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元スレ深雪「ハァ……お兄様……」達也「……」

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~入学式当日~
深雪「お兄様は補欠の雑草(ウィード)ですよね? どうしてこんなに早く来てるんですか?」
深雪「新入生総代の私ならともかく、雑草のお兄様が早朝に登校だなんて」
深雪「『スペアなのに張切っちゃってる』とか勘違いされますよ?」
達也「い、家にいても暇だから……深雪についてきただけだよ……」
達也「……あと……あ、あんまり大きな声……だ、出すなよ……皆、見てるじゃん……」
「何? ケンカ?」「新入生同士で?」
深雪「……もういいですから、私についてこないでください。あまり、身内とは思われたくありませんので……」
達也「そんな……きょ、きょ、兄妹じゃないか……そんなこと、い、い、言うもんじゃないよ……」
深雪「触らないでくださいっ」バシッ
達也「ごめ、ごめん……」
深雪「実技も筆記もラインギリギリで入学だなんて……無理して入ることもないでしょうに」
達也「だって……み、深雪が入るって言うから……」
深雪「ご自分の意志を持ってください。……私は答辞の打ち合わせがあるのでいきますね」
深雪「お兄様は補欠の雑草(ウィード)ですよね? どうしてこんなに早く来てるんですか?」
深雪「新入生総代の私ならともかく、雑草のお兄様が早朝に登校だなんて」
深雪「『スペアなのに張切っちゃってる』とか勘違いされますよ?」
達也「い、家にいても暇だから……深雪についてきただけだよ……」
達也「……あと……あ、あんまり大きな声……だ、出すなよ……皆、見てるじゃん……」
「何? ケンカ?」「新入生同士で?」
深雪「……もういいですから、私についてこないでください。あまり、身内とは思われたくありませんので……」
達也「そんな……きょ、きょ、兄妹じゃないか……そんなこと、い、い、言うもんじゃないよ……」
深雪「触らないでくださいっ」バシッ
達也「ごめ、ごめん……」
深雪「実技も筆記もラインギリギリで入学だなんて……無理して入ることもないでしょうに」
達也「だって……み、深雪が入るって言うから……」
深雪「ご自分の意志を持ってください。……私は答辞の打ち合わせがあるのでいきますね」
達也「あ、えっと……み、深雪、その……」
深雪「なんですか? はっきりおっしゃってください」
達也「が、頑張れ……!」
深雪「はい。それでは」
達也「……」
達也(はぁ……帰りたい……入学式出たくない……できたら学校にも行きたくない……)
達也「……」
達也(退屈だな……やっぱりもっと遅くに来ればよかった……入学式のしおりでも読むか)
ペラッ
達也(……生徒会長……七草真由美……? ななくさ……? お粥みたいな名前だな……しかもナンバーズか……)
達也(俺とはほど遠い存在だな……)
深雪「なんですか? はっきりおっしゃってください」
達也「が、頑張れ……!」
深雪「はい。それでは」
達也「……」
達也(はぁ……帰りたい……入学式出たくない……できたら学校にも行きたくない……)
達也「……」
達也(退屈だな……やっぱりもっと遅くに来ればよかった……入学式のしおりでも読むか)
ペラッ
達也(……生徒会長……七草真由美……? ななくさ……? お粥みたいな名前だな……しかもナンバーズか……)
達也(俺とはほど遠い存在だな……)
真由美「ちょっと、そこの君。新入生?」
達也「……はぃ?」
真由美「そろそろ会場に向かった方がいいですよ」
達也「…………」
真由美「……? 大丈夫? なんだか、顔色が優れないようだけど」
達也「……ぁ……はぃ。大丈夫です……その、すぐ、い、い、行きます……」スクッ
真由美「私は第一高校生徒会長、七草真由美です。よろしくね」
達也「…………!」
達也(せ、生徒会長……! 七草粥の人だ……! さえぐさって読むのか……!)
達也(ナンバーズ……エリート中のエリート……! 恐い……!)
達也「ひ、ひぃ……」フラッ
ペタン
真由美「あ、あらあら。どうしたの? 本当に体調が悪いのかしら」
達也「……はぃ?」
真由美「そろそろ会場に向かった方がいいですよ」
達也「…………」
真由美「……? 大丈夫? なんだか、顔色が優れないようだけど」
達也「……ぁ……はぃ。大丈夫です……その、すぐ、い、い、行きます……」スクッ
真由美「私は第一高校生徒会長、七草真由美です。よろしくね」
達也「…………!」
達也(せ、生徒会長……! 七草粥の人だ……! さえぐさって読むのか……!)
