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元スレ響「自分、不憫なのかなあ…」
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-食品スーパー-
響(…)
いつの頃からだろう…
高い食材やデザートは
それほど気にならなくなった。
それよりタチが悪いというか
目に痛いのは…これ…
『星井美希プロデュース!おにぎり用海苔!磯臭さアップ!』
『デコぽんジュース新発売!マスコットガールは水瀬伊織!』
『本格生麺・四条貴音のスーパービッグラーメン大盛り15倍』
アイドルタイアップ商品…
自分のアイドル人生が、もし…平均的…
ごくまともに推移していれば…
今頃は…
響(…伊織のジュース、ちょっと高いぞ)
黒井社長「おのぉーれぇ…どの商品も765プロばかりではないか…」
響(…)
いつの頃からだろう…
高い食材やデザートは
それほど気にならなくなった。
それよりタチが悪いというか
目に痛いのは…これ…
『星井美希プロデュース!おにぎり用海苔!磯臭さアップ!』
『デコぽんジュース新発売!マスコットガールは水瀬伊織!』
『本格生麺・四条貴音のスーパービッグラーメン大盛り15倍』
アイドルタイアップ商品…
自分のアイドル人生が、もし…平均的…
ごくまともに推移していれば…
今頃は…
響(…伊織のジュース、ちょっと高いぞ)
黒井社長「おのぉーれぇ…どの商品も765プロばかりではないか…」
黒井「高木め…」
黒井「おんやぁ?あそこにいるホウキ頭は…たしか…」
黒井「おい765プロの三流アイドル!」
響「!?」
黒井「ちょっとくらいタイアップ商品が出たからと言って
調子に乗るんじゃあない!三流め!」
響「ぐ…ぐぐっ…」
黒井「…ウィ?」
響「自分だって…調子に乗れるもんなら…
乗ってみたいさ!いくらでも!乗ってやるさ!」
黒井「な、なにぃ!?」
響「自分の商品はここには無い!いや、どこにも無いさ!
みんなと違って!ひとつも!ひとつも無いさ!」
黒井「おいおい…ちょっと落ち着け…」
響「うがー!」
黒井「おんやぁ?あそこにいるホウキ頭は…たしか…」
黒井「おい765プロの三流アイドル!」
響「!?」
黒井「ちょっとくらいタイアップ商品が出たからと言って
調子に乗るんじゃあない!三流め!」
響「ぐ…ぐぐっ…」
黒井「…ウィ?」
響「自分だって…調子に乗れるもんなら…
乗ってみたいさ!いくらでも!乗ってやるさ!」
黒井「な、なにぃ!?」
響「自分の商品はここには無い!いや、どこにも無いさ!
みんなと違って!ひとつも!ひとつも無いさ!」
黒井「おいおい…ちょっと落ち着け…」
響「うがー!」
黒井「わかった、わかったから…」
響「うう…うぐぐ…」ポロポロ
黒井「今度は泣くのか…なんなんだいったい…」
黒井「あー、なんか知らんが…悪かったよ…」
響「…」ポロポロ
黒井「この私が謝罪をしているのだ…泣きやみたまえ…」
響「…」ポロポロ
黒井「ああ、もう…そうだ、何か話したいことがあるのだろう。
聞いてやろうじゃないか。な、それで勘弁してくれ…」
響「…」
響「うう…うぐぐ…」ポロポロ
黒井「今度は泣くのか…なんなんだいったい…」
黒井「あー、なんか知らんが…悪かったよ…」
響「…」ポロポロ
黒井「この私が謝罪をしているのだ…泣きやみたまえ…」
響「…」ポロポロ
黒井「ああ、もう…そうだ、何か話したいことがあるのだろう。
聞いてやろうじゃないか。な、それで勘弁してくれ…」
響「…」
-喫茶店-
…
黒井「ほっほぉ~う。あの三流プロデューサーが
三流プロダクションらしく、三流の仕事を全くよこさんと」
響「プロデューサーは三流じゃあないぞ…
でも、なんでもいいから仕事が欲しいぞ…」
黒井「ふぅ~ん。そうか、そうであったか…」
黒井(こいつ、使えるぞ…)
黒井「あ~、響ちゃん、と言ったかな」
響「きもちわるっ。ちゃん付けとは馴れ馴れしいぞ。961プロのくせに」
黒井「いいか、お前に仕事くれてやろう。それもアイドルの仕事だ」
響「え?」
…
黒井「ほっほぉ~う。あの三流プロデューサーが
三流プロダクションらしく、三流の仕事を全くよこさんと」
響「プロデューサーは三流じゃあないぞ…
でも、なんでもいいから仕事が欲しいぞ…」
黒井「ふぅ~ん。そうか、そうであったか…」
黒井(こいつ、使えるぞ…)
黒井「あ~、響ちゃん、と言ったかな」
響「きもちわるっ。ちゃん付けとは馴れ馴れしいぞ。961プロのくせに」
黒井「いいか、お前に仕事くれてやろう。それもアイドルの仕事だ」
響「え?」
黒井「我が961プロに招待してやろうというのだ。
三流プロダクションと違って、我が社は給料も一流だぞー!」
響「でも…765のみんなを裏切る訳には…」
黒井「なぁにを言うか!あの無能高木の下では
一生かかってもトップアイドルになぞなれん!それでいいのか~?」
響(…なりたい…有名になって…対等な立場に…
765のみんなと…同じ目線…同じステージに…!)
