私的良スレ書庫
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元スレ唯「私、万引きなんてしてません!」
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「やりまくってなんか、いませんよ」
唯はボロボロと涙をこぼした。
店長が本日何度目かのため息をつく。
「はいはい、分かったから。
もういいよ。帰って彼氏にでも慰めてもらいな。
今日は厳重注意と言うことで終わらせといてやるから。
自分の罪を見逃してもらう代わりに体差し出すとか、
終わってるよ。ホントに」
立ち上がると、事務所の扉を開けた。
唯はまだ床に蹲ったまま体を震わせている。
「はい、ご苦労さん。
こっちはまだ仕事が残ってんだ。
早く出ていってくれないかな」
唯はしばらくそうしていたが、
弾かれたように立ち上がると、
バッグを引っ掴んで事務所から出ていった。
唯はボロボロと涙をこぼした。
店長が本日何度目かのため息をつく。
「はいはい、分かったから。
もういいよ。帰って彼氏にでも慰めてもらいな。
今日は厳重注意と言うことで終わらせといてやるから。
自分の罪を見逃してもらう代わりに体差し出すとか、
終わってるよ。ホントに」
立ち上がると、事務所の扉を開けた。
唯はまだ床に蹲ったまま体を震わせている。
「はい、ご苦労さん。
こっちはまだ仕事が残ってんだ。
早く出ていってくれないかな」
唯はしばらくそうしていたが、
弾かれたように立ち上がると、
バッグを引っ掴んで事務所から出ていった。
>>1はどういう顔してこんなの書いてんのかな?
>>54
ニヤニヤしてるに決まってるじゃん
ニヤニヤしてるに決まってるじゃん
唯は家に帰ってからも、悔しさと怒りが収まらなかった。
思い出すと涙が溢れてくる。
ベッドに横になり、枕に顔をうずめたまま、
しばらく今日の出来事を回想していた。
そこでふと、疑問に思うことがあった。
「あのお菓子の箱はなんだったんだろう」
そうだ。
私はもちろんバッグに入れてないし。
でもあのお店の物に間違いないらしい。
警備員はなぜ私を万引き犯だと思ったのか。
入れていないのだから、
入れているところなんて目撃できるはずもない。
「あの人、なんかにおうね」
明日は土曜日だ。
朝一であのお店に行ってみよう。
唯はそう思って眠りについた。
思い出すと涙が溢れてくる。
ベッドに横になり、枕に顔をうずめたまま、
しばらく今日の出来事を回想していた。
そこでふと、疑問に思うことがあった。
「あのお菓子の箱はなんだったんだろう」
そうだ。
私はもちろんバッグに入れてないし。
でもあのお店の物に間違いないらしい。
警備員はなぜ私を万引き犯だと思ったのか。
入れていないのだから、
入れているところなんて目撃できるはずもない。
「あの人、なんかにおうね」
明日は土曜日だ。
朝一であのお店に行ってみよう。
唯はそう思って眠りについた。
「おはようございます!」
唯は元気よく挨拶をした。
「おはようございます!
……あぁ、なんだ。あんたか」
店長は最初気持ち悪いくらいの笑みを見せたが、
唯の姿を認めると顔をしかめた。
「で、なんか用?
報復にクレーム入れるとかはやめてよ」
店長は呆れたように言う。
「ごめんなさい。クレームと言うか、
因縁みたいになっちゃうんですけど。
ちょっと話を聞いてもらっていいですか?」
唯は最初に謝っておいた。
それを受けて「はぁ」と店長がため息をついた。
唯は元気よく挨拶をした。
「おはようございます!
……あぁ、なんだ。あんたか」
店長は最初気持ち悪いくらいの笑みを見せたが、
唯の姿を認めると顔をしかめた。
「で、なんか用?