達也(ナンバーズ……エリート中のエリート……! 恐い……!)
達也「ひ、ひぃ……」フラッ
ペタン
真由美「あ、あらあら。どうしたの? 本当に体調が悪いのかしら」
達也「だ、だいじょぶ……大丈夫です……あの、お、俺、僕はさきに……はい一人で、行きますんで」
真由美「え? そのまま入学式に出席するの? 保健室へ行った方が……」
達也「いや、ほんと、ほんと、いいんで。そういうの、大丈夫なんで、はい」ブンブンブンブン
真由美「そう……? じゃあ、入学式でね」
達也「は、はぃ……」
達也(恐かった……七草粥さん……絵にかいたような優等生だったな……)
真由美「え? そのまま入学式に出席するの? 保健室へ行った方が……」
達也「いや、ほんと、ほんと、いいんで。そういうの、大丈夫なんで、はい」ブンブンブンブン
真由美「そう……? じゃあ、入学式でね」
達也「は、はぃ……」
達也(恐かった……七草粥さん……絵にかいたような優等生だったな……)
~会場~
達也(一番後ろの席に座ろう……端っこの方に……)
達也「……」
美月「あの」
達也「……」
美月「……あの、すいません」
達也「……え?」
達也(おっぱいがデカイ人だ……)
美月「隣……空いてますか?」
達也「あ、あ……あ、と、とな……隣……? あ、ああ」
美月「はい、その、隣……」
達也「え、っと……あ、隣……はぃ、ど、どうぞ」
エリカ「よかったー! 座れるね!」
達也「ひぃっ」ビクッ
達也(一番後ろの席に座ろう……端っこの方に……)
達也「……」
美月「あの」
達也「……」
美月「……あの、すいません」
達也「……え?」
達也(おっぱいがデカイ人だ……)
美月「隣……空いてますか?」
達也「あ、あ……あ、と、とな……隣……? あ、ああ」
美月「はい、その、隣……」
達也「え、っと……あ、隣……はぃ、ど、どうぞ」
エリカ「よかったー! 座れるね!」
達也「ひぃっ」ビクッ
美月「私、柴田美月っていいます」
達也「ぁ……司波……た、達也です……」
エリカ「あたし千葉エリカ! よろしくね、司波くん!」
達也「…………ども」
達也(この赤髪の子……どっか行ってくんねえかな……苦手なタイプだ……)
エリカ「シバにシバタにチバだって! 語呂合わせみたいで面白いね!」
達也「……」
エリカ「ね!」
達也「…………ぉぅ」
エリカ「『ぉぅ』だって。消え入りそうな声で。司波くん面白いね」
達也「……はぃ」
エリカ「アハハ。はぃ、だって。アハハ。うける」
達也(トイレ行こうかな……入学式の間ずっと籠ってれば……)
達也「ぁ……司波……た、達也です……」
エリカ「あたし千葉エリカ! よろしくね、司波くん!」
達也「…………ども」
達也(この赤髪の子……どっか行ってくんねえかな……苦手なタイプだ……)
エリカ「シバにシバタにチバだって! 語呂合わせみたいで面白いね!」
達也「……」
エリカ「ね!」
達也「…………ぉぅ」
エリカ「『ぉぅ』だって。消え入りそうな声で。司波くん面白いね」
達也「……はぃ」
エリカ「アハハ。はぃ、だって。アハハ。うける」
達也(トイレ行こうかな……入学式の間ずっと籠ってれば……)
『続きまして、新入生答辞。新入生代表、司波深雪』
達也「……」
深雪『この晴れの日に歓迎のお言葉を頂きまして感謝いたします』
深雪『私は新入生を代表し、第一高校の一員としての誇りを持ち勉学に励み』
深雪『魔法を共に学び、この学び舎で成長することを誓います』
達也「……」
パチパチパチパチ
達也「……ハッ」
達也(やばい、寝てた……深雪の答辞聞いとかないと……まだ始まってないよな)
エリカ「あの深雪って子、綺麗だったね」
美月「ええ。立派な答辞だったわ」
達也「……!」
達也(……終わったのか……まあいいや……)
達也「……」
深雪『この晴れの日に歓迎のお言葉を頂きまして感謝いたします』
深雪『私は新入生を代表し、第一高校の一員としての誇りを持ち勉学に励み』
