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元スレコナン「歩美が行方不明になって三日経った……」阿笠「そうかwwww」
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来週からは名探偵コナンに変わりまして名探偵ゲンタをお送りいたします
翌日
コナン「元太が行方不明になったってどういうこと!?」
光彦「た、確かに昨日は僕らと一緒に下校して家まで送りましたよ!」
小林「な、何でもコンビニに行くって言って一人で出て行ったらしくて……」
小林「止めようとしたんだけれど夕飯の準備中で手が離せなかったのと、コンビニなら近くだから平気だと思ったって……」
小林「そういえば……何故か金属バットを持って行ったとかなんとか」
コナン「バット!?」
灰原「親が止めるに止められない時間を見計らい……武器を持って出かけた……」
光彦「も、もしかして歩美ちゃんを見つけて犯人をやっつけようと!?」
コナン「あのバカ……! 何で一人で……!」
コナン「元太が行方不明になったってどういうこと!?」
光彦「た、確かに昨日は僕らと一緒に下校して家まで送りましたよ!」
小林「な、何でもコンビニに行くって言って一人で出て行ったらしくて……」
小林「止めようとしたんだけれど夕飯の準備中で手が離せなかったのと、コンビニなら近くだから平気だと思ったって……」
小林「そういえば……何故か金属バットを持って行ったとかなんとか」
コナン「バット!?」
灰原「親が止めるに止められない時間を見計らい……武器を持って出かけた……」
光彦「も、もしかして歩美ちゃんを見つけて犯人をやっつけようと!?」
コナン「あのバカ……! 何で一人で……!」
小学生が夜に一人でコンビニに行くのを止められないのかよ
コナン「……」
ブロロロロ ガチャ
目暮「待たせたね」
光彦「すみません、警察のパトカーで送り迎えだなんて……」
目暮「いやいや、警察でも本格的に君らを保護する動きが始まったよ」
目暮「送り迎えはその一環と言ったところか」
灰原「あら、警部一人なの?」
目暮「本当はもっと大勢の警官を配備したかったんだが、何しろ急でな」
コナン(ああ……本当はこんな急なお願いを警部に申し出ることはしたくなかったんだが)
コナン(博士に頼むのはもっとマズい……)
ブロロロロ ガチャ
目暮「待たせたね」
光彦「すみません、警察のパトカーで送り迎えだなんて……」
目暮「いやいや、警察でも本格的に君らを保護する動きが始まったよ」
目暮「送り迎えはその一環と言ったところか」
灰原「あら、警部一人なの?」
目暮「本当はもっと大勢の警官を配備したかったんだが、何しろ急でな」
コナン(ああ……本当はこんな急なお願いを警部に申し出ることはしたくなかったんだが)
コナン(博士に頼むのはもっとマズい……)
目暮「さて、まずはコナン君の家から」
灰原「あら、ここからなら博士の家の方が……」
目暮「近い所から行くといつも通りの通学路に近いコースを通ることになる」
目暮「そこで犯人が待ち構えていて……もし何か武器のようなものを持ってパトカーごと襲い掛かられたら」
目暮「今一人のワシでは君たち三人を守れんよ」
目暮「極力危険を避けるため、ちょっと回り道なコースで君たちを送ろう」
光彦「なるほど……」
灰原「あら、ここからなら博士の家の方が……」
目暮「近い所から行くといつも通りの通学路に近いコースを通ることになる」
目暮「そこで犯人が待ち構えていて……もし何か武器のようなものを持ってパトカーごと襲い掛かられたら」
目暮「今一人のワシでは君たち三人を守れんよ」
目暮「極力危険を避けるため、ちょっと回り道なコースで君たちを送ろう」
光彦「なるほど……」
コナン「……」
光彦「……」
コナン「……」カチカチ
ヴーヴー
光彦(? メール?)
光彦(コナン君から……? どうして直接話さないんでしょう?)
メール『無言で読んでほしい』
メール『まず、昨日の博士の件はまだ灰原には伝えていない』
メール『下手に灰原に伝えると警戒してしまい、逆に博士を刺激する危険性もある』
メール『何より誘拐犯と住んでいるかもしれないなんていう精神的苦痛を灰原に味あわせたくない』
光彦「……」
メール『そしてもうひとつ、ここからが本題だ』
メール『パトカーの後ろを黄色いビートルが追って来てる』
光彦「……」
コナン「……」カチカチ
ヴーヴー
光彦(? メール?)
光彦(コナン君から……? どうして直接話さないんでしょう?)
