すばら

はい

かしこまり！

ほい

煌「……」ｸﾞｽｸﾞｽ

京太郎「大丈夫ですか？」

煌「何で私なんかを助けに来るんですか……？」ｸﾞｽｸﾞｽ

京太郎「……」

煌「こんなに危ないことはやめてください……今からでも遅くないですから一人で逃げて……」ｸﾞｽｸﾞｽ

京太郎「嫌です」

煌「命令です」ｸﾞｽｸﾞｽ

京太郎「そんな命令は聞けません、俺には二人で無事に生きて帰るっていう大事な命令……いや、約束がありますから」

煌「！」

京太郎「それに、こんな雪国だと太陽がないと生きていくには辛すぎますからね」ﾆｶｯ

煌「京太郎くん……！」

京太郎「よっ……せっ……」

煌「人がバタバタと倒れていく……なんでそんなに強いんですか？」

京太郎「ハワイで親父に」

煌「そ、そうですか」

ハギヨシ「おや、王子さまとお姫様が帰ってきましたね」

京太郎「お待たせしました」

ハギヨシ「では、終わらせるとしましょうか……」ｽﾁｬｯ

煌「えっとそれは？」

ハギヨシ「中にひっそりと爆弾をしかけてきましたので」

煌「そんな危ないものは使わないでください！」

ハギヨシ「そうですか」

煌「きっとあの人たちにもやむにやまれない事情があったのかもしれません」

京太郎「易しいですね」

煌「だからこんなスイッチは投げ捨ててしまいましょう！」ﾆｺｯ

あ…

ハギヨシ「そうですね」ﾆｺｯ

京太郎「そうしますか」ﾆｺｯ

煌「では！」ﾎﾟｲｯ

ｶﾁｯ
ﾄﾞｺﾞｫｫｫｵｵｵﾝ

京太郎「おぉ、きたねえ花火だ」

ハギヨシ「中にいた全員は全員倒して引きずりだしたので無事だと思います
これだけ圧倒的な負けかたをすれば向こうももう手を出してこないでしょう」

煌「これで全ておわりました！すばらです！」

ハギヨシ「いえ、まだですかね」

煌「？」

ハギヨシ「須賀くん、花田さんに何か言うことがあるんじゃないですか？」

京太郎「花田さん……」ｷﾘｯ

煌「は、はい」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

京太郎「>>160」
コンマ下二桁がゾロ目ならホモ

ｱﾅﾀｶﾞｰﾁｭｷﾀﾞｶﾗｰ

結婚しよう

シベ鉄完走かよ

京太郎「結婚しよう」

煌「け……結婚ですか？」

京太郎「はい」

煌「その……嬉しいんですけどそれは早すぎるかと……」

京太郎「結婚しよう」ｼﾞｯ

煌「は、はい///」

ハギヨシ(んっふ、見事にトビましたね)

京太郎「煌……」

煌「京太郎……」

ﾁｭｯ

ハギヨシ(この妬けるほどのラブラブっぷり……これは帰ったら透華お嬢様に怒られてしまうかもしれませんね)ｸｽｸｽ

その後、俺たちはハギヨシさんの操縦する飛行機で日本へ戻った

エクソダスしてしまったか

煌「京太郎起きてください！」

京太郎「もう少しだけ寝させてください……」

煌「今日は大事な日なんですから！」

京太郎「うぅーん」ﾑｸｯ


煌「というわけで、私達結婚をすることになりました！」

京太郎「いぇーい」

咲「え？」
優希「じぇ？」
久「は？」
まこ「へ？」
和「花田先輩おめでとうございます
須賀くん学生結婚は色々と大変だとは思いますが先輩のためにも頑張ってくださいね」

咲「え？いやいやいやいや！」
優希「なにがどうなってるんだじぇ」
久「きっと深く考えたら負けよ……」
まこ「安っぽいアクション映画のような急展開じゃな……」

煌「次は私の学校ですよ！」

京太郎「あ、その前に龍門渕に寄っていかないと大分お世話になったし」

煌「ハギヨシさんのところですか！」


京太郎「というわけで俺達結婚します」
煌「すばら！」

透華「」ﾌﾗｯ
一「と、透華しっかりしてよ」
純「へーおめでとさん」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
智紀「めでたい……」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
衣「うむ！おめでとう！！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
ハギヨシ「末長くお幸せに」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

京太郎「透華さん」

透華「……な、なんでして？」ﾌﾗﾌﾗ

京太郎「今までありがとうございました……」ﾍﾟｺｯ

透華「……幸せになりなさいね京太郎」ﾅﾃﾞｯ

京太郎「はい！」


一「まるでお母さんみたいだったよ透華」
透華「……ふふ、これが息子が旅立っていくときの母親の気分なら……悪くなくてよ」ﾆｺｯ

京太郎ちっちゃかったのか

京太郎「やっと挨拶まわりが終わりましたね……」

煌「大変でしたね……」

京太郎「あの時ほどじゃありませんが」

煌「確かに私が拐われた時は……」

京太郎「それじゃなくて煌さんが電車の中でジュースとウイスキーを間違えて……」

煌「？」

京太郎「……覚えてないんですか？」

煌「はて、なんのことでしょうか？」ｺﾃﾝ

京太郎「俺のことを押したお……やっぱり覚えてないならいいです……」

煌「教えてくださいよ！」

京太郎「多分、その内わかりますから
それに、しっかりと責任はとってますし」

一ヶ月後、顔を真っ赤にしてすばらと叫ぶ女性がいましたとさ

すばらエンド

素敵です

超特急完走すばら

夜遅くまでお付き合いして頂きありがとうございました
週末にまた建てたいと思います

おやすみなさい

乙です
おやすみなさい

おやすみおつ