響「…わかったぞ。自分、765をやめ…」
黒井「ウィ!そおーこなくちゃなぁー!」
響「…」
三流プロダクションと違って、我が社は給料も一流だぞー!」
響「でも…765のみんなを裏切る訳には…」
黒井「なぁにを言うか!あの無能高木の下では
一生かかってもトップアイドルになぞなれん!それでいいのか~?」
響(…なりたい…有名になって…対等な立場に…
765のみんなと…同じ目線…同じステージに…!)
響「…わかったぞ。自分、765をやめ…」
黒井「ウィ!そおーこなくちゃなぁー!」
響「…」
黒井「早速だが、明日から…いや今すぐ我が961プロに来い!
一流の職場というものを見せて御覧に入れよう!」
響「え…でも、一応、社長とかに挨拶して…」
黒井「ええい!高木はもうお前の社長ではない!」
響「!」
黒井「社長はこの!私だ!私の指示にだけ従えばいいのだ!」
響「…」
響(せめてプロデューサーにはメールを…)
響(いや…ダメだ!)
響(どうせ自分のメールなんて…読んでくれないんだぞ…!)
一流の職場というものを見せて御覧に入れよう!」
響「え…でも、一応、社長とかに挨拶して…」
黒井「ええい!高木はもうお前の社長ではない!」
響「!」
黒井「社長はこの!私だ!私の指示にだけ従えばいいのだ!」
響「…」
響(せめてプロデューサーにはメールを…)
響(いや…ダメだ!)
響(どうせ自分のメールなんて…読んでくれないんだぞ…!)
-961プロ-
黒井「くっくっく…ようこそ…我が961プロへ…」
響「…」
冬馬「なあ、おっさん。急に呼び出したかと思えば…」
北斗「チャオ☆天使ちゃん。でもどうして君がここにいるのかな」
翔太「クロちゃん、どういうことか説明してよ」
黒井「説明か…よろしい」
黒井「ついさっき、この私の凄腕スカウティングによってえ!
765からこの、響ちゃんをぶっこ抜いたのだ!
本日をもって、彼女は961プロの所属となるのであーる!」
冬馬「は?」
響「…」
黒井「くっくっく…ようこそ…我が961プロへ…」
響「…」
冬馬「なあ、おっさん。急に呼び出したかと思えば…」
北斗「チャオ☆天使ちゃん。でもどうして君がここにいるのかな」
翔太「クロちゃん、どういうことか説明してよ」
黒井「説明か…よろしい」
黒井「ついさっき、この私の凄腕スカウティングによってえ!
765からこの、響ちゃんをぶっこ抜いたのだ!