深雪『魔法を共に学び、この学び舎で成長することを誓います』
達也「……」
パチパチパチパチ
達也「……ハッ」
達也(やばい、寝てた……深雪の答辞聞いとかないと……まだ始まってないよな)
エリカ「あの深雪って子、綺麗だったね」
美月「ええ。立派な答辞だったわ」
達也「……!」
達也(……終わったのか……まあいいや……)
達也(入学式終わったし帰ろう……)
エリカ「あたしE組! ふたりは?」
美月「E組です!」
達也「……」
エリカ「司波くんは?」
達也「あ、え?」
エリカ「何組?」
達也「あぁ……えっと……E組……?」
エリカ「なんで疑問形なの?」
達也「いや、その……E組」
エリカ「あたしE組! ふたりは?」
美月「E組です!」
達也「……」
エリカ「司波くんは?」
達也「あ、え?」
エリカ「何組?」
達也「あぁ……えっと……E組……?」
エリカ「なんで疑問形なの?」
達也「いや、その……E組」
デブ一夏はコミュ力は最強だったが
お兄様はコミュ症だったか
お兄様はコミュ症だったか
美月「同じ組ですね」
エリカ「やった! ねっ、今からHR覗かない?」
達也「あー……」
達也(嫌だなぁ……帰りたい)
美月「いいですね」
エリカ「でしょ? 司波くんも行こ」
達也「……あぁ……その、ちょっと……俺は……よ、用事、用事が」
エリカ「用事? なんかあんの?」
達也(本当は無いけど……)
エリカ「やった! ねっ、今からHR覗かない?」
達也「あー……」
達也(嫌だなぁ……帰りたい)
美月「いいですね」
エリカ「でしょ? 司波くんも行こ」
達也「……あぁ……その、ちょっと……俺は……よ、用事、用事が」
エリカ「用事? なんかあんの?」
達也(本当は無いけど……)
達也「ま、ま、ま、待ち合わせしてるから……」
エリカ「『ままま待ち合わせ』? アハハ、ままま待ち合わせ。誰と?」
達也「い、妹と……」
エリカ「妹?」
美月「あ、もしかして。総代の司波深雪さん?」
達也「…………ぅん」
エリカ「へー。兄妹で一科と二科に分かれちゃったんだ。複雑だね」
達也(一番気にしてることを……このDQN女……)
達也「ベ、別に……気にしてないけど……全然……そういうの、気にしないし」
エリカ「そう? 妹が優等生で、兄が劣等生って……ね?」
美月「ちょ、ちょっとエリカちゃん」
達也「……あー……そう、思う人もいるかな……うん」
エリカ「『ままま待ち合わせ』? アハハ、ままま待ち合わせ。誰と?」
達也「い、妹と……」
エリカ「妹?」
美月「あ、もしかして。総代の司波深雪さん?」
達也「…………ぅん」
エリカ「へー。兄妹で一科と二科に分かれちゃったんだ。複雑だね」
達也(一番気にしてることを……このDQN女……)
達也「ベ、別に……気にしてないけど……全然……そういうの、気にしないし」
エリカ「そう? 妹が優等生で、兄が劣等生って……ね?」
美月「ちょ、ちょっとエリカちゃん」
達也「……あー……そう、思う人もいるかな……うん」
エリカ「それよりよくわかったね。兄妹だなんて。全然似てないのに」
美月「オーラが似てたから」
達也「……」
達也(江原啓之かよ……)
エリカ「あれ、司波くん。あそこにいるの、妹さんじゃない?」
達也「あ……ほんとだ……み、み、深雪……」
深雪「……」
エリカ「もっと大きな声で呼ばないと聞こえないと思うよ?」
達也「み、深雪っ」
深雪「……」
エリカ「さっきと全然変わってないよ。音量が」
達也「……み、深雪……!」
達也(気付けよ!!! 深雪!!!)
美月「オーラが似てたから」
達也「……」
達也(江原啓之かよ……)
エリカ「あれ、司波くん。あそこにいるの、妹さんじゃない?」
達也「あ……ほんとだ……み、み、深雪……」
深雪「……」
エリカ「もっと大きな声で呼ばないと聞こえないと思うよ?」
達也「み、深雪っ」
深雪「……」
エリカ「さっきと全然変わってないよ。音量が」
達也「……み、深雪……!」
達也(気付けよ!!! 深雪!!!)