報復にクレーム入れるとかはやめてよ」
店長は呆れたように言う。
「ごめんなさい。クレームと言うか、
因縁みたいになっちゃうんですけど。
ちょっと話を聞いてもらっていいですか?」
唯は最初に謝っておいた。
それを受けて「はぁ」と店長がため息をついた。
「朝はさぁ、忙しいんだよ。
客も来るし、納品とか品出しもあるから」
店長は腰に手を当てて、呆れたようにしていた。
「じゃあ、何時なら大丈夫ですか?」
唯はその目をまっすぐ見つめて言った。
「うーん」店長が唸る。
「落ち着くのは、14時くらいかな。
嫌がらせとかするつもりなら、
すぐ親御さんに連絡入れるからね」
店長は手を広げた。
唯はにっこりと頷く。
「大丈夫です。そういうことはしません」
「そういうことなら、別にいいけどさぁ」
店長も少し、口元を緩めた。
客も来るし、納品とか品出しもあるから」
店長は腰に手を当てて、呆れたようにしていた。
「じゃあ、何時なら大丈夫ですか?」
唯はその目をまっすぐ見つめて言った。
「うーん」店長が唸る。
「落ち着くのは、14時くらいかな。
嫌がらせとかするつもりなら、
すぐ親御さんに連絡入れるからね」
店長は手を広げた。
唯はにっこりと頷く。
「大丈夫です。そういうことはしません」
「そういうことなら、別にいいけどさぁ」
店長も少し、口元を緩めた。
「こんにちは!」
唯は元気よく挨拶をした。
「はい! どうも!」
店長も笑顔で返す。
「ああ、君ね」
笑顔は消えたが、
朝のように機嫌を悪くはしていないようだった。
声に明るさがある。
「で、話って何なの」
地下の事務所に入るとそう切り出した。
相変わらず空気はひんやりしている。
「ここって、監視カメラありますよね」
パイプ椅子に座ると唯が言った。
「あるけど。それがどうかしたかい」
唯は元気よく挨拶をした。
「はい! どうも!」
店長も笑顔で返す。
「ああ、君ね」
笑顔は消えたが、
朝のように機嫌を悪くはしていないようだった。
声に明るさがある。
「で、話って何なの」
地下の事務所に入るとそう切り出した。
相変わらず空気はひんやりしている。
「ここって、監視カメラありますよね」
パイプ椅子に座ると唯が言った。
「あるけど。それがどうかしたかい」
>>70
死ね
死ね
「見せてもらいたいんです。
昨日の、私がお店にいる間だけでいいんで」
店長は黙って首を振る。
「ダメだよ。防犯上の理由で、
他人には見せられないようになっているんだ。
それこそ事件が無ければ、警察にも見せないよ」
肩をすくめる。
唯は身を乗り出した。
「そこを、なんとか!」
店長の肩を、両手でがっしりと掴む。
呆れた顔で店長はそれを振り払った。
「だから。色仕掛けしてもダメだって。
じゃあこうしようか。
僕が見てくるから、ここでちょっと待っていてくれよ。
映像に何が映っていたのか、君に報告してあげよう」
店長は「それでどうだい」と手を広げた。
唯は笑顔で頷く。
「はい! お願いします!」
昨日の、私がお店にいる間だけでいいんで」
店長は黙って首を振る。
「ダメだよ。防犯上の理由で、
他人には見せられないようになっているんだ。
それこそ事件が無ければ、警察にも見せないよ」
肩をすくめる。
唯は身を乗り出した。
「そこを、なんとか!」
店長の肩を、両手でがっしりと掴む。
呆れた顔で店長はそれを振り払った。
「だから。色仕掛けしてもダメだって。
じゃあこうしようか。
僕が見てくるから、ここでちょっと待っていてくれよ。
映像に何が映っていたのか、君に報告してあげよう」
店長は「それでどうだい」と手を広げた。
唯は笑顔で頷く。
「はい! お願いします!」