本日をもって、彼女は961プロの所属となるのであーる!」
冬馬「は?」
響「…」
黒井「諸君らは今まで通り、我が手駒となって存分に働けばよろしい」
冬馬「意味わかんねえ!きちんと説明しやがれ!」
翔太「まあまあ、冬馬くん、熱くならないで…」
黒井「さしあたってまず、明朝すぐに記者会見を行うとしよう」
響「明日!?」
冬馬「朝!?」
黒井「くっふっふ、高木の焦る顔が目に浮かぶ…」
冬馬「ちっ…汚ねえマネだけはすんなよ」
響(汚い…か…)
冬馬「意味わかんねえ!きちんと説明しやがれ!」
翔太「まあまあ、冬馬くん、熱くならないで…」
黒井「さしあたってまず、明朝すぐに記者会見を行うとしよう」
響「明日!?」
冬馬「朝!?」
黒井「くっふっふ、高木の焦る顔が目に浮かぶ…」
冬馬「ちっ…汚ねえマネだけはすんなよ」
響(汚い…か…)
-翌朝・765プロ-
ザワ…ザワ…
P「おはよーございまー…」
高木社長「おお、丁度いいところに。君も一緒にTVを観たまえへ」
響『え~、私、我那覇響は~、今日から~、ジュピターの妹ユニットとして~
ファンの~、え~みなさまには~、なんくるないと言う気持ちが~その~…』
パシャッパシャッ
冬馬「961プロは~、え~、新しい仲間を迎え~…あ~…ええと~
ジュピターは~新しいステージへ~ファンのみんなと~、その~…』
パシャッパシャッ
レポーター『765プロ所属のアイドル、驚きの電撃移籍ということで
会場は動揺を隠しきれません…!」
コメンテータ『幸いといいますか、知名度の低いアイドルですので…
765プロのダメージはそこまで深刻かというと…しかし…』
…
ザワ…ザワ…
P「おはよーございまー…」
高木社長「おお、丁度いいところに。君も一緒にTVを観たまえへ」
響『え~、私、我那覇響は~、今日から~、ジュピターの妹ユニットとして~
ファンの~、え~みなさまには~、なんくるないと言う気持ちが~その~…』
パシャッパシャッ
冬馬「961プロは~、え~、新しい仲間を迎え~…あ~…ええと~
ジュピターは~新しいステージへ~ファンのみんなと~、その~…』
パシャッパシャッ
レポーター『765プロ所属のアイドル、驚きの電撃移籍ということで
会場は動揺を隠しきれません…!」
コメンテータ『幸いといいますか、知名度の低いアイドルですので…
765プロのダメージはそこまで深刻かというと…しかし…』
…
高木「うぅ~ん…」
小鳥「響ちゃん…」
律子「響…」
あずさ「あら~…」
美希「たた、たいへんなの…」
真「ボク、会場に行って連れ戻してくる!」
高音「おやめなさい、真。事はもう、単純ではないのです」
千早「四条さんの言うとおりよ。ここまでされたらもう…」
P「…」
高木「君、ちょっと社長室へ」
小鳥「響ちゃん…」
律子「響…」
あずさ「あら~…」
美希「たた、たいへんなの…」
真「ボク、会場に行って連れ戻してくる!」
高音「おやめなさい、真。事はもう、単純ではないのです」
千早「四条さんの言うとおりよ。ここまでされたらもう…」
P「…」
高木「君、ちょっと社長室へ」
高木「これはどういうことかね…」
P「責任の一切は、プロデューサである私にあります」
高木「ふむ。それで、いったいどうするつもりだ」
P「…私に考えがあります」
高木「ほう…まるで、こうなることを知っていたような…」
P「…」
高木「よろしい…君に任せよう」
P「はっ…」
P「責任の一切は、プロデューサである私にあります」
高木「ふむ。それで、いったいどうするつもりだ」
P「…私に考えがあります」
高木「ほう…まるで、こうなることを知っていたような…」
P「…」
高木「よろしい…君に任せよう」
P「はっ…」
P「みんな、聞いてくれ。この件については全て、俺の判断で対処する」
律子「しかし…」
P「みんなはこれまで通り、仕事をこなしてくれればいい。
大丈夫だ。響は俺に任せろ」
あずさ「プロデューサーが…そこまで言うのでしたら…」
真美「兄ちゃん、ひびきんは戻ってくるよね…?」
P「ああ、心配するな」
亜美「たのむよ~兄ちゃ~ん…」
律子「…」
…
律子「しかし…」
P「みんなはこれまで通り、仕事をこなしてくれればいい。
大丈夫だ。響は俺に任せろ」
あずさ「プロデューサーが…そこまで言うのでしたら…」
真美「兄ちゃん、ひびきんは戻ってくるよね…?」
P「ああ、心配するな」
亜美「たのむよ~兄ちゃ~ん…」
律子「…」
…
…
…
『ジュピター&響・全国ツアー始動…』
『新番組!司会はあのジュピター…』
『「なんくるないさー」が流行語大賞候補に!我那覇響の人気に…』
黒井「ふっふっふ…はぁーっはっはっは!
思い知ったかあー!高木!三流プロダクションがー!」
翔太「クロちゃん、ご機嫌だ~」
北斗「響ちゃんがウチに来てから、俺たちも忙しくなったね」
冬馬「ああ、これは俺たちの勝利だ。なあ、響」
響「みんな…自分、頑張った甲斐があったぞ!」
冬馬「思えば、あの記者会見の日…」
…
『ジュピター&響・全国ツアー始動…』
『新番組!司会はあのジュピター…』
『「なんくるないさー」が流行語大賞候補に!我那覇響の人気に…』
黒井「ふっふっふ…はぁーっはっはっは!
