私的良スレ書庫
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元スレチノ「ココアさん。そのリゼさんの死体、どうするんですか?」
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「はぁ……はぁ……」
「ぜぇ……ぜぇ……」
狭い浴室に、二人の喘ぐような吐息が重なる。
リゼの死体の解体は、もう胴体部分を残すだけとなっていた。
「肘と膝の関節は、後回しに、しましょう。
胴体と切り離すだけで、もう精いっぱいです」
荒い息を吐きながら、言葉を区切るようにしてチノが言った。
「……そうね」
そう力なく答えたココアは、
胃袋から何かが上がってくる感覚に耐えきれず、前傾姿勢を取った。
「うぇぇっ……!」
「ぜぇ……ぜぇ……」
狭い浴室に、二人の喘ぐような吐息が重なる。
リゼの死体の解体は、もう胴体部分を残すだけとなっていた。
「肘と膝の関節は、後回しに、しましょう。
胴体と切り離すだけで、もう精いっぱいです」
荒い息を吐きながら、言葉を区切るようにしてチノが言った。
「……そうね」
そう力なく答えたココアは、
胃袋から何かが上がってくる感覚に耐えきれず、前傾姿勢を取った。
「うぇぇっ……!」
シャロに罪を着せればおっけーでしょ
貧乏だから動機にも困らんし
貧乏だから動機にも困らんし
「げほっ! げほっ!」
ココアは先程からもう何度も嘔吐を繰り返しているので、
その”上がってきた何か”は、胃袋を内側から殴りつけるような衝撃と、
鼻腔をつく酸っぱいにおいをさせただけで、
自分の中に何もかもを押しとどめてしまった。
口の端から垂れた唾液が、粘性を持って床まで伸びている。
胃液とともにこの苦しい思いも排出させたかったのに。
ココアは呻くようにしながら、再び涙をこぼした。
「泣いている暇はありませんよ。
夜が明ける前に終わらせないといけませんから」
相変わらずの無表情でチノが言う。
その言葉でココアは、
今まで自分がギリギリで保っていた現実感というものを、
すべて失ってしまったような気がした。
ココアは先程からもう何度も嘔吐を繰り返しているので、
その”上がってきた何か”は、胃袋を内側から殴りつけるような衝撃と、
鼻腔をつく酸っぱいにおいをさせただけで、
自分の中に何もかもを押しとどめてしまった。
口の端から垂れた唾液が、粘性を持って床まで伸びている。
胃液とともにこの苦しい思いも排出させたかったのに。
ココアは呻くようにしながら、再び涙をこぼした。
「泣いている暇はありませんよ。
夜が明ける前に終わらせないといけませんから」
相変わらずの無表情でチノが言う。
その言葉でココアは、
今まで自分がギリギリで保っていた現実感というものを、
すべて失ってしまったような気がした。
「これで大丈夫でしょう」
切り刻んだのち、細かく叩き砕いたリゼの死体は、
煮出した紅茶葉とともにゴミ袋にまとめた。
「こうしておけば重さでばれることはありません。
水を含んだ紅茶葉は、ゴミ袋一杯で20~30kgくらいにはなりますし、
不快なにおいもごまかしてくれますからね。
まぁ、生ごみなんで、それほど気にすることもないと思いますが」
およそ20個にも及ぶゴミ袋を前にして、チノがそう言った。
「思ったより時間がかかってしまいました」
あれから丸2日ほど経過している。
ココアは、慚悔の念や、鼻についた腐臭を追い出すかのように、
黙って頭を横に振っていた。
切り刻んだのち、細かく叩き砕いたリゼの死体は、
煮出した紅茶葉とともにゴミ袋にまとめた。
「こうしておけば重さでばれることはありません。
水を含んだ紅茶葉は、ゴミ袋一杯で20~30kgくらいにはなりますし、
