先輩? どんなものがあると良いですかね」
八幡「うーむ、そうは言うけどな、お前がどんな生活するのか分からない以上何も言えん」
一色「えっ、なんですか、先輩、私の私生活に興味があるんですかちょっとさすがにまだそこまでは無理ですもう少し段階踏んでからにしてもらって良いですかごめんなさい」
八幡「……お前にフラれるのも久しぶりだな」
八幡「お、おお、ってハンズかよ……ハンズなら新宿に来なくても良かっただろ」
一色「いやー、やっぱり東京に住むんだし、ここはおさえとかなきゃかなと」
八幡「まぁ良いけどよ」
一色「おーさすが新宿のハンズですねえ、なんだか品揃えが凄いですよ」
八幡「いや、どこも変わらんだろ……」
一色「もー、気分の問題ですよー……で、先輩? どんなものがあると良いですかね」
八幡「うーむ、そうは言うけどな、お前がどんな生活するのか分からない以上何も言えん」
一色「えっ、なんですか、先輩、私の私生活に興味があるんですかちょっとさすがにまだそこまでは無理ですもう少し段階踏んでからにしてもらって良いですかごめんなさい」
八幡「……お前にフラれるのも久しぶりだな」
一色「えっ」
八幡「いや、なんでもない」
一色「なんですかなんですか、私にフラれてショック受けてるんですかぁ?」
八幡「いや全然」
一色「その即答っぷりはなんなんですかねー……」
八幡「で、何が必要とかそういうのは考えてないのか?」
一色「まぁ一応なんとなくは考えてきましたけど」
八幡「じゃあそれを端から潰してくぞ、まずは何からだ」
一色「えっとーそれじゃ洗濯用品とかですかね?」
八幡「おう、じゃあいくぞ」
一色「あ、ちょっと待ってくださいよ~!」
八幡「いや、なんでもない」
一色「なんですかなんですか、私にフラれてショック受けてるんですかぁ?」
八幡「いや全然」
一色「その即答っぷりはなんなんですかねー……」
八幡「で、何が必要とかそういうのは考えてないのか?」
一色「まぁ一応なんとなくは考えてきましたけど」
八幡「じゃあそれを端から潰してくぞ、まずは何からだ」
一色「えっとーそれじゃ洗濯用品とかですかね?」
八幡「おう、じゃあいくぞ」
一色「あ、ちょっと待ってくださいよ~!」
八幡「ふぅ、あらかた周ったか」
一色「そうですねー、あと足りないものはその都度って感じですかねー」
八幡「ああ、それで良いだろ、っていうか一人暮らしなんてそんなもんだ」
一色「はあ、そういうものですか」
八幡「物が増えすぎると片付けも大変だからな」
一色「あー、なるほど……で、先輩、私、お腹すきました」
八幡「そういやもう13時過ぎてる……なんか食べたいもんあるか?」
一色「なんでも良いですよ」
八幡「でたよ」
一色「あーなんですかー、そんな顔しなくて良いじゃないですかぁ」
八幡「元からこういう顔なんだよ悪かったな」
一色「そういう意味じゃないですよ……」
一色「そうですねー、あと足りないものはその都度って感じですかねー」
八幡「ああ、それで良いだろ、っていうか一人暮らしなんてそんなもんだ」
一色「はあ、そういうものですか」
八幡「物が増えすぎると片付けも大変だからな」
一色「あー、なるほど……で、先輩、私、お腹すきました」
八幡「そういやもう13時過ぎてる……なんか食べたいもんあるか?」
一色「なんでも良いですよ」
八幡「でたよ」
一色「あーなんですかー、そんな顔しなくて良いじゃないですかぁ」
八幡「元からこういう顔なんだよ悪かったな」
一色「そういう意味じゃないですよ……」
八幡「まぁ、今日はラーメンは止めておこう」
一色「あ、そうなんですか?」
八幡「結構な大荷物だしな、日曜のラーメン屋なんて混んでるし店にも他の客にも迷惑になるだろ」