思い知ったかあー!高木!三流プロダクションがー!」
翔太「クロちゃん、ご機嫌だ~」
北斗「響ちゃんがウチに来てから、俺たちも忙しくなったね」
冬馬「ああ、これは俺たちの勝利だ。なあ、響」
響「みんな…自分、頑張った甲斐があったぞ!」
冬馬「思えば、あの記者会見の日…」
~記者会見当日~
冬馬「認めねえ!なんで765の奴が俺達の仲間に…!」
響「…」
翔太「やめなよ冬馬くん…」
北斗「ねえ、天使ちゃん。事情を話してもらえるかな?
なんとなく961に来た、って訳じゃないだろう」
響「…」
冬馬「ちっ…」
響「わかった…自分、全部を話すぞ。
記者会見が終わったら、みんなでウチに来てくれ」
冬馬「ああ、そうしよう。もし下らない理由なら
おっさんもお前も、許さねえからな」
翔太「冬馬くん!」
響「…」
冬馬「認めねえ!なんで765の奴が俺達の仲間に…!」
響「…」
翔太「やめなよ冬馬くん…」
北斗「ねえ、天使ちゃん。事情を話してもらえるかな?
なんとなく961に来た、って訳じゃないだろう」
響「…」
冬馬「ちっ…」
響「わかった…自分、全部を話すぞ。
記者会見が終わったら、みんなでウチに来てくれ」
冬馬「ああ、そうしよう。もし下らない理由なら
おっさんもお前も、許さねえからな」
翔太「冬馬くん!」
響「…」
~響 自宅~
冬馬「うお、でけえ犬」
イヌ美「バウ!」
響「イヌ美、自分たちはこれから大事な話があるぞ。
ちょっと向こうに行っててくれ」
イヌ美「…」
北斗「おじゃま♪」
翔太「へ~、広い部屋に住んでるんだね」
冬馬「おい、遊びに来たわけじゃないんだぞ」
響「ちょっと待って。今サンピン茶を淹れるさ」
冬馬「ふん、話を聞いたらすぐ帰るからな」
冬馬「うお、でけえ犬」
イヌ美「バウ!」
響「イヌ美、自分たちはこれから大事な話があるぞ。
ちょっと向こうに行っててくれ」
イヌ美「…」
北斗「おじゃま♪」
翔太「へ~、広い部屋に住んでるんだね」
冬馬「おい、遊びに来たわけじゃないんだぞ」
響「ちょっと待って。今サンピン茶を淹れるさ」
冬馬「ふん、話を聞いたらすぐ帰るからな」
…
響「…と、言うわけさ」
冬馬「くそ…そんな事が…」
翔太「僕らも、今は殆ど仕事がないからね…わかるよ…」
北斗「…」
響「自分、嘘はついてないぞ。全部正直に話したさ。
だから…」
冬馬「…ゆるせねえ!765プロ!」
翔太「お、落ち着いて…」
冬馬「所属のアイドルをなんだと思ってやがる!
今すぐ俺が文句言いに行ってやる!」
翔太「冬馬くん、彼女はもう765プロじゃないから…」
冬馬「ああ、そうか…」
北斗「…」
響「…と、言うわけさ」
冬馬「くそ…そんな事が…」
翔太「僕らも、今は殆ど仕事がないからね…わかるよ…」
北斗「…」
響「自分、嘘はついてないぞ。全部正直に話したさ。
だから…」
冬馬「…ゆるせねえ!765プロ!」
翔太「お、落ち着いて…」
冬馬「所属のアイドルをなんだと思ってやがる!
今すぐ俺が文句言いに行ってやる!」
翔太「冬馬くん、彼女はもう765プロじゃないから…」
冬馬「ああ、そうか…」
北斗「…」
北斗「なあ、二人とも。これは俺たちにとってもチャンスじゃないか」
冬馬「ん…?」
翔太「そうだよ!僕らだって、これをきかっけに仕事が増えれば…!」
冬馬「…ああ!そうだ!これはチャンスだ!
よし、765プロを倒し、俺たちがトップアイドルになるぞ!」
翔太「おお!」
響「チャンスか…うん。3人とも、よかったね…」
冬馬「おい、何言ってやがる。俺達と言っただろう!
