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    元スレ穂乃果「女の子同士の恋愛とか無いよねー」 海未・ことり「っ!?」

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    101 = 27 :

    アカソ

    102 = 1 :

    「ほのか……穂乃果ああああ!!!」

    穂乃果「うわわっ!」

    思わず尻もちをついてしまった


    びっ、びっくりしたー、もう


    穂乃果「なーんだ、聞いてたのバレてたのかー、あははー、ならそう言って」 ガラッ



    その扉を開けたことを私の脳は瞬時に後悔した

    アフターフェスティバル

    103 = 1 :

    海未「ぁあああ……え?」

    ことり「うそ、ほのかちゃ……」


    扉を開けた先には四つん這いになった海未ちゃんの

    えっと、なんか、気持ちよさそうな顔があった


    穂乃果「……よ、…………」


    ドサッと何かが落ちる音がした

    たぶんそれは私が落としたケーキの箱

    でも今、私はそれを考える余裕も



    穂乃果「あ……!え……?え!?」

    104 = 86 :

    あああああああああああああああ

    105 = 1 :

    海未「ほ、穂乃果!これは!」


    穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんが裸で……」

    ことり「穂乃果ちゃん、あのねっ、これはっ」


    穂乃果「う、海未ちゃんが四つん這いで、そ、その後ろにことりちゃんが……ことりちゃんの股間からへ、変なのが……」

    海未「穂乃果……えっと!その!一端落ち着いて」


    穂乃果「海未ちゃんのあそこに……わ、わ、わ」



    穂乃果「な、なんか、ごめん!!!!」

    とりあえず謝ってダッシュで逃げることにした

    海未「ま、待ってください!!」ガシッ

    逃げられなかった

    106 = 1 :

    穂乃果「ひぃいいいいいい!逃げさせてえええええ!!!」

    海未「これには訳が!そう訳があってですね!」

    穂乃果「うひぃ!海未ちゃんの手なんかすごいぬるっとする!ぬるっとする!」

    海未「いやこれはことりのロー」

    ことり「ねぇ穂乃果ちゃん!ほんとにね、本当に違うくて!」

    穂乃果「いやぁあああああ!!ことりちゃんが何かブラブラさせてるうううううううう!!」

    ことり「あ、ごめん!これ抜くから!怖がらないで」

    穂乃果「え!なにそれ抜けるの!?てかどうしてたの!?部屋もすごい変な匂いするし!?ワケワカンナイ!!」

    107 = 1 :

    ひと通り吐き出したら、もう喋る気力も無くなった


    穂乃果「はぁ……はぁ……ぜぇ……」

    海未「穂乃果、そのですね……」

    穂乃果「わ、分かった!」

    ことり「ええと……何が?」

    穂乃果「一晩!一晩だけ考えさせて!」

    海未「一晩……?」

    穂乃果「きっと、2人の関係……受け入れてみせるから!!じゃ、私はこれで!!シュバッ!!」

    海未「いや……ちょ……!ちょっ!!」


    それだけ残すと、私は脱兎のごとく逃げ出した

    後ろで誤解ですーみたいな叫び声と、もう帰るのーみたいなのんきな声が聞こえたけど気にしない

    ああもう、まさか2人がそんな関係だったなんて

    大丈夫!私はきっと受け入れるから!

    ――――――――――――――――――――

    108 = 7 :

    「ワケワカ……ワ……」

    「イミワカンナイ!!」

    109 = 3 :

    さぁどうなる

    110 = 1 :

    寝覚めは最悪だった

    何度も何度も、扉を開けた瞬間の穂乃果の顔が夢でプレイバックする

    自分の呆けた顔を真正面からみられた瞬間を


    海未「はぁ……今日が月曜でなければ良かったのに」


    たぶん私にしては珍しく、そう思った


    『chapter7 一夜明けて』


    いつもの場所に穂乃果はいなかった

    海未「まぁ、当たり前ですよね」

    ことり「おっはよー、海未ちゃん」

    海未「おはようございます、ずいぶんと陽気ですね」

    111 :

    海未ちゃん…

    112 = 1 :

    ことり「そういう海未ちゃんはずいぶんと暗い顔してるね」

    海未「精神的にも肉体的にも疲れてますからね」

    ことり「うん、またいたいね!」

    海未「もう少しオブラートに包みなさい、ていっ」

    ことり「あいったー!」


    私の気分とは裏腹にことりは気にしてない様子で

    ある意味助かった


    海未「それにしても……誤解、されたままなんでしょうね」

    ことり「あながち誤解じゃないってところもややこしいよねー」

    海未「まぁ言い訳はできないでしょうけど」

    ことり「ヤッちゃったのは事実だしねー」

    海未「なんかことり、受け入れる方向性に持っていこうとしてません?」

    ことり「私は暗く落ち込んでても仕方ないかなーってだけだよ」

    113 = 1 :

    結局学校に着くまで穂乃果とは出会わなかった

    ことりの宿題を確認しつつ、いつ来るのかと待っていたら


    穂乃果「おーい!海未ちゃーん!ことりちゃーん!」ブンブン

    海未「文字通り大手を振ってバカが来ましたよ」

    ことり「絶対何か余計なこと考えてる笑みだよ」

    穂乃果「よっこらっしょっと、むふふー」

    海未「おはようございます、穂乃果」

    ことり「おはよー穂乃果ちゃん」

    穂乃果「おはよーおはよー2人共、それでね……私昨日の夜考えたんだけど」

    海未「はい……」

    ことり「なにか慈愛に満ちた目をしてるね」

    114 :

    さるさぬ

    115 :

    ことりちゃんが海未ちゃんの膜破るのに使ったのはペニバン?双頭?