不快なにおいもごまかしてくれますからね。
まぁ、生ごみなんで、それほど気にすることもないと思いますが」
およそ20個にも及ぶゴミ袋を前にして、チノがそう言った。
「思ったより時間がかかってしまいました」
あれから丸2日ほど経過している。
ココアは、慚悔の念や、鼻についた腐臭を追い出すかのように、
黙って頭を横に振っていた。
ココアは何度も自首することを考え、それを口にしたが、
そのたびにチノに強い口調で諭された。
「リゼさんを撃ったときが最後のチャンスでしたよ。
隠ぺい工作を始めた時点で、自首しても罪の重さは変わりません」
「あれはチノちゃんが……」
ココアが言いかけると、チノは深く頷いた。
「そうですね。ココアさんが自首すると、私も捕まります。
私は死体遺棄と死体損壊。最長でも3年の懲役刑です。
まぁ13歳なので実刑は受けないでしょうね。
それに”ココアさんに脅された”って証言すれば、
執行猶予つきか、もしくはほぼ無罪を勝ち取れるんじゃないでしょうか」
「そんな……」
そのたびにチノに強い口調で諭された。
「リゼさんを撃ったときが最後のチャンスでしたよ。
隠ぺい工作を始めた時点で、自首しても罪の重さは変わりません」
「あれはチノちゃんが……」
ココアが言いかけると、チノは深く頷いた。
「そうですね。ココアさんが自首すると、私も捕まります。
私は死体遺棄と死体損壊。最長でも3年の懲役刑です。
まぁ13歳なので実刑は受けないでしょうね。
それに”ココアさんに脅された”って証言すれば、
執行猶予つきか、もしくはほぼ無罪を勝ち取れるんじゃないでしょうか」
「そんな……」
「でも。ココアさんの事態は考えている以上に深刻ですよ。
拳銃を使った殺人ですからね。
しかもたまたま居合わせた年端もいかない人間に、
解体作業まで強要しています。
年齢を考慮に入れてみても、死刑、良くて無期懲役でしょう」
チノの言葉を聞いてココアはへたり込んだ。
その目から大粒の涙が零れ落ちる。
「なんでぇ……っ! なんでこんなことにぃ……っ!」
嗚咽を漏らしながら床にうずくまった。
そんなココアの頭上から、冷たい声が降ってくる。
「だからココアさんに自首はお勧めしません。
ここまでやったら最後まで続けるしかないんですよ。
嘘を吐くって言うのはそういうことです」
冷静さを失ったココアの頭は、
もう考えることを拒否してしまっていた。
拳銃を使った殺人ですからね。
しかもたまたま居合わせた年端もいかない人間に、
解体作業まで強要しています。
年齢を考慮に入れてみても、死刑、良くて無期懲役でしょう」
チノの言葉を聞いてココアはへたり込んだ。
その目から大粒の涙が零れ落ちる。
「なんでぇ……っ! なんでこんなことにぃ……っ!」
嗚咽を漏らしながら床にうずくまった。
そんなココアの頭上から、冷たい声が降ってくる。
「だからココアさんに自首はお勧めしません。
ここまでやったら最後まで続けるしかないんですよ。
嘘を吐くって言うのはそういうことです」
冷静さを失ったココアの頭は、
もう考えることを拒否してしまっていた。
あれから1か月がたった。
最初こそリゼの失踪を騒いでいたマスコミも、もう飽きてしまったのか、
お昼のワイドショーで申し訳程度に続報を流す程度になっていた。
「ココアさん。そろそろ高校に行ったほうがいいんじゃないですか」
チノは部屋の前でそう声をかけた。
ココアはあれ以来、自室に引きこもってしまっている。
「……チノちゃん。ごめんなさい」
日に日にしゃべる言葉も少なくなっていた。
チノは毎日、毎日。
飽きもせずに、ココアの扉を叩き続ける。
「いい加減、出てきてくださいよ」
呟くようにして言ったチノの口元が、笑みに大きく歪んだ。
最初こそリゼの失踪を騒いでいたマスコミも、もう飽きてしまったのか、