俺達4人でトップアイドルになるんだ!響!」
響「!」
翔太「よろしくね、響ちゃん」
北斗「響ちゃんみたいな可愛い天使ちゃんは大歓迎さ☆」
響「…ああ!ああ!よろしくだぞ!みんな!」
…
冬馬「ん…?」
翔太「そうだよ!僕らだって、これをきかっけに仕事が増えれば…!」
冬馬「…ああ!そうだ!これはチャンスだ!
よし、765プロを倒し、俺たちがトップアイドルになるぞ!」
翔太「おお!」
響「チャンスか…うん。3人とも、よかったね…」
冬馬「おい、何言ってやがる。俺達と言っただろう!
俺達4人でトップアイドルになるんだ!響!」
響「!」
翔太「よろしくね、響ちゃん」
北斗「響ちゃんみたいな可愛い天使ちゃんは大歓迎さ☆」
響「…ああ!ああ!よろしくだぞ!みんな!」
…
冬馬「あの日の決意、無駄にはならなかったな」
響「みんなのおかげだぞ」
黒井「なぁにをゴチャゴチャと話をしている」
黒井「全く…いいかね、諸君らにはまだまだ手駒としてだな…」
冬馬「おっさんには関係ねーよ」
翔太「あれー?冬馬くん、クロちゃんにも感謝してるって言ってなかったけ」
冬馬「よ、余計なこと言うなよ」
響「みんなのおかげだぞ」
黒井「なぁにをゴチャゴチャと話をしている」
黒井「全く…いいかね、諸君らにはまだまだ手駒としてだな…」
冬馬「おっさんには関係ねーよ」
翔太「あれー?冬馬くん、クロちゃんにも感謝してるって言ってなかったけ」
冬馬「よ、余計なこと言うなよ」
北斗「響ちゃん、うちに来て良かったね」
冬馬「ああ。765なんて辞めて正解だったと思うぜ」
響「いや、自分は今でも765プロにも、元プロデューサにも感謝してるぞ」
冬馬「なんだと?」
響「もちろん、ジュピターの3人にも黒井社長にも。みんなに感謝さ!」
冬馬「…そうか。そうだな」
響(765のみんな…自分、ついにここまで来たぞ…)
冬馬「ああ。765なんて辞めて正解だったと思うぜ」
響「いや、自分は今でも765プロにも、元プロデューサにも感謝してるぞ」
冬馬「なんだと?」
響「もちろん、ジュピターの3人にも黒井社長にも。みんなに感謝さ!」
冬馬「…そうか。そうだな」
響(765のみんな…自分、ついにここまで来たぞ…)
-765プロ-
P「…」
高木「君…あれからというもの、我が765プロの成績は
徐々に、だが確実に、961プロの脅威を受けているぞ」
P「ええ…」
高木「どうするのかね」
P「…手を打ちましょう」
高木「むむむ…」
P「どうかご心配なく…」
高木「わかった…君を信用しようじゃないか…」
P「…」
P「…」
高木「君…あれからというもの、我が765プロの成績は
徐々に、だが確実に、961プロの脅威を受けているぞ」
P「ええ…」
高木「どうするのかね」
P「…手を打ちましょう」
高木「むむむ…」
P「どうかご心配なく…」
高木「わかった…君を信用しようじゃないか…」
P「…」
-961プロ-
黒井「さあ~てえ~!次の仕事の話だが!
諸君、心して…」
961社員「しゃ、社長!大変です!」
黒井「ええい、なんだと言うのだ。
この私自らがミーティングを行っているのだぞ!」
社員「そんな場合じゃありません!この週刊誌!この記事を!」
冬馬「週刊誌?」
響「?」
黒井「全く…これを読めばいいのだろう…ふむ…
むむむ…こ、これは…」
『ジュピター、深夜の密会!場所は響の自宅!?
人気アイドルグループ、隠された夜の素顔!』
黒井「なあああんなのだあああ!これはあああ!」
黒井「さあ~てえ~!次の仕事の話だが!
諸君、心して…」
961社員「しゃ、社長!大変です!」
黒井「ええい、なんだと言うのだ。
この私自らがミーティングを行っているのだぞ!」
社員「そんな場合じゃありません!この週刊誌!この記事を!」
冬馬「週刊誌?」
響「?」
黒井「全く…これを読めばいいのだろう…ふむ…
むむむ…こ、これは…」
『ジュピター、深夜の密会!場所は響の自宅!?