<み、み、深雪
深雪「……? あの震えた声は……」チラッ
達也「深雪……」
深雪「……お兄様……はぁ……さきに帰ったと思ってました」
達也「ま、待ってた方が……いいかなと思ったんだけど」
深雪「別に、お待ち頂かなくても」
達也「あ、そう……」
達也(……あれっ! 深雪の後ろにいるのは……!)
真由美「……」ニコニコ
達也(七草粥さん……!)
深雪「そちらのお二人は?」
達也「え……? あ、ああ……えっと……千葉エリカ……さんと、えは……柴田美月さん」
深雪「兄が何かご迷惑を?」
エリカ「え? いや全然」
深雪「……? あの震えた声は……」チラッ
達也「深雪……」
深雪「……お兄様……はぁ……さきに帰ったと思ってました」
達也「ま、待ってた方が……いいかなと思ったんだけど」
深雪「別に、お待ち頂かなくても」
達也「あ、そう……」
達也(……あれっ! 深雪の後ろにいるのは……!)
真由美「……」ニコニコ
達也(七草粥さん……!)
深雪「そちらのお二人は?」
達也「え……? あ、ああ……えっと……千葉エリカ……さんと、えは……柴田美月さん」
深雪「兄が何かご迷惑を?」
エリカ「え? いや全然」
達也(もう疲れた……はやく帰りたい……深雪を置いて帰ろう)
達也「み、深雪……生徒会の人たちと用があるんじゃ……?」
深雪「ええ。そうです」
達也「じゃ、じゃあ、俺は邪魔だろうから……さ、先に帰って……」
真由美「大丈夫です。今日は御挨拶だけですから」
達也「……ぇ?」
真由美「お兄さんと先にご予定があるんでしょう? また日を改めます」
服部「会長! それではこちらの予定が!」
深雪「あの、兄と予定なんて……」
真由美「それでは、またいずれ」
服部「……」ギロッ
達也「ひぃ……」ビクッ
達也(凄い睨まれた……めっちゃ怒ってるな、あの人……)
達也「み、深雪……生徒会の人たちと用があるんじゃ……?」
深雪「ええ。そうです」
達也「じゃ、じゃあ、俺は邪魔だろうから……さ、先に帰って……」
真由美「大丈夫です。今日は御挨拶だけですから」
達也「……ぇ?」
真由美「お兄さんと先にご予定があるんでしょう? また日を改めます」
服部「会長! それではこちらの予定が!」
深雪「あの、兄と予定なんて……」
真由美「それでは、またいずれ」
服部「……」ギロッ
達也「ひぃ……」ビクッ
達也(凄い睨まれた……めっちゃ怒ってるな、あの人……)
深雪「お兄様のせいで生徒会長に気をつかわせてしまいました」
達也「ご、ごめ……ごめん」
深雪「それに、副会長の心証も損ねてしまいましたね」
達也「あぁ……なんで、あんなに怒ってたんだろうな……」
深雪「お分かりにならないのですか? 雑草の分際で生徒会に茶々を入れたから生意気だと思われたんです」
達也「あ、あー……」
深雪「はぁ……帰りましょう」
達也「うん……」
達也(はやく帰ろう……)
達也「ご、ごめ……ごめん」
深雪「それに、副会長の心証も損ねてしまいましたね」
達也「あぁ……なんで、あんなに怒ってたんだろうな……」
深雪「お分かりにならないのですか? 雑草の分際で生徒会に茶々を入れたから生意気だと思われたんです」
達也「あ、あー……」
深雪「はぁ……帰りましょう」
達也「うん……」
達也(はやく帰ろう……)
~自宅~
深雪「お兄様、何か飲まれますか?」
達也「えっと……コーラ」
深雪「ありません」
達也「……ファ、ファンタ」
深雪「ありませんよ。ジンジャーエールもCCレモンもサイダーもありませんから」
深雪「お兄様、いい加減炭酸ジュースなんて子供染みたものを飲むのは止めてください」
達也「……ふむ……じゃあ、コ、コーヒー」
深雪「はい。HAR(ホームオートメーションロボット)に淹れさせますね」
達也「……そう」
達也(自分で淹れてくれるわけじゃないのか……)
深雪「お兄様、何か飲まれますか?」
達也「えっと……コーラ」
深雪「ありません」
達也「……ファ、ファンタ」
深雪「ありませんよ。ジンジャーエールもCCレモンもサイダーもありませんから」
深雪「お兄様、いい加減炭酸ジュースなんて子供染みたものを飲むのは止めてください」
