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    元スレ当麻「御坂の家でヒモ暮らししてたら笑えないぐらい、俺に依存するようになった」

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    54 = 1 :

    ドタバタッと、美琴っちゃんが俺を探し始めました。


    美琴「ここかなーーっ?」ガバッ

    みこっちゃんがクローゼットを調べてます。

    美琴「……それとも、こっちかなっー?」ガラッ

    今度はお風呂を調べに行ったみたいです。


    関係ないんですけど、これ置き手紙だけ残して、俺が外に遊びに行ってたらどうなってたんですかね?

    それはもうシュールな光景だと思うんですよ。

    まぁそんなことしないんですけどね。かわいそうだし。

    55 :

    なんかこのノリ懐かしい

    56 = 18 :

    いつヤンデレ化するのかヒヤヒヤする

    57 = 1 :

    美琴「……ここかなー?」ガチャ

    と、そんなことしていたらみこっちゃんがついに寝室にやってきました。

    正直、リビングの次はこの寝室を調べに来ると思っていました。


    美琴「……感じる……。感じるわっ!当麻の存在を確かに感じる!」

    ……本当に能力使ってないんでしょうか?

    58 :

    これは生体電気を感じ取ってる

    59 :

    寮暮らしって設定は?

    60 = 1 :

    美琴「どこかなーー?……とっうまぁーはどっこかなー?」スタスタ……スタスタ……

    あっちにいったりこっちにいったり。

    逆にこっちを焦らしているつもりなんでしょうか?

    正味な話、飽きてきたんで早いところ見つけて欲しいんですが。

    61 = 1 :

    美琴「……ふふ。…………ベッドの下とか怪しいかなー??」スッ

    みこっちゃんが膝を着きベッドに片手を置きます。

    パンツ丸見え。


    美琴「……居るかなー?当麻はベッドのしたにいるかなーー?」チラッ

    ………………。

    ちなみに今の俺の体制はと言うと、ベッドの下。奥の奥の隅に本当に縮こまっています。

    なのでみこっちゃんの目には、イモムシのように丸くなってる俺が、隅に居るのが見えるはずです。

    62 = 58 :

    短パン履くのやめたのか

    63 = 1 :

    美琴「……あれーー?あれなんだろーー?何か隅っこにいるー?」

    ………………。

    ビクンと身体を揺らしてみました。


    美琴「…………っ!」キューーン


    何か背中に嫌なものを感じました。


    美琴「……い、いちおうなんなのか確認しておかないとねーー、」ゴソゴソ

    64 = 1 :

    と、美琴ちゃんがベッドの下に潜り込んできました。

    もぞもぞと、みこっちゃんが俺のすぐ後ろまで来たのが気配でわかります。

    美琴「…………おーい……、君はなんですかー?……ここは私と当麻の寝室だよー?」ツンツン

    フリフリっ

    と、子供がイヤイヤするように背中を振ってみると

    美琴「……っ!…………も、もうしょうがないなぁ……これは抱きついて誰か確認する必要がありまちゅねー?」

    とか言い出しました。

    もうツッコミどころが多すぎる。

    65 :

    んああ

    66 :

    美琴ちゃんは芯を持ってるから…

    67 = 1 :

    美琴「……さーて、だれなんだ君はー?」スーッ

    と、みこっちゃんが俺に両手を絡めようとした瞬間に、勢いよく振り返りました。

    美琴「……っ!?」

    当麻「おめでとう。みこっちゃん。」ギュッ

    そのままこっちから抱きしめてあげました。

    美琴「……あっ……と、とうまぁ…………」

    68 = 1 :

    当麻「お仕事お疲れ様……みこっちゃん。今日もよく頑張ったね」ボソボソ

    美琴「……とうまぁ…………あたし……あたし……グスグス」

    あらら、また泣き始めちゃいました。

    美琴「……あたし寂しかったぁ…………当麻がいなくなって寂しかったぁ!……」グスグス

    5分でここまで言われるとは思いませんでした。



    俺はそれほどでもなかったぁ!

    って言いたい気分です。

    言いませんけど。

    69 :

    黒子がこの美琴の姿を見たらなんと思うか

    71 = 1 :

    リビングにて。

    美琴「……ふふふっ。久しぶりに二人で遊んだら、仕事の疲れなんてすぐふっとんじゃった!」

    当麻「そりゃよかった」

    美琴「またやろうね!かくれんぼっ!」

    当麻「……今度は俺が探す役でやる?」

    美琴「だめっ!あたしが探すの!あたしが当麻を探して、見つけて、ぎゅっとして、そしたら当麻が見つかっちゃった、って言うの!」

    それでいいの!

    らしいです。

    よくわからん。

    72 = 18 :

    お前らもっとレスしろよ
    >>1がレスできなくなるだろ

    73 = 66 :

    >>71
    脳みそいっちゃってるやん
    ちんこにくる

    74 :

    よいぞよいぞ

    75 = 66 :

    寝た?