人気アイドルグループ、隠された夜の素顔!』
黒井「なあああんなのだあああ!これはあああ!」
翔太「と、盗撮!?これ、響ちゃんの部屋だよ!」
北斗「これは…あの日の…」
冬馬「なんだってんだ!俺たちはやましいことは何もしてねえぞ!」
響「あ…ああ…」
冬馬「仕掛けられてたってことか…カメラを…」
響「カメラ…そ、そういえば、以前元プロデューサーに
ペット監視用のカメラをセットしてもらって…」
黒井「なあにい!?」
北斗「その人なら、カメラを使って盗撮できるという訳だね…」
響「じ、自分は知らなかったぞ!ほんとだぞ!」
黒井「ぐおおおお…」
北斗「これは…あの日の…」
冬馬「なんだってんだ!俺たちはやましいことは何もしてねえぞ!」
響「あ…ああ…」
冬馬「仕掛けられてたってことか…カメラを…」
響「カメラ…そ、そういえば、以前元プロデューサーに
ペット監視用のカメラをセットしてもらって…」
黒井「なあにい!?」
北斗「その人なら、カメラを使って盗撮できるという訳だね…」
響「じ、自分は知らなかったぞ!ほんとだぞ!」
黒井「ぐおおおお…」
響「みんな…自分のせいで…」
翔太「クロちゃん、どうにかならないの!?」
黒井「もう遅いわ!この私に…全く事前情報が流れてこないとは…
先に知っておればこの程度、いくらでも揉み消せたものを…」
翔太「そんな…」
黒井「高木めぇ…相当以前から準備をしておったな…」
響「信じてくれ…自分は…」
黒井「…ふん。おバカな響ちゃんに、この様な周到な罠…
これまで隠し続けられるはずがなかろう…」
冬馬「ちっ…当たり前だ。響がこんな小細工をするわきゃねえ…」
響「うう…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
黒井「しかしこうなっては…」
冬馬「まさか、おっさん…」
翔太「クロちゃん、どうにかならないの!?」
黒井「もう遅いわ!この私に…全く事前情報が流れてこないとは…
先に知っておればこの程度、いくらでも揉み消せたものを…」
翔太「そんな…」
黒井「高木めぇ…相当以前から準備をしておったな…」
響「信じてくれ…自分は…」
黒井「…ふん。おバカな響ちゃんに、この様な周到な罠…
これまで隠し続けられるはずがなかろう…」
冬馬「ちっ…当たり前だ。響がこんな小細工をするわきゃねえ…」
響「うう…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
黒井「しかしこうなっては…」
冬馬「まさか、おっさん…」
黒井「響ちゃんを…ジュピター関係から一切外す…
ソロ活動も停止…しばらくは謹慎だ」
翔太「うぅ…」
北斗「なんてこった…」
冬馬「このまま引き下がれってのかよ!」
黒井「黙れ黙れ!ここで火消しをせねば…
このままではジュピター諸共、解散!消滅!」
冬馬「ぐっ…」
黒井「私とてこのような結末は…認めん…だが…」
響「…みんな、自分、謹慎するぞ」
翔太「響ちゃん…」
響「きっと、誤解が解ける日が来るさ!なんくるないさー!」
ソロ活動も停止…しばらくは謹慎だ」
翔太「うぅ…」
北斗「なんてこった…」
冬馬「このまま引き下がれってのかよ!」
黒井「黙れ黙れ!ここで火消しをせねば…
このままではジュピター諸共、解散!消滅!」
冬馬「ぐっ…」
黒井「私とてこのような結末は…認めん…だが…」
響「…みんな、自分、謹慎するぞ」
翔太「響ちゃん…」
響「きっと、誤解が解ける日が来るさ!なんくるないさー!」
黒井「…響ちゃんはひとまず会社の休憩室で待機だ。
自宅周辺には記者連中がウヨウヨ張っているだろうからな。
ジュピターの3人はここに残れ」
響「わかったさ…」
…
冬馬「おっさん、響は…いつ復帰できるんだよ」
黒井「ふん、そんなもの、いつになっても不可能だ」
冬馬「なんだと!」
北斗「…」
黒井「響はそもそも普通のアイドルではない」
冬馬「くっ…」
黒井「諸君らの妹分としてデビューさせたのだ。
その肩書きがなくなっては、もはやソロ活動とて適わぬ」
翔太「そんな…」
自宅周辺には記者連中がウヨウヨ張っているだろうからな。
ジュピターの3人はここに残れ」
響「わかったさ…」
…
冬馬「おっさん、響は…いつ復帰できるんだよ」
黒井「ふん、そんなもの、いつになっても不可能だ」
冬馬「なんだと!」
北斗「…」
黒井「響はそもそも普通のアイドルではない」
冬馬「くっ…」
黒井「諸君らの妹分としてデビューさせたのだ。
その肩書きがなくなっては、もはやソロ活動とて適わぬ」
翔太「そんな…」
黒井「もう少し…せめて次の主演ドラマ仕事の後であれば…
彼女の知名度も上がり、ソロデビューも果たせたものを…」
翔太「発表前のドラマだからね…まず間違いなくキャスト変更になる…」
北斗「狙われていたんだ。このタイミングを…」
冬馬「くそ…」
響(自分、もう、961にはいられないぞ…)
響(なんでこんなことに…)
プルルル
響(誰だろう…え?プロデューサ?)