    116 = 1 :

    穂乃果「いやー色々調べたりして分かったんだけど、この世にはそういう愛の形もあるんだね」

    海未「あのですね……穂乃果、そもそもそれは誤解で……」


    穂乃果「だから私決めた!私は2人のこと応援するよ!!」

    海未「……はぁ、ってはぁ!?」

    穂乃果「色々障害は多いと思うけど、愛し合ってる2人を応援しないほど私は冷たい女じゃないよ!だって友達じゃない!」

    ことり「あのね穂乃果ちゃん、別にそういう」

    穂乃果「でも校内ではなるべくいちゃつかないことね!まー気持ちは分かる、分かるけどさ、そこは節度を守って」

    海未「もしもーし、聞いてますかー、穂乃果ー」

    穂乃果「もちろん私が見てる時はフォローするよ、でもやっぱり偏見はあるからさぁ」

    ことり「これは聞いてないね、うん」

    117 = 114 :

    くらいすぎ

    118 = 114 :

    119 :

    穂乃果もレズになっちゃえばいいんだよ

    120 :

    すいません、連投引っかかりすぎなのでスマホのほうから投下します

    121 = 120 :

    穂乃果「あと秘密は大丈夫、私は口が固いからね!絶対に バラさないよ!」

    海未「まぁ、それはこちらとしてもありがたいですけど」

    クラスメイト「おはよー、あ!ことりちゃんと園田さんっ て付き合ってるんだってー?」

    海未「さっそくバレてるじゃないですか!!あなたの口は ガバガバですか!!」

    穂乃果「あっれー?おかしいなー、昨日ちょっと電話で相 談しただけなのに」

    海未「そこです!原因そこ!」

    クラスメイト「え!?ガバガバ!?うっそー!そこまで進 んでるの!?」

    海未「そっちもうるさい!違いますから!」

    ことり「そうだよ!海未ちゃんのはキツキツだよ!」

    海未「どっちの味方ですかあなたは!!」

    ことり「ひゃうっ!!」

    クラスメイト「え、SMプレイ!?」

    海未「もう黙って!!!」

    123 = 41 :

    ことりちゅんこの状況を全力で楽しんでますね

    124 = 120 :

    海未「はぁ……はぁ……」

    穂乃果「海未ちゃん落ち着いて、そんなに騒ぐと話が広ま っちゃうよ?」

    海未「だーれーのーせーいーだと思ってるんですか」

    穂乃果「まあまあ、少なくともこのクラス意外には知られ てないんだし、ねぇ?」

    クラスメイト「そうだぞみんな!このことはクラスだけの 秘密な!」

    クラスメイト「おーう!任せといて!!」

    クラスメイト「うちらの絆は最強だからね!!」

    穂乃果「ほら、ね?」


    海未「文化祭みたいなノリなのが気になりますが、まあこ こでとどめてくれるのなら」

    ガラッ!!!

    花陽「海未ちゃんとことりちゃんがラブラブって本当なん ですか!?」

    「SNSで回って来たにゃー!!」

    海未「クラスの絆どこいった!!!裏切り者はどいつだ! !!!」

    穂乃果「海未ちゃん口調まで変わってるから!!落ち着こ !落ち着こ!」

    125 = 120 :

    まあそんなこんなで収束するわけもなく

    しばらくの間、私とことりは校内初の百合ップルという好奇な視線を向けられることに 

    はぁ……なんでこんなことに……

    まぁそれでも


    1年「きゃー!海未先輩!!応援してます!!」

    海未「あ、ありがとう?」


    みんなが優しいのは、良いことなのかもしれない

    ――――――――――――――――――――

    126 = 1 :

    てす

    127 = 1 :

    『lastchapter これからの季節』


    海未「ことり……まだ残ってたんですか」


    放課後、先生に頼まれたプリントを持って教室に来るとことりが1人残っていた


    ことり「なんかね、明日使うプリントを整理して欲しいんだって、運んでくる人が来るからって……」

    海未「あー、そういう」

    ことり「ことだね……」


    あの暴露事件からしばらくが過ぎ、少しは沈静化してきたのだが

    未だにこういう妙な気の使われ方をすることがあった


    海未「優しいってのも考えものですね」

    ことり「そうだねー」

    129 = 1 :

