私的良スレ書庫
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元スレ女「愛してます」 男「知ってる」
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女「あ、風船」
男「三年生のどこかのクラスの企画らしい」
女「どんどん飛んでく、綺麗。どんどん」
男「風船に手紙をつけてたくさん飛ばすんだってさ
落ちた人から返事がくるかもしれない」
女「いつ返事がもらえるかわからないね」
男「返事をもらえるかもわからない」
女「それに比べて、毎回返事をもらえてる私は幸せ者か」
男「ごめん」
女「私ポジティブだから」
男「三年生のどこかのクラスの企画らしい」
女「どんどん飛んでく、綺麗。どんどん」
男「風船に手紙をつけてたくさん飛ばすんだってさ
落ちた人から返事がくるかもしれない」
女「いつ返事がもらえるかわからないね」
男「返事をもらえるかもわからない」
女「それに比べて、毎回返事をもらえてる私は幸せ者か」
男「ごめん」
女「私ポジティブだから」
男「……俺には双子の弟がいた」
女「うん」
男「小学生の時、道で車に轢かれそうになっていた女の子をみつけたんだ」
女「うん」
男「弟はその子を突き飛ばした。女の子は助かった」
女「その話、知っています」
女「うん」
男「小学生の時、道で車に轢かれそうになっていた女の子をみつけたんだ」
女「うん」
男「弟はその子を突き飛ばした。女の子は助かった」
女「その話、知っています」
女「その子はきっと、自分を助けてくれたヒーローに恋をして
もう一度会ってお礼と想いを伝えるために必死にさがしたと思います」
男「ところが、悲しいことにもう会うことはできなかった」
女「……」
男「弟が死んだからだ」
もう一度会ってお礼と想いを伝えるために必死にさがしたと思います」
男「ところが、悲しいことにもう会うことはできなかった」
女「……」
男「弟が死んだからだ」
弟がいたとか言ってたな
日本語弱いのかと思ってたらここにつながるのか
日本語弱いのかと思ってたらここにつながるのか
>>118の予想的中
>>158
お前普段から小説とか読まないタイプだろ
お前普段から小説とか読まないタイプだろ
男「体が生まれつき弱かったんだ。事故があった日、帰ってきた後にすぐ発作が起きて倒れた」
女「私を助ける時に、無茶をしたりしたから」
男「それは違う。弟は女の子を助けたってずっと自慢していた」
女「……そんなことを知らない私は」
男「そんなことを知らないその子は、高校に入ってから俺の元に現れた
双子の兄である、俺の元に」
女「これはこれで、運命だったんですね」
女「私を助ける時に、無茶をしたりしたから」
男「それは違う。弟は女の子を助けたってずっと自慢していた」
女「……そんなことを知らない私は」
男「そんなことを知らないその子は、高校に入ってから俺の元に現れた
双子の兄である、俺の元に」
女「これはこれで、運命だったんですね」
男「すぐに弟と勘違いしていることに気づいた俺はもちろん断った」
女「なんでその時に言ってくれなかったんですか」
男「君が自分のせいで弟を死なせたと早とちりするんじゃないかと思ったから」
女「まぁ……お互い初めて話したわけでしたから
そのほうがいいかと考えるかもしれないですね」
男「誤算だったのは君が、その後何度も何度も諦めずに告白をしてきたことだ」
女「なんでその時に言ってくれなかったんですか」
男「君が自分のせいで弟を死なせたと早とちりするんじゃないかと思ったから」
女「まぁ……お互い初めて話したわけでしたから
そのほうがいいかと考えるかもしれないですね」
男「誤算だったのは君が、その後何度も何度も諦めずに告白をしてきたことだ」
女「わかってました。私のために人違いだと黙ってくれていたこと」
男「……いつから気づいていた?」
女「10回目の告白をしたあたりですかね」
男「お前が俺にしつこく告白をしていると周りで噂になり始めた頃か」
女「なんだか様子がおかしいと思い始めていたんです
そんな時、男くんに双子の弟がいたという話を耳にしました」
男「小学校から一緒のやつらはみんな知ってるから不思議じゃないか……」
女「私はその時、ピンときたんです
なんだか事故のことを男くんはあまり覚えていないみたいだし
もしかしたら、私を助けてくれたのは弟さんの方なんじゃないかって」
男「大正解、顔がそっくりだったんだ」
男「……いつから気づいていた?」
女「10回目の告白をしたあたりですかね」
男「お前が俺にしつこく告白をしていると周りで噂になり始めた頃か」
女「なんだか様子がおかしいと思い始めていたんです
そんな時、男くんに双子の弟がいたという話を耳にしました」
男「小学校から一緒のやつらはみんな知ってるから不思議じゃないか……」
女「私はその時、ピンときたんです
なんだか事故のことを男くんはあまり覚えていないみたいだし
もしかしたら、私を助けてくれたのは弟さんの方なんじゃないかって」
男「大正解、顔がそっくりだったんだ」
女「だけど、その時思ったんです」
男「ん?」
女「私のためを思って弟さんが亡くなったことを隠している
そんな優しいところが大好きだって」
男「……」
女「命の恩人は弟さんだけれど、私が今好きなのは、確かに男くんなんです」
男「…………」
女「だから、私も男くんの優しさに合わせて嘘をつくことにしました」
男「ん?」