>>70
それは違う人
それは違う人
店長は事務所を出ていった。
どうやら監視映像を見れるのは、階上の店の奥にある部屋らしい。
手持無沙汰の唯はパイプ椅子に座って、
足をぶらぶらと揺らしていた。
映像さえ見せれば私の潔白は晴らせる。
それと同時に、バッグにお菓子を入れた犯人も見つかるはずだ。
「遅いなぁ」
もう30分ほどたっている。
唯は相変わらず足をぶらぶらとさせていた。
「ちょっと、様子。見てこようかな」
そう言って立ち上がった。
扉に向けて歩き出す。
唯がドアノブに手をかける。
ガチャリ。
唯がノブを回すより早く、ドアが音をたてた。
「あ、店長さん帰ってきた」
唯は踵を返してパイプ椅子へ向かった。
どうやら監視映像を見れるのは、階上の店の奥にある部屋らしい。
手持無沙汰の唯はパイプ椅子に座って、
足をぶらぶらと揺らしていた。
映像さえ見せれば私の潔白は晴らせる。
それと同時に、バッグにお菓子を入れた犯人も見つかるはずだ。
「遅いなぁ」
もう30分ほどたっている。
唯は相変わらず足をぶらぶらとさせていた。
「ちょっと、様子。見てこようかな」
そう言って立ち上がった。
扉に向けて歩き出す。
唯がドアノブに手をかける。
ガチャリ。
唯がノブを回すより早く、ドアが音をたてた。
「あ、店長さん帰ってきた」
唯は踵を返してパイプ椅子へ向かった。
>>75
なんでわかんの?
なんでわかんの?
憂「店長にお姉ちゃんを襲わせて私が助ける展開になるはずだったのになぁ」
「どうでした? 店長さん」
唯は歩きながら、背後に声を投げた。
しかし、反応はない。
「あれ、店長さん?」
振り返ると、大きな影が唯の視界を覆った。
「んぐっ! んんんーーー!!!!」
叫ぼうとしたが、何かが口をふさいでいて声が出せない。
ベリベリという音が唯の耳に響いた。
後ろ手に固定された自分の腕に、
粘着性の高い紙がグルグルと巻かれる感覚がある。
ガムテープだろうか。
唯は滅茶苦茶に暴れたが、
相手の力はすさまじく、なんの効果も得られない。
両腕と両足を、結局そのまま縛り上げられてしまった。
唯は歩きながら、背後に声を投げた。
しかし、反応はない。
「あれ、店長さん?」
振り返ると、大きな影が唯の視界を覆った。
「んぐっ! んんんーーー!!!!」
叫ぼうとしたが、何かが口をふさいでいて声が出せない。
ベリベリという音が唯の耳に響いた。
後ろ手に固定された自分の腕に、
粘着性の高い紙がグルグルと巻かれる感覚がある。
ガムテープだろうか。
唯は滅茶苦茶に暴れたが、
相手の力はすさまじく、なんの効果も得られない。
両腕と両足を、結局そのまま縛り上げられてしまった。
唯はぐねぐねと体を芋虫のように動かして仰向けになる。
目に飛び込んできた光景に、驚きを隠せなかった。
「んんーっ! んぐぅー!」
もう一度試みたが、ガムテープが口を覆っていて全く声が出ない。
私を縛った犯人。
それは、昨日私を捕まえた警備員だった。
「はぁはぁ」と肩で息をしながらパイプ椅子に座っている。
「んーっ!!! んーっ!!!」
唯はぐねぐねと体を揺らした。
どうにかして抜け出せないだろうか。
しばらくそうしていたが、一向にガムテープは緩んでくれなかった。
「平沢唯ちゃんだよね」
突然声をかけられて体が固まった。
顔を上げると、警備員が見下ろしている。
「平沢唯ちゃんでしょ」
もう一度、声が降ってきた。
声が出せないので返答のしようもない。
何より口を塞がれていなくても、恐怖で声が出せなかったであろう。
唯は冷汗を流しながら、ただただ頭上を見上げていた。
目に飛び込んできた光景に、驚きを隠せなかった。
「んんーっ! んぐぅー!」