彼女の知名度も上がり、ソロデビューも果たせたものを…」
翔太「発表前のドラマだからね…まず間違いなくキャスト変更になる…」
北斗「狙われていたんだ。このタイミングを…」
冬馬「くそ…」
響(自分、もう、961にはいられないぞ…)
響(なんでこんなことに…)
プルルル
響(誰だろう…え?プロデューサ?)
響「…響だぞ」
P『もしもし、響か。俺だ』
響「いったい、何なんだ…どうしてこんなことになるんだ!」
P『落ち着け、響。これには理由がある」
響「理由…?」
P『これまでに響にしてきたことも、全てだ。理由があるんだ。
会って話をしよう。今から事務所に来れないか?』
響「えっと…」
P『今は丁度事務所に誰もいない。二人っきりで話そう。
じゃあ待ってるぞ』
響「あ、ちょっと…」
響「…」
P『もしもし、響か。俺だ』
響「いったい、何なんだ…どうしてこんなことになるんだ!」
P『落ち着け、響。これには理由がある」
響「理由…?」
P『これまでに響にしてきたことも、全てだ。理由があるんだ。
会って話をしよう。今から事務所に来れないか?』
響「えっと…」
P『今は丁度事務所に誰もいない。二人っきりで話そう。
じゃあ待ってるぞ』
響「あ、ちょっと…」
響「…」
-765プロ-
コンコン
響「…プロデューサー?響だぞ」
P「ああ!入ってくれ」
響「隠れながら移動するのは大変だったぞ…」
P「すまん、どうしても話がしたくて」
響「こっちも話があるぞ。これまでの事、それから盗撮のこと!」
P「まあ聞いてくれ響。これは全部計画通りなんだ」
響「計画?」
コンコン
響「…プロデューサー?響だぞ」
P「ああ!入ってくれ」
響「隠れながら移動するのは大変だったぞ…」
P「すまん、どうしても話がしたくて」
響「こっちも話があるぞ。これまでの事、それから盗撮のこと!」
P「まあ聞いてくれ響。これは全部計画通りなんだ」
響「計画?」
P「そうだ。961プロは我が765プロにとって脅威…」
響「…」
P「俺たち765プロがトップアイドルになるためには、徹底的に潰しておく必要があった」
響「そんな理由で…こんなことを…」
響「でも、でもなんで…なんで自分が961プロに入るって分かったんだ!
わかりっこないぞ!だって、あれは偶然が…」
P「それはな…」
響「…」
P「俺たち765プロがトップアイドルになるためには、徹底的に潰しておく必要があった」
響「そんな理由で…こんなことを…」
響「でも、でもなんで…なんで自分が961プロに入るって分かったんだ!