メール『無言で読んでほしい』
メール『まず、昨日の博士の件はまだ灰原には伝えていない』
メール『下手に灰原に伝えると警戒してしまい、逆に博士を刺激する危険性もある』
メール『何より誘拐犯と住んでいるかもしれないなんていう精神的苦痛を灰原に味あわせたくない』
光彦「……」
メール『そしてもうひとつ、ここからが本題だ』
メール『パトカーの後ろを黄色いビートルが追って来てる』
>>60
ちょっと怖い
ちょっと怖い
光彦「……!」
メール『おそらく博士の車だ。見覚えがある』
メール『決して振り向くな。尾行に気付いたことがバレる』
メール『帰宅したら親に事情を話し、しばらく学校を休ませてもらうよう頼むんだ』
メール『そして事件が解決するまで……大人しく休んでいて欲しい』
メール『灰原に関してはうちに泊めて貰えるようおっちゃんを説得してみる』
メール『その他細かいことに関しても、できれば俺に任せておいてほしい』
光彦「……」
目暮「さ、コナン君の家……毛利探偵事務所に着いたぞ」
コナン「ありがとう、目暮警部!」
目暮「では次は光彦君の家に行こうか」
メール『おそらく博士の車だ。見覚えがある』
メール『決して振り向くな。尾行に気付いたことがバレる』
メール『帰宅したら親に事情を話し、しばらく学校を休ませてもらうよう頼むんだ』
メール『そして事件が解決するまで……大人しく休んでいて欲しい』
メール『灰原に関してはうちに泊めて貰えるようおっちゃんを説得してみる』
メール『その他細かいことに関しても、できれば俺に任せておいてほしい』
光彦「……」
目暮「さ、コナン君の家……毛利探偵事務所に着いたぞ」
コナン「ありがとう、目暮警部!」
目暮「では次は光彦君の家に行こうか」
阿笠博士が黒幕は無いけど豹変したときの迫力はすさまじい感じでいいのになぁ
目暮「お疲れ様、光彦君。家に着いたよ」
光彦「あ、ああ、ありがとうございました!」
目暮「え、あ、ああ……」
灰原「随分慌てて出て行ったわね……トイレでも我慢していたのかしら」
目暮「……さて、出発しよう」
光彦「はぁ……はぁ……」
光彦(博士が……博士がずっとパトカーを……僕らを……追って……?)
光彦(と、とにかく一度部屋に戻って……ちょっと落ち着いてから両親に事情を……)
光彦「ふ……ひっ!?」
光彦「……」
光彦「い、嫌ですね……物音ひとつしてないのに背後に博士がいるような感覚に陥りましたよ……」
光彦(僕の精神面も……結構ヤバくなってますね……)
光彦「あ、ああ、ありがとうございました!」
目暮「え、あ、ああ……」
灰原「随分慌てて出て行ったわね……トイレでも我慢していたのかしら」
目暮「……さて、出発しよう」
光彦「はぁ……はぁ……」
光彦(博士が……博士がずっとパトカーを……僕らを……追って……?)
光彦(と、とにかく一度部屋に戻って……ちょっと落ち着いてから両親に事情を……)
光彦「ふ……ひっ!?」
光彦「……」
光彦「い、嫌ですね……物音ひとつしてないのに背後に博士がいるような感覚に陥りましたよ……」
光彦(僕の精神面も……結構ヤバくなってますね……)
光彦「はぁ……・ひぃ……」カタカタ
光彦(体の震えが止まらない……)
光彦(何か……温かいものでも飲んで落ち着きましょうか……)
光彦「……ぁ」
カチャン
光彦「いけない……DBバッジを……」
バッジ「……――……」
光彦「あ……落とした衝撃で電源が……」
バッジ「……め……!」
光彦「え?」
バッジ「やめ……!」
光彦「!? ボ、ボリュームを……」
灰原『やめっ、いやぁあっ!』
光彦「灰原さん!?」
光彦(体の震えが止まらない……)
光彦(何か……温かいものでも飲んで落ち着きましょうか……)
光彦「……ぁ」
カチャン
光彦「いけない……DBバッジを……」
バッジ「……――……」
光彦「あ……落とした衝撃で電源が……」
バッジ「……め……!」
光彦「え?」
バッジ「やめ……!」
光彦「!? ボ、ボリュームを……」
灰原『やめっ、いやぁあっ!』
光彦「灰原さん!?」
光彦「は、灰原さん!? 灰原さん!?」
灰原『そ、その声光彦君……そうかバッジ……あっ!』
バッジ「ガガッ バチッ」
バッジ「――」
光彦「あ……は、犯人にバッジを破壊され……?」