もう一度試みたが、ガムテープが口を覆っていて全く声が出ない。
私を縛った犯人。
それは、昨日私を捕まえた警備員だった。
「はぁはぁ」と肩で息をしながらパイプ椅子に座っている。
「んーっ!!! んーっ!!!」
唯はぐねぐねと体を揺らした。
どうにかして抜け出せないだろうか。
しばらくそうしていたが、一向にガムテープは緩んでくれなかった。
「平沢唯ちゃんだよね」
突然声をかけられて体が固まった。
顔を上げると、警備員が見下ろしている。
「平沢唯ちゃんでしょ」
もう一度、声が降ってきた。
声が出せないので返答のしようもない。
何より口を塞がれていなくても、恐怖で声が出せなかったであろう。
唯は冷汗を流しながら、ただただ頭上を見上げていた。
>>26
これを見に来た
これを見に来た
「覚えてない? 中学の時、同級生だったんだけど」
警備員はゆっくりとした動作で帽子を取った。
そこにあった顔に、全く見覚えが無い。
「んー、んー」唯は首を振った。
「そう」警備員の顔から色が消えた。
「まぁ、そうだよね。覚えているわけないか。
喋ったこともない、同じクラスになったこともない、
俺みたいなやつのことなんてさ」
語尾が震えていた。
頭をガリガリと掻き毟っている。
「じゃあ、俺の気持ちも知らないよね。
ずっと、君のことが、好きだったんだけど」
唯は恐怖に目を見開いた。
「ずっと、ずっと。……こうしたかったんだよ!」
そう言って唯にのしかかってきた。
「んんんんーーーーーーっっっ!!!!!!!!!!」
その叫び声は、誰にも届かなかった。
警備員はゆっくりとした動作で帽子を取った。
そこにあった顔に、全く見覚えが無い。
「んー、んー」唯は首を振った。
「そう」警備員の顔から色が消えた。
「まぁ、そうだよね。覚えているわけないか。
喋ったこともない、同じクラスになったこともない、
俺みたいなやつのことなんてさ」
語尾が震えていた。
頭をガリガリと掻き毟っている。
「じゃあ、俺の気持ちも知らないよね。
ずっと、君のことが、好きだったんだけど」
唯は恐怖に目を見開いた。
「ずっと、ずっと。……こうしたかったんだよ!」
そう言って唯にのしかかってきた。
「んんんんーーーーーーっっっ!!!!!!!!!!」
その叫び声は、誰にも届かなかった。
「おかしいな」
監視映像を見ながら、店長は呟いた。
「何回見ても、どこでお菓子を入れているかが分からない」
画面に顔を近づけたり、離れたりする。
時折、一時停止や、巻き戻しのためにボタンを操作していた。
「もう一度最初からか」
唯が入店する。
お菓子コーナーをひたすらウロウロしては、
パッケージを眺めてうっとりとした表情を浮かべていた。
散々物色し、それを3周ほど繰り返したところで、
店の外へ向かって歩き出す。
「ダメだ、わからん」
店長は背もたれに身を預け、背伸びをした。
そして目頭を押さえる。
映像には、お菓子を入れるタイミングどころか、
バッグから現れたそのお菓子を、
手に取るところすら映っていないのだ。
「もう一度、最初からだな」
店長は、巻き戻しボタンを押した。
監視映像を見ながら、店長は呟いた。
「何回見ても、どこでお菓子を入れているかが分からない」
画面に顔を近づけたり、離れたりする。
時折、一時停止や、巻き戻しのためにボタンを操作していた。
「もう一度最初からか」
唯が入店する。
お菓子コーナーをひたすらウロウロしては、
パッケージを眺めてうっとりとした表情を浮かべていた。
散々物色し、それを3周ほど繰り返したところで、
店の外へ向かって歩き出す。
「ダメだ、わからん」
店長は背もたれに身を預け、背伸びをした。