達也「……ふむ……じゃあ、コ、コーヒー」
深雪「はい。HAR(ホームオートメーションロボット)に淹れさせますね」
達也「……そう」
達也(自分で淹れてくれるわけじゃないのか……)
深雪「お兄様、何か飲まれますか?」
まだ聞いてくれるだけ親切だな
まだ聞いてくれるだけ親切だな
>>30
あれ面白かったよな
あれ面白かったよな
深雪「私の答辞、どうでした?」
達也「え?」
深雪「答辞ですよ」
達也「……よかっ、良かったよ」
深雪「どのあたりが?」
達也「は、ん、えーっと……全体的に……」
深雪「……本当に聞いてました?」
達也「……ぅん」
深雪「……」
達也「……ごめっ、ごめん」
深雪「何で謝るんですか?」
達也「……いや」
深雪「はぁ……」
達也「え?」
深雪「答辞ですよ」
達也「……よかっ、良かったよ」
深雪「どのあたりが?」
達也「は、ん、えーっと……全体的に……」
深雪「……本当に聞いてました?」
達也「……ぅん」
深雪「……」
達也「……ごめっ、ごめん」
深雪「何で謝るんですか?」
達也「……いや」
深雪「はぁ……」
~翌朝~
達也「……」
エリカ「あ、司波くん! おはよー!」
美月「おはようございます」
達也「あ、ああ……はぃ」
達也(巨乳江原が隣の席なのか……DQN女と仲良いんだよな……絡まれる頻度が増えるな……くそ)
達也「……」
達也(さっそく気まずい……履修登録でもして場を持たそう)
達也(話しかけてくるなオーラを出しながらタイピングをしていれば……)
ピピピピピピピピッ
美月「凄く速いタイピングですねっ。履修登録ですか?」
達也(話しかけてくるなオーラを感じ取れよ江原だろ……!)
達也「そ、そうかな……」
エリカ「えー! はっや! きもっ! なぁに、司波くんてオタク?」
達也「……ちが、違ぅ」
達也「……」
エリカ「あ、司波くん! おはよー!」
美月「おはようございます」
達也「あ、ああ……はぃ」
達也(巨乳江原が隣の席なのか……DQN女と仲良いんだよな……絡まれる頻度が増えるな……くそ)
達也「……」
達也(さっそく気まずい……履修登録でもして場を持たそう)
達也(話しかけてくるなオーラを出しながらタイピングをしていれば……)
ピピピピピピピピッ
美月「凄く速いタイピングですねっ。履修登録ですか?」
達也(話しかけてくるなオーラを感じ取れよ江原だろ……!)
達也「そ、そうかな……」
エリカ「えー! はっや! きもっ! なぁに、司波くんてオタク?」
達也「……ちが、違ぅ」
深雪「ハァハァ…お兄様…」と思って来たらトラウマ抉るスレだった
レオ「すげー!」
達也「ひゃんっ」ビクッ
レオ「驚かせちまったか? わりい、キーボードオンリーの入力なんて初めてでさ」
達也(体育会系だ……)ガクガク
レオ「俺は西条レオンハルトだ。レオでいいぜ」
達也「……ども」
達也(……体育会系にまで目を着けられた……苦手なタイプが二人も……俺の高校生活は終わった……)
レオ「お前、名前は?」
達也「……ぁつや」
レオ「通夜? 新規臭い名前だな」
エリカ「そんなわけないじゃん、馬鹿? 達也だよ。達也」
レオ「ああ、達也か! よろしくな!」
達也「……ぉぅ」
達也「ひゃんっ」ビクッ
レオ「驚かせちまったか? わりい、キーボードオンリーの入力なんて初めてでさ」
達也(体育会系だ……)ガクガク
レオ「俺は西条レオンハルトだ。レオでいいぜ」
達也「……ども」
達也(……体育会系にまで目を着けられた……苦手なタイプが二人も……俺の高校生活は終わった……)
レオ「お前、名前は?」
達也「……ぁつや」
レオ「通夜? 新規臭い名前だな」
エリカ「そんなわけないじゃん、馬鹿? 達也だよ。達也」
レオ「ああ、達也か! よろしくな!」
達也「……ぉぅ」
初めて魔法科高校の劣等生という名前を聞いた時にはこんなのをイメージしてた
確かに体育会系は怖い
できるだけ近寄らないようにしないといけないな
できるだけ近寄らないようにしないといけないな
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