光彦「と、とにかくコナン君に連絡を!」
灰原『そ、その声光彦君……そうかバッジ……あっ!』
バッジ「ガガッ バチッ」
バッジ「――」
光彦「あ……は、犯人にバッジを破壊され……?」
光彦「と、とにかくコナン君に連絡を!」
コナン『灰原が!?』
光彦「は、はい! バッジを通じて灰原さんが襲われる音が……」
コナン『わかった……すぐに警部に連絡する!』
コナン『だからお前は部屋でじっとしてるんだ!』
光彦「で、でも……」
コナン『いいからじっとしてるんだ! わかったな!?』
光彦「し、しかしですよ!?」
コナン『頼むから大人しくしておいてくれ! 絶対に倉庫になんか行くなよ!』
ピッ
光彦「……」
光彦「倉庫って……この間調べたあの廃倉庫ですか……?」
光彦「は、はい! バッジを通じて灰原さんが襲われる音が……」
コナン『わかった……すぐに警部に連絡する!』
コナン『だからお前は部屋でじっとしてるんだ!』
光彦「で、でも……」
コナン『いいからじっとしてるんだ! わかったな!?』
光彦「し、しかしですよ!?」
コナン『頼むから大人しくしておいてくれ! 絶対に倉庫になんか行くなよ!』
ピッ
光彦「……」
光彦「倉庫って……この間調べたあの廃倉庫ですか……?」
>>78
おせーよハゲ
おせーよハゲ
光彦「護身用に小型スタンガンを持っていてよかったです……小さくても武器にはなります」
光彦「確かに危険ですし、こんな武器が役に立つのかもわかりませんけど……」
光彦「歩美ちゃんや元太君……灰原さんが襲われ……動かないなんて僕には無理です」
光彦「……」
光彦「ここですね……あの廃倉庫は」
光彦「……南京錠が外側からかかっている……」
光彦「ということは少なくとも」
光彦「鍵を持った誰かが中にいるということはない」
光彦「鍵の持ち主は外に出ていて……」
光彦「中にいるのは……」
阿笠「歩美君たちじゃろうな」
光彦「!!」
光彦「確かに危険ですし、こんな武器が役に立つのかもわかりませんけど……」
光彦「歩美ちゃんや元太君……灰原さんが襲われ……動かないなんて僕には無理です」
光彦「……」
光彦「ここですね……あの廃倉庫は」
光彦「……南京錠が外側からかかっている……」
光彦「ということは少なくとも」
光彦「鍵を持った誰かが中にいるということはない」
光彦「鍵の持ち主は外に出ていて……」
光彦「中にいるのは……」
阿笠「歩美君たちじゃろうな」
光彦「!!」
光彦「あ……あ……」
阿笠「……間に合ったようじゃの……」
光彦「ひ……!」
ダッ
阿笠「待て! 待つんじゃ!」
光彦「うあぁあああああ!!!!!!」
阿笠「倉庫の後ろに……!」
光彦(! この箱!)
ガッ
阿笠「ええい! 光彦君はこんなに足が速かったかのう!?」
光彦(裏に回ってすぐ近くの茂みの中にあった箱……)
光彦(博士は視線を遠くに向かわせて僕を追うから逆に近くに隠れた場合に気付かない!)
光彦(成功です!)
阿笠「くっ……とにかくこっちが先じゃ!」
ガッ バキン!
阿笠「……間に合ったようじゃの……」
光彦「ひ……!」
ダッ
阿笠「待て! 待つんじゃ!」
光彦「うあぁあああああ!!!!!!」
阿笠「倉庫の後ろに……!」
光彦(! この箱!)
ガッ
阿笠「ええい! 光彦君はこんなに足が速かったかのう!?」
光彦(裏に回ってすぐ近くの茂みの中にあった箱……)
光彦(博士は視線を遠くに向かわせて僕を追うから逆に近くに隠れた場合に気付かない!)
光彦(成功です!)
阿笠「くっ……とにかくこっちが先じゃ!」
ガッ バキン!
光彦「?」
光彦(今のは……何の音でしょう……・?)
光彦「……」
光彦「物音がしない……というか人の気配が失せた……?」
光彦「もう僕を追うのを諦めたんですか……?」
光彦「……一体何がどうなって……」
光彦「……」
光彦「一度倉庫の表に戻ってみましょう……」
光彦(今のは……何の音でしょう……・?)
光彦「……」
光彦「物音がしない……というか人の気配が失せた……?」
光彦「もう僕を追うのを諦めたんですか……?」
光彦「……一体何がどうなって……」
光彦「……」
光彦「一度倉庫の表に戻ってみましょう……」
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