女「私のためを思って弟さんが亡くなったことを隠している
そんな優しいところが大好きだって」
男「……」
女「命の恩人は弟さんだけれど、私が今好きなのは、確かに男くんなんです」
男「…………」
女「だから、私も男くんの優しさに合わせて嘘をつくことにしました」
男「そうだったのか……ごめん」
女「こちらこそ、黙っていてごめんなさい」
男「……それじゃ、みんな知っていたのか」
女「はい。……みんな、知っていました」
女「こちらこそ、黙っていてごめんなさい」
男「……それじゃ、みんな知っていたのか」
女「はい。……みんな、知っていました」
女「男くんは凄い人です。誰にでも優しい」
男「俺はいままで自分を偽っていた」
女「?」
男「お前に何度も告白をされるうちにだんだんと心が動いていた
だけど、この好意は俺じゃなくて弟へ向けられたものなんだ」
女「……」
男「だから俺がそれにこたえちゃいけない、そう思っていたんだ
俺はどうやらいつの間にか弟を好きなお前を好きなっていたんだ」
女「………………それは知らなかったなぁ……」
男「俺はいままで自分を偽っていた」
女「?」
男「お前に何度も告白をされるうちにだんだんと心が動いていた
だけど、この好意は俺じゃなくて弟へ向けられたものなんだ」
女「……」
男「だから俺がそれにこたえちゃいけない、そう思っていたんだ
俺はどうやらいつの間にか弟を好きなお前を好きなっていたんだ」
女「………………それは知らなかったなぁ……」
女「でもさっき言った通り、弟さんのこと、途中で気づいていたんですよ」
男「……本当に俺に向けての好意なのか?」
女「不思議なことにだんだんと好きな気持ちが増していったんです
男くんは本当にいいところがいっぱいあるんですよ」
男「…………なんだ、両想いか」
男「……本当に俺に向けての好意なのか?」
女「不思議なことにだんだんと好きな気持ちが増していったんです
男くんは本当にいいところがいっぱいあるんですよ」
男「…………なんだ、両想いか」
男「たくさん人が向かってくるな」
女「文化祭が始まりますね」
男「一緒にまわる相手決まってる?」
女「決まってませんよ。彼氏もいないんですから」
男「せっかくなら文化祭までに相手がいた方がいいよね」
女「ずるいなぁ、告白したくなっちゃうじゃないですか」
女「文化祭が始まりますね」
男「一緒にまわる相手決まってる?」
女「決まってませんよ。彼氏もいないんですから」
男「せっかくなら文化祭までに相手がいた方がいいよね」
女「ずるいなぁ、告白したくなっちゃうじゃないですか」
女「愛してます」
男「知ってる」
女「ふふ、でしょうね」
男「俺も愛してる」
女「知ってます」
男「だろうな」
女「私と付き合ってください」
男「喜んで」
男「知ってる」
女「ふふ、でしょうね」
男「俺も愛してる」
女「知ってます」
男「だろうな」
女「私と付き合ってください」
男「喜んで」
俺たちは付き合うことになった。
今までで一番楽しい文化祭になったことは言うまでもない。
クラスのお化け屋敷も友のおかげで大繁盛。
そういえば俺が女と文化祭をまわったから
友が一緒にまわる相手がいなくなって
女友さんがそれに同情して一緒にいてくれたそうだ。
委員長とは普通に良い友達でいる。
実行委員としてもとても助けてもらった。
なにより良かったことはもちろん
女の告白をもう断らなくてよくなったことだ。
話につきあってくれてありがとう。
ここから先は幸せな限りだから、このへんで終わりにするよ。
~おしまい~
今までで一番楽しい文化祭になったことは言うまでもない。
クラスのお化け屋敷も友のおかげで大繁盛。
そういえば俺が女と文化祭をまわったから
友が一緒にまわる相手がいなくなって
女友さんがそれに同情して一緒にいてくれたそうだ。
委員長とは普通に良い友達でいる。
実行委員としてもとても助けてもらった。
なにより良かったことはもちろん
女の告白をもう断らなくてよくなったことだ。
話につきあってくれてありがとう。
ここから先は幸せな限りだから、このへんで終わりにするよ。
~おしまい~
ここまで読んでくれた人ありがとう!
途中で展開読まれてしまった。
まだまだ未熟。
数字はわかりやすくするためにふってただけで
65という数字自体に特に意味はないんだ、ごめんよ。
みんなが幸せになりますように。
途中で展開読まれてしまった。
まだまだ未熟。
数字はわかりやすくするためにふってただけで
65という数字自体に特に意味はないんだ、ごめんよ。
みんなが幸せになりますように。
過去作
男「あぁ、死にてえ……」 女「死にましょう!」
男「金を出せ!」 女「そんなことより誘拐してください!」
女「こんばんはー!」 男「夜の11時だぞ」
男「冥土の土産に教えてやろう」 女「いや、いいです!」
女「今日は節分だね」 男「痛い、痛いって!」
よければ読んでみてくれ
男「あぁ、死にてえ……」 女「死にましょう!」
男「金を出せ!」 女「そんなことより誘拐してください!」
女「こんばんはー!」 男「夜の11時だぞ」
男「冥土の土産に教えてやろう」 女「いや、いいです!」
女「今日は節分だね」 男「痛い、痛いって!」
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なんだお前だったか
アフィで読んだけど、過去作面白かったで~
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