お昼のワイドショーで申し訳程度に続報を流す程度になっていた。
「ココアさん。そろそろ高校に行ったほうがいいんじゃないですか」
チノは部屋の前でそう声をかけた。
ココアはあれ以来、自室に引きこもってしまっている。
「……チノちゃん。ごめんなさい」
日に日にしゃべる言葉も少なくなっていた。
チノは毎日、毎日。
飽きもせずに、ココアの扉を叩き続ける。
「いい加減、出てきてくださいよ」
呟くようにして言ったチノの口元が、笑みに大きく歪んだ。
「チノちゃん……。私……、私……っ!」
チノはいつものように、ココアの食事を部屋に運んだ。
ココアもいつものように、チノの姿を認めると泣き叫ぶ。
「大丈夫ですよ。私はずっとここにいますから」
リゼが失踪してから、もう半年の月日が流れている。
ココアは随分とやつれてしまったようだった。
「チノちゃん……っ!」
ココアはチノの胸に顔を押し付けて泣いていた。
チノはその頭を優しくなでてやる。
「大丈夫ですよ。ココアお姉ちゃん」
チノはいつものように、ココアの食事を部屋に運んだ。
ココアもいつものように、チノの姿を認めると泣き叫ぶ。
「大丈夫ですよ。私はずっとここにいますから」
リゼが失踪してから、もう半年の月日が流れている。
ココアは随分とやつれてしまったようだった。
「チノちゃん……っ!」
ココアはチノの胸に顔を押し付けて泣いていた。
チノはその頭を優しくなでてやる。
「大丈夫ですよ。ココアお姉ちゃん」
「チノちゃん! ダメじゃない、また散らかして……」
ココアがせっせと部屋を片付けている。
チノはその様子を、満足げに眺めていた。
「えへへ。ごめんね、お姉ちゃん」
「まったくもう」
ココアはぶつくさと文句を言いながらも、手を止めなかった。
「私ね。お姉ちゃんがいないと、ダメだから」
チノが口元を歪めながら言う。
リゼの”失踪”から、もう5年の月日が流れていた。
ココアがせっせと部屋を片付けている。
チノはその様子を、満足げに眺めていた。
「えへへ。ごめんね、お姉ちゃん」
「まったくもう」
ココアはぶつくさと文句を言いながらも、手を止めなかった。
「私ね。お姉ちゃんがいないと、ダメだから」
チノが口元を歪めながら言う。
リゼの”失踪”から、もう5年の月日が流れていた。
『謎に包まれていた10年前の少女失踪事件。犯人は被害者と友人同士』
そんな一報が流れると、それは瞬時に国中を駆け巡った。
まだ幼さの残る当時16歳の少女が、友人をバラバラにして捨てたというのだ。
「もうそろそろ、私も自立しないとね」
テレビで流れるニュースを見ながら、チノは呟く。
「姉妹ごっこはおしまい」
軽く息を吐きテレビを消すと、ソファから立ち上がった。
そんな一報が流れると、それは瞬時に国中を駆け巡った。
まだ幼さの残る当時16歳の少女が、友人をバラバラにして捨てたというのだ。
「もうそろそろ、私も自立しないとね」
テレビで流れるニュースを見ながら、チノは呟く。
「姉妹ごっこはおしまい」
軽く息を吐きテレビを消すと、ソファから立ち上がった。
>>60
おっぱいでっかくね
おっぱいでっかくね
「な、なんで……? チノちゃん……」
チノの話を聞いたココアは、頭が混乱した。
私たちは本物の姉妹じゃなかった……?
そんなことって……。
ココアは必死に当時の記憶をたどった。
「思い出しました? ”ココアさん”?」
ココアは表情を驚愕の色に染めて、黙って首を横に振った。
「嘘だ……。嘘だよ……」
「嘘じゃありませんよ」
呻くようにして言ったココアを、ぴしゃりとはねのける。
「嘘じゃ、ありませんよ」
チノはそう言って、にっこりと笑った。
チノの話を聞いたココアは、頭が混乱した。
私たちは本物の姉妹じゃなかった……?