わかりっこないぞ!だって、あれは偶然が…」
P「それはな…」
『お世話になっております。そちらのボウリング場で働いている
弊社の我那覇響の件で…』
『なるほど、そういうことでしたら協力いたします。シフトを変えて…』
『やよい、もやしばかりじゃ栄養が足りないぞ。
お給料上げるから、お肉も食べなさい」
『はーい、わかりましたー』
『伊織、響が動物のことで困ってるみたいだ。
いざという時は力になってやってくれないか』
『しょうがないわね。わかったわ』
『雪歩、今度の番宣ツアーだが、俺は他の仕事で行けないんだ。
代わりに響に付いていってもらいなさい』
『はい~、わかりましたぁ』
『961さん?オタクのアイドルぱっとしないねえ~。
最近は765プロのアイドルばかり見かけますよぉ~』ボイスチェンジャー
『なんだ貴様あ!余計なお世話だ愚か者ぉ!』
弊社の我那覇響の件で…』
『なるほど、そういうことでしたら協力いたします。シフトを変えて…』
『やよい、もやしばかりじゃ栄養が足りないぞ。
お給料上げるから、お肉も食べなさい」
『はーい、わかりましたー』
『伊織、響が動物のことで困ってるみたいだ。
いざという時は力になってやってくれないか』
『しょうがないわね。わかったわ』
『雪歩、今度の番宣ツアーだが、俺は他の仕事で行けないんだ。
代わりに響に付いていってもらいなさい』
『はい~、わかりましたぁ』
『961さん?オタクのアイドルぱっとしないねえ~。
最近は765プロのアイドルばかり見かけますよぉ~』ボイスチェンジャー
『なんだ貴様あ!余計なお世話だ愚か者ぉ!』
響「そ、そんな…」
P「他にも、春香や千早、亜美真美にも協力してもらった。
もっとも、彼女たちに響を騙したという自覚はないだろう。」
響「…」
P「わかってくれ響。この計画は響に気が付かれちゃ失敗だったんだ。
響は隠し事が出来ないだろ」
響「うう…」
P「だけどもう大丈夫だ。961プロはもう立ち直れないだろう。
俺たちの勝利だ」
響「けど…自分、これからどうすれば…」
P「もちろん、765に戻って来い。また一緒に…
みんなで一緒に仕事をしよう!みんな響を待ってるぞ!」
響「うう…プロデューサー!」タタッ
P「響っ!」ギュッ
P「他にも、春香や千早、亜美真美にも協力してもらった。
もっとも、彼女たちに響を騙したという自覚はないだろう。」
響「…」
P「わかってくれ響。この計画は響に気が付かれちゃ失敗だったんだ。
響は隠し事が出来ないだろ」
響「うう…」
P「だけどもう大丈夫だ。961プロはもう立ち直れないだろう。
俺たちの勝利だ」
響「けど…自分、これからどうすれば…」
P「もちろん、765に戻って来い。また一緒に…
みんなで一緒に仕事をしよう!みんな響を待ってるぞ!」
響「うう…プロデューサー!」タタッ
P「響っ!」ギュッ
グサッ
P「うっ…?」
P「ぐ…痛…これはっ…!」
響「ハァハァ…」
P「血がっ…血が止まらな…い…だれ…か…」
律子「あの~、プロデューサー。ちょっとお話が。
今回の件、ちょっと話が出来過ぎて…ひ、響!」
響「律子っ…!」
律子「どうしたのあんた!なんでここに…
それに包丁なんて持って…え、そこで倒れてるのは、まさか!」
高音「いかがしましたか律子嬢…こ、これは!」
伊織「ちょっと、なんなのいったい…キャー!」
響「近寄るんじゃないぞー!自分は…自分はっ…!」
P「うっ…?」
P「ぐ…痛…これはっ…!」
響「ハァハァ…」
P「血がっ…血が止まらな…い…だれ…か…」
律子「あの~、プロデューサー。ちょっとお話が。
今回の件、ちょっと話が出来過ぎて…ひ、響!」
響「律子っ…!」
律子「どうしたのあんた!なんでここに…
それに包丁なんて持って…え、そこで倒れてるのは、まさか!」
高音「いかがしましたか律子嬢…こ、これは!」
伊織「ちょっと、なんなのいったい…キャー!」
響「近寄るんじゃないぞー!自分は…自分はっ…!」
律子「誰か!!救急……」
響「!!!……」
律子「!!…」
貴音「!…」
P(目がかすむ…耳も聞こえない…くそ…
まさか刺されるとはな…)
P(だが、これで計画の全ては完了したっ…!)
響「!!!……」
律子「!!…」
貴音「!…」
P(目がかすむ…耳も聞こえない…くそ…
まさか刺されるとはな…)
P(だが、これで計画の全ては完了したっ…!)
P(961所属のアイドルの不祥事…765プロでの殺傷事件…)
P(これで…どちらも終わりだ…くっくっく…)
P(必然的に…次のアイドル業界の覇者は…876プロっ…!)
P(あとは頼みましたよ…石川社長…)
P(しかし…俺が計画したこととはいえ…)
P(響は…不憫、だなあ…)
不敵な笑みを浮かべながら、彼は息を引き取った。
自分に覆い被さる様に倒れる、もう一人の重みを感じながら…
おわり
P(これで…どちらも終わりだ…くっくっく…)
P(必然的に…次のアイドル業界の覇者は…876プロっ…!)
P(あとは頼みましたよ…石川社長…)
P(しかし…俺が計画したこととはいえ…)
P(響は…不憫、だなあ…)
不敵な笑みを浮かべながら、彼は息を引き取った。
自分に覆い被さる様に倒れる、もう一人の重みを感じながら…
おわり
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