俺「なんかチンポコとにゃんにゃんが合体したエロい言葉っぽいから！！」

クラス女子「は…？」

俺「ねーねーちょっと言ってみてよ、ねーねー」

クラス女子「キッモ…」

その日から俺のあだ名はポコニャンになった

妖怪ポコニャンの誕生である

キチガイじゃねぇかお前

悪いという意味を知っている

今時にゃんにゃんとか

女「おまん、こっちぃこい！」

俺も同じ道をたどってる

厨房女子なら嫌がる
大学女子なら普通に言う

ポコニャン

俺の黒歴史をえぐるなよ

かなしいね

ようポコニャン

昔そんな名前のアニメあったよね。教育テレビで

その日から壮絶なイジメが始まった

クラス男子「おいポコニャン」

俺「…」

クラス男子「ポコニャン！！」椅子ﾄﾞﾝ

俺「はい…」

クラス男子「はい？」

俺「にゃん…」

クラス女子「くすくす」

自らのあだ名をポコニャンにすることにより女子にポコニャンと言わせる高度な策略

上手いことポコニャンと言わせることに成功してる策士だな

呼んでるの男子やんけ
つまり…

いろいろワロタ

俺「人差し指で口広げて学級文庫って言ってみて」

女の子「ガ　ッ　キ　ュ　ウ　ウ　ン　コ　！！」

クラス男子「出て来い俺の下僕！！ポコニャン！！」

俺「…あの」

クラス男子「二度目はねーぞ？」

俺「ぷ、ぷりちー俺っちともだちふくわうち…」ｸﾈｸﾈ

クラス女子「きっもーいｗ」

俺「ポコニャン…」ﾆｬﾝﾆｬﾝ　ｶｼｬｯ

クラス男子「おっし写メった～ｗｗｗ」

クラス女子「ん？ちょっと～ラインで送ってくるのやめて～ｗ」

どうしてこんな仕打ちを受けるのか

俺が一体何をしたというのか

アフィカスのせいで釣りスレに素直に乗れなくなった

これだからゆとりは
藤子Fの怨霊に狸の呪いでもかけられればいいのに

ぽんぽこりんのへんぽこりんのにゃん！

ひどいスレ

クラス男子「ポコニャン好きな奴とかいるの？」

俺「…いな」

クラス男子「嘘ついたら死刑な」

俺「いるにゃん…」

クラス男子「絶対言わないから俺に教えてみ」

俺「Aさん…」ﾋｿﾋｿ

クラス男子「ああ可愛いもんなー…正直オカズにしたことあるだろ？ｗ」

俺「にゃん…」

クラス男子「おーいA～ｗｗｗポコニャンお前でシコってるらしいぞ～ｗｗｗ」

Aさん「うぇぇっ…キモ過ぎ死んで最悪…ぐすっ…」

クラス女子「あ、Aちゃん泣いてる？おいお前Aちゃん泣かせんじゃねーよ！！」

先生に怒られた

妖怪にはオナニーの自由も無いのか

おいぽこにゃん学校こいよ ｗ

チンポッコメゲーレンコ サッサーのホイサッサ

ＷｘＹのポコニャン先生スレと聞いて来たんだが違ったみたいだな

>>30
チンプクじゃなかったか？

かわいそうにゃん...

ポコニャン…

それがきっかけかな

俺は感情を失くした

クラス男子「おいポコニャン、パン買って来い」

俺「にゃん…」ｽﾀｽﾀ

クラス男子「ダッシュな」

俺「にゃにゃにゃにゃにゃ」ﾀﾞｯｼｭ

10分後…

俺「はいにゃん」ｽｯ

クラス男子「ウィーッス」

来る日も来る日も馬鹿にされパシらされ

オナニーの回数やオカズを聞きだされ暴露された

女「ちょっと犯してね」
俺「ちょっと！？」
女「荷物置かしてね」

俺「荷物犯します」

ギブミー！ギブミー！ヘルプミー！

人気者じゃん
よかったな

ほうれんそう食え

「ねえねえヤッターマンとコーヒーとライターって続けて言ってみて」

まあそういう日々が続いていたある日

俺に妖怪フレンズが出来た

クラス男子「おい！！こなきじじい！！」後ろからｷｯｸ

こなきじじい「やめて…」

彼はこなきじじい

顔がこなきじじいに似ているというだけで妖怪認定された悲しい奴

砂描けババアはまだか

特に仲が良いわけではなかったけど

クラスの奴らから妖怪コンビとして扱われたから自然と仲良くなった

俺「今日何回蹴られたにゃん？」

こなきじじい「僕の前ではにゃん付けなくても良いよｗ」

俺「そっか…そうだね、ありがとう」

俺の失った感情が少しずつ戻って来たのは彼のおかげだ

藤子先生に申し訳ないと思わないの？

こなきじじい悲しすぎる

ポコニャンｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ん？ポコニャンって妖怪だっけ？

泣ける

泣いた

こなきじじいには妹がいた

顔は彼に似てなくて可愛かった

こなき妹「あ、俺さんこんにちわ」

俺「やっほー」

こなきじじい「ゲームでもしよっか」

こなき妹「あ、私も一緒に遊ぶ～」

俺達は三人仲良くなった

そして、俺はちょっとずつ彼女に惹かれていった