そして目頭を押さえる。
映像には、お菓子を入れるタイミングどころか、
バッグから現れたそのお菓子を、
手に取るところすら映っていないのだ。
「もう一度、最初からだな」
店長は、巻き戻しボタンを押した。
店長はムギが楽器屋で値切った時の店員で、警備員はさわちゃん宅の
キッチン下に隠れていた男で再生している
キッチン下に隠れていた男で再生している
「唯ちゃん! 唯ちゃん!」
はぁはぁという荒い息遣いが耳元で聞こえる。
「んんんーーっ! んーっ!!!」
唯は必死に逃げようと顔を背けるが、
両手足を縛られた上に、
胸の上あたりに全体重をかけられているのでほとんど身動きが取れない。
胸が、苦しい。
鼻から激しい息遣いが漏れる。
「ふふ、ふぇふぇ。唯ちゃんも、興奮してるんだね」
警備員は上体を起こすとそう言って、唯の制服の胸元に手をかけた。
「んーっ! んーっ!」
やめて。
そう懇願したいが、唯の叫びが意味を帯びることは無い。
その目からボロボロと涙が零れ落ちた。
はぁはぁという荒い息遣いが耳元で聞こえる。
「んんんーーっ! んーっ!!!」
唯は必死に逃げようと顔を背けるが、
両手足を縛られた上に、
胸の上あたりに全体重をかけられているのでほとんど身動きが取れない。
胸が、苦しい。
鼻から激しい息遣いが漏れる。
「ふふ、ふぇふぇ。唯ちゃんも、興奮してるんだね」
警備員は上体を起こすとそう言って、唯の制服の胸元に手をかけた。
「んーっ! んーっ!」
やめて。
そう懇願したいが、唯の叫びが意味を帯びることは無い。
その目からボロボロと涙が零れ落ちた。
「ん、待てよ」
店長はふと気づいた。
以前、巧妙な手口で万引きしていたグループがいたのを思い出したのだった。
そいつらは商品をバケツリレーのように渡して、
こっちの目を欺いていた。
「なるほど、そういうことか」
今までは唯が店内にいる映像しか見ていなかったが、
商品の受け渡しは店外で行われていたのかもしれない。
店長は、監視カメラの映像を店外のものに切り替えた。
警備員と唯が接触している。
「これは!」
店長は映像にかぶりついた。
そこには警備員が、唯のバッグにお菓子を入れるところが映っていた。
店長は慌てて立ち上がる。
店内に戻ると、近くにいた店員を捕まえて尋ねた。
「最近雇ったあの警備員は今どこにいる!?」
「あれ?」その店員はきょとんとした。
「店長に呼ばれた、って言って地下の事務所に降りていきましたけど。
会えなかったんですか?」
店長はその店員の言葉を聞き終える前に、事務所に向かって駆け出した。
店長はふと気づいた。
以前、巧妙な手口で万引きしていたグループがいたのを思い出したのだった。
そいつらは商品をバケツリレーのように渡して、
こっちの目を欺いていた。
「なるほど、そういうことか」
今までは唯が店内にいる映像しか見ていなかったが、
商品の受け渡しは店外で行われていたのかもしれない。
店長は、監視カメラの映像を店外のものに切り替えた。
警備員と唯が接触している。
「これは!」
店長は映像にかぶりついた。
そこには警備員が、唯のバッグにお菓子を入れるところが映っていた。
店長は慌てて立ち上がる。
店内に戻ると、近くにいた店員を捕まえて尋ねた。
「最近雇ったあの警備員は今どこにいる!?」
「あれ?」その店員はきょとんとした。
「店長に呼ばれた、って言って地下の事務所に降りていきましたけど。
会えなかったんですか?」
店長はその店員の言葉を聞き終える前に、事務所に向かって駆け出した。
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