    76 :

    >>23ここはおかしいだろ

    77 = 1 :

    美琴「……あ、そうだ」

    当麻「……ん?」モグモグ

    二人でご飯を食べながら、みこっちゃんが俺に話しかけます。

    美琴「この前言った話覚えてる?」

    当麻「……なんの話だっけ?」モグモグ

    美琴「あたしが開発した独立モジュールの話」

    当麻「……?……全く覚えてない」モグモグ

    美琴「……だと思ったわ。もうっ!……あのね」

    79 :

    かわいすぎる

    80 = 1 :

    と、みこっちゃんが説明し始めました。

    詳しい話はよくわかんないんですけど、みこっちゃんが何やら機関ですごいものを発明したそうです。

    当麻「ふーん。よくわかんないけど、すごいじゃん。」

    美琴「そうなの!本当はもっと改良したかったけど、今のでも十分すごいって評価で!……それでね!きょう」



    当麻「……あ、そうだ。ちょいまって」スタスタ

    81 :

    幸せそうでなにより

    82 = 1 :

    忘れてました。

    ぬいぐるみを買っていたんだった。

    美琴「……もう。人が話してるのにー。」

    当麻「……みこっちゃん。ちょっとの間、目をつぶってて」

    美琴「え?な、なんで?」

    当麻「いいからー」

    美琴「う、うん…………」

    と、クローゼットに入れておいた巨大ぬいぐるみを取り出して、みこっちゃんに近づけてみます。

    83 = 1 :

    当麻「いいよ。目開けてもー」

    美琴「……う、うん」パチッ

    美琴「…………っ!?」

    みこっちゃんの眼前に巨大ぬいぐるみを持ってみました。


    美琴「……と、当麻、このクマさんは……?」

    当麻「いつもお世話になってるから。プレゼント。みこっちゃんに」

    美琴「………………」プルプル

    当麻「おいしいごはんありがとう。みこっちゃん」

    84 = 1 :

    美琴「………………と」

    ん?

    美琴「……とうまぁぁぁあぁあっぁあ!!!」ガバッ

    ものすっごい勢いで飛びつかれました。



    美琴「……とうまぁ!とうまぁ!あたしこそだよ!あたしこそなんだよ!」

    当麻「…………」

    美琴「あたしこそ当麻にありがとうって!感謝してるんだよって!本当に伝えたいんだよ!」グリグリ

    85 = 66 :

    悲しいわ

    86 = 1 :

    美琴「あたしが……あたしが!本当に絶望した時に近くにいてくれたのが当麻だった!支えて!助けてくれたのが当麻だった!」

    美琴「あたしが辛くて死まで考えたのに、まるごと救ってくれたのが当麻だった!」

    美琴「あたしの世界は一度死んでるの!……当麻が死んだ私に生きる意味と目標をくれたの!」

    美琴「私の世界に居るのは、ただただ当麻だけなの!当麻しか居ないの!」

    美琴「だからあたしっ……あたしっ!…………言葉が出ないよぉお…………うわぁぁああぁぁ……」グスッグスッ

    やばいスイッチを押した気がしました。

    これは久しぶりにやばい。1年に一回ぐらいに発動するレベル。

    88 :

    イージーモードすぎる

    89 :

    けしからんですの

    90 = 1 :

    美琴「…………ヒッグ…………ヒッグ…………」グス

    当麻「……………………」

    お互いに膝をついたまま抱き合っています。

    正直、精神ブッ壊れてるんじゃないかと疑うレベルの発狂ぶりだったんで、あせりました。

    いまはだいぶ落ち着いてきました。

    当麻「……もう大丈夫か?」

    美琴「…………うん…………グスッ」

    91 = 1 :

    当麻「……離れても平気か?」

    美琴「…………待って…………もう少しだけ……」

    当麻「………………」


    美琴「…………あのね。…………さっきの話なんだけど……」

    と、抱きついたままのみこっちゃんが話し始めました。

    92 :

    >>25
    俺も気になった

    93 = 1 :

    美琴「機関から報酬が出るみたいなの」

    当麻「……その開発したって奴の報奨金みたいな?」

    美琴「……うん。……特許とはまた違うんだけど」

    当麻「……やったじゃん。みこっちゃんの頑張りが認められたんだろ?」

    美琴「…………うん。……わたし頑張ったの……」

    94 = 1 :

    当麻「おめでとう。みこっちゃんが頑張った結果、世界に貢献できたんだろ?それってすごい事なんじゃないか?」

    美琴「…………ありがとう……とうま……」

    当麻「……ちなみにいくら出るの?」

    額は気になりますよね。やっぱり。




    美琴「……えっと、確か……10億ちょっとだったような……」

    当麻「ブフォッ!」

    豪快に吹き出してしまいました。

    95 = 66 :

    陰謀やろなぁ

    96 = 1 :

    当麻「……お、お前……10億て……」

    美琴「……それでね、当麻…………そのお金なんだけど」

    当麻「……お、おう……」

    美琴「……ぜんぶとうまにあげる」

    …………はい?

    97 :

    これは働くのがバカらしくなるレベル

    98 :

    ゾクゾクしてきた

    99 = 66 :

    ええ…

    100 = 1 :

    当麻「……ちょ、ちょ、ちょっと待った!いまなんて!?」

    美琴「だから、全部とうまにあげるって言ったの!」

    当麻「……あげるって、報奨金を……?」

    美琴「報奨金を!」

    当麻「……じゅ、十億ぜんぶ……?」

    美琴「ぜーんぶ!」

    当麻流錬金術によって二万が十億になって帰ってきました。

    恐ろしい。


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