そんなことって……。
ココアは必死に当時の記憶をたどった。
「思い出しました? ”ココアさん”?」
ココアは表情を驚愕の色に染めて、黙って首を横に振った。
「嘘だ……。嘘だよ……」
「嘘じゃありませんよ」
呻くようにして言ったココアを、ぴしゃりとはねのける。
「嘘じゃ、ありませんよ」
チノはそう言って、にっこりと笑った。
ピンポーン。
ソファから立ち上がったチノの耳に、
インターフォンの音が飛び込んできた。
誰だろう。こんな時間に。
確認するより早く、玄関がガチャリと音をたてた。
「警察です。ちょっとお話をお聞かせください」
「……なんでしょう」
ココアさんの事件についてだろうか。
私と関わり合うような証拠は残していないはずだけど……。
チノは嫌な胸騒ぎを覚えていた。
ソファから立ち上がったチノの耳に、
インターフォンの音が飛び込んできた。
誰だろう。こんな時間に。
確認するより早く、玄関がガチャリと音をたてた。
「警察です。ちょっとお話をお聞かせください」
「……なんでしょう」
ココアさんの事件についてだろうか。
私と関わり合うような証拠は残していないはずだけど……。
チノは嫌な胸騒ぎを覚えていた。
「この国にある拳銃は大半が密輸品ですが、
あなたの家にかつてあったものは正規品ですよね」
刑事の問いかけに、チノの体がビクリと跳ねた。
頭がクラクラとするのは、
眩しいほどに自分を照らす卓上ライトのせいだけなのだろうか。
「リゼさん、件の事件の被害者ですが、
彼女の肋骨内にめり込んだ状態で見つかった弾丸は、
あなたの家にある拳銃から発射されたものです。
弾丸についた傷を見れば分かるんですよ」
そんな馬鹿な。
チノは思う。拳銃は確かに処分したはずだ。
「ココアさんを、もちろんご存知ですよね。
彼女が証拠品として提出してくれました。
リゼさんの遺体の一部といっしょにね」
取調室の机の上でゴトリと音をたてたそれは、
透明なビニール袋の中で、10年前と変わらず黒く鈍い光を放っていた。
あなたの家にかつてあったものは正規品ですよね」
刑事の問いかけに、チノの体がビクリと跳ねた。
頭がクラクラとするのは、
眩しいほどに自分を照らす卓上ライトのせいだけなのだろうか。
「リゼさん、件の事件の被害者ですが、
彼女の肋骨内にめり込んだ状態で見つかった弾丸は、
あなたの家にある拳銃から発射されたものです。
弾丸についた傷を見れば分かるんですよ」
そんな馬鹿な。
チノは思う。拳銃は確かに処分したはずだ。
「ココアさんを、もちろんご存知ですよね。
彼女が証拠品として提出してくれました。
リゼさんの遺体の一部といっしょにね」
取調室の机の上でゴトリと音をたてたそれは、
透明なビニール袋の中で、10年前と変わらず黒く鈍い光を放っていた。
チノは事件当日のことを思い返す。
ココアさんを説得して。
死体の処理。すべてを終えてから。
拳銃はその時に確かに処分したはず。
「あっ……」
チノは気付いた。頭の中で想像を巡らせる。
あのとき。放心したココアさんは、ずっと拳銃を握っていた。
そして事件の隠ぺい工作を……。
必死に証拠品を隠そうとして、机の引き出しを開けた。
そして。
私と同じようにすり替えたのか!?
机の中のモデルガンと。
全てを諦めたように、チノの両腕がだらりと下がった。
「事件の主犯は、あなたですね」
刑事の言葉が、チノの薄ぼんやりとした頭の中に響いた。
ココアさんを説得して。
死体の処理。すべてを終えてから。
拳銃はその時に確かに処分したはず。
「あっ……」
チノは気付いた。頭の中で想像を巡らせる。
あのとき。放心したココアさんは、ずっと拳銃を握っていた。
そして事件の隠ぺい工作を……。
必死に証拠品を隠そうとして、机の引き出しを開けた。
そして。
私と同じようにすり替えたのか!?
机の中のモデルガンと。
全てを諦めたように、チノの両腕がだらりと下がった。
「事件の主犯は、あなたですね」
刑事の言葉が、チノの薄ぼんやりとした頭の中に響いた。
チノ「おい!リゼの死体が無いぞ!」
リゼ「URYYY…」
って展開かと思ったら
リゼ「URYYY…」
って展開かと思ったら
取調室から留置場に移動しながら、チノは考えていた。
ココアさんはどうして証拠品の拳銃を持ち続けていたんだろう。
いつから私がすり替えた犯人だと気付いていたんだろう。
チノは、自身が自首を咎めた時のココアの様子を思い出した。
ココアさんは、私に罪が被ることを恐れていたのだろうか。
だから私が犯人だと、気付きながらも隠していたのだろうか。
いったいなぜ。
ココアさんは守ろうとしたのか。
”妹である私”を。
それとも”姉である自分”を?
チノの考えは、同じところをグルグルとまわっていた。
ココアさんはどうして証拠品の拳銃を持ち続けていたんだろう。
いつから私がすり替えた犯人だと気付いていたんだろう。
チノは、自身が自首を咎めた時のココアの様子を思い出した。
ココアさんは、私に罪が被ることを恐れていたのだろうか。
だから私が犯人だと、気付きながらも隠していたのだろうか。
いったいなぜ。
ココアさんは守ろうとしたのか。
”妹である私”を。
それとも”姉である自分”を?
チノの考えは、同じところをグルグルとまわっていた。
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