元スレ京太郎「ゲイ・ストーリーってオモチャ達の映画にレズ・ライトイヤーってキャラ居たよな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
スレタイと特に関係ないSS書く
3 = 1 :
車に跳ねられて死んだ。
咲達の大会が終わって間もなく、俺こと須賀京太郎は車に跳ねられて死んだ。
何故かスモークをまんべんなく貼られてた怪しさMAXのハイエースに跳ねられ、その後ケイデンスのやたら上がってた自転車に跳ねられ、
花びらを撒き散らしながら空中でぐいんぐいん回転してたバイクに跳ねられ、横に『転生』と書かれたトラックに跳ねられ、飛び上がった所をオスプレイに跳ねられ、
馬場に落ちた所をハルウララに跳ねられ、海に落ちそうになった所をアギトでアンノウンなあかつき号とかいう船に跳ねられ、
空の上でシルバードと呼ばれてた何かに跳ねられ、その後も色んな物に跳ねられながら運ばれて最終的に東京タワーに串刺しになって死んだ。
天罰か? 何が悪かったのか?
毎週欠かさず金も払わずジャンプの立ち読み?
麻雀への向上心の無さ? 単純に運が悪かった?
そんな俺の耳元に、やたらと神々しいささやくような声が聞こえた。
聴くだけで盲信してしまいそうな神聖さ、振るえるような人間離れした魅力、しかしその内容は―――
「童貞が悪い」
京太郎「ふざけんな」
その時ようやく、俺はニーチェ大先生のお言葉の意味を知ったのだった。
4 = 1 :
そして次に目覚めた時、俺は赤ん坊だった。
5 :
予想外の関係の無さ
6 = 1 :
なんと、俺の生涯は全て赤ん坊だった俺が見ていた夢だったのだ!
フロイト先生解釈はよ! といった冗談は置いといて、俺は死んで生まれ変わったらしい。
東京も死んでないし俺は女神でもないのに転生とかしちゃって良いのかとも思うが運が良かったと思っておく。
しかも生前と同じ境遇でニューゲーム。
最初から短髪のルークみたいなもんだこりゃすげえ!
しかし麻雀は幼少期から始めてみたものの勝てない奴にはこりゃ勝てない。あ、才能無いっすね俺。
早々に諦めてこの後滅茶苦茶スターフォックスした。
そしてキング・クリムゾン。俺の人生も俺の人生なりに色々あったがカット。
あ? 村正の雷蝶先生の戦闘シーン? 知らん。
こうしてまた咲と同じ清澄高校に進学し、同じような道を辿り俺が死んだあの地点から再スタート……と、思っていた。
少なくとも俺は、それを疑っていなかった。
7 = 1 :
京太郎「ファッ!?」
15歳の誕生日の日、手元にあった本を読みながらペットのカピバラにふざけて「アバダ・ケダブラ」と叫んだ所。
_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
京太郎「し、死んでる……ざ、ザオリク!」
テンパった末の自動販売機の釣り銭の所でタイムマシンを探すかのような行動、しかし。
カピバラ「I'll Be Back.」
京太郎「良かっ……ん? あれ? え?」
京太郎「まるで意味が分からんぞ!」
8 = 1 :
その時は意味が分からず、俺はただ右往左往するだけだった。
しかし数ヶ月経って気付いたんだ。
俺は前世で死んだ時、15歳だった。
かつあの時誕生日を迎えて15歳になった。おそらく端数は切り捨て計算なんだろう。
そしてここがもっとも重要な所だが、俺はいまだに―――童貞だ。
ここまで言えば察しの良い奴は気付くだろう。
9 = 1 :
俺はその瞬間、童貞のままめでたく30歳となり―――『魔法使い』になったのだった。
10 :
そういう理論もあるのか・・・
11 :
転生ハーレムって小説家になろうかよ
12 = 1 :
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てって てって てーっ てって てっててーててて(ry (例のアレ)
13 :
なにがなんだかわからんぞー
14 :
たまげたSSだなあ…
15 = 1 :
大沼「ワシの名は大沼 秋一郎。地球は狙われている」
京太郎「はいはいおじいちゃん、寝言は老人ホームで言いましょうね」
大沼「黙って聞いてろクソ童貞。そして貴様は次に初対面でいきなりなんだうすらハゲと言う」
京太郎「初対面でいきなりなんだうすらハゲ……ハッ!?」
大沼「お前の力が必要だ。今この世界は滅びる危機に晒されている」
京太郎「え、なにそれこわい」
大沼「明後日、お前の学校近くのサイゼリヤに来い……真実を教えてやる」
京太郎「……大沼 秋一郎……一体何パウダーなんだ……?」
京太郎「つか俺今入学式終わったばっかなんだけど」
咲「京ちゃーん、そろそろ帰らなーい?」
京太郎「おう、今行くー!」
16 :
無性にワクワクしてきた
17 :
映画の序盤特有のワクワク感
18 = 1 :
京太郎「こんちわー」
大沼「……来たか。もう一人来るが、まあ先に話を始めてもよかろう」
京太郎「話っていうのは、一体……」
ピンポーン
大沼「すみません、ハンバーグとライスを」
京太郎「……」
大沼「どうした、何でも頼んでいいぞ」
京太郎「……じゃあ、ドリンクバーで」
オーダーウケタマワリマシター
京太郎「ええっと、で、話っていうのは」
大沼「そうだな……お前はもう気付いているんだろう? その『力』に」
京太郎「!」
大沼「その力に目覚めたのはお前だけではない……特に、女性はな」
19 = 13 :
シエンタ
20 = 1 :
大沼「少しドリンクバー取りに行ってくる」
ハンバーグトライストドリンクバーオマタセイタシマシター
大沼「複数のジュースを混ぜても文句を言われない事がドリンクバーの良いところだ……」
京太郎「女性? 力? 待ってくれ、順繰りに説明を」
大沼「きっかけが誰かは正確には分からん。だがグリセリンの結晶化の都市伝説にあるように、何かがきっかけになったのは確かだ」
大沼「それと同時に、世界中でお前と同じ現象が発生した」
ピンポーン
大沼「すみません、ミラノ風ドリアと薄切りパンチェッタのサラダを」
京太郎「俺と、同じ……? どういうことだ……?」
大沼「『同じ自分の前世=人生一回分以上を思い出した』ということだ」
京太郎「なん……だと……!?」
大沼「(む、ハンバーグは残っているのに気持ちライスが足らんな……)」
21 :
神父がメイド・イン・ヘブンでも使ったんですかね
22 = 1 :
大沼「前世とは言っても基本的には同一人物の似たような人生だ」
大沼「皆で人生強くてニューゲームを同時に開始、というのが正しい」
大沼「生まれたその瞬間からそれを自覚していたのはお前だけのようだが、数カ月前のお前の誕生日を皮切りに同類が何人も発見されている」
京太郎「え、ってことは俺のせい?」
大沼「ちょっと待ってろ、ドリンクバーに行ってくる」
大沼「コーラとメロンソーダのミックスの不思議な色合いはたまらんな。ワシはこれが一番だと思う」
京太郎「お、おう」
大沼「お前のせいとは限らんがまあ一因ではあるんじゃないか」
大沼「もしかしたら(社会的に)殺した責任取らないといけなくなるかもしれんな」
京太郎「推定無罪! 推定無罪だ!」
23 :
この爺さん食べるバランス間違ってガンガン注文しそうだな…
24 :
まさか両方スレタイに入れるとは
25 = 1 :
ミラノフウドリアトパンチェッタノサラダオマタセイタシマシター
大沼「奴らは『喪女の呪い』で魂を汚染されている」
京太郎「えっ そりゃソウルジェムも真っ青……いや真っ黒か」
大沼「前世で喪女だった者は、生まれ変わっても喪女力の残滓を魂に残してしまう」
大沼「生まれ変わっても喪女になりやすくなってしまうのだ」
大沼「そうしていく内に何度生まれ変わっても喪女の因果律から抜け出せなくなる悪循環……ミコン・スパイラル」
大沼「それが全人類規模で成されてしまえば、人類の女性は全員結婚できなくなり子も生まれなくなり、人類は滅亡するんだよ!」
京太郎「な、なんだってー!?」
大沼「ちょっとドリンクバー行って来る」
オサラオサゲイタシマスネー
大沼「オレンジジュースとカルピスソーダも中々……で、どこまで話したか」
京太郎「喪女の呪いと人類滅亡まで。つかここまで来て俺の出来る事がまだ見当たらないんだが」
大沼「安心しろ。ここでお前の出番だ、30歳童貞」
京太郎「公衆の面前でそれを口にするな!」
26 :
面白いと思って書いてるんだろうなコイツ
27 = 13 :
出
28 = 1 :
ピンポーン
大沼「すみません、エビと野菜のトマトクリームリゾットと牛挽肉のチーズカツレツとアラビアータを」
大沼「お前のその童貞力と魔法の力を信用して彼女らの一角を任せたい」
京太郎「ファッ!?」
大沼「童貞と処女。ぶつかり合えば神秘と価値の差で処女が勝つは必然」
大沼「しかし、30や40を超えた状態での神秘と価値の差ならば―――童貞と処女、あるいは拮抗するやもしれん」
京太郎「何言ってんだアンタ」
ピンポーン
大沼「すみません、真イカとアンチョビのピザとイカの墨入りスパゲティとライス単品を」
大沼「彼女らには浄化が必要なのだ。来世に持ち越さないための、魂の浄化が」
大沼「こびりついた喪女力を引っぺがすには一度は彼女らを打倒しなければならない」
大沼「それが出来る人間は、本当に数少ないのだ」
29 :
悪霊が云々で絹ちゃんを電気責めにしたりクロチャーに腹パンしまくって女として殺したのと同じ作者
30 = 21 :
ぱんつ脱いでいいんです?
32 = 1 :
京太郎「もし断ったら?」
大沼「人類が滅亡するぞ?」
京太郎「『知ったこっちゃねーよ』とか『他の人にお任せします』とか俺言えるし」
大沼「……そうだな。もしもお前が受けてくれないのなら」
大沼「明日以降、お前のアナルが一つ増えるかもしれん」
京太郎「謹んでお受けいたします」
大沼「よろしく頼む。素直に受けてくれるならワシもお前のアナルには手を出さないと誓おう」
京太郎「この世には神も仏も居ねえのか! 寝てんじゃねえよゲイのサディストのブッダ! あ、そもそも糞野郎だって俺知ってた!」
オサラオサゲイタシマスネー
大沼「結婚できない女性が来世も結婚できなくなる呪いの因果律、ミコンスパイラル」
大沼「頑張れ。お前が倒して魂が浄化できた女性は真っ当な人格に戻るのだ」
京太郎「それこれから先出てくる奴総じて真っ当じゃないってことだよなジジイ」
33 :
文章くどいな。どうせ女の子とHするだけなんだから回り道しないでとっととやれよ
34 = 21 :
菊門…
35 = 1 :
大沼「あいにくワシは明日から一大勢力との決戦でな。こっちには手を貸せん」
京太郎「ええ? 俺勝手とか何も分からないんだけど」
大沼「お前に任せるのは新興の小規模勢力の一つだから大丈夫……それに、助手も付ける」
大沼「そこそこ有能で、サポートに適していて、前世で喪女じゃない人物だ」
京太郎「(その条件だとホモが一番なんじゃねえの)」
戒能「割と本気で不本意というかノーセンキューな感じですけどね」
大沼「おお、来ていたか」
京太郎「(うわっ、俺でもテレビで見た事ある有名人来ちゃった)」
戒能「と、いうわけでもう帰りたいぐらいですが貴方のサポートです。童貞少年」
京太郎「言いふらしてんじゃねえぞクソジジィッ!」
大沼「ドリンクバーに」
京太郎「話がいちいちぶつ切りになるからそれもやめろ」
37 = 21 :
ノーウェイノーウェイ
38 = 1 :
大沼「ワシの懸念は、それ以外にもある」
京太郎「?」
戒能「すごく帰りたいです」
大沼「女性の総喪女化による人類の滅亡。しかしそれ以外にも不安要素があるのだ」
大沼「喪女化した女性達による二次災害……特に最近の強力な雀士には女性が多い」
大沼「更に言えば強い女性雀士には将来的な喪女率が高いという統計もある」
京太郎「誰だよその統計とったの」
大沼「中途半端に大きな被害を出してしまえば喪女への大規模なパッシング……つまり、中世ヨーロッパの再現」
大沼「喪女狩りの時代の幕開けだ」
京太郎「やだなぁそんな世界」
39 = 21 :
ひゃっはー!
40 = 13 :
童貞は狩られないようでなにより
41 = 23 :
アラフォー
42 :
分かったからはよアラフォーどもを犯せや
43 = 1 :
大沼「まあ単に世間のオタに対する風当たりの強さが少し形を変えるだけだが……確率は高い」
京太郎「……分かったよ。危険性はよーく分かった」
京太郎「で、俺は何すりゃいいんだ?」
大沼「お前に対処して欲しいのは秘密結社BF(ブタのヒヅメ)団の幹部十傑集とそのボスを処理してもらいたい」
京太郎「なんか多方面に土下座しないといけなさそうな組織だな」
大沼「十傑集とは言っても二人しか居ないがな」
京太郎「オイ おい oi」
大沼「受験で言う定員割れだろう。来年度以降に期待してるんだろうな、はっはっは」
京太郎「笑い話にもならねーよ」
戒能「家に帰りたい」
大沼「幹部のコードネームは『暗黒卿』と『モジョジョ』だ。この二人が幹部で、残りはボスと戦闘員のみ」
京太郎「なんかラクそうに感じてきたな」
大沼「そうでもないぞ、こいつを目に付けてみろ」
京太郎「? モノクル……スカウター?」
44 :
童貞には狩られる価値もないのさ。
45 = 1 :
大沼「これはワシが岩手のとある高校の更衣室を漁って拝借してきたモノクルを改造したものだが」
京太郎「おまわりさんこっちです」
戒能「ね、ね、少年。帰りましょう。貴方が諦めればおーるおっけーです」
京太郎「すみません、少し大人しくしててくださいね」
大沼「あそこに小鍛治健夜が歩いておるじゃろう?」
京太郎「え、ええ、まあ」
大沼「これを目につけて彼女を見るがいい」
京太郎「ほいほい」
大沼「これは喪女力を測るスカウターで―――」
ボゴン
「ぐああああああああッ!!目がッ!目がァッ!!ガラスの破片が目にィッ!!瞼の裏に小さいのが一杯入ってでっかいのは瞼貫通したり黒目刺さったり白目刺さったり血が流れて視界が真っ赤で痛い痛い痛い痛いアダダダッダダダッ!!!!!」
大沼「―――過剰な喪女力を感知すると爆発する」
46 = 21 :
すこやん可愛いだろ!
いい加減にしろ!!
47 = 13 :
ですよねー
48 :
49 = 1 :
大沼「回復魔法が使えるお前なら大事にはならんだろう」
京太郎「それはピンセで破片を一つ一つ取り除いてくれた戒能さんなら言ってもいいけど間違ってもお前が言っていいセリフじゃない……!」
戒能「これだけ痛々しい応急処置をしたのは生まれて初めてです」
京太郎「その優しさに惚れました。結婚して下さい」
戒能「おとといきやがれです」
大沼「分かるか? あのレベルの喪女にもなるともうお前には任せられない」
大沼「それに油断してどうこうできる相手をあてがった覚えはないぞ」
京太郎「それならそうと口で言えよ、明らかに過剰な教訓だろこれ」
大沼「目から鱗が落ちたじゃないか」
京太郎「俺の目から落ちたのはガラスだ! 文字通り痛い目にあったんだよ俺は!」
大沼「そんなに目の色変えて突っかかるなって」
戒能「目の色が変わってるのは流血のせいというか、彼の目は今口よりも多くの事を語ってますよ」
大沼「はっはっは、目も当てられんな」
京太郎「(コイツ絶対その内目にもの言わせてやる)」
50 = 1 :
大沼「ほら予備だ。もう一度付けてみろ」
京太郎「天丼とか笑えねえから、二つの意味で。俺の目がフフ怖いか軽巡状態になったらどうすんだ」
大沼「そうそう野生の小鍛治健夜がその辺をうろついてるわけがあるか。これは本来の用途に使う」
京太郎「? 本来の用途って―――」
「……見つけた」
大沼「来たな」
京太郎「誰だ」
「私だ」
大沼「お前だったのか」
京太郎「暇を持て余してんなら他所でやれ」
戒能「帰りたい」
大沼「奴は刺客だ。どうやら嗅ぎつけられたようだな」
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