一色「はー、なんでその気遣いが私には向けてもらえないんですかね」
八幡「は? バカお前めっちゃ気ぃ遣ってるわ、むしろ気を遣いすぎて気疲れするまである」
一色「え、先輩、私といて疲れますか?」
八幡「いや別に」
一色「どういうことなんですか……」
八幡「つー訳でそこそこ空いてそうな店があったら入っちまおう、俺も言われたら腹減ってきたわ」
一色「はーい、わかりましたー」
一色「あ、そうなんですか?」
八幡「結構な大荷物だしな、日曜のラーメン屋なんて混んでるし店にも他の客にも迷惑になるだろ」
一色「はー、なんでその気遣いが私には向けてもらえないんですかね」
八幡「は? バカお前めっちゃ気ぃ遣ってるわ、むしろ気を遣いすぎて気疲れするまである」
一色「え、先輩、私といて疲れますか?」
八幡「いや別に」
一色「どういうことなんですか……」
八幡「つー訳でそこそこ空いてそうな店があったら入っちまおう、俺も言われたら腹減ってきたわ」
一色「はーい、わかりましたー」
一色「先輩って、麺系が好きなんですか?」
八幡「ん? なんだよ急に?」
一色「いえ、そう言えば昔、先輩とデートした時にご飯どうしますかって聞いたら、やたらパスタの店を推してきたなと」
八幡「そんな事言ったっけ? むしろデートなんてしたっけ?」
一色「超言いましたよ! 出てくる選択肢が全部パスタ屋さんでしたよ!」
八幡「うーむ、それは全然覚えてない……でもまぁ確かに麺は好きかもしれん」
一色「そうなんですか?」
八幡「食べるのが楽だからな」
一色「そんな理由……」
八幡「なんだよ良いだろ」
一色「別に良いですけどねー、ところで先輩」
八幡「あん?」
一色「この荷物結構多いですよね?」
八幡「ん? なんだよ急に?」
一色「いえ、そう言えば昔、先輩とデートした時にご飯どうしますかって聞いたら、やたらパスタの店を推してきたなと」
八幡「そんな事言ったっけ? むしろデートなんてしたっけ?」
一色「超言いましたよ! 出てくる選択肢が全部パスタ屋さんでしたよ!」
八幡「うーむ、それは全然覚えてない……でもまぁ確かに麺は好きかもしれん」
一色「そうなんですか?」
八幡「食べるのが楽だからな」
一色「そんな理由……」
八幡「なんだよ良いだろ」
一色「別に良いですけどねー、ところで先輩」
八幡「あん?」
一色「この荷物結構多いですよね?」
八幡「まぁ、そうだな」
一色「私一人で持ち運びするの大変じゃないですかー?」
八幡「分かってるよ、持ってくの手伝えって言うんだろ」
一色「それはまぁそうなんですけど、それだけじゃないっていうかぁ」
八幡「?」
一色「いえ、実はついさっきふと気が付いたんですけど」
八幡「なんだよ」
一色「私、この4月から新しく住むアパートの契約まだ終わってないんですよー」
八幡「……おい、お前確か住む家決まってるって言わなかったか?」
一色「決まってるんですけど、契約が明後日なんですよねー」
八幡「こんな初歩的な罠に引っかかるなんて八幡くん悔しい」
一色「ふっふっふ」
一色「私一人で持ち運びするの大変じゃないですかー?」
八幡「分かってるよ、持ってくの手伝えって言うんだろ」
一色「それはまぁそうなんですけど、それだけじゃないっていうかぁ」
八幡「?」
一色「いえ、実はついさっきふと気が付いたんですけど」
八幡「なんだよ」
一色「私、この4月から新しく住むアパートの契約まだ終わってないんですよー」
八幡「……おい、お前確か住む家決まってるって言わなかったか?」
一色「決まってるんですけど、契約が明後日なんですよねー」
八幡「こんな初歩的な罠に引っかかるなんて八幡くん悔しい」
一色「ふっふっふ」
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