    海未「というか単に仕事を楽したいだけですよ、私たちは委員でも無いのに」

    ことり「でも量はそんなに無いんでしょ?」

    海未「2人でやれば10分もかからないと思いますよ、うわーこれ完全に変な手間ですよ、先生自分でまとめてやったほうが早いでしょう」

    ことり「本当に気を使われちゃってるんだね、なんかお母さんも妙なこと言ってたし」


    海未「え、嫌ですよ……ことりの親にまで弁明しに行きたくないですからね」

    ことり「先に手を出したのは海未ちゃんなのに?」

    海未「それは謝りますけど……もう、ほら作業始める」

    ことり「はーい」

    130 = 1 :

    しばらく無言でプリントの整理をする

    窓の外は、あの日と同じ夕暮れだった

    あの日以来ことりとは本当に何もない

    学校で一緒にいるとからかわれるぐらいで

    当の私たちの関係は、あの日のまま止まっていた



    海未「これで終わりですね」トントン

    ことり「夏……だね」

    海未「え?」


    ことりはいつの間にか、窓の枠に腰掛けていた

    132 = 1 :

    ことり「これから、夏本番だねってこと、季節も忘れちゃったの?」

    海未「ああ、そうですね、少し考え事をしてて」

    振り向かず背中越しにことりの声を聞く


    ことり「夏もアイドル活動はやるんだろうね」

    海未「ええ、そうでしょうね」

    ことり「みんなで海とか行きたいなー」

    海未「ええ、そうでしょうね」

    ことり「可愛い水着とか買ってさ」

    海未「ええ、そうでしょうね」

    ことり「海未ちゃんはさ……」

    海未「ええ……」


    ことり「私のこと、どう思ってるの?」

    133 = 7 :

    これはにこまきとりんぱなも安心して暮らせそうですね

    134 = 1 :

    振り向いた拍子に、髪がふわっと広がる

    開けっ放しの窓から、熱気を含んだ風が入ってきた

    夏の、新しい季節の匂いを乗せて

    1つが終わるということは、1つが始まるということ


    海未「私は……」


    私は、なんと答えればいいのか

    数秒、戸惑い


    海未「私は……、私は……!こと」

    ことり「はーい、ストップー!」


    言いかけた唇を指で塞がれた

    135 = 45 :

    最初の関係を折るほどのきっかけがわかんないわ

    136 = 1 :

    ことり「別に海未ちゃんを困らせたいわけじや無かったんだ、ごめんね」

    海未「ことり……」

    ことり「そんな真面目な顔されたらこっちが困っちゃうよ」

    海未「……でもっ」

    ことり「今すぐ結論を出す必要は無いと思う、だって私たちにはこれからいっぱい時間があるんだから」

    海未「忙しいでしょうけどね」

    ことり「うん、その中でね、いっぱい悩むことがあると思うんだ」

    ことり「勉強のこと、部活のこと、そして……進路のこととか」

    海未「はい」


    ことり「そういう時、悩んで苦しい時、私は……」


    ことり「私は、海未ちゃんにそばにいて欲しい」

    137 = 1 :

    海未「…………!」

    ことり「ダメな私を、支えて欲しい」

    ことり「これがその……私からの、えと……未来希望?なんかはっずいねー、あはは」



    海未「私も……!」


    目はそらさない、今度は真っ直ぐ見据える

    この気持ちに嘘偽りは無い


    海未「私も、そうあれたらいいと思います」

    海未「こんな私で役に立てるかは分かりません、でもことりがそう言うのであれば」

    海未「私は、どんな形でも、あなたの傍に居続けたいと願います」

    138 = 115 :

    139 = 1 :

    ことり「…………はわっ!」 

    ことり「はわわわわわわわわわわわ!!!!」


    あれ?様子がおかしい


    海未「あ、あれ?ええと、私何か余計なこと言って」

    ことり「嬉しい!嬉しいよ海未ちゃん!」

    海未「へ……?ま、まぁ喜んでいただけたなら何よりです」

    ことり「うん、本当に……嬉しいよっ!」


    ことりが胸に飛び込んでくる


    海未「こ、ことり!?くっつきすぎです」

    ことり「ごめん、あと30秒だけ……こうさせて」

    142 :

    143 :

    146 = 141 :

    まきちゃん

    147 = 1 :

    ことり「……変だよね」

    海未「はい、変です」

    ことり「本当、変な関係になっちゃった」

    海未「変な関係だからこそ、急にどうこうする必要はないのです」


    ことり「そうかもね……すー、はー、すー、はー」

    海未「ちょっとことり……?」

    ことり「すーはー、すーはー、パワー補給~!」


    本当に30秒きっかりで、ことりは顔をあげる


    ことり「う~、よし!元気でた!ありがと海未ちゃん!もう大丈夫!」


    笑ったことりは清々しい顔をしていた

    きっと青春が、聞こえた

    149 = 142 :

    泣いた

    150 :

    ぼくにも青